SMX工房5周年記念90%OFFセール!
紙媒体商業出版という野望と書いて無謀と読む志を投げ捨て、チマチマと同人電子出版に進路変更して5年。5周年です。
何かしないと格好がつかないので、そういうことです。
epubベースのサイトは割引セール未対応ですので、売値をいじらないといけないのですが、Rとかは(サイト側自主規制ルールが変動相場制らしいので)内容チェックされてU18がどうたらとか言われかねないし。ということで……
PDFベースのサイト(DLsite,FANZA,BOOTH)のみで実施します。

DLsite/FANZA
実 施 期 間 :2022年5月1日~5月28日
対 象 作 品 :2017年5月~2018年5月に販売開始した作品
割 引 率 :90%OFF
BOOTH手動設定なので実施期間がきっちりできません。
実施期間:2022年5月1日前後~2022年5月31日前後
対象作品:2018年6月~2020年4月に販売開始した作品
割引価格:一律100円(総集編などは200円)
(価格順のソートができないので、一覧の2~3ページ目あたりです)
何かしないと格好がつかないので、そういうことです。
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DLsite/FANZA
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対象作品:2018年6月~2020年4月に販売開始した作品
割引価格:一律100円(総集編などは200円)
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Progress Report 3:女神様と王女様と、いとこの(下)僕
まるきり進みませんでした。というのも、本日(4/22)は執筆もお休み。な何をしてたかというと……これ(→)のリベンジマッチですた。
純金未満(金の純度は24を母数にします)では指1本がやっとで、こちら(→)くらいの硬度がないとむちゅくわしいわけです。ので、本日は+10あたりを集めている箱へ行ってきたわけです。指2本をチョキにしてクリグリできます。
さすがは年の功。自分で動いて(ついでに握って)くれて、「男は突っ込んでナンボ」までは到達いたしましたですた。しかし、いわゆるところの In-Out-In-Outでふにゃって、「出してナンボ」には、とほほ李白杜甫。
駄菓子案山子。男でも女のアクメを書くし、行ったことも見たこともないトランター帝国も描写できるし、それにつけても転生物がステータスでキャラ説明をする安易さはねえ。
しかも、モモキュンソードPart2で1/200を30回転くらいで2度引いて、でもRushに突っ込めずに(トラウマが痛い……)、まあ、5千円で切り上げて。明日は5時(以前)起きですので、さっさと飲んで寝ます。
現在は「SMショー」の章の大詰めです。うん、「SM章」ですね。しょうむない。
は、置いといて。もっと手前、折り返し点あたりを紹介しときます。
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口封じの夜
僕が塩田先生の愛人(?)になってることは、サッカー部のみんなに知られている。僕も塩田先生もみんなの前では知らんぷりしてても、かえってそれが演技ぽくなってしまうし。時間差をつけていても、プールに出入りしてるところを見られたり。
だけど、だれも僕をからかったりしない。塩田先生の私情でメンバーから外される(補欠の予備のひかえだって、お情けで練習試合に出してもらえるから、同じこと)ってのもあるだろうけど、僕がちゃんと頭角を現わしてきたから。ハーフいっぱい走り回ってもスタミナ切れしないし、ごつい先輩にも(3回に1回くらいは)当たり負けしなくなった。自主トレと先生の下半身(チンチンじゃなくて真面目な部分)へのマッサージの成果だ。成長期真っ盛りてのも大きいかな。この1か月で身長が1センチちょっとのびたし、体重も2キロ増えた。
もっとも、成長期は僕だけじゃない。美鈴ちゃんのおっぱいが、乳房と言えるくらいにしっかりふくらんできたし、週に2度はおフロの中で乗っけてるお尻もますます丸みを帯びてきた。おフロの中で美鈴ちゃんのお腹を抱っこしてる手を、上か下へ動かしたくなったりもする。でも、頭の中で英単語の復習とかしてれば、チンチンは(かろうじて)無反応を保っていられる。
美竹さんのセクシー衣装やチンチンタッチも、わりかし平然と受け流せるようになってきた。だって、中間テストの成績が目標に達さなかった罰を見せつけられてるから、あれに比べたら、たとえオールヌードでも『高が知れてる』というものだ。
だけど。伯父さんとふたりの関係がクリビッテンギョーだったと同じに、いやそれ以上に姉妹の関係もイタオドローだと知ることになる。そして、今度は僕も巻き込まれてしまった。
美鈴ちゃんは1学期の通知表を理科算数国語音楽体育は5で、その他も4。カンチョウの罰は受けずにすんだ。音楽と体育が目標値(4)を上回ったごほうびに、小さな箱をプレゼントされた。
美鈴ちゃんもお姉さんに似て、ずいぶんと優しゅうなんだ。僕の部屋に居座ってる時間よりは自分の部屋にいる時間のほうが長いのは当然だけど、その間は真面目に勉強してるんだな。
「美鈴も、もう最高学年だ。自分で使うことを許してあげよう。もちろん、入れてはダメだぞ」
その言葉だけで、中身が分かったらしい。
「うわあ。ありがとうございます、お父様」
きれいにラッピングされリボンをかけられた小箱をきゅっと胸に抱きしめて、それからちろっと僕に顔を向けて、いたずらっぽく舌を出した。
意味不明だったけど、無じゃ気に喜んでるんだから、まあいいか。
その週末も、僕は塩田先生の特訓《アナルセックス》を受けて、やっぱり精通出来なくて。だから、僕は欲求不満になっていたのかもしれない。
伯父さんと伯母さんは、財界のパーティーにとまりがけで東京へ行ってて、僕とW美姉妹とでお留守番。
ベッドに入っても、なかなか寝つけなかった。子供部屋はたがいに行き来できるようにつながっている。そして、隣は美鈴ちゃんだ。なので。勉強してるときでもノックもしないで飛び込んでくる。両親の不在をいいことに、まさか夜ばいをかけたりはしないだろうな、と――迷わくばかりじゃないから、困る戸まどう。1日ごとに、美鈴ちゃんがエッチの対象に近づいてる。
トイレに行って、それから暖かい(真夏だけど)物でも飲めば寝つけるかな。
ろう下へ出たら――美鈴ちゃんの部屋のドアが半開きになってた。イタズラ心もエッチ心も無いよ。僕の部屋が奥だから、美鈴ちゃんの部屋の前を通らなくちゃならない。それだけのこと。なんだけど。
ドアの下のゆかが、ごくかすかに青白く光ってる。豆電球の明かりじゃない。
それよりも……
「あんん……やだ……おかしくなっちゃうよお」
苦しそうなうめき声(に、聞こえた)。
「ふうん。それじゃ、やめてあげようか?」
美竹さんの声だ。妹を看病してあげてる感じでもないし?
「やだ! やめちゃ、やだああ……あっ、あんんん」
僕は本能的に足音をしのばせて、ドアに近づいた。こっそりと、中をのぞき込んだ。
ベッドの上で、美鈴ちゃんにしては大きな、かすかに青白いかたまりが動くめいているとしか見えなかったけど。暗がりに目が慣れてくると……
(…………!!!!!)
びっくりマークをいくつ並べても、おどろきを表現しきれない。
青白いかたまりは、美鈴ちゃんと美竹さんだった。ふたりともスッポンポンで、美竹さんが美鈴ちゃんにおおいかぶさって、両手で美鈴ちゃんの身体をま探っている。正確には右手で縦スジのあたり、左手で乳房を。
美竹さんは、左手に卵形をした物を握っている。
ジジジジジジ……耳を澄ますと、ごくかすかに機械的な音が聞こえた。まさかと思うけど、(エッチな雑誌の広告で見かける)ピンクローターじゃないよね?
右手は、ふたりの密着した腰の間に差し込まれてるので、何か持ってるとしても分からない。
「お姉ちゃん、もうがまん出来ないよお。それ、入れてよお」
「ダメよ。バージンは、来年のお誕生日に、お父様にささげるんでしょ」
(…………!!!!!)
この後も飛び切り大ショックの連続なので、僕の心理びょう写はこれで打ち切る。
「だいじょうぶだよお。オチンポ様を入れなきゃバージンだもん」
「そういう問題じゃないでしょ」
「そんな細いのじゃ、処女まくは破れない。タンポンといっしょだもん」
「タンポンだって、入れたこと無いくせに」
「お願い、入れてよお。どしても入れてくんないなら、自分でやっちゃう。それか……均お兄ちゃんに、おフロで本物をお願いするもん」
それって、僕にセックスをせまるって意味?
もちろん、僕はこばむ……つもりだけど。結こんも出来る間がらだし。この1か月でけっこう『女体』ぽくなってきた美鈴ちゃんにスッポンポンで抱き着かれて、縦スジでチンチンをはさまれてグリグリされたりしたら……
「お兄ちゃんのオチンポ様は、このローターと同じくらいだから、処女まくはだいじょうぶだよ」
いくら僕でも、そのピンクローターよりは(ボッキすれば)大きいよ。
ふう……美竹さんが、大きなため息をついた。
「しょうがないわね。ばれたら、わたしまでというか、わたしが主犯で罰を受けるに決まってるけど……そう簡単には、均くんをあげるつもりは無いから」
え……また、僕?
疑問は、直後の本日最大のショックで忘れてしまった。
美竹さんが身体を起こして、ベッドに腰かけた。
数秒、僕は目の当たりにしている光景を理解出来なかった。
美竹さんの下腹部に、横長の大きなハートの輪かくがうかび上がっていた。どぎついピンク色。輪かくには、短いカラクサ模様がからんでいる。そして……乳首があざやかな赤に光っている。同じ色が、毛のないし縦スジのはしっこでも光っている。クリトリスだ。
「お姉ちゃん……」
ベッドの上で、美鈴ちゃんが美竹さんのほうへ寝返りを打った。美鈴ちゃんの下腹部にも、同じハート形の輪かくがえがかれていた。乳首とクリトリスは、光っていない。
「ちょっと待って。いたくないように、ローションを使ってあげる」
「いらない。もうびしょびしょだもん。それに……いたいほうが、そう入の実感を味わえるよ」
美竹さんが、またため息をついた。
「まったく……わたしが美鈴の年だったときは、縛られるのも鞭打たれるのもいやで、泣きさけんではサルグツワをかまされていたっていうのに。ほんとに美鈴は生まれつきのインランマゾね」
「違うもん。お父様の英才教育の玉物だもん」
もう完全に、僕の思考はマヒしてる。ああ、そうかと――美鈴ちゃんの言葉を無批判に事実として受け入れただけだった。ちょっぴり、うらやましくも思った。そんなことをされた美竹さんや美鈴ちゃんがうらやましいのか、そんなことをした伯父さんなのか、そんなことを認めていた伯母さんをふくめた家族関係がうらやましいのか……マヒした頭では分からなかった。
美竹さんがベッドに上がった。美鈴ちゃんの足を開かせた間にあぐらをかいて座って、前へにじり寄って、美鈴ちゃんのお尻を足の間に落とし込んだ。
「ほんと、ぬらぬらだわ。小インシンまでひくつかせちゃって。それじゃ、うんといたくなるようにつっ込んであげる」
美竹さんは、ずっと握っていた右手のピンクローターを美鈴ちゃんのまたにつきつけた。卵形じゃなくて、ウインナソーセージを太くしたような形だった。あれなら、ボッキした僕のチンチンに勝っているかもしれない。
美竹さんがローターの先で縦スジをつついた。正確には縦スジじゃない。ローターくらい飲み込んでしまいそうにぱっくり開いているのが、暗がりに慣れた目には見て取れた。
でも、なぜ下腹部の模様(と、美竹さんの乳首とクリトリス)は光ってるんだろう。夜光と料かな。そんなものをぬる理由が分からない。今見ている何もかもが、分からないことばかりだけど。
美竹さんは美鈴ちゃんに声をかけたりはせず、モリで魚をつくような動作で、ローターを割れ目につき立てた。
「ぎびいいいっ……いたいいっ!」
ぴいんと、美鈴ちゃんの全身がつっ張った。
「いたい、いたいよお……」
泣き声でうったえながら、背中を反らして腰をつき上げる。そんなことをしたら、ますますローターを深くつっ込んでしまうのに。
「いたいよおお……本物のオチンポ様は、もっといたいんだよね。お姉ちゃんだけ……ずるいよお」
「それ以上は入れちゃダメよ。飲み込んでしまってチツ口が閉じては、いたいのも気持ちいいのも減ってしまうから」
美竹さんは左手でベッドの上を探って、平べったい小箱を引き寄せた。その箱に付いてるツマミをいじると……
「うああああ……」
美鈴ちゃんが、かん高くさけんだ。
「すごいい……でも、こんなのダメ。クリちゃんブルブルしてよおお!」
もどかしそうにさけぶ。
「いきなりのチツイキは、いくらインランでも無理よ。ほら、これも使いなさい」
美竹さんが美鈴ちゃんの手にピンクローターを持たせた。割れ目にいれてるウインナソーセージじゃなくて、乳首に当ててた卵形のやつ。落ち着いて観察すると、太さは同じで、長さだけが違っている。
美鈴ちゃんは、それを――割れ目の上はしに当てた。
「あああああ、あーっっ!!」
これまでより半オクターブくらい高い声でさけんだ。
美竹さんが美鈴ちゃんの空いているほうの手を取って、チツ口に入れているローターのはしを持たせた。
「自分で動かすのよ。でも、こねてはダメ。破れるかもしれないから」
美鈴ちゃんはローターをゆっくりと出し入れし始めた。塩田先生が僕のアヌスにしていることと(いろんなちがいはあるけど)基本的には同じだ。
美竹さんがベッドから下りた。
「アクメまで自分で遊んでなさい」
美竹さんが視界から消えた。
僕は美鈴ちゃんから目がはなせない。
美鈴ちゃんは、だんだんピストン運動を激しくしていく。ひざを立てたまま足をつっ張って、腰が宙にういている。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
ぴストン運動に合わせて激しく息をして、それが声になっている。だんだん声が大きくせわしなくなっていって……
「ああああっ……いくうう、いきますううううっ!!」
弓なりになった全身が、びくびくびくっとケイレンして――不意に、どさっとくずれた。
そのまま、ピクリとも動かない。興奮が激し過ぎて心臓マヒを起こしたんじゃないかと心配に……いや、肩がゆっくり動いてるから、息をしている。
ジジジジジ……ピンクローターの音だけが、暗やみを満たしていく。
「のぞき見をしてたの?」
背中に声をかけられて、あやうく心臓マヒを起こすところだった。美竹さんの声。
「あ、ええと……ごめんなさい」
弁解のしようもないので、とにかく謝った。
あれ……?
美竹さんの下腹部にあったハート形の絵が消えている。乳首も光っていない。
「とにかく、入りなさい」
肩をつかれて足をもつらせながら、美鈴ちゃんの部屋に転げ込んだ。
「均お兄ちゃん……?」
美鈴ちゃんが身を起こして、僕を見た。ちっともおどろいているように見えない――のは、興奮の余いんで思考停止してるんだろうか。
「まずいところをみられちゃったね」
美竹さんが後ろ手にドアを閉めてから、部屋の奥へ僕を追いつめる。
「お父様に告げ口されたら、わたしたちお仕置きされる」
「僕……告げ口なんか、しません」
「その代わりエッチなことをさせろなんて、おどすつもりかな?」
「そんなひきょうな真似はしません」
美竹さんとエッチなことをするなんて、おそれ多い。そりゃまあ、してみかくないこともないけど。美鈴ちゃんは子供だから対象外……と言えなくなってきてる。
「口約束なんか、あてにならないわ」
じゃあ、どうしろっていうんだよ。
「あたしたち、すっぱだかなのよ。恥ずかしいじゃないの。均くんも脱ぎなさい」
どうして、そうなるかな。もしかして強引にエッチなことをさせて、それで口ふうじとか?
頭の片すみでそんなことを考えながら、僕の手はパジャマのボタンを外しにかかっていた。エッチな期待からじゃない。美竹さんの言葉には、文句をいわせないひびきがこもっていた。伯父さんが命令するときと同じひびきが。
「それも脱ぐのよ」
ブリーフにも容しゃなかった。
両手を腰に当てて仁王立ちの美竹さんの前でチンチンを手でかくすのは、かえってみっともないかな。判断に迷う以前につき飛ばされて、僕はベッドにあお向けにころがっていた。
「美鈴、押さえといて」
それまでの放心がウソのように美鈴ちゃんがはね起きて、僕におおいかぶさってきた。
押しのけようと思えば出来なくはないけど、何をされるんだろうって(エッチ方面をふくめた)好奇心もあったので、僕はじっとしていた。
美竹さんが僕の腕を頭上へ引っ張って、幅の広いベルトを巻きつけて金具で留めた。足も同じようにされて――僕は大の字にハリツケられてしまった。
「……ワナだったんだね」
さすがに気づいた。
「なんのことかしら?」
「こんなしかけを準備して……最初から、僕をこうするつもりだったんでしょ」
「ちがうわ。こう束具は、元からあったものなの。わたしたちへのお仕置きとかごほうびのためにね」
「…………?」
美竹さんの言い方だと、伯父さんの仕業に聞こえる。
「そうね。最初はごほうび……とは、ちがうけど。楽しい秘密を共有しましょうか」
美竹さんも(はだかのまま)ベッドに上がってきた。また、お腹のハート形が鮮やかにかがやいて、乳首とクリトリスが光っている。
僕の視線に気づいて、美竹さんがふくみ笑いをした。
「これ、きれいでしょ。し外線で光るタトゥなの。美鈴、ブラックライトを消して」
美鈴ちゃんがかべ際へ行スイッチを操作すると――部屋が真っ暗になった。ので、これまでは家具の輪かくが判別できる程度の青白い照明が点いていたんだと分かった。家具が暗やみに沈むと同時に、美竹さんの身体も黒い影だけになった。
天井のシーリングライトに豆球が点灯して、僕をまたいで立ちはだかっている美竹さんのヌードが、はっきり見えるようになった。ハートだけが見えない。何かぬっているようにも見えないし、傷なんかも無かった。
豆球が消えて、またかすかな青白い光がどこからともなく差すと、美竹さんのヌードが色彩の無いシルエットになって、ハートとみっつの点があざやかにうかび上がった。
「なんで、そんな模様を……もしかして、伯父さんが?」
タトゥってイレズミのことだよね。難しい技術がいるんだから、美竹さんが自分でほどこしたとは考えにくい。
「そうよ。UVタトゥなら目に見えないから、体育の着替えも修学旅行も問題ないの」
前半の質問には答えてくれてない。重ねてたずねようとしたけど……。
美竹さんが腰を落として、僕の太ももの間にお尻を落とした。
「美鈴から聞いていたけど……小さいのね」
くくくっと、笑われた。ますます縮かんじゃう。
「しかも、まだ出ないんですってね」
「…………」
屈じょく。サッカー部の1年生には、まだのやつもいるから、先輩にからかわれても平気だ(と、自分に言い聞かせられる)し、美鈴ちゃんに言われたときはショックだったけど、元々口が悪いし意地悪を言ったんだと後で思い返して立ち直れた。でも、美竹さんに男として認めてもらえないってのは……
「でも、その分長く遊べるかな?」
美竹さんが手をのばして――チンチンをにぎった。くにくにと、皮ごと先っぽをこねくる。細くてやわらかい指は、塩田先生とは大違い。温かい綿菓子にくるまれて、その綿菓子がくにゅくにゅ動いてる。そんな感じ。オシコをちびるみたいな感覚が、チンチンの先に向かって走る。
なのに、ちっとも固くならない。女神様の前にチンチンがひざまずいちゃってる。
「美鈴にイタズラされてもボッキするくせに……わたしって、そんなにみ力が無いのかな」
逆です。あり過ぎて、おそれ多いんです。
「これなら、どうかな?」
玉をくすぐられた。こっちは、くすぐったいだけ。
「あたしも手伝う」
美鈴ちゃんが、僕の胸に後ろ向きに乗っかった。
目の前で小さなお尻がふにゃっとつぶれて――鏡モチみたい。
美鈴ちゃんが上体を倒して……うわわ!
チンチンが熱くなった。にょるんにょるんと……なめまわされてる。だけじゃない。
美鈴ちゃんの背中が上下に動き始めた。それに合わせて、にょるんにょるんが激しく動めく。フェラチオなんて、だれに教わったんだろう。
ちゅぱじゅぷ、ずちゅううう……なめるだけじゃなく、すすったりもしてる。塩田先生より、ずっと上手だ。
まさか、伯父さんが教えたんじゃないよね。この家族、お仕置きに鞭とか、サドマゾみたいなことをしてるけど……思い出した。美鈴ちゃんのバージンを誕生日に伯父さんにささげるとか、そんなことを言ってたっけ。
思い出したとたんにボッキした。
「やっと大きくなったわね。でも……ふうん?」
鼻で笑われた。のど、また縮かんでしまう。
「美女がふたりがかりでサービスしてるのに、これってぶじょくよね」
美鈴ちゃんにまで愛想をつかされた。
「こんなブタのシッポみたいなの、オチンポ様って呼びたくないな」
「あら。適性サイズだって言ってなかった?」
「うぐ……遊ぶのに都合がいいって思っただけ。こんなのじゃ、あたしのご主人様になってほしくない……かな?」
美鈴ちゃんがベッドから下りた。
「こんなの、せいぜいペットとして飼うくらいのものよ。それならそれで、厳しく仕付けしてやらなくちゃ」
「そうかもね。わたしたちを支配するより、支配されるほうがふさわしいかな」
話の流れがよく理解できないけど。ボロクソに言われてるのは分かる。
「あら……大きくなった?」
美竹さんの言う通り。女の子ふたりにバカにされて、僕のプライドは傷ついたのに、チンチンが(すこしだけ)固くなった。
「もしかして、この子、マゾかな」
美竹さんが、デコピンの形にした指をチンチンに近づけて――ピシッと弾いた。
「いたい……」
たいしていたくなかったけど、そう言わなきゃ申し訳ないような気がした。
「いたくても気持ちいいでしょ?」
「気持ち良くないよ。僕はマゾなんかじゃない」
「そうかな?」
「ねえ、これ使ってみる?」
美鈴ちゃんが学習机の引き出しを開けて、小さめのスプレーを持ってきた。暗がりの中でも、カンの形でエアーサロンバスだと分かった。運動部御用達の筋肉消えんつう痛材。
「くふふ……美鈴て、意外と残こくね」
「そうかなあ。あたしは、これ好きだけどな」
「なに言ってるの。ひと晩じゅう泣きわめいていたくせに」
「わめいたりはしないよ。ボールギャグで口をふさがれてたもん」
なんだかすごいことを、楽しそうに話してる。
「まあ、いいか。実験してみましょう」
美竹さんの許しを(僕のは?)得て、美鈴ちゃんが僕のチンチンにスプレーを近づけた。
プシュウウウ……
「皮をむいてキトウにもかけてあげなさい」
「うわあ。お姉ちゃんこそ残こくだ」
「じゃあ、クリトリスの包皮だけで美鈴は満足できるの?」
「それも、そうだね」
美鈴ちゃんは無雑作に(慣れた手つきで)チンチンの皮をむき下げると、そこにまたスプレーをふきかけた。
ひんやりして気持ちいいかな。気持ち良すぎて、チンチンがリラックスしちゃう。
なんてノンキに構えてられたのは数十秒だけ。チンチンの表面はすずしいんだけど、内側からじんわり熱くなってきた。熱いだけじゃなくて、無数の針をつきさされるみたいないたみがあった。
「美竹さん……これ、いたい。ふき取ってください」
いつもよりていねいな言葉使いになってる。お願いするんだから、当然だね。
「もう手おくれね。中まで染み通ってる。クリトリスよりは鈍感だから、数時間で楽になる……と思うわ」
熱いのといたいのが、どんどん激しくなってくる。そして……
「あらら。美鈴がフェラしてたときより大きいんじゃない?」
ガチガチにボッキして、ドクンドクンと……熱いのといたいのも脈打ってる。
「いたくされてボッキさせるなんて、やっぱり均くんはマゾだったのね」
「ちがう。美竹さんだって、寒いと乳首が飛び出すでしょ。同じ原理です」
「へええ。どうして、そんなことを知ってるの?」
「まだブラジャーを着けてない子も多かったから、冬の体育で」
「ふうん。そんなに、女の子のお乳ばかり見詰めてたんだ。均くんて、エッチなんだ」
「…………」
墓穴をほってしまった。
「ごめんなさい。もう許してください」
「なにが、ごめんなさいなの?」
「美竹さんと美鈴さんが、ええと……エッチな遊びをしてるところを、のぞき見しちゃって……伯父さんに言いつけたりはしないから、もう許してください」
「そうよね。スプレーされて、ものすごくいたいのに、チンチンを大きくしましたなんて、とても言えないわよね?」
「…………」
とつぜんにアマノジャクな考えがうかんできて、僕はだまり込んだ。
美竹さんの言うことなら、なんでも聞いちゃう。というのが、僕の本心だけど。こんなことをしないで、単純にお願いしてくれたんだったら絶対に秘密は守ってあげるけど。僕の弱みをにぎって、それと引き換えに――なんてのは、不純だ。
もしも、僕がイエスって言わなかったら、美竹さんはどうするんだろう。もっとエッチなことか、いたいことをしてくれるんだろうか。
じゃない、じゃない。「してくれる」じゃない。「される」のまちがいだ。
おしとやかで優がなのに、セクシーな衣装で僕をからかったり、こんなふうにいじめたり、伯父さんにメコ筋を鞭でたたかれて泣いたり、ほんのちょっと位置をずらしたクリトリスではアクメに達したり、妹とエッチな遊びをしたり――美竹さんがどういう人なのか、さっぱり分からなくなった。美竹さんを困らせたら、奥底にかくしている正体を見せてくれるんじゃないだろうか。
それに。美竹さんにだったら、どんなにいたいことをされてもがまんできる。それどころか、もっとボッキしてしまうかもしれない。
あわわ。上の文章は取消!
そうじゃなくて、好きな人になら何をされてもうれしい……というのも、マゾなのかな。つまりやっぱり、僕って変態なんだろうか。
「どうして返事をしないの?」
美竹さんに問いつめられて、僕は決心した。
「やっぱり……こんなのって、いけないことだと思います。伯父さんに何もかも打ち明けたほうがいいんじゃないかな。僕もいっしょに罰を受けます」
もちろん、言ってみただけ。伯父さんに言いつけたりはしない。
「そう。それじゃ、しかたないわね」
美竹さんは、びっくりするくらいあっさりとあきらめた――んじゃなかった。ベッドのすみにまるめてあるパジャマの中からパンティを取り出して、手の中で小さく丸めた。
「最初はサービス。はい、お口をアーンしてちょうだい」
伯父さんのセッカンを見ているから、美竹さんの意図はすぐに分かった。美竹さんのパンティを口に詰め込まれるなんて……光栄てのとは、ちょっとちがうけど。うれしくないこともないなんて思っちゃいけないんだろうけど。
「…………」
どうせなら、とことんアマノジャクになってやれ。歯を食いしばるくらい強く、口を閉じた。
「おバカさんね」
ぼすん……お腹にエルボーを落とされた。
「うぐっ……」
半開きになった口にパンティを押し込まれた。
「はい、お姉ちゃん」
美鈴ちゃんも自分のパンティを丸めて美竹さんに手渡して――それもおし込まれた。
はき出そうとしても、舌をうまく動かせない。もたついてるうちに、口にガムテープをはられてしまった。鼻で息はできるけど、まったく声を出せなくなった。
美竹さんは、さらにガムテープを30センチくらいに切って――僕の目の上にはりつけた。念には念を入れて、おでこから鼻の上まで3枚をはり重ねた。
何をされるのかが、まったく分からない。すごくこわい。だけど、いとこ同士だよね。大ケガをさせられたりはしないよね。だったら、僕も男だ。いくら年上だからって、女の子のするイタズラ(それともゴウモン?)くらい、たえてみせる。
……………………
………………
…………
……いつまで経っても、ふたりとも僕にさわろうともしない。
部屋から出て行った気配は無かったから、僕の反応を観察してるんだろうか。それとも、足音をしのばせて――にしても、ドアの音も聞こえなかったし。
30分くらいも経っただろうか。いきなり耳元にささやかれた。
「ほんとは耳も聞こえなくするんだけど。見えないだけでも、時間感覚が変になるでしょ。まだ5分しか経ってないのよ」
まさか、このまま朝までほっとくつもりなのかな。それくらいなら、鞭でもビンタでもいいから、ボロボロにしてくれたほうが楽かもしれない。
さわわわわっと、何かが足の裏をくすぐった。腰のあたりまで、くすぐったさが走った。
「んんんっ……?!」
大の字にされて無防備になっている脇の下を、左右同時にくすぐられた。びくんびくんと背中がけいれんするほどのくすぐったさだった。
「んんん、んんーっ!」
身体をよじってのがれようとしたけど、ムダなあがきだった。
脇の下に加えて乳首までくすぐられる。もだえ死んでしまいそう。
これ、絶対に指じゃない。もっとやわらかくて、くすぐられる範囲も大きくて……ペンキぬりの刷毛とか、もしかしたらホウキかもしれない。正体が分からないから、よけいにくすぐったい。
乳首への攻げきがなくなったと思ったら、今度は内ももをくすぐられる。そこからさかのぼって、ソケイ部も。でも、チンチンと玉とアヌスは、なぜかくすぐられない。
くすぐり攻めは何時間(実際には数分かもしれない)も続いて。ようやく許してもらったときには、くすぐられていないのにピクピクと全身のケイレンが止まらなくなっていた。
「んんっ……?」
チンチンの皮をむき下げられて。
プシュウウウ……またスプレーをふきかけられた。チンチンだけじゃなくて、玉ぶくろにもアヌスにも。身体の下側になっている部分には、どうやってスプレーしてるんだろう。害虫く除のスプレーに付属してるような細いストローでも使ったんだろうか。どうでもいい疑問。
またくすぐられるのかと思って身構えていたけど、いつまで経っても始まらない。
チンチンも玉ぶくろも、熱いしいたいし。アヌスがそれほどでもないのが、わずかな救いかな。チンチンに比べたらというだけで、アナルバージンを塩田先生にうばわれた(のか、ささげたのか)ときよりもつらい。
さっきのはウソです。告げ口なんかしません。だから許して――そう言いたくても、声を出せない。もしかしたら、これは残こくなじ悲なのかもしれない。朝まで許さないという残こくと、わめき続けてのどが破れないようにという慈ひと。
完全な暗やみの中に放置されて。いたくて熱いのに、だんだん意識があいまいになっていく。
……
…………
………………
……………………
「む゙ゔゔゔゔーっ?!」
一気に目が覚めた。またくすぐられている。しかも今度は、チンチンへの集中攻げき。いたいのも熱いのも消し飛んで、とにかくくすぐったい。腰が勝手にびくんびくんとはねる――のだけど、強い力でおさえ込まれている。美鈴ちゃんがくすぐって、美竹さんが馬乗りになっている?
鼻だけで息をしても追いつかないくらいに呼吸が荒くなって、酸欠で頭がかすんでくる。
それが(僕の時間感覚では)何十分も続いてから。
プシュウウウ……スプレーをふきかけられて、また一切の物音が消えた。
こんなことを夜通し続けるつもりなんだろうか。明日の朝は寝ボウするよ――なんて、ふたりのことを心配してる場合じゃないのに。
ガムテープの目かくしをはがされたときは、ほんとうに朝になっていた。人生でいちばん不快な目覚めだった。
「さあ、何か言うことはあるかしら?」
大の字ハリツケからも解放されて、でも大の字のままベッドの上で気息エンエンの僕を見下ろして、美竹さんがほほ笑んだ。
僕はベッドから下りようとして、足をもつらせてゆかに転がり落ちて。そのまま土下座してしまった。二度と、こんな目にあいたくなかった。
「ごめんなさい。伯父さんにも伯母さんにも、絶対に何も言いません。だから許してください」
「へへん。分かればいいのよ」
「こら、美鈴。年上の男性に向かって、その言い方はないでしょう。ニチジョウとアイジョウのけじめは、ちゃんとつけなさい」
日常と愛情かな。昨夜のゴウモンは愛情だった……なんて、ことはないと思う。
「それじゃ、昨日のことは、おたがいに何もかも忘れましょうね。もう、あんなひどいことは二度としないから」
「均お兄ちゃんが素直にしていてくれたらね」
「こら。そういうのはダメだって言ったばかりでしょ。美鈴はもちろん、わたしだって二十四時間のアイジョウ生活は早すぎるんだから」
何がなんだかわからないけれど、次の日にはとりあえず日常がもどってきた。なぜ、その日のうちじゃないかというと――夕方までチンチンがいたかったから。夜にシャワーを浴びたときは、皮をむいた白いオカラみたいのがぼろぼろこぼれた。こんなのって、小学校低学年のときに一度経験しただけ。それ以来、ちゃんと洗うようにしてる。1日で数週間分のアカ。きっと、表面のねんまくが、まるまるはがれたんだろう。ひと皮むけたってとこかな。でもヘビとちがって、脱皮しても本体は成長してなかった(しょぼん)。
いちおう日常はもどってきたけど。美竹さんが言うアイジョウってやつも、それからも何度か繰り返された。約束通り、二度と『あんなひどいこと』はされなかった。『こんなひどいこと』や『そんなひどいこと』は、されたんだけど。
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この作品で何をいちばん苦労してるかというと、実にBFです。原図です。
女神様も王女様も、エロいコスプレがありません。
伸長さのあるロリドル2人の水着画像もありません。
考えるに。W美姉妹を女神様と王女様だと思っているのは、(下)僕クンだけです。本質は……こんなじゃないでしょうかしら。

DLsite アフィリエイト キーワードは「女神」です。
純金未満(金の純度は24を母数にします)では指1本がやっとで、こちら(→)くらいの硬度がないとむちゅくわしいわけです。ので、本日は+10あたりを集めている箱へ行ってきたわけです。指2本をチョキにしてクリグリできます。
さすがは年の功。自分で動いて(ついでに握って)くれて、「男は突っ込んでナンボ」までは到達いたしましたですた。しかし、いわゆるところの In-Out-In-Outでふにゃって、「出してナンボ」には、とほほ李白杜甫。
駄菓子案山子。男でも女のアクメを書くし、行ったことも見たこともないトランター帝国も描写できるし、それにつけても転生物がステータスでキャラ説明をする安易さはねえ。
しかも、モモキュンソードPart2で1/200を30回転くらいで2度引いて、でもRushに突っ込めずに(トラウマが痛い……)、まあ、5千円で切り上げて。明日は5時(以前)起きですので、さっさと飲んで寝ます。
現在は「SMショー」の章の大詰めです。うん、「SM章」ですね。しょうむない。
は、置いといて。もっと手前、折り返し点あたりを紹介しときます。
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口封じの夜
僕が塩田先生の愛人(?)になってることは、サッカー部のみんなに知られている。僕も塩田先生もみんなの前では知らんぷりしてても、かえってそれが演技ぽくなってしまうし。時間差をつけていても、プールに出入りしてるところを見られたり。
だけど、だれも僕をからかったりしない。塩田先生の私情でメンバーから外される(補欠の予備のひかえだって、お情けで練習試合に出してもらえるから、同じこと)ってのもあるだろうけど、僕がちゃんと頭角を現わしてきたから。ハーフいっぱい走り回ってもスタミナ切れしないし、ごつい先輩にも(3回に1回くらいは)当たり負けしなくなった。自主トレと先生の下半身(チンチンじゃなくて真面目な部分)へのマッサージの成果だ。成長期真っ盛りてのも大きいかな。この1か月で身長が1センチちょっとのびたし、体重も2キロ増えた。
もっとも、成長期は僕だけじゃない。美鈴ちゃんのおっぱいが、乳房と言えるくらいにしっかりふくらんできたし、週に2度はおフロの中で乗っけてるお尻もますます丸みを帯びてきた。おフロの中で美鈴ちゃんのお腹を抱っこしてる手を、上か下へ動かしたくなったりもする。でも、頭の中で英単語の復習とかしてれば、チンチンは(かろうじて)無反応を保っていられる。
美竹さんのセクシー衣装やチンチンタッチも、わりかし平然と受け流せるようになってきた。だって、中間テストの成績が目標に達さなかった罰を見せつけられてるから、あれに比べたら、たとえオールヌードでも『高が知れてる』というものだ。
だけど。伯父さんとふたりの関係がクリビッテンギョーだったと同じに、いやそれ以上に姉妹の関係もイタオドローだと知ることになる。そして、今度は僕も巻き込まれてしまった。
美鈴ちゃんは1学期の通知表を理科算数国語音楽体育は5で、その他も4。カンチョウの罰は受けずにすんだ。音楽と体育が目標値(4)を上回ったごほうびに、小さな箱をプレゼントされた。
美鈴ちゃんもお姉さんに似て、ずいぶんと優しゅうなんだ。僕の部屋に居座ってる時間よりは自分の部屋にいる時間のほうが長いのは当然だけど、その間は真面目に勉強してるんだな。
「美鈴も、もう最高学年だ。自分で使うことを許してあげよう。もちろん、入れてはダメだぞ」
その言葉だけで、中身が分かったらしい。
「うわあ。ありがとうございます、お父様」
きれいにラッピングされリボンをかけられた小箱をきゅっと胸に抱きしめて、それからちろっと僕に顔を向けて、いたずらっぽく舌を出した。
意味不明だったけど、無じゃ気に喜んでるんだから、まあいいか。
その週末も、僕は塩田先生の特訓《アナルセックス》を受けて、やっぱり精通出来なくて。だから、僕は欲求不満になっていたのかもしれない。
伯父さんと伯母さんは、財界のパーティーにとまりがけで東京へ行ってて、僕とW美姉妹とでお留守番。
ベッドに入っても、なかなか寝つけなかった。子供部屋はたがいに行き来できるようにつながっている。そして、隣は美鈴ちゃんだ。なので。勉強してるときでもノックもしないで飛び込んでくる。両親の不在をいいことに、まさか夜ばいをかけたりはしないだろうな、と――迷わくばかりじゃないから、困る戸まどう。1日ごとに、美鈴ちゃんがエッチの対象に近づいてる。
トイレに行って、それから暖かい(真夏だけど)物でも飲めば寝つけるかな。
ろう下へ出たら――美鈴ちゃんの部屋のドアが半開きになってた。イタズラ心もエッチ心も無いよ。僕の部屋が奥だから、美鈴ちゃんの部屋の前を通らなくちゃならない。それだけのこと。なんだけど。
ドアの下のゆかが、ごくかすかに青白く光ってる。豆電球の明かりじゃない。
それよりも……
「あんん……やだ……おかしくなっちゃうよお」
苦しそうなうめき声(に、聞こえた)。
「ふうん。それじゃ、やめてあげようか?」
美竹さんの声だ。妹を看病してあげてる感じでもないし?
「やだ! やめちゃ、やだああ……あっ、あんんん」
僕は本能的に足音をしのばせて、ドアに近づいた。こっそりと、中をのぞき込んだ。
ベッドの上で、美鈴ちゃんにしては大きな、かすかに青白いかたまりが動くめいているとしか見えなかったけど。暗がりに目が慣れてくると……
(…………!!!!!)
びっくりマークをいくつ並べても、おどろきを表現しきれない。
青白いかたまりは、美鈴ちゃんと美竹さんだった。ふたりともスッポンポンで、美竹さんが美鈴ちゃんにおおいかぶさって、両手で美鈴ちゃんの身体をま探っている。正確には右手で縦スジのあたり、左手で乳房を。
美竹さんは、左手に卵形をした物を握っている。
ジジジジジジ……耳を澄ますと、ごくかすかに機械的な音が聞こえた。まさかと思うけど、(エッチな雑誌の広告で見かける)ピンクローターじゃないよね?
右手は、ふたりの密着した腰の間に差し込まれてるので、何か持ってるとしても分からない。
「お姉ちゃん、もうがまん出来ないよお。それ、入れてよお」
「ダメよ。バージンは、来年のお誕生日に、お父様にささげるんでしょ」
(…………!!!!!)
この後も飛び切り大ショックの連続なので、僕の心理びょう写はこれで打ち切る。
「だいじょうぶだよお。オチンポ様を入れなきゃバージンだもん」
「そういう問題じゃないでしょ」
「そんな細いのじゃ、処女まくは破れない。タンポンといっしょだもん」
「タンポンだって、入れたこと無いくせに」
「お願い、入れてよお。どしても入れてくんないなら、自分でやっちゃう。それか……均お兄ちゃんに、おフロで本物をお願いするもん」
それって、僕にセックスをせまるって意味?
もちろん、僕はこばむ……つもりだけど。結こんも出来る間がらだし。この1か月でけっこう『女体』ぽくなってきた美鈴ちゃんにスッポンポンで抱き着かれて、縦スジでチンチンをはさまれてグリグリされたりしたら……
「お兄ちゃんのオチンポ様は、このローターと同じくらいだから、処女まくはだいじょうぶだよ」
いくら僕でも、そのピンクローターよりは(ボッキすれば)大きいよ。
ふう……美竹さんが、大きなため息をついた。
「しょうがないわね。ばれたら、わたしまでというか、わたしが主犯で罰を受けるに決まってるけど……そう簡単には、均くんをあげるつもりは無いから」
え……また、僕?
疑問は、直後の本日最大のショックで忘れてしまった。
美竹さんが身体を起こして、ベッドに腰かけた。
数秒、僕は目の当たりにしている光景を理解出来なかった。
美竹さんの下腹部に、横長の大きなハートの輪かくがうかび上がっていた。どぎついピンク色。輪かくには、短いカラクサ模様がからんでいる。そして……乳首があざやかな赤に光っている。同じ色が、毛のないし縦スジのはしっこでも光っている。クリトリスだ。
「お姉ちゃん……」
ベッドの上で、美鈴ちゃんが美竹さんのほうへ寝返りを打った。美鈴ちゃんの下腹部にも、同じハート形の輪かくがえがかれていた。乳首とクリトリスは、光っていない。
「ちょっと待って。いたくないように、ローションを使ってあげる」
「いらない。もうびしょびしょだもん。それに……いたいほうが、そう入の実感を味わえるよ」
美竹さんが、またため息をついた。
「まったく……わたしが美鈴の年だったときは、縛られるのも鞭打たれるのもいやで、泣きさけんではサルグツワをかまされていたっていうのに。ほんとに美鈴は生まれつきのインランマゾね」
「違うもん。お父様の英才教育の玉物だもん」
もう完全に、僕の思考はマヒしてる。ああ、そうかと――美鈴ちゃんの言葉を無批判に事実として受け入れただけだった。ちょっぴり、うらやましくも思った。そんなことをされた美竹さんや美鈴ちゃんがうらやましいのか、そんなことをした伯父さんなのか、そんなことを認めていた伯母さんをふくめた家族関係がうらやましいのか……マヒした頭では分からなかった。
美竹さんがベッドに上がった。美鈴ちゃんの足を開かせた間にあぐらをかいて座って、前へにじり寄って、美鈴ちゃんのお尻を足の間に落とし込んだ。
「ほんと、ぬらぬらだわ。小インシンまでひくつかせちゃって。それじゃ、うんといたくなるようにつっ込んであげる」
美竹さんは、ずっと握っていた右手のピンクローターを美鈴ちゃんのまたにつきつけた。卵形じゃなくて、ウインナソーセージを太くしたような形だった。あれなら、ボッキした僕のチンチンに勝っているかもしれない。
美竹さんがローターの先で縦スジをつついた。正確には縦スジじゃない。ローターくらい飲み込んでしまいそうにぱっくり開いているのが、暗がりに慣れた目には見て取れた。
でも、なぜ下腹部の模様(と、美竹さんの乳首とクリトリス)は光ってるんだろう。夜光と料かな。そんなものをぬる理由が分からない。今見ている何もかもが、分からないことばかりだけど。
美竹さんは美鈴ちゃんに声をかけたりはせず、モリで魚をつくような動作で、ローターを割れ目につき立てた。
「ぎびいいいっ……いたいいっ!」
ぴいんと、美鈴ちゃんの全身がつっ張った。
「いたい、いたいよお……」
泣き声でうったえながら、背中を反らして腰をつき上げる。そんなことをしたら、ますますローターを深くつっ込んでしまうのに。
「いたいよおお……本物のオチンポ様は、もっといたいんだよね。お姉ちゃんだけ……ずるいよお」
「それ以上は入れちゃダメよ。飲み込んでしまってチツ口が閉じては、いたいのも気持ちいいのも減ってしまうから」
美竹さんは左手でベッドの上を探って、平べったい小箱を引き寄せた。その箱に付いてるツマミをいじると……
「うああああ……」
美鈴ちゃんが、かん高くさけんだ。
「すごいい……でも、こんなのダメ。クリちゃんブルブルしてよおお!」
もどかしそうにさけぶ。
「いきなりのチツイキは、いくらインランでも無理よ。ほら、これも使いなさい」
美竹さんが美鈴ちゃんの手にピンクローターを持たせた。割れ目にいれてるウインナソーセージじゃなくて、乳首に当ててた卵形のやつ。落ち着いて観察すると、太さは同じで、長さだけが違っている。
美鈴ちゃんは、それを――割れ目の上はしに当てた。
「あああああ、あーっっ!!」
これまでより半オクターブくらい高い声でさけんだ。
美竹さんが美鈴ちゃんの空いているほうの手を取って、チツ口に入れているローターのはしを持たせた。
「自分で動かすのよ。でも、こねてはダメ。破れるかもしれないから」
美鈴ちゃんはローターをゆっくりと出し入れし始めた。塩田先生が僕のアヌスにしていることと(いろんなちがいはあるけど)基本的には同じだ。
美竹さんがベッドから下りた。
「アクメまで自分で遊んでなさい」
美竹さんが視界から消えた。
僕は美鈴ちゃんから目がはなせない。
美鈴ちゃんは、だんだんピストン運動を激しくしていく。ひざを立てたまま足をつっ張って、腰が宙にういている。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
ぴストン運動に合わせて激しく息をして、それが声になっている。だんだん声が大きくせわしなくなっていって……
「ああああっ……いくうう、いきますううううっ!!」
弓なりになった全身が、びくびくびくっとケイレンして――不意に、どさっとくずれた。
そのまま、ピクリとも動かない。興奮が激し過ぎて心臓マヒを起こしたんじゃないかと心配に……いや、肩がゆっくり動いてるから、息をしている。
ジジジジジ……ピンクローターの音だけが、暗やみを満たしていく。
「のぞき見をしてたの?」
背中に声をかけられて、あやうく心臓マヒを起こすところだった。美竹さんの声。
「あ、ええと……ごめんなさい」
弁解のしようもないので、とにかく謝った。
あれ……?
美竹さんの下腹部にあったハート形の絵が消えている。乳首も光っていない。
「とにかく、入りなさい」
肩をつかれて足をもつらせながら、美鈴ちゃんの部屋に転げ込んだ。
「均お兄ちゃん……?」
美鈴ちゃんが身を起こして、僕を見た。ちっともおどろいているように見えない――のは、興奮の余いんで思考停止してるんだろうか。
「まずいところをみられちゃったね」
美竹さんが後ろ手にドアを閉めてから、部屋の奥へ僕を追いつめる。
「お父様に告げ口されたら、わたしたちお仕置きされる」
「僕……告げ口なんか、しません」
「その代わりエッチなことをさせろなんて、おどすつもりかな?」
「そんなひきょうな真似はしません」
美竹さんとエッチなことをするなんて、おそれ多い。そりゃまあ、してみかくないこともないけど。美鈴ちゃんは子供だから対象外……と言えなくなってきてる。
「口約束なんか、あてにならないわ」
じゃあ、どうしろっていうんだよ。
「あたしたち、すっぱだかなのよ。恥ずかしいじゃないの。均くんも脱ぎなさい」
どうして、そうなるかな。もしかして強引にエッチなことをさせて、それで口ふうじとか?
頭の片すみでそんなことを考えながら、僕の手はパジャマのボタンを外しにかかっていた。エッチな期待からじゃない。美竹さんの言葉には、文句をいわせないひびきがこもっていた。伯父さんが命令するときと同じひびきが。
「それも脱ぐのよ」
ブリーフにも容しゃなかった。
両手を腰に当てて仁王立ちの美竹さんの前でチンチンを手でかくすのは、かえってみっともないかな。判断に迷う以前につき飛ばされて、僕はベッドにあお向けにころがっていた。
「美鈴、押さえといて」
それまでの放心がウソのように美鈴ちゃんがはね起きて、僕におおいかぶさってきた。
押しのけようと思えば出来なくはないけど、何をされるんだろうって(エッチ方面をふくめた)好奇心もあったので、僕はじっとしていた。
美竹さんが僕の腕を頭上へ引っ張って、幅の広いベルトを巻きつけて金具で留めた。足も同じようにされて――僕は大の字にハリツケられてしまった。
「……ワナだったんだね」
さすがに気づいた。
「なんのことかしら?」
「こんなしかけを準備して……最初から、僕をこうするつもりだったんでしょ」
「ちがうわ。こう束具は、元からあったものなの。わたしたちへのお仕置きとかごほうびのためにね」
「…………?」
美竹さんの言い方だと、伯父さんの仕業に聞こえる。
「そうね。最初はごほうび……とは、ちがうけど。楽しい秘密を共有しましょうか」
美竹さんも(はだかのまま)ベッドに上がってきた。また、お腹のハート形が鮮やかにかがやいて、乳首とクリトリスが光っている。
僕の視線に気づいて、美竹さんがふくみ笑いをした。
「これ、きれいでしょ。し外線で光るタトゥなの。美鈴、ブラックライトを消して」
美鈴ちゃんがかべ際へ行スイッチを操作すると――部屋が真っ暗になった。ので、これまでは家具の輪かくが判別できる程度の青白い照明が点いていたんだと分かった。家具が暗やみに沈むと同時に、美竹さんの身体も黒い影だけになった。
天井のシーリングライトに豆球が点灯して、僕をまたいで立ちはだかっている美竹さんのヌードが、はっきり見えるようになった。ハートだけが見えない。何かぬっているようにも見えないし、傷なんかも無かった。
豆球が消えて、またかすかな青白い光がどこからともなく差すと、美竹さんのヌードが色彩の無いシルエットになって、ハートとみっつの点があざやかにうかび上がった。
「なんで、そんな模様を……もしかして、伯父さんが?」
タトゥってイレズミのことだよね。難しい技術がいるんだから、美竹さんが自分でほどこしたとは考えにくい。
「そうよ。UVタトゥなら目に見えないから、体育の着替えも修学旅行も問題ないの」
前半の質問には答えてくれてない。重ねてたずねようとしたけど……。
美竹さんが腰を落として、僕の太ももの間にお尻を落とした。
「美鈴から聞いていたけど……小さいのね」
くくくっと、笑われた。ますます縮かんじゃう。
「しかも、まだ出ないんですってね」
「…………」
屈じょく。サッカー部の1年生には、まだのやつもいるから、先輩にからかわれても平気だ(と、自分に言い聞かせられる)し、美鈴ちゃんに言われたときはショックだったけど、元々口が悪いし意地悪を言ったんだと後で思い返して立ち直れた。でも、美竹さんに男として認めてもらえないってのは……
「でも、その分長く遊べるかな?」
美竹さんが手をのばして――チンチンをにぎった。くにくにと、皮ごと先っぽをこねくる。細くてやわらかい指は、塩田先生とは大違い。温かい綿菓子にくるまれて、その綿菓子がくにゅくにゅ動いてる。そんな感じ。オシコをちびるみたいな感覚が、チンチンの先に向かって走る。
なのに、ちっとも固くならない。女神様の前にチンチンがひざまずいちゃってる。
「美鈴にイタズラされてもボッキするくせに……わたしって、そんなにみ力が無いのかな」
逆です。あり過ぎて、おそれ多いんです。
「これなら、どうかな?」
玉をくすぐられた。こっちは、くすぐったいだけ。
「あたしも手伝う」
美鈴ちゃんが、僕の胸に後ろ向きに乗っかった。
目の前で小さなお尻がふにゃっとつぶれて――鏡モチみたい。
美鈴ちゃんが上体を倒して……うわわ!
チンチンが熱くなった。にょるんにょるんと……なめまわされてる。だけじゃない。
美鈴ちゃんの背中が上下に動き始めた。それに合わせて、にょるんにょるんが激しく動めく。フェラチオなんて、だれに教わったんだろう。
ちゅぱじゅぷ、ずちゅううう……なめるだけじゃなく、すすったりもしてる。塩田先生より、ずっと上手だ。
まさか、伯父さんが教えたんじゃないよね。この家族、お仕置きに鞭とか、サドマゾみたいなことをしてるけど……思い出した。美鈴ちゃんのバージンを誕生日に伯父さんにささげるとか、そんなことを言ってたっけ。
思い出したとたんにボッキした。
「やっと大きくなったわね。でも……ふうん?」
鼻で笑われた。のど、また縮かんでしまう。
「美女がふたりがかりでサービスしてるのに、これってぶじょくよね」
美鈴ちゃんにまで愛想をつかされた。
「こんなブタのシッポみたいなの、オチンポ様って呼びたくないな」
「あら。適性サイズだって言ってなかった?」
「うぐ……遊ぶのに都合がいいって思っただけ。こんなのじゃ、あたしのご主人様になってほしくない……かな?」
美鈴ちゃんがベッドから下りた。
「こんなの、せいぜいペットとして飼うくらいのものよ。それならそれで、厳しく仕付けしてやらなくちゃ」
「そうかもね。わたしたちを支配するより、支配されるほうがふさわしいかな」
話の流れがよく理解できないけど。ボロクソに言われてるのは分かる。
「あら……大きくなった?」
美竹さんの言う通り。女の子ふたりにバカにされて、僕のプライドは傷ついたのに、チンチンが(すこしだけ)固くなった。
「もしかして、この子、マゾかな」
美竹さんが、デコピンの形にした指をチンチンに近づけて――ピシッと弾いた。
「いたい……」
たいしていたくなかったけど、そう言わなきゃ申し訳ないような気がした。
「いたくても気持ちいいでしょ?」
「気持ち良くないよ。僕はマゾなんかじゃない」
「そうかな?」
「ねえ、これ使ってみる?」
美鈴ちゃんが学習机の引き出しを開けて、小さめのスプレーを持ってきた。暗がりの中でも、カンの形でエアーサロンバスだと分かった。運動部御用達の筋肉消えんつう痛材。
「くふふ……美鈴て、意外と残こくね」
「そうかなあ。あたしは、これ好きだけどな」
「なに言ってるの。ひと晩じゅう泣きわめいていたくせに」
「わめいたりはしないよ。ボールギャグで口をふさがれてたもん」
なんだかすごいことを、楽しそうに話してる。
「まあ、いいか。実験してみましょう」
美竹さんの許しを(僕のは?)得て、美鈴ちゃんが僕のチンチンにスプレーを近づけた。
プシュウウウ……
「皮をむいてキトウにもかけてあげなさい」
「うわあ。お姉ちゃんこそ残こくだ」
「じゃあ、クリトリスの包皮だけで美鈴は満足できるの?」
「それも、そうだね」
美鈴ちゃんは無雑作に(慣れた手つきで)チンチンの皮をむき下げると、そこにまたスプレーをふきかけた。
ひんやりして気持ちいいかな。気持ち良すぎて、チンチンがリラックスしちゃう。
なんてノンキに構えてられたのは数十秒だけ。チンチンの表面はすずしいんだけど、内側からじんわり熱くなってきた。熱いだけじゃなくて、無数の針をつきさされるみたいないたみがあった。
「美竹さん……これ、いたい。ふき取ってください」
いつもよりていねいな言葉使いになってる。お願いするんだから、当然だね。
「もう手おくれね。中まで染み通ってる。クリトリスよりは鈍感だから、数時間で楽になる……と思うわ」
熱いのといたいのが、どんどん激しくなってくる。そして……
「あらら。美鈴がフェラしてたときより大きいんじゃない?」
ガチガチにボッキして、ドクンドクンと……熱いのといたいのも脈打ってる。
「いたくされてボッキさせるなんて、やっぱり均くんはマゾだったのね」
「ちがう。美竹さんだって、寒いと乳首が飛び出すでしょ。同じ原理です」
「へええ。どうして、そんなことを知ってるの?」
「まだブラジャーを着けてない子も多かったから、冬の体育で」
「ふうん。そんなに、女の子のお乳ばかり見詰めてたんだ。均くんて、エッチなんだ」
「…………」
墓穴をほってしまった。
「ごめんなさい。もう許してください」
「なにが、ごめんなさいなの?」
「美竹さんと美鈴さんが、ええと……エッチな遊びをしてるところを、のぞき見しちゃって……伯父さんに言いつけたりはしないから、もう許してください」
「そうよね。スプレーされて、ものすごくいたいのに、チンチンを大きくしましたなんて、とても言えないわよね?」
「…………」
とつぜんにアマノジャクな考えがうかんできて、僕はだまり込んだ。
美竹さんの言うことなら、なんでも聞いちゃう。というのが、僕の本心だけど。こんなことをしないで、単純にお願いしてくれたんだったら絶対に秘密は守ってあげるけど。僕の弱みをにぎって、それと引き換えに――なんてのは、不純だ。
もしも、僕がイエスって言わなかったら、美竹さんはどうするんだろう。もっとエッチなことか、いたいことをしてくれるんだろうか。
じゃない、じゃない。「してくれる」じゃない。「される」のまちがいだ。
おしとやかで優がなのに、セクシーな衣装で僕をからかったり、こんなふうにいじめたり、伯父さんにメコ筋を鞭でたたかれて泣いたり、ほんのちょっと位置をずらしたクリトリスではアクメに達したり、妹とエッチな遊びをしたり――美竹さんがどういう人なのか、さっぱり分からなくなった。美竹さんを困らせたら、奥底にかくしている正体を見せてくれるんじゃないだろうか。
それに。美竹さんにだったら、どんなにいたいことをされてもがまんできる。それどころか、もっとボッキしてしまうかもしれない。
あわわ。上の文章は取消!
そうじゃなくて、好きな人になら何をされてもうれしい……というのも、マゾなのかな。つまりやっぱり、僕って変態なんだろうか。
「どうして返事をしないの?」
美竹さんに問いつめられて、僕は決心した。
「やっぱり……こんなのって、いけないことだと思います。伯父さんに何もかも打ち明けたほうがいいんじゃないかな。僕もいっしょに罰を受けます」
もちろん、言ってみただけ。伯父さんに言いつけたりはしない。
「そう。それじゃ、しかたないわね」
美竹さんは、びっくりするくらいあっさりとあきらめた――んじゃなかった。ベッドのすみにまるめてあるパジャマの中からパンティを取り出して、手の中で小さく丸めた。
「最初はサービス。はい、お口をアーンしてちょうだい」
伯父さんのセッカンを見ているから、美竹さんの意図はすぐに分かった。美竹さんのパンティを口に詰め込まれるなんて……光栄てのとは、ちょっとちがうけど。うれしくないこともないなんて思っちゃいけないんだろうけど。
「…………」
どうせなら、とことんアマノジャクになってやれ。歯を食いしばるくらい強く、口を閉じた。
「おバカさんね」
ぼすん……お腹にエルボーを落とされた。
「うぐっ……」
半開きになった口にパンティを押し込まれた。
「はい、お姉ちゃん」
美鈴ちゃんも自分のパンティを丸めて美竹さんに手渡して――それもおし込まれた。
はき出そうとしても、舌をうまく動かせない。もたついてるうちに、口にガムテープをはられてしまった。鼻で息はできるけど、まったく声を出せなくなった。
美竹さんは、さらにガムテープを30センチくらいに切って――僕の目の上にはりつけた。念には念を入れて、おでこから鼻の上まで3枚をはり重ねた。
何をされるのかが、まったく分からない。すごくこわい。だけど、いとこ同士だよね。大ケガをさせられたりはしないよね。だったら、僕も男だ。いくら年上だからって、女の子のするイタズラ(それともゴウモン?)くらい、たえてみせる。
……………………
………………
…………
……いつまで経っても、ふたりとも僕にさわろうともしない。
部屋から出て行った気配は無かったから、僕の反応を観察してるんだろうか。それとも、足音をしのばせて――にしても、ドアの音も聞こえなかったし。
30分くらいも経っただろうか。いきなり耳元にささやかれた。
「ほんとは耳も聞こえなくするんだけど。見えないだけでも、時間感覚が変になるでしょ。まだ5分しか経ってないのよ」
まさか、このまま朝までほっとくつもりなのかな。それくらいなら、鞭でもビンタでもいいから、ボロボロにしてくれたほうが楽かもしれない。
さわわわわっと、何かが足の裏をくすぐった。腰のあたりまで、くすぐったさが走った。
「んんんっ……?!」
大の字にされて無防備になっている脇の下を、左右同時にくすぐられた。びくんびくんと背中がけいれんするほどのくすぐったさだった。
「んんん、んんーっ!」
身体をよじってのがれようとしたけど、ムダなあがきだった。
脇の下に加えて乳首までくすぐられる。もだえ死んでしまいそう。
これ、絶対に指じゃない。もっとやわらかくて、くすぐられる範囲も大きくて……ペンキぬりの刷毛とか、もしかしたらホウキかもしれない。正体が分からないから、よけいにくすぐったい。
乳首への攻げきがなくなったと思ったら、今度は内ももをくすぐられる。そこからさかのぼって、ソケイ部も。でも、チンチンと玉とアヌスは、なぜかくすぐられない。
くすぐり攻めは何時間(実際には数分かもしれない)も続いて。ようやく許してもらったときには、くすぐられていないのにピクピクと全身のケイレンが止まらなくなっていた。
「んんっ……?」
チンチンの皮をむき下げられて。
プシュウウウ……またスプレーをふきかけられた。チンチンだけじゃなくて、玉ぶくろにもアヌスにも。身体の下側になっている部分には、どうやってスプレーしてるんだろう。害虫く除のスプレーに付属してるような細いストローでも使ったんだろうか。どうでもいい疑問。
またくすぐられるのかと思って身構えていたけど、いつまで経っても始まらない。
チンチンも玉ぶくろも、熱いしいたいし。アヌスがそれほどでもないのが、わずかな救いかな。チンチンに比べたらというだけで、アナルバージンを塩田先生にうばわれた(のか、ささげたのか)ときよりもつらい。
さっきのはウソです。告げ口なんかしません。だから許して――そう言いたくても、声を出せない。もしかしたら、これは残こくなじ悲なのかもしれない。朝まで許さないという残こくと、わめき続けてのどが破れないようにという慈ひと。
完全な暗やみの中に放置されて。いたくて熱いのに、だんだん意識があいまいになっていく。
……
…………
………………
……………………
「む゙ゔゔゔゔーっ?!」
一気に目が覚めた。またくすぐられている。しかも今度は、チンチンへの集中攻げき。いたいのも熱いのも消し飛んで、とにかくくすぐったい。腰が勝手にびくんびくんとはねる――のだけど、強い力でおさえ込まれている。美鈴ちゃんがくすぐって、美竹さんが馬乗りになっている?
鼻だけで息をしても追いつかないくらいに呼吸が荒くなって、酸欠で頭がかすんでくる。
それが(僕の時間感覚では)何十分も続いてから。
プシュウウウ……スプレーをふきかけられて、また一切の物音が消えた。
こんなことを夜通し続けるつもりなんだろうか。明日の朝は寝ボウするよ――なんて、ふたりのことを心配してる場合じゃないのに。
ガムテープの目かくしをはがされたときは、ほんとうに朝になっていた。人生でいちばん不快な目覚めだった。
「さあ、何か言うことはあるかしら?」
大の字ハリツケからも解放されて、でも大の字のままベッドの上で気息エンエンの僕を見下ろして、美竹さんがほほ笑んだ。
僕はベッドから下りようとして、足をもつらせてゆかに転がり落ちて。そのまま土下座してしまった。二度と、こんな目にあいたくなかった。
「ごめんなさい。伯父さんにも伯母さんにも、絶対に何も言いません。だから許してください」
「へへん。分かればいいのよ」
「こら、美鈴。年上の男性に向かって、その言い方はないでしょう。ニチジョウとアイジョウのけじめは、ちゃんとつけなさい」
日常と愛情かな。昨夜のゴウモンは愛情だった……なんて、ことはないと思う。
「それじゃ、昨日のことは、おたがいに何もかも忘れましょうね。もう、あんなひどいことは二度としないから」
「均お兄ちゃんが素直にしていてくれたらね」
「こら。そういうのはダメだって言ったばかりでしょ。美鈴はもちろん、わたしだって二十四時間のアイジョウ生活は早すぎるんだから」
何がなんだかわからないけれど、次の日にはとりあえず日常がもどってきた。なぜ、その日のうちじゃないかというと――夕方までチンチンがいたかったから。夜にシャワーを浴びたときは、皮をむいた白いオカラみたいのがぼろぼろこぼれた。こんなのって、小学校低学年のときに一度経験しただけ。それ以来、ちゃんと洗うようにしてる。1日で数週間分のアカ。きっと、表面のねんまくが、まるまるはがれたんだろう。ひと皮むけたってとこかな。でもヘビとちがって、脱皮しても本体は成長してなかった(しょぼん)。
いちおう日常はもどってきたけど。美竹さんが言うアイジョウってやつも、それからも何度か繰り返された。約束通り、二度と『あんなひどいこと』はされなかった。『こんなひどいこと』や『そんなひどいこと』は、されたんだけど。
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この作品で何をいちばん苦労してるかというと、実にBFです。原図です。
女神様も王女様も、エロいコスプレがありません。
伸長さのあるロリドル2人の水着画像もありません。
考えるに。W美姉妹を女神様と王女様だと思っているのは、(下)僕クンだけです。本質は……こんなじゃないでしょうかしら。

DLsite アフィリエイト キーワードは「女神」です。
Progress Report 2:女神様と王女様と、いとこの(下)僕
順調に進んでいます。とはいえ、3/31~4/16で6万文字=180枚。第1稿執筆だけで1日10枚。校訂や装丁を考えると、年間3600枚の目標を下回っています。チンチンに鞭100発(本文参照)。死にます。
あらためて全体の章立てを書きますと。
伯父の家に - 2 -
従妹と入浴 - 6 -
入部の儀式 - 12 -
従姉の悪戯 - 16 -
土曜の特訓 - 21 -
メコ筋に鞭 - 31 -
アナル快感 - 46 -
口封じの夜 - 55 -
夜のお散歩 - 73 -
真夏の幻想 - 80 -
SMショー
僕の初舞台
数字は、40字×25行での出来高です。
前半の各章が少なく、後半で盛り上がっています。良い傾向です。
本文中では「僕」の期末テストが終わった時期に、美竹&美鈴の中間テスト結果が判明しています。これは、二人が2学期制の私学に通っているからです。いや、PLOTを固めた後で、テスト時期の矛盾に気がついて、あわててそういう設定にしたのです。書きながら設定を付け加えていくということをやっていくと、どこかで破綻が生じます。創作を志す方は他山の石です。
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メコ筋に鞭
僕のほうの期末テストが終わった日。夕食のときから、なんとなく重苦しいふん囲気だった。とくに美竹さん。相づちを打ったり機転の利いた受け答えはするけど自分から話題を振ったりはせず、少量ずつ口に運んではていねいにモグモグ――は、いつもと同じだけど。今日はおしとやかて感じじゃなくて、何かにおびえてるみたいな印象だった。
伯父さん&伯母さん、僕、W美姉妹の順におフロを使って。
蒸し暑いので、僕はパジャマのズボンとTシャツ。伯父さんはパジャマの上を着ずにバスローブ、伯母さんはバスローブをきっちり身体に巻き付けて――ネグリジェがまったく見えていないから、もしかするとパンティだけかもしれない。なんて、フラチな想像もチラチラ。
だって、漢字で書くから伯母さんだけど、小母さんでもオバサンでもなくてオネエサマあたりがふさわしい。とても母さんと同い年には見えない。フィットネスで引きしめてエステでみがいてる玉物だ。
それを言うと。伯父さんは8才も父さん(母さんの1コ上)と離れてて、見た目もそれくらいだけど、伯父さんのほうがパワフルに感じられる。体格とかじゃなくて、何て言えばいいのかな。僕たちの祖父の後を次いで、当時は小さな会社を切り盛りしながら、まだ大学生だった父さんを卒業まで面倒見てくれた生活力かな。会社の名前は創業当時をしのんで変わっていないけど、雑貨品の輸入会社を総合商社まで発展させたのも、伯父さんの力量――と、父さんも伯父さんを尊敬している。
なんて、必死に伯母さんの胸元から目をそらせてると。W美姉妹も、おフロから上がってきた。
(…………?)
美鈴ちゃんは、いつも通りに可愛いネグリジェだけど。美竹さんは素はだにバスタオルを巻いただけのアラレもセンベイもない(ショックをギャグで和らげてる)姿。美鈴ちゃんがポニテをほどいて長い黒髪を垂らしているのとは対照的に、髪はきっちりツインテにまとめている。
いつもの、僕をからかうセクシー衣装(?)かなと疑ったけど、やっぱりふん囲気が違う。との様の前にかしこまる家来みたいにきちんと、2人がけのソファーの前に正座した。
美鈴ちゃんはいつも通りに、3人がけのソファーで僕の横。いつもと違うのは、30センチほど身体を離してるとこ。
「さて、中間試験の結果について、報告を聞こうか」
うわあ、厳しい。僕も……1週間後には、ひ告席に座らされるのかな?
「現代国語は97点、古文は93点、数学は75点……」
美竹さんて優等生なんだ。理系が、ちょっと弱いかな。といっても、平均値上下の僕とはダンチ。さすがは女神様。なのに、美竹さんの声は震えてる。
「主要5教科の合計で415点。お父様と約束した450点には届きませんでした」
90点平均が目標!
「へん差値は55でしたから、60には5ポイント足りていません」
「すると、罰はどうなるのだったかな」
美竹さんの返事は、『入部儀式』でフルチンを命じられたときの百万倍もショックだった。
「お尻に35発の鞭と……メ、メコ筋に5発です」
鞭だって……?!
メコ筋って、つまり、女の子の縦スジだよね。初めて聞く言い方だけど、すごくエッチだ。美竹さんがそんな言葉を使うなんて……でも、恥ずかしそうに口ごもってた。そういう言い方をするように言いつけられてるのかもしれない。
だけど、女の子だって急所のはず。金けりとどっちが痛いんだろう。
「罰を受ける準備をしなさい」
「……はい」
僕がまん丸に見開いている目の前で、美竹さんが立ち上がった。こんなときでも優がな仕草でバスタオルをはぎ取って、また正座してからたたんだ。改めて立ち上がると、伯父さんたちに正面を向けたままパンティまで脱いだ!
美竹さんのヌードを見るのも5年ぶり。美鈴ちゃんとの5年ぶりは平気だったけど、美竹さんとの5年ぶりは、ひと目見たしゅん間から心臓がドギマギ。そして、いきなりの展開に、僕は固まってしまった――から、視線も動かせなくなった。ということにしとく。
グラビアアイドルのオールヌード(なんて見たことないけど)。形良く半球形に盛り上がった乳房も、白い下腹部も――何もかもが、シャンデリアのきらめきの下にさらされた。下腹部に黒い陰りは無かった。そういう体質なのか、オシャレで手入れしてるのかは分からない。
「はしたない声を出せないようにしてもよろしいですか?」
「ふん。均くんに聞かれるのは、恥ずかしいか」
いきなり名前が出てきて、僕は我にかえった。
「あ、あの……僕、部屋へもどります」
「ここに居なさい」
美竹さんに対するよりもずっと厳しい声で言われて、うかしかけていた腰が、ストンと落ちた。
ななめ横であたふたしてる僕は無視して、美竹さんは脱いだばかりのパンティを丸めて口につっ込んだ。声を出せなくするそく席のサルグツワだ。
それから。部屋のはしまで行ってから後ろ向きになって、両手を頭の後ろで組んだ。そのまま動かない。
伯父さんが立ち上がった。不意の動作にビクッとしたのは僕だけだった。伯父さんは広いリビングを横断して。これまで(すくなくとも僕は)開けたことのない戸だなから鞭を取り出した。サーカスでライオンやトラをおどすときとか、洋画の時代劇で奴隷に使う、細長い鞭。何重にも巻かれているのを延ばすと、2メートル以上になった。
美竹さんの2メートルくらい後ろに伯父さんが立った。
「均くん」
「は、はいいっ」
名指しされて、返事の声が裏返ってしまった。
「鞭打ちの数を数えてやりなさい」
「え……あ、はい」
人に命令するのに慣れた声。僕は逆らえなかった。ふたりが立っているのに僕だけが座っているのは横着に思えたので、僕も立ち上がった。
しん判みたいな位置取りがいいかなと考えて、ふたりの中間に、鞭が振るわれる空間をさけて立った。そして……伯父さんをななめ前から見て、気づいてしまった。伯父さんのバスローブが、はっきりと盛り上がっている。実の娘のはだかを見て、エッチな意味で興奮してるんだ。
「始めるぞ」
ひゅんっ……バチイン!
思っていたよりも大きな、お尻をたたく音。びくっと、身体がすくんでしまった。
「早く数えてやりなさい」
うながされて、我に返った。
「あ、ひとつ……です」
「しっかり数えなさい。きみが間違えると、最初からやり直しになるよ」
「ええっ……はい」
ひゅんっ……バチイン!
「ふたつ!」
さけんでいた。僕がオタオタビクビクドギマギしているのに比べて、美竹さんは平然と(ではないと思うけど)たえている。うめき声ひとつもらさない。
ひゅんっ……バチイン!
「みっつ」
ひゅんっ……バチイン!
「よっつ」
ひゅんっ……バチイン!
「いつつ」
美竹さんのお尻に、真っ赤な筋が刻まれていく。鞭の先がドングリみたいにふくらんでいるから、はだを切りさかれることはない。その代わり、痛みは大きいんじゃないだろうか。
ひゅんっ……バチイン!
「にじゅうさん」
ひゅんっ……バチイン!
「にじゅうよん」
伯父さんはフォアハンドとバックハンドを使い分けて、左右のお尻を均等に鞭打っている。上下にも意図的に散らしている。ダメージの集中をさける配りょだろう。
美竹さんのお尻は全体が真っ赤に染まっている。
ひゅんっ……バチイン!
「さんじゅうご!」
全身から力が抜けて、へたり込みそうになった。のを、ふん張ってこらえた。鞭打たれた美竹さんがしゃんと立っているのに、みっともない真似は出来ない。
これで罰は終わり――じゃなかった。
「次はへん差値の罰だな。正面を向きなさい」
ぐらっと美竹さんの身体がゆれた。のろのろと向きを変える。頭の後ろで手を組んでひじを張り、背筋をのばして両足を50センチほども開いた――のは、メコ筋を打たれ易くするためだろう。でも、全身が小刻みに震えている。
「伯父さん……」
他人の家の教育方針にコドモの僕が口出しするのは生意気だけど、だまってられなくなった。
「テストの成績が悪かったからって、女の子のいちばん大切なところを鞭でたたくなんて、ひど過ぎると思います」
美竹さんが心配そうな目で僕を見た。けど、伯父さんは怒ったりしなかった。
「均くんは感違いをしているね。第一に、このペナルティは美竹自身が申し出たものだ。試験の目標もね」
特効隊員は自発的な志願を強制されたって、何かで読んだことがある。
「そしてもっとも覚えておいてもらいたいのは、美竹がこのペナルティを喜んで受け入れているということだ」
「……喜んで?」
伯父さんが美竹さんに(キスできるくらいまで)近寄った。鞭を左手に持ち変えて、右手を美竹さんの割れ目にのばした。美竹さんのは美鈴ちゃんみたいな一本スジではなくて、貝の足のようなものが……今は、そんなびょう写をしてる場合じゃない。
美竹さんはにげない。伯父さんの指が、陰りの無い割れ目につき立てられた。だけでなく、ぐりぐりと中をかき回した。
伯父さんは指を抜いて、僕の鼻先につきつけた。ねばっと濡れていた。
「これがどういう意味なのか、均くんでも知っているんじゃないかな」
知らない。傷口をいじったら、こんなジュクジュクした液が出る。伯父さんの指で(たぶんツメ先で)中が傷ついたんだ。
「知らないみたいだな。まあ、いい。本人の口から聞いてごらん」
伯父さんは美竹さんの口に(メコ筋に入れたと同じ)指を入れて、パンティを引っ張り出した。
「父親にセッカンされて、美竹はどう思っている?」
美竹さんはチラッと僕を見て、すぐに目をふせた。
「喜んではいません。でも、自分で決めた目標を達成できなかったのですから、自分で自分に罰をあたえないといけません。お父様の手をわずらわせて、申し訳なく思っています」
ほんとは違うことを言いたいけど、伯父さんに(それとも僕に?)えんりょしてる。そんな印象を受けた。
「メス穴をいやらしく濡らしているのは、なぜだ?」
メスあな……すごくヒワイ(エッチとは違う)な言い方だ。父親が娘に向かって言う言葉じゃないと思う。
「それは……メコ筋に鞭をいただくのはとてもつらいので、すこしでも痛みをやわらげようとして、自然と身体が反応しています。条件反射です」
「語るに落ちたな。メコ筋打ちにヨダレをこぼすまでに条件付けされていると認めたのだぞ」
「…………」
美竹さんは、きみょうな目つきで伯父さんを見上げた。うらめしそうな眼差し――という表現が当たっているかもしれない。
「均くんへのレクチャーは、ここまでだ。メスあなが熱いうちに鞭をくれてやる」
「はい……ありがとうございます」
美竹さんは口を引き結んで、ぐっと腰をつき出した。
伯父さんが右手に鞭を持ち変えて後ろへ下がった。ひゅんっと鞭をゆかにはわせて――真重にきょりを調整している。
娘が父親に残こくなセッカンをされて、母親は平気なんだろうか。2人がけのソファーを振り返って、僕はまたおどろいた。なんてもんじゃない。クリビッテンギョーだ。しつこいけど、ショックをギャグで和らげてる。
いつの間にか美鈴ちゃんが伯母さんの横に座っていた。顔を伯母さんの胸にうずめている。お姉さんがひどい目に合っているのを正視できない――んだろうけど。伯母さんの手が美鈴ちゃんのネグリジェのすそを割って、かぼちゃパンツみたいなズボンの中に差し入れられていた。またのあたりで、もごもごと動いてる。これって、スジをいじってる――エッチな言い方をすると、愛ぶしてる。
美鈴ちゃんは、いやがってない。どころか、伯母さんのバスローブの中に手を入れて、やっぱり下半身をま探っている。
いったい、父親といい、母親といい……
「きひいいいっ……!」
かん高い悲鳴で思考がくだけ散って。美竹さんに視線をもどすと――腰を引いてももを閉じ合わせていた。僕が目をはなしているうちにセッカンが始まっていたんだ。
伯父さんは鞭を垂らしたまま、美竹さんがもだえるのを無表情にながめている。
美竹さんが姿勢を立て直した。両足を開いて腰をつき出して――ゆかに垂れている鞭を見つめた。
鞭がゆっくりと後ろへ引かれて。美竹さんがくちびるをきゅっと引き結んだ。
伯父さんの右うでが動いて……ヒュンッ、パシン!
「きひいいっ!」
鞭の先がメコ筋に食い込んだしゅん間、美竹さんの口から可愛い悲鳴がほとばしった。反射的に腰を引いて、ももを閉じ合わせて、いたみにもだえている。
5秒ほどで、美竹さんが姿勢を立て直して。すかさず3発目が打ち込まれる。
「くううっ……」
今度は低くうめいただけで、姿勢もくずさなかった。
4発目も同じくらいに軽い。伯父さんもかわいそうに思って手加減したのかな――なんて、とんでもなかった。
しゅんんっ、バチイン!
お尻をたたいていたときと同じくらいの大きな音。
「ぎゃああっ……!」
美竹さんがさけんだ。がくっとひざがくだけて……でも、ふん張った。頭の後ろで組んだ手も、そのままだった。
たっぷり10秒くらいは中腰の不自然なポーズでもだえていたけれど。ついに、元の姿勢にもどった。
「ありがとうございました、お父様」
そう言うように仕付けられているんだろうけど、不本意にではなくて、ほんとにそう思っているように聞こえた。
「良くがんばったな。均くんに無様な姿は見せられんといったところか」
え? それって、どいう……?
「だがワシとしては、均くんにメスの本性を見せつけて、男は女をいかにあつかうべきか教えてやる義務がある」
また僕が引き合いに出されたけど――伯父さんの言っている意味が、さっぱり分からない。
「わずか5発とはいえ、最後まできちんと罰を受けたのだから、ホウビをやろう。クリ打ちも5発だ」
「いやです!」
初めて美竹さんが取り乱した。
「均くんに見られるのは、いやです。均くんを部屋へ帰してください」
「ダメだ。いつからおまえは、ワシの命令に逆らえる身分になったんだ?」
「……ごめんなさい。お父様の思うようになさってください」
美竹さんが、いっそうピシッと背筋をのばした。
ひゅうん、バッシイイン!
それまでより1歩くらい近い位置から伯父さんが水平に振るった鞭は、美竹さんの左右の乳房を同時になぎはらった。
「きゃああっ……」
お尻に刻まれていたよりも太い筋が乳房に走った。鞭の中間あたりから先までが当たったんだ。
ひゅうん、バッシイイン!
ひゅうん、バッシイイン!
ひゅうん、バッシイイン!
それからの立て続けの3発には、美竹さんは無言だった。最初の悲鳴は、不意打ちへのおどろきだったんだろう。イスに画ビョウがあるのを知らないで座ったら飛び上がるけど、ずっといたいはずの注射はやせがまんできる。
「今のは、ワシに逆らおうとした罰だ」
おじさんがまた鞭をゆかにはわせて、メコ筋打ちのとき以上に真重に間合いを決めた。
そうか、『クリ打ち』だ。クリというのはクリトリスのことだろう。女の子のスジの上はしには小さなチンチンみたいな出っ張りがかくれていて、そこをさわるとすごく気持ちいいらしい――悪友から聞いたウワサはガセネタじゃなかったみたいだ。
え……あれ?
美竹さんの縦スジからちょこっとはみ出ていた貝の足みたいなビラビラが、大きくなってる。それと……ビラビラのはしっこに、真っ赤な宝石みたいなイボが見えている。もしかして、あれがクリトリスかな。ビラビラが貝の足みたいに見えるせいで、マテ貝を連想しちゃった。
「いくぞ……」
伯父さんが、ソフトボールの投球みたいな感じでうでを動かした。風切り音も無く鞭がゆっくりとゆかすれすれを走って、美竹さんの足元で上にはねた。
空振り……と、思ったけど。
「ひいいいいっ……」
かん高い悲鳴。これまでのようなばく発的にはき出す悲鳴ではなくて、鼻に抜けるような後を引く鳴き声だった。
「あああっ……」
これまでの激しい鞭打ちに気然と立ち続けていた美竹さんが、両手でまたを押さえて、ゆかにひざを着いた。
「まだアクメには達しておらんはずだ。立たなくていいから、手をどけろ」
美竹さんが、おずおずと両手を広げて、頭を反らせた。
音も無く鞭がゆかをはって、正確にクリトリスを打った(んだろう)。前屈みになっているお腹をこすって、最後は鞭の先がゆう導ミサイルみたいに左へ曲がり、乳首をはじいてななめ上へ抜けた。ねらった通りの動きだとしたら、すごいテクニックだ。
それだけ年季が入ってる。ということは……美竹さんは何年も前から、鞭打たれてきた?
「あうう……」
美竹さんは、またを押さえていない。両手で乳房を……もぎ取るみたいに激しくこねくっている。
しゅうんん、バチイン!
鞭がメコ筋に食い込んだ。そのままはね上がって、鞭の先のドングリが真っ赤な宝石を打ちすえた。
「ぎゃはあっ……!」
美竹さんが、のけぞった。尻もちをついて、かべにもたれかかった。快感のさ中に激痛をあたえられた反応だと、僕にも分かった。
美竹さんは尻もちをついたまま、足を開いている。
そこをねらって鞭が、上からたたきつけられる。最初に見たときの3倍くらいに大きくなっていたクリトリスがひしゃげて……
「ぎゃわああっ……いいいい、もっと……ください」
僕は自分の耳も目も信じられなかった。優がで清そな(セクシー衣装のイタズラで、最近は印象が割り引かれてるけど)美竹さんが、女の子のいちばんびん感なところを鞭打たれて、快感にもだえている。美竹さんって、マゾだったんだ。
サドマゾって、ホモ以上にアブノーマルだよね。変態だよね。
違う。美竹さんはマゾの変態なんかじゃない。きっと、伯父さんがサドなんだ。実の娘を調教するキチクなんだ。でも、マゾに調教された美竹さんは、やっぱり変態……じゃない。ほんとはイヤでたまらなくても、母親まで加担してるから、だれにも救けを求められなくて……僕が救出してあげなくちゃ。
「ああああっ……いいいいい!」
僕をいっそう混乱させるように、アルトのフォルテッシモが、広い部屋にひびきわたった。
10分間くらい、美竹さんはゆかにつっぷして快感(?)の余員にひたっていた。美鈴ちゃんは伯母さんのひざの上で抱きすくめられて、指でメコ筋(と、クリトリス?)をいじられていた。
「あんん……ダメえ。みすず、おかしくなっちゃうう」
舌っ足らずにあえいでるけど、美竹さんみたいにすさまじいもだえ方はしない。まだ性感が未熟なんだ。それとも、伯母さんがコントロールしてるのかな。
伯父さんは僕と並んで3人がけのソファーで、タバコをくゆらせていた。
「女は、こういうふうにあつかうものだ。家族といえども、いや、家族だからこそだな」
「…………」
頭のなかがグチャグチャで、相づちも打てない。相づちを打ったら伯父さんの言葉を受け入れたことになる。
「だけど、男女は平等だって習っています」
なぜ平等かといえば、人間はみんな平等だからだ。
「戦争は絶対的に悪いとだれもが言いながら、現実にはあちこちで戦争が起きている。きれいごとではなく、現実を見なさい」
「…………」
「社会の現実は、強い者が弱い者を支配している。肉体的にも経済的にも弱い立場にある女が男に支配されるのは自然の説理だ。その分、男は女を護り養ってやらねばならん」
伯父さんは、灰皿にタバコをねじ捨てた。
「二つばかり年上の美竹に手も足も出ず、美鈴にはほんろうされっぱなし。見ていて歯がゆくなってくる。美竹を妻に従えて、美鈴は愛人として飼う。それぐらいのかい性を持ってもらいたいね」
なんだか、とんでもないことをけしかけられてる。じょう談だろうと思うけど、さっきのセッカンを見てると、じょう談とばかりも言ってられない。
美竹さんが起き上がった。伯父さんに向かって、きちんと(はだかのまま)正座した。ので、話は立ち消えた。
「お仕置きしてくださって、ありがとうございました」
三ツ指をついて、頭を下げた。
「うむ。それで、期末テストの目標は、どうするかな」
「はい。今度こそ、5教科450点、へん差値60を目指します」
「達成出来るまで目標はすえ置きか。佐渡家の者が、そんな志しが低くて良いと思っているのか?」
「いえ……」
美竹さんはうつむいてだまり込んだけど、すぐに頭を上げた。
「460点、へん差値62を目標にします」
「62とは中と半ぱだな」
「……65を目指します」
これ、美竹さんが自主的に決めた目標っていえるんだろうか。60でも65でも5発しか違わないって、ヤケクソになったんじゃないかな。だけど、メコ筋に鞭だよ。5発と10発の差は大きいと思う。
「罰も同じでは、だれてしまうな。美竹は、そう思わないか?」
美竹さん、今度はうつむいたまま、いつまでも動かなかった。
「4年生にもなってオモラシをしたことがあったな。あのときは、どんなセッカンをしてやったかな」
「……クリトリスにオキュウしてください!」
美竹さんは顔をふせたまま、さけぶように答えて――ぶるぶるっと身を振るわせた。チンチンにオキュウをすえられると考えたら、背筋が寒くなった。のに、なぜだろう、チンチンんがすこし固くなった。
「いさぎよいな。しかし、おまえはもう包皮切除をしているからな。本体にケロイドを残してはかわいそうだ。せんねんキュウでかんべんしてやろう」
「ありがとうございます。かん大な処置に感謝いたします」
美竹さんは額をゆかにすり付けた。
「おいおい……今からセッカン確定みたいにふるまうんじゃない。セッカンをのがれられるよう、死に物ぐるいでがんばりなさい」
なんて、簡単に言うけど。へん差値65って、上位5パーセントくらい。クラスのトップか次席。だけど、現国が97点。理数系を克服できたら、美竹さんなら届くかもしれない。ちょっとだけ美竹さんがみじめに見えていたけど、やっぱり僕のあこがれの人だ。
「ところで……美鈴の目標は、どうだったかな?」
いきなりホコ先を向けられて、美鈴ちゃんが伯母さんのひざからずり落ちた。そのまま正座して、ハキハキと答える。
「はい。オール4以上。理科算数国語は5です。自信はあります」
「未達成の罰は?」
美鈴ちゃんが、ちろっと僕を見た。
「おかんちょうを1時間のがまんで、1点につき100㏄です。3教科を落としたら、1点につき1時間の延長です」
これは、厳しいのかどうか僕には分からない。でも、もしも半数が3で音楽が2だったりしたら(だれのことだったか忘れたよ)、600㏄以上になる。それだけの水を飲むのだってつらいから、お尻から入れるなんて……相当に厳しいのかな。
「アヌスストッパーの世話にならないよう、がんばれよ」
「はあい」
脳天気な返事で、僕も気が抜けちゃった。でも、アヌスストッパーて何のことだろう?
「よし。美竹への仕置きは、これで終わりだ。夜もふけた。子供は早く寝なさい」
「はあい。おやすみなさい」
「お休みなさいませ、お父様お母様、均くん」
美竹さんは何事もなかったみたいに、バスタオルを身体に巻いて(パンティは手に持って)リビングから出て行った。いつものように美鈴ちゃんが後を追う。
「どうした。均くんは、まだ寝ないのか」
「あの……僕は?」
さっきから引っかかっていた疑問を、思い切ってたずねた。
「僕には、目標とか罰とかは、無いんでしょうか?」
イソウロウというかゲストだから、別あつかいなのかな。
伯父さんが、大きくため息をついた。
「分かっていないようだな。きみは男だ。支配する立場だ。支配者は独立独歩、目標を他人に強制されたり罰をあたえられたりはしない。もっとも、ふたりにバカにされるような成績では話にならんがね」
ぐううう。実は僕へのプレッシャーが、いちばんきつかったりして。
でも、いいや。成績って、勉強だけじゃない。ふたりとも帰宅部だ。僕はサッカー部で……県大会優勝は、オール5より難しいかな。
========================================
本日(4/17)はQ日。4/18に2時間スマホ執筆できて。19,20もQ日。ここらで一機火星に仕上げますか。その後も22がQなので。うん、4月いっぱいでBFも含めて終わりますかしら。
とはいえ、Q日のどこかで再演習(『戦闘詳報』参照)を予定していますので、まあ、いざとなれば平日に勤務地の夙川から高速神戸まで阪急電車で行ってしまう(そこから徒歩10分で福原)という時間の有効活用もアリナミン。
とはいえ。またしてもツーコンだったりすると意気消沈して執筆意欲消滅なんて事態……んいなって、たまるもんかあ!
ボストーク以前から、SFでは人類は銀河帝国を築いてたんじゃ。エロ小説では男が女のアクメをマコトシヤカに描写しとるんじゃ。などと予防線を張るあたり……?
DLsite affiliate キーワード:父 & 娘 & (折檻 or おしおき)
あらためて全体の章立てを書きますと。
伯父の家に - 2 -
従妹と入浴 - 6 -
入部の儀式 - 12 -
従姉の悪戯 - 16 -
土曜の特訓 - 21 -
メコ筋に鞭 - 31 -
アナル快感 - 46 -
口封じの夜 - 55 -
夜のお散歩 - 73 -
真夏の幻想 - 80 -
SMショー
僕の初舞台
数字は、40字×25行での出来高です。
前半の各章が少なく、後半で盛り上がっています。良い傾向です。
本文中では「僕」の期末テストが終わった時期に、美竹&美鈴の中間テスト結果が判明しています。これは、二人が2学期制の私学に通っているからです。いや、PLOTを固めた後で、テスト時期の矛盾に気がついて、あわててそういう設定にしたのです。書きながら設定を付け加えていくということをやっていくと、どこかで破綻が生じます。創作を志す方は他山の石です。
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メコ筋に鞭

伯父さん&伯母さん、僕、W美姉妹の順におフロを使って。
蒸し暑いので、僕はパジャマのズボンとTシャツ。伯父さんはパジャマの上を着ずにバスローブ、伯母さんはバスローブをきっちり身体に巻き付けて――ネグリジェがまったく見えていないから、もしかするとパンティだけかもしれない。なんて、フラチな想像もチラチラ。
だって、漢字で書くから伯母さんだけど、小母さんでもオバサンでもなくてオネエサマあたりがふさわしい。とても母さんと同い年には見えない。フィットネスで引きしめてエステでみがいてる玉物だ。
それを言うと。伯父さんは8才も父さん(母さんの1コ上)と離れてて、見た目もそれくらいだけど、伯父さんのほうがパワフルに感じられる。体格とかじゃなくて、何て言えばいいのかな。僕たちの祖父の後を次いで、当時は小さな会社を切り盛りしながら、まだ大学生だった父さんを卒業まで面倒見てくれた生活力かな。会社の名前は創業当時をしのんで変わっていないけど、雑貨品の輸入会社を総合商社まで発展させたのも、伯父さんの力量――と、父さんも伯父さんを尊敬している。
なんて、必死に伯母さんの胸元から目をそらせてると。W美姉妹も、おフロから上がってきた。
(…………?)
美鈴ちゃんは、いつも通りに可愛いネグリジェだけど。美竹さんは素はだにバスタオルを巻いただけのアラレもセンベイもない(ショックをギャグで和らげてる)姿。美鈴ちゃんがポニテをほどいて長い黒髪を垂らしているのとは対照的に、髪はきっちりツインテにまとめている。
いつもの、僕をからかうセクシー衣装(?)かなと疑ったけど、やっぱりふん囲気が違う。との様の前にかしこまる家来みたいにきちんと、2人がけのソファーの前に正座した。
美鈴ちゃんはいつも通りに、3人がけのソファーで僕の横。いつもと違うのは、30センチほど身体を離してるとこ。
「さて、中間試験の結果について、報告を聞こうか」
うわあ、厳しい。僕も……1週間後には、ひ告席に座らされるのかな?
「現代国語は97点、古文は93点、数学は75点……」
美竹さんて優等生なんだ。理系が、ちょっと弱いかな。といっても、平均値上下の僕とはダンチ。さすがは女神様。なのに、美竹さんの声は震えてる。
「主要5教科の合計で415点。お父様と約束した450点には届きませんでした」
90点平均が目標!
「へん差値は55でしたから、60には5ポイント足りていません」
「すると、罰はどうなるのだったかな」
美竹さんの返事は、『入部儀式』でフルチンを命じられたときの百万倍もショックだった。
「お尻に35発の鞭と……メ、メコ筋に5発です」
鞭だって……?!
メコ筋って、つまり、女の子の縦スジだよね。初めて聞く言い方だけど、すごくエッチだ。美竹さんがそんな言葉を使うなんて……でも、恥ずかしそうに口ごもってた。そういう言い方をするように言いつけられてるのかもしれない。
だけど、女の子だって急所のはず。金けりとどっちが痛いんだろう。
「罰を受ける準備をしなさい」
「……はい」
僕がまん丸に見開いている目の前で、美竹さんが立ち上がった。こんなときでも優がな仕草でバスタオルをはぎ取って、また正座してからたたんだ。改めて立ち上がると、伯父さんたちに正面を向けたままパンティまで脱いだ!
美竹さんのヌードを見るのも5年ぶり。美鈴ちゃんとの5年ぶりは平気だったけど、美竹さんとの5年ぶりは、ひと目見たしゅん間から心臓がドギマギ。そして、いきなりの展開に、僕は固まってしまった――から、視線も動かせなくなった。ということにしとく。
グラビアアイドルのオールヌード(なんて見たことないけど)。形良く半球形に盛り上がった乳房も、白い下腹部も――何もかもが、シャンデリアのきらめきの下にさらされた。下腹部に黒い陰りは無かった。そういう体質なのか、オシャレで手入れしてるのかは分からない。
「はしたない声を出せないようにしてもよろしいですか?」
「ふん。均くんに聞かれるのは、恥ずかしいか」
いきなり名前が出てきて、僕は我にかえった。
「あ、あの……僕、部屋へもどります」
「ここに居なさい」
美竹さんに対するよりもずっと厳しい声で言われて、うかしかけていた腰が、ストンと落ちた。
ななめ横であたふたしてる僕は無視して、美竹さんは脱いだばかりのパンティを丸めて口につっ込んだ。声を出せなくするそく席のサルグツワだ。
それから。部屋のはしまで行ってから後ろ向きになって、両手を頭の後ろで組んだ。そのまま動かない。
伯父さんが立ち上がった。不意の動作にビクッとしたのは僕だけだった。伯父さんは広いリビングを横断して。これまで(すくなくとも僕は)開けたことのない戸だなから鞭を取り出した。サーカスでライオンやトラをおどすときとか、洋画の時代劇で奴隷に使う、細長い鞭。何重にも巻かれているのを延ばすと、2メートル以上になった。
美竹さんの2メートルくらい後ろに伯父さんが立った。
「均くん」
「は、はいいっ」
名指しされて、返事の声が裏返ってしまった。
「鞭打ちの数を数えてやりなさい」
「え……あ、はい」
人に命令するのに慣れた声。僕は逆らえなかった。ふたりが立っているのに僕だけが座っているのは横着に思えたので、僕も立ち上がった。
しん判みたいな位置取りがいいかなと考えて、ふたりの中間に、鞭が振るわれる空間をさけて立った。そして……伯父さんをななめ前から見て、気づいてしまった。伯父さんのバスローブが、はっきりと盛り上がっている。実の娘のはだかを見て、エッチな意味で興奮してるんだ。
「始めるぞ」
ひゅんっ……バチイン!
思っていたよりも大きな、お尻をたたく音。びくっと、身体がすくんでしまった。
「早く数えてやりなさい」
うながされて、我に返った。
「あ、ひとつ……です」
「しっかり数えなさい。きみが間違えると、最初からやり直しになるよ」
「ええっ……はい」
ひゅんっ……バチイン!
「ふたつ!」
さけんでいた。僕がオタオタビクビクドギマギしているのに比べて、美竹さんは平然と(ではないと思うけど)たえている。うめき声ひとつもらさない。
ひゅんっ……バチイン!
「みっつ」
ひゅんっ……バチイン!
「よっつ」
ひゅんっ……バチイン!
「いつつ」
美竹さんのお尻に、真っ赤な筋が刻まれていく。鞭の先がドングリみたいにふくらんでいるから、はだを切りさかれることはない。その代わり、痛みは大きいんじゃないだろうか。
ひゅんっ……バチイン!
「にじゅうさん」
ひゅんっ……バチイン!
「にじゅうよん」
伯父さんはフォアハンドとバックハンドを使い分けて、左右のお尻を均等に鞭打っている。上下にも意図的に散らしている。ダメージの集中をさける配りょだろう。
美竹さんのお尻は全体が真っ赤に染まっている。
ひゅんっ……バチイン!
「さんじゅうご!」
全身から力が抜けて、へたり込みそうになった。のを、ふん張ってこらえた。鞭打たれた美竹さんがしゃんと立っているのに、みっともない真似は出来ない。
これで罰は終わり――じゃなかった。
「次はへん差値の罰だな。正面を向きなさい」
ぐらっと美竹さんの身体がゆれた。のろのろと向きを変える。頭の後ろで手を組んでひじを張り、背筋をのばして両足を50センチほども開いた――のは、メコ筋を打たれ易くするためだろう。でも、全身が小刻みに震えている。
「伯父さん……」
他人の家の教育方針にコドモの僕が口出しするのは生意気だけど、だまってられなくなった。
「テストの成績が悪かったからって、女の子のいちばん大切なところを鞭でたたくなんて、ひど過ぎると思います」
美竹さんが心配そうな目で僕を見た。けど、伯父さんは怒ったりしなかった。
「均くんは感違いをしているね。第一に、このペナルティは美竹自身が申し出たものだ。試験の目標もね」
特効隊員は自発的な志願を強制されたって、何かで読んだことがある。
「そしてもっとも覚えておいてもらいたいのは、美竹がこのペナルティを喜んで受け入れているということだ」
「……喜んで?」
伯父さんが美竹さんに(キスできるくらいまで)近寄った。鞭を左手に持ち変えて、右手を美竹さんの割れ目にのばした。美竹さんのは美鈴ちゃんみたいな一本スジではなくて、貝の足のようなものが……今は、そんなびょう写をしてる場合じゃない。
美竹さんはにげない。伯父さんの指が、陰りの無い割れ目につき立てられた。だけでなく、ぐりぐりと中をかき回した。
伯父さんは指を抜いて、僕の鼻先につきつけた。ねばっと濡れていた。
「これがどういう意味なのか、均くんでも知っているんじゃないかな」
知らない。傷口をいじったら、こんなジュクジュクした液が出る。伯父さんの指で(たぶんツメ先で)中が傷ついたんだ。
「知らないみたいだな。まあ、いい。本人の口から聞いてごらん」
伯父さんは美竹さんの口に(メコ筋に入れたと同じ)指を入れて、パンティを引っ張り出した。
「父親にセッカンされて、美竹はどう思っている?」
美竹さんはチラッと僕を見て、すぐに目をふせた。
「喜んではいません。でも、自分で決めた目標を達成できなかったのですから、自分で自分に罰をあたえないといけません。お父様の手をわずらわせて、申し訳なく思っています」
ほんとは違うことを言いたいけど、伯父さんに(それとも僕に?)えんりょしてる。そんな印象を受けた。
「メス穴をいやらしく濡らしているのは、なぜだ?」
メスあな……すごくヒワイ(エッチとは違う)な言い方だ。父親が娘に向かって言う言葉じゃないと思う。
「それは……メコ筋に鞭をいただくのはとてもつらいので、すこしでも痛みをやわらげようとして、自然と身体が反応しています。条件反射です」
「語るに落ちたな。メコ筋打ちにヨダレをこぼすまでに条件付けされていると認めたのだぞ」
「…………」
美竹さんは、きみょうな目つきで伯父さんを見上げた。うらめしそうな眼差し――という表現が当たっているかもしれない。
「均くんへのレクチャーは、ここまでだ。メスあなが熱いうちに鞭をくれてやる」
「はい……ありがとうございます」
美竹さんは口を引き結んで、ぐっと腰をつき出した。
伯父さんが右手に鞭を持ち変えて後ろへ下がった。ひゅんっと鞭をゆかにはわせて――真重にきょりを調整している。
娘が父親に残こくなセッカンをされて、母親は平気なんだろうか。2人がけのソファーを振り返って、僕はまたおどろいた。なんてもんじゃない。クリビッテンギョーだ。しつこいけど、ショックをギャグで和らげてる。
いつの間にか美鈴ちゃんが伯母さんの横に座っていた。顔を伯母さんの胸にうずめている。お姉さんがひどい目に合っているのを正視できない――んだろうけど。伯母さんの手が美鈴ちゃんのネグリジェのすそを割って、かぼちゃパンツみたいなズボンの中に差し入れられていた。またのあたりで、もごもごと動いてる。これって、スジをいじってる――エッチな言い方をすると、愛ぶしてる。
美鈴ちゃんは、いやがってない。どころか、伯母さんのバスローブの中に手を入れて、やっぱり下半身をま探っている。
いったい、父親といい、母親といい……
「きひいいいっ……!」
かん高い悲鳴で思考がくだけ散って。美竹さんに視線をもどすと――腰を引いてももを閉じ合わせていた。僕が目をはなしているうちにセッカンが始まっていたんだ。
伯父さんは鞭を垂らしたまま、美竹さんがもだえるのを無表情にながめている。
美竹さんが姿勢を立て直した。両足を開いて腰をつき出して――ゆかに垂れている鞭を見つめた。
鞭がゆっくりと後ろへ引かれて。美竹さんがくちびるをきゅっと引き結んだ。
伯父さんの右うでが動いて……ヒュンッ、パシン!
「きひいいっ!」
鞭の先がメコ筋に食い込んだしゅん間、美竹さんの口から可愛い悲鳴がほとばしった。反射的に腰を引いて、ももを閉じ合わせて、いたみにもだえている。
5秒ほどで、美竹さんが姿勢を立て直して。すかさず3発目が打ち込まれる。
「くううっ……」
今度は低くうめいただけで、姿勢もくずさなかった。
4発目も同じくらいに軽い。伯父さんもかわいそうに思って手加減したのかな――なんて、とんでもなかった。
しゅんんっ、バチイン!
お尻をたたいていたときと同じくらいの大きな音。
「ぎゃああっ……!」
美竹さんがさけんだ。がくっとひざがくだけて……でも、ふん張った。頭の後ろで組んだ手も、そのままだった。
たっぷり10秒くらいは中腰の不自然なポーズでもだえていたけれど。ついに、元の姿勢にもどった。
「ありがとうございました、お父様」
そう言うように仕付けられているんだろうけど、不本意にではなくて、ほんとにそう思っているように聞こえた。
「良くがんばったな。均くんに無様な姿は見せられんといったところか」
え? それって、どいう……?
「だがワシとしては、均くんにメスの本性を見せつけて、男は女をいかにあつかうべきか教えてやる義務がある」
また僕が引き合いに出されたけど――伯父さんの言っている意味が、さっぱり分からない。
「わずか5発とはいえ、最後まできちんと罰を受けたのだから、ホウビをやろう。クリ打ちも5発だ」
「いやです!」
初めて美竹さんが取り乱した。
「均くんに見られるのは、いやです。均くんを部屋へ帰してください」
「ダメだ。いつからおまえは、ワシの命令に逆らえる身分になったんだ?」
「……ごめんなさい。お父様の思うようになさってください」
美竹さんが、いっそうピシッと背筋をのばした。
ひゅうん、バッシイイン!
それまでより1歩くらい近い位置から伯父さんが水平に振るった鞭は、美竹さんの左右の乳房を同時になぎはらった。
「きゃああっ……」
お尻に刻まれていたよりも太い筋が乳房に走った。鞭の中間あたりから先までが当たったんだ。
ひゅうん、バッシイイン!
ひゅうん、バッシイイン!
ひゅうん、バッシイイン!
それからの立て続けの3発には、美竹さんは無言だった。最初の悲鳴は、不意打ちへのおどろきだったんだろう。イスに画ビョウがあるのを知らないで座ったら飛び上がるけど、ずっといたいはずの注射はやせがまんできる。
「今のは、ワシに逆らおうとした罰だ」
おじさんがまた鞭をゆかにはわせて、メコ筋打ちのとき以上に真重に間合いを決めた。
そうか、『クリ打ち』だ。クリというのはクリトリスのことだろう。女の子のスジの上はしには小さなチンチンみたいな出っ張りがかくれていて、そこをさわるとすごく気持ちいいらしい――悪友から聞いたウワサはガセネタじゃなかったみたいだ。
え……あれ?
美竹さんの縦スジからちょこっとはみ出ていた貝の足みたいなビラビラが、大きくなってる。それと……ビラビラのはしっこに、真っ赤な宝石みたいなイボが見えている。もしかして、あれがクリトリスかな。ビラビラが貝の足みたいに見えるせいで、マテ貝を連想しちゃった。
「いくぞ……」
伯父さんが、ソフトボールの投球みたいな感じでうでを動かした。風切り音も無く鞭がゆっくりとゆかすれすれを走って、美竹さんの足元で上にはねた。
空振り……と、思ったけど。
「ひいいいいっ……」
かん高い悲鳴。これまでのようなばく発的にはき出す悲鳴ではなくて、鼻に抜けるような後を引く鳴き声だった。
「あああっ……」
これまでの激しい鞭打ちに気然と立ち続けていた美竹さんが、両手でまたを押さえて、ゆかにひざを着いた。
「まだアクメには達しておらんはずだ。立たなくていいから、手をどけろ」
美竹さんが、おずおずと両手を広げて、頭を反らせた。
音も無く鞭がゆかをはって、正確にクリトリスを打った(んだろう)。前屈みになっているお腹をこすって、最後は鞭の先がゆう導ミサイルみたいに左へ曲がり、乳首をはじいてななめ上へ抜けた。ねらった通りの動きだとしたら、すごいテクニックだ。
それだけ年季が入ってる。ということは……美竹さんは何年も前から、鞭打たれてきた?
「あうう……」
美竹さんは、またを押さえていない。両手で乳房を……もぎ取るみたいに激しくこねくっている。
しゅうんん、バチイン!
鞭がメコ筋に食い込んだ。そのままはね上がって、鞭の先のドングリが真っ赤な宝石を打ちすえた。
「ぎゃはあっ……!」
美竹さんが、のけぞった。尻もちをついて、かべにもたれかかった。快感のさ中に激痛をあたえられた反応だと、僕にも分かった。
美竹さんは尻もちをついたまま、足を開いている。
そこをねらって鞭が、上からたたきつけられる。最初に見たときの3倍くらいに大きくなっていたクリトリスがひしゃげて……
「ぎゃわああっ……いいいい、もっと……ください」
僕は自分の耳も目も信じられなかった。優がで清そな(セクシー衣装のイタズラで、最近は印象が割り引かれてるけど)美竹さんが、女の子のいちばんびん感なところを鞭打たれて、快感にもだえている。美竹さんって、マゾだったんだ。
サドマゾって、ホモ以上にアブノーマルだよね。変態だよね。
違う。美竹さんはマゾの変態なんかじゃない。きっと、伯父さんがサドなんだ。実の娘を調教するキチクなんだ。でも、マゾに調教された美竹さんは、やっぱり変態……じゃない。ほんとはイヤでたまらなくても、母親まで加担してるから、だれにも救けを求められなくて……僕が救出してあげなくちゃ。
「ああああっ……いいいいい!」
僕をいっそう混乱させるように、アルトのフォルテッシモが、広い部屋にひびきわたった。
10分間くらい、美竹さんはゆかにつっぷして快感(?)の余員にひたっていた。美鈴ちゃんは伯母さんのひざの上で抱きすくめられて、指でメコ筋(と、クリトリス?)をいじられていた。
「あんん……ダメえ。みすず、おかしくなっちゃうう」
舌っ足らずにあえいでるけど、美竹さんみたいにすさまじいもだえ方はしない。まだ性感が未熟なんだ。それとも、伯母さんがコントロールしてるのかな。
伯父さんは僕と並んで3人がけのソファーで、タバコをくゆらせていた。
「女は、こういうふうにあつかうものだ。家族といえども、いや、家族だからこそだな」
「…………」
頭のなかがグチャグチャで、相づちも打てない。相づちを打ったら伯父さんの言葉を受け入れたことになる。
「だけど、男女は平等だって習っています」
なぜ平等かといえば、人間はみんな平等だからだ。
「戦争は絶対的に悪いとだれもが言いながら、現実にはあちこちで戦争が起きている。きれいごとではなく、現実を見なさい」
「…………」
「社会の現実は、強い者が弱い者を支配している。肉体的にも経済的にも弱い立場にある女が男に支配されるのは自然の説理だ。その分、男は女を護り養ってやらねばならん」
伯父さんは、灰皿にタバコをねじ捨てた。
「二つばかり年上の美竹に手も足も出ず、美鈴にはほんろうされっぱなし。見ていて歯がゆくなってくる。美竹を妻に従えて、美鈴は愛人として飼う。それぐらいのかい性を持ってもらいたいね」
なんだか、とんでもないことをけしかけられてる。じょう談だろうと思うけど、さっきのセッカンを見てると、じょう談とばかりも言ってられない。
美竹さんが起き上がった。伯父さんに向かって、きちんと(はだかのまま)正座した。ので、話は立ち消えた。
「お仕置きしてくださって、ありがとうございました」
三ツ指をついて、頭を下げた。
「うむ。それで、期末テストの目標は、どうするかな」
「はい。今度こそ、5教科450点、へん差値60を目指します」
「達成出来るまで目標はすえ置きか。佐渡家の者が、そんな志しが低くて良いと思っているのか?」
「いえ……」
美竹さんはうつむいてだまり込んだけど、すぐに頭を上げた。
「460点、へん差値62を目標にします」
「62とは中と半ぱだな」
「……65を目指します」
これ、美竹さんが自主的に決めた目標っていえるんだろうか。60でも65でも5発しか違わないって、ヤケクソになったんじゃないかな。だけど、メコ筋に鞭だよ。5発と10発の差は大きいと思う。
「罰も同じでは、だれてしまうな。美竹は、そう思わないか?」
美竹さん、今度はうつむいたまま、いつまでも動かなかった。
「4年生にもなってオモラシをしたことがあったな。あのときは、どんなセッカンをしてやったかな」
「……クリトリスにオキュウしてください!」
美竹さんは顔をふせたまま、さけぶように答えて――ぶるぶるっと身を振るわせた。チンチンにオキュウをすえられると考えたら、背筋が寒くなった。のに、なぜだろう、チンチンんがすこし固くなった。
「いさぎよいな。しかし、おまえはもう包皮切除をしているからな。本体にケロイドを残してはかわいそうだ。せんねんキュウでかんべんしてやろう」
「ありがとうございます。かん大な処置に感謝いたします」
美竹さんは額をゆかにすり付けた。
「おいおい……今からセッカン確定みたいにふるまうんじゃない。セッカンをのがれられるよう、死に物ぐるいでがんばりなさい」
なんて、簡単に言うけど。へん差値65って、上位5パーセントくらい。クラスのトップか次席。だけど、現国が97点。理数系を克服できたら、美竹さんなら届くかもしれない。ちょっとだけ美竹さんがみじめに見えていたけど、やっぱり僕のあこがれの人だ。
「ところで……美鈴の目標は、どうだったかな?」
いきなりホコ先を向けられて、美鈴ちゃんが伯母さんのひざからずり落ちた。そのまま正座して、ハキハキと答える。
「はい。オール4以上。理科算数国語は5です。自信はあります」
「未達成の罰は?」
美鈴ちゃんが、ちろっと僕を見た。
「おかんちょうを1時間のがまんで、1点につき100㏄です。3教科を落としたら、1点につき1時間の延長です」
これは、厳しいのかどうか僕には分からない。でも、もしも半数が3で音楽が2だったりしたら(だれのことだったか忘れたよ)、600㏄以上になる。それだけの水を飲むのだってつらいから、お尻から入れるなんて……相当に厳しいのかな。
「アヌスストッパーの世話にならないよう、がんばれよ」
「はあい」
脳天気な返事で、僕も気が抜けちゃった。でも、アヌスストッパーて何のことだろう?
「よし。美竹への仕置きは、これで終わりだ。夜もふけた。子供は早く寝なさい」
「はあい。おやすみなさい」
「お休みなさいませ、お父様お母様、均くん」
美竹さんは何事もなかったみたいに、バスタオルを身体に巻いて(パンティは手に持って)リビングから出て行った。いつものように美鈴ちゃんが後を追う。
「どうした。均くんは、まだ寝ないのか」
「あの……僕は?」
さっきから引っかかっていた疑問を、思い切ってたずねた。
「僕には、目標とか罰とかは、無いんでしょうか?」
イソウロウというかゲストだから、別あつかいなのかな。
伯父さんが、大きくため息をついた。
「分かっていないようだな。きみは男だ。支配する立場だ。支配者は独立独歩、目標を他人に強制されたり罰をあたえられたりはしない。もっとも、ふたりにバカにされるような成績では話にならんがね」
ぐううう。実は僕へのプレッシャーが、いちばんきつかったりして。
でも、いいや。成績って、勉強だけじゃない。ふたりとも帰宅部だ。僕はサッカー部で……県大会優勝は、オール5より難しいかな。
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本日(4/17)はQ日。4/18に2時間スマホ執筆できて。19,20もQ日。ここらで一機火星に仕上げますか。その後も22がQなので。うん、4月いっぱいでBFも含めて終わりますかしら。
とはいえ、Q日のどこかで再演習(『戦闘詳報』参照)を予定していますので、まあ、いざとなれば平日に勤務地の夙川から高速神戸まで阪急電車で行ってしまう(そこから徒歩10分で福原)という時間の有効活用もアリナミン。
とはいえ。またしてもツーコンだったりすると意気消沈して執筆意欲消滅なんて事態……んいなって、たまるもんかあ!
ボストーク以前から、SFでは人類は銀河帝国を築いてたんじゃ。エロ小説では男が女のアクメをマコトシヤカに描写しとるんじゃ。などと予防線を張るあたり……?
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Progress Report 1:女神様と王女様と、いとこの(下)僕
最近、ジェダイの騎士の勤務シフトが偏ってきました。朝一番に2時間半ほど独りでほとんどボケラ~としてればよくて。スマホの入力はもどかしいですが、4千字くらいはGoing grave。まあ、漢字遣いのチェック(義務教育+α)は、帰宅後にPCですが。
今回はいつもと逆で、前半の各章が短く後半で盛り上がります。素晴らしいことです(前半で読者にブン投げられなければ)。
まあ、前半もアレコレ。というか、エロ小説では複雑な設定でも難解なストーリーでも、刺身のツマ程度で要領良く片付けねばなりませんが。自戒です。次回はうまくやろうと反省しつつ幾星霜。
というわけで。12章構成のうちの第2章です。
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従妹と入浴

LDK――前の家と比かくするとLLLLDDKK(部屋の中に柱がある)くらいの部屋で一家4人プラス僕。ちんまりと夕食をすませた。ビーフシチューにコブサラダにデザートのアイス付きのごうかメニューだけど、部屋がだだっ広いので『ちんまり』と形容しちゃう。とにかく夕食をすませて。一家団らんでテレビ(26インチの大画面!)を観てるとき。
「今夜は、パパとママは後でゆっくり入るから、おまえたちが先におフロを使いなさい」
この家は、長幼の序とか家長(戦前の言葉だよ)とかがうるさい。おとついは、伯父さん>伯母さん>僕>美竹さん&美鈴ちゃんの順番だった。ので、今夜は僕がトップバッターか。なんだか申し訳ないな。
「それじゃ、お先に入ります」
自分の部屋へ着変えを取りにもどってから1階へ下りたら――だつ衣室で美鈴ちゃんが待っていた。
「いっしょに入ろうよ」
言葉だけじゃなくて、もうパンツ一丁になってる。前に赤いリボンが付いててレースのふち取りがしてある、グラビアアイドルが着るみたいな小さな――パンツというよりパンティ。美竹さんが着たら、すごくセクシーだろうけど、美鈴ちゃんには似合わない。
「もう、そんな年ごろじゃないだろ」
美鈴ちゃんは、バスルームの前から動かない。「にげられないよ?」って、こういう意味だったんだ。
「伯父さんにしかられるぞ」
「どうして?」
「伯父さんも言ってただろ。僕たちは結こんもできるあいだがらなんだ。兄と妹じゃない」
「うわあ。あたしをオンナとして見てくれてたんだ。うれしいな」
「いや、そうじゃなくて……」
「お父様には言ってあるよ。そしたら、ちゃんと背中を流してあげなさいって」
伯父さん、ムジュンしてない?
結局、年下の女の子におしきられてしまった。
「5年ぶりだね。あのときは、ぬぐのを手伝ってくれたけど、今日はあたしが手伝ったげる」
5年ぶりというのは。今の(正確には今朝までの)マンションに入居するとき、引っこしとかごたついて、1週間ほど住む所がなくなって、一家そろって、このてい宅に間借りさせてもらった――そのときのこと。美竹さんもいっしょに3人でおフロに入って。美鈴ちゃんが、ヒモのいっぱい付いた服を持て余して、美竹さんがぬがしてあげようとしたら、「ひとしおにいちゃん、ぬがせてよお」。あのころから、王女様だったな。なんて、過去をなつかしがってる場合じゃない。
美鈴ちゃんが僕のパンツに手をのばしてきたので、あわてて自分でぬいだ。その直後のひと言が、僕の生がいのトラウマになった。
「小っちゃ……」
年下の女の子に言われたんだよ。伯父さんと比べてだったら平気だけど、もしも美鈴ちゃんの同級生と比べられたんだったら……立ち直れない。
そりゃ、たしかに……修学旅行のときとか臨海学習とかで、クラスメートに負けてるなってのは、痛切に思い知ってる。しかも、早熟な子は黒いポヤポヤまで生やしてるのに、僕はツルツル。
そんな僕の内心のジクジクは知らんぷりに、美鈴ちゃんもパンツをぬいだ。あわてて目をそらす一しゅん前に、はっきりとそこを見てしまった。ツルツルだったので、ほっとした。
「早く入ろうよ」
美鈴ちゃんはタオル(こしに巻いたりもせず)片手に、僕のうでを引っ張る。
しかたがないので、僕もタオルを持ってバスルームへ入った。
子供部屋以外の部屋がやたらと広いのは、バスルームも同じ。銭湯の3分の1くらいはある。トン単位の水が必要なバスタブと、エアマットが4枚は広げられそうな洗い場。じっさいに、エアマットが二つかべに立てかけてある。
どうしていいか分からず、僕はぼけっとつっ立ってた。
美鈴ちゃんはテキパキ動く。バカでかいバスタブから湯をくんで、片ひざ立ててかけ湯をして。スモウのソンキョみたいな座り方をして、二はい目の湯でスジを洗った。向きを変えて正面を僕に見せつけたのは、わざとだろうか。
「お兄ちゃんも、そこに座って。お湯をかけにくい」
「いや……自分でする」
かけ湯をして、そしたら次は湯につかるしかない。
美鈴ちゃんも入ってきた。サッカーチームが敵味方同時に入れるくらい広いのに、わざわざ僕の前へ来て――後ろ向きになって湯につかる。
「足を広げてよ。5年前みたいに、だっこして」
足の上におしりを乗せてきた。それでも僕がじっとしていると、おしりを左右にくねらせる。
美鈴ちゃんの意図は分かってたけど、あきらめて足を開いた。とたんに、足の間におしりを割りこませて――さらに近寄ってきた。美鈴ちゃんの背中が胸に密着した。
女の子のやわらかい身体をだくみたいな形になって、心臓がきゅうっとねじられた。エッチな気分も少しはあるけど、後ろめたさのほうが百倍も強い。
「先に出るよ」
ふり切れるとは思わなかった。当然みたいに、美鈴ちゃんもバスタブから出て――エアマットのひとつを、洗い場に延べた。
「ここにねて。背中を流してあげる」
「いいよ。自分で洗うから」
「ダメよ。お父様にも言いつかってるんだから」
洗うのにね転がる必要なんてあるのかなと疑問に思いながら、郷に入りては郷に従え(ちがうと思う)。どんなふうに洗うのかなと好奇心も手伝って、マットの上でうつぶせになった。まさか、あお向けにはなれない。
美鈴ちゃんは洗面器に湯をくむと、ボディシャンプーを混ぜてバシャバシャとかき回し始めた。ちっちゃい子のお遊ぎに『カイグリカイグリ♪』てうでをぐるぐるさせるのがあるけど、そんな動き。たちまち、洗面器にあわが盛り上がる。美鈴ちゃんはそれを両手にすくって――自分の身体にぬり始めた。かたからひざまで、真っ白のあわまみれ。
「じっとしててね」
僕におおいかぶさってくる。
「え……ちょ、ちょっと。何するんだ……?」
「だから、洗ってあげるんだってば。おまたにタワシがあったら理想的なんだけど、スポンジのおはだで我まんしてね」
身体を密着以上におしつけてきて、うねうねくにくにと動かし始めた。
これって……ものすごくエッチなことをしてるんじゃないだろうか。
「美鈴ちゃん……こんな洗い方、だれに教わったんだ?」
「お母様がお父様にしてあげてるんだよ」
つまりそれって……伯父さんと伯母さんは日常生活は至極真面目なのに、夫婦ふたりきりになると、すごいエッチなことをしてるってこと?
伯父さんは父さんよりずっと年上だけど、伯母さんは母さんと同い年だっけ。精力がおとろえてきた伯父さんをこんなふうにちょう発して、ええと、つまり、夫婦の営みにさそってるんだろうか。
「ひゃっ……」
裏返った声を出しちゃった。というのも。美鈴ちゃんが僕の身体とマットの間に手をつっこんできて――もろにチンチンをさわったから。
「えええ? こんなにしてあげてるのに、立ってないの? あたしって、そんなにみ力無いのかな……」
とんでもないことを言う。
「こうなったら、意地だよ」
強引に僕を転がそうとする。ていこうしたけど、ツルツルしたエアマットの上で、あわまみれの僕は簡単にあお向けにされてしまった。美鈴ちゃんがだきついてくる。
さっきは背中だったけど、今度は正面に、女の子のはだが密着する。胸のささやかなふくらみが、ずいぶん大きく感じられた。
さらに美鈴ちゃんは僕の足をこじ開けて腰をおしつけてきて……うわわわ! 美鈴ちゃんのスジに、チンチンがはさみこまれた。僕だって、男と女がどんなふうにセックスをするかくらい知っている。ほとんど、そんな状態――と考えてしまったら。
ドクンドクンドクン。チンチンが大きくなってしまった。それを美鈴ちゃんがにぎった。
「あ、良かった。カセイなんだ。これなら、ダイジョウブだね」
もしかして、仮性ホウケイのことを言ってる? それがダイジョウブってことは。まさか……セックスをするつもりじゃないよね?
「これだけ固かったら、処女マクを破れるかな?」
「ダメだよ。結こんしてもいないのにセックスなんて……いや、そういう問題じゃない。とにかく、やめなさい」
できるだけ年上ぽく言い聞かせた。
「じょう談よ。あたしの年では、本番はしちゃいけないくらい知ってるもん」
言いながら、美鈴ちゃがこしをくねらせた。
く……チンチンがすごく気持ちいい。自分で皮をこするより何倍も……
「あっ……?!」
ズクン……気持ちいい感覚が最高に達して、こしのおくがけいれんした。びくびくっとチンチンがふるえる。
「なあんだ。あたしと同じで、まだなんだ」
美鈴ちゃんが立ち上がった。洗面器に湯をくみ直して――立ったまま、僕の顔にぶちまけた。
「うわっ……ぷ! こら!」
あわてて起き上がろうとしたら、マットからすべり落ちてしまった。
美鈴ちゃんはシャワーのところへ行って、さっさと自分のあわを洗い落とすと――アカンベエをしてから、とっととにげて行った。
「いったい、なんだったんだよ」
頭の中がグチャグチャのまま、僕はかけ湯であわを流した。もう湯につかる気分じゃない。美鈴ちゃんがいなくなってるのを確認してから、僕もバスルームを出た。だつ衣室には、美鈴ちゃんのパンツが落ちていた。素っぱだかで自分の部屋まで行ったみたいだ。ちょっと考えてから、パンツは洗たくカゴの上に放りこんだ。
下着を変えてパジャマを着て、今のエッチなハプニングを伯父さんにでも伯母さんにでも知られたら、しかられるのは僕かな、美鈴ちゃんかな。それよりも、美竹さんに軽べつされたくない。
リビングにはもどりたくなかったけど、お休みなさいのあいさつだけはちゃんと言って、自分の部屋へにげ帰った。
翌朝には美鈴ちゃんは、バスルームでのエッチなイタズラなんか忘れたみたいに、これまで通りに(ということは、僕に対してじゅうぶん我がままに)ふるまっていた。伯父さんも伯母さんも美竹さんも、バスルームでのことは何も言わなかった。
僕も新しい学生生活が始まって、美鈴ちゃんのことばかりかまってられなくなった。美竹さんにはかまってほしいんだけど、美鈴ちゃんが僕をあれこれかまうのを、一歩はなれた所からながめてるって感じで――れん愛て、思うようには進まないもんだね。
美鈴ちゃんのほうは、思うように進んでるんじゃないかな。しばらくはおとなしく、ひとりか美竹さんといっしょにおフロを使っていたけど、翌週にはまた乱入してきて。エアマットとかは使わず、僕に背中をもたせかけるだけで満足してくれた。僕もそれを受け容れて、週に一度は美鈴ちゃんといっしょにバスタイムというのが、新しい習慣になっていった。
最初に美鈴ちゃんが言った「小っちゃ……」が、だれと比べてなのかは、おそろしくて追きゅうできないままだった。
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女の子の入浴中にパパとか義兄とかが乱入するシーンは書いていますが、女の子が乱入してくるのは初めてです。逆乱入とでもいうんですかね。
DLsight アフィリエイト:キーワードは「妹 入浴」
今回はいつもと逆で、前半の各章が短く後半で盛り上がります。素晴らしいことです(前半で読者にブン投げられなければ)。
まあ、前半もアレコレ。というか、エロ小説では複雑な設定でも難解なストーリーでも、刺身のツマ程度で要領良く片付けねばなりませんが。自戒です。次回はうまくやろうと反省しつつ幾星霜。
というわけで。12章構成のうちの第2章です。
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従妹と入浴

LDK――前の家と比かくするとLLLLDDKK(部屋の中に柱がある)くらいの部屋で一家4人プラス僕。ちんまりと夕食をすませた。ビーフシチューにコブサラダにデザートのアイス付きのごうかメニューだけど、部屋がだだっ広いので『ちんまり』と形容しちゃう。とにかく夕食をすませて。一家団らんでテレビ(26インチの大画面!)を観てるとき。
「今夜は、パパとママは後でゆっくり入るから、おまえたちが先におフロを使いなさい」
この家は、長幼の序とか家長(戦前の言葉だよ)とかがうるさい。おとついは、伯父さん>伯母さん>僕>美竹さん&美鈴ちゃんの順番だった。ので、今夜は僕がトップバッターか。なんだか申し訳ないな。
「それじゃ、お先に入ります」
自分の部屋へ着変えを取りにもどってから1階へ下りたら――だつ衣室で美鈴ちゃんが待っていた。
「いっしょに入ろうよ」
言葉だけじゃなくて、もうパンツ一丁になってる。前に赤いリボンが付いててレースのふち取りがしてある、グラビアアイドルが着るみたいな小さな――パンツというよりパンティ。美竹さんが着たら、すごくセクシーだろうけど、美鈴ちゃんには似合わない。
「もう、そんな年ごろじゃないだろ」
美鈴ちゃんは、バスルームの前から動かない。「にげられないよ?」って、こういう意味だったんだ。
「伯父さんにしかられるぞ」
「どうして?」
「伯父さんも言ってただろ。僕たちは結こんもできるあいだがらなんだ。兄と妹じゃない」
「うわあ。あたしをオンナとして見てくれてたんだ。うれしいな」
「いや、そうじゃなくて……」
「お父様には言ってあるよ。そしたら、ちゃんと背中を流してあげなさいって」
伯父さん、ムジュンしてない?
結局、年下の女の子におしきられてしまった。
「5年ぶりだね。あのときは、ぬぐのを手伝ってくれたけど、今日はあたしが手伝ったげる」
5年ぶりというのは。今の(正確には今朝までの)マンションに入居するとき、引っこしとかごたついて、1週間ほど住む所がなくなって、一家そろって、このてい宅に間借りさせてもらった――そのときのこと。美竹さんもいっしょに3人でおフロに入って。美鈴ちゃんが、ヒモのいっぱい付いた服を持て余して、美竹さんがぬがしてあげようとしたら、「ひとしおにいちゃん、ぬがせてよお」。あのころから、王女様だったな。なんて、過去をなつかしがってる場合じゃない。
美鈴ちゃんが僕のパンツに手をのばしてきたので、あわてて自分でぬいだ。その直後のひと言が、僕の生がいのトラウマになった。
「小っちゃ……」
年下の女の子に言われたんだよ。伯父さんと比べてだったら平気だけど、もしも美鈴ちゃんの同級生と比べられたんだったら……立ち直れない。
そりゃ、たしかに……修学旅行のときとか臨海学習とかで、クラスメートに負けてるなってのは、痛切に思い知ってる。しかも、早熟な子は黒いポヤポヤまで生やしてるのに、僕はツルツル。
そんな僕の内心のジクジクは知らんぷりに、美鈴ちゃんもパンツをぬいだ。あわてて目をそらす一しゅん前に、はっきりとそこを見てしまった。ツルツルだったので、ほっとした。
「早く入ろうよ」
美鈴ちゃんはタオル(こしに巻いたりもせず)片手に、僕のうでを引っ張る。
しかたがないので、僕もタオルを持ってバスルームへ入った。
子供部屋以外の部屋がやたらと広いのは、バスルームも同じ。銭湯の3分の1くらいはある。トン単位の水が必要なバスタブと、エアマットが4枚は広げられそうな洗い場。じっさいに、エアマットが二つかべに立てかけてある。
どうしていいか分からず、僕はぼけっとつっ立ってた。
美鈴ちゃんはテキパキ動く。バカでかいバスタブから湯をくんで、片ひざ立ててかけ湯をして。スモウのソンキョみたいな座り方をして、二はい目の湯でスジを洗った。向きを変えて正面を僕に見せつけたのは、わざとだろうか。
「お兄ちゃんも、そこに座って。お湯をかけにくい」
「いや……自分でする」
かけ湯をして、そしたら次は湯につかるしかない。
美鈴ちゃんも入ってきた。サッカーチームが敵味方同時に入れるくらい広いのに、わざわざ僕の前へ来て――後ろ向きになって湯につかる。
「足を広げてよ。5年前みたいに、だっこして」
足の上におしりを乗せてきた。それでも僕がじっとしていると、おしりを左右にくねらせる。
美鈴ちゃんの意図は分かってたけど、あきらめて足を開いた。とたんに、足の間におしりを割りこませて――さらに近寄ってきた。美鈴ちゃんの背中が胸に密着した。
女の子のやわらかい身体をだくみたいな形になって、心臓がきゅうっとねじられた。エッチな気分も少しはあるけど、後ろめたさのほうが百倍も強い。
「先に出るよ」
ふり切れるとは思わなかった。当然みたいに、美鈴ちゃんもバスタブから出て――エアマットのひとつを、洗い場に延べた。
「ここにねて。背中を流してあげる」
「いいよ。自分で洗うから」
「ダメよ。お父様にも言いつかってるんだから」
洗うのにね転がる必要なんてあるのかなと疑問に思いながら、郷に入りては郷に従え(ちがうと思う)。どんなふうに洗うのかなと好奇心も手伝って、マットの上でうつぶせになった。まさか、あお向けにはなれない。
美鈴ちゃんは洗面器に湯をくむと、ボディシャンプーを混ぜてバシャバシャとかき回し始めた。ちっちゃい子のお遊ぎに『カイグリカイグリ♪』てうでをぐるぐるさせるのがあるけど、そんな動き。たちまち、洗面器にあわが盛り上がる。美鈴ちゃんはそれを両手にすくって――自分の身体にぬり始めた。かたからひざまで、真っ白のあわまみれ。
「じっとしててね」
僕におおいかぶさってくる。
「え……ちょ、ちょっと。何するんだ……?」
「だから、洗ってあげるんだってば。おまたにタワシがあったら理想的なんだけど、スポンジのおはだで我まんしてね」
身体を密着以上におしつけてきて、うねうねくにくにと動かし始めた。
これって……ものすごくエッチなことをしてるんじゃないだろうか。
「美鈴ちゃん……こんな洗い方、だれに教わったんだ?」
「お母様がお父様にしてあげてるんだよ」
つまりそれって……伯父さんと伯母さんは日常生活は至極真面目なのに、夫婦ふたりきりになると、すごいエッチなことをしてるってこと?
伯父さんは父さんよりずっと年上だけど、伯母さんは母さんと同い年だっけ。精力がおとろえてきた伯父さんをこんなふうにちょう発して、ええと、つまり、夫婦の営みにさそってるんだろうか。
「ひゃっ……」
裏返った声を出しちゃった。というのも。美鈴ちゃんが僕の身体とマットの間に手をつっこんできて――もろにチンチンをさわったから。
「えええ? こんなにしてあげてるのに、立ってないの? あたしって、そんなにみ力無いのかな……」
とんでもないことを言う。
「こうなったら、意地だよ」
強引に僕を転がそうとする。ていこうしたけど、ツルツルしたエアマットの上で、あわまみれの僕は簡単にあお向けにされてしまった。美鈴ちゃんがだきついてくる。
さっきは背中だったけど、今度は正面に、女の子のはだが密着する。胸のささやかなふくらみが、ずいぶん大きく感じられた。
さらに美鈴ちゃんは僕の足をこじ開けて腰をおしつけてきて……うわわわ! 美鈴ちゃんのスジに、チンチンがはさみこまれた。僕だって、男と女がどんなふうにセックスをするかくらい知っている。ほとんど、そんな状態――と考えてしまったら。
ドクンドクンドクン。チンチンが大きくなってしまった。それを美鈴ちゃんがにぎった。
「あ、良かった。カセイなんだ。これなら、ダイジョウブだね」
もしかして、仮性ホウケイのことを言ってる? それがダイジョウブってことは。まさか……セックスをするつもりじゃないよね?
「これだけ固かったら、処女マクを破れるかな?」
「ダメだよ。結こんしてもいないのにセックスなんて……いや、そういう問題じゃない。とにかく、やめなさい」
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言いながら、美鈴ちゃがこしをくねらせた。
く……チンチンがすごく気持ちいい。自分で皮をこするより何倍も……
「あっ……?!」
ズクン……気持ちいい感覚が最高に達して、こしのおくがけいれんした。びくびくっとチンチンがふるえる。
「なあんだ。あたしと同じで、まだなんだ」
美鈴ちゃんが立ち上がった。洗面器に湯をくみ直して――立ったまま、僕の顔にぶちまけた。
「うわっ……ぷ! こら!」
あわてて起き上がろうとしたら、マットからすべり落ちてしまった。
美鈴ちゃんはシャワーのところへ行って、さっさと自分のあわを洗い落とすと――アカンベエをしてから、とっととにげて行った。
「いったい、なんだったんだよ」
頭の中がグチャグチャのまま、僕はかけ湯であわを流した。もう湯につかる気分じゃない。美鈴ちゃんがいなくなってるのを確認してから、僕もバスルームを出た。だつ衣室には、美鈴ちゃんのパンツが落ちていた。素っぱだかで自分の部屋まで行ったみたいだ。ちょっと考えてから、パンツは洗たくカゴの上に放りこんだ。
下着を変えてパジャマを着て、今のエッチなハプニングを伯父さんにでも伯母さんにでも知られたら、しかられるのは僕かな、美鈴ちゃんかな。それよりも、美竹さんに軽べつされたくない。
リビングにはもどりたくなかったけど、お休みなさいのあいさつだけはちゃんと言って、自分の部屋へにげ帰った。
翌朝には美鈴ちゃんは、バスルームでのエッチなイタズラなんか忘れたみたいに、これまで通りに(ということは、僕に対してじゅうぶん我がままに)ふるまっていた。伯父さんも伯母さんも美竹さんも、バスルームでのことは何も言わなかった。
僕も新しい学生生活が始まって、美鈴ちゃんのことばかりかまってられなくなった。美竹さんにはかまってほしいんだけど、美鈴ちゃんが僕をあれこれかまうのを、一歩はなれた所からながめてるって感じで――れん愛て、思うようには進まないもんだね。
美鈴ちゃんのほうは、思うように進んでるんじゃないかな。しばらくはおとなしく、ひとりか美竹さんといっしょにおフロを使っていたけど、翌週にはまた乱入してきて。エアマットとかは使わず、僕に背中をもたせかけるだけで満足してくれた。僕もそれを受け容れて、週に一度は美鈴ちゃんといっしょにバスタイムというのが、新しい習慣になっていった。
最初に美鈴ちゃんが言った「小っちゃ……」が、だれと比べてなのかは、おそろしくて追きゅうできないままだった。
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女の子の入浴中にパパとか義兄とかが乱入するシーンは書いていますが、女の子が乱入してくるのは初めてです。逆乱入とでもいうんですかね。
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Progress Report 0:女神様と王女様と、いとこの(下)僕
さあて。いよいよ糸に釣っておいた作品を手繰り寄せるときが来ました。こういうのを『テグス糸引いて待つ』というのかな。
PIXIVリクエスト第1弾はWILL様からの『名札のピアスはどれいの証し』でしたが。第2弾も同じくWILL様からです。
以下、リクエスト内容
========================================
*ストーリイのリクエスト
→伯父の家に預けられた少年が、従姉妹の姉妹にマゾ豚として調教される
*時代設定のリクエスト
→1980年代前後の日本
*シチュエーションのリクエスト
→少女たちに肉体・精神を責められ、普通の少年がマゾへと堕ちていく
*キャラ設定
→少年
やや小柄な熱血サッカー少年。12歳。親の仕事の都合で、伯父の家に預けられる。
体格に比例して小さめなちんちんとまだ毛が生えていないのが悩みのタネ
→従姉妹(姉)
14~15歳の清楚で大人びた美少女。両親にマゾとして調教されており、会員制の非合法地下SMショーに出演している
サドにしてマゾ
→従姉妹(妹)
10~11歳の快活で生意気な美少女。姉同様にマゾとして調教されており、SMショーにも出演している
やはりサドにしてマゾ
*人間関係のリクエスト
→少年は従姉妹(姉)に淡い恋心を抱いている、従姉妹(姉)はそれが可愛くていじめてしまう
→従姉妹(妹)は少年を慕って積極的にひっつくが、姉にデレデレしているのでついいじめてしまう
→姉妹仲は良好
*特定の責めのリクエスト
→全裸でベッドに拘束された少年が従姉妹たちから責められるうちに快楽に目覚め、「自分は変態なのか」と自問する
→地下SMショーに出演する少年。姉妹の責めを受け、会員達の笑い声を聞きながら絶頂に達する
可能であれば以下をお願いできますでしょうか
→姉妹によって、深夜に全裸の四つん這いで散歩させられる少年。人影に怯えるうちに、縮こまっていたちんちんが勃起しているのに気づく
→伯父に連れられ、地下SMショーを見る少年。清楚な姉が乱れ、生意気な妹が泣き叫ぶショーを見て、自分も責められたいと思ってしまう
========================================
リクエストがあったのは第1弾納品直後でしたので、いったんは辞退しました。中断していた『昭和集団羞辱史:物売編(昼)』を仕上げ、短編『売姫三日晒し』と中編『性少年包弄記(怨辱編)』をものして。満を持してリクエストを(再発注してもらって)受注したのです。
再発注だと、価格が20%アップします。WILL様、ごめんなさい。
まあ――リクエストの内容を「可能であれば」まで満たすと、300枚くらいになると踏んでいます。
上記の諸作品を執筆しながら、実はPLOTを練り込んでいました。「SMショーを見て」のシーケンスが、少年のマゾ堕ちに不可欠なものとなりました。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
女神様と王女様と、いとこの(下)僕
時代設定:1983年(キャプテン翼)
財産目当ての女ばかり。無償の愛は近親者だけ。
錦瑟会:資産家。全国。会合は東京。
シロクロ、母娘、SM(を持ち込んだのは剛)。
1983年4月時点での年齢
佐渡学 (まなぶ) Feb.1947=36
丸木商会(株)専務 ヨーロッパ拠点作りに、夫婦で長期滞在
洋子(ようこ) Sep.1947=35
均 (ひとし) Dec.1970=12/ぼく、伯父さん→伯父様(ラストの章)
小学校にはクラブが無いので、地元のサッカー少年団で活躍。
中学のサッカー部には、少年団で知り合った他チームの者もいない。
佐渡剛 (つよし) Aug.1938=44/わし
丸木商会(株)社長
順子(よりこ) Jun.1948=35/わたくし
美竹 (みたけ) May 1968=14/わたし、パパ&ママ
美鈴 (みすず) Jul.1971=11/あたし、パパ&ママ
塩田好男 28歳。
元大学サッカー選手。卒業後、最初の中学で3年。赴任して3年目。
サッカー部は5年前に創設。転任時にサッカー部のある学校を希望。
背景
佐渡剛は、戦後に父が起こした丸木商会を引き継ぎ、強引な手法で総合商社へ成長させた。
彼の人生訓は「強きを援け弱きを挫く」。
彼を見込んだ取引先(石崎興産社長)の紹介で錦瑟会を知り、石崎の養女である順子(御手付き済み)を娶る。
剛のサディスト傾向が近親者に発揮されることとなった。
剛は二女を得た後、精子検査でY精子の欠如が判明。
娘に婿を取って継がせたい。どうせなら……甥の均を婿養子にして。
ツバナレしないうちは愛情たっぷり。手を上げない。羞恥心を植え付ける。
10歳からは、ニチジョウとアイジョウの峻別。
昼は貞淑、夜は娼婦。羞恥心は24時間。
クリトリス包皮切除
UVタトゥー(ブラックライトで浮き上がる)
乳首とクリは、第二次性徴後。
13歳までは、フェラ&アナルのみ。
佐渡学には、父亡き後、当時は小さな会社を切り盛りして学資を捻出してくれた兄への負い目がある。
========================================
伯父の家に:3月
伯父が勧めた私学でなく公立。
生活費も入れる父親の律儀さ/負い目
私学にはサッカー部が無い。
5年ぶりに訪れた。
三階建ての豪邸。三階が子供部屋。
階段から奥へ:美竹、美鈴。廊下を挟んで美鈴に向かい合って均。
二階が生活空間。
一階は、玄関、応接室、客間。
裏庭に面する広い物置は施錠。窓も少ない。
当日に美鈴と風呂。美鈴は姉も誘うが拒否。
「5年前とは違う」←調教が始まる前。
従妹と入浴:3月(承前)
@風呂
チンコ見せて。手をひっぺがす。
「ちっちゃ」
無毛も言及。クラスの男子と同じくらい。
勃起してない。女の子への侮辱。くぱぁ。
しごく。さすがに勃起。
「これくらいなら、挿入るかな?」
たじたじ。洗わずに逃げ出す。
入浴は、土日と火木の週4回。シャワー随時。
週に一度は従妹と。たいていは姉妹二人。
ペニスをオモチャにされる。デコピンも。
入部の儀式:4月下旬
部活は野球部優先(火木土日)
サッカー部は月水金。
仮入部から正式に。塩田先生の鑑定。
新入部員。下脱ぎ。ひとりだけ勃起。
秘蔵ピンナップを壁に。駄目ならしごけ。
一番小さくて無毛で仮性。
オナニー。
大きいが空砲→大器晩成
それなりで実弾→即戦力
均は……成長に期待
従姉の悪戯:5月
夕方、リビング。
美竹がホットパンツ、長袖裾結び。
家族は褒める。セクシー。
目の遣り場。
「おっきくなってない。魅力無いの?」
触れられて、ますます萎縮。
思春期少年は、恋愛感情と性欲の不一致
(聞きかじり)←バックデータを
おとなしい従姉は女神様みたいに気高い。
我がまま放題の従妹は、さながら王女様。
伯母は微苦笑。伯父は鋭い目つき実は観察。
その日の従妹との入浴で、からかわれる。
以後、従姉は(自分が)露出でからかう。
ホモの監督:5月
練習後に居残り。
先輩連は意味ありげにニヤニヤ。
知っているが、名コーチなので。
「お前は、十分にレギュラーの実力。しかし、身体が小さいからスタミナ不足。特別に鍛えてやる」
土曜日。校庭の片隅。
タイヤ引き。負荷の分散。下脱ぎで鼠径部に縄。力むと脱肛するので、結び瘤アナル。縄で汚れるから、ブリーフ脱ぎでショーパン。
部室でマッサージから。
感づいても、されるがまま。イラマまで。
賞も罰も鞭:6月初旬
リビング。全員。
美竹の中間試験結果。
目標偏差値 60 実績55
主要5教科450 実績415
罰は教鞭でメコ筋5発/尻35発
下脱ぎ、裾結び。パイパン(初見)。
悲鳴封じに自分でパンツを咥える。剛が褒める。
あらためて、期末試験の目標。
美鈴には、通知表の再確認。
均はゲストだから、対象外。
アナル快感:6月中旬(期末試験前向き)
まだ閉鎖されているプール。
シャワー室で水浣腸。すぐトイレ。
更衣室。リノリウムの床。
バックで初体験。
トコロテン感覚だが未射精。虚脱。
いちゃいちゃされて、しんどい。
口封じの夜:7月
期末試験を美竹クリア。
夫婦は揃って東京で宿泊。
色々と寝付けない。コーヒーのせいもあって、トイレ。
ブラックライトの下で姉妹レズ。
UVタトゥーの淫紋。姉はクリと乳首も。
姉妹の部屋はつながっている。
姉の余韻オナニーを覗いている間に、妹に回り込まれてしまった。均は逃げられない。
「パパとママに言わないで」
せっかく期末をクリアしたのに。
あなたにも羞ずかしい秘密を持ってもらう。
均をベッドに磔拘束。
ふたりがかりの全身リップ。
勃起しても小さい。豚の尻尾みたい。
一転して、鞭。の方が、反応良好。
「か弱い女の子に虐められて喜んでる」
自分でも呆れて変態かと。
ポラロイド。
夜のお散歩:7月
1学期の成績。美鈴への罰。
両親が不在。夫婦同伴のパーティー。
美竹の鬱憤晴らし。美鈴もお目付け役(妹がやり過ぎないように)
ビニールレザーのブラ&パンティ(局部ジッパー)、太腿までのピンヒールブーツ。
夜の散歩に誘われる。
全裸。玉袋の根本に子猫の首輪=玉輪。
玉輪の鎖を引かれて庭へ。
豚らしく四つん這い。
腕も脚も折り曲げて縛られる。前傾。黒板消しの靴。
真夏の幻想:8月
両親は多忙/均はサッカー部
盆休み中は、菩提寺近くの別荘。夏冬に滞在。
実は特別接待施設。
着いてすぐ、女3人の着替え。
姉妹はノーブラ透けTシャツ裾絞り&極小ホットパンツ。伯母は極薄チューブトップミニワンピ。
本宅より広い風呂。家族全員が習慣。
伯母もパイパン。焼き印ハートの中に Tuyosiのタトゥー。
先に均と伯母がバスタブ。
美竹が、いきなりツボ洗い。
究極の愛情表現と、伯母。
姉妹が父親に川の字泡踊り。
均は伯母から泡踊り。錦瑟会のことも、匂わす。
呆然。
ベッドルーム。キングサイズダブル。
姉がブリッジ、妹はワンワン。ウグイスの谷渡り。その横で騎乗位筆下ろし空砲。
翌日は、地元の子供たちと川遊び。日焼け跡を考慮してスク水。
風呂は夫婦の後で、3人。
こんな関係だったら姉妹レズを隠さなくたって。
子供だけの勝手な行為は禁止されている。
夜の散歩も、内緒。
5日間の滞在中、宿題に打ち込む。
日常に戻っても、父娘の真の関係がチラ見え。
悶々と過ぎる日々。
伯母は、何事も無かったかの如く。
姉妹も、昼のちょっかいだけで、夜は疎遠。
塩田先生とは数回。SMぽいことを婉曲にねだっても、たしなめられる。かえって欲求不満。
SMショー:9月
東京都内。一流ホテルのレセプションルーム。
紳士淑女(おおむね紳士)。
タキシード、イブニングドレス。小学校の制服少女も。
均もお仕着せのダブルスーツ。
特に呼ばれた塩田は背広(まあ、礼装)で居心地悪そう。
最初は母(41)娘(18,15)が父に奉仕。ノーマル。45分。
人気のアイドル歌手。衣装は超セクシー。
振り付けもエロエロ。
アイラブユー、アイラブユー、惚れたの♪
トリが、美竹&美鈴。
決闘ショー。全裸。ブラックライトで淫紋。
ハートの中は空白。将来、持ち主の名前。
「どちらかに、君の名前を入れることもあるかな。両方でもいいぞ」
首輪に後ろ手錠左だけ。右足はチェーンで連結。
3点にガラス球。先端錘一本鞭で割る。
全部割られたら負け。
ガラス球は薄い強化ガラス。砕けても粒になる。中に高圧ガスと色素。
わざと負けたり、戦意喪失したらペナルティ。
ペナルティの紹介。
鋸刃(鋭角の金属三角柱)になっている木馬。
クリキャプとの間で通電。
整形手術が必要になるほどの怪我をする。
これまで、誰にも使ったことがない。杮落し。
ブラックライトにタトゥを浮かび上がらせて、決闘開始。
ちょっと当たったくらいでは割れない。
切傷でなく痣だらけ。
乳首2点を美鈴が連取。
本気になった美竹の鞭。一撃で乳首2点。
痛撃にうずくまる美鈴。
アドバンスとして美竹にアナルビーズ+ガラス球。
股間へも美竹の痛撃。
負けた美鈴は鞭打ち。
鞭を選ばされる。
平鞭。細い革ベルトの三枚重ね。音は派手。これは50発。
マネキンでデモンストレーション。二打目でブラウスのボタンが飛ぶ。
棘笞。一撃でブラウスが千切れ、マネキンにも傷。これなら10発。
平鞭を選ぶ。数え打ち。姉のアドバイスは封じられる。
誘導されて、28でリセット。
22で泣きわめく。ここで丁度50。
これ(棘笞)なら数えなくていい。あと5発で赦す。
承諾する。嬉しそう?
悲鳴がすさまじいのでボールギャグ。
実はトリック。棘がびっしりは半面だけ。裏面は(すこし)優しい。
それでも深紅の傷跡から血が滴る。
勝った美竹は、空中磔快感責め。
目隠し、吸引低周波、ピストンマシン。
逝き地獄。
途中で、詰め物猿轡。
2人とも静かになったところで本格ディナー。
塩田に引導。
均の希望を聞いて。
「失望したよ。おまえにふさわしい舞台を用意してやる」
僕の初舞台:10月
ここで、後継者の詳細
後を継がせるのは諦めて、娘に婿を。
夜の散歩スタイルで引き出される。黒板消しは無し。姉妹の衣装もグレードアップ。
拘束を解いて、リム状の磔架に大の字。
最初に美竹がペニスを弄ぶ。
胸に妖しい感情が込み上げるのに勃起しない。
美竹が怒り狂って。ペニス乱打。
玉袋の根本を縛ってから金的。玉が釣り上がらず悶絶。
美鈴にチェンジ。
ペンチで弄ばれて勃起。
「皮をちょん切っちゃおうか」
尿道に金属パイプ。
磔台を裏返して、尻と背中を二人で。玉打ちも。
中空アナルプラグで浣腸。
尿道パイプはビニール管で口へ。
排泄は大小同時。飲ニョ。
美鈴がイボ軍手で手コキ。空砲。
上下逆転。アナルから前立腺。
ついに精通。セルフ顔射。
いつもより激しい虚脱。
「本格的な責めは、これからよ」
いろんな責め具が手押しワゴンで登場。
-END-
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実は、4/1&4/2が連休だったので、エイプリルフール・スタートしています。
『売姫三日晒し』の発売告知があったので、この記事は今日まで寝かせていました。
4月中に脱稿して校訂して表紙絵まで丁稚揚げれば、2022年目標年間3600枚ペースを維持できますが。さて?
まあ、頭の中では、この作品は出来ていて、表紙絵に悩んでいるところです。
C3とS6の姉妹が背伸びしたボンデージルックで、C1の少年を従えている――そんな都合の良い画像は有馬温泉。少年は割愛して、姉妹(疑似)の画像とか……いっそ、こんなのをブッ込んでしまえとか?

あ、タイトルもちょっとパープルじゃなくてシアン中です。というのも『お嬢様の僕』というコミックがありました。「僕」です。『(下)僕』が、野暮ったく思えてきました。どうするかは、校了までに考えておきます。
DLsiteアフィリエイト キーワードは「姉妹、SM」です。
PIXIVリクエスト第1弾はWILL様からの『名札のピアスはどれいの証し』でしたが。第2弾も同じくWILL様からです。
以下、リクエスト内容
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*ストーリイのリクエスト
→伯父の家に預けられた少年が、従姉妹の姉妹にマゾ豚として調教される
*時代設定のリクエスト
→1980年代前後の日本
*シチュエーションのリクエスト
→少女たちに肉体・精神を責められ、普通の少年がマゾへと堕ちていく
*キャラ設定
→少年
やや小柄な熱血サッカー少年。12歳。親の仕事の都合で、伯父の家に預けられる。
体格に比例して小さめなちんちんとまだ毛が生えていないのが悩みのタネ
→従姉妹(姉)
14~15歳の清楚で大人びた美少女。両親にマゾとして調教されており、会員制の非合法地下SMショーに出演している
サドにしてマゾ
→従姉妹(妹)
10~11歳の快活で生意気な美少女。姉同様にマゾとして調教されており、SMショーにも出演している
やはりサドにしてマゾ
*人間関係のリクエスト
→少年は従姉妹(姉)に淡い恋心を抱いている、従姉妹(姉)はそれが可愛くていじめてしまう
→従姉妹(妹)は少年を慕って積極的にひっつくが、姉にデレデレしているのでついいじめてしまう
→姉妹仲は良好
*特定の責めのリクエスト
→全裸でベッドに拘束された少年が従姉妹たちから責められるうちに快楽に目覚め、「自分は変態なのか」と自問する
→地下SMショーに出演する少年。姉妹の責めを受け、会員達の笑い声を聞きながら絶頂に達する
可能であれば以下をお願いできますでしょうか
→姉妹によって、深夜に全裸の四つん這いで散歩させられる少年。人影に怯えるうちに、縮こまっていたちんちんが勃起しているのに気づく
→伯父に連れられ、地下SMショーを見る少年。清楚な姉が乱れ、生意気な妹が泣き叫ぶショーを見て、自分も責められたいと思ってしまう
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リクエストがあったのは第1弾納品直後でしたので、いったんは辞退しました。中断していた『昭和集団羞辱史:物売編(昼)』を仕上げ、短編『売姫三日晒し』と中編『性少年包弄記(怨辱編)』をものして。満を持してリクエストを(再発注してもらって)受注したのです。
再発注だと、価格が20%アップします。WILL様、ごめんなさい。
まあ――リクエストの内容を「可能であれば」まで満たすと、300枚くらいになると踏んでいます。
上記の諸作品を執筆しながら、実はPLOTを練り込んでいました。「SMショーを見て」のシーケンスが、少年のマゾ堕ちに不可欠なものとなりました。
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女神様と王女様と、いとこの(下)僕
時代設定:1983年(キャプテン翼)
財産目当ての女ばかり。無償の愛は近親者だけ。
錦瑟会:資産家。全国。会合は東京。
シロクロ、母娘、SM(を持ち込んだのは剛)。
1983年4月時点での年齢
佐渡学 (まなぶ) Feb.1947=36
丸木商会(株)専務 ヨーロッパ拠点作りに、夫婦で長期滞在
洋子(ようこ) Sep.1947=35
均 (ひとし) Dec.1970=12/ぼく、伯父さん→伯父様(ラストの章)
小学校にはクラブが無いので、地元のサッカー少年団で活躍。
中学のサッカー部には、少年団で知り合った他チームの者もいない。
佐渡剛 (つよし) Aug.1938=44/わし
丸木商会(株)社長
順子(よりこ) Jun.1948=35/わたくし
美竹 (みたけ) May 1968=14/わたし、パパ&ママ
美鈴 (みすず) Jul.1971=11/あたし、パパ&ママ
塩田好男 28歳。
元大学サッカー選手。卒業後、最初の中学で3年。赴任して3年目。
サッカー部は5年前に創設。転任時にサッカー部のある学校を希望。
背景
佐渡剛は、戦後に父が起こした丸木商会を引き継ぎ、強引な手法で総合商社へ成長させた。
彼の人生訓は「強きを援け弱きを挫く」。
彼を見込んだ取引先(石崎興産社長)の紹介で錦瑟会を知り、石崎の養女である順子(御手付き済み)を娶る。
剛のサディスト傾向が近親者に発揮されることとなった。
剛は二女を得た後、精子検査でY精子の欠如が判明。
娘に婿を取って継がせたい。どうせなら……甥の均を婿養子にして。
ツバナレしないうちは愛情たっぷり。手を上げない。羞恥心を植え付ける。
10歳からは、ニチジョウとアイジョウの峻別。
昼は貞淑、夜は娼婦。羞恥心は24時間。
クリトリス包皮切除
UVタトゥー(ブラックライトで浮き上がる)
乳首とクリは、第二次性徴後。
13歳までは、フェラ&アナルのみ。
佐渡学には、父亡き後、当時は小さな会社を切り盛りして学資を捻出してくれた兄への負い目がある。
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伯父の家に:3月
伯父が勧めた私学でなく公立。
生活費も入れる父親の律儀さ/負い目
私学にはサッカー部が無い。
5年ぶりに訪れた。
三階建ての豪邸。三階が子供部屋。
階段から奥へ:美竹、美鈴。廊下を挟んで美鈴に向かい合って均。
二階が生活空間。
一階は、玄関、応接室、客間。
裏庭に面する広い物置は施錠。窓も少ない。
当日に美鈴と風呂。美鈴は姉も誘うが拒否。
「5年前とは違う」←調教が始まる前。
従妹と入浴:3月(承前)
@風呂
チンコ見せて。手をひっぺがす。
「ちっちゃ」
無毛も言及。クラスの男子と同じくらい。
勃起してない。女の子への侮辱。くぱぁ。
しごく。さすがに勃起。
「これくらいなら、挿入るかな?」
たじたじ。洗わずに逃げ出す。
入浴は、土日と火木の週4回。シャワー随時。
週に一度は従妹と。たいていは姉妹二人。
ペニスをオモチャにされる。デコピンも。
入部の儀式:4月下旬
部活は野球部優先(火木土日)
サッカー部は月水金。
仮入部から正式に。塩田先生の鑑定。
新入部員。下脱ぎ。ひとりだけ勃起。
秘蔵ピンナップを壁に。駄目ならしごけ。
一番小さくて無毛で仮性。
オナニー。
大きいが空砲→大器晩成
それなりで実弾→即戦力
均は……成長に期待
従姉の悪戯:5月
夕方、リビング。
美竹がホットパンツ、長袖裾結び。
家族は褒める。セクシー。
目の遣り場。
「おっきくなってない。魅力無いの?」
触れられて、ますます萎縮。
思春期少年は、恋愛感情と性欲の不一致
(聞きかじり)←バックデータを
おとなしい従姉は女神様みたいに気高い。
我がまま放題の従妹は、さながら王女様。
伯母は微苦笑。伯父は鋭い目つき実は観察。
その日の従妹との入浴で、からかわれる。
以後、従姉は(自分が)露出でからかう。
ホモの監督:5月
練習後に居残り。
先輩連は意味ありげにニヤニヤ。
知っているが、名コーチなので。
「お前は、十分にレギュラーの実力。しかし、身体が小さいからスタミナ不足。特別に鍛えてやる」
土曜日。校庭の片隅。
タイヤ引き。負荷の分散。下脱ぎで鼠径部に縄。力むと脱肛するので、結び瘤アナル。縄で汚れるから、ブリーフ脱ぎでショーパン。
部室でマッサージから。
感づいても、されるがまま。イラマまで。
賞も罰も鞭:6月初旬
リビング。全員。
美竹の中間試験結果。
目標偏差値 60 実績55
主要5教科450 実績415
罰は教鞭でメコ筋5発/尻35発
下脱ぎ、裾結び。パイパン(初見)。
悲鳴封じに自分でパンツを咥える。剛が褒める。
あらためて、期末試験の目標。
美鈴には、通知表の再確認。
均はゲストだから、対象外。
アナル快感:6月中旬(期末試験前向き)
まだ閉鎖されているプール。
シャワー室で水浣腸。すぐトイレ。
更衣室。リノリウムの床。
バックで初体験。
トコロテン感覚だが未射精。虚脱。
いちゃいちゃされて、しんどい。
口封じの夜:7月
期末試験を美竹クリア。
夫婦は揃って東京で宿泊。
色々と寝付けない。コーヒーのせいもあって、トイレ。
ブラックライトの下で姉妹レズ。
UVタトゥーの淫紋。姉はクリと乳首も。
姉妹の部屋はつながっている。
姉の余韻オナニーを覗いている間に、妹に回り込まれてしまった。均は逃げられない。
「パパとママに言わないで」
せっかく期末をクリアしたのに。
あなたにも羞ずかしい秘密を持ってもらう。
均をベッドに磔拘束。
ふたりがかりの全身リップ。
勃起しても小さい。豚の尻尾みたい。
一転して、鞭。の方が、反応良好。
「か弱い女の子に虐められて喜んでる」
自分でも呆れて変態かと。
ポラロイド。
夜のお散歩:7月
1学期の成績。美鈴への罰。
両親が不在。夫婦同伴のパーティー。
美竹の鬱憤晴らし。美鈴もお目付け役(妹がやり過ぎないように)
ビニールレザーのブラ&パンティ(局部ジッパー)、太腿までのピンヒールブーツ。
夜の散歩に誘われる。
全裸。玉袋の根本に子猫の首輪=玉輪。
玉輪の鎖を引かれて庭へ。
豚らしく四つん這い。
腕も脚も折り曲げて縛られる。前傾。黒板消しの靴。
真夏の幻想:8月
両親は多忙/均はサッカー部
盆休み中は、菩提寺近くの別荘。夏冬に滞在。
実は特別接待施設。
着いてすぐ、女3人の着替え。
姉妹はノーブラ透けTシャツ裾絞り&極小ホットパンツ。伯母は極薄チューブトップミニワンピ。
本宅より広い風呂。家族全員が習慣。
伯母もパイパン。焼き印ハートの中に Tuyosiのタトゥー。
先に均と伯母がバスタブ。
美竹が、いきなりツボ洗い。
究極の愛情表現と、伯母。
姉妹が父親に川の字泡踊り。
均は伯母から泡踊り。錦瑟会のことも、匂わす。
呆然。
ベッドルーム。キングサイズダブル。
姉がブリッジ、妹はワンワン。ウグイスの谷渡り。その横で騎乗位筆下ろし空砲。
翌日は、地元の子供たちと川遊び。日焼け跡を考慮してスク水。
風呂は夫婦の後で、3人。
こんな関係だったら姉妹レズを隠さなくたって。
子供だけの勝手な行為は禁止されている。
夜の散歩も、内緒。
5日間の滞在中、宿題に打ち込む。
日常に戻っても、父娘の真の関係がチラ見え。
悶々と過ぎる日々。
伯母は、何事も無かったかの如く。
姉妹も、昼のちょっかいだけで、夜は疎遠。
塩田先生とは数回。SMぽいことを婉曲にねだっても、たしなめられる。かえって欲求不満。
SMショー:9月
東京都内。一流ホテルのレセプションルーム。
紳士淑女(おおむね紳士)。
タキシード、イブニングドレス。小学校の制服少女も。
均もお仕着せのダブルスーツ。
特に呼ばれた塩田は背広(まあ、礼装)で居心地悪そう。
最初は母(41)娘(18,15)が父に奉仕。ノーマル。45分。
人気のアイドル歌手。衣装は超セクシー。
振り付けもエロエロ。
アイラブユー、アイラブユー、惚れたの♪
トリが、美竹&美鈴。
決闘ショー。全裸。ブラックライトで淫紋。
ハートの中は空白。将来、持ち主の名前。
「どちらかに、君の名前を入れることもあるかな。両方でもいいぞ」
首輪に後ろ手錠左だけ。右足はチェーンで連結。
3点にガラス球。先端錘一本鞭で割る。
全部割られたら負け。
ガラス球は薄い強化ガラス。砕けても粒になる。中に高圧ガスと色素。
わざと負けたり、戦意喪失したらペナルティ。
ペナルティの紹介。
鋸刃(鋭角の金属三角柱)になっている木馬。
クリキャプとの間で通電。
整形手術が必要になるほどの怪我をする。
これまで、誰にも使ったことがない。杮落し。
ブラックライトにタトゥを浮かび上がらせて、決闘開始。
ちょっと当たったくらいでは割れない。
切傷でなく痣だらけ。
乳首2点を美鈴が連取。
本気になった美竹の鞭。一撃で乳首2点。
痛撃にうずくまる美鈴。
アドバンスとして美竹にアナルビーズ+ガラス球。
股間へも美竹の痛撃。
負けた美鈴は鞭打ち。
鞭を選ばされる。
平鞭。細い革ベルトの三枚重ね。音は派手。これは50発。
マネキンでデモンストレーション。二打目でブラウスのボタンが飛ぶ。
棘笞。一撃でブラウスが千切れ、マネキンにも傷。これなら10発。
平鞭を選ぶ。数え打ち。姉のアドバイスは封じられる。
誘導されて、28でリセット。
22で泣きわめく。ここで丁度50。
これ(棘笞)なら数えなくていい。あと5発で赦す。
承諾する。嬉しそう?
悲鳴がすさまじいのでボールギャグ。
実はトリック。棘がびっしりは半面だけ。裏面は(すこし)優しい。
それでも深紅の傷跡から血が滴る。
勝った美竹は、空中磔快感責め。
目隠し、吸引低周波、ピストンマシン。
逝き地獄。
途中で、詰め物猿轡。
2人とも静かになったところで本格ディナー。
塩田に引導。
均の希望を聞いて。
「失望したよ。おまえにふさわしい舞台を用意してやる」
僕の初舞台:10月
ここで、後継者の詳細
後を継がせるのは諦めて、娘に婿を。
夜の散歩スタイルで引き出される。黒板消しは無し。姉妹の衣装もグレードアップ。
拘束を解いて、リム状の磔架に大の字。
最初に美竹がペニスを弄ぶ。
胸に妖しい感情が込み上げるのに勃起しない。
美竹が怒り狂って。ペニス乱打。
玉袋の根本を縛ってから金的。玉が釣り上がらず悶絶。
美鈴にチェンジ。
ペンチで弄ばれて勃起。
「皮をちょん切っちゃおうか」
尿道に金属パイプ。
磔台を裏返して、尻と背中を二人で。玉打ちも。
中空アナルプラグで浣腸。
尿道パイプはビニール管で口へ。
排泄は大小同時。飲ニョ。
美鈴がイボ軍手で手コキ。空砲。
上下逆転。アナルから前立腺。
ついに精通。セルフ顔射。
いつもより激しい虚脱。
「本格的な責めは、これからよ」
いろんな責め具が手押しワゴンで登場。
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実は、4/1&4/2が連休だったので、エイプリルフール・スタートしています。
『売姫三日晒し』の発売告知があったので、この記事は今日まで寝かせていました。
4月中に脱稿して校訂して表紙絵まで丁稚揚げれば、2022年目標年間3600枚ペースを維持できますが。さて?
まあ、頭の中では、この作品は出来ていて、表紙絵に悩んでいるところです。
C3とS6の姉妹が背伸びしたボンデージルックで、C1の少年を従えている――そんな都合の良い画像は有馬温泉。少年は割愛して、姉妹(疑似)の画像とか……いっそ、こんなのをブッ込んでしまえとか?

あ、タイトルもちょっとパープルじゃなくてシアン中です。というのも『お嬢様の僕』というコミックがありました。「僕」です。『(下)僕』が、野暮ったく思えてきました。どうするかは、校了までに考えておきます。
DLsiteアフィリエイト キーワードは「姉妹、SM」です。
『売姫三日晒し』嘘ではなくて4月1日発売!
Zero Sum Short Storiesの最新作です。
Zero Sum Short Storiesは、各作品220円(税込み)です。
10年越しの宿題を片付けた心境です。
構想は2011年ですからね。KTC『二次元ドリームマガジン』デビュー作(それっきり)の『槍姫千本突き』をきっかけに
『X姫YYY』の順列組み合わせから、モノになりそうなタイトルとして浮上したのです。
元々が70枚程度のネタですから。あれこれ膨らまさずに書いたら、結局102枚でした。
とにかく。筆者は「全裸磔」が好きなのです。でも、殺しません。本作でも、3日間ハリツケっぱなしではなく、エコノミー症候群対策もしっかり考慮しております。
詳細は画像の下に貼ってある「関連記事」のリンクから、どうぞ。

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Zero Sum Short Storiesは、各作品220円(税込み)です。
10年越しの宿題を片付けた心境です。
構想は2011年ですからね。KTC『二次元ドリームマガジン』デビュー作(それっきり)の『槍姫千本突き』をきっかけに
『X姫YYY』の順列組み合わせから、モノになりそうなタイトルとして浮上したのです。
元々が70枚程度のネタですから。あれこれ膨らまさずに書いたら、結局102枚でした。
とにかく。筆者は「全裸磔」が好きなのです。でも、殺しません。本作でも、3日間ハリツケっぱなしではなく、エコノミー症候群対策もしっかり考慮しております。
詳細は画像の下に貼ってある「関連記事」のリンクから、どうぞ。

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