お気に入りの写真(病院1)

 病院というか入院ですね。
 最近は、高齢者の長期入院に伴う人権上の配慮がどうとか、アレですけど。そういうのは異次元世界の出来事として。


 濠門長恭ワールドにおいては、患者を鎮静させるために拘束が必須です。迅速な診断と処置のためには、全裸が基本です。当然、知人友人の面会は謝絶、事情を知っている「家族」だけにしか会わせません。
 こんなのですかしら。

1拘束

 アフィリンクの方は「入院」に絡む拙作です。最初の短編コミックは別で、筆者のドツボです。

 入院着を着せる場合、羞恥寄りだと、手術のときのガウンですかね。何かの本で「天使のガウン」という表現を見掛けました。背中に羽根が生えていても不都合ではないという意味ですかしら。筆者は、あまり好みではありません。
 かといって、包帯やギプスだけで局所丸出しというのも、虹では需要があるみたいですが、「好みではない」でなく「嫌い」です。


2ケツ割れ

 入院(監禁)の華は、なんといっても拘束衣です。こんなの……

3うげええ 
 あわわわわ。へんたいに、おみぐゆしい点のあるましたことを、お詫びもうすあげまし(©藤子不二雄)
 ボッキを取り直して、こちらです。


4拘束衣

 基本、腕は前で拘束しますが、後ろ手も稀に見掛けます。てか、筆者は後ろ手一択。
 股間は1本ベルトで食い込ませるなりディルドを封印するなりもよろしい。Y字形にして24時間使用可能スタイルも素敵です。
 そして。病室も色々と工夫しましょう。個室で各種マシン総動員もよろしいし、大部屋で学用患者ならぬ虐用患者を並べるもよろしいですなあ。



 病院から脱走を図る凶悪な患者は、拘束衣で檻に監禁です。

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 おっと、無料で結構長尺の動画があります。
”detention house erotic”で検索してみてください。
 「なんたらウィルスに感染しています」とか罠にかかる可能性はありますが、shift+ctrl+ESCでタスクマネージャーを立ち上げて、ウェブブラウザを強制終了させれば大丈夫です。もちろん、自己責任でお願いしますね。


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テーマ : 今夜のおかず
ジャンル : アダルト

Progress Report Final:性少年包弄記(怨辱編)

 まるまる後書きを掲載して、お茶を濁しときます。
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 ううううううううむうう。
 今回は『悦辱編』以上の尻切れトンボになってしまいました。
 7.をもうすこしエピソードで膨らませて、8.で腰を据えて戸坂先生と薫とのアレコレを書き込めば――バランスが良くなったはずですが。詳細シノプシスになっちゃいました。
 まあ、読者としても。物語の結構とかテーマを求めているのではなく、ひたすら責めシーンを求めているはずです。ていうか、そういう嗜好の読者を対象にしています。ので、前半でそれなりに楽しんでいただけたかと思います。
 で。極太(ふと、の究極形)思ったのですが。
 現在の執筆体勢がよろしくないのではと。今回で言えば。
 執筆開始時には、次作『女神様と王女様と、いとこの(下)僕』のPLOTを練り込み中でした。すでにほぼ完成して4千文字以上になっています。さらに、突発的に思いついた(計画的に思いつく、なんて言葉は存在しませんけど)『濡墨を着せられた箱入娘』も大筋を考えていたり。すでに25の小見出しまで出来てます。ついでにぶっちゃけると、『A6(An Amateur Assasine Arrested And Assaulted)』も即執筆可能状態で『男正社員(おとこ・せいしゃいん)』も骨組みまで完成(エピソード不足)。
 つまり、目線が先へ先へと進んで手元がお留守になるんですね。
 月に何本も連載を抱えている売れっ子作家じゃあるまいし。
 とはいえ。好きなものを好きなように書くというポリシーでは、やはり鬱勃たるロゴスにパトスに蓄音機を衣冠束帯しがたいわけです。
 それに、アルバイトでジェダイの騎士をしているのもよろしくない。実はよろしくあるけれど図面ミスで何百万もの損害を出すこともないし。ぼけら~(度が過ぎると、車がぶつかったりする)と突っ立ってて、スマホもいじれないとなると、脳内創作活動しかできないわけです。書けずに練ってばかりです。
 しかし、まあ。ここはひとつもふたつも我慢して。次作を書くときは、それ以上先のことは敢えて考えないように……出来るかな? 努力してみましょう。

 この作品のリリースは5月1日(予定)ですが、その後にPIXIVリクエスト作品(募集要項100枚以上で、おそらく出来高300枚)を控えています。これは、少なくとも今年いっぱいはリクエストしていただいた発注者に独占してもらって、一般公開は来年になります。
 したがって、次作『濡墨を着せられた箱入娘』のリリースは、早くても7月でしょう。突如として別物を書くかもしれませんが。

追伸
 対象読者を男女に分けているサイトでは『悦辱編』を腐女子向けとしましたので、今回もそちらのジャンルで登録します。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Progress Report 2:性少年包弄記(怨辱編)

 着々と執筆中。ということにしておきます。反省点などは、次回に。
 しかし。「悦辱編」はDサイトで腐女子向けBLとして登録しましたが。今回は、どうでしょうか。ヒロイン(少年)が責められるシーンはSMではなく、ただの虐待です。そういう趣旨で書いたのですから当然ですが。


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6.恐怖の総括反省会

 3日目になると、だんだん要領も分かってきた。
 ビンタや得物(竹刀とか折れたオール)での尻たたきが日常茶飯になっているこの世界では、自分の考えなんか持たないで、教官の命令にも先輩の指図にも「ハイッ」と従っていれば、そんなに痛い目には合わずに済む。教官の命令と先輩の指図とが相反したときは、告げ口なんかせずに、先輩から気合を入れてもらうか仕付けてもらうしかない。
 とくに僕は、翔子さんと共に教官から目の敵にされているから、生き延びることを第一目標にするくらいの心構えでいなければならないと、自分に言い聞かせた。
 だけど、僕と翔子さんよりももっと虐められている生徒がいた。それが分かったのは、4日目。日曜日の総括反省会のときだった。
 総括反省会では、生徒が自己申告するのではなく、エンマ帳を基にして(たぶん、気まぐれや主観も交えて)小塚校長が、1週間の成績を言い渡す。
 男子は2名、女子は1名の成績上位者は、成績下位者の食事を半分徴発する権利を与えられる。男女とも最下位者は、フンドシをさらして1週間を過ごさなければならない。これだけでも人権無視の虐待だけど、食事や服装より、もっとひどい処遇が待っている――というのを、総括反省会のときに知った。

 男女に分かれて正座している21人の生徒と、後ろに2人と左右に1人ずつたっている教官。全員がそろって5分ほどしてから、校長と下村教官が教室に入ってきた。
 校長は、校舎の横に建てられたプレハブに住んでいる。プレハブの屋根にはテレビのアンテナも立っている。電話も、ここにしかない。そして、一室が下村教官に割り当てられている。その一室に、男性教官のと同じベッドが置かれているのか、別の部屋にダブルベッドがあるのかは、教官も含めて誰も知らない。
 ふたりは並んでぼくたちの前に立って。小塚校長がわざとらしくせき払いをしてから、『判決』を言い渡す。
「薫は3日分だけでも、他の誰よりも減点が多いし加点はゼロだから最下位確定だが、初回なので特別に番外としてやる」
 女子6人の顔が険しくなった。そしてなぜか、男子の大半がうれしそうにしている。
「しかし、無罪放免ではないぞ。おまえは毎晩、自主練習を女子に手伝ってもらっているのに、なんの返礼もしておらんな」
 自主練習というのは、腹筋運動と腕立て伏せのことだろう。手伝ってもらうどころか、オモチャにされて虐めらている。でも、腹筋は100回を50回、腕立て伏せは100枚を10回にまけてもらっているから、やっぱりお礼はしないと駄目なのかな。
「はいっ。忘れていました。これまでの分も含めて、ちゃんとお礼をします」
「どうやって返礼するつもりだ。『男の子のお願い』など認めんぞ」
 男女双方から忍び笑いが漏れた。
「はいっ。女子みんなと相談します」
「つまり、女の言いなりになるということか?」
 一本道の追及が、わだかまった感じを受けた。でも、何も答えないのがいちばん印象を悪くする。
「はい。言いなりではありませんが、できるだけ希望に沿えるように努力します」
「せいぜい女の機嫌を取っておいて、ここぞという場面ではガツンと決める。それが男だ。おまえも、すこしは男らしくなってきたかな」
「はいっ。ありがとうございます」
 なんだか、台風の進路がそれたような気分――になるのは、早すぎた。
「それに免じて、罰直は軽いものにしてやる。昼飯抜きと、午後から鉄棒懸垂1時間だ」
「はいっ、ありがとうございます」
 1時間連続で懸垂はできないから、竹刀でたたかれたりはするだろうけど、運動部のシゴキと比べても、そんなに無茶苦茶じゃないと思う。
「薫が番外となると――最下位は、僅差で寿美香だ」
 男子が、またざわめいた。今度のざわめきは陽気な感じ。
「友美は5位だ。せっかく最下位を免れたのだから、気を抜かずに精進しろ」
「はい、ありがとうございます」
 寿美香さんは、うつむいて床をにらみつけている。
「成績最上位は、京子と綾子の争いになったが、綾子の返り咲きだ」
「ありがとうございます」
 小塚校長が、エンマ帳をめくった。
「男子の成績最下位は、情状酌量の余地無く翔子だ」
 翔子さんも無言。
「先々週もその前も最下位だったな。パイパンくらいでは済まされんぞ。追加の罰として、来週はフンドシの着用も認めない」
「待ってください」
 声をあげたのは、翔子さんではなく拓馬さんだった。
「そんなルールは、無かったはずです」
「あたりまえだ。たった今、決めた」
「それは、おかしいです。後で決めた罰を前の罪に適用するのは、不遡及の原則に反しています」
「なにい……!」
 校長の目が釣り上がった。
「小賢しい理屈を言うな。東京裁判を見ろ。ジャンケン後出しのごとき『平和に対する罪』だの『人道に対する罪』だので、何人もが死刑にされて、それを独立後の日本も受け容れているではないか」
「それは違います。国際法上の明文規定はありませんでしたが、概念としては……」
「黙れ。きさまのようなアカが日本を亡ぼすのだ。ホモやレズより、よほど始末が悪い」
「僕は共産主義者じゃありません。むしろ、保守本流に近いと自分では……」
「親の金を何百万も盗んだやつが、したり顔をするんじゃない。国に逆らうやつ、ここでワシに逆らうやつは、みなアカだ」
 難しい論争だけど、拓馬さんの正論を校長が『力』でねじ伏せようとしているとしか聞こえない。だけど、拓馬さんて親の金を盗むような人だったのか。
 もうひとつ、疑問があった。拓馬さんは、僕がフンドシを取り上げられたときも、その場にいた。でも、不遡及とかの指摘はしなかった。僕が新入生で面識がなかったからだとしたら、この人の正義感も薄っぺらい。それとも、拓馬さんにとって翔子さんは特別な存在なのかな。それならなっとくするしかないけど。
 そんなことをちらっと考えているうちにも。
「きさまの根性を、今度こそたたき直してやる。厳重反省を命じる」
 校長が議論をぶった切って『判決』を言い渡した。ぎくっと凍りついたのは、生徒ではなくて教官たちだった。
「校長。季節が季節ですから……」
「今夜は冷え込むと、天気予報が言っています」
「だからこそ、厳重な反省が意味を持つ」
 校長は教官たちの反対意見に取り合わない。
「いや、こいつには真冬の厳重反省でも生ぬるいくらいです」
 山口教官だけが、校長に賛意を示した。
「自分も厳重反省のおかげで、ひと晩で生まれ変われました」
 この人も、かつてはスクールの生徒だったんだと、初めて知った。生まれ変わってこんな人間になるのなら、僕は『矯正』なんかされたくない。
 山口教官の賛成もあったし、そもそもスクールの運営は多数決ではなく『力が正義』で『目上が正義』だった。どんな罰かは知らないけれど、拓馬さんは厳重反省に決まりかけて……
「鈴永さんは、私をかばおうとして言い過ぎただけです。赦してあげてください」
 翔子さんが手を挙げて、名指しする前に立ち上がって発言した。
 校長が奇妙な目つきで翔子さんを見つめた。
「おまえが男をかばうとはな。すこしは女の自覚が芽生えたか。それとも、拓馬に感化されてアカに染まったか」
 アカというのは共産主義のことだけど。戦時中は国策に反する人間は主義主張に関係なくアカ呼ばわりされて、特高警察に捕まって拷問されていたと聞いたことがある。
 翔子さんを見つめる校長の目に、残酷な色が浮かんだ。サディストたちの目を見てきた僕だけにしか分からない色だと思う。だけど、その色が絶対零度の冷たさを伴なっている。サディストたちの残酷の色は、炎が吹き出すほどに熱いのだけれど。
「よかろう。おまえにも厳重反省をさせてやる」
「校長。深夜の気温は氷点下に達します。せめて、昼間にしてやるべきだと思います」
 林副校長は、気温ばかりを気にしている。
「ふたり抱き合わせで処罰してやれば、互いの肌で温め合う。それで翔子が女に目覚めれば、一石二鳥だ」
 林副校長も、それ以上の反対はしなかった。
「ふたりへの処罰は、規則通り午後6時から始める。本題に戻るぞ」
 校長が、男子の成績上位者2名を発表した。柴野淳一さんと河野寛太くんだった。男子は下位者が拓馬さんと翔子さんでほぼ固定していて、上位者は毎週入れ替わっているらしい。
「これで、今週の講評を終える。打ち上げの準備にかかれ」
 拓馬さんと翔子さんは全裸にされて、教壇に並んで膝の裏に竹刀を挟んで開脚正座をさせられた。動けなくするために、右手首と左足首、左手首と右足首に手錠を掛けられた。股間までさらし物にされる恥辱と。このままひと晩放置されるのだとしたら、外気温が氷点下になるというから、けっこう厳しい罰だ。
 僕がふたりに気を取られているうちに、教室の隅に重ねられていたマットが引き出された。寿美香さんが全裸になって、マットの上であお向けになった。男子の成績上位者2人(と、拓馬さんと翔子さん)を除く生徒全員が、寿美香さんを囲んで三角座り。並び順はいつもと違って、男子の間に女子がひとりずつ配置された。僕の両側は男子だから、やっぱり僕は女子扱い。
「よし、淳一からかかれ」
 輪の外にいた淳一さんも全裸になった。みんなに見られていても、ペニスは完全に勃起している。
「お久しぶり、寿美香の姉御」
「うざい。やること、とっととやりなさいよ」
「こら。いくら元売春婦とはいえ、もすこしは羞じらう風情を見せなさい」
 下村教官の言葉に驚いてたら、寿美香さんの返事に二度びっくりした。
「売春じゃないです。愛人です。契約した人としか、セックスはしないです」
「同じことよ。世間様に威張れることじゃないでしょ」
「あんたなんか、うちのクラブじゃ不採用なんだから」
「なんですって……」
「まあまあ。まともな結婚を諦めた娘には、これもひとつの生き方でしょうから。日陰の花も、また可愛いからずや、です」
 林副校長が取りなした(の、かな?)。
 下村教官がそっぽを向いて。マットの上では、とっととやることが始まった。
 あお向けに寝ている寿美香さんの右側に淳一さんがひざまずいて、両手で乳房をもむ。もぎゅもぎゅとこねくっていると表現したほうが、実態に近い。マゾ女性なら、苦痛を訴えて嫌がりながら悦ぶだろうけど、ノーマル(これまでの印象だと、寿美香さんはサド寄りに思う)な女性には、どうかな。乳首もお義理に転がして、右手はすぐに股間へ向かった。
 中指を折り曲げて、淫裂をうがつ。最初は浅く、指先で円を描きながら、徐々に深く挿入していく。乾いている泉を強引に掘り進んでいるような印象を受けた。
 淳一さんが指を抜くと、寿美香さんが脚を開いて膝を立てた。男を受け挿れる体勢だけど。ほんとに準備できてるのかなと、僕が心配することじゃないけど。
 女の人は、寿美香さんよりずっと年上(だと思う)のアヤネさんしか知らないけど。アヤネさんがオチンポ様を受け挿れるときのとろけた顔と違って、寿美香さんは醒め切っている。
 淳一さんは、そんなことまで考えていないんだろう。小袋を千切ってコンドームを取り出して、あたふたと装着して。寿美香さんに、のしかかった。
 寿美香さんが醒めた表情のまま、ちょっと腰をひねって、ペニスの挿入を助けた。とっとと済まそうって魂胆が見え見えの仕種だった。
 淳一さんも、がつがつと腰を振って――掛け時計の秒針が3周しないうちに終わってしまった。セックスを愉しむとか女を責めるとかじゃなくて、ひたすら一直線に射精するだけの行為だった。オナニーだって、逝く寸前で我慢して快感を長引かせるとか工夫するんだから、オナニー以下だ。
 教官や仲間に見物されて羞ずかしいから急いだのかな。まさか、セックスの目的は子作りなのだから、快楽を求めるのは不道徳だなんて考えてるわけじゃないだろう。それなら、コンドームなんか使わないはずだ。
 小塚校長は打ち上げとか言ってたし、男子の成績上位者と女子のビリとの組み合わせだから、ご褒美と罰の意味合いもあるんだろう。とすると、淳一さんは御馳走をガツガツ貪ったようなものかな。
 そんな疑問を考えているうちに、寛太くんが寿美香さんに挿入した。コンドームを使うと、挿入される側の後始末を省けるから、効率的だよね。でも、僕が映画館で何人も相手をさせられたのと違って、たったふたり。10年前の交通標語じゃないけど。「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」だよ。
 連れて来られた日にあった、翔子さんへの『特別補習』で誰もズボンの前を膨らませていなかったのを思い出して、みんなの様子を観察してみると。たしかに、教官たちは平然としている。きっと、六尺フンドシの下でも勃起していない。でも、男子生徒のほうは。さり気なく股間を押さえてたり、正座している脚をもぞもずと揺すったり。こっちのほうが正常な反応だと思う。
 ちなみに(翔子さんを除く)女子は。羞ずかしそうにうつむいているのは由紀恵さんと百合さんだけで。あとの3人は、真剣かつ熱心に見学してた。友美さんは、男子以上にお尻をもじもじしてた。
 僕がそんなことを考えているあいだに、寛太くんは――終わったりしなかった。正常位でいきなり挿入して、浜辺で翔子さんを犯したときと同じくらいに激しく荒腰を使ったけれど、30秒ほどでひと休みした。身体を起こして、両手で乳房をもみ始めた。淳一さんと同じように、女性に快感を与えることなんか考えないで、わしづかみにしてこねくっている。
 痛いに決まってるけど、寿美香さんは天井を見上げて無表情。愛人契約とか言ってたから、女は男の欲望のはけ口だと割り切っているんだろうか。
 寛太くんは30秒から1分くらい荒腰を使って、射精しそうになるとひと休みして乳房を虐める。ワンパターンの繰り返しを何度か続けて、自分なりに満足したんだろう。始めてから7分ちょっとで射精した。
 これで、総括反省会は終わりになった。

 昼食時間は、食堂にしている教室で教壇に上がって正座。みんながおいしそうに(実際にはかなり不味いけど、空腹は最高の調味料だ)食べているのを見せつけられるのは、匂いまで漂ってくるから、ちょっとつらかった。
 食事が終ると、僕への罰直。全員が校庭に出て、処罰を見学させられる。
 廃校でも、鉄棒やブランコやウンテイは、そんなにさび付いていない。この3日間では誰も使っていなかったけれど……もしかして、罰直用の責め具になっているのかなと、不吉な想像をしてしまった。不吉な想像は、だいたい当たってしまうんだよな。
 またしても、ワンピースを脱がされた。つまり全裸。
 鉄棒の下に立つと、投げ縄みたいにした輪を首に巻かれた。その縄が鉄棒に掛けられて。
「懸垂、始め。身体を引き上げて、そこで保持しろ」
 首に掛けられた縄の端が引っ張られて、浅いU字形を描いた。そこで、縄が鉄棒に巻きつけられた。
「1時間、懸垂を続けろ。死にたくなったら、腕を伸ばしてもいいぞ」
 縛り首だ。ほんとうに死んじゃう。
 解散の号令が掛かって、全員が三々五々散っていった。教官も、誰ひとり監視に残ってくれなかった。
 首を吊ると、窒息死する前に頸動脈の血流が途絶えて脳死する。速やかに苦痛無く死ぬから、絞首刑は残虐な刑罰には当たらないって判決が最高裁で出されたというのを新聞で読んだ記憶がある。
 速やかにというのが、大問題だ。もし僕が鉄棒から手を放したら――すぐに誰かが気づいて救けに駆けつけてくれても間に合わないかもしれない。1時間も腕を曲げて体重を支えていられるとは思えない。こんな所で、こんな惨めな姿で、僕は死ななければならないんだろうか。
 悲しみよりも怒りが込み上げてきた。小塚をはじめとする教官ども、僕の『処刑』を黙って見物していた生徒たち――僕をこんな所へ放り込んだパパ。僕が死んだら怨霊になって、みんな呪い殺してやる。
 なんて、信じてもいない死後の世界のことを考えてもしょうがない。死んでたまるもんか。1時間、耐えきってやる!
 ……………………
 ………………
 …………
 ……
 校舎の掛け時計は、午後1時35分。懸垂を始めて、やっと15分。腕がしびれてきた。自然と腕が伸びて――首吊りの縄がぴんと張って、投げ縄の結び目が喉に食い込んでくる。息が苦しい。けれど、意識はしっかりしている。
 頸動脈が圧迫される前に、結び目で喉をつぶして窒息するように仕組まれてる。ということは……首吊り状態になるのを見届けてから救けに来てくれて、それで間に合うのかもしれない。もちろん、命を張って実験するつもりはない。でも……。
 最後の力を振り絞って身体を引き上げて、大急ぎで深呼吸を繰り返してから。腕の力を緩めてみた。だんだん喉が圧迫されて。縄が体重の一部を支えてくれるから、腕が楽になった。そうやって腕を休めておいて……目の前が暗くなってきたので、渾身の力で身体を引き上げる。すうっと視界が明るくなった。
 また深呼吸を繰り返して、腕の力を緩めていって。窒息死する前に身体を引き上げる。
 命がけの綱渡りだけど、すこしだけ希望が見えてきた。
 ……………………
 ………………
 …………
 ……
 それでも、20分が限度だった。視界が暗くなって、午後1時55分を指している掛け時計だけがぼんやり見えるだけになった。腕に力を入れているつもりだけど、喉元に食い込む結び目の圧迫がすこしも緩まない。息が出来ない……
 がくんと、背中を重たい衝撃が貫いた。
「ふうっ……」
 息が出来た。と同時に、視界が徐々に明るくなってきた。
 ばしんばしんとビンタを張られた。痛い。けれど、生きているから痛みを感じる。
「わずか1時間の懸垂も出来んのか。毎晩の腕立て伏せをごまかすから、こういうことになる。今夜からは、ちゃんと100回やっておけ」
「……はい。ちゃんとやります」
 まだ意識がぼんやりしてるのに、条件反射で返事をしてしまった。わずか3日で、ずいぶんと染まってしまった。
 そして、これも染まった結果だろうか。教官への怒りが薄れて、救けていただいたという感謝の気持ちすら芽生えている。SMプレイでどんな無茶をされても、実際には安全を確保してくれているという信頼にも、ちょっと似ていた。
 懸垂をしていた時間は40分にも満たなかったけれど、残りをやれとは言われなかった。これもうれしかった。感謝した。次はクリアしてみせるなんて、ちょびっとだけど思ったりして。僕って、意外と簡単に『矯正』されてしまうのかな。
 というのは、命を拾った(というのが実感)直後の気迷いにしか過ぎなかった。
 午後5時から始まった『厳重反省』で、僕はここの恐ろしさを再認識させられた。

 竹刀正座で足がしびれてるふたりは、拓馬さんが山口教官と川上教官、翔子さんは男子生徒の高草壮太さんと元田肇さんに両脇を抱えられて、校庭の真ん中に引きずり出された。
 体が密着するほど接近して向かい合わせ。僕たちは男女が入り混じった並び順でふたりを囲んだ。
「せっかく翔子が女に目覚めかけていることでもありますし、番(つが)わせてやっては如何でしょうか」
「それはいい。身体の内側からも暖めてやれますな」
 大田原教官の提案に林副校長が賛成して、小塚校長もうなずいた。
「拓馬。その姿勢で翔子とセックスをしろ」
 この施設、完全に狂っている。そんな命令をする教官も、平然と見学している生徒たちも。
「出来ません」
 きっぱりと拓馬さんが断わった。その意志を表わして、ペニスは(表現としては矛盾しているけど)力強くうなだれている。だけど、本人の意志なんか無視されるのが、このスクール。
 百合さんが名指しされて、ふたりの横にしゃがみ込んだ。
「ごめんなさい」
 小さい声で拓馬さんに謝ってから、両手を使ってペニスをしごき始めた。なかなか勃起しない。百合さんの後ろで、小塚校長が竹刀をぱしんぱしんと手の平に打ちつけた。びくっと身をすくめて――百合さんはフェラチオを始めた。
「くそ……翔子さん、ごめん。百合さんまで罰を受けさせたくない」
 百合さんのフェラテクは拙かったけれど、拓馬さんの意志がくじけたんだろう。挿入可能なまで怒張した。でも拓馬さんは、垂らした両手を握りしめて突っ立ったまま。
 翔子さんは両手で股間を隠して、やっぱり無言の拒絶。
「壮太、肇。拓馬を押さえておけ。山口教官と川上教官は、翔子を手伝ってやりなさい」
 拓馬さんはふたりに両側から肩と腰をつかまれて、身動きできなくされた。
 翔子さんは校庭へ引きずり出されたときと同じ形で、30センチほど持ち上げられた。
 下村教官がペニスを握って角度を調節したところへ、翔子さんが下ろされていった。たぶん翔子さんは乾いていただろうけど、唾でぬらされたペニスは、簡単に翔子さんを貫いた。a
「しまった。コンドームを忘れていました」
「そのままで構わん。妊娠すれば、翔子も母性に目覚めるだろう」
 小塚校長がとんでもなくないことを言うのを、僕は聞いた覚えがない。こんな虐待を繰り返して、これまで訴えられたことがないんだろうか。それとも、この虐待を当然の仕付けと思うようになるまで、僕たちは『矯正』されていくんだろうか。
 拓馬さんと翔子さんは、立位でセックスしたまま、互いに抱き合う形にされて、縄でぐるぐる巻きにされてしまった。拓馬さんのほうが背が高いので、足を開かせて性器の高さを合わせている。その足の間にも縄を通して、ふたりの腰も縛り合わされた。
「これでは、水を掛けられても結合したままですね」
 犬の交尾じゃあるまいし。
「試してみよう。薫、裏から水をくんでこい。バケツに2杯だ」
 突然に言いつけられて。寒空に全裸で立たされているだけでも、厳しい責めなのに。水を掛けられたら凍え死ぬんじゃないかと――それでも、とぼとぼと裏庭へ向かった。
「チンタラするな。駆け足!」
 しかりつけられて、駆け出す。物置小屋からバケツを取り出して、貯水槽から水をくんだ。天びん棒を使おうかと思ったけど、それでふたりが殴られたら可哀そうだから、両手に30リットルずつ持って運んだ。
「よし、では試してみよう」
 横幅だけでなく背丈もプロレスラー並みの山口教官が、ふたりの頭上からバケツの水を浴びせた。
 ふたりとも目を固くつむり歯を食い縛って、無言で耐えた。
 もうひとつのバケツは、ふたりの足元に置かれた。乾いてから、また掛けるんだろう。
「よし。明日の朝まで、たっぷりと反省しろ。反省できなければ、死んでも構わんぞ。アカもレズも、社会の害毒だ。おまえらが居なくなれば、それだけ日本が良くなるというものだ」
 まさか、ほんとうに殺したりはしないと――僕は、まだ甘っちょろいことを考えていた。
 それよりも、僕はふたりが生理的欲求をどうするのだろうと、そちらが気にかかっていた。こんなに寒ければ、とても朝まで我慢できない。拓馬さんは引っかけられるだけで済むけど、翔子さんは膣内にされることになる。
 ものすごい屈辱だろうけど、全裸に水を浴びせられて真冬の屋外に放置されることに比べれば、たいしたことじゃない――と思うのは、僕が戸坂先生のオチンポ様から直飲みをした経験があるからだろうか。もちろん、僕のSMプレイでの経験と、ここで行なわれていることは……似ている部分もあるけど、本質的にはまったく別物だ。どこが違うのかうまく説明できないけど、直感で確信している。
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怨辱FC2

 さて。現在の(フルタイム)勤務シフトは変則週休2日というか、月休8日。来月からは月休10日ですが。
 25日は休日なので、この日に脱稿するでしょう。もしかしたら(現在のシフトだと勤務中も1時間半くらい、こっそり書けるので)少し早まるかもです。
 で、校訂とかアレコレして、3月末までに各サイトに登録申請のスケジュール。
 気分転換に『宿題を忘れたらお尻たたき、水着を忘れたら裸で泳ぐと、HRの多数決で決めました。』を少し進めて。
 それからPIXIVリクエストに取り掛かるとしましょう。


 DLsiteアフィリエイトは「乙女向け:キーワード「少年」「虐待」です。

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Progress Report 1:性少年包弄記(怨辱編)

来訪者様4万人到達です。カウンター設置後4年3か月目にして、ようやくです。
昨日は10数年ぶりに紙飛行機MAXを記録しましたし。
縁起が良い。ということにしておきます。


さてさて。執筆のほうは、130枚ほどです。章立てでは、全11章(また増えました)のうち、3章が終わったところです。拉致された1日が終わって、明日からはSM的だがSMでないシゴキとイジメの日々が始まります。



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1.不適合者の矯正所

手錠拉致  戸坂先生がスキャンダル新聞で僕との関係を暴かれそうになって、僕をかばって――というより、政治家の父親を巻き込まないためで、僕は付け足しだろうとひがんじゃうけど。とにかく、辞職してしまって。マゾに調教されちゃった僕は被虐願望を抑えきれなくて、見つかったら言い訳できないような服装でハッテンバをうろついて。うまく男の人をキャッチできたところを、巡回中の刑事さんだか補導員だかに捕まって。学校に通報されて親にも連絡されて。警察はお説教だけで済んだけど、パパは大激怒。自主謹慎を申し渡されてしまった、学校でもあれこれウワサになってるんだろうけど、クラスメートは誰も会いに来てくれないから、分からない。
 家の中でだって、自分の部屋から出るのは食事とトイレとお風呂のときだけ。テレビも平日にひとりで観るのは禁止で、夕食の後に1時間だけ。他の子が学校へ行ってるあいだは、自習と自習と自習。自主謹慎てよりも、座敷ろうだよ。
 座敷ろうの中でクリスマスを(イベント無しで)過ごして、1984年のお正月も無しで。座敷ろうの外では3学期が始まった。
 そんなある日の朝。僕の部屋にいきなり、知らない人が2人訪れた。小柄な小父さんと、プロレスラーみたいにでかいお兄さん。後ろにはパパもいる。
「畑山薫クンだね。きみはこれから親元を離れて、全寮制のスクールで暮らすことになった。私たちと一緒に来なさい」
「息子をよろしくお願いします」
 パパが、小柄な小父さんに頭を下げている。当事者の僕には何の相談もなく、転校を決めたんだ。たぶん、僕には文句を言う権利もないんだろうけど。でも、いちおうは言っとかなきゃ。
「そんなの、聞いていません。ちゃんと説明してください」
「来れば分かる」
 プロレスラーみたいなお兄さんが僕の腕をつかんで、椅子から(立ち上がらせたってよりも)ぶっこ抜いた。
 そんなことをされたら「はい、行きます」なんて言えない。
「イヤです。ちゃんと説明してください。それに、行くとしても支度をしなくちゃならないし」
 お兄さんが問答無用で僕の腕を背中にねじ上げた。
 カチャ……聞き慣れた音と、知り尽くしてる金属の冷たい感触。手錠を掛けられた。
 先生やサディストの人たちに手錠を掛けられたら、胸がきゅうんと切なくなって、粗チンも硬くなってくるんだけど、もちろん今は、そんなふうにはならない。
 なにかとんでもないことをされるんじゃないかって不安だけ。
「やめてください! こんなことしなくたって、きちんと説明してもらって納得したら、言うことをききます」
 小柄な小父さんがボールギャグを取り出した。
 僕は口を固く閉じて、そっぽを向いた。
「これが何か、分かっているようですな。それだけ、変態に染まっているということです。矯正はなかなかに手間取りそうですな」
 小父さんがパパに向かって、僕のことをボロクソに言う。そして、ボールギャグを僕の口に突きつける。
 僕はさらに顔をそむけたのだけど。
 ぼふっ……プロレスラーにお腹を殴られた。
「あう……」
 半開きにした口にボールギャグを押し込まれた。バンドがほっぺたをくびる。
「あの……手荒なことは……」
「息子さんの教育については一任していただいたはずです。口出しなさるなら、御引き受けできませんよ」
 パパは黙り込んじゃった。
 口をマスクでおおわれた。覆面じゃなくて、風邪引きとかで着けるやつ。
「おとなしくしていれば、手荒なことはしない。ついて来なさい」
 もうじゅうぶんに手荒なことをされてるし、ついて行くもなにも、二の腕をさらにねじ上げられて、引っ立てられた。裸足のまま玄関から引きずり出されて、運転席以外の窓は真っ黒なフィルムで隠されたバンの荷物室へ押し込まれた。
 パパは玄関口に立って、僕がされることを眺めていただけ。声も掛けてくれなかった。でも、見送りに来てくれただけましなのかな。後妻さんは、ずっと姿を現わさなかった。
 車が走り始めて10分も経ったかな。やっと、いろんなことを考えられるだけ、動転が治まってきた。
 全寮制のスクールとか言ってたけど、これまでの様子だと、私設の刑務所みたいなところじゃないだろうか。パパとしても、ホモ(自分では違うと思ってるけど)でマゾの息子がいるなんて世間体が悪い。それに、後妻さんとのあいだに出来た子供がいれば、僕なんかいなくても平気なんだろう。
 だけど、スクールに閉じ込められて……出してもらえるんだろうか。そんな不安まで湧いてくる。
 まるきり事情が分かってないんだから、あれこれ考えても無駄なんだけど。サディストさんたちに調教部屋へ連れ込まれるのとは、次元が違う。あれは――エッチなことやSMをされるんだって分かってる。どんなひどいことをされても、大怪我は(たぶん)しないし、最後は家に帰れるって分かってる。けど、今は……まさか、殺されたりはしないだろうけど。
 車は高速道路を何時間も走って、僕が車から降ろされたときには、お昼に近かったんじゃないかな。でも、そこが目的地じゃなかった。
 潮の香りがした。のも当然で、そこは小さな漁港だった。また二の腕をつかまれて、波止場へ引きずって行かれる。
「んんんんん……」
 僕は身体を揺すって、言いたいことがあると訴えた。
「なんだ、小便か?」
 僕はコクコクとうなずいた。
「もうちょっと我慢しろ。船に乗ったら、させてやる」
 しゃべるのは小父さんだけで、プロレスラーのお兄さんは、ずっと無口。なことは、どうでもいい。船に乗るってことは、僕を魚の餌にするんじゃないとしたら、全寮制のスクールというのは、どこかの島にある。ますます脱走不可能な刑務所を連想してしまう。
 ぼろっちいコートを肩に掛けられて、後ろ手錠を隠した姿で歩かされた。ボールギャグもマスクで隠されている。他人に見られるとまずいってことだ。隙を見て逃げ出せば……それから、どうすればいいんだろ。世間向けの言い訳なんか、オトナはちゃんと考えている。だから、公園の砂場にペニスを突っ込んで腕立て伏せをしてるとこをお巡りさんに見つかっても、戸坂先生は平然と応対してた。
 もしも、この人たちの言うことより僕の言葉を信じてくれる人がいたとしても、警察に連絡してくれて……家へ連れ戻されるだけじゃないだろうか。そしたら、またこの人たちがやって来る。今度は、後ろ手錠よりもずっと厳しく拘束されて(もしかしたら箱詰めとか)連れて行かれるだけだ。
 そんなことを考えているうちに、波止場の隅っこに泊まっている小さな漁船に乗せられた。漁船は、おじいさんがひとりで動かしてるぽい。
 小さな漁船には操船室だけで、客室なんて無いので、船の後ろに座らされてた。
 港を出たら、立たされた。風で飛ぶといけないからだろうか、コートをはぎ取られた。
「小便がしたかったんだな?」
 小父さんの質問に、うなずいて答える。
「この船にはトイレなんか無い。そこから立小便をしろ」
 と言われても。後ろ手錠を掛けられてるんだよ。
「脱がしてやれ」
 ごつい体格のお兄さんが僕の後ろへまわって、ズボンに手を掛けた。
「んぶうう……」
 腰をひねって抵抗したら、また腹を殴られた。
「んびっ……」
 胃のあたりを鈍い痛みが突き抜けて……ちびってしまった。
 ズボンもブリーフも、脚から引き抜かれた。船の後ろぎりぎりまで押し出される。真冬の風が吹きつけて、足が震える。玉もサオも縮み上がる。
「すこしくらい船にかかってもかまわんから、さっさと済ませろ」
 オシコはしたい。これまでの調教で、他人に見られてもわりかし平気で出せるようになってた。でも、出したくない。抵抗できないように拘束されて、強い男の人に命令されるのは調教と同じだけど。なにかが根本的に違っていると思う。命令されて、こんなに腹が立ったのは初めてだ。
「さっそく反抗するのか。山口、手助けしてやれ」
 後ろに立っていたお兄さんが、僕のペニスを摘まんだ。ペニスだ。チンポとか粗チンなんて表現する気分じゃない。
「そら。さっさと出しちまえ」
 寒さで縮かんでるのを、ぎゅっと引っ張られた。僕は出そうと努力した。だって、出さないでいると……
 ぼぐっと、お腹を殴られた。胃よりもずっと下だったから、そんなに痛くなかったけど――それが刺激になって、またちびった。そのまま、ちょろちょろと出続ける。
 風が巻いているので、脚にもかかった。
 出し終えると、突き飛ばされた。手を拘束されたときの身ごなしは、じゅうぶんに慣れている。無理に踏ん張らずに、倒れて頭を打たないように、すとんと尻餅をついた。
 お兄さんは船から身を乗り出して海水で手を洗って、僕のズボンで拭いた。オシコが船べりに掛かったところも拭いて。ズボンもブリーフも海へ投げ捨てた。
「んんっ……?」
 文句を言いたいけれど、ボールギャグで封じられてる。
「スクールに着いたら、制服を着せてやる。それまで……」
 小父さんは言葉を途切らせて、僕を見下ろした。
「着くまでには、まだ時間があるな。先に、スパルタン・カッタースクールの理念と教育方針について、オリエンテーリングしてやろう」
 僕は船底に正座させられた。
 訳の分からないところへ、もっと訳の分からないことを言われて、僕はこの人に反発していた。具体的にいうとムカついていた。のが、態度にも表われていたんだと思う。
「生意気な目つきだな。目上の者に逆らうと、どうなるか。追々に教えてやるが。まずは形からだ」
 ごついお兄さんが操船室へ行って、大きなハサミを持って戻って来た。それで、僕の服を切り裂いた。刃物が怖いし、無駄な抵抗をしても殴られるだけだろうから、だまって裸にされた。こんなサディスチックなことをされても、反発を覚えるだけで、ちっともときめかない。
 寒い……。真冬の海の上で、全裸で風に吹かれて。ボールギャグをガチガチと、かみ締めてしまう。
「ワシは、スパルタン・カッタースクールの校長、小塚宏だ。こいつは、教官の山口」
 お兄さんが、うなずく。
「これから、おまえは社会に適合できるまでスパルタン・カッタースクールで暮らす。早ければ数か月で卒業できるし、不適合が続けば何年も矯正教育を受けることになる」
 不適合というのは、ホモとかマゾのことだろう。
「スクールの校訓は、『力が正義』だ。それに、『目上は正義』と『世間は正義』が続く」
 世の中、そんなに単純じゃないと思うけれど。別の状況で言われたら、根本的にはそうなるんだろうなと、思うかもしれない。でも、今は反発が先に立つ。
「自分が正しいと思うことでも、力のある者が違うと言えば違うのだ」
 クラスメートのあいだでは、そういった力関係が成り立つかな。
「力とは腕力だけではない。金の力もあれば、権力もある」
 そこで『目上』が『力』の上にくるのだと、小塚は言う。『目上』は権力を持っているから、結局は『力』だ。会社なら上司、学校なら先生。けれど『目上』の者がどう言おうと、『世間』には逆らえない。『世間』には法律とかも含まれる。
 実際には『世間』が権力なわけだから、突き詰めれば『力』になる。だから、三つの校訓のうち『力』の格助詞だけが『が』になっている。
 なんて、もっともらしい説明を聞かされたけど。要約すれば――ワシの言うことに逆らうな。そういうことなんだろう。
 ボールギャグが外された。
「ここまでは、分かったな」
「分かります。でも……」
「デモもストもない!」
 大声で押さえつけられた。
「質問への返事は、ハイかイイエだけだ。そして、命令にはハイだけだ」
 これも……SMの調教で言われそうな台詞。でも、内心での反応は正反対になる。
「もう一度聞くぞ。『力が正義』。分かったな」
「……はい」
 そう答えるしかないじゃないか。
「よろしい。それでは、スクールでの生活について、大雑把に説明しておこう」
 社会的に不適合な性格の矯正は、集団作業を通じて行われる。自給自足の農作業と、チームワークが要求されるカッターで身体も鍛える。
 カッターというのは、左右に何本もあるオールをひとりずつがこぐ――遊園地のボートを五倍くらいに大きくしたやつ。元々は大きな船に積まれていたボートで、マストを立てれば帆で走ることもできるし、大時化でも(正しく操れば)転覆しない。チームワークが取れていないと、オールとオールがぶつかってしまうし、荒海では遭難する。
 学校での勉強に相当する部分は、午前と午後に1時間ずつの自習で行なう。朝は農作業だし、夜は反省会があるので、勉強している時間もない。ただし、潮目や天候でカッターを出せないときは、その時間も自習に充てられる。
 教科指導の先生もひとりだけいる。のが、プロレスラーみたいな山口だと聞かされて、げんなり。この人はスクールの第一期卒業生で、成績(勉強のことじゃないと思う)優秀だったので教官として残ったそうだ。
 学校に比べたら圧倒的に少ない時間しかないうえに、先生もひとりだけ。でも、テストは学校と同じか、もっと厳しい。赤点を取ったら、いろんな罰を受けるそうだ。
「どんな罰かは、いずれ身をもって知るだろう。先輩に聞いたら、たっぷり怖がらせてくれるぞ」
 そういう言い方って、教育者じゃないと思う。
 その先輩というのは、男子が13人と女子が7人。年齢は僕と同い年から、上は20代前半くらいまで、まちまち。
「細かい部分はスクールに着いてから、あらためて説明してやる」
 見えてきたぞと、小塚が船の前方を指差した。振り返っただけじゃ船べりが邪魔なので、風がもろに吹き付けて寒いけど膝立ちして、指の示す方角を見た。小さな島だけど、波止場があって漁船も何隻か見えた。
 けど、船は波止場へは行かずに、島の裏側へ回り込んだ。島の裏側のずっと向こうはアメリカ大陸。なんて馬鹿なことを考える余裕は、やっぱり――裸で手錠を掛けられてるという状況に、免疫ができているせいだろうか。こんなに寒いのも、まるきり胸がときめかないのも初めてだけど。
 島のすぐ近くにボートが見えた。何本ものオールでこいでいる。あれが、小塚の言っていたカッターだろう。カッターは2隻。
 大きいのは片側にオールが6本。後ろ向きに座ってこいでいるのは、坊主頭ばかり。僕も丸坊主にされるんだろうか。後ろで前向きに立っている2人は、艇長とか監督だろう。遠いから断言できないけど、スポーツ刈りぽい。
 小さいほうは、オールが3本。後ろに立っている2人は男だけど、こいでいるのは女の子らしい。
 漁船はカッターを遠くに回り込んで、なだらかな斜面になっている砂浜から突き出した小さな桟橋に船を着けた。
 桟橋で僕たちを出迎えたのは、意外にも女の人だった。小母さんて言うとビンタされそうだけど、お姉さんと呼ぶのはちょっと――くらいの、ナイスバディで短髪で美人だけど、きつい感じ。会ったことはないけど、SMの女王様というのが第一印象。なのは、服装のせいもある。ボディコンていうんだっけ。身体の線がくっきり出てるミニスカートのワンピース。生足にハイヒール。寒くないんだろうか――なんて、全裸にされてる僕が心配することじゃない。
 漁船は僕たちを降ろすと、さっさと帰って行った。小塚と年増お姉さんとが並んで、僕はその後ろから山口に追われる形で、歩き始める。靴下だけは履いているけど、それが砂に滑って歩きにくい。転んでも手を突けないので、おっかなびっくり。
 すぐ間近に迫っている山をすこし上がったところに、木造オンボロ二階建ての横長の建物が、桟橋から見えている。そこが、スクールという強制収容施設だった。
 思っていた通り、廃校だった。あちこちが改修されているのは、廊下を歩いているときに気づいた。
 階段のところで小塚と山口は別れて、僕と年増お姉さんだけが2階へ。階段の隣の教室には十幾つかのベッドが横向きの3列に並べられていた。出入口は外から鍵が掛かるようになっていて、窓は鉄格子でふさがれている。その次の教室にはベッドが六つだけで、整理ダンスとか机とかポータブルテレビなんかも置かれていて、窓に鉄格子がない。その次は最初の教室と同じで、ベッドが少なかった。これって、それぞれが男子生徒、先生とか看守、女子生徒の部屋かな。
 三つの教室は素通りして、いちばん奥の、殺風景ながらんとした教室へ入れられた。あるのはパイプ椅子が1脚だけ。そこに年増お姉さんが座った。
「なに突っ立ってるの。ここに正座しなさい」
 年増お姉さんが、自分の前の床を指差した。
 こういうのは、SMの調教だと……いちいち比較するのは、やめよう。調教と違って、ペニスはぴくんとも反応しないし、胸がときめくどころかムカつくだけ。
 そして。いちいち逆らっても、どうにもならない。ので、素直に正座した。
「あたくしは、下村友美。下村先生と呼びなさい。家政科の指導教官です」
 下村先生(心の中で呼び捨てにしてると、ぽろっと口に出ることがあるので、ちゃんと敬称を付けるようにしている。これも、SM調教で覚えた心得だ)が立ち上がって、黒板に向かった。
「それぞれの部屋にも貼り出してあるけど、いちおう説明しておくわね」
 黒板に、一日のスケジュールが書かれていった。
 月曜~土曜
 5:00 起床
 5:30 農作業、一部女子は家事
 8:00 朝食
 8:30 自習
 9:30 カッター訓練
12:00 昼食
13:00 カッター訓練
15:30 自習
17:00 農作業、一部女子は家事
18:30 夕食
20:00 反省会
21:00 罰直者以外は自由時間
22:00 就寝
 日曜日
 5:00 起床
 5:30 農作業、一部女子は家事
 8:00 朝食
 9:00 総括反省会
12:00 昼食
13:00 罰直者以外は自由時間
18:30 夕食
20:00 厳重処罰者以外は自由時間
22:00 就寝
 5時起きはきついかな。なんて思ってたら、恐ろしいことを言われた。
「反省会というのはね。ゴメンナサイ、ボクガワルカッタデス。なんて生易しいものじゃないからね。日曜の総括反省会まで持ち越せないような重大規律違反への仮処罰です」
 処罰ってのは、つまり体罰だろう。仮処罰というからには、総括反省会で本番の処罰をされるんだろう。
「細かいことは、先輩たちのする通りにして、教官と先輩の命令に素直に従っていれば、じきに分かってくるわ」
 下村先生がパイプ椅子に戻ってきて、ごく自然な動作で座ったんだけど。ミニスカートの裾がめくれて、パンティで直に座ってる。のが、脚を組んでるから見えてしまう。
「きみはホモだってね。それじゃ、女性には興味が無いのかな?」
 わざと大きな動作で足を組み替えた。一瞬だけど、赤いパンティのサイドがヒモになってて蝶結びなのも丸見えになった。
「そんなこと、ないです」
 ホモの少年に女性への興味を持たせようという『教育』なんだろうか。
「そうかしら?」
 先生が、また立ち上がって。ハイヒールの爪先を僕の膝頭の間に割り込ませて、左右にこねくった。
「口で言われる前に動きなさい」
 膝を開けという意味なんだと解釈して、そうすると、股の間に隠しているペニスが露出してしまうけど、とっくに見られているんだし。口で言われる前に動いた。
「ふうん……?」
 先生が、ますます近づく。スカートの裾は、僕の頭より上にある。
「これを見ても、エッチな気分にはならないの?」
 スカートの裾を持ち上げながら、爪先でペニスをつついた。
 アカネさんとは裸でセックスまでしたけれど、あれはSM調教の一環だった。日常生活……これ、日常じゃないと思うけど、とにかく。非SMの場面で、こんなことをされるのは初めてだった。真っ赤なエッチぽいパンティと、目の前で動めく白い太もも。自宅謹慎中は、さすがにオナニーも控えていたし。訳の分からない状況へのおびえと怒りとはあるけれど。完全じゃないけれど勃起してしまう。
 そしたら、金玉を蹴られた。
「痛い……!」
 前へ倒れかけて、先生の脚に顔をすりつけるみたいになった。もっと激しく蹴られた。
「ぐううっ……」
 横へ倒れて。起き上がろうとしたら、顔を踏んづけられた。
「目上の人間に非礼をはたらくと、こうなるのよ。覚えておきなさい」
 ひどいよ。自分で挑発しておいて。
「もっと罰されないと分からないの?」
「……分かりました。ごめんなさい」
 脂汗がにじむのを感じながら、そう答えるしかなかった。
 だけど、ほんと。どうすれば良かったんだろう。もしも(最大に意志の力を働かせて、暗算でもして)勃起させなかったら、「やっぱり女性には興味が無いのね」なんて言われて、もっと挑発されていたんじゃないかな。これって、SM調教の手口と同じだ。調教だと、どう反応してもそれぞれに別の罰が待ってるんだけど……ここも同じなのかもしれない。でも、これが日常になるなんて我慢できない。
「僕……どうすれば良かったんですか?」
 また何か罰を受けるかもしれないけど、質問してしまった。
「目上は正義。あたくしが満足するまで、罰を甘受してればいいの」
 なんとなく予測していた答が返ってきた。でも、罰の追加はされなかった。きっと、先生は満足したんだろう。
 満足した先生は、やっと手錠をはずしてくれた。そして、ここでの制服を床に放ってくれた。黒い小さな布と、女の子が着るようなセーラー襟のついたワンピースと、白いズック。
 黒い布は、着け方が分からなかった。三角ビキニみたいな(もっと細長い)形をしているけど、頂点からヒモが1本出ているだけ。
「反対側の端が丸く折り返して袋状になっているでしょ。そこにヒモを通しなさい」
 そうやって出来た輪の中に片足を通して引き上げて、逆三角形の布で股間を包んでヒモを引っ張って輪を縮めてお尻の割れ目に食い込ませて、そこに、布の反対側から出ているヒモの端を絡めて折り返して、引っ張りながらヒモが腰を巻くように調節して、ヒモの端を絡めて止める。言葉にするとややこしいけど、実際には簡単に出来た。これ、黒猫フンドシというんだそうだ。
 ええと……簡単に出来たといったけど、それは締め方のこと。収め方は苦労した。平常時(よりも縮かんでる)のペニスを下向きに包もうとすると、布の両側から玉がはみ出してしまった。ペニスを上向きにして玉も引っ張り上げて、布は引き下げて、ぎりぎりで収まった。腰ヒモが一直線にならず浅いV字形になって、すごくきわどいエッチな形。だけど、エッチ気分は皆無。
 それから、ワンピースを着た。ほんとに女子用だ。膝上30センチくらいの超ミニスカート。お飾りのベルトが背中に縫い付けられていて、前で締める。ワンピースの襟と袖には青い2本のラインが入ってる。どこかの私立女子校の夏服ぽいけど……今は真冬。それと、バンドと裾に小さなスナップボタンが付けられている。
「そのままにしておきなさい。すぐに、使い方はわかるから」だそうだ。
 最後に靴下を脱いだ。生徒は冬でも素足。学校の上履きにしか見えないズックを与えられたけど、これは外でしか履けない。足の甲を締めるゴムバンドが赤いからワンピースの青ラインと色違いで、なかなかおシャレぽい。もちろん、女の子が着るときの話だけど。
 女装させられて。もうわかっていたけど、ちっともエッチ気分にもならないし、フンドシの中で上向きに収めてるペニスも縮かんだまま。
「もうぼつぼつカッター訓練が終わるわね。みんなに紹介してあげるから、ついて来なさい」
 ついて来るのが当然みたいに、先生はさっさと教室を出て行った。仕方ないので、後を追いかける。
 校舎から出て、短い山道を下りる。薄っぺらいワンピース一枚でも、全裸に比べればずっと暖かい。その対比で、下半身がスウスウして冷たい。女の子って大変なんだなと、思ったりする――くらいに、人心地を取り戻してた。のは、束の間だった。
 まだ沖合にいた2隻のカッターは僕たちの姿を見ると、海岸へ向きを変えて、オールから波しぶきが飛ぶほどの勢いで、こぎ始めた。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Progress Report 0:性少年包弄記(怨辱編)

 4月にPIXIVでリクエストを受けて、おそらく300枚くらいを書き始める予定です。
 この1か月。『An Amateur Assasine Arrested And Assaulted』短編では、時間が余る。はずですが、〆切があると、それに引きずられてダラダラしちゃいますので。むしろ追い込んでやれと。尺の長いこちらを書き始めました。

 今回は(も?)、整理していない本当のメモを公開。



1984年2月~

畑山 薫  14歳:僕 公立中学2年3組
 実父は後妻の子ばかりをかわいがる。
 継母からは邪魔者扱い。

戸坂 知臣 29歳:先生/俺 中学校教師。薫の担任。独身。国会議員の三男坊。


[あれこれのメモ]

罰はビンタ(女は乳)<生尻竹刀/鞭<夜間戸外放置(夏は林+焼酎、冬はグラウンド+水、春秋は水中磔(浮き桟橋)

あいつらは、正しいと信じて義務感でやってる。
先生は変態だと自覚して、自分の楽しみのためにやってる。僕が「ほんとに」嫌がることはしない。

女子クラス。「Hなことができない」ように、手を縛って……解剖、チンチン嬲り。

女は貞操を守るために、いざとなったら口で処理しろ。
男には譲れぬ一線がある? Pending

レズ娘は、輪姦されても、自発フェラを拒み続けている。

初期の卒業生。全裸焼酎放置第一号。今では立派に……
接待の相手にレズ娘を指名。噛まれる。
水中磔。
翌日も拒む。追加鞭打ち。
敢然と立ちはだかる彼。両親に主義者と決めつけられたボンボン大学生。
ズタボロ。

[シーケンスのメモ]
強制入所
タイマン
教育的輪
竹刀正座
廊下バケツ
対面ビンタ
負け残り
吊り懸垂
洋上制裁
永久当番
保護入院

ここまでは、PLOT確定前のメモ書きの一部です。PLOTに取り込んだ(明記した)メモは順次消しています。
上記は残り滓ですが、本編執筆中に取り込むかもしれません。

実写:怨辱編



ここからがPLOTです。
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怨辱編(1984年3月~)

小塚 宏 45歳
 スパルタン・カッタースクール創始者
 男子研修生14名 女子研修生7名 教官5名(1名は交替で本土側の出張所)
 島に常駐。

小塚 学  41歳 副所長:出張所常駐
 
林 康夫  57歳:営農指導
大田原 幸雄35歳:漕艇指導
山口 和弘 26歳:教科指導。元スクール生
下村 友美 32歳:家政科指導。所長の愛人的存在
有島 大悟 29歳:教科指導。現在は出張所

スパルタン・カッタースクール
週1便だけの島。漁船で2時間。
波止場周辺の村落。島の裏側の廃校を改修。
男子9mカッター 漕ぎ手14人(2人漕ぎ2丁)、教官1人、助手1人。陸での労働作業6名。翔子も漕ぎ手。
女子6mカッター 漕ぎ手6人(生理中も)、教官1人、男子助手1人
寮は教室に粗末なベッド。暖流のおかげで真冬も暖房無し。男子教室/教官/女子教室。所長は校務員小屋を豪華に改造。
雑用水は海水(女子が水汲み)。トイレも直接放流。
畑作と養鶏で自給自足。米は本土から。動物性蛋白は島の漁村から直接(漁業権)。
簡易水道は圧が低いので、坂を下って水汲み。修練だから自動車などは使わず、天秤棒で女子。
女子内の自治で薫に押しつけられる。

「男なら根性を見せてみろ」相撲?
負けてから、負け残りを宣告されて。
最後はギブアップで女扱い続行。

制服
男子:六尺褌、菜っ葉服上下。農作業時は褌一本。薫(女扱い)以外は丸坊主。
女子:黒猫褌、セーラーワンピ(ミニ)。ノーブラ。Cカップ以上は晒し。

・世の中は弱肉強食。虐められるやつが悪い。
・力が正義<目上は正義<世間は正義
・男と女は役割が違って当然。
・SEXは子作りの為(タテマエ)。男が女を支配する象徴。
・男女ともオナ禁。
・矯正陵辱、強制射精は教官監督下で。

05:00 起床
05:30 農作業(男)、家事(女)
08:00 朝食
09:00 自習/漕艇:潮加減による。
12:00 昼食
13:00 自習/漕艇:潮加減による。
16:30 農作業(男)、家事(女)
18:30 夕食
20:00 反省会(重大違反のみ即罰)
22:00 就寝
日曜午前は週間反省会。各種の罰(その場の体罰、翌週の食事減量など)が言い渡される。
上位者はお菓子など。最下位は下脱ぎ3日。
午後からは自由時間という名の本格虐めタイム。
雨天は午前午後とも自習。農作業はあり(半裸)。


鈴永 拓馬 19歳
 社長の長男。労災隠しの犠牲者を家の金を持ち出して救済。

河野 寛太 16歳
 イジメで登校拒否。「引っ込み思案」矯正に。『模範的に性格改善』。

高草 壮太

深田 勝吾

柴野 淳一

中野 凛太朗


正木 翔子 18歳
 レズビアン(元々男装) 下級生と双頭張形で同時破瓜。ばれて悪者にされて。
 丸坊主。

中川 京子 16歳
 スケバン。

島田 寿美香17歳
 愛人クラブの幹部。不起訴になったが。

森 友美  14歳。
 継父をたらしこんだと、母が。実は強

島村 綾子 23歳
 最年長。公認の女ボス。

杉本 由紀恵20歳
 何も言わない。新入。


1:不適合者の矯正所
自宅謹慎中。午前9時。強制連行(バン)。手錠。
変態性癖の矯正でカッタースクールへ強制入所。本土側の波止場に連絡事務所。
正午に小さな港から漁船で午後2時着。
週1便だけの島。漁船で半日。
波止場周辺の村落。島の裏側の廃校(海岸間近)を改修。
漕艇訓練中。
男子9mカッター 漕ぎ手14人(2人漕ぎ2丁)、教官1人、助手1人。陸での労働作業6名。翔子も漕ぎ手。
女子6mカッター 漕ぎ手6人(生理中も)、教官1人、男子助手1人
がらんとした教室でオリエンテーリング。
寮は教室に粗末なベッド。暖流のおかげで真冬も暖房無し。男子教室/教官/女子教室。所長は校務員小屋を豪華に改造。

2:おとこ女おんな男
午後4時。カッター接岸。白い作業服(セーラー襟)。救命胴衣はもちろん無し。
翔子が呼ばれて前へ。脱衣を命じられて、ビンタで服従。ノーブラ/六尺褌(前もっこり=女としての自覚を持たせる)。女?!
薫もブリーフ一枚。
「翔子は女の癖に男のなりをして、下級生の処女を破った不届き者」
「薫は男のくせに男に虐められて犯されたいという翔子以上の変態」
二人で喧嘩をしろ。勝ったほうを男として認めてやる。
「僕……(ビンタ)わたしは、そんなことを望んでいません」
けしかけられて、不本意に殴り合い。
どっちも本気でないが、体格差で薫が負ける。
「おまえは今日から、女として扱ってやる。本望だろう」
「翔子。年下に勝ったからっていい気になるな。本当の男と喧嘩してみろ」
同い年の寛太。あっさりねじ伏せる。
「自分が女だと教えてやれ」
数人で公開順姦。
薫は京子と戦わされて、ぶちのめされる。
「お前は女にも負ける出来損ないだ」ワンピの腰から下を切り取られる。素足にズックは皆同じ。
女子教室へ。下村友美の監督下で、6人のオモチャにされる。足コキなど。
「生意気に汁を出すんだ」煙が出るまで搾り取られる。

3:弱肉強食適者生存
翔子と共に、イジメの対象。
「イジメが悪いのではない。イジメられるやつが弱いのだ」
暴行、意味の無い長時間正座
誰かがスケープゴートになって、まとまっている不穏調和。
誰も虐めたくない。
「マゾなんだろ」と虐められて、まったく悦びは無い。なぜなんだろう?
(↓もっと前で記述?)
過去に自殺者が3人。退所ということになっているが、研修生が誰も見送らなかった者も何人か。

4:地獄で仏か鬼か?
4月中旬。
戸坂が新教官として加わる。知らん顔。
初日から対立する戸坂と先輩教官。
戸坂にも暴行と辱めを受ける。
悔しい……股間グリグリが、わざと勃起を誘う踏みにじり方。その意味は?
単に僕のクセを知っている? 昔通りの関係だとういメッセージ?
夜遅くに、教官執務室で戸坂が大量コピー。
初潮との会話を盗み聞き。
「先輩方の指導を学ぼうと思いまして。原簿に赤線とかは拙いでしょう」
「勉強熱心は結構。しかし、まずは実践だよ」
「はい、お教えありがとうございます」

5:強制捜査と解放劇
5月中旬。
戸坂が姿を消す。
1か月後。10人の警察官(本土側の漁船に分乗)が家宅捜索。緊急保護。
戸坂が混じっている。薫と翔子を「保護」の列から引き出して、別のモーターボート。
警察にコピー提出。父親の人脈を使った。戸坂、薫、翔子の書類は処分。
レズビアンだから、翔子もほっとけなかった。
「拓馬さんも、助けて(報道されないようにして)ほしい」
薫、ちょっぴり失恋?

6:別施設でマゾ馴致
戸坂が3人の親に談判。
薫は、養子として預かる。両親、否やのあろうはずもなく。
翔子は戸坂が就職口を紹介。両親は「とにかく消えていてくれれば」。
拓馬の父親は戸坂の父から圧力で。
実は、薫の動静はずっと知っていた。とはいえ救出に乗り込んだのではない。
戸坂も同好の士と同じような施設を考えていた。
参考になるかと潜入。反面教師になった。
SMクリニック(強制入院マゾ馴致)の前身。政財界の有力者を巻き込んでいるから、スクールのようなヘマはしない。
正しい嫌虐症治療施設にする。すでに竣工間近。
翔子は無資格看護婦、拓馬は看護助手、薫は入院患者第3号(1,2号は決まっている:女)

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 この記事は、ぶっちゃけると2月25日(休)に書いていて、すぐに本編執筆に着手する予定です。
 「お気に入りの写真」とか、3月1日発売開始の『昭和集団羞辱史:物売編(昼)』の宣伝記事とかがあるので、この記事の公開を遅らせました。
 すでに100枚くらいは進んでいるかな、未来の濠門長恭クン?

 ↓
 この記事の公開時点で76枚。
 まあ、今日じゅう(3月4日)に80枚はいかせます。



アフィリエイトは腐女子向けでキーワードは「男の娘&イジメ」です。

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『昭和集団羞辱史:物売編(昼)』本日発売

 たぶん『絶賛発売中!』になることでしょう。賛が絶えているという……
 筆者はS70%+M80%ですが、さすがにこういう自虐ネタは
つらいですからいです。
 紹介文とかは、以下のリンクからごらんいただくとして。

DLsit   →
FANZA   →
BOOK☆WALKER→
Rakuten →
BOOTH   →

集団羞辱(物売/昼)紹介画像

 今回は短いです。『淫毛の御守』と『寝室必需品』の2本で、本文8万文字です。
 既刊3編は降順で、『
売春編』20万文字/『浴場編』14万文字/『芸術編』12万文字ですから。
 これで値段は440円(税込)に統一。ま、これまでの3本(のうち、どれかひとつでも)を読んで、
白犬おもしろいだったら、今回もお付き合いください。

 なお、『物売編(昼)』と銘打ったからには当然『物売編(夜)』も書きます……いずれ。
 構想は出来ています。2本のうちのひとつは、「秘写真」です。
 今はネットがあるので、絶滅した業種です。
 繁華街の暗がりから「旦那、面白い写真がありますぜ」とパラツヨイあたりに声を掛けて。
 裸の肉体と肉体が、がっぷり四つの四十八手でくんずほぐれつ。
 写真は封筒に入っていて見せてくれま先祖。
 アルコールで気宇壮大のスケベ心オーバードライブで、そこそこ大枚はたいて買ってみたら。大相撲とかの写真です。うむ、嘘はついてませんなあ。
 で、STORYは。
 出稼ぎの父つぁんが、博打か女か散財して。このまま御国へ帰らりょか。
 ザーヤクあたりに泣きついて、秘写真を売って副収入を。しかし、あまり売れませんね。
 そこへ。帰らぬ父を探して都会へ出て来た娘が。アレとかコレとかは尺次第。父と再会して。
 そうだ。まさに絶好の、オンリーワンの被写体があるじゃないかと。
 で、まあ。荒稼ぎはしても、すぐにザーヤクにばれて。リンチとかなんとかも尺次第。
 娘は、組織の専属モデルにされてしまいましたとさ。
 いろんなSEXを愉しむか、惨めな境遇に泣き暮らすか――は、筆者の気分次第です。

 もう1本は、まだ他のアイデアと抗争中ですが。たぶん「花売り」です。
 小父さん、お花を買ってください。あたしの蕾も買ってくださいですね。
 この「花屋」が独立独歩で、あたりを仕切っている組織に目をつけられて。リンチとか輪痴とかです。
 「花屋」の女店主は、かつては売り子だったりして。少女時代に大陸から引き揚げるとき、ソ連兵あたりにウニャウニャで、「やれるもんなら、やってみな!」と啖呵を切ったりもありおりはべるぬかな。

 以上は、年内に書くか3年後に書くか。隔靴掻痒です。

 とりあえず現在は。『性少年包弄記(怨辱編)』を執筆中です。


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