Progress Report 3 『OAV三穴拷貫~今夜はハードコア?』


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第4章『快感責めで膣アクメ(^^)』顔文字を含めて13字です。

 第2章の責めは「趣向を凝らし」ていたので、ごくオーソドックスな調教部屋でのハードプレイもこの章の後半に追加します。
 前半の膣逝き(正確にはクリトリスとの合わせ技)を一挙公開。


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 前の晩に除毛フォームを二本使って全身ツルツル(直後はカサカサ)にして、当日は新品でセットの純白ブラショーツで、コーデは迷ったけど、青のサマ―ニットとタータンチェックの膝丈スカート。性感開発される乙女(自虐的に笑っちゃう)なんだから、地味目がいいよね。なんて、しっかりカメラ映りを考えてたりする。
 まあ……『廃倉庫の十四歳:天然マゾ処女へのリンチ調教』とか『廃倉庫の十四歳:三角コーンで破瓜スクワットそして三穴へ』とか『廃倉庫の十四歳:初めての鞭と初めての木馬』とかを観てる人たちが買ってくれるんだから、むしろ痛いだけかな。
 だけど、黒部さんは褒めてくれた――のかな?
「なかなかに初々しいな。初縄で酔って木馬で濡らす淫乱マゾっ娘には、とても見えない」
 こういうのって、リアクションに困る。待ち受ける苛酷な被虐におののいて、がくがく震えてるのが(なのに、ショーツが濡れちゃうけど)性に合ってる。服従とか哀願(まれに、おねだり)の言葉以外は口にしたくない。
 相変わらず銀ガムネクタイの手下さんも、まったくしゃべらない。ロケ現場までの一時間、ぽつりぽつりだけど、黒部さんの話が続いた。
 黒部家の極刑というのを最初に受けたのは、黒部さんの奥さんで。結婚前のことだったそうだ。お誕生パーティーの席で、クロベ・ファイナンスのスポンサーみたいな貴賓から、わたしと同じようなことを強要されて、どうしても口に入れられなくて――芯が途中で切れてたりしない細めのロウソクを使ったので、わたしよりひどい火傷になったとか。
 黒部さんのお父様は極度のロリコンで、今はアリサというフィリピン人ハーフを五人目の妻にしてるとか。アリサさんはパスポートでは二十二歳になってるけど、現地には十五歳の『妹』さんがいるそうだ。結婚したのは三年前だそうだから……
「十五から三を引いたりするなよ」
 黒部さんに釘を刺された。
 だけど、黒部さんもお父様のことを言えないと思う。桃子さんを黒部家に住み込ませたのは十四歳のときだし、現に今も、わたしに枕営業をさせてるし自分も手をつけてるし。
 ロケ現場は、県庁所在市の郊外に建つ豪邸――黒部さんの家だった。LDKよりも広い調教部屋が完備してるんだそうだ。
 出迎えてくれたのは、三人の女性というかマゾ雌奴隷たち。それぞれに趣向や目的の異なるボンデージハーネス(だけ!)を身にまとっている。
 美熟女といっては、まだ失礼にあたるスリム(でもDカップはありそう)な女性は、股間の革バンドがY字形になっていて性器が剥き出し。大きな宝石をあしらったピアスがクリトリスを貫通していて、ラビアには大きな南京錠で閉ざされている。乳首は、これもピアスというべきなんだろうか、真珠が埋め込まれてる。両手は自由なまま。
 白人(ハーフ)の年齢って、日本人には判別しにくいけど、それでもパスポートの年齢には見えないお姉さんは、太い革ベルトがクレバスにもぐり込んでる。両手を後ろにまわしてるのは、拘束されてるんだろう。
 黒部さんには事前に聞かされてなかった三人目は、二人の中間くらいの年齢かな。ぽっちゃり系なんだけど、コルセットでウエストを蜂の胴みたいにくびられてる。股間にはディルドだかバイブだかが突き刺さってる。実はバネ仕掛けのU字形になってて、反対側はアヌスに挿入されてて、お腹の中で膣壁と腸壁とが圧迫されてるんだと、あとで黒部さんが教えてくれた。彼女は、三人の中ではただひとり、みずから望んで、スーパーのレジ係よりも安い時給(ただし、文字通りに一日二十四時間の拘束で休日無しだから月給では五十万円くらい?)で住み込みの下女してるんだそうだ。三か月ごとの契約を六回も更新してる。この人は、肘から上をハーネスで縛られてる。
 あ、ハーネスはそれぞれに異なってるけど、三人にはマゾ女性(というより、黒部さん父子の趣味?)ならではの共通点がある。全員がパイパン。桃子さんだけは下腹部に『SLAVE』の文字が刻まれてるけど。
 三人のエロチックでSMチックな裸体を前にして、わたしだけが服を着てるのが、なんだか不自然で恥ずかしく思えてきた。脱いじゃえば四人そろってパイパンで、それなりに統一感が出るんだけど。命令もされないのに自分から裸になるなんて、マゾっ娘(じゃなくても!)にあるまじき不行儀だよね。
「これが、その娘か」
 奥から黒部さんに負けないくらいがっしりした男が姿を現わした。黒部さんの話だとお父様は六十五歳になるそうだけど、初老ではなくまだまだ助平パワー全開の中年オヤジにしか見えない。
「あ、初めまして」
 いちおう、ぺこんとお辞儀しといた。
「ふむ……ビデオができたら、見せてもらうとしよう」
 お父様は、すぐに引っ込んだ。のに、黒部さんもついてく。
「あの……?」
 後ろから肩をつかまれて、もうちょっとで悲鳴をあげるところだった。
「今日の調教役は僕だ」
 銀ガムネクタイの手下さんだった。この人、まだ二十代かな。状況によっては、恋愛対象になるかもしれない。もちろん、状況じゃないけど。
「それと、わたしがアドバイザーね」
 桃子さんが、わたしの前に立った。
 前後からサンドイッチにされて、広い廊下をまっすぐに進んで、奥の突き当りを右へ曲がると、真っ黒なドアがあった。
 桃子さんがドアを開ける。
「…………!」
 広い部屋の中には、こないだの無名だけど有名な監督さんとカメラマンのひとりとが待っていたけど、私の視線は二人をスルーして、部屋のあちこちを忙しく動き回った。
 三角木馬に磔台に往生柱(受験勉強の合間を盗んで、そんなのも覚えた)に水責め水槽に、四隅の柱に拘束具とかが鎖でつながってるベッドもあった。
 廃倉庫なんか使わず、ここで撮影すればよかったのに。あ、でも新鮮味がないのかな。
 背中を押されて部屋に脚を踏み入れると、銀ガムさんが前に回り込んだ。無言でサマーニットの襟をつかんで引き伸ばして、大きなハサミで切り込みを入れてから。両手でブチチチチチッと引き裂いた。
 なにをされるかわかって、おとなしくしてたので、悲鳴をあげるタイミングをのがしちゃった。
 スカートもホックを引き千切られて、足元に落とされた。
 それから、銀ガムさんはまた後ろへまわって、わりとやさしく、わたしをベッドに突き飛ばした。
 わたしも、逆らわずに倒れ込む。
 銀ガムさんがおおいかぶさるようにして、わたしの手首をつかんで上に引き上げ、ベッドの柱につながれた幅の広い革枷を手首に巻きつけた。片手ずつだし、脚は自由に動かせたから、その気になればうんと抵抗できた。その気はなかったし、あったとしても逆らったら殴られるかもしれないので、おとなしくしてた。
 さっきは言葉責めが苦手だと思ったけど、こういうときはひと言かふた言くらいは脅してほしい。なんて考えてるうちに、両足首をひとまとめにして革枷を着けられた。
 革枷の鎖が短くされて、わたしはベッドの上にY字形に張り付けられた。これって挿入しにくいんじゃないかなと、余計な心配をしちゃう。
 銀ガムさんがせっせと働いてる(?)あいだずっと、桃子さんはすこし離れたところに立って眺めてるだけだった。
 監督さんは桃子さんの横に椅子を置いて、ふんぞり返ってる。ときどき、ラビアの南京錠を引っ張たりクリピアスをこねくったりしてる。桃子さんは、おつきあいで悶えてるみたいな?
 カメラマンさんは、銀ガムさんよりもっと忙しくチョコマカ動いて、撮影に余念がない。
 最初の撮影のとき、接写でバギナの奥まで撮影されちゃってるから、いまさら恥ずかしいとは思わない――と、自分に思い込ませた。
 腰の下に硬いクッションを押し込まれて、バギナを天井に向けて突き出す形にされて。乳房の下と腰にも、ベッドの横に取りつけられてる太いベルトが巻かれて、ほとんど身動きできなくなった。
 折りたたみハシゴを組み合わせたみたいな台が、部屋の奥から運ばれてベッドの足元に据え付けられた。ただ置かれたんじゃなくて、金具でカチャンと床に固定された。ハシゴの上には四角い箱が取り付けられてて、箱からは長い金属棒が突き出ている。
 あいかわらず無言のまま、銀ガムさんがバイブをわたしの目の前に突き出した。
 そうか。性感開発だから、生ペニスで犯されるんじゃなくて、機械のパワーで延々とピストンされるんだ。
 胴の部分はそんなに太くないけど、途中に三つもエラが張り出してる。指で強く押すと変形する。
 ヴィイイイイイイイ……
 うわ。振動しながらぐりんぐりんって首を振る。
 バイブが長い金属棒の先端に差し込まれて、小さなボルトのようなもので、かっちり固定された。
 銀ガムさんが、ライフル銃で狙いを定めるようにして棒の角度を調整して――ずぐぬうっとバイブを押し込んできた。
 そこそこに濡れてたので、痛みもなくすんなり受け挿れてしまった。
 いよいよ始まる――と思ったら、まだまだ準備が続く。
 細長いキャップが乳首にかぶせられて、大きな注射器で乳首を吸い出された。ちょっと痛くて、かなり気持ちいい。キャップには内ブタみたいのが隠されてて、それが乳首を軽く押し返す。
 キャップからは細長いコードが延びてる。ローターが内蔵されてる感じじゃないから、電撃とかだったら……恐い。けど、体験してみたかったりする。
 クリトリスにも、同じキャプが取り付けられた。
 さらに。低周波マッサージの電極パッドが、あちこちに貼り付けられた。乳房の上下、脇の下、内腿、クッションで宙に浮いてるお尻にも。
「こんなところで、どう――かな」
 銀ガムさんが、始めてしゃべった。わたしにじゃない。ずっと眺めてた桃子さんに、だ。
「さすがに、女体の扱いには慣れてらっしゃいますね」
 なんか、ふたりとも会話がぎこちない。
「では、始めます。スタンバイOKですね」
 これは、カメラマンさんと監督さんに。
 いきなり、全身が見えない手で揉まれ始めた――なんてものじゃない。揉みしだかれた。
 ぐにんぐにんぐにんピクッ……
 ぐにんぐにんぐにんピクッ……
 ぐにんぐにんぐにんピクッ……
 身体じゅうの筋肉が、勝手にうねくって震えてけいれんする。これ、すごく気持ちいい。けど、あまりHな気分にはならない。まったりしてくる。なんて、余裕をかましてたら。
「きゃっ……んんんんんんんん」
 乳首に、わけのわからない快感が染み込んできた。低周波マッサージの刺激とは違うし、ローターやバイブでもない。Hアイテムでの経験はないけど、スマホのバイブ機能は有効活用してるから、断言できる。
 正体不明の鋭い刺激。
「あ゙あ゙あ゙……ごれ゙……ずごい゙……」
 声が震えてる。
 でも、乳首に快感が集中して、かなり欲求不満――が、つのりかけたところで、クリトリスにも同じ刺激が来た!
「ゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙……!」
 喘ぎか呻きか悲鳴か、自分でもわからない。頭が真っ白になって、全身がふわっと宙に浮かびかけて……
「やだあ……止めないでえ!」
 いちばん感じてた部分への刺激が不意に消え失せて、腰の下に当たってる硬いクッションの感触が甦った。
 ウィンウィンウィンウィンウィン……
 ディルドがピストン運動を始めた。
 バギナの内側をやわらかく引っかかれてる。けっして痛くも不快でもなくて、くすぐったいのとも違って……
「あひゃっ……!?」
 一瞬、レンガでどかんと殴られたような、重たい快感がバギナを突き抜けて、すぐに消えた。
 それを取り返したくて……腰はバンドで固定されてるけど、お尻はなんとか動かせるので、あれこれと角度を変えてみた。
 でも、取り返せない。
「ああんんん……クリトリス、虐めてください」
 答えは返ってこない。
 もどかしくなって、きゅううって太腿を締めつけて、ぴいんと両脚を突っ張った。最近ではクリトリスへの直接の刺激が多くなってるけど、オナニーを覚えた頃には、よくこれをしてた。
 金属棒が内腿を強くこすってラビアまで引っ張った。
「うああああっ……い゙い゙い゙い゙っ……!」
 クリトリスが、下から激しく突き上げられて、キャップの刺激とは違う、もっとナチュラルな快感が押し寄せてきた。
 そこへ、またレンガの一撃が来た。
「びゃああああああっ……!」
 今度は、だいたいのポイントがわかった。革バンドが許すかぎり、腰をくねらせてお尻を突き上げて、ディルドの動きを追いかけた。
 ウィンウィンウィンウィンウィン……
「うああああああああ……!」
 クリトリスに押し寄せるとんがった快感と、バギナの中で爆発する重厚な快感。
 身体が宙に浮かんで、バギナと一緒に爆発する。オナニーの快感よりずっと激しい。
「びゃわ゙あ゙あ゙っ……しちゃう……しちゃう……」
 爆発しちゃうって言いたいのか、悶絶しちゃうって言いたいのか、自分でもわからない。
「……しちゃうよおおおおおおおおお!!」
 息の続く限り絶叫して。バギナの爆発が全身に拡散して、肉体が消滅して快感だけが空中高く吹き飛ばされていって……。
 不意に、一切の刺激が消えた。
「はああああああああああああ……」
 そうか。ほんとうに逝くってのは、こういうことなんだ――女に生まれた幸せを、心の底からうれしく思う。
 ふんわかと漂いながら、爆散した肉体が快感を核にして集まり始める。
 オナニーで感じてた絶頂をアクメと呼ぶなら、これはエクスタシーそのものだ。
「ヤスオ様。これでまったりさせていては、後で月奈ちゃんに恨まれますわよ」
 いつの間にか、桃子さんがベッドの脇に来てた。『SLAVE』の線刻が目の前。これ、タトゥなんかじゃない。赤黒く肉が盛り上がってる。もしかして、焼き印?
「もっともっと追い上げて、天国を突き抜けた先には地獄が待ってると教えてあげなくては」
 なんだか、恐ろしいことを言ってる。
「そういうものか。たいていの女は、余韻を味わっているときにちょっかいを出されると嫌がるが……」
「マゾを甘やかすのは、ここぞというときだけでじゅうぶんです。この娘をマゾとして性長させるためにも、ヤスオ様がご立派なサディストになられるためにも」
 つきんつきんつきんと……全身に無数の指を突き立てられるような、さっきとは微妙に違う刺激が始まった。
 トトトトトトトトトト……乳首とクリトリスに甘い針が降り注ぐ。
 ウィンウィンウィンウィンウィン……ディルドが暴れだす。
 快感の引き潮にゆだねていた身体が、突然の大波で持ち上げられた。
「ゔあ゙あ゙あ゙あ゙……ああああっ!」
 たちまち、大きなエクスタシーが全身を満たして、爆発する。
「い゙い゙い゙い゙……ちゃううよおおお!」
 わたしの肉体も感覚も、粉微塵になって宇宙まで吹き飛ばされる。
 だけど……刺激が続いてる。粉々になった快感のひとつずつが、さらに爆発して……意識が透明になってく。
「ああああああああああ……あああああああああああ……ああああああああああ!!」
 息の続く限り絶叫して、それでも足りなくて、息継ぎして絶叫を繰り返す。
 ぐぼっと、口になにかを突っ込まれた。やわらかいなにかを噛み締めて、そこに絶叫を吐き出し続けた。
 何十分も、それが続いて。
 肉体への刺激は快感をどこまでも押し上げていくのに、同時に苦痛にもなっていた。
 快感にも苦痛にも耐えられなくなって、わたしは詰め物を吐き出して叫んだ。
「もう、嫌あ……やめて! お願いだから、もう赦してください!」
 マゾっ娘のお願いなんか絶対に無視されるって諦めてたら――ぴたっと一切の刺激が消え失せた。全身への低周波マッサージも、乳首とクリトリスへの甘く鋭い凄絶な快感も、ディルドの荒々しい重厚なピストン運動も、なにもかもがなくなって、わたしは宙に放り出された。
 そして、また叫んでいた。
「嫌だああああ! やめないで! もっともっと虐めてくださいいいいい!!」
 再び、わがままな願いは聞き届けられた。
「うああああっ……死んじゃう! 死んじゃうよおおおおおおおおおおお!!」
 快感にのたうつのも地獄、放り出されるのも地獄。わたしの逃げ込める先は、どこにもなかった。
 ――気絶していたのは、ほんの数分だったと思う。意識がゆっくりと戻ってきたけど、身体は動かなかった。動かそうと思えばできたかもしれないけど、動かしたくはなかった。
「ずいぶんと女を逝かせてきたとうぬぼれていたが……参ったな」
「マゾならではの快感ですわ。牝をそこまで突き墜とすのが、サディストの悦び――なんって言うのを健志様に聞かれたら、どんなお仕置きをされるかしら」
「告げ口をしてあげ……やろうか?」
「ヤスオ様もサディストらしくなってきましたわね」
「さて、ね。まったく……こんな小娘に開眼させられるとは、俺もどうかしている。だが、サディストの悦びというのはペニスとは別のところにあると、つくづく思ったね」
「私は、最後はやっぱり健志様に貫いていただかないと満足できない……これも、内緒にしてくださいね」
「ふん。兄貴でなくても親父でも、いや、チンポだったら、なんでもかまわんくせに」
「違います! ごめんなさい、お言葉に逆らった罪をお赦しください。ヤスオ様のおっしゃるとおりです。でも……それは、健志様がそうしろとおっしゃるからです。旦那様のご命令に逆らって厳罰をいただくくらいなら、不貞をはたらいた奴隷妻として折檻していただくほうが、ずっと幸せですから」
 気絶したふり(というより、肉体はほんとうに気絶してる)を続けながら、わたしはいろいろと驚いていた。手下だと思っていた銀ガムさんが、黒部さんの弟だったなんて、すぐには信じられない。銀ガムさんは、三十歳にもなってないはず。ずいぶんと、歳がはなれてる。
 それは、ともかく。桃子さんのバギナは黒部さん専用で、アヌスはお父様だとか言ってたっけ。もしかして、銀ガムさんはお口とか?
 銀ガムさんがSMは初心者みたいなことも言ってたし。
 桃子さんのマゾ哲学を聴けたのも収穫かな。命令に逆らっても厳罰、従っても折檻。胸がきゅううんて、ねじ切れそうになる。
「あら。とっくに目を覚まして、狸寝入りしてるようね」
 わちゃ。ばれちゃった。
「それじゃ、もっともっと地獄に逝かせていただきなさい」
 もみんもみんピクッ、ぴぴぴぴぴぴ、ウィンウィンウィン……すべての刺激が一斉に押し寄せてくる。
「そうだ、いいことを教えてあげる」
 だんだん正気を失いかけているわたしの耳元に唇を寄せて、桃子さんがささやいた。
「お義父様の名前は、黒部高夫というのは知ってる? 面と向かって『クロブタガオ』って、ののしってごらんなさい。廃倉庫の十四歳ちゃんだって、心の底から赦しを乞い願うような、恐ろしい懲罰を受けるわよ」
 豚というより、つぶれブルドックだな――なんて、黒部さんのお父様の顔を思い出しながら、快感に悶絶してるというのに、くすっと笑ってしまった。
 だけど、桃子さん。なんで、そんなことを教えてくれたんだろう。
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Fucikng Machine   

 調教主はPLOTを変更して銀ガム・ネクタイさんにしました。
 彼は助演男優である黒部健志の年の離れた異母弟です。御幼少のみぎりに父兄から薫陶を受けなかったので、遊び人ではあってもサディストではありません。ところが、ヒロインが真摯に被虐道を突き進む姿に感動して(* ´艸`)クスクス、自分の手で調教してみたくなった――かなり早い時点で見え見えの伏線です。


 ここまでで、すでに190枚。
 最終的には(筆者には)収まり心地のよい400枚になりそうです。
 6月中には、9月発売登録まで持っていきたいところです。


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