Progress Report 3:復讐の雷跡果てるとき

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 実は、こういうフォトコラを見つけて。
土の字磔


 ううむ、この形の磔は考えたことが無かった。ので、即採用しました。濠門長恭パコパコオハコの
    吊って「芯棒を挿入して」回転させて
   ロープの撚りで上昇して逆回転して下降して
  また吊り上がる(初出『偽りの殉難~香世裸責め』)

を付け加えました。

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新たなる犠牲者

 翌日も、午前の早いうちから執務室へ連行された。二日続きの拷問だった。
 口実としての尋問など素っ飛ばして、アンナは磔に掛けられた。十字架などは使われず、ただ二本の材木に縛りつけられただけだった。だが、その縛り方が異様だった。
 アンナは、平行に置かれた材木に直交する形で仰向けに寝かされて、肩の下に敷いた材木に、二の腕と手首とを固縛された。腰の下に敷いた材木には、膝の上と足首とを。そして、腕を縛った材木の両端をロープで吊り上げられた。『H』の字を横に寝かせた形。頭が横木の上に飛び出しているから――もしもアンナが漢字を知っていたら『土』の形にそっくりだと思っただろう。
 そんな連想をはたらかせている余裕は、なかったかもしれない。百八十度の開脚を強いられた股間が痛みに軋む。6インチ×3インチで6フィート長の材木、30ポンドを超える重量が体重に加わって背骨と腹筋を引っ張る。身体が材木からずり落ちかけて、肩にも負担が掛かった。
「く……」
 これだけなら、首を吊られて立たされているよりはむしろ楽だった。股間の淫裂を、その内側まで曝しているのだが――羞恥に肉体的な苦痛は伴わない。
 しかし、この空中磔は拷問の準備の前半部だった。直径2インチほどの丸棒がアンナの股間に垂直に突きつけられた。角材から削り出したのだろう、あちこちが凸凹して、ささくれまで残っている。
 これまでの経験で、その丸棒がどんなふうに使われるか、アンナには容易に想像できた。先端がわずかに丸みを帯びているのが、暴風の大海に浮かぶ小舟くらいの安心を与えてくれる。
 アンナの想像通り、丸棒が女性器に挿入された。
「ひいいいっ……痛い! やめて……もう、押し込まないで!」
 受け挿れ難い太さであるよりも、表面の凹凸とささくれがアンナを苦しめた。丸棒が膣奥に突き当たったときには、すでに鮮血が木肌を染めていた。
 丸棒はわずかに床から浮いていたのだが――内側に煉瓦を詰めた木箱が両側に添えられて、U字形の釘で丸棒を固定した。
「回転ブランコ(rotating swing)という遊具を知っているかな」
 それまでは黙って連隊長と従卒の作業を見守っていた中尉が、初めてアンナに話しかけた。平板な口調はこれまでと変わりないが、不気味な微笑を浮かべている。連隊長の嗜虐に感化されたのだと、アンナは直感した。
「ちょうど、こんな形だな」
 脚を縛りつけている材木の両端に、中尉が空のバケツをロープで吊るした。
「この材木を回転させると、ブランコが勢いよく外へ振れる」
「まさか……」
 とは、恐怖の間投詞でしかなかった。
 連隊長が後ろへ下がって、従卒と憲兵伍長とが材木の両端に立った。
「待って……やめて……ぎひいいっ!」
 二人が材木を押して回し始めると同時に、鎮まりかけていた激痛が爆発した。限界ちかくまで拡張された膣を、材木のごつごつした表面が抉る。昨日のΛ形の木馬は女性器を外から内へ切り裂く拷問だったが、これは内側を切り裂く拷問だった。
「うああああ……痛い、痛い、痛い……赦してください。お願い……こんなことをしたら……使えなくなったら、あなたたちだって困るでしょう……」
 女性器を破壊されるくらいなら、犯されるほうがましだ。アンナは、本気でそう考えている。肉体の苦痛よりも精神の蹂躙を望むほどに、凄惨な激痛だった。
 ばしんと乳房を竹刀で打ち据えられて、さらにアンナは絶叫した。
「Ana no hitotsu ya hutatsu nakunattemo hei no shiki niwa eikyou sen. Jikini mada fueru yotei dasina.」
 激痛に呻吟しながらもアンナは、連隊長が英語を相当に理解していると確信した。中尉の翻訳を待たずに、アンナに追加の拷問を加えたこと。彼女への反論らしい長広舌。
「レンタイチョウドノ、あたしの言葉が分かっているのでしょう。お願いですから、もう赦してください!」
 連隊長はしばらくアンナ――というよりも、その頭上を眺めていたが、おもむろに右手を挙げた。
「Sorekurai de yoi. Tomero.」
 ぴたりと回転ブランコが止まった。
「あああ……ありがとうございます」
 媚びるつもりなど無いのに、安堵が追従(ついしょう)を口走らせた。しかし、それはまったくの総計だった。材木を吊るす二本のロープは、梁の一か所で結ばれている。回転に連れてロープはよじれて、その分、アンナの身体は――丸棒が膣から抜ける寸前まで、吊り上げられていた。
「Omoikiri bun-mawase. Yohhhi, Teeee!」
 掛け声とともに、材木が反対方向に振られた。
「ぎゃわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ……!!」
 アンナは頭をのけ反らせて咆えた。
「ぐがっ……ぎひいいい……いいいいい!」
 ロープの撚りがほぐれるにつれて、アンナの身体が沈み、丸棒が膣を奥へ抉っていく。身体を垂直に吊られていても、膣穴は幾分か傾いている。回転の中心からもずれている。したがって、膣が丸棒を揺り動かし、丸棒はいっそう膣内をこじる。鮮血が、じわじわと丸棒を伝い落ちていく。
 撚りが完全に戻って丸棒の先端が膣奥に突き当たり、それでも回転は止まらない。勢いを減じながら、反対方向へロープをよじり……最初に吊り上げた半分ほどの高さまで戻ってから、ようやく止まった。が、それは数秒。二人の子分が材木に取り付いて、さらに同じ方向へと回して。
 また、連隊長の合図でアンナの身体をぶん回す。
「うああああ……赦して……お願い……ひいいい……」
 アンナの口から、もはや絶叫は迸らない。間断ない苦鳴と哀願。
 二度目の回転が止まると、今度はそのまま放置された。ロープの撚りがほどけてアンナの身体が自重で落下するにまかせられて――また上昇に転じるが、到達したのは最初の高さの四分の一くらいだった。回転の速度も、ずっと落ちていた。
 アンナも、かすかに呻くだけ。劇痛が和らいでいたのも事実だが、哀願の虚しさにうちのめされていたようが大きい。
 さらに緩やかな回転とわずかな上下動が繰り返されて、ついに回転ブランコが止まった。しかし、アンナへの拷問――ではなく純粋の加虐は、まだ終わらなかった。
 空のバケツに煉瓦が詰められていく。回転運動の両端に錘が加われば、それだけ勢いがつき減衰は小さくなる。
 またしてもアンナの身体が回され吊り上げられて――今度は四人がかりでぶん回された!
「ぎゃま゙わ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ……!!」
 拷問部屋に咆哮が充満した。
「Soredewa zanji shiturei shimasu.」
 この淫残な光景にはそぐわない折り目正しい敬礼をして、憲兵中尉が部下を引き連れて執務室から出て行った。
 回転ブランコは勢いよく回り続けている。
 それでも数分でアンナの身体は串刺しにされたまま宙で静止した。
 連隊長はデスクに寄りかかって、おもむろに葉巻を吹かす。
 ドアがノックされたときには、葉巻はまだ半分以上が残っていた。もっとも、ふつうのペースで吸えば三十分は保つ良品なのだが。
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 星新一(どこが? ←ノックの音が)の後は、強制徴募されそうになった現地娘たちを庇って慰安婦を志願した教会のシスターが連れてこられて、
「彼女の代わりに私を責めなさい」となって。なのです。


 なお、非凡式ローマ字表記の部分は、ヒロインが耳で聞いた通りの日本語です。アルファベットには「ā ī ū ē ō」の長母音が無いので、米国人のヒロインだと「Chūi-dono」ではなく「Chewi-dono」と聞き取るわけです。
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