Inturrupt Reoprt 4:檻の中の野生児(仮題)

 着々と進行していますが。
 通勤途上とか勤務中の休憩時間とかにスマホで書く分量が増えています。そして休日には何をしているかというと、こういうことをしていたりして。


PPP.jpg
 左のくすんだ機体は、かれこれ15年以上前。タバコ燻製です。
 2009年に引退して、昨年後半あたりから再燃です。その新しい機体は、右の白いやつ。
 1.2mm□×50cm(をループにして25cm)のゴムで垂直に射ち上げて、30m上昇して30秒滞空すれば、まあまあのレベル。左下のは40秒クラス。デッドエアーでコンスタントに50秒あたりまでいけば、SSSです。
 視認性であるとか、「飛び過ぎ」を抑制とかで、筆者が休止した頃には、翼長165mm以上のレギュレーションが180mm以上になって。それまで3.5g前後だった機体が5gちかくになります。いっとくけど、WhiteWingsなんかは、「競技用」と名乗っても8gくらいはあります。重ければ、それだけ上昇高度が減ります。
 で。現行レギュレーションで4gを切れないかと、紙厚を薄くして。通常180~210Kgを、135Kgケント紙は漫画の原稿用紙で挑戦中。
 いや、このブログにはふさわしくない話題ですな。

 前回紹介した内容の続きを書いとくと。
 ハゼッイイは、銃殺されます。ただし、コルク弾なので、死にません。けれど、穴に突っ込まれて一発撃たれて。火傷も含めて全治10日以上です。もっとも、下の本文紹介で書いているように、そのおかげで内部の傷が絶妙に癒着して、「心臓が百くらい拍つと」誰も彼もが暴発させる名器となります。書いてて、キーボードの勢いでそうなりました。
 ちなみに奴隷少年のほうは、ほんとに縛り首です。ただし、手を前で縛られたハゼッイイが馬になって、彼をひと晩じゅう支えます。二日も水一滴与えられずに弱っている身で奮闘するのです。


そして。

========================================

子供の玩具

 捕まって八日目だったか九日目だったか(だんだん、怪しくなってきた)。おれはようやく吊りから下ろされて、手も縛られずに小屋から引き出された。
 うわ……?!
 白人の男の子が、十人ちかく集まってる。セイバーの息子は三人で、ヒップさんはシツジって人にも息子がいるって言ってたけど。三と一を足しても十にはならないぞ?
 いちばん季節を巡ってそうなのが、セイバーのいちばん上の息子だ。嘘の処刑をされたときに見物してたな。ボビーだっけ。こいつは、おれよりも季節を巡っている。その横もセイバーの息子でチャールスだっけ。もひとり、ずっとちっこいのがエディ。三人ひとかたまりになってる。あとひとり、見掛けたことのある顔が混じってる。こいつが、シツジの息子のオリバーかな。
 なんて、いちいち区別しなくても、セイバーの子供と他の子たちの見分けは簡単だ。おれを見る目つきだ。セイバーの子は、おれの裸を見慣れてるけど、他の子たちは目がまん丸。男に裸を見られるのは、そりゃあ羞ずかしいけど、こんなに熱心に見詰められると、くすぐったくて気持ちい好いかな。
『おまえたちは、{いつも喧嘩や悪戯ばかりしている}』
 セイバーが、子供たちに向かって何か言った。
『{こんな辺鄙な地には、ろくに楽しみがないから、分からんでもない。}そこで、今日はこのインディアンを{貸してやる。好きなだけ痛めつけて}遊べ』
 おれは、例の柵で囲った場所へ追い立てられた。子供たちも付いて来る。
『おまえたちも男だ。{大勢で若い}牝を{嬲るのはいかん。一対一でやれ}』
 子供たちは顔を見合わせて、もじもじしている。
『僕が{お手本を見せてやる}』
 ボビーが、おれの前に立った。
 なにをするつもりか(どうせ、ろくなことじゃないだろう)と戸惑っているおれに、いきなり殴りかかってきた。
「うわっ……?!」
 とっさにかわして、おれは戦いの形に構えた。戦わずに殴られるほうが、かえって無難かなと思ったけど――いくら女だからって、おれはズンナックだ。戦いを挑まれて逃げたりするもんか。
 ボビーの顔色が変わった。
『インディアンが白人に逆らうってのか』
 こいつ。おれが木偶の棒のように突っ立ってて、何もせずに殴られると思ってたんかな。だとしたら、見当違いだって教えてやるぜ。
 ボビーが、また正面から殴りかかってきた。余裕を持って横に跳ん……だつもりだったけど。おれは十日ちかくも手足を縛られて吊るされてたんだぞ。足がもつれて、無様に転んじまった。ところを、脇腹に蹴りを入れられた。
「かはっ……!」
 痛みよりも怒りが込み上げてきた。転がって逃げて、素早く立ち上がった。怒りが、手足の痺れを消していた。
 また、なんの工夫もせずに殴りかかってくる。今度は身を屈めてかわして、横っ腹に拳を叩き込んでやった。地べたに崩れ落ちるのは、やつの番だった。
『ストップ!』
 セイバーが止めた。
『{猛獣と}人間が{素手で戦うなら、ハンディを付けねばな}』
 柵の外でセイバーと並んで見物していたジェスが縄を持って近づいて来て――おれを縛った。
「なにするんだ。おれと白人の子を戦わせるんじゃないのかよ?!」
 腕力が違いすぎる。背中に渡した短い縄で、両肘を縛られちまった。これじゃ、肘から先しか動かせない。
 ジェスは、おれを縛り終えると柵の外へ出て行って――またボビーが目の前に立った。
『{思い知らせてやる}』
 殴りかかると思ったら、さらに踏み込んできて、おれの足を踏んづけた。こっちは裸足、相手はごつい革靴。すごく痛い――よりも、動きを封じられた。
 腹を殴られるのを、かわしようもなかった。
「ぐふっ……!」
 身体を折って苦しむ――間もなく、顔を殴られた。目の前に星が飛び散って、鼻の奥が熱くきな臭くなった。
『{顔はやめておけ。商品価値が下がる}』
 セイバーが息子を叱ったけど。おれをかばってくれたんじゃないってことくらいは分かる。
 ボビーは肩をすくめると。おれの足を踏んづけたまま、立て続けに腹を殴った。じゅうぶんに腕を尽き出せないから、たいして効いてないぞ。
『よーし、そこまでだ』
 セイバーが止めた。でも、それは――次の子におれを痛めつけさせるためだった、
 二番手はセイバーの次男坊、チャールズだった。ブーブさんの話だと、おれよりひと巡り若い。そんなやつに、たとえ手が使えなくても、負けるもんか。そういうことをしたら、どんな仕返しをされるかなんて考えずに、こっちから間合いを詰めて――足を高く上げて、脇腹を蹴ってやった。たとえきちんと服を着て(もちろん下帯も着けて)いても、女の子なら絶対にしない仕種だ。
 恥をかなぐり捨てた効果は絶大。すっ転んで泣き出しやがった。
 ばあん!
 足元で砂が爆ぜた。射ち殺すって脅されたときのとは、音が違う。これは、食らったら死ぬ団栗だ。
『インディアンの{分際で}白人に{危害を加えるとは、いい度胸だ。}ジェス、足にもハンディを付けてやれ』
 足首にも一歩分の長さで縄が巻かれた。歩けても、さっきみたいに蹴ることはできない。
『インディアンめ、{覚悟しろよ}!』
 チャールズが、おれの横にまわって――背が低いから脇腹には届かず、太腿を蹴った。へん、ちっとも痛くないぞ。
 見くびったのが、やつにも分かったんだろう。
『くそっ!』
 正面からぐっと近づいて、兄貴を真似ておれの足を踏んづけておいて――膝頭で股間を突き上げやがった。
 がつんと、股ぐらに衝撃を受けて、重たい痛みが突き抜けた。
「うぐっ……卑怯者。親父に助けてもらって、縛られた女の子を虐めて。それでも男かッ!」
 チャールズが柵の外を振り返って肩をすくめた。おれが何を言ってるか分からないって仕種だろう。でも、罵倒されたってことは、直感してるな。
 おれに向き直るなり、肩からぶつかって来て、よけられずに転ぶと、思い切り足を上げて腹を踏んやがっけた。
「げぶふっ……!」
 背中が地面に押されて逃げられないから、大人に殴られるよりも痛かった。腹を抱えて転げまわる。
『よくやったぞ』
 ぱんぱんぱんと、セイバーが拍手した。見物してる餓鬼どもも、指笛を吹いたり、歓声を上げたり。
『次はエディだ。兄貴に負けるんじゃないぞ』
 季節を両手の指だけも巡ってないちびが、柵の中に入って来た。生意気にも五歩くらいの距離に立って、おれが立つのを待っている。
 わざわざ笑い物になるために立ち上がったりするもんか。踏んづけようと蹴飛ばそうと、好きにしやがれ。おれは地面に転がったまま、手足を大きく広げた。
 餓鬼どもが、ぶうぶう喚く。臆病者とか弱虫とか罵ってるんだろうな。へっ、卑怯者に何を言われたって平気だ――けど、セイバーがでしゃばってくると、身構えちまう。
 右手には火を噴く棒じゃなくて、小さな桶を持っている。
『立って戦え。{さもないと}水を飲ませてやらんぞ』
 桶を傾けると水がこぼれた。それを、ぐりぐりと踏みにじった。意味は、分かりたくもない。
 こいつは、どこまで残忍なんだ。殴られるのは、その瞬間がいちばん痛くて、あとはだんだん薄れていく。穴に突っ込まれるのだって、ずいぶん長く感じられるけど、実際には太陽がちょこっと動くだけだ。でも渇きは、いつまでもつづく。どんどんつらくなる。吊られたり枷も似たようなものだけど、無理に身体を動かせば痛みが強くなって、それが薄れるときに、まやかしでも、ほっとする。丸一日水を飲ませないのと三日間吊るされているのと、どちらかを選ばなくちゃならないんだったら――吊るされてるほうが、まだましだ。
「くそ……おまえだけは、必ず殺してやるぞ、セイバー」
 痛い……!
 大人の男の重みをのし掛けられて、乳房を踏みにじられた。名前を呼ぶなってことか。ドレイと同じに『旦那様』とでも呼ばせたいんかよ。
 セイバーが、こつこつと足を蹴った。早く立てって意味だろう。
 ちくしょう。惨めだ。水が欲しいばっかりに、餓鬼どもにぶちのめされるために……自分の意思で立たなきゃならないなんて。
 おれが立ち上がると。
『ヤアアアアッ!』
 ちびのエディが、頭から突進してきた。かわしたら、こいつは転ぶ。転んだら、おれがセイバーに痛めつけられる。腹に食らうしかないだろ。
「ぶふっ……」
 受け止め切れずに尻餅をついた。エディが馬乗りになって、おれの乳房を、ぱちんぱちんと平手で叩いた。殴るんじゃなくて、柔らかい感触を面白がってるみたいだ。
 その気になれば、肘から先しか使えなくても、引っぺがすことも振り落とすことも、殴りつけることだって、できた。でも、されるがままになっていた。セイバーも、立てとか戦えとは、もう言わなかった。
 ちびは、ひとりで勝手に腕を振り回してひとりで勝手に疲れて、引き下がってくれた。
 けど、他のやつは、そんなに甘くなかった。
 おれはさんざっぱら、殴られ蹴られ突き倒されて――ついに立ち上がれなくなった。
『もう戦わんのか。明日の朝まで、水も飯もやらん』
 さんざっぱら甚振っといて、それかよ。でも、明日の朝になったら水をもらえるって安心したんだから、情けない。野生の動物が飼い慣らされていくのと同じに、おれも調教されてってる。ますます惨めで悔しい。

 翌日は、また一日じゅう小屋に監禁されてた。もう枷とか吊るされたりとかはせず、右足にごつい鉄の環を嵌められて、短い鎖で鉄の球をつながれた。これじゃ、逃げようとしたってろくに歩けないし、鉄の球を引きずった跡を簡単に追跡される。
 閉じ込められてるよりは、ひどい目に遭わされてもいいから外に出してほしい。そんな気持ちも、半分くらいある。
 女の子ではおれくらいなもんだけど、ひとりで遠出して、太陽が三回くらい沈んでから戻ってくる者も珍しくはない。だから、おれが居なくなったと仲間が気づいて探しに掛かったときには、おれは小屋の中に吊るされていて、見つけられなかったはずだ。白人の縄張には近づかないようにしてるから、おれがしょっちゅう外に出てないと、見つけてもらえないだろう。でも、見つけてくれて、それからが……
 こっそり救けに来てくれるならいいんだけど。正面から堂々と掛け合ったりしたら――八年前の虐殺の再現だ。だから、見つけて救けて欲しいって気持ちも半分だけなんだ。
 ……セイバーのやつ、おれをどうするつもりなんだろ。ミックなんか、縛首を赦されたその日のうちから働かされてたのに。おれは傷が治り切ってないから休ませてくれてるんだったら、いいけど。昼は子供の玩具がわりにされて、夜は男どもの慰み物にされる――なんてのは、絶対に厭だぞ。
 と思ったところで。セイバーのやつがそう決めたら、おれはそれに甘んじるか――さもなきゃ殴られたり、ドレイみたいに鞭打たれたり(音と悲鳴が、小屋の中まで届く)、食事も水も与えられずに、それでも屈せずに頑張ったところで、夜は力ずくで穴を使われるに決まってる。そりゃまあ……ジェスがしてくれたみたいに、乳首やメシベをくすぐられて、身体が破裂……なんでもないぞ。

 小屋に監禁されて。朝に一回だけ、ヒップさんが水と食事(というより、餌だな)を運んでくれて。その一回きりだった。昼過ぎには、これまで見掛けたことのない男が来て、うずくまっていたおれを立たせて、身体にあちこち紐を巻きつけたり短い棒をあてがったりしたけど、縛ったり叩いたりじゃなかったので、好きにさせといた。縛ったり叩いたりだって、好きにさせるしかないんだけどな。
 夜になってからは、ジェスがひとりだけで小屋に来た。
『もう使えるようになったんじゃねえかって、皆に{せっつかれてな。具合を確かめるのも、亭主の務めってわけだ}』
 いそいそと、袴と下穿きを脱ぎやがる。男棒も仕上がってる。簡単に組み敷かれちまった。
 こいつは、いちばん最初におれを虐めた白人なんだ。おれの初めてを捧げた男なんかじゃない。羽根だって、火を噴く棒で射ち砕かれてるんだぞ。それなのに――押し返す腕から力が抜けてく。ちょっと割れ目を触られただけで、女穴の奥が、じゅんってなっちまう。
 くりくりっと乳首を転がして、メシベをつまんでおれの腰をぴくんと跳ねさせると、それ以上はそよ風を吹かしてくれずに、あっさり押し挿ってきた。
 痛い……最初のときほどじゃないし、引き裂かれるってより、抉じ開けられるみたいな痛み。女穴を嘘の火を噴く棒で射たれた傷のせいだ。
『うおおっ……なんだ、こりゃあ?!』
 ジェスが素っ頓狂な声を上げやがった。
『{絡みついてきやがる。ヴァージンのときより狭いんじゃねえかよ。}くそお、たまらねえ!』
 へこへこと数回腰を動かしたら、すぐに子種を出しちまったらしい。憮然とした顔で身仕度を整えた。
『{具合が良すぎて、愉しむ暇もありゃしねえ。もしかして、中で発砲したせいか。傷が妙な具合に癒着して。だったら、感謝してもらいてえな。どこへ売られても大切に扱われる道具になったんだぜ、おい}』
 思い切り馬鹿にしてるような、でも思い切り優しい声で、わけの分からないことを言うと、ジェスは出て行った。
 さっさと済ませてくれたおかげで、たっぷり眠れるんだから、それでいいや。

 翌日は、また子供たちの玩具にされた。今度は女の子の番だった。男の子みたいに友達が街から遊びに来たりしないので、ボビーよりふた巡り上のアンナとエディのひとつ上のデイジー、この二人だけを相手にすれば良かったし、女の子は殴り合いなんかしないから、楽ちんなはずだったのに――終わってみたら、一昨日どころか、嘘の処刑よりもひどい怪我をさせられていた。悪いのは姉妹じゃなくてセイバーとダニーなんだけど。
 やっぱり、朝だけ水と食事を与えられて。尾錠の付いた革の帯で後ろ手に縛られて外へ引き出されたときには、太陽が頭上を過ぎていた。
 足の環と鉄の球をはずされて、代わりに妙ちきりんな装具を――男と女で違う部分にばかり着けられた。
 鳥籠みたいな物を乳房のそれぞれにかぶせられて、革帯で胸を締め付けられた。巻いた鉄の線の力できつく噛み合う木の嘴に乳首を咬まれて、その嘴から伸びる紐が鳥籠の天辺から引き出されて、鉄で作られた小さなすぼんだ花を下向きに吊るされた。花の芯には仕掛があって、軽く振るだけで、からんころんと音が鳴る。のはともかく……乳首が痛い。これまで、さんざっぱらあれこれ痛いことされてるから、千切れそうなくらいとまでは言わないけどよ。
 両側に円盤がひとつずつ付いて二人分の腰掛を備えた橇が、おれの後ろに置かれた。橇からは、途中で鎌首をもたげた鉄の柄が一本だけ突き出ている。柄の先からひと握り手前には、鉄の棒が上向きに作りつけられていた。柄がおれの足の間に通されて引き上げられて――上向きの鉄棒が、女穴に押し込まれた。男棒よりきつい。腰に革帯が巻かれて、柄の途中にある金具につながれた。セイバーがおれの股間をまさぐって……
「あんっ……」
 声が出ちまった。だって、メシベの皮をにゅるんて剥かれたんだぜ。いきなり熱風に吹き付けられた。
 木の嘴が股間に隠れて……
「きひいいいっ……」
 鋭い痛みが、メシベから腰の奥へ向かって突き抜けた。木の嘴はぎざぎざになっている。そいつに花弁を剥かれた花芯を咬まれたんだ。こんなこと、おまえの娘にやってみろ、涙を流して泣き叫ぶぞ。
 この嘴に結ばれている紐は、鉄の柄の先端が二股に分かれているところを通されて、小さな鉄の箱をぶらさげられた。中は空っぽで、鉄の花と同じような仕掛があって、こいつは、がらんがらんと鳴る。
 最後に、短い鉄の棒を口に噛まされて紐で頭に縛りつけられた。棒の両端からは別に革紐が伸びている。
 くそお、分かってきたぞ。セイバーは、おれに橇を曳かせるつもりなんだ。じゃあ、この棒は馬銜だ。革紐が手綱だ。
 案の定、アンナとデイジーが橇に乗り込んだ。アンナが手綱を左手に握って、右手にはおれまで届く鞭を持っている。
『ハイヨー』
 びしっと、鞭で尻を叩かれた。男の子と喧嘩して棒で叩かれたことはあるけど、鞭だなんて生まれて初めての屈辱だ。でも、いちいち逆らってセイバーに懲らしめられるのは厭だから、馬鹿々々しいと思いながら前に進もうとして――これが、簡単じゃなかった。
 橇の重みが全部、女穴に掛かってくる。後ろへ引っ張られて、突っ込まれるのとは違う鈍重な痛みが腰を引き戻す。前へ進もうと足を踏ん張るのは、自分で自分を虐めてるのと同じだ。
『こら、進め。ハイヨー』
 びしっ、びしっと、鞭が尻を叩く。男の子に殴られるのよりも痛くはないけど、悔しい。馬の真似をさせられるのも惨めだ。でも、これっぽちの重みに音を上げたなんて思われるのは、もっと悔しいぞ。
「くそおっ……」
 ぐっと足を踏み込んだら、思い切り女穴を抉られて腰が引けた。なのに、橇がちょっとだけ動いた。
 そうか。柄から突き出た棒にこだわってたんだ。むしろ、身体を倒してやれば――腰に巻かれた革紐で橇を引っ張れる。
 身体をうんと倒して、橇が動いて前へ倒れそうになるのを、足を運んで支える。そのこつを体得すると、わりと楽に(でも、女穴は痛いぞ)進み始めた。
 からんころん、がらんがらんと、花と箱が鳴って。
「あっ……?」
 三点を熱いそよ風が吹き抜けた。音が紐を伝わって、木の嘴を震わせてるんだ。これって、指でつままれて揺すぶられるのと同じだ。痛みは増すけれど、そよ風のほうが強い。
 からんころん、がらんがらん……花と箱を鳴らしながら、おれは橇を引っ張り続ける。
『右!』
 手綱を引っ張られて、かくんと顔が右へねじられた。向きを変えろって意味だ。後ろに橇を引っ張っているから、歩いてて向きを変えるのとは勝手が違うけれど、なんとか曲がれた。
『おもしろそう。あたしにもやらせてよ』
 ちびデイジーが手綱と鞭を持った。
『ハイヨー』
 ぺちぺちと、立て続けに鞭でおれの尻を叩く。ちっとも痛くないぞ。でも、セイバーが見てる。おれは素直に橇を曳いて歩いた。
 柵で囲まれた中を一周すると、アンナが面倒なことを言い出した。
『この中を{巡るだけじゃ}面白くないわ。{牧場の}外へ出たい』
 こんな鬼畜野郎でも父親なんだな。娘には甘い。
『オーケイ。{だが、用心棒はいるな。}おおい、ダニー』
 ジェスの弟分(かな)のダニーを呼びつけて、何事かを命じた。ダニーは引き返して、馬に乗ってすぐ戻って来た。誰も乗っていない馬を一頭曳いている。そっちの鞍には、火を噴く長い棒が二本も備えてあった。
 ここら辺って、そんなに物騒なんかなと不思議に思って、白人にとって物騒なのはおれたちズンナックだと気づいた。部族の若い娘が裸で橇を曳かされてるなんて、見つけたら問答無用で救けにかかるよな。
『何かあったら、こいつで{連れ帰ります}』
 そうだ。牧場の外なら、戦士はダニーだけだ。隙を見つけて逆襲してやる。絶対に負けないぞ。そして、この二人を人質に取れば、有利な条件で和平に持ち込める。
『ハイヨー』
 また鞭で尻を叩かれて。そんなのはちっとも気にならず、おれは勇んで橇を引っ張った。
 からんころん、がらんがらん……たてつづけに熱いそよ風にくすぐられるうちに、女穴を後ろへ引っ張られる痛みが、だんだん痛みでなくなってくる。そよ風と絡みあって、全身に強い風が吹き荒れ始める。頭が、ぼうっとしてくる。もっと風を強くしたい――なんて、思ってないのに。勝手に足が速くなっていく。倒していた上体を起こして、腰の革紐ではなく女穴の鉄棒で橇を曳くみたいになっていく。
『お嬢さん。馬の勝手にさせちゃいけませんぜ』
『ドウドウ』
 手綱がぐっと引かれて、おれは我に還った。
『馬も奴隷も、主人の意のままに操らなけりゃ、思い上がります。ミスタ・セイバーは、それを教えたくて、わざわざ{仔馬}でなくインディアンに曳かせてるんです。{まあ、そのハーネスは、どうかと思いますがね}』
『でも、インディアンは奴隷じゃないわ』
『そう、家畜じゃありません。{野生の猛獣}です。だから、いっそう厳しく調教しなくちゃならんのです』
 ややこしいことを言ってるけど、要するにおれたちインディアンはドレイよりも劣っているという意味だろう。
 ふざけるなよ。メックは老人だから数えないとしても、マックとミックとモックとムック――それと同じ数だけ、ズンナックの戦士が居てみろ。セイバーと十人の手下なんか、みんなぶっ殺してやる。シツジの一家は白人だけどドレイと似たようなものらしいから、命は取らないけどな。でも、セイバーの三人の息子は、殺す。アンナとデイジーは……妹のほうは幼いから見逃してやるけど、姉には、おれが受けたのと同じ屈辱を味わわせてやるとも。
『あら、もう{川の}近くまで来てるわ。せっかくだから、{水遊び}していきましょうよ』
 おれの内心の怒りを知るはずもなく、アンナがのんきなこと(に決まってる)を言う。
『わあい。遊ぼう』
 デイジーがはしゃぐ。
『駄目ですぜ。水の近くは危険だと、ミスタ・セイバーもおっしゃってるでしょう』
 アンナはダニーの言葉が聞こえないふりをして、おれに鞭をくれた。
 おれは、迷うことなく川へ向かって進んだ。おれを操ってる(とは、絶対に認めないぞ)のはアンナとデイジーだし、ダニーが困ることなら、喜んで白人娘の悪戯に付き合ってやるさ。
 川のほとりに着くと、アンナは真っ先におれのハーネスを外しに掛かった。
『お嬢さん。何をなさるんで?』
『このインディアンを洗ってやるのよ。{垢}だらけで、おまけに臭いわ。{レディの乗り物}を曳くのにふさわしくないでしょ』
『勘弁してください。俺が叱られます』
『そんなこと、あるもんですか。馬を洗ってやれば、{褒めて}もらえるに決まってるじゃない。あ、そうだ。逃げられないように、投げ縄を首に掛けといてね』
 おれは橇から解き放たれて、乳首もメシベも女穴も、すっかり軽くなった。物足りなくなんか、ないぞ。
 おれを水に浸ける仕度が終わると、自分たちが服を脱ぎ始めた。
『ちょ、ちょっと……』
 ダニーが姉妹に向けて腕を突き出し顔をそむけた。
『見ないでよ。あ、インディアンの縄は、しっかり持っていてちょうだいよ』
 勝手なことを言って、二人とも下穿きひとつの姿になった。白人って、そういう体質なのか、食い物が良いからなのか。まだ季節を両手の指だけも巡ってないくせに、デイジーの胸は乳房ってほどじゃないけど、膨らんでる。あと幾つも季節を巡らないうちに、おれに追いつくんじゃないかな。姉のほうは……川面に太陽の光が照り返して、きらきら輝いてるなあ。
『さっさと川に入るのよ』
 デイジーが鞭でおれを叩いて、川へ追いやる。アンナは橇の腰掛の下から篭を引き出して、束子を持って来た。おれたちのと違って、棍棒に棘を植えたような形をしてる。こんな物を用意してたってことは、この場での思いつきじゃないな。
 川は浅くて、せいぜいデイジーの膝あたりまで。おれは言われるままに四つん這いになって、背中まで水中に沈めた。
 姉妹が両側から、束子でおれの身体をこする。草の茎を束ねたおれたちの束子と違って、無数の針で肌を引っ掛かれる。痛いけど、おれより弱っちいやつに泣かされるなんて面子にかかわるから、平気な顔をしてやる。
『ここは、特に良く洗わないとね』
 アンナの持つ束子が股間にまわって、割れ目を強く擦った。鋭い毛羽が突き刺さる。
「きひいっ……」
 びくんっと、腰を引いた。ぱちんと尻を叩かれる。痛くはないのに悔しい。
『じっとしてなさい。{綺麗に}してやってるのが分からないの? インディアンって、馬よりもお馬鹿さんなのね』
 殴ってやりたい。でも、喧嘩にはならずに、首縄で引き寄せられてダニーに殴り倒されるだけだ。そして牧場へ連れ帰られて、また残酷な懲罰に掛けられる。
 おれは、ちくちくひりひり痛いのを我慢して、アンナの好き勝手にさせた。背中や腹をこするよりもずっと強くしつこく、アンナはおれの股ぐらを洗った――んじゃないな。虐めたんだ。捕らわれた最初の夜に、おれが牧場の男どもに犯されたのを知っているんだな――と、直感した。そんなおれを、ただインディアン、白人じゃないってだけでなく、女として穢れてると思ってるんだ。おれだって――というよりズンナックは、誰彼かまわず抱かれる女は軽蔑する。でもおれは、自分の意思で股を開いたんじゃないぞ。
 気が済むまで(男の子十人に比べたら、すぐに飽きてくれた)おれを虐めてから、おれはダニーに任せて、二人で遊び始めた。水の掛けっこをしたり、流れの中に寝そべってみたり、それで下穿きが濡れたから素っ裸になって、川原で小石を積み上げてみたり。
 妹のほうは無邪気に遊んでるけど、アンナは――裸になってはいけない場所で裸になる後ろめたさを愉しんでいる。それが、おれにはよく分かる。だからって、親近感なんか感じない。妹もダニーもいなかったら、割れ目も悪戯したかもしれない。何をしようと、この十日あまりにおれがされたことに比べたら、赤ん坊の指しゃぶりと変わらないけどな。
 二人が水遊びに飽きるまで、おれはずっと苦痛に耐えていなけりゃならなかった。ダニーに引き渡されてすぐ、ハーネスを着けさせられたんだけど、鬱憤晴らしに革紐を前よりもきつく締めつけられ、木の嘴の上にも細い紐を巻き重ねられて痛さが倍になった。しかも、鉄の花にも箱にも小石を詰め込みやがって、痛さは倍の倍に跳ね上がった。ジェスの子分みたいなやつに虐められたって、泣くもんか。歯を食い縛って耐え抜いたさ。
 帰り道では余計な重石は勘弁してくれたから、倍になっただけの痛みなら――頭がぼうっとしなくて、泣きたいくらいにつらかった。
========================================
 アメリカ西部です。
 男の子の遊びは喧嘩です。
 女の子の遊びはお馬さんです。
PonyGirl.jpg
 実は猿動画を観て以来、ポニーガールは膣牽引が必須になっちゃいました。
 「SMツアー」シリーズの『
ドンキーガール』以来の登場です。前作は、デブス熟女ですが、今回はU15。
 まあ、実際の牝馬は。人間で言うならSの頃から裸で(あたりまえか)鞍を乗せられたり鞭で追い回されたり、Cにもなると観客の面前で裸に(あたりまえか)ハーネスを装着させられ騎手を乗せて走らされるのですから――これはこれで、書いてみたいですけど。人間と馬を入れ替えればSF。馬に転生すればラノベ。大富豪が金で買うなり拉致してきた少女をとなれば、ありふれちゃいますな。


========================================
屈服の兆し

 あまり太陽が傾かないうちにボクジョウへ帰り着いて――それからが、おれのほんとうに痛くて苦しくて惨めな一日の始まりだった。
 草原の一画を勝手に柵で囲んだ、森よりも広い内側。それが、白人どものいうボクジョウだ。その柵の出入口のところに、セイバーが一人で立っていた。不機嫌と心配がごっちゃの顔をしている。
『{ずいぶんと遅かったな。}何かあったのか?』
『いえ、それがですね……』
 ダニーが、オジョウサンたちが何をしていたかを告げ口した。
『おまえたちは、わしの言いつけを守らなかったんだな』
『ごめんなさい、パパ。だって、お天気が良かったし、{夏みたいに暑かったし……}』
『いくら、わしが娘に甘いといっても、{限度がある。}今日は、厳しくお仕置をするぞ』
『ごめんなさい。これからは、決してパパの言いつけに{そむきません}』
『いいや、駄目だ。鞭で懲らしめてやる』
 アンナもデイジーも震え上がったんだろう。おれからは見えないけど。
『とはいえ、わしも可愛い娘を泣かせたくはない。そこで、{[[rb身代わり小姓>Whipping-boy]]に倣うとしよう}』
『……?』
 鞭打たれなくてすみそうだと、ふたりは父親の次の言葉を待っている。
『{旧大陸の王宮で行われていた制度だ。王子が悪いことをしても、玉体を傷付けるなど、家臣として畏れ多い。そこで、小姓を代わりに罰する}』
 セイバーが、おれに目を向けた。
『このインディアンを、おまえたちの{身代わりにする。}おまえたちのせいで、こいつが鞭打たれるのだ。こいつが無様に泣き叫ぶのを見て、反省しなさい』
『はあい、パパ』
 こいつら、絶対にぺろっと舌を出してやがるぞ。
 ふざけるなと言いたいところだけど、言えば鞭打ちだけで済まなくなるってのが分かりきってるから……くそお、ドレイみたいにおとなしく虐められるしかできないのかよ。
 おれはハーネスを外されて、そのまま、剥き出しの地面を柵で囲ったところへ連れて行かれた。ここは、まだ人に馴れていない馬を調教したり、男どもが力比べや遊びの取っ組み合いをしたり、十日前におれとミックがされたように、ドレイやインディアンを虐めるのに使われてる。
 おれは十日前と同じように二本の柱の間に、手足を広げて磔にされた。違っているのは、両足が地面に着いているのと、馬橇遊びの間ずっと木の嘴に咬まれていた乳首とメシベに血が滲んでいるのと、その代わり割れ目と尻穴は(そんなに)傷ついてないってことかな。
 セイバーが鞭を握って、おれの前に立った。馬橇遊びの鞭とは全然違う。棒の先に革の帯紐がつながってるんじゃなくて、全体が先細りの編み上げになっている。根本は手斧の柄くらいも太くて、先っぽは指よりも細いけど膠で固めたみたいに黒光りしている。巻いて持っていた鞭を伸ばすと、長さはおれの背丈の倍ほどにもなった。これは……コルクの弾と鉛弾ほどにも違うぞ。
 ひゅううん、ぱっしいん!
 空中で鞭先を撥ねる音からして、恐ろしい。
『わしは優しい男だ。今夜のことを考えて、背中と尻は傷つけないでおいてやる』
 セイバーがわけの分からないことを言う。つまり、身体の正面を鞭打つんだろ。尻より、よほど痛いに決まっている。見物に集まった男どもが一斉に嗤ったのも、意味が分からない。のは、おれとデイジーだけらしい。姉のほうは、顔を赤くして俯いた。
 いよいよセイバーが、おれに向かって鞭をかまえた。腕を後ろへ引いて、身体までねじって。
 ひゅうううん、ずばっぢいん!
「きゃああああっ……!」
 意地でも泣き叫んだりするもんかと心に誓っていたのに、最初の一撃で粉砕されてしまった。乳房を刃物で切り裂かれると同時に棍棒で殴られたような、鋭くて重たい激痛だった。
 ひゅうううん、ずばっぢいん!
 二発目も乳房に打ち込まれた。乳房が胸までめり込んでから、掌からこぼれない大きさしかないのに、アンナの[[rb:たわわ>・・・]]みたいにぶるるんって爆ぜた。
 たった二発で、乳房全体が赤黒く腫れ上がった。鞭が直接当たったところは、肌が裂けて血が滲んでる。
 セイバーが一歩踏み込んで、低い位置から鞭を繰り出した。狙いが外れた――と思ったのは一瞬。脇腹に叩きつけられた鞭は、おれの胴をひと巻きしてから、鞭先が背中を軽く叩いた。それはたいして痛くなかったけど、鞭が引き戻されるときに肌を切り裂いて、まるで赤い帯を巻いているみたいになっちまった。
 四発目と五発目は臍の下を打たれて、乳房のときほどじゃないけど、悲鳴を堪えられなかった。
 くそ……悲鳴はしょうがないけど。絶対に泣いたりなんかしないぞ。
 ひゅうううん、ばちいん!
 今度は脇腹を打たれて、背中を巻いた鞭先が乳首を直撃した。
「きひいいっ……!」
 そこからは五六発ばかり、身体の正面を滅多打ちにされた。
 膝が砕けて、両腕で吊られた形になった。
 セイバーが鞭を引きずりながら、おれに近づいた。唾を吐き掛ければ届く近さだ。でも、やめておく。仕返しが怖い。
『赦してほしいか?』
 虫を網に絡め取った蜘蛛みたいにねちっこい口調。
『お赦しください、御主人様――こんなふうに懇願するなら、考えてやらんでもないぞ?』
 セイバーへの呼び掛け方は、いくつかある。ドレイやシツジは、たいていダンナサマと言う。雇われている男どもはミスタ・セイバーだ。たまにボスと呼ばれると機嫌が悪くなると、ミックが言ってたっけ。逆にジェスはチーフと呼ばれるのを好むそうだ。は、ともかく。ゴシュジンサマというのは、最もていねいな呼び掛けらしい。誰が言うもんか。
『どうした。言葉は分かっとるはずだぞ。それとも、ここにも鞭を食らいたいのか?』
 セイバーが鞭をおれの股ぐらに通した。前後を握って引き上げて、割れ目に食い込ませる。
『強情を張ると悲鳴だけでは済まなくなるぞ』
 鞭を前後にしごく。ますます割れ目に食い込んできて、女穴の入口まで擦られる。
「ぐうう、うううう……」
 編んだ革の縁が、柔肉を切り刻む。血が流れて鞭が滑り始めるのが分かった。
『そうか。そんなに鞭を食らいたいんだな』
 セイバーが後ろに下がった。鞭を地面に這わせたまま、腕を真後ろに引いて……
 ずしゅうううん、ばっちいん!
「ぎゃわ゙あ゙あ゙あ゙っ……!!」
 おれは大声で吠えた。鋭いとか重たいとかじゃない。豹の爪で切り裂かれたような、ぎざぎざの激痛で割れ目を真っ二つにされた。
 ちくしょう。なんだって、こんな目に遭わされなけりゃならないんだよ。勝手に柵で囲って、その中に入ったからといって捕まえて犯して……自分の娘が言いつけにそむいたからって、れを鞭打って。何もかも、悪いのは白人じゃないか。
 戦士がいたらなんて、情けないことを考えるな。おれが受けた[[rb:仇>あだ]]じゃないか。おれが仇を討たないでどうするんだ。
 決めた。セイバーはおれの手で殺す。セイバーだけじゃない。ジェスとダニーもだ。
『まだ強情を張るつもりか!』
ずばっぢいいん!
「がわ゙あ゙あ゙あ゙っ!!」
 くそお。このままじゃ……殺されはしないだろうけど、まともに動けるようになるまで、また何日も掛かっちまう。
 今このとき、この場での名誉を捨ててでも――大きな名誉をつかみとるんだ。
『……ゆるして、ください。ゴ、ゴシュジンサマ』
 これは言葉じゃないぞ。白人が囀ずってるのを真似しただけだ。
 そんな誤魔化しは、すぐに打ち砕かれた。
『そうだな。では、こう言え――素直に股を開きますから、女として可愛がってください』
 くっ……言うだけじゃ済まない。言った通りのことをさせられるんだ。
 縛られたり押さえつけられたりして、男棒を突っ込まれるのは、おれが弱っちいから、悔しいけど仕方のないことだ。だけど、自分から男を誘うみたいな真似は、絶対に厭だ。
 そうは思っても。力比べと同じだった。一歩だけでも押し込まれたら、ずるずると押されてしまう。
 ちっぽけな名誉なんか投げ捨てて、おれは必ず復讐を果たす。強く心に念じながら、おれはセイバーの言葉を繰り返した。目を伏せてしまったのは、心の中で荒れ狂っている炎を見抜かれないためだ。気後れしたわけじゃないぞ。
『ふふん。いいだろう。赦してやる』
 ジェスが縄をほどいてくれた。
『言ったことはちゃんと守って、いい子にしてろよ』
 どういうつもりか、血のにじんでる股ぐらをぽんぽんと掌で叩いた。それから、足首に鉄の球をつなぎやがった。
『おまえたちは、家へ戻れ』
 二人の娘を追い返して、セイバーは――くそ、手を引っ張るとか、遣りようは幾らでもあるだろ。おれの乳首をつまんで、小屋のほうへ引っ張りやがる。ジェスとダニー、他にも三人くらいがついて来る。
 男どもは小屋の隅から藁を持ち出して地面に敷いた。その間に、セイバーは下半身を裸になっていた。男棒は水平くらいまで鎌首をもたげてる。
『どうした、インディアンのビッチ。何をすると言ったか、覚えているな?』
 すなおに、またを、ひらきますから、おんなとして、かわいがってください。
 くそお。おれは両手をきつく握って――反抗的だと思われたら、また処刑場へ引き出されるかもしれないので、すぐに力を緩めた。
 股を開くためには、仰向けにならなくちゃいけない。いやだいやだ悔しい悔しい……心の中で何十回と繰り返しながら、おれは藁の上に寝転がった。恥辱に耐えて、脚を開いた。
『それじゃ、嵌めにくいだろ。膝を立てて腰を浮かせよ』
 セイバーの御機嫌取りのつもりか。ジェスがおれに指図する。
 やりゃ、いいんだろ。これも、力比べと同じだ。押し込まれだすと、どこまでも押されちまう。挙句に、こんな台詞まで言わされた。
『ゴシュジンサマ、ビッチのマンコに、チンポをはめて、ください』
『そこまでねだられては、叶えてやるのが{慈悲}だろうな』
 セイバーがのしかかってきやがった。おれを組み敷いて、まだ硬くなり切っていない男棒を割れ目に擦りつける。さっきジェスが掌で拭っているから、血はそんなに付かない。
 すぐに、突っ込めるくらいまで硬くなって。
 痛い……火を噴く棒の怪我は治ってる感じだけど、ジェスも言ってたように傷が変な具合にくっついてるんだろう。ちょっとこじ開けられては男棒が入ってきて、そこでまた別の場所を抉じ開けられてるような。ぐに、じゅぐ、ぐに――みたいな感じだ。その都度に痛みが奔る。
『なるほど……これは、すごい。{襞がうねっている}ような感触だ』
 ジェスほど呆気なくはなかったけど、せいぜい心臓が百拍つくらいで、セイバーも終わってくれた。
 セイバーは、とっとと小屋から出て行って。これで(すくなくとも今日は)もう虐められずに済む――なんて安心したおれが馬鹿だったぜ。ついて来た連中は出て行かない。
『十日も待たされたんだ。今日は金玉が空っぽになるまで可愛がってやるぜ』
 くそお。すごく悔しい。でも、あまり腹は立たなかった。おれが弱っちいのが悪いんだ。弱いやつは強いやつに組み敷かれて当然だ。だけど、こいつらは、弱い者に優しくしてくれない。護ってくれない。まったくの、やらずぶったくりだ。それが、白人のドレイやインディアンに対する遣り口なんだ。
 おれは諦めた。せいぜい素直にして、早いとこ全員の金玉を空っぽにするように務めるしかない。
 おれは仰向けに寝転がったまま、誰か(ジェスだったらいいのに――なんて、これっぽっちも考えてないぞ)がのしかかって来るのを待った。
 でも、こいつらはそんな優しさ(?)すらもなかった。
『{宣教師の}真似なんか、してんじゃねえよ。とっとと四つん這いになりやがれ』
『ビッチにゃ犬の格好が似合ってる』
 四つん這いにさせられた。そういう形で[[rb:番>つが]]ってるのも覗き見したことあるから、あまり気にしなかった。ビッチてのが牝犬を意味する悪い言葉だとは、もう知ってる。けど、おれにそんな格好をさせたのは、もっとちゃんとした(?)理由があった。仰向けに寝転がってちゃ、口が使えないっていう。
 だけど、口に一本を咥えさせられてる間に、女穴には取っ替え引っ替え三本が突っ込まれた。
『こいつは、すげえ!』
『下の口にも舌が付いてて、それで舐めまわされてるみてえだ』
 別に、おれは気持ち好くなんかねえけどな。まあ、ジェスが横から手を突っ込んでメシベを弄ってくれたから、それでいいや。
 女穴に突っ込んで、心臓が百か二百拍つくらいで満足してくれるから、途中で新手が増えても、最初の日に比べたら、ずっと楽だった。
『こうなると、上の口がもの足りねえな。どうだ、こっちにも一発ぶっ放してみるか』
 火を噴く短い棒を口に突っ込まれたときは、そいつが冗談を言ってるのは分かってたけど、団栗を破裂させる鈎が起きてたから、やっぱり怖かった。しゃべっても首を振っても暴発するかもしれないから……固まっちまった。十日前のおれだったら、暴発するかしないかは祖霊に委ねてぶん殴ってただろうけど。白人の言いなりになっちまってるおれに、加護は望めない。
 でも、ジェスが助けてくれた。
『殺しちまったら、洒落にならんだろうが。歯を抜けば具合は良くなるが、せっかくの可愛い顔が台無しになるししな』
 うわ、白人に可愛いなんて言われたのは初めてだ。実は、仲間からも言われたことがないんだよな。男の子みたいにきつい顔立ちだから。部族の子たちは、おれの顔について言うときには、決まって「胸と同じで」なんて余計なことを付け足す。だから、まともに可愛いなんて……言われたって、ちっとも嬉しくなんかないぞ。おれの初めてを無理矢理に奪った男になんか言われたんんだ。腹を立てなくちゃならない。
『けっ。こんな赤っ茶けた顔が、おまえの好みかよ』
『高慢ちきだったり甘ったるかったりするよりは、これくらい男前なほうが、味があらあ』
 やっぱり、ジェスも殺してやる。
 そうだ。いっそのこと、ジェスにだけは従順になって、甘えてみるかな。もしも、縛られてないときに抱いてくれたりしたら――いつも腰に吊るしてる火を噴く棒を奪えるかもしれない。射ち方は、見て覚えた。できたら、鉄の球を足に付けられてないときがいい。ジェスを射ち殺して、セイバーを追いかけて……
『{フェラチオ}は、どうでもいいや。それより、もうちっと仕込んでやろうぜ』
 そう言った男――ゴードンだっけ、ジョージだっけ。こいつら、あまり名前を呼び合わないから、なかなか覚えられない。覚えるつもりなんか、ないけどな。
 とにかく、そいつはおれを突きのけて、藁の上に仰向けに寝転がった。男棒は天を指している。
『いつまでもビッチばかりじゃつまんねえだろ。馬の乗り方も覚えろや』
 つまり、おれが上になれってことだろ。兄ちゃんと[[rb:煌めく朝露>ディニスクォス・ダァトッオ]]さんがしてるのを見たことがある。だけど……自分から男に、それも白人の男に嵌めにいくなんて、絶対に厭だ。力ずくで犯されるのは、おれが弱っちいんだから仕方がないけど。だから、さっきみたいに仰向けにされて押さえ込まれるほうが、四つん這いよりも悔しさは小さい。でも、こいつらは口と女穴の両方を使わないと満足しないみたいだから。
『ビッチ、ビッチだから、ビッチがいい』
 もうちょっと、気の利いた言い方をしたかった。最初のビッチはおれのこと。白人みたいにオレとかワタシって言うと、生意気だって殴られるんだ。別に自分のことを[[rb:牝犬>アスツァッハ・セッツァエ]]て言うんじゃないから、ビッチて言えば殴られないんなら、それでいいや。
『さっきまで{ポニー}だったくせに、何言ってやがる』
 男が半身を起こして、おれの股ぐらに手を伸ばす。逃げようとしたら、他のやつに肩を押さえられた。
 メシベをつままれて、引き寄せられる。痛いのを我慢すれば名誉を保てるのなら、そうするけど。もっと痛くされて屈服させられるのは分かってるから――男の腰をまたいで、膝を突いちまった。
『ほら、こっちだ。もうちょい奥かな』
 メシベで引っ張られて、割れ目に男棒を挟んじまった。簡単に降参しちまう自分が情けないけど、でも、これって――無理強いされてることに変わりはないよな。じゃあ、仕方ないか。おれは諦めて、腰をさらに落とした。
 ずぶっと、簡単に嵌まっちまった。
『おら。嵌めたら動け』
 ベンてやつ(だと思う)が、背後から肩越しに、おれの乳首をふたつともつまんだ。つまんで、上に引っ張った。痛いので腰を浮かすと、今度は下へ引っ張られた。
『ワン、ツウ、ワン、ツウ……』
 痛いから、痛くないように逃げてるだけだ。男の上で腰を振ってるんじゃないぞ。でも、女穴の中で男棒が、ぐにぐにずぶずぶ動いて……。
『なるほど。こりゃあ{名器}だ。チーフが惚れ込むのも無理はねえや』
『馬鹿野郎。誰がインディアンなんぞに惚れるか。だいいち、こいつはミスタ・セイバーの持物だ。ボーナスをもらったからには、そうなるだろ』
 ボーナスてのは、こいつらがいろんな物と交換するのに使うマネーのことだろう。つまり、おれは仇から仇に譲り渡されたんだ。へん、気にするもんか。どうせ、二人とも殺してやるんだから。そのためにも、今は従順な振りをしておくほうがいい。なんか、だんだん、振りが振りでなくなってきてるような……ことなんて、絶対にないぞ。
 ――結局。陽が落ちるまでに、セイバーが雇っている十人のカウボーイ(シツジではなくて、ボクジョウの世話をしてる荒くれども)の全員に犯されて。晩飯の後も、また十人掛りで。多いやつは三回も四回も。金玉の中には、すごい量の子種が貯められてるんだと、呆れちまった。一回ずつは短かったけど、それでも三十回だぞ。せっかく治りかけてた傷口が開いて……血まみれになったから、やる気が失せてくれたんだろうけど。
========================================

今頃になって容姿の描写かよ。最近、ヒロインの顔立ちとかは/好意的に前向きに表現するなら/読者の想像にゆだねる傾向が顕著です。ちょっと反省。
 ともかくも。反発一本槍だったヒロインが「弱者は強者に(いろんな意味で)組み敷かれて当然」と、これは最初の章でも触れていますが、この考えに縋って、マゾ堕ちしていくわけです。


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Inturrupt Reoprt 3:檻の中の野生児(仮題)

 ええ、まずはこちらをご覧ください。

表記に関する注意
 この小説では、先住民族であるヒロインが使う言語と侵略者である開拓民が使う言語を、共に日本語で表記します。両者の区別をつけるために、原稿ではWORDのフォント機能を利用しています。

・先住民族の言語は、明朝体を使います。台詞は「鍵括弧」でくくります。
・開拓民の言語は、ゴシックを使います。台詞は『二重鍵括弧』にします。
・開拓民の台詞でヒロインが理解できない部分は、文字を薄く表示します。

 PIXIV小説では再現できないので、以下のように簡略化(複雑化?)します。
・フォントの使い分けはしません。
・文字を薄くする代わりに、その部分の前後を{半角波括弧}で閉じます。

========================================

森の中の罠

 森の手前には見渡すかぎり杭が立てられて、杭と杭の間には棘の生えた鉄の線が張り巡らされている。東の方で牛をたくさん飼っている白い人たちが、精霊の住まう森を自分達のものだと言って、勝手に囲ったんだ。ところどころに木の板が掛けてあって
“Keep Out”なんて大きな模様が描かれてる。
 おれたちズンナック族の大人が白い人達と掛け合ったんだけど、火を噴く棒で脅されて引き下がった。森はここだけじゃないし、白い人達はどんどん増えているから、森の分け前もたくさん入り用なんだろうって、大人は白い人達の言い分を受け入れてしまったけど。
 おれは、この森じゃなきゃ駄目なんだ。
 白い人達は、森を囲っただけで、木の枝を拾いにも来ない。もちろん、手入れもしない。森の精霊は悲しむだろうけど、おれには都合が良い。
 大人の腰の高さしかない囲いなんて、簡単に跳び越えられる。
 森に入ると、さっそく兄弟を見つけた。木の枝にちょこんと座って、団栗をかじってる。
「見るなよ、恥ずかしいじゃないか」
 もちろん、おれの言うことなんか分かっちゃないけど、声を掛けられてびっくりしたんかな。すささっと隠れやがんの。そんなにはっきりと見分ける自信はないけど、たぶん初めての顔合わせだ。兄弟だなのに初めて会うなんて――なんだか笑っちゃうな。なんて、後ろめたさをごまかしてる。
 あ。栗鼠と兄弟ってのは、おれの名前も栗鼠ハゼッイイだから。女のしるしが訪れて一本目の赤い羽根飾をもらったのがこないだの冬だから、まだ二つ目の名前はもらってない。けど、生まれが近い男の子たちは、おれのことを平原の栗鼠ハルガイ・ハゼッイイなんて呼ぶんだぜ。平原てのは、山や丘と違って真っ平らだろ。
 まったく失礼なやつらだ。一巡り前の夏だって、低い丘くらいにはなってたし、生まれてから十五回も夏を迎えた(全部は覚えてないけど)今じゃ、手を丸めても掌の底で乳首を押し潰せるんだぞ。そりゃまあ、ひと巡り後に生まれた女の子たちと比べても……いいや、他人と比べても意味はないさ。同じ数だけ季節を巡った仲間のうちで、いちばん背が低いってことも、意味はない。おれはひと巡り先に生まれた男の子よりも速く走れるし、高く跳べる。これは男の子なら、すごく意味があるんだけどなあ。女は狩もしないし、外敵とも戦わない。男の子みたいに筋肉が引き締まってても、女の子らしくないなんて、からかわれるし。それでも、おれはおれだ。煌めく朝露ディニスクォス・ダァトッオさんをうらやましく思ったりしない。
 なんて、どうでもいい(よくない!)ことを考えながら歩いてたけど。木の精霊チジッディ・アブレが見えてくると、他のことは頭から消え失せた。
 見通しの悪い森の中で、じっくりと辺りを見回して耳を澄まして。うん、人の気配はない。
「今日も、おれと遊んでくれよな」
 倒れている大きな樹にお願いをしてから。おれは着ているものを全部脱いで下帯まで取り去り、靴も脱いで裸になった。頭の羽根飾だけは、魂みたいなものだから着けたまま。
 服を着てなきゃいけない場所で、男なら狩をしたり、女なら木の実を採ったり枯れ枝を集めたり、仕事をする場所で真っ裸になるなんて、すごくいけないことをしてるんだから――胸がどきどきして、腰の奥がきゅうんとねじれてくる。木の精霊が目の前に居るもんだから、この春に春を迎えた(生えてきたなんて、羞ずかしくて口にできない)おれの割れ目が、じゅんって粘ついてくる。
 樹が裂けたちょっと上には、大人の男棒と同じくらいの太さと長さの枝が突き出ている。縮かんでるときのじゃなくて、女の人とつがうときのやつ。おれだって、見たことくらいあるし、季節が幾つも巡らないうちに、三つか四つくらい季節をたくさん巡ってる素敵な男の人に求められて、割れ目の奥の女穴に挿れてもらって、彼から二本目の羽根をもらうんだ。
 男とそんなことをするなんて絶対に厭だって言う娘もいるけれど。おれはちっちゃい頃から、その日がくるのを待ち遠しく思ってる。だって、男は強くて女は弱い。強い者が弱い者を(いろんな意味で)組み敷いて当然だ。その代わり、弱い者は強い者に甘えて、護ってもらう。
 だから、その日のために今のところは、こっちの枝は我慢しとく。チジッディ・アブレは羽根をくれないもんな。
 その太い枝から一歩半離れたところに、瘤が盛り上がってて指一本より少し長くて倍くらいに太い枝が立っている。瘤も枝も、ちょこっと樹皮が剥がれてきたけど、そのささくれが凄いんだから。
 おれはチジッディ・アブレに跨がった。さすがに、組み敷いてくれないもんな。男と女でも、こういう形があるのも知ってるから、それは不満じゃない。
 跨がると割れ目が自然と開く。その内側を瘤のところに押しつけた。割れ目からはみ出たちっちゃいびらびらが樹皮にこすれて。
「あんんっ……」
 腰がびくんっと震えた。その動きが、さらにびらびらと樹皮をこすり合わせて、ちょっとくすぐったくて、ちょっと痛くて、滅茶苦茶に気持ち好い。尻から脳天まで、鋭いそよ風が駆け昇る。
 おれは腰を前へ突き出した。割れ目の端っこにある小さな肉の蕾が枝に押しつけられて、そよ風が強い風に変わる。
「あああっ……いいよお」
 熱い強風が、おれの全身を揺すぶる。だけど、もっともっと風を強く煽れるんだ。枝にこすり付けたまま、くいっと腰を浮かすと――肉の蕾がきゅるんと綻びて、中に隠れてた芽が剥き出しになって、それが樹皮に触れると――もう、強風でも疾風でも颶風でもない。夏の暑い日に大雨を呼ぶ激しい雷。
 ぐわららら、ずっどーん! 頭が真っ白になって、身体が砕け散るような、わけの分からない感覚が、おれを吹っ飛ばした。
「ふわああああ……」
 ばらばらになった身体を、後ろへ倒して――人影に気づいて、幹から転げ落ちた。
「誰だ?! 今の……見てたのか?!」
 うろたえて、分かりきったことを尋ねちまった。見れば、白い人だって分かるし。二人の男は、にやにや嗤ってる。
『{言っただろ。集落に警告なんかせずに、こっそり見回ろうぜって}」
「{さすがにジェスは策士だな。面白い獲物が掛かったもんだ}』
 白い人たちの言葉を言い交わしながら、おれに近づいてきた。ひとりは片手で持てる短い火を噴く棒を、もうひとりは縄束を持っている。
『{オーケイ。おまえは私有地に無断侵入した。州法第三十五条を適用して、私人による現行犯逮捕を執行する。これでよかったっけな}?』
『{いいんじゃねえか}』
 縄束を持ってるほうのやつが腰を曲げて、おれに向かって手を差し伸べた。親切で引き起こしてくれるんじゃないくらい、羽根飾のない子供だって分かる。それに、白い人とは関わるなって言われてるし。なんてことよりも――おれ、男の前で真っ裸なんだぜ!
 なんて、一瞬のうちに考えるよりも早く身を起こして、脱ぎ捨てた服に向かって突進した。服を拾い上げようとしたとき。
 だあん!
 目の前で、服から生地の破片と土煙が飛び散った。
『{動くな。次は脚を射つ}』
 もうひとりのやつが、火を噴く短い棒をおれに向けている。火だけじゃなく小さな硬い団栗が飛び出て、それは矢と同じくらいに人や物を傷つける。言葉は分からなくても、動けば二発目がおれに向かって火を噴くだろうとは分かる。
 おれに手を差し伸べた男が、目の前に立って。
『{せっかく裸になってくれてるんだ。何もせずに連れてくってのは、ビッチに失礼じゃねえかな}』
『{違いねえ。ダニー、背中を頼むぜ}』
『{やっぱりかよ}』
 目の前の男が何歩か下がり、火を噴く短い棒を腰の鞘から抜いて、おれに向けた。それまで火を噴く短い棒を構えていたやつは、それを腰の鞘に納めて。帯と鞘を、おれのチジッディ・アブレの上に置いた。そして、股の部分が大きく開いている革の袴も脱いでから、おれの前に立った。
『{おとなしくしてりゃ、ちっとは優しくしてやるぜ}』
 おれたちのと似た袴を脱いで――へえ、袴を重ねて着てる。おい、ちょっと待てよ。それも脱いじまうのかよ。脱がなきゃおしッこもできないんて……うわわ、むくむく大きくなった。
 冗談じゃない。こいつ、おれと番う気なんだ。やだよ。まだ(ほんのちょっぴり)早いってだけじゃない。こいつの羽根なんか、もらいたくない。おれは、ズンナックから出るつもりはない。
 逃げるために、おれは横に跳んで火を噴く棒の狙いを外した……つもりだったけど。下半身丸出しの男が横に蹴り出した足につまずいて、無様につんのめっちまった。ふだんなら絶対にしない失態だ。おれ、動転してる。
 男は、俯せに転がったおれを馬乗りになって押さえ込んで、両手を背中にねじ上げた。
『{ダニー、縄をくれ}』
 こいつら、飼っている牛を投げた縄で捕まえて、牛が厭がっても囲いの中へ引きずり込む。だから、いつも縄を携えている。
「やめろ! おれは家畜じゃないぞ!」
 文句を言ったけど、通じない。しかも、こいつはおれより重たいし力も強い。ろくに抵抗もできず、後ろ手に縛られちまった。
『{いい子にしてたら、すぐ終わらせてやる。それとも、じっくり可愛がってほしいか}?』
 見物してるほうが、げらげら嗤う。くそ、何がおもしろいんだよ?!
 馬乗りになっているやつが、おれを仰向けにひっくり返して、おおいかぶさってくる。
 くそ。やめろったら。おれは、思い切り膝を蹴り上げた。
 がしんと、骨と骨とがぶつかり合う硬い衝撃の中に、軟らかい何かが潰れるような感触が混じった。
 馬乗りになってたやつが、もんどり転げる。
 おれは跳ね起きて、森の奥へ逃げ込もうとした――けれど、手が使えないと身体の平衡が取りづらいし、顔に当たりそうになる木の枝は身体全体でかわさないといけない。栗鼠ハゼッイイともあろうものが、あっさり屍肉啖いテーレーチャアッイに捕まっちまた。
 引きずり戻されると。両手で股ぐらを押さえてぴょんぴょん跳びはねていた男が、ものすごい形相で詰めよってきた。
『{このくそビッチが}!』
 がしん!
 拳骨で頬桁を殴られた。目の前が真っ赤に染まって黄色い星が飛び交った。
『{チンポの代わりに鉛玉を食らわせてやってもいいんだぞ}』
 もう一発頬桁を殴られ、腹にも拳骨を突き入れられた。身をかわそうにも、後ろから二の腕をつかまれているから、動けないどころか、ぶっ倒れることすらできない。
「うぶっ……ぐええええ」
 二発三発と腹を殴られて、激痛といっしょに苦い水が口にあふれる。
 それでも男の怒りは治まらずに――仕返しとばかりに、股ぐらに膝頭を蹴り込まれた。
 二の腕をつかんでいる手を放されると、おれは自分の重みを足で支えられなくて、地面に崩折れた。
『{くそ、手間をかけさせやがって}』
男はおれを見下ろしながら、男棒を手でしごいた。なかなか大きくならない。ちっと舌打ちして、おれの胸に靴をこじ入れて仰向けに転がした。靴の裏でおれの太腿を蹴って、脚を開かせる。手で隠そうとしたら、その手を踏んづけられた。
『{まだ餓鬼だな。乳は薄いし、毛もろくに生えちゃいねえや}』
 目の動きと声の調子で、おれがぼろくそにけなされているのが分かった。くそ、ぺったんこでもつるつるでもないぞ。季節があと一巡りもしてみろ。大人の女と同じくらいになる……かもしれないじゃないか。
 さんざんけなしたくせに、ちゃん男棒がおっ勃ちやがった。また、おれにのしかかってくる。
「やめろ! やめろったら……」
 また蹴ってやろうとしたけど、今度は足首をつかまれた。
「くそ! 手を放せよ!」
 もがいても、つかまれている足をひねりそうになって、激痛が走る。それでも、おれは諦めない。こんなやつに、他部族どころか肌の色が違う連中の仲間になんか、なりたくない。
『{これじゃ埒が明かねえ。}ダニー、{ちょっと押さえといてくれ}』
 ダニーってのは、名前らしい。おれのことはビッチていうみたいだ。二人が入れ替わって。ダニーじゃないやつは、おれの服を拾い上げると、おれの小刀で切り裂いた。
 おれは、また裏返しにされて。縄をほどかれて、服の切れっ端で縛り直された。また仰向けにされて、両足をうんと広げられてから、片足を縄で縛られた。縄尻がそばの木の幹に巻きつけられ、背丈の倍くらい離れている木の幹を通してから、もう片方の足首に巻かれた。
 ダニーが手を放しても、おれは脚を閉じられないばかりか、縄が頭の高さくらいで張られているので、おれの足も宙に浮いてる。
 その脚の間に、ダニーじゃないやつが立った。
「くそお……見るな! 見るなったら……!」
 見られるのを羞ずかしがってるどころじゃ済まない。
 そいつは、掌に唾を吐いて、それを男棒にまぶして。おれの割れ目に先っぽを押し当てて。
 うわわわ……男棒が入ってきた。腰が浮いてるので、自分でもよく見えてしまう。
 割れ目の縁と中のびらびらが男棒の先っぽに擦られて、ちょっとくすぐったい。と思ったのは、心臓が二つか三つ拍つ間だけだった。
 割れ目の奥をぐうっと押されて、次の瞬間――身体が縦に割られるような凄まじい痛みが、股間を奔った。初めてのときは痛いって聞かされてたけど……こんなに鋭く激しい痛みとは思ってなかった。
「ひいいいっ……痛い! やめてくれ。抜いてよおお!」
抜いてくれるどころか。さらに、めりめりと押し挿ってくる。
『{血まみれだ。脱いでおいて正解だったな}』
『{へえ。インディアンなんて、餓鬼のうちから親兄弟も見境なく交尾してるもんだと思ってたけどな}』
『{いやいや。けっこう貞操観念てやつだ。ことに初めてとなると……}』
『{初めてとなると、何だってんだよ}』
『{そのうち分かるさ。それよりも……さんざ手こずらせてくれたんだ。たっぷり泣かせてやらんけりゃな}』
 二人がしゃべっている間に、だんだん痛みは小さく(はないけど、我慢できるくらいに)なってたのに。話が終わると、ものすごい勢いで腰を前後に動かし始めた。
 激痛が跳ね上がる。ずん、ずん、ずん……穴の奥に突き当たる。
「痛い痛い痛い……動くな。お願いだから、動かないでくれよお!」
『{何て言ってるんだよ}?』
『{知るか。母音が撥ねまわる言葉なんざ、聞いてるだけで頭が痛くならあ。おい。ちったあ静かにしろ}』
『{だけど、インディアンのことに、やけに詳しいじゃねえか}』
『{手懐けたビッチが、おれたちの言葉を覚えたんだよ。ポーカーで負けて、持ってかれちまったがな。だから、こいつを二匹目にしてやる}』
『{そいつは、どうかな。ミスタ・セイバーが、所有権を主張するんじゃないかな。ミスタ・セイバーの所有地に侵入したんだから]]』
『{乗りこなせるなら、乗りこなしてみろってんだ}』
 おれの訴えなんか無視して、この男は荒馬を乗りこなすみたいに、おれの股ぐらの上で腰を跳ね続けた。
 男が動きを止めて抜いてくれたときには、おれは半分気を失っていた。
 だけど、陵辱は半分も終わっていなかった。

========================================

 わかりにくいですね。
 前回のレポートでも書いたように、実はPIXIV仕様はルビを打つつもりでした。

知るか。母音が撥ねまわる言葉なんざ、聞いてるだけで頭が痛くならあ。おい。ちったあ静かにしろ・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ ・・ ・・・・・・・・・

 しかし、英文と和文の分かち書き機能かなにかで、和文にやたら空白が生じたりします。PIXIVでちょこっと試して、投げ出しました。
 まあ、pdfでもepubでも、WORDを忠実に再現しますから。製品版/ギフト版では、こんなふうになります。



インディアン2  
 黄色の文字と下の部分との隙間調整の画像です。

========================================

銃殺と縛首

 身体を揺すぶられて、おれは目を覚ました。目の前にミックの顔があった。ちゃんと(襤褸っちいけど)服を着ている。
 ジェスたちの姿は――と、あたりを見回したけど、誰もいなかった。と思うけど、まだ夜が明けきっていないんだろう。閉じ込められたときよりも、もっと薄暗い。
『これを、飲め』
 水を容れた椀を、ミックが口に近づけた。
『昨夜は、ごめん。親まで殺すと、言われたら、逆らえなかった。きみを、殺さないという、言葉を、信じるしかなかった
 不思議だ。ひとつずつの言葉は分からないのに、ミックの言いたいことは何となくわかる。味方だからだろうか。
『おまえ、わるい、ない。ジェス、わるい』
 けっして恨んでいなって伝えたくて、聞き覚えたばかりの言葉を、なんとか並べてみた。
『水を、飲め。僕には、これくらいしか、してあげられない』
「ありがとう」
 自分では飲めないので、口を開けた。ミックが椀を口にあてがおうとしてくれるけど、枷につっかえてしまう。無理に椀を傾けると水がこぼれてしまう。
 ミックが首をかしげて。
いやらしい、気持ちじゃない。こうしないと、飲ませられない』
 ミックが水を口にふくんで顔を近づけた。
 うわ、接吻だ。なんてうろたえかけて、もうすこしで笑うところだった。接吻よりも何百倍も淫らなことを、さんざんされてるんだものな。
 おれは(首枷が痛いけど)頷いて顔を上向けて――接吻にふさわしく、わずかに唇を開いた。ミックが横ざまに唇を重ねてきて。
 口の中に流し込まれた水は、山羊の乳よりも苺よりも甘かった。ごくごくごくと、一滴ごとに喉が鳴る。
 ミックは何度も接吻をしてくれて、あっという間に椀が空になった。
 生まれて初めてって思うくらいに、幸せな気分になった。もしかしたら、水のせいだけじゃないかもしれない。
 ばあん。
 扉が蹴り開けられて、幸せな気分は一瞬で恐怖に変わった。見知らぬ(どうせ、昨夜におれを虐めたやつのひとりだ)男が近づいて来て――ミックを蹴り飛ばした。ミックはわずかに身を護る動きをしただけで、抵抗もせず地面に転がった。
『おおい、ジェス! 来てくれ!』
 そいつが呼ばわると、待ち構えていたみたいに、ジェスともうひとりの男が駆け付けた。
この餓鬼。ミスタ・セイバーの言いつけを破ってビッチに水を飲ませてたぜ』
 ジェスが、おれとミックを交互に睨みつける。なぜか薄嗤いを浮かべてる。
こいつも素っ裸にして、ビッチと並べておけ。痛めつけなくていいぞ。活きのいいほうがミスタ・セイバーのお気に召すだろうからな
 ミックもたちまち服を脱がされる。手足を背中でひとまとめにされて縛られ、天井の横木から俯せに吊るされた。
こいつら、キスをしてやがったぜ
『けっ。アンナお嬢様の件といい、色気づきやがって。それじゃ、同じように懲らしめてやるか
 ジェスが手下(だと思う)に指図して、ミックの男棒と玉袋をひとまとめに縄で括らせた。横長の箱から角が突き出たような鉄の塊が、そこに吊るされる。ミックの顔が苦痛に歪んだ。
 背中をうんと反らせて吊るされているだけでも、ずいぶんきついだろう。そこに鉄の重みが加わっただけじゃない。玉袋が引き伸ばされて、縄から先はぱんぱんに膨らんでる。おれは男じゃないから、それがどれくらい痛いかは分からないけど。すぐに脂汗が滲み出るくらいだから、もしかしたら、尻穴を男棒に抉られるよりもつらいんじゃないだろうか。
『おまえには水を飲ませるなと言われているからな』
 ジェスがおれの斜め前に立って、片足を腹に当てた。その足が後ろへ引かれて。
「ぐぶふっ……!」
 靴のつま先を腹に蹴り入れられた。内臓が口から飛び出そうな激痛。二発三発と蹴り込まれて――せっかく飲ませてもらった水を吐き出しちまった。だけでは足りずに、腹の中の苦い水まで、口からあふれた。
なんだ、その目つきは。水を飲ましてほしければ、どう言えばいいか、教えてやっただろ。言ってみな。チンポをなめさせてくださいって』
 言うもんか。おれはジェスを睨みつけてやった――つもりだけど。こいつに二本目の羽根をもらった(押しつけられた)んだと思っちまって。すぐに目を伏せてしまった。
『けっ。揃いもそろって、強情な餓鬼どもだ。ミスタ・セイバーにたっぷり懲らしめてもらうがいいぜ
 おれとミックを閉じ込めて、三人の白人どもは小屋から出て行った。

========================================

 ミック君は、ハゼッイイが森から牧場へ、全裸緊縛股縄連行(マンネリ的濠門長恭仕様)されて、そのまま納屋に監禁されたとき、

『チンポを見せろって言ったのはアンナお嬢様なのによ。奥様が部屋に入って来るなり悲鳴を上げて、僕が悪戯を仕掛けたって、嘘の告げ口をなさったんだ

 という事情でstrappado(当ブログでは既出。分からなければ erotic を添えて画像検索してください)されて、玉と竿を紐で縛られて煉瓦を吊るされている少年です。彼との対話で、いくらかは言葉を覚えます。その過程で、だんだんと薄字が減っていくとか、楽しんでますけど――手間が倍以上です。楽しい時間が倍になったと、前向きに駐車しときます。

 ちなみに、ミック少年は所詮味付けです。『銃殺と縛首』の章が終わると、せいぜい遠景扱いになる予定です。チョイス・ヤックナンです。ハヤック・ソノーチです。エキス・トーランです。

 今回は、味方とか淡い恋心など皆無の、徹頭徹尾、はあどぼいどど、だど?


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Interrupt Report 2:檻の中の野生児(仮題)

 ようやく、プロットの御紹介です。ふだんは、これが「Report 0:」です。もったいぶってるんじゃなくて、いや、まあ、記事を水増しして頻繁に更新しようという下心と下作りが……むにゃむにゃ。
 それだけ、あれこれ意気込んでいると、出庫しやすいように前向きに駐車してください。

 ブログ用に編集せず、生のプロットです。
 登場人物など、プロットを築いていく途中で書き足したりしています。
 
========================================
檻の中の野生児

ゴールドラッシュ以前
奴隷制健在
ガトリング銃まだ
マルキ・ド・サドは死去/毛皮のビーナスはまだ

羽飾 一本目は親から(初潮)/精通
   二本目は破瓜の相手から/女性から
   二本目は、結婚で差し替え

英語:ゴシックで灰色、理解できる部分だけ前後に半角空白で黒字/pixivでは、理解部分に傍点。後半では理解不能にルビ「?」。
   カタカナは、すべて英語。ガン、シャツ、ビッチ、ロコモーティヴ
   擬音は平仮名、動植物は漢字
一人称:内言「おれ」 英語「ビッチ」、妹は「プチビッチ」 母語「ハゼッイイ」、妹「ハスビッディ」
母語:明朝体。漢語は避ける。白い人、奪う者、トマホークではなく手斧

季節は初夏。
ヒロイン 栗鼠hazéí(仇名:平原の栗鼠)halgai hazéí
     ハルガイ・ハゼッイイ
     14歳。春に生まれた。
     強者には征服されて当然。武器は人間の叡知。
妹 鳩 ハスビッディ 12歳。あたし

黒人少年 ミック 16歳(逞しい)


・森の中の罠
新しく作られた柵。看板読めない。
森の中へ。秘密の場所。横に倒れた樹。太い枝は、いずれそのうち。樹皮にマンコ、小枝でクリトリス。
白人男二人組。ジェイムス(ジェス)ミラー、リチャード(リック)コバーン
不法侵入で拘束。抵抗して威嚇射撃に竦み上がる。全裸は好都合。あっさり破瓜。待ちきれなくてイラマ。
初めてを奪われた。服従。
名前はビッチ?
全裸緊縛連行。
街外れの牧場。
牧場主 エドモンド・セイバー

息子 エディ8、チャールズ13、ボビー15
娘  デイジー10、アンナ17
ボビーが餓鬼大将で街から子分が遊びに来る。
カウボーイ 独身ばかり10人。ジェス、ダニー。ボブ、ジョージ、
家宰 ポール&リリアン・スミス夫婦、息子オリバー
奴隷 マック&ヒップ/ミック16+ティティ14(主人専用)、メック&ティティ(老人:中古)、モック、ムック。

・監禁と虐待
縛り直されて、納屋に監禁。両手を吊り上げて座らされている。両足は広げて5穴の枷。無理をすれば立てる?
水も食事も無し。
弱いから仕方ない。でも、部族の名誉。
ジェスが鵞鳥の白い羽根(間に合わせ)。同意無しに鉢巻に。それでも、従属させられた気分。
食事を餌に和姦の試み。拒絶。
屈曲で手足を枷。乳房を台に乗せて、(A or V)+O。
縛首でA+Vは両方締まる。腹パン。←2/16日現在進行形
ズタボロ放置。外の穴で開脚、内の穴で二の腕、中の穴で頭。手首は縛って吊るす。
藁の上に垂れ流し。

・銃殺と縛首
翌日の昼。ミックが水と干し肉。
見つかって。ミックを庇う。
牧場で、子供たちによる公開銃殺。実はコルク弾。
ムックは隣で縛首。四つん這いに重たい踏み台で支える。24時間で赦免。さらに飲まず食わず垂れ流しで頑張る。少年からのシャワーも。

・子供の玩具
昼は納屋に放置。
もったいないから、子供の玩具。
両肘鎖、歩幅1フィート。素手で格闘。
勝てたら食事。子供に怪我させたら、今度は実弾。無抵抗でいると、鞭打ち。
コルク弾も。

・妹も捕まる
連夜の輪姦。昼は子供の玩具。
女の子が、馬車ごっこ。ハーネスは牧場主みずから。
男の子は狩猟ごっこ。四肢拘束の四つん這い。仲間の許へ逃げようと必死。猟犬に襲われて、あわやはカウボーイのひとりに助けられる。本物の牝犬じゃ、姦る気がしねえぞ。
インディアン少女を引っ立てて仲間。妹。姉を探して、例の場所で。
妹も四つん這い拘束。追われて牧場へ。

・妹の初体験
牧場主の発案で、姉による破瓜。嫌なら、いきなり3穴。玉蜀黍埋込みで。濡らすために濃厚。
その夜。姉妹揃って。妹にはいきなり2本の羽(出血しただろ)。

・部族と訣別
仲間が来て、変換要求。
チイッルゴ・チイッイ(早い馬)、イリッジニィ・ギニィ(高い隼)、リチッイ・ナシュドイ(赤い豹)
不法侵入の罰。勝手な言い分。衝突寸前。
おれは、こいつらに女を奪われた。部族の掟で、こいつらの仲間になる。妹も。みずからの手で救いを断ち切る。

・人間動物園
2週間後。
見慣れない馬車10台ほども。
移動動物園。姉妹レズの話で、食指。
小屋掛
人魚 南洋の海女
蛇女 白人全盲(生きるため)知的
狼少女&少年 少女壊疽で膝下切断、少年はアキレス腱断裂(片足後、無理して両方)。
侏儒兄弟3人(13、11、8)
高額で売られる。別の少女を捕まえれば済む。

・悲しい幸せ
無毛の妹とお揃い←淫毛タバコ焼き。火傷が出来たので、妹にも。
興業主三兄弟による味見。
デビュー。ミックと視線が合って、悲哀と諦念。悲しませないために、積極レズ。
夜は、町長とか銀行支配人。女5人。
終わって後に、酒の余興に狼の交合と姉妹レズ。69で火傷舐め合い。
これからずっと、こういう生活。生きていける。妹と一緒。不幸せじゃない。

========================================

 初期設定の補足。
 ガトリング銃が登場すると、あまりに戦力差が拡大します。
 マゾという言葉は使えません。ので、サドも使わないでしょう。
 羽根飾りの意味は丁稚揚げです。
 先住民の言葉は、WEB上のナバホ語辞書をちょこっと参考にしていますが、発音記号などは……WEBサイトでちらっと見掛けたけど、再検索で引っ掛からない。
 ともかく、ナマホ語とでもお考えください。
 それをいえば、開拓民の言葉だって、今の英語とは違っているでしょう。なので、䇦語です。

 リクエスト第五弾に至って、ようやくリクエストと筆者の感覚に齟齬が生じました。
 ていうか、ニルチッイの印象が強烈過ぎるのか。誇り高き野生児が最初からマゾというのは、巨岩感です。
 そりゃまあ。女はすべからく(誤用)マゾである。サディスチンは女の幸せに目覚めていない不幸な人。ただし、少女を虐めて、その少女に自己を投影している女は屈折した変態。
 というのが、中の人は知りませんけど濠門長恭クンの立ち位置ですけど。
 潜在マゾであっても、それを顕在化するには――という目論見で登場させたのではないです。
 なんとなく、キャストに物足りなさを感じて、主要人物を追加して。あとで、
 !!そうだ。妹を不幸せにしないためにも(この悲惨な境遇を受け容れさせるために)、性的に虐げられることに悦びを見い出す演技をしなければならない――と、ハゼッイイに決心させて。いずれ、演技が演技でなくなっていくのは、潜在的に悦虐体質だったからだ。
 という筋書きを着床しました。あら、タイプミスだけど、面白い。
 あらためて、自身の本能/基礎体力に己惚れる次第です。

夢見る乙女
 てなわけで。今回のアイキャッチ画像は、知る人ぞ知る。画像検索しこたまなれど、筆者は今回「インディアン エロ」検索で初めて知った次第です。百年以上昔の写真家が、先住民に溶け込んで信頼を得て――数々の写真(ヤラセもあるらしい)をモノした。その中でも有名な『夢見る乙女』です。

DLsite affiliate です。ちゃんと『修羅の刻:四巻』が入ってますな。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Interrupt Report 1:檻の中の野生児(仮題)

『生贄王女と簒奪侍女(前編)』jは、昨日脱稿しました。
約12万32千文字/282枚。


返すキーボードで、リクエストの執筆に着手!
今回は内容紹介とかの前に総論を。


 WILL様はリクエストの中で
「今回の内容は以前のものよりセンシティブな内容と思いますので、もし問題があるようであれば異世界の設定としていただくか(後略)」と、書いておられますが。
 センシティヴでなければエロじゃないやい。パリコレも知ったことか。パリもポリも似たようなもんじゃい。
 そういう意味で、昨今のLGBTQがどうとかってもの、個人的には黒犬です。
 秘すれば華の悩ましさ。です。白眼視されるから萌えるのです。
 少数者=選ばれたる者の恍惚、です。
 誤解の無いように誤解を招くことを書いちゃいますが。ビキニ水着でアッケラカンよりも、
「こ、このような身体の線が出る着物で水に浸かれというのか……?!」
 と、ワンピース水着を握り締めて羞恥に悶えるお姫様のほうが、エロっぽいです。
 Midship easy! という号令は無い。
 弱者が迫害されるというのは、被虐の定番です。ていうか、強者が虐められるなんて設定はあり得ません。
 金持ちのお嬢様が転落するのは、父親の破算とか。高慢ちきな姫君が拷問されるのは、クーデターとか。つまり、その時点では弱者になっているのです。
 強大な敵でも分散させて各個撃破するという戦略と通底しています。
 戦争に負けたからこそ、婦女子がパンパンになったり戦争花嫁になったりするのです。独断と偏見と妄想。
 東京という大都会で生まれ育った少女が、因習に満ちた村へ来るからこそ、虐められるのです。
 バイリンガルで高度な教育を受けたハーフの女の子が母の国へ来て学校に編入されて、「その金髪を黒く染めてこい」と言われたり、大和魂を叩き込まれたりするのです。この場合、一般的には少女の母国のほうがメジャーで強大ですが、学校という閉鎖社会の中では、圧倒的なマイノリティ/弱者になるのです。
 とはいえ、まあ。妄想と現実の区別がつかない輩に刺されたり物理的に燃やされたりしては困りますから。
 実は『女囚性務所』は、元々は、フェリーでも行ける国が舞台で、「おまえの祖父や父親が、この国の娘にしたことを仕返してやる」という設定でしたが、さすがにフェリー定期便が無く38度とも関係のない国の話にしました。『生贄王女と簒奪侍女』でも、「回」とか「イ」とか祈りの定型句とかは一切出していません。
 まあ、今回は出します。だいたい、ネイテイブをくっつければいいってもんじゃないです。だいいち、西インド諸島はどうなんだ。名前が変わってないじゃないか。

 それと。作品中でも小説の前書き後書でも書かないと思いますが。筆者のインディアンに関する知識は、『ソルジャーブルー』以前でしかありません。
「トント、善いインデアン」レベルです。ハイヨー・シルバーで止まっています。

インデアン娘
 唐突の画像は、お口直し。

 さて。前回に騎士役の少年を2案出しましたが。金髪のソバカス少年は無しです。こんなのを出すと、下手すると純愛になります。純愛SMも面白い切り口ですが。しかし、これは言語問題に関する逃げになってしまいます。少年との交流を通じて、ヒロインが片言を喋れるようになっているという。ありきたりすぎる設定になります。
 『生贄王女と簒奪侍女』では、ヒロインは後宮に入ると覚悟して、家庭教師からあちらの言葉や習俗を学んで。きちんと毛を剃って旅立ったほどです。
「わたしは、くんしゅさまのおきさきになるために、きたのではありません」
 宰相が制止するのを無視して、エクスターシャは続ける。
「わたしは、そのしかくをなくしました。わたしが、おめどおりをねがったのは……」
「そなたは傷物なのか?!」
 セセインが鋭くエクスターシャを指差した。
「かいぞくにさらわれて、よごされました」
「この女を捕らえよ!」
 くらいに話せるのです。
 リクエスト第4弾では、残虐米軍人を出しましたが、こやつも日本語を話せます。
 ので。今回は。ヒロインは、まったく白人の言葉を解さないという、ゼロからのスタートに挑戦です。
 前書きを御紹介。

========================================
 この小説では、先住民族であるヒロインが使う言語と侵略者である開拓民が使う言語を、共に日本語で表記します。両者の区別をつけるために、WORDのフォント機能を利用しています。

・先住民族の言語は、明朝体を使います。
・開拓民の言語は、ゴシック体を使います。
・開拓民の台詞でヒロインが理解できない部分は、文字を薄く表示します。
・助詞や語尾については弾力的に運用します。

 以上の表示はPIXIVでは無理なので、以下のように簡略化(複雑化?)します。
・フォントの使い分けはできません。
・文字を薄くする代わりに、「?」をルビ表示します。こんな具合です。

[[rb:史実ではない歴史>????????]]と存在しなかった人物。しかし、[[rb:虚数と虚数の積が負の実数と>?????????????]]なる如く、この物語からも[[rb:否定的な真実が>???????]]立ち現われてくるかもしれない。
 目チカチカの読者様は、EpubかPdfの製品版をご購読ください。

               筆者軽薄
========================================

[[rb:>]]は、PIXIVのルビフォーマットです。
このブログのフォーマットで記述した結果は、PIXIVではこうなります。
史実ではない歴史????????と存在しなかった人物。しかし、虚数と虚数の積が負の実数と?????????????なる如く、この物語からも否定的な真実が???????立ち現われてくるかもしれない。

 上記のための、一般的な"<ruby> </ruby>"への置換も……まあ、順序良く一括置換は犯罪ではありません。

WORDでは、こうします。
史実ではない歴史と存在しなかった人物。しかし、虚数と虚数の積が負の実数となる如く、この物語からも否定的な真実が立ち現われてくるかもしれない。

 うわあああ。下手すると、本文執筆よりも、ルビだ文字色だの調整のほうが手間を食いかねません。
 漫画はいいですよね。日本語の台詞は縦書きで英語は横書き。『修羅の刻:アメリカ西部編』では、英語とナヴァホ語どっちも横書きだけど、フォントを変えています。いざとなれば、吹き出しの形で区別するってやり方もできます。

 まあ、白人少年は出しませんから、尺も短くなるでしょうし。物語が進むにつれてヒロインも言葉を覚えて、台詞の細工も少なくなっていきます。
 でもなあ。これまでは、設定/人物が多岐にわたって、リクエストをこなすだけで100枚目処が200枚突破してたけど。今度は絞り込んで下さったので……ヒロインの妹まで丁稚揚げちゃったよ。
「おまえが妹の初めてを姦ってやらないってのなら、このぶっとい玉蜀黍をぶちこんでやるぜ」
てなもんで。
jackie_4470164.jpg
 こんな具合になるのです。
 しかも、人間動物園では朝から晩まで姉妹レズショーですしねえ。
 やっぱ、200枚突破ですかしら。

 追伸:今回は本文が長いので、全体をsmallフォントにしました。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Inturrupt Report 0:リクエスト第5弾 

 来ました。WILL様からのリクエスト第5弾!
 PIXIVメッセージで「執筆中作品の目処が1月末につくので、2月初っ端あたりでリクエストを」というお願いをしていましたが。
 『生贄王女と簒奪侍女(前編)』は、目処はついても脱稿までは、もうちょいですが。
 リクエストの〆切は4月2日ですので、これまで4作(各200枚以上)の実績値は1か月脱稿ですので、無問題。
 あ。リクエストは2月1日に来て即刻受注しましたけど、前の記事と日にちを開けるために本日付け公開です。
 まずは、リクエストの概要(個人的メッセージなど割愛)です。


========================================
*ストーリイのリクエスト
 →アメリカ先住民と白人入植者の抗争が激化するなか、先住民の少女が開拓民の一団に捕まり人間動物園で晒される
*時代設定のリクエスト
 →19世紀のアメリカ
*シチュエーションのリクエスト
 →物のように扱われたり晒し者となり辱められる少女がマゾに目覚めていく
*キャラ設定(外見、性格)
 ・少女
  アメリカ先住民の小さな部族に属する14歳位の少女。黒髪褐色で明朗快活、体を動かすのが好きで、陸上選手のような引き締まった肢体を持つ。
  同年代の少女に比べ、やや小柄で貧乳気味なのが悩み。屋外で全裸オナニーをするのが密かな趣味。ボクっ娘で生えかけ。
  ※属性を盛りすぎたので、適宜取捨選択していただいて構いません。(ボクっ娘とか)
*人間関係のリクエスト
 →少女と先住民に敵意・悪意を持つ白人入植者達
*特定の責めのリクエスト
 ・野外全裸オナニーの最中に、白人達の荒くれの開拓民に捕まってしまう少女。開拓民の男たちの性処理道具となり物のように扱われるが、
  少女はその扱いにどこか充実感をおぼえる。
  ※可能であれば、「生えかけの陰毛をタバコで焼かれる少女」や「娯楽の少ない開拓民の子どもたちのおもちゃになる少女」をお願いします
 ・白人の好事家に売られる少女。昼は「色情狂の原住民」として全裸で人間動物園に「展示」され痴態を晒し来園者たちの蔑みと嘲笑を受け、
  夜は好事家や出資者たちの慰みものとなる。だが少女は今までにない快楽を感じていく。
========================================

 一読、脳裡に広がったのは『修羅の刻:アメリカ西部編』です。
 主人公(日本男児)など、どうでもよろしい。ヒロインのNative Americanです。悪い白人に取っ捕まって、縛られて、健全青少年コミックですから、脱がされたりはしません。まったく惜しい。柵で囲った中で、足に鉄球とかつながれて、後ろから拳銃で足元を射たれて逃げ回るとか。何故か(全年齢だからだよ!)着衣のまま吊るされて、下手くそな牧場主の拳銃の的にされるとか。
 あああああああ! R18Editoinが読みたいよおおお! でした。
 それが、自分の手で、書けるのです。あまりにステレオタイプで、オリジナリティが無いので、書いてみようとは思っていませんでしたけど。不明を愧じますな。「子供たちのおもちゃ」とか「人間動物園」とか、切り口は幾らでもあるじゃありますか。


インデアン3
 中央画像は悪い白人が初心(でも、潜在マゾ)なインデアン娘を嬲るところ。左は、これも面白い責め。右は、ずばりニルチッイもといヒロインのイメージ。
いや、中央画像はシチュエーションが逆って、分かってますけどね。
 吊るして射的の的ってのは、是非書かなくては。弾丸をコルクにして弱装弾で。
 ヒロインは死を覚悟して……射たれたら激痛ですけど
「あれ? おれ、生きてる??」
 なんてね。あ、ヒロインの環境からして、「僕っ子」は合わないかな、と。←未定

 さて。これで明日からの騎士勤めが楽しくなります。休憩に相当する時間が、8時間拘束中2時間半ありますが、これは『生贄王女と簒奪侍女』をスマホで書き進めて。スマホの無料WORDは機能が制約されているので/ これが[試しボウテン]だとは、エクスターシャも /みたいに、後で手を入れますが。Midship!
 ライトセーバーを振っている時間には、リクエストのプロットを練れます。


 今回のリクエストは、これまでより少ない枚数で納められます。けれど。
 たとえば、人間動物園の設定がありますな。とうぜん、真っ黒とか、1/16の牝奴隷とか、黄金の国ジパングの貴族クイツメローニンのお姫様とか、フェイクの蛇女とか人魚とか、まあリアル達磨は出しませんが、四肢を折り畳んで固縛した犬娘あたりは。彼女たちを点描するだけで50枚かしら。
 考えているうちに、騎士役の男の子も配してみたくなりました。
 A案:野外オナニーを目撃されて、なんだかんだで仲良くなった白人ソバカス少年。開拓民の村に拉致されたヒロインを庇いながらも、皆の手前、虐めなくちゃならないとか。
 B案:黒人奴隷少年。二日間飲まず食わず(ニルッチイ)のヒロインに、こっそり食べ物を与えて、ばれて、半殺しにされかけるのを、「わるい、おれ。おれ、なぐれ」とか。
 あ、言葉の問題がありますが。これは続報にて。
 B案だと、それでコルク射殺(?)につながります。ついでに、黒人少年は縛り首で。ヒロインが四つん這いになって支えてやって。24時間放置。いかん。右手がキーボードから離脱したがってやがる。
 コホン。
 嗜好の赴くままに書き散らかすと、とんでもない長さになりかねません。結局は200~300に収束させるでしょう。


 あと。筆者の原点のひとつには『ソルジャーブルー』があります。竹宮恵子ぢゃないですよ。
ソルジャーブルー
 観てはいません。今さら見ようとも思いません。街角の立て看板で見たインデアン娘が後ろ手に縛られているポスターから受けた衝撃を大切にしたいと思います。どうせ、中身はヒューマンドラマなんでしょうから。衝撃シーンがワンカットでも出てくるかどうかも怪しいし。


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

『名札のピアスはどれいの証し』本日発番!

 PIXIVで「ロリマゾ」系列の作品のリクエストを募集しています→
 この作品は、2022年1月にWILL様のリクエストに応じて書きました。納品後1年が経過したので、各サイトで販売します。


 各サイトと言っても……Rは、もともとロリ御法度ですので元より登録はしていませんが。
 なんと、ナンデモアリアリだったBで、「公女両辱」もとい「公序良俗」に反するとしてアウチヴィーダーゼーエン。
 WILL様リクエスト作品の第2弾は5月発売予定ですので、こっちがBをクリアしたら、本作品もしれっと再提出?



 作品概要などは、「関連記事」のリンクから辿ってください。
 成熟した女にこそ価値があるという健全な昭和の、それも高度経済成長期である1970年です。日本初のロリコン同人誌「シベール」が創刊される9年前です。
 なので。ツルペタであればワイシャツじゃないと、市中全裸引き回しゴッコがお巡りさん公認です。
 まだSMが一部マニアにしか知られていないので、11.1とかSを冠する学生が適切なプレイを出来るはずもなく、親父さんの秘蔵雑誌を参考に試行錯誤――なので、無茶苦茶をします。取り巻きの知識は、さらにオコチャマですので。「笛ラヂオ」だなんて得意げに吹聴したりします。
 ちょっとコメディぽい部分もありますが、全編健全にハードです。健全というのは、四肢欠損とかはないって意味です。


New紹介画像_名札のピアス


関連記事  関連記事(WILL様)
DLsite   FANZA   BOOTH
BookWalker  楽天kobo

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

プロフィール

濠門長恭

Author:濠門長恭
S70%+M80%=150%
高々度の変態非行が可能です!

鬼畜と変態と物好きと暇人の合計 (2018.01.01~)
検索フォーム
コメント投稿の仕方
複数記事を表示したデフォルトの状態ではコメントを投稿できません。 投稿したい記事のタイトルをクリックして個別表示させると最下段に投稿欄が表示されます。
濠門長恭作品販売サイト
リンク L I N K りんく
カテゴリ
最新記事
最新コメント
濠門長恭への連絡はこちらへ

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
QRコード
QR