「いじめられっ娘二重唱』後編 まもなく発売!!
ダブル・ビックラメーションを付けておきましたが。さて、どれくらい売れるか(売れないか)心配です。
前編は売れ行き悪かったですね。AMAZONでは、予約ゼロの快挙ならぬ暗渠を記録しました。
まさか、表紙絵がおとなし過ぎた? 丁稚揚げBFに惹かれて買う読者もいないとは思いますが。
「イジメ」が良くないのでしょうか。
その昔々、新規に立ち上げる女の子向けラノベ文庫に書いてみないかという話があったとき、「頑張れ!疾漢バスターズ」というのを送稿しましたが、『疾漢』という単語に女の子は無条件で拒否反応を示すからダメと、奏効しませんでした。
サブヒロインは、ほんとは精神障害でも知的障害でもない、半ば意識的な自己防衛で精神退行を演じていると――読者にわかるように書いたつもりでしたが、ホンマモンと思われたのでしょうか。
最後は総マゾ堕ちのハッピーエンドです。
そして。後編では「女体ピアノ」「全裸合同運動会(ロリマゾのヒロイン多数が友情出演)」「雪遊び」などなど、責め&エロシーン盛りだくさん。これを読まずしてロリマゾを語るなかれ。なんて、筆者がひとりで力んでもしょうがないですが。
下の画像は、直接の関係はないけれど、妄想のネタともいうべき画像です。
ネタというより、筆者の脳内にある漠としたイメージを具象化したものですね。これらの画像を見る以前に、PLOTはできていたのですから。
今回は記事のボリュームが少ないので、アフィリンクで賑やかしておきましょう。

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前編は売れ行き悪かったですね。AMAZONでは、予約ゼロの快挙ならぬ暗渠を記録しました。
まさか、表紙絵がおとなし過ぎた? 丁稚揚げBFに惹かれて買う読者もいないとは思いますが。
「イジメ」が良くないのでしょうか。
その昔々、新規に立ち上げる女の子向けラノベ文庫に書いてみないかという話があったとき、「頑張れ!疾漢バスターズ」というのを送稿しましたが、『疾漢』という単語に女の子は無条件で拒否反応を示すからダメと、奏効しませんでした。
サブヒロインは、ほんとは精神障害でも知的障害でもない、半ば意識的な自己防衛で精神退行を演じていると――読者にわかるように書いたつもりでしたが、ホンマモンと思われたのでしょうか。
最後は総マゾ堕ちのハッピーエンドです。
そして。後編では「女体ピアノ」「全裸合同運動会(ロリマゾのヒロイン多数が友情出演)」「雪遊び」などなど、責め&エロシーン盛りだくさん。これを読まずしてロリマゾを語るなかれ。なんて、筆者がひとりで力んでもしょうがないですが。
下の画像は、直接の関係はないけれど、妄想のネタともいうべき画像です。

ネタというより、筆者の脳内にある漠としたイメージを具象化したものですね。これらの画像を見る以前に、PLOTはできていたのですから。
今回は記事のボリュームが少ないので、アフィリンクで賑やかしておきましょう。

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Progress Report Appendix:火竜と翔けたアクメの空
今回は、表紙絵に苦労しました。
まっさきに浮かぶ基本構図はこれです→
これでヒロインを引ん剝いてしまえば……『成層圏の飛燕~海女翔けるとき』と同じです。
しかも、KINDLE向けにはパンツを穿かせねばなりません。
KINDLEに関しての懸念は、「ぐろうばるすたんだあど」とか「こんてんつぽりしい」で機体のインシグニア(鉤十字)にまで威茶問をつけてくるかもしれませんが、ここは自主規制せずに出してみましょう。
それはそれとして。この構図、『成層圏の飛燕~海女翔けるとき』と同じなのです。あっちは敬礼してるけど、こっちのヒロインにナチス式敬礼をさせる度胸はありません。
さらに。この構図は面倒くさいという問題もあります。首のすげ替えじゃなくて、ハーネスだけならともかく手袋まで嵌めさせるとなると、原図にする「裸 女 正面 直立」でドンピシャがありません。飛燕のときは、敬礼を合成しましたが。
で、気の迷いてやつも出て、クラーラと絡ませようかとか、ジェットエンジンの背中にスッポンポンを乗っけちゃおうかとか。
結局。構図の基本は同じでも後ろ向きということで折り合いをつけました。
He162も向きを変えて……というのはウソです。ホントですけど。向きが変わったのは、裸を右に立たせて、背景に映り込んでる現代航空機を隠すためです。
ちなみに、現代航空機ならいまのところ一意的に意味が確定しますが、現代自動車というと、ホワイトから
原画は、これです。↓

縮尺はバラバラ。
格納庫の米空軍インシグニアをドイツ空軍に書き換えて。PhotoScapeで水彩色鉛筆フィルターを掛けて。
He162A-2はフィルター処理では綺麗にならないので、輪郭抽出&塗り絵でいきましょう。ちなみに、ターボジェットをパルスジェットに換装してA-10にするのは面倒なのでパス。
ヒロインの裸も塗り絵にして、ハーネスの背中部分を合成すれば完了です。帝国海軍航空隊の縛帯だけど、ま、いいでしょ。これまでの飛行服だって、Googleで画像検索したら、RAF PilotSuitってバレるんだし。
とりあえず、原図をフォトコラした構図が、これです。裸のまわりのオーラ(笑)は、JPGで色が微妙にグラデってるせいです。目では透明でも微妙に色付きなので、透過処理が(MSペイントでは)できないのです。

さて、これから楽しい楽しいBF丁稚揚げに取り掛かりましょう。
↓
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終わりました。矢印1本1時間です。
顔をいじらなくて済んだので、わりと簡単でした。顔は、PhotoScapeの「色鉛筆」フィルターでは色が薄すぎるので、「水彩色鉛筆」フィルターで処理しますが、そのままではリアル過ぎるので、顔の内部を切り抜いて単色で塗って、白目も黒目も塗りつぶして、唇はルージュ。手間です。
さて。こんな出来上がりです。

やっぱり、乙牌とか縦筋が無いと寂しいです。どうせ売上の2/3を占めるKINDLE向けではYの交点を白抜きしますけど、でも、やっぱりなのです。
原稿は、共通校訂が終わったところです。文字数削減方向でDLsite向け、文字数追加/可能なら小エピソード追加でKINDLE専売校訂。250枚ですから、7月中には終わります。
8月からは、SMツアーEPISODE 4「プライベート・リョナファイト」です。本題(とは、言わない。仮題の反対語って、なんなのでしょう)は、今決めました。また変えるかもしれません。
実は、今年のカレンダーは日の巡り合わせがよくて、8/10~8/15が盆休み。8/17,18が土日。残る8/16は会社の「有給休暇特奨励日」です。すなおに会社の方針に従って、9連休です。墓参りとか、自宅まわりの雑草(ツタ)駆除に時間を割いても、余裕で脱稿できそうです。8月中に3回校訂とBF丁稚揚げも終わるでしょう。
08/01 いじめられっ娘二重唱(後編)
09/01 ロリマゾ7 OAV三穴拷貫~今夜はハードリョナ?
10/01 ヒロイン戦記6 火竜と翔けたアクメの空
11/01 SMツアーEPISODE 4 プライベート・リョナファイト
リードタイムが取れます。9月からは2か月かける予定で『赤い本と白い百合』を、おっぱじめようかしら。
こういうのを、Ponpok-Skin Calculation というんです。
Progress Repot Final 火竜と翔けたアクメの空

7/21に脱稿しました。
予想外の膨らみが追加されたりして、筆者自身は満足できるものとなりましたが。
客観的に見て、どうにもエロシーンが少ない。
ので、色気ゼロの最終章を掲載しちゃいます。
しつこいですが、エロはありません。
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「東部戦線で捕虜になって、後送される前に脱出したやつの話を聞いたことがある」
戦隊長は生理休暇中の者にまで召集を掛けて、訓示でも作戦命令でもなさそうなことを語り始めた。
「野蛮で血に飢えた赤熊どもは、十歳の女児だろうと六十歳の老婆だろうと、見境なしに犯す。そして殺す。赤ん坊を宙に放り上げて、銃剣で突き刺すような蛮行も珍しくはないそうだ」
あまりの凄惨さに口を押える娘もいた。激しい憤りに駆られて、悔しそうにHe162を振り返る者もいた。
「ところで、米空軍のサバイバルキットの中身を知っているか?」
戦隊長が口調をやわらげて、まるで関係のなさそうなことを言う。
「基本的な部分は我が空軍と同じだが、小さな違いと大きな違いが、ひとつずつある。小さな違いというのは、洋上不時着に備えた品が充実しているという点だ。大きな違いというのは……」
戦隊長は、笑いを含んだ顔で部下の娘たちを見回した。
「ストッキングが二足と口紅が一本、そしてコンドームが一ケースはいっている」
この意味がわかるか――と、戦隊長は、話題にふさわしくな生真面目な顔で、また娘たちの顔を見回す。
「贅沢に慣れたフランス娘なら、こんなプレゼントをもらったら、喜んで股を開くことだろう。我がドイツの貞操堅固な娘は、そんな娼婦のような真似はしない……と言いたいところだが。民間でも物資欠乏は凄まじい」
戦地長の話がどこへ向かおうとしているのか、乙女(でなくなっている者のほうが圧倒的に多いのだが)たちにはまったく見当がつかない。
「この基地は、東部戦線寄りにある。いや、戦線が後退した今は、ソ連軍の脅威に曝されている。そして、きゃつらは英米以上に革新的技術を欲している。明日にでも、基地の接収に乗り込んで来るだろう」
アンナは、明日の運命に恐怖を覚えた。愛機を奪われるだけでなく……
「最後の命令を下す!」
戦隊長が、声を張った。
「DMJG全隊員は、可動機に分乗して西へ飛べ。作戦の目的は、ジェット戦闘機を米軍に引き渡すことである」
ジェット戦闘機は口実に過ぎないと、全員がただちに理解した。ジェット戦闘機といっても、町工場でも作れるパルスジェットだ。Me262やV2誘導ロケットとは比べものにならない。彼女たちを女として最悪の運命から逃れさせること以外に、この作戦の意味はなかった。
「戦隊長たちは、どうするんですか?」
誰かが質問して、全隊員が戦隊長を注視する。
「まさか、男のケツを掘るほど赤熊どもも悪趣味ではあるまい」
どっと湧いた笑いの中で、アンナとロジーナだけは複雑な表情。
「心配はいらん。整備員以外には、すでにベルリンへの転出命令を出してある。まだ残っている連中は、貴様らを追い出したら、ありったけの車両に詰め込んで、後を追わせる。ジェット戦闘機の整備は、誰にでもできるわけではないからな」
戦闘停止命令が出ていても、敵軍はゲリラ的な攻撃を恐れて、戦時下の進軍態勢を解かないだろう。じゅうぶんに逃げ切れる。
「それは、総統の裁可を受けた命令ですか」
敗戦と軍隊の秩序とは別だ。如何なる場合にも撤退を許さない総統が、たとえ女性とはいえ特別に認めてくれるとは、アンナには思えなかった。
戦隊長は、わざとらしく帽子を脱いで、胸にそれを当てた」
「総統は行方不明だ。そして、プファイルは生き延びた」
この文脈では、プファイルがDMJG第4中隊を指していないらしいと感じたが、そんな知的な疑問を持ち出す場合ではなかった。
「空軍総司令からは、ジェット戦闘機を処分するようにとだけ、命令を受けている。基地司令官の話術に引っ掛かったわけだが」
すでに地上整備員がHe162全機を列線に押し出し始めている。
「以上だ。編成にこだわらず、準備が調い次第、シュヴァルム単位で出撃せよ。あまり一度に大勢で押しかけると、あちらさんも本気で仕掛けてくるからな」
では、解散――と言いかけた戦隊長をさえぎって、アンナが手を挙げた。
「人数から考えて、二人乗りになります。パラシュートを着けずに、操縦席で重なって座ると思うので、ひとつだけ注意をしておきます。必ず、上に座った者が操縦してください。クッションのない状態で振動に直撃されると、絶対に操縦できません」
怪訝な顔をする者もいたが、思い当たることがあってうなずく娘も少なくなかった。
「よろしい。では、解散」
アンナは私室に引き返して、飛行服に着替えた。そして、しばらく考えてから、柏葉付騎士鉄十字章を首に吊った。敵兵を殺した証しではあるが、エースの証しでもある。敗戦は悔しいけれど、自分の戦いに悔いはなかった。ただ一点を除いては。
もともと狭いコクピットに二人を詰め込むのだから、私物はすべて置いていくしかなかったのだけれど。アンナはためらうことなく、小机の上のマイセン人形を絹布にくるんで空っぽのパラシュート嚢に入れた。
パラシュートは定期的に嚢から出して整備するのだから、その中身がすり替わっていることは、基地の誰もが知っている。司令官も戦隊長も、それを咎めなかった。
パラシュート嚢を手に提げて外へ出ると、この二週間ばかり愛機にしていた機材は、すでに準備が完了していた。
一緒に乗ってくれる?」
アンナは、自分が出撃しなかったときに中隊長を勤めていたエミーリエ・ゲーリケを誘った。
「わたし? いいの?」
問いには、おそらくふたつの意味が含まれていただろう。操縦技量に優れた者同士で相乗りするのは不合理だった。そして、代理を務めて犠牲者を出してしまった自分を許してくれるのか――という。
「最後だもの。わたしがどんなふうに飛ぶか、覚えておいてほしいの」
アンナはエミーリエの答えを待たずに、コクピットに座った。
「上に座ってね、エミーリエ」
エミーリエは不得要領な顔で短い梯子を上って、アンナの上に腰掛けた。脇に置かれたパラシュート嚢のせいで、身体を捻っていなければならないのだが、文句は言わない。
「エンジンを掛けます。送気してください」
手信号ではなく、口で地上員に伝えた。
アンナがエミーリエを抱き締めるようにして操縦桿を握った。
「操縦は、わたしがするんじゃないの?」
「さっき言った言葉は、わたしだけ例外なの。パルスジェットの振動を直接に感じていないと、地上滑走なみの飛び方しか実はできないんだ」
「……ふうん?」
シュヒュウウウウウウウウウウ……
エンジンに空気が吹き込まれる。計器の示度を確認して、アンナが始動ボタンを押す。
ブオッ、ブオッ……ブオオオオオオオ!
咆哮と振動がキャノピーを包んだ。
アンナが手信号でタキシング開始を地上に伝える。
ブオオオオ……ブオッ、ブオオオ……
失火寸前までスロットルを絞って、滑走路に進入。機をセンターライン上に乗せて、スロットルを押し込んだ。
ズヴォオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!
「あう……」
最初の頃はすさまじい苦痛だったが、それにも慣れて、今では痛みの中に潜む快感にもきづいている。
快感と苦痛と。ザラマンダーはわずかにふらつきながら、ぐんぐん加速する。
「まだ、引き起こさないの?」
耳元でわめかれても、さらに一秒を待って引き起こし操作を開始。計器をまともに読めない状況だから、ふだんでも機首上げは遅めにしている。まして、今日は二人乗りだからとアンナは考えたのだが――銃弾を積んでいないから、むしろいつもより軽くなっていることは(地上員にも念押しされていたのに)忘れていた。
「はあああ……あああっ……」
それが無事に離陸した安堵の息ではなく、もっと艶めいているとは、同性のエミーリエにはわかっただろう。
「…………」
エミーリエがなにか言ったが、轟音に掻き消されてアンナには聞こえない。
「え……?」
アンナが戸惑いの声をあげた。
いつもなら、アクメの境界をさまよいながら飛び続けて、接敵と同時に、アドレナリンに蹴飛ばされて空戦アクメの高みに投げ出されるのだが。今日は、いきなりそこまで突き抜けようとしていた。
おそらくは、これがザラマンダーと翔ける最後の空になるだろうという惜別の感情。性的快感に身をゆだねる姿態を戦友の前に晒け出すという、羞恥と幾分の誇らしさ。そういった諸々の常にない精神状態が影響しているのかもしれない――などということは考えずに、アンナはすべてを脱ぎ捨てて宙を翔けた。
「ぶつかる!」
エミーリエの悲鳴。
「だいじょうぶ。最後なんだから、思いっきりこいつを駆ってあげる」
アンナも大声で言い返して、行動を正当化する言い訳も付け足す。
「低ければレーダーに捕まらないし、不意打ちを食らうこともないしね」
地上十メートルまで駆け降りて。もっと低く、農地に点在する家屋をかわしながら飛ぶ自信はあったが、あまりエミーリエを怖がらせてはいけないので、そこで水平に戻した。
「すごい……ほんっとにあなたって、地上と空とでは別人ね」
「ほかの人だったら操縦できなくなるほどの振動が、わたしには五感を高めてくれる」
五分も飛ぶと、基地から連絡があった。
「米軍は、すでにハノーファーの西にまで達している。空軍基地も支配下にあるだろう。そこを目指せ」
「リリエ1、了解。司令官殿も無事に撤収してくださ」
「心配するな。すでに本部小隊と基地防衛隊も、西へ向かっている」
「ロゼ1、了解。お達者で」
「クリザン1、了解。またお会いしましょう」
「プファイル1、了解。さようなら」
しばらく飛ぶうちに、発見されたという連絡がぽつぽつと入電するようになった。
「プファイル2、投降しました。できれば、みんなと同じ基地に連れてってほしいな」
「こちら、ロゼ1。警告射撃を繰り返されてる。速度を落とせないって、わからないみたい。くそ、反撃してやろうか。低空なら、こっちが速いんだぞ」
どちらがジェット戦闘機かわかったものではない。しかし、速度だけで勝負は決まらない。より前に。ロジーナが反撃すれば、他の編隊も同様に見なされる。
が、本気でないことくらい、アンナにはわかっていた。
「しょうがない。エンジンを止めて、不時着する。悪いわね。わたしたちだけ、娑婆で遊んじゃって」
西寄りに不時着して、軍服を脱ぎ捨てればそのまま田舎娘(もしくは町娘)で押し通せる。
ロジーナとの通話をエミーリエにも伝えた。
「もちろん、あなたは任務を全うするんでしょうね」
「当然よ。こんな素晴らしい快楽を教えてくれたんだから。いくら命を持たない機械だからって、見捨てられない」
「へえ……?」
エミーリエは、もっとガチガチの答えが返ってくると予想していたのだろう。アンナの腿の上で、きまり悪そうに尻をもじつかせた。
「……そうか。これが、あなたの秘密だったのね」
空戦アクメの正体を、エミーリエなりに感づいたようだった。
「もしかすると、クラーラ……いえ、なんでもない」
きまずい沈黙。などというものは、パルスジェットの轟音と振動の充満した空間に存在するはずもないのだが。
「もしかすると、同じことができる子が、他にもいるかもね。だけど、男には絶対に真似できないね」
アンナは、エミーリエの言葉を嬉しく受け止めた。世界でただ一人というのは、なんだか自分が人間ではないような気分になってくる。
「だって、男なんて一発射ったらそれっきり。グスタフ自走砲より始末が悪いんだから」
グスタフ自走砲は、実に口径六十センチの臼砲である。射程は短いし鈍重だしで、機動戦には使えない。しかし、エミーリエが言っているのは、発射速度のことだろう。なにしろ、十分に一発しか射てない。生身の男なら、十分に自慢できる連射性能ではあるが。
比喩の巧みさに、アンナは笑った。そして、すぐ心配にもなった。あまりに殺伐としている。軍服を脱いでも『娘』に戻れないのではないかと。
――超低空飛行のおかげで、アンナは敵に発見されずに、空軍基地まで辿り着いた。地上からは目撃されてきただろうから、正体不明機として通報されているだろう。上空には少数の戦闘機が、アンナには見えていた。
「こちらの姿を、敵……相手に、はっきりと見せる」
アンナはスロットルをいっぱいに押し込んで、操縦桿をゆっくりと引いた。
パルスジェットエンジンの振動が、さらにアンナを宙高く押し出す。
「うああああああああ……いくううう!」
戦わないのだという意識から、アンナはアクメの歓喜を大声で叫んだ。
そうして。アクメの中で基地のまわりを一周して、遠距離から最終侵入経路に乗った。
万感の思いとともに、スロットルを引き戻して、エンジンスイッチを切った。
ぱたっと轟音が途絶え、キャノピーを外を流れる空気の音が大きく聞こえる。それまでは感じていなかったエミーリエの体重が、ずしりと腿に掛かった。
後方から急速にP51が追いすがってくる。が、すでに複数の降伏例が伝わっているらしく、軸線は合わせてこない。
降伏の意志を明確に示すために、滑走路のはるか手前で着陸脚を出した。左右へのバンクを繰り返すと、P51は左右に分かれて、アンナを取り囲んだ。
「ごめんね、エミーリエ」
「え、なにが……?」
「DMJGはみんな着陸が下手だって思われちゃうかも」
「そうだね。いくら騎士鉄十字章を着けてたって、あなたがエースだなんて信用してもらえないかもね」
ふたりとも、戦いに明け暮れた日々を遠くに感じ始めている。
一発勝負の滑空着陸で、アンナはタイヤ痕で黒く汚れた定点のはるか手前で接地した。ブレーキを遅らせて、どうにか誘導路まで引っ張った。
MPの腕章を付けた兵が、サブマシンガンを肩に担いだまま、呼びかけてきた。
「タキシングできないのは、知っている。降りてきなさい」
こちらが女だと――知っていなかったとしても、顔を見ればわかる。なかなかに紳士的な物腰だった。小学校で教えるような簡単なドイツ語を交えて、英語はゆっくりとしゃべってくれる。個々の単語はわからなくても、全体としてなにを言っているのかは理解できた。
キャノピーを開けて。まずエミーリエが降りる。といっても、踏み台も梯子もない。飛び降りても平気な高さだが、下でMPのひとりが両腕を開いている。
「ま、サービスしてやるか」
肩をすくめてから。エミーリエは男の腕の中に飛び込んだ。
「これは、親友の形見なんです。大切に扱ってください」
交代したMPの手に、マイセン人形を収めたパラシュート嚢を渡して。それが、そっと地上に置かれるのを見届けてから、アンナもMPにサービスしてやった。
「あの機体は、どうなるんですか?」
MPはヘルメットを横に振った。
「俺なんかにゃ、わからんが。V1ミサイルを背中に乗っけて飛んでる飛行機なんかに用は無いって、パイロットの誰かが言ってたっけな」
研究対象にもならなければ、戦利品としての価値もない。遠からずスクラップにされるのだろう。
「そうですか……」
すこしだけ残念に思ったが、クラーラを失ったときの百分の一も、悲哀はなかった。アンナが愛していたのは、He162A-10ザラマンダーそのものではない。それが空を飛ぶときに与えてくれる快感――突き詰めれば、振動なのだったと、あらためて気づく。
「偉いさんがお待ちかねだ。いちおうは捕虜ということになるが、なにしろレディーファーストのお国柄だからね。けっして乱暴なことはしないから、安心していなさい」
そのわりには、有無を言わせぬ態度で二の腕をつかんで、歩くように仕向ける。銃を突き付けられないだけ、ましなんだと、アンナは腹を立てない。
それよりも。アンナはすでに決心を固めていた。ザラマンダーには二度と乗れないとしても。あの振動だけは、絶対に取り戻してみせる。
壊れかけた電気洗濯機が激しく振動する時がある。機械の回転部分に不調が生じるせいだ。あの原理を応用すれば、ザラマンダーと同じような『振動装置』を発明できるのではないだろうか。
アンナはHe162A-10に背を向けた。そして、そのときの彼女にはまだ知る由もなかったが、バイブレーターの女神への道を歩み始めたのだった。
========================================
開き直って、アイキャッチ画像も、色気レスでいきましょう。
紙飛行機マニアの間では『とろつ機』または『とろ機』と呼ばれている、ガチ飛び立体セミスケール紙飛行機です。

オリジナルそのままではなく、垂直尾翼を2倍増積したり、あちこち改造しています。
それでもTAN2×1.2mm□×1m(二重のループにして使います)で、せいぜい10秒台前半。背中の空気抵抗の塊を無くせば、かなり飛びそうですが、それをやっちゃ、He162じゃなくなります。








PLOT公開:19 時代劇ネタ
時代劇を何本か。
◇身売りを余儀なくされた武家娘。14歳。11月生まれで満年齢は12。
新造付き出しは16になってから。それまでに父の仕官がかなって、きれいなまま身請けのはず。
豪商が見初めて水揚げを。
拒絶。傷の残らない折檻。海老縛り。駿河問+錘付洗濯バサミ。
自害すれば妹が。
強情をつらぬいて、全裸縄付で座敷へ。
豪商は快感責め+トロロで娘に新鉢割を懇願させる。
評判になって。縄付折檻女郎。
嬲ったあげく、満足できなかったと亡八に折檻させて見物。
このネタは『縄禿初潮水揚』に反映されましたね。
◇盗賊の家族(母娘)
亭主が何をしていたか知らねえわけはあるめえ――は、常道だが。
父親は、拷問にも耐えて何も吐かねえ。このまま処刑だ。
が、てめえが知ってることを教えてくれりゃ、それをネタに取り調べる。
娘に拷問を志願させるように誘導尋問。
@火盗改役宅の小さな牢があるそうな

画像は「縄吉」さんの今は消滅したサイト『被虐女体拷問』から。
ここはフォトコラ満載で、筆者もずいぶんとお世話(G+発想)になっていましたが、もう何年も更新されず、最近はサイトそのものが消滅。ネット検索しても消息不明です。筆者はオンライン・ストレージなど信用せず、片っ端からHDに落としていたので、こうして引用できるわけです。
◇道場破りで師範を木刀で殺した男。
ひとり娘の婿養子におさまって道場を乗っ取ろうと、娘を責める。
寝首を掻く為に最後は承諾して……
◇『悲剣肌風』の数十年後
すでに女人剣が失われて久しい。
そうとは知らず、父の仇を討ちたいと弟子入りした娘。
という設定も、たまにひねくりまわしています。
ハッピーエンドもバッドエンドも、手垢のついたパターンしか思いつきません。
Progress Report 2+:火竜と翔けたアクメの空

なぜに、こうなる?
最初の予定では、クラーラが「活」を挿れられるところをヒロインは「見学」するだけのはずだったのに。
筆の勢いとは恐いものです。いや、欲求不満のなせる業か。
========================================
アンナは、三人一緒に私的性裁を受けたから、ショックを分かち合ってすぐに立ち直れた。しかし、クラーラはただひとりで辱められるのだ。
何をされるか事前に教えても……それで心構えができるというものでもない。
アンナはクラーラに声をかけずに、まっすぐ自室に向かった。
そして、十五分前から廊下に出て、クラーラが姿を現わすのを待った。
「私も同行する」
「え……はい、ありがとうございます」
クラーラの顔が明るくなった。おっかない頑固親父(二期隊員は、ときとして戦隊長をそう呼んでいた)にどやされるにしても、中隊長が付き添ってくれていれば、ちっとも怖くない。
「クラーラ・ヴェルテ、命令により出頭いたしました」
小机に向かって書き物をしていたホフマン大佐は、二十秒ほども待たせてから振り返って、座ったまま略式の敬礼を返した。それを受けて、クラーラも右手を下ろす。
「シュライバー中尉、貴様は、なぜここにいる」
「私の指示ミスが、今回の事故の原因だからです。私に第一の責任があります」
「貴様の指示は適切だった」
戦隊長は、即座にアンナの言葉を否定した。
「その瞬間を目撃はしていないが、射撃五秒前の状況は把握している」
無線は一斉送話だから、戦隊長も聞いている。どのような形で誤射が起きたか、憶測ではなく確定できる。
「しかし、部下の身を案じる気持ちは理解する。同席を許す。ただし、一切の発言を禁じる」
黙って見ていろ。そう言われて、いや命令されて――アンナには抗弁のすべがなかった。クラーラの身代わりに自分が罰を受けると申し出たところで、拒否されるのはわかりきっている。いや、あり得ない仮定ではあるが承諾されたとしても。それは、かえってクラーラを傷つけることにはならないだろうか。
そう考えたとき。アンナは、戦隊長の性裁に秘められた意図を理解したと思った。耐えがたい恥辱を与えることで、一切を「その場限り」で終わらせる。と同時に、絶対に同じミスを繰り返させない。
「あのとき、貴様は長機を掩護するつもりだったのか。敵機を撃墜するつもりだったのか?」
戦隊長の言葉で、アンナは一瞬の思考から引き戻された。
「掩護です。でも、機影が照準器にはいったので、狙って撃ちました」
「目的が曖昧だから、視点も散漫になる。直前に敵機を追い越したことにも気づかなかった」
「…………」
クラーラはうつむいたまま、戦隊長の指摘を聞いている。まったく正しい。なにひとつ反論できない。
「掩護するなら、もっと交叉角を取って、敵機に視認させるべきだった。そうすれば、威嚇射撃の流れ弾が味方に当たらない」
あの形では、たとえ敵機の後方から射撃しても、ニーナ機は射線上にあった。だからこそ、目標の取り違えに気づかなかった。
「攻撃するなら、長機の経路を頭に描くだけで、敵機の捕捉を第一とするべきだった。そして、もっと下方から突き上げろ」
戦隊長が言葉を切ったのは、クラーラの理解を待ったからか。もちろん、真っ白になっている頭で空戦の状況を思い返すなんてできない。
「貴様は味方を撃墜した。バーデン少尉が生還したのは、幸運に過ぎない。もし、二人の立場が入れ替わっていたら、貴様は戦死していたかもしれん」
戦隊長が言葉を切って、息を吸った。
来る――アンナが直感する。
「貴様は、貴様を殺したのだっ!」
滅茶苦茶な言葉だったが、それは横で聞いているアンナさえ打ちのめす迫真性があった。
「衣服をすべて脱げ」
一転して低い声で、戦隊長が不可能な命令を発した。
クラーラはきょとんとして、ホフマン大佐を見上げている。
アンナが最初に動いた。考えに考えたあげくの行動だった。戦隊長に「女として扱う」ことを要求したときよりも激しい勢いで、アンナは身に着けている一切を(靴を含めて)脱ぎ捨てた。そして、直立不動の姿勢で戦隊長をにらみつけた。
「…………!」
呆気に取られていたクラーラだったが。自分が何を要求されているか、アンナの行動から理解した。先輩であり中隊長であり、なにより私淑しているトップエースひとりを恥辱の中におけるほど、クラーラは厚顔ではない。おずおずと、しかしためらわずに、彼女もアンナと同じ姿になった。
「シュライバー中尉、列外」
アンナは、横で羞恥に震えているクラーラの肩に手を置き、その目を覗き込んで無言の励ましを送った。そして、部屋の隅へ行った。
「ヴェルテ少尉。戦死した貴様に、活を挿れてやる。回れー右ッ!」
「三歩前へ」
バックから受け挿れる姿勢クラーラに取らせて、ホフマンがズボンを脱いだ。パンツの盛り上がりは、対空射撃準備が完了していることを示している。
この人は、男でも女でもかまわないのだろうか――と、アンナはいぶかった。彼に侮辱されたように、アンナは年齢のわりに未性熟で髪も短くしているから、軍服を着ていたら青年と間違われかねない。これまで、そのようなことにならなかったのは、常に編隊で行動していたからであり、このあたりでウイングマークを付けているのはDMJG隊員だと知れ渡っているからに過ぎない。
しかしニーナは、どれだけ男装をしてもすぐに見破られるにきまっている。金髪は短くしているが、少女らしい形に整えている。胸も尻もアンナに比べてさえも中性的だが、全体に華奢な身体つきのなかで、きちんと腰がくびれている。なにより、彼女が(搭乗時以外は)片時もそばからはなさないマイセン人形さながらの愛くるしい顔立ちと肌の滑らかさは、けっして男にはないものだった。
こんな少女に勃起させるなんて、同性愛に加えて少女性愛の変態だ――ニーナはホフマンを軽蔑しようとしたが、なぜかそれができなかった。人格に問題はあるが、この男の卓越した空戦技能と指揮能力はDMJGに欠かせない。リヒャルト・ホフマンは軽蔑すべき人間だが、戦隊長は尊敬すべき人物だ。「特別な初めて」を奪った男だから、どうしても女性としての感情が湧いてくる――とは、断じて思わないアンナだった。
「ひゃああっ……!」
クラーラの悲鳴で、アンナは物思いから醒めた。ホフマンが腰を引いて角度を合わせて、クラーラをまさに貫こうとしていた。
助けようとは思わなかった。腕力でも権力でもクラーラを助けられないのは明白だが、もしも出来たとしても。わだかまりが残る。戦隊長は、この場限りで一切を忘れてくれる。そして犯された娘は、恥辱の中から立ち上がるしかないのだ。
「いやあああああっ……痛い! 汚い! やめてください!」
ニーナの悲鳴は廊下どころか営庭まで聞こえているだろう。しかしホフマンは、彼女の口をふさごうとはしなかった。
アンナが戦隊長の命令に反して、クラーラのそばへ駆け寄った。なぜそんなことをしたのか、自分にも説明できなかっただろう。アンナはクラーラの顔を横向けて、彼女の口を自分の唇でふさいだのだった。
ホフマンは、それを制止しなかった。
「む……びいいい……」
アンナの口の中で、なおもクラーラは泣き叫び続ける。
アンナはいったん唇をはなして身体を沈め、クラーラが壁に突いている手のあいだに身体をこじ入れた。クラーラを抱き締めてやる。クラーラも壁から手を放して、アンナに抱きついた。
固く抱き合った二人の娘。幼い娘の背後からのしかかって「男女共通の器官」を荒々しく犯し続ける偉丈夫。それは奇妙で煽情的な構図だった。
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いろいろ検索しましたが、若い娘が向かい合って立って抱き合ってる後ろから――という構図は見つかりませんでした。下の画像が描写に近いともいえますが、筆者の頭の中にあるエロさとは、かなり違います。でも、まあ貼っておきます。

こういうのを表紙絵にする予定はありません。絶対にHe162でいきます。
Progress Report 2:火竜と翔けたアクメの空
この3連休ですこしは進捗しました。と、謙遜。
配属:April 1944
性裁:Mai 1944
開眼:Juli 1944
昇進:August 1944
勲章:Oktober 1944
誤射:November 1944
酒淫:November 1944
慟哭:Dezember 1944
復活:Januar 1945
降伏:Mai 1945
現在、『誤射』の空戦が終わって、これからヒロインの妹分が戦隊長から「活」を挿れられるシーンです。
ここまでで175枚ですが。エロシーンが少ないですね。
『性裁』で、ヒロインを含む3人が「活」を挿れられて。
『勲章』で、少年愛の戦隊長を「更生」させようとして、誘い受け。
『誤射』で、妹分が性裁されて。
『酒淫』で、甘百合。
各章の半分以上は空戦シーンとかストーリイ展開ですので、エロは全体の1/3のありません。いや、『開眼』で空戦アクメを描きますから、これもエロシーンです。
しかしともかく。緊縛も拘束も鞭も出てきません。「成層圏の飛燕」ですら、ケツバットがあったのに。
今回はエロ抜きドッグファイトです。実は空戦の記述にいろいろとボロがあるのですが、たぶんバレないだろうかなと。
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この群に突っ込めば。逃げ惑う羊を一頭ずつ仕留めていけるが、タイミングを誤るとこちらが番犬に噛みつかれる。しかし、腹いっぱいに爆弾を抱えて目標を目指して飛ぶ敵を見逃せるはずもない。
「手筈はわかっているな。全機、突撃せよ」
命令を出し終わった時点で、本部小隊の三機はP51のさらに上空から急降下を開始している。
「ロゼ、このまま突き上げる!」
「リリエ、目標は右翼の編隊。突撃!」
アンナは操縦桿を右前に突いてフットバーを大きく踏み込んだ。He162A-10は深いバンクで機首を下げながら、敵の予測未来位置へ向かって突っ込む。
「クリザン、左翼へ突っ込む!」
リリエ中隊の右横を芋虫を背負った黒い影が突き抜けて、急激に引き起こしながら敵に一連射を浴びせると、そのまま大きな弧を斜めに描いて、追尾してきたP51の十数機の後ろを取ろうとした。
乱戦のさ中では、中隊を駒のように動かすのは不可能だ。また、敵も遅まきながら本部小隊の役割に気づいて、執拗に攻撃を仕掛けてくるようになった。もちろん、肝心の護衛が手薄になるほどの戦力は割かない。
統合指揮がとれなくなれば、本部小隊も駒のひとつとして働くしかない。そして、この駒はチェスのクイーンさながらに縦横無尽の機動で、護衛戦闘機さえ倒せた。
「娘っ子のお守りをしないぶん、暴れ回れるというものだ」
事実、この二週間で戦隊長はB17を五機共同撃墜し、P51も三機食っている。
「リリエ1、十時上空、降ってくるぞ!」
四肢奮迅の働きをしながら、なお戦隊長は部下と敵の位置を把握していた。
アンナは第一撃後の引き起こしを、左への急旋回に切り替えた。余裕をもって左上空からの敵機をかわして、すでに右下方から急上昇してくる一群を視界の外に捉えている。
「リリエ1と3。左旋回、急降下。2と4は水平旋回」
アンナの読みでは、ほぼ同じ経路で上下に分かれた四コ小隊のあいだを敵が突き抜けていくはずだった。自分の小隊は真正面からの反航になるが、わずかな軸線のずれが、敵から照準のチャンスを奪うはずだった。
状況は切迫している。「わずかな」「一瞬の」差が生死を分ける。しかしアンナは、この場面での生を確信している。リリエ1の3番機は、本来は小隊長を務めるニーナ・バーデンだった。見込みのある者に小隊長としての経験を積ませようとして、編成替えがあったのだ。彼女なら、経験の浅いクラーラ・ヴェルテをうまくリードするだろう。
ところが、そのニーナが。
「ニーナ、遅れてる!」
いつかのような操縦技量の差による遅れではなかった。リリエ13番機の右エンジンは黒煙を吐いていた。
傷ついた獲物に追いすがるように突き上げてきた敵のうち四機が、激しく横滑りしながら機軸をニーナ機に向けた。
リリエ14番機、クラーラがズーム上昇に転じた。速度を落として、敵後方から急降下を掛けるつもりだ。
「ニーナ、クラーラが来るまでロールで逃げて」
先行しているアンナは、すぐには掩護に駆け付けられない。
「リリエ2、煙を吐いてる機を掩護」
リリエ2よりは、自分が三百六十度旋回して敵の後ろへつけるほうが早い。その経路をとりながら、リリエ13を見守る。もちろん、あと三十秒はこちらに攻撃を掛けられる敵がいないと見定めてのことだ。
ニーナの緩横転に、敵の一機が追随する。目標を照準器に入れるには、追撃側も同じ機動で追わなければならない。見越し射撃で軸線も経路も異なる目標に命中させるのは、神技よりも難しい。
クラーラが遠距離から射撃を開始した。もちろん、当たるはずがない。しかし、何十メートルも離れているとはいえ、火箭が視界をかすめては、敵を追うどころではない。ニーナを狙っていた敵はロールを切り返して急降下で離脱した。その数秒後にクラーラが敵と交叉角を持って急降下していく。
ニーナと軸線が合いかけているアンナと列機のエルナに、敵のロッテが上下から迫ってきた。
エルナの機動を見定めて(空戦アクメで知覚の拡大しているアンナは、コンマ一秒もあれば、機首の初動で十秒先の未来位置も予測できた)、彼女を下方に見て交差する経路に切り返した。
離脱した敵のペアが、ニーナの後方へ回り込もうとしている。
危険を承知で掩護に向かおうとしたとき。下方からズーム上昇してくるクラーラに気づいた。
上昇にエネルギーを奪われていても、機速の落ちたニーナを追撃しようとしている敵よりは過速だった。それに気づかず、クラーラは機首を下げて増速した。ニーナ機と敵機の双方に対して、角度が浅い。
「クラーラ、射つな!」
叫んだと同時に、敵機を追い越したHe162の機首から二条の火箭が伸びて。射撃はすぐに中止されたが、二十ミリ弾はニーナ機の左水平尾翼を破壊していた。
「被弾! 脱出する」
ニーナの甲高い叫び。しかし、うろたえてはいない。
飛行機の重心は主翼の揚力中心より前にある。そのために発生する頭下げモーメントを水平尾翼の負の揚力で相殺して飛んでいる。
水平尾翼を破壊されたニーナ機は急速に頭を突っ込んで、さらに裏返しになっていく。
「ニーナ、出るな。空が見えるまで待て!」
裏返しになった機から脱出しようとして垂直尾翼に叩かれた戦隊長の姿が、まざまざと目に浮かんだ。
アンナの指示を正しく理解して、ニーナは残された尾翼を下げ舵に切った。補助翼でロールを殺している。
「今! 脱出!」
機首がほとんど垂直まで立ったとき、アンナが叫ぶまでもなく、ニーナ機のキャノピーが吹き飛んだ。
心をそちらへ残しつつ、さらに追いすがってくる敵機をかわして、左旋回急上昇に舵を切った。ニーナ機が五秒前にあった方角へ機首が転じたとき、下方に白い花が咲いているのが見えた。
クラーラは、ようやく間違いに気づいて、茫然自失といった態で直線飛行を続けている。その上下左右を、リリエ2の四機が護っていた。
「クラーラ、リリエ1に合流して」
クラーラが緩慢に旋回を始めた。
この様子では、まともな戦闘行動はとれそうもない。
「指示を訂正。インガはクラーラを護ってケッテで帰投。ドーリス、悪いけど3番機を勤めてね」
「もちろん。そのかわり、うんと食べさせてよ」
敵爆撃機を、という意味だった。
敵戦闘機を振り切って、シュヴァルムを組み直すと、アンナは列機を率いて上空の敵爆撃機の追撃に向かった。
========================================
ニーナが本来は小隊長ウンヌンというのは。3番機設定でこのシーンを書いていて、前の章で小隊長にしてたのに気づいて。しかし、前振りなしに別人を出すのも唐突だし。新人育成とか取って付けたのです。

それにしても、困りました。BFの素材がありません。戦闘機の前で裸ハーネスで敬礼てのは、『成層圏の飛燕』でやっていますし、暫定表紙のようなHe162の前で甘百合というのも、しっくりきません。
もう、本番も、こんなのでやっつけちゃうかもしれません。
メモ公開:27 噴水考
たまには、ひとつのメモを掘り下げてみましょう。
ストック原稿の御蔵出しではなく、発想即発送です。
季節の風物詩ともいうべき噴水です。冒頭のバナーも、記事にふさわしい(?)ものにしてみました。
・噴水の上に開脚磔
駿河問でぶん回すのもあり?
真冬は熱湯とか?
ひさしぶりに大掛かりなネタを思いつきました。
シャワー責めを大掛かりにしたようなものにも思えますが。

[噴水、女、裸]とか[pussy high pressure water]とか検索しても、上のような画像しかヒットしません。大の字磔と噴水の画像でコラージュ丁稚揚げるのも手間(磔画像を切り抜いて噴水の画像に貼り付けて、水流部分だけを切り抜いた画像をさらに上から貼る)なのでこれで我慢してください。
顔まで噴水に埋もれるようにすれば、窒息系の水責めにもなります。
高圧で股間を直撃させれば、苦痛系の責めです。
高圧水が各部の穴に押し入って、噴水が止まると逆噴水とか。
白昼に野外で実施してこその大スペクタクルです。
円周状に吹き出す噴水がありますが、こいつを同じ方向に傾けて、駿河問などで水平宙吊りにしている裸身に吹きつければ、クルクル回ります。これもなかなかに風情があるかと。
いずれにしても、女を苦しめて愉しむというよりは、明るく健康的な(どこが?)見世物ですね。そして、放置プレイにもなります。
真冬だと。
「寒いだろう。暖かくしてやろう」
と、噴水を熱湯にするというのも。冷水と熱湯を交互に切り替えれば、金冷法ならぬマン冷法になるかしら。
ただまあ。ひとつ方向を間違えると、こんなほのぼのしたシーンになってしまいます。

もっとも、この女の子が恍惚としてたりすると、これまた孟宗竹の種になりそうですが。


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初日に発売開始の記事を書かなかったせい――では、ないでしょうね。
イジメが連想されたのか。
でも、濠門長恭作品の性的虐待はイジメなんて生易しいものじゃないですから……「ぬるい」と思われた?
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それとも、表紙絵がそそらなかったんでしょうか。
なにしろ、体育で着替えてるときにスカートが絡まって倒れ込んだ――と、いうことにしときましょうか?
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Progress Report 1:火竜と翔けたアクメの空
事前に細かく決めていても、「抜け」はいろいろと出てきます。(PLOT→)
最初に書いたシーンが、これです。
========================================
「軍服を脱げ」
このまま除隊させられるのか。失意にまみれながら、アンナは上衣を脱いだ。ロジーナとドーリスも、しぶしぶ倣う。
「軍服とは、官給の衣服一切だ」
アンナは耳を疑った。今身に着けているのは、ズロースにいたるまで軍から支給されたものだ。それらをすべて脱げば裸になってしまう。
「そんな非常識な命令には従えません」
ロジーナが拒絶した。思いは、アンナも同じだった。
「あとで返してやる。それとも、私服に着替えて基地を去るか。どちらかを選べ」
恥辱に甘んじて軍に残るか、尻尾を巻いて故郷へ帰るか。どちらかを選べということだった。
どこも負傷せずに早々と家へ帰されるなんて、男の目に素裸を晒す以上の屈辱だった。それでも、女として従える命令ではなかったのだが。
========================================
とんでもないチョンボに気づいて書き直したのが、こっちです。
========================================
「三人とも衣服を脱げ」
その命令に、性的な連想は働かなかった。貴様らに軍服を着る資格はない。そう言われたのだと受け取った。このまま除隊させられるのかもしれない。失意にまみれながら、アンナは上衣を脱いだ。ロジーナとドーリスも、しぶしぶ倣う。
「上品に言ってもわからんらしいな。俺は、素っ裸になれと命令したのだ」
アンナは耳を疑った。兵士のあいだでは新兵を様々に虐める悪弊があると、噂に聞いたこともある。
けれど、アンナたちはうら若き娘なのだ。そして命令を下した人物は粗野な古参兵などではなく、下士官兵の範たる高級将校だった。
「そんな非常識な命令には従えません」
最初にロジーナが拒絶した。アンナとドーリスは機先を制されただけで、思いは同じだった。
「命令に服従できん部下に用は無い。さっさと荷物をまとめて故郷へ帰れ」
戦隊長も命令の非常識さはわきまえているらしい。抗命罪に言及しなかったのが、その証左だ。
しかし、この場には基地司令官まで立ち会っている。命令に従わなければ、ほんとうに追い出されるだろう。
どこも負傷せずに早々と家へ帰されるなんて、男の目に素裸を晒す以上の屈辱だった。それでも、女として従える命令ではなかったのだが。
========================================
どこがチョンボかおわかりでしょうか。
サブブログ『戦闘詳報』みたいに Thinking time

↓
↓
↓
↓
軍隊において、下着にいたるまで支給されるのは下士官兵だけです。士官は軍服も食事も、すべて自腹です。そのぶん、兵隊とは比べものにならない給料をもらっていますけどね。
だから、最初のシーンは『陸軍女子三等兵強制全裸突撃』ではあり得ますが、娘たち全員が少尉の本作では大チョンボなのです。初歩の初歩です。如何にして趣向を凝らして素っ裸に引ん剝くかばかりに頭が行っていて完全に忘れていました。まあ、気がついただけマシですが。
しかし、PLOTを練り込んでいても、さらに次々とFw190(だんだん良くなるフォッケのウルフ)です。
戦隊長が美少年漁りをしていることをどこかで書こうと決めていましたが。負傷して入院したとき、ヒロインたちが見舞いに行く途中で件の美少年に呼び止められるとかにすれば唐突感が薄れます。
ここしばらくお見限りだけど、戦隊長さんに何かあったの? なんて。
基地のトップが脱落したとなると、ここぞとばかりに敵戦闘が襲いかかってくるから秘していて。
少年もおおっぴらに基地を訪問できないし。ゲシュタポに感づかれたら、いくら空軍の貴重な人材(娘を調教できる軍人なんて、そうはいません)でも容赦なく告発。よくて精神病院送り、下手したら銃殺です。いえ、同性愛者への差別表現ではありませんよ。ナチズムの時代はそういうものだったという歴史的事実に基づく「この作品はフィクションです。実在する/した、如何なる人物、団体、国家、年齢とも関係はありません」というやつです。

Progress Report Null:火竜と翔けたアクメの空
じわじわと書いております。会社の新入社員歓迎会だか親睦会だか、ともかく参加費ゼロでアルコールを飲めて。とか。週末は親の見舞いとか。ウリンちゃんとのデートとか(をい、コラ!)。まあ、日曜は30枚の意気込みですが。
PLOTを決め込んで書き始めても、やはり、弄っているうちに大きくなってきます。
「男女平等に扱う」戦隊長は、実は夜な夜な街へ出ては美少年を買っているとか。ここらは事前に決めてましたけど。ナチスって同性愛にはきわめて不寛容でして。なにせ、人口増加に寄与しない。どっかの国の官房長官あたりが喚きそうな科白ですわね。
しかも。まったく別件で。
「第3中隊の第2小隊、右上方へ占位せよ」なんて指示してたら敵は通り過ぎてしまうし、うっかりすると中隊と小隊を聞き間違えるかも。なので・「チェックメイトキング2、こちらホワイトルーク」みたいに。
「リリエ2、右上方へ」
第1から第4までを(女の子らしく花を背負って)、ロゼ、リリエ、クリザン、プファイルとして。
あらま、プファイル=矢車菊って、旧ドイツ帝国の国花ですわ。反ナチス?
名付け親の戦隊長のキャラが掘り下げられたりします。
ヒロインは、ボーイズラブ許すまじで、「女の子の良さを教えてあげる!」と、戦隊長に迫るのですが。となると、同性愛に拒絶反応。いくら酒の勢いでも、クララに手を出したりはしませんよねえ。
でも。筆の勢いで。800人の志願者から200人を選抜して、ウンヌンで、半数が脱落します。
実はクララは「お姉様」に憧れて志願して、その「お姉様」が脱落してしまって。まあ。友達が参加したオーディションにつき合ったら、友達が落っこちて自分だけ合格しちゃった――なんてノリですかね。
ともかく、そういうわけで。クララは、今やエースになったかなりかけてるヒロインに恋して、失意とアルコールとで、積極的に迫るという、そんなシーケンスにしちゃおうかなと。
「ふふ……お姉様ったら。こんなに濡らしちゃって、女の子同士はよくないなんて……」
逆百合?
あれこれ思いつくシーンを厳正に取捨選択して手際よくまとめるか、あれもこれも突っ込んで、どんどん尺を伸ばしてしまうか。佳品にまとめたって、売れ行き10倍増になるわきゃねえし。妄想全開でKENPC稼ぎしちゃうでしょうねえ。
それはそれとして。表紙絵をどうしようか、あれこれ迷って(楽しんで)るんですけど。飛行機って、でかいですね。女の子って、ちいさいですね。両者をうまくまとめる構図って、難しいです。たとえば、こんなのではHe162を描き込めません。どうしましょ?
