Progress Report 2 『OAV三穴拷貫~今夜はハードコア?』



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 第3章『黄金と蟲だけは絶対嫌なの!』

 今回の各章タイトルは、記号も含めて13文字に統一しました。ビックラメーション記号の数で調整なんて姑息な手段も。
 それはともかく。黄金とかバルーンカテーテルとか、規制単語のオンパレードですので、この部分の紹介は割愛。
 この二つの責めを赦してやるかわりにと、狂言回し途中まで助演男優最後はNTR(未定)の男が『極刑』を提案します。
 20世紀中にネットでイラストを観て、『未性熟処女の強制足入れ婚』で使った『極刑』の再現です。小説の人物にとっては再現でも、作者的には「使いまわし」ともいいます。
 それをいえば、2019年6月公開予定の『ドンキーガール』のビデオを作中サディストが鑑賞しているシーンもあります。
 極刑のロウソクが短くなるまで、ずっとヒロインにモノローグさせるわけにもいかず、かといって
 「――十五分後。」なんてのも味気ないし。別シーンを挿入しておけば、厳密に何分後と書く必要もありません。
 これは、まあ「わたしにとっては何十分にも思えたけど、実際にはずっと短かったのかもしれない」なんて逃げる手もありますが。
 ともかく、初稿をご紹介しましょう。


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 もう薄暗くなっているのに、ぽつんぽつんと見えているほかの家には、窓に明かりが見えない。バブルがはじけたゴーストタウン? それとも、梅雨でオフシーズンだから?
 バルコニーの下にある水道のホースで全身に水を浴びせられた。わたしは自分から水流に頭を突っ込んで、髪も洗った。あの蟲が残ってるんじゃないかと、こわごわと指で探ってたしかめた。
 身体をわざと乱暴に黒部さんが拭いてくれた。
「そういうなぶり方もあるんだろうが、わしにはいちゃついているようにしか見えんな」
 覆面男の感想なんか、わたしの知ったことじゃない。黒部さんも同意見だったらいいんだけど。
 連れ戻されて。広いリビングルームのまん中で屋根のてっぺんを支えている太い柱を背中に抱く形に、あぐら座りにされて、わたしは縛りつけられた。こういう目的の為に、不自然な間取りにしたんだろう。
 黒部さんは外に出てたときに、車から大きなバッグを持ってきてた。それを開けて取り出したのは――まっ赤な太いロウソク。こないだのより太い。白いのはあまり熱くなくてメタリックのは激熱だったけど、赤はどうなんだろ。
 覆面男が後ろからわたしのお尻をすこし持ち上げて、開いた教科書を二冊並べたくらいの分厚い板が敷かれた。太い釘が、ラビアを押し広げたまん中へ(もちろん板に)打ち付けられた。そこにロウソクが立てられる。
 ちょ、ちょっと! まさか、このまま火を点けるなんて無茶をするつもりじゃ……。
 なかった。このまま(ヽヽヽヽ)じゃなかった。ラビアを引っ張って伸ばして、ロウソクを左右から包み込むようにして……床に射ちつけられたのと同じ太い釘が、水平にラビアに押しつけられた。
 黒部さんの意図はわかった(つもり)けど、あえて抗議も哀願もしなかった。黄金とか蟲よりは、性器を火あぶりにされるほうが、まだ我慢できる(かもしれない)。
 こないだの撮影で女医さんが待機していたように、黒部さんは安全をちゃんと考えてくれていると信用……したい。
 反対側のラビアにカマボコ板みたいのがあてがわれて。黒部さんが金槌を構えて。
 ゴッ……!
「ぎゃわ゙あああああああっ……」
 ブツッと、釘が突き刺さるの衝撃と激痛が脳天まで突き抜けて、目の前で星が飛び交った。
 ゴツッ……!
「ぎいいいい……」
 あまり痛くなかった。でも、釘がずくずくっとラビアを押し通ったのがわかった。
 釘の先が反対側へ突き抜けて。そこからは、釘の頭がラビアに密着するまで手で押し込まれた。
 痛みは続いてるけど、恐怖のほうが、ずっと大きい。
 黒部さんがライターでロウソクに火を点けた。気化したロウの臭いが鼻をつく。
 今は、むしろ煙が目に沁みるだけでしかないけれど。
「いい加減なところで火を消してもらえるとでも思っているんだろうな?」
 黒部さんが、ズバリとわたしの恐怖の根源を言い当てた。
 もしも最後まで消してくれなかったら――ロウ責めじゃなくローストになっちゃう。なんて、うまいこと言ってる場合じゃない。
「……消して、いただけますよね?」
 救いを求める想いで、あたしは黒部さんの目を見詰めた。
 黒部さんも、じっとわたしの目をのぞき込んでる。そして、わたしの信頼を木っ端微塵に打ち砕く言葉を発した。
「甘えるな。自然に燃え尽きるまで、消すわけがなかろう」
 唇がわなないた。そして、絶叫の形に開いた瞬間に縄でサルグツワをかまされた。
「んみゃああああああっ……!」
 サカリのついた猫の泣き声みたいになった。
「おえがいでうかあ、いどいこおおはいないえくああい……」
 完全に口をふさがれたわけじゃないから、声は出せる。だけど……ロウソクの炎は吹き消せない。
 黒部んさんも覆面男も部屋の隅へ引き上げて、わたしのことはほったらかしにして、大きなモニターに映るSMビデオを鑑賞し始めた。
 わたしの位置からもよく見える。女優(だか犠牲者だか)は、外人ばかりが何人も。全裸にボディハーネスを着けて、男の人を乗せた二輪馬車を曳いてる。ポニーガールってジャンルだ。
 六人(六頭?)が足並みをそろえてパレードしたり、二組に分かれてスラロームですれ違ったり。わたしのビデオに比べたら、すごく健全で健康的だ。わたしとあまり違わない年齢の人もいるみたいだけど、おおむね合法かな。
 あら。日本人も登場した。すっごい、オバサン。軽快な二輪車じゃなくて、荷物をいっぱい積んだリヤカーを曳いてる――んだけど、なんかおかしい。
と思ったら。リヤカーから突き出た曳棒が股間を通ってる。曳棒と(かなり肥満した)腰をつなぐ手綱がたるんでる。ということは、あの曳棒を股間で引っ張ってる?
 別にずっとビデオを見てたわけじゃないけど。うつむいたら顔が炎に炙られるし煙が目に沁みるし。二人(とくに黒部さん)が、もしかすると慈悲を掛けてくれないかなと――こっちを見たときに、わたしがそっぽを向いてるよりは、いい結果につながるかもしれない。
 ビデオの場面が変わった。わたしの推測どおりだった。曳棒からは巨大なディルドが二本上向きに突き出ていた。あれで、何百キログラムもありそうなリヤカーを、しかも舗装されていないデコボコ道を曳いていたんだ。
 上には上があるもんだなあと、自分の立場も忘れて感心しちゃった。
「あうっ……!」
 いよいよロウソクが溶けて、ラビアの上にしたたった。こないだほども熱くない――今日は、ラビアが傷ついていないせいだろう。プラチェーンでさんざん叩かれた後は、肌が裂けてなくても内出血はしてたから。
 だけど、このロウソク。内側にくぼんで燃えてる。このまま燃えてってくれたら……やっぱり、駄目かな。いずれは、ロウソクが短くなって、ラビアの内側を焦がす。いや、焼く。
 覆面男が、小淫唇の整形とか言ってたっけ。火傷した部分を手術で切り取ってしまうのかな。わたしとしても、具のはみ出し方が多いかなとは思ってるけど――焼き切って美容整形なんてプラス思考はさすがにできない。
「あういっ……ううううう」
 ロウが間断なくしたたり落ち始めた。ラビアが赤いロウに埋まってく。
 数分もすると、固まったロウが、また炎に溶かされだした。溶けて、流れ落ちて、そこに新しい熱いロウが落ちてくる。
 そうだ!
 わたしは炎が真上から見える位置まで首を差し伸べて、できるだけ口の中に唾を溜めようとした。うまく炎の真上に落ちれば、消えてくれるかも。
 わざと消したと言われて、火を点け直されるかもしれないけど、やってみる価値はある。
 熱いので目をつむって。
「うううう、ううううう……」
 股間が焼けるよう(じゃなくて、実際に焼けてる!)。
「うううううううううう……」
 駄目だ。縄のサルグツワに唾が吸収される。
「ゔゔゔゔゔゔゔゔっ……!」
 縄から唾がしたたり始めた。でも、ほんとに雀の涙ってやつだ。燃えてる部分にうまくおちても、チュンッて小さな音を立てて蒸発してしまう。
 ロウの臭いに、タンパク質の焦げる悪臭が混じり始めた。
 炎の根元は、ちょうどクリトリスの真横まで来ている。
 熱の刺激のせいで、クリトリスがすこし勃起して、剥けた先っが上から見える。クリトリスが焼けてしまう!
「ぐむ゙む゙む゙む゙む゙―――っ!!」
 激熱に耐えられなくて、腰を揺すった。ロウがあちこちにたくさん流れ落ちて、炎で溶かされて……熱い!
 もう、火傷のレベルじゃない。性器全体が焼かれて、使い物にならなくなる。
「おえ゙あ゙いえ゙ゔ……!」
 なんとか二人に振り向いてもらおうとして、大声で叫んだ。
 いたいけな少女に自分たちの手で、こんな残酷な仕打ちをして、知らん顔でビデオを観てるはずがない。知らんぷりをしてるだけだ。必死で訴えれば、かならず振り向いてくれる。情けをかけてくれる。そう信じたい。
「お゙おゆゔいえ! あ゙ゔえ゙えええ!!」
 振り向いてくれた!
 でも……淫残に笑ってる! 悪魔だ!
「ゔあ゙あああああああああっっっ……!!」
 それまではすこしずつ流れていた涙が、滝のようにあふれてきて、わたしは恐怖と絶望のどん底に……あれ?
 えええええっ!?
 奇跡だ! ロウソクが消えてる!!
 助かった。ラビアは内側が赤黒くなってるけど、一部は焦げてるんだろうけど、焼けてなくなってはいなかった。
 安心と激痛とで――目の前が、すうっと暗くなっていった。

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 この責めのイメージイラストです。
SM(イラスト)蝋燭をラビアで包んでピン留め



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