Progress Report 5:SMX358

 はい、リクエストの目玉の「針刺し」です。
 魔女は体表に悪魔との契約の刻印を隠している。そこは痛覚を持たないから針で刺して調べる。実に好都合です。しかも。
「淫魔が契約の印を刻むのは、淫らな部位に限られているのですよ」
 とはいえ。魔女なら、痛くなくても「痛い!」って叫ぶんじゃないかしら?
 その答えは、本文をお読みください。とはいえ、針を刺されても分からないように目隠しをするのはパス。一人称ですから、いちいち「何をされた」かをヒロインの触覚から推測するのでは面倒ですので。


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魔女の嫌疑

 月曜日。数日ぶりの爽やかな目覚めでした。もう、淫魔が囁き掛けてくることもないでしょう。生まれ変わったつもりで、新たな一週間に臨みます。
 ……でも、だめでした。淫魔の囁きは聞こえてこないけれど、まだ続いているヴァギナの疼きが、聖礼典のことばかり思い出させます。儀式の意義を考えるのではなく、父様のペニスが私のヴァギナに突き刺さったという外形的な事実と、それに伴なう激痛と、にじみ出てきた悦びと。そんな淫らなことばかりが。
 気もそぞろに一日を過ごしました。レース編みは、今日も手に付きませんでした。
 そして夜はベッドの中で……またしても淫魔の囁きに負けてしまったのです。
 それも、これまでのようなおいた・・・ではすみませんでした。父様によってつけていただいた道には、指が三本も入ってしまったのです。きついし痛みもありましたけれど、快感のほうが上回っていました。
 肉棒を中で動かされながら淫魔のペニスを抓られたときの甘い激痛を思い出して……右手の人差し指から薬指までを挿入して、親指で淫魔のペニスを刺激しました。左手が空いているので、指をうんと広げて左右の乳首を同時に擦りました。
「ああああっ………だめえええっ!」
 慌ててシーツを口に詰め込みましたが、時すでに遅しです。父様もジャックも熟睡していることを願うしかありませんでした。
 もしも父様の耳に届いていなかったとしても、知らん顔で通すほど、私は自堕落ではありません。牧師様にお願いして、礼拝堂での朝のお祈りに立ち会っていただきました。
 牧師様は私を責めるでも諭すでもなく、けれど赦しの言葉も掛けてくださいませんでした。その代わり、予想外の――本来なら喜ばなければならないことをおっしゃいました。
「もう思い悩むことはありませんよ。今日の午後にも、教区長のアンディ・ノートン牧師が来てくださいます。これまでの経過は電話で報告してきたのですが、私ひとりでは困難だろうと判断されて、直々に悪魔祓いエクソシストをしてくださることになったのです」
 牧師様の顔にも声にも悔しさがにじんでいます。牧師でありながら娘を淫魔から護ってやれなかった無念でしょうか。
 私にも父様の憂鬱が伝染したのでしょう。ちっとも安心出来ずに不安が募るばかりでした。
 ノートン教区長様がいらっしゃったのは午後二時でした。大きな馬無し馬車で、教区長様は(聞くところによるとご自分のお歳の半分の)若い奥様を同伴なさっていました。助手の牧師様と馬無し馬車の運転手さんも一緒です。
 御挨拶もそこそこに、父様を含む四人の男性は、馬無し馬車のに積んできた様々な道具を礼拝堂に運び入れる作業に取り掛かりました。私と(付け足しに)ジャックは、奥様の接待です。といっても、コーヒーとクッキーをお出しした後は、居間の隅っこに控えて、奥さまが読書をなさる邪魔にならないようにおとなしくしているだけでしたけれど。
 奥様は社交的でないのか、子供(悔しいけれど、奥様からみたら、私はじゅうぶんに子供でしょう)の相手が苦手なのか、私たちにあまり話しかけてはくださいませんでした。
 ただ、いくつか教えていただいたひとつが、奥様も悪魔祓いに立ち会われるとのことでした。
 私は、とても心強く思いました。だって、これまでにされたことといえば、羞ずかしいことばかりでした。女性が立ち会えば、そんなにひどいことはされないでしょう。でもそれでは、悪魔祓いの霊験も薄れるのではないかしらと――矛盾した不安に苛まれたりもします。
 夕食の支度は六人分しか調えなかったので、ぎりぎりテーブルに載りました。
「ジュリアは食事をせず、礼拝堂でお祈りをしていなさい」
 罰でも信仰の証でもなく……夜になってから、教区長様によって行なわれる私への悪魔祓いは肉体的にとても厳しいので、嘔吐などをして場を穢さないための予防処置だそうです。
 そう聞かされただけで、私は心の底から震え上がってしまいました。でも……どんなふうに虐められる/訂正します/清められるのだろうと、想像すら出来ない事柄を想像すると、腰の奥に熱い疼きが生じます。この不合理な感情は、淫魔がもたらすのでしょうか。苦しむのは私の肉体であって、淫魔ではありません。
 そんな得体の知れない恐怖は、礼拝堂に入るなり、具体的な恐怖に変わりました。そして、腰の奥の疼きがいっそう熱を帯びてきました。
 馬無し馬車の大きな荷台に積まれていた荷物が、すべて礼拝堂に運び入れられたのでしょう。
 実際に人間を磔に掛けられる大きな十字架が、聖壇の前に立てられています。天井には大きな滑車が幾つも吊り下げられて、太い鎖が垂れています。一本の鎖の下には、行水桶ほどの差し渡しで、立ったまま腰まで浸かれそうな桶が据えられています。ベッドの幅ほどもある梯子が、床からニフィートの高さで水平に支えられています。断面が三角形をした太い木材が、四本の脚で支えられています。
 これは………父様の本棚にある、聖書研究の専門書の挿絵とそっくりです。中世の魔女裁判、あるいは異端審問の拷問道具です。
 そう思ってさらに見回すと、肉を挟んで引き千切る大きなペンチとか、火桶と焼鏝とか、いろんな大きさと形の木枷や鉄枷も、幾つかの木箱に収められています。隅へ寄せられた信者席の上には、長短様々な鞭や笞が置かれています。
 なんてことでしょう。これらの拷問道具はすべて、私に使うために持ち込まれたのです。
 私は恐慌に陥って、出入口へ駆け寄りました。でも、そこで立ち止まりました。ここから逃げ出しても、私には行くべき場所がありません。家へ戻って問いただしても(何を問いただすというのでしょう)どうにもなりません。むしろ、ジャックまで何らかの形で巻き込んでしまいます。
 逃げてどこかへ隠れてみても、狭い町です。簡単に見つかって連れ戻されるでしょう。町の人たちにも知られてしまいます。それよりも。私の周囲から淫魔を退ける聖礼典を拒んで逃げるなんて、淫魔をみずから進んで迎え入れるようなものです。
 私はこの場に留まって。可能な限り厳しい試練を与えてくださるよう、神様にお願いするべきなのです。そう決心しました。でも、怖い……腰の奥に熱い疼きなんか、まったく生じません。
 どうしようもないので聖壇の前に跪いて両手を胸の前で組みました。でも、お祈りの言葉を唱えるどころか、頭に浮かんですらきません。
 そのうちに、怖いもの見たさの好奇心が頭をもたげてきます。
 まずは、すぐ後ろに立ててある十字架。犠牲者の足を載せるための手前に傾斜した踏台がありません。その代わりと言ってはなんですが、ずっと高い位置に、Fの文字を左へ倒したような棒が突き出ています。腕木の位置から推測して、腰のあたりです。
 一昨日の私だったら、上向きに突き出ている二本の棒の意味に気づくとしても、しばらくは考え込んだことでしょう。でも今は、見た瞬間に理解しました。と同時に、アヌスもヴァギナと同じ用途に使えるらしいという新たな知見も得ました。男女共通の器官。ソドムの罪とはこういうものだったのですね。
 十字架にはいたるところに、開閉式の半円形の金属の環が取り付けられています。これなら、手足に釘を打ち込まなくても犠牲者を固定できます。十字架に磔けられても、命には係わらない。そして上向きの棒は二本。つまり、女性を辱める/訂正します/清めるための聖具なのです。
 それでも、ずいぶんと苦しいでしょう。背筋を氷水が流れ落ちます。なのに、腰のあたりに溜まった水が熱くなってきました。
 別の大道具を観察しましょう。ずっと気になっていた三角の材木。作業台には使えないし、刈り取った麦を乾燥させるには風通しが悪そうです。
 あら……中程の先端にどす黒い染みが。まさか、血痕?
 今後は背筋が凍りつきました。淫魔封じの針金と、一昨夜の出血からの連想です。もしも、これに跨ったりしたら。鐙は無いし、馬の腹よりもつるつるしていますから腿で締め付けても体重を支え切れないでしょう。
「きゃっ……?!」
 無意識に後ずさっていたのでしょう。つまずいて転びかけました。
 もう、好奇心なんか消え失せました。それに……これらは私に使う・・・・ために、教区長様がわざわざ持ち込まれた道具類です。観察して推測しなくても、すぐにでも使い方と恐ろしさとを、私自身の身体で知ることになるでしょう。
 私は聖壇の前へ逃げ戻って、全身全霊でお祈りをしました。
 神様。私をお護りください。
 でも……神様が加害者ではないでしょうか。絞首刑の執行者に命乞いをしても無駄なのではないでしょうか。
 絶望です。それなのに……十字架に磔けられてヴァギナもアヌスも串刺しにされたら、苦しいだけだろうかなんて、とんでもない妄想が湧いてきます。三角の材木に乗せられたら激痛に泣き喚いて、さすがの淫魔も辟易して逃げるのではないかしらなんて、ちょっぴり期待したりもします。
 ああ……住居に通じるドアの開く音です。いよいよ、私への凄絶な聖礼典が始まるのです。
 父様が先導する形で、教区長様と奥様、助手の牧師様。その後ろは運転手さん――でもボブさんでもありませんでした。町長のディーラーさん、銀行頭取のギャレットさん、保安官のハーベイさん。町の名士様ばかりが三人も。
 それにしても、奥様はなんという服装をしてらっしゃるのでしょう。長袖のブラウスに細身の乗馬ズボン。乗馬ズボンとすぐに分かったのは、歯車状の拍車が付いたブーツを履いているからです。ズボンはぴっちり肌に密着して、脚もお尻も生の輪郭が浮き彫りになっています。淫らです。もっと淫らなのがブラウスです。ボタンを留めずに、裾をおへその上で結んでいます。余った端がリボンみたいでお洒落ですが、おへその露出くらいは、この服装の中では些末事です。胸元が開いて、乳房が半分くらいは見えています。
 男性の皆様は、それぞれの職業にふさわしいセミフォーマルな装いです。
 その皆様が、父様と奥様を除いて、私を取り囲みました。私は立ち上がるタイミングを失って、跪いたままです。
「これより、ジュリア・コバーニの魔女審問を行なう」
 教区長様が厳かな声で、とんでもないことをおっしゃいました。
「魔女審問って……悪魔祓いではないのですか?」
 抗議の意味を込めて尋ね返しながら、心のどこかでは――ああ、やっぱりと思いました。それで、ここにある恐ろしい拷問道具の説明がつきます。
「これまでの魔封じの失敗は、すでにお前の体内に淫魔が巣食っているからではなかろうか――というのが、ノートン先生のお見立てなのだよ」
 父様が優しい声で、これも恐ろしいことをおっしゃいます。
 どうでもいいことですけど。ここには牧師様が三人もいらっしゃいます。区別するために、牧師としての発言であっても父様と考えることにします。
「立て。立って、衣服を下着まですべて脱いで全裸になるのだ」
 教区長様が、懇切丁寧に無慈悲なことをお命じになります。
「あの……この方たちは?」
 魔女審問だろうと悪魔祓いであろうと、町長さんたちは部外者でし。
「魔女審問は、私と妻のフェビアンヌ、ベルケン牧師とヒュンケル牧師の四人で執り行ないます。他の三人は証人です」
 これから行なわれることは、外形的には暴力行為であり強だと、教区長様は明言なさいました。ですが、それは神様の絶対的正義の下に行なわれる私の救済なのです。だから犯罪ではないという証明のために立ち会うのだそうです。
 私としては羞恥が募るだけです。
「もっとも。彼らにも幾分かは手伝ってもらって、いずれはヒュンケル牧師と彼らだけで魔女審問や悪魔祓いを出来るようになってもらいます」
 つまり、この場にいる全員が私を拷問に掛けるという意味です。
「納得できたところで、さっさと全裸になりなさい」
 納得なんて出来ません。でも、拒んだらどんな目に遭わされるか、身体を張って確かめる蛮勇などありません。それに、奥様はグラマラス過ぎて、むしろ私のほうが/なんでもありません。
 私は立ち上がって、取り囲んだ人たちの視線に怯えながら、晴着のワンピースを脱ぎました。シュミーズもドロワーズも。最後に、胸の布をほどきます。
「そこの台に仰臥しなさい」
 そこの台というのは、両端と真ん中を脚に支えられて水平に寝かされた梯子のことです。今さら恥部を隠しても無意味ですから、両手を使って足も大胆に動かして、床からニフィートの高さにある台に上がりました。
 教区長様とベルケン牧師様とが、台の両端に立たれて――私の手足をニフィートほど広げて、そこに置かれてある、二本の長い鎖につながれた木枷に嵌めました。そして、ベッドの端に取り付けられているハンドルを回すと――木枷が引っ張られて、私の身体も引き伸ばされます。でも、両手で木からぶら下がった(初潮を迎えてからは、そんなお転婆は慎んでいます)くらいまで引っ張られたところで、ハンドルは止まりました。
「このまま引っ張り続けると、肩を脱臼して股関節まで破壊されますが、拷問が目的ではないので、身動きできなくなったところで止めます」
 拷問ではないというお言葉に、ほっとしました。では、そんなに痛いことはされずにすみそうです。羞ずかしいのさえ我慢すれば良いのです。
「さて。悪魔は人間の身体に契約の印を刻むことで、その身体を乗っ取ります。それが無いうちは一時的に憑りつかれたとしても、悪魔祓いによって、その者を救えるのです」
 教区長様が立会人の皆様に講釈されます。
「契約の印は痣や黒子ほくろ、疣などに偽装されていますが、そこは痛みを感じなくなっています。したがって……」
 ベルケン牧師様が、皮革で装丁された薄い本のような物を開きました。立会人と父様に見せてから、私にも見せ付けます。
 太いのや細いの、長いのや短いの――何十本もの針が、びっしり並べられています。
「この針を怪しい箇所に突き刺して、痛みを訴えない箇所があれば、即ちそこが、契約の印なのです」
「全身にですかい?」
 うんざりしたような声で尋ねたのは、保安官のハーベイさんです。
 私はうんざりどころか、恐怖に震え上がっています。
「そうするときもありますが、ヒュンケル牧師の観察で、相手は淫魔だと判明しています。淫魔が契約の印を刻むのは、淫らな部位に限られているのですよ」
「つまり、股座とか乳房かね」
 これは町長様の質問ですが、保安官とは反対に、声が弾んでいます。手間が省けて嬉しいのでしょう。
 もっとも敏感な部分ばかりに針を刺される……私は気が遠くなりそうです。
「では、私が手本を示します。もっとも怪しい箇所からです」
 教区長様が、淫魔のペニスを掘り起こしました。
「待ってください!」
 誤って指先に針を突き刺しただけでも痛いのに。こんな敏感な突起に刺されたら……
「そこは淫魔のペニスだと、父様は教区長様から教わったそうです。針で確かめなくても、証拠は明白なのではないでしょうか」
「おや。おまえは自らが魔女であると認めるのか。町中を素っ裸で引き回され、人々に誹られ石打たれた挙げ句に、炎に焼き尽くされたいと望むのか?」
「あああ、そんな……」
 そうでした。それはリンチではなく、神様の御名の下に行なわれる正義なのです。そして私は、復活の日にも甦ることはなく、地獄の劫火で永遠に焼き続けられるのです。
 神様が「誤審」をなさるとは思えません。ならば……ほんとうに私は、すでに淫魔に憑りつかれているのでしょうか?
「安心なさい。この疣は、善良で清純な乙女にさえ生えている場合もあります」
 そのお言葉だけで、劫火が地平線の彼方まで遠ざかりました。
 見せてあげなさいと声を掛けられて、奥様がズボンをずり下げました。たぶん下着も一緒だったのでしょう。いきなり下半身が露わになりました。もっと驚いたことには、脱毛症のようです。
 奥様はラビアに指を当ててV字形に開くと、父様の前に立って腰を突き出しました。
「彼女にも淫魔のペニスが生えているのが見えますね?」
 父様が腰を屈めて覗き込みます。
「ううむ……たしかに」
 奥様はそうやって、立会人の皆様にも見せて回りました。
「ただし……」
 教区長様が、私の淫魔のペニスをくにゅくにゅとくじります。
「ひゃうんっ……」
 莢を剥いたり戻したり。中身の先っぽをくすぐったり。
 立て続けに電気が奔って、硬くしこっていくのが自分で分かります。
「このように、あたかも男性のペニスの如く勃起するのは淫魔の悪行です。この娘がすでに憑りつかれているのか、まだ救えるのか、慎重に判断しなければなりません」
 私ひとりを除いて皆が納得したところで、審問が再開されます。
 淫魔のペニスをつままれて、きゅっと引き伸ばされます。上体をわずかでも曲げられないので、顎を引いても下腹部は見えません。かえって幸いです。
 チクッと冷たい感覚に続いて鋭い痛みが貫きました。反射的に腰を引きました。梯子の踏み桟がお尻を押し戻します。
「きひいいっ……」
 悲鳴が後から追い掛けてきます。でも、鞭打たれたよりは痛くなかったです。
「おや。それほど痛くはなさそうですね」
 教区長様も首を傾げます。
「ほんとうに、ここが契約の刻印かもしれません。もっと詳しく調べましょう」
 また引き伸ばされて、今度はチクッが根本のほうへきました。
 ぶつっ……と、針が肉に突き刺さる音を肌で聞きました。
「がゃわ゙あ゙あ゙あ゙っっ……!!」
 痛いと感じた瞬間に絶叫していました。
「ひいいいいい……」
 悲鳴が止まりません。
 針を引き抜かれて、ようやく止まりました。
「今度は芝居掛かっていますね」
 教区長の助手のベルケン牧師様が、私が穿いていたドロワーズをずたずたに引き裂いて丸めました。それを私の口に押し付けます。
 口をふさがれるというのも怖いですが、その詰め物が私のドロワーズだというのがすごく厭です。でも、牧師様に逆らうのはいけないことです。素直に口を開けて、声を封じていただきました。
「悲鳴に惑わされることなく、全身の反応を見て判断するのです」
 教区長様はそうおっしゃって、淫魔のペニスの根元をつまみました。そして、針を真上から突き刺したのです!
「ま゙ゃわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ……!!」
 これまででいちばんの激痛が腰で爆発して脳天まで噴き上げました。
「も゙お゙お゙お゙、お゙お゙お゙お゙お゙……」
 ずぐずぐと針が淫魔のペニスの奥深くまで肉を引き裂いて突き進むのが感じられます。腰はよじれますが、そうすると激痛がさらに跳ね上がるので……腰を突き上げた形で凍りつくしか出来ません。
 針が引き抜かれても、激痛が居座っています。手首と足首もずきずきと痛むのに気づきました。木枷に逆らってもがいたのでしょう。
「ここには、悪魔の刻印は無いようですね」
 ああ、良かった。神様、ありがとうございます。
 しかし、感謝の祈りを捧げるのは早計でした。
「次は乳房です」
 そうでした。罪深い女の身体には、悪魔に狙われやすい部分が幾つもあるのです。
「もしも淫魔がすでにこの娘に憑りついているとすれば、体内の奥深くへ逃げ込まないようにしておかなくてはなりません」
 父様が名指しされました。
「この娘の乳房にこれを嵌めて、淫魔の逃げ道を断つのです」
 これというのは、8の字を半割りにした鉄枷です。それが、乳房の上下にあてがわれて、両端をボルトで締め付けていきます。ぎりぎりと鉄枷が乳房に食い込んできます。
「むううう……」
 すごく痛いのですが、淫魔のペニスに針を刺されることを思えば、ちょっと強く揉まれているくらいでしかないです。
 乳房の根元をきつく縊られて、中ほどから先の部分が、針で刺せば破裂しそうなくらいに膨れました。
「淫魔が潜んでいると仮定して、じわじわと追い込んでいきましょう」
 あなたたちも経験しなさいと――教区長様は三人の立会人と父様に針を持たせました。淫魔のペニスに使ったのより、ずっと太くて長い針です。
 最初は父様です。昨日までは、いえ、この瞬間にも敬愛している父様に拷問される/違います/検査していただくのです。これは形を変えた祝福だと……思うようにします。
 父様が左の乳房をわしづかみにして、ますますぱんぱんに張り詰めさせます。鉄枷で縊られているすれすれのところに針が突き立てられました。
「ん゙む゙うううう……!」
 三十分前の私だったら、口をふさがれていなかったら、喉から血を吐くほどに絶叫していたでしょう。でも、淫魔のペニスへの針刺しを体験してしまっては、颶風ハリケーンに対する強風ゲイルでしかありません。ですが、乳房の中をぐずぐずと針が突き進んでいく感触は、蜈蚣に食い荒らされるみたいな気色悪さです。
 ぷつっと、針が乳房を突き抜けました。針を残したまま、父様が引き下がりました。
 父様と反対の側に町長のディーラーさんが立ちました。右の乳房を、父様の倍以上の力で握り潰します。そして、三倍くらいの勢いで、一気に乳房を貫きました。
「も゙お゙お゙おおおっ……!」
 二人を比べれば、やはり父様の刺し方には、娘へのいたわりがあふれています。
 三人目は銀行頭取のギャレットさんです。先の二人とは違って、左の乳房を上から下へ縦に刺し通しました。
 最後が保安官のハーベイさんです。父様よりも若い三十二歳です。いえ、意味はありません。修道女に準じた生涯を送ると決めているのですから、どんなに若くても恋愛対象にはなりません。ボブさんは、家族に次ぐ親密さですから……こんなときに、なにを浮ついたことを考えているのでしょう。でも、若い男性(といっても、私の倍以上ですし、父様と三つしか違いません)に乳房をつまかれるのは、四十や五十の男性にそうされるのとでは、感じ方が違います。
 などと、あれこれ考えてしまうのは。ハーベイさんが乳房をつかんだきり、固まっているからです。
「どうしても、やらなきゃ駄目ですかね?」
 やってください。どんなに痛くてつらくても、淫魔を追い祓うためです。
「この娘が魔女だとしたら、町にとんでもない災厄をもたらします。治安を預かる者の義務でもあるのです」
 教区長様に優しく強く諭されて、ハーベイさんも覚悟を決めたようです。
「む゙ゔうう、うううう、ゔゔうう……」
 ためらいながらゆっくり突き刺すので、四人のうちではいちばん痛かったです。
「よろしい。とどめは私がとどめを刺しましょう」
 教区長様が、それまでのよりは短い針を持って、私の横に立ちました。淫魔のペニスへの仕打ちから、その針がどんなふうに刺されるか予測できてしまって、口の中の布を強く噛み締めました。
 それでも、淫魔のペニスに垂直に突き立てられるよりは痛くないでしょう。せいぜいストームくらいではないかしら。それよりも、左の乳首を正面から突き刺されたら、心臓に達するのではないかしら。そちらが心配でした。
 同じような描写の繰り返しになりますから端折りますけど。絶叫は詰め物に吸い込まれて、乳房が爆発したと錯覚するまでの激痛ではありませんでした。
 今度こそ終わった。魔女の嫌疑は晴れたと喜んだのですが。教区長様はとても慎重なお方でした。
「狡猾な淫魔は、目の届きにくい部分に印を刻むものです。フェビアンヌ。この娘の腋と股間の縮れ毛を剃り落としてやりなさい」
「…………」
 私は、ただ諦めるだけでした。
 毛を剃られてしまうなんて、とても羞ずかしいことです。でも、女性器の中まで晒しているのですから、それよりも羞ずかしいなんてことはありません。それに、剃られた毛はじきに元に戻ります。とにかく。徹底して魔女の嫌疑を晴らしていただくことだけを願います。
 父様は髭を蓄えてらっしゃいますが、もちろんお手入れは(つるつるの顔よりも入念に)必要です。父様の泡立て皿と剃刀が用意されました。いつもは父様の顎に泡を塗っている刷毛で私の股間を撫でられると考えると、股間にリンパ液がにじみ出てきます。それとも、淫らな汁なのでしょうか。
 まず股間が真っ白に塗りつぶされて、剃刀が当てられました。
 ぞりっ、ぞりっ……縮れ毛が剃られていくかすかな感触が肌を震わせます。くすぐったくて気持ちいいです。こんな楽しみが毎朝あるなんて、男の人って得だな。そんなことまで考えてしまいました。
 立会人の皆様も、私と同じように手持無沙汰なのでしょう。私が剃られていくのを見物しながら、とりとめのない雑談をしています。
「あらかた剃ってしまったな」
「恥毛を剃ってしまうと、ますます幼く見えるな。さすがに良心がとがめるぞ」
「いや。使えるなら、女は若ければ若いほどよろしい」
 耳をふさぎたくなりますが、それも出来ません。
「剃り残しが無いようにしなさい。ああ、アヌスのまわりは後回しです」
 教区長様が、あからさまな指示をなさいます。
「これからは百マイルも遠征せずにすみますな」
「ストーンのやつ、石っころだけあって融通が利かん」
「ティムの餓鬼なんか、ケツ穴に突っ込みかけただけで出入禁止を食らったからな」
「俺は宣教師スタイルだけで満足ですぜ。女の顔が見えなきゃ、つまらんでしょうが」
 意味が分かりませんが、ストーンさんというのはサロンの経営者です。ケツ穴がどうこうというのは、私が得た最新の知見に照らせば、ソドムの罪を……市長様ともあろうお方が、そんなことを望んでらっしゃるなんて、信じられません。私の聞き違いです。
「ホステスが若すぎるビッチ一匹では、ちと物足りんが……」
「いや、あの乳はじゅうぶんに鞣し甲斐がある。若いのだから、わしらの好みに調教できるというものだ」
 私としても、彼らの冗談話を本気で解読するつもりはありません。それでも、聞き耳を立てているうちに、腋毛まで一本残さずつるつるに剃り上げられてしまいました。
 そして、今度はピンポイントではなく雨が平野に降り注ぐように、下腹部と腋を何十本もの針で突き刺されたのです。時間は掛かりましたけれど、淫魔のペニスや乳首に比べたら微風ブリーズでしかありませんでした。
「それでは、最後の一か所を調べるとしましょう」
 教区長様のお言葉を、今の私は理解できます。
 私を引き伸ばしていた鎖がわずかに緩められたした。父様とベルケン牧師様とが手足の木枷を持ち上げて、私を俯せにしました。改めて鎖が巻き縮められます。
 お尻の肉に熊手のような道具が食らいついて、左右に引っ張られます。そこにひんやりとした空気が触れて、アヌスを剥き出しにされたのが分かりました。
 フェビアンヌさんがお尻を覗き込んで――そこの産毛(縮れ毛なんか生えていません)を剃りました。
 ファビエンヌさんが下がると、六人の男性が私のお尻を取り囲みました。皆さん、長い針を一本ずつ持っています。
「では、私から」
 教区長様の声と同時に――ぷつっと針がアヌスに突き刺されました。
「む゙も゙お゙お゙お゙お゙っ……!」
 ラビアに刺されるより、よほど厳しい激痛でした。
 ぷつっ、ぷつっ、ぷつっ……続けざまに突き刺されて、そのたびに私はくぐもった悲鳴を上げさせられました。
「ふむ。ここにも印は刻まれていないようです」
 そのお言葉を聞きながら、ふっと疑問が生じました。
 乳房を調べるときは、淫魔が奥深くへ逃げ込まないようにと、鉄枷で縊られました。でも、ラビアやアヌスを調べるときにはそんな処置は取れません。それで構わないのでしょうか。でも、教区長様に尋ねる勇気はありません。淫魔の逃げ道を封じるために、どんな恐ろしい処置を追加されるか分かりませんから。
 木枷を外す前に、ファビエンヌさんが傷の手当てをしてくれました。アルコール消毒をしてヨードチンキを塗るというより針で開けられた穴に擦り込むという、乱暴な手当てです。針で刺されるよりは痛くありませんが、痛みが何分も続くし、乳房も女性器もアヌスも同時に痛いので、とろ火で焼かれるようなつらさでした。
 これで、私の魔女嫌疑は晴れたと安堵したのですが。
「念には念を入れて調べましょう。せっかく、その用意もしてあることですし」
 まさか、ここにある恐ろしい拷問毒具をすべて私に使うおつもりなのでしょうか。「準備をし過ぎるということは無い」という格言はありますが、「それをすべて活用しろ」とは言いません。
 それでも、私は抗議をできません。魔女審問を拒否すれば、それが魔女である何よりの証拠にされます。
「魔女は自然に逆らった存在です。水に沈めようとしても、水に拒まれるのです」
 あの大きな桶に水を張って、私を沈めて確かめるのだとおっしゃいます。でも。水に沈めば魔女でないという証しを立てられるのでしょうが、沈んでしまえば溺れ死にます。
 父様も加わっているのです。ぎりぎりのところで引き上げてもらえますよね?
 水に浸けるといっても、大桶は空です。直径二フィート半、深さ三フィートもの桶に水を満たすには何時間も掛かります。せめて、その間は休ませてもらえる――なんていうのは、甘い考えでした。裏の井戸から水を汲んでくるのは、私ひとりの仕事にされてしまいました。
「みずからの潔白を証明するための仕事です」
 元気なときでも、気が遠くなるような重労働です。それを、急所ばかり何十本もの針を突き立てられた満身創痍の肉体でやり遂げなければならないのです。
 全裸のままで働くようにと、教区長様はおっしゃいます。それどころか。
「礼拝堂から外へ出れば、それだけ淫魔の付け込む隙も増えるのではないでしょうか」
 教区長様から教えていただいた魔封じをしておきましょうと、父様が提案しました。日曜礼拝のときのあれは、やはり父様がご自分で考えたものではなかったのです。
 乳首を針金の輪で締め付けて乳房もぐるぐる巻きにして、針金の束で股間を封印したうえで、淫魔のペニスからは十字架を吊り下げる。ただ歩くだけでも、自分で自分を痛めつけるに等しいというのに、その姿で水を汲んで運ぶのは――ほとんど不可能事です。けれど、教区長様は大きく頷かれたのです。
「おお、そうでしたね。あなたの娘さんを案じる気持ちは良く分かります」
 私も、父様と教区長様に感謝しないといけないのでしょうが……どうしても、その気になれませんでした。それなのに、厳重に身体を締め付けられ突起を虐められると……頭に靄が掛かって、腰の奥が熱く潤ってしまうのです。
 何も知らない信者の皆様に見られる懸念が無いのですし、全裸でお淑やかもあったものではありませんけれど、がに股にならないよう気を付けて、胸を張って仕事をしました。だって、そのほうが刺激が強くて/なんでもありません。
 二ガロンのバケツを同時に二つ持って、裏庭と礼拝堂を何十回と往復しました。十字架を膝で蹴りながら歩きました。最初のうちは痛いのがずっと強いのですが、その中でかすかな快感がだんだんと蓄積していきます。水を汲んでいる間は股間の揺れが止まっていますが、腋を締めてポンプのレバーを動かすと乳房がこねくられて、やはり一定した苦痛の中に快感が蓄積していきます。
 十往復くらいまでは回数を覚えていましたが、あとは霞の中を雲を踏みながら歩いているみたいになって――皆様が夕食をとっている間も、私は働き詰めでした。お昼も食べていないのに、ちっとも空腹は感じませんでした。というか、淫魔に憑りつかれようとしている罪深い娘には、人並みに食事をすることなど許されていない。そんなふうにも思うのです。
 水は大桶一杯に満たすのではなく、六インチ手前で止めるように言われていました。それでも、二十往復以上です。自分自身を拷問に/ではないです!/魔女審問に掛けていただくための準備が調ったときには、精根尽き果てて床に伏してしまいました。俯せになって自分の体重で乳房をこねくり乳首を虐め、十字架を太腿で押さえて腰をくねらせて……桃色の霞が薄れないようにしていました。これは魔女審問のための準備なのですから、淫魔の囁きにそそのかされた自涜行為ではありません。神様に祝福していただいているのです。なにかとんでもない考え違いをしているのかなとも思いましたけれど、三匹の鶏と二匹の牛で脚が何本あるかさえ計算できない状態ですから、そんな神学上の問題を考えられるわけがありません。
 わずか数十分でしたが――ある意味で、これまでの生涯の中でいちばん幸せな時間を過ごしていたのではないでしょうか。苦痛と快感とがせめぎ合って、互いが互いを押し上げていくような恍惚。それが、決して淫魔にそそのかされたものではなく、神様に与えていただいているという、心の充足。
 その一方で。なにかがひどく間違っているという予感もありました。
 もしや、私ではなく……教区長様や父様こそが悪魔に魅入られて、私を生贄に捧げようとしているのではないだろうかという疑問。もちろん、私よりもずっと神様のおそばに居る人たちが悪魔の手先であるなんて、馬鹿げた妄想です。そんな疑いを持つことこそ、私が淫魔に憑りつかれよとしている証拠ではないでしょうか。
「床に身体を擦りつけてオナニーとは、淫魔に支配された魔女の嫌疑がますます深まったな」
 教区長様の声で、私は我に還りました。
「しかし、そうではない可能性もあります。どうか、娘のためにも厳正に取り調べてください」
「言われるまでもありません。我が教区に魔女が現われるなど、あってはならないことです。この娘が魔女でないことを皆で祈りましょう。アーメン」
 起き上がって床にへたり込んでいる私に向かって、教区長様が十字を切ってくださいました。そして父様の手で、天井の滑車から垂れている太い鎖が、揃えた両足に巻きつけられました。
 そのまま立たされて。短い鎖でつながれた手錠が股間に通されました。私は右手を前で拘束され、左手は後ろです。手を動かせば、鎖がスリットに食い込んで――ごつごつした快感を強いられます。
 立会人の皆様が、鎖の端を引っ張ります。そのままだと転んでしまうので、自発的に床に仰臥しました。脚が吊り上げられ、腰が持ち上がって――身体が宙に浮きました。水を張った大桶の真上です。
 じわじわと吊り下げられていきます。ほつれたお下げが水に浸かり、目も水面下に沈もうとしています。そんなことをしても、せいぜい一分かそこらの違いでしょうが、急いで深呼吸をして肺に空気を溜めます。
 すうっと顔が水に没して、肩から乳房……股間に水の冷たさを感じた直後に、頭が底に着きました。そこでは止まらずに鎖が緩められていって、脚が手前へ折れていって、桶の縁に掛かりました。それを、誰かが押し戻して――鎖の重みに負けてつま先が沈んでいきます。二つに折り畳まれた姿勢で、私の身体は完全に水没しました。
 苦しい。顔が上下逆さになっているせいでしょう。息をしていなくても、鼻の中に水が入ってきます。くしゃみが出そうになるので、わずかずつ息を吐いて水抜きをします。
 まさか、最初に懸念したように、水から浮かび上がって魔女の正体を現わすか溺れ死んで潔白を証すかの二者択一ではないでしょうね。
 そんなはずは絶対にありません。教区長様にはそこまでの信頼を置けませんけれど、父様が娘を見殺しにする、どころか積極的に危害を加えるなんて、絶対にあり得ません。
 それでも……これまでと違って、直截に命の危険を感じます。恐怖で急速に息苦しくなりました。
 引き上げてもらえるまで堪え抜く。それしか、私に出来ることはありません。せいぜい、あと三十秒で引き上げてもらえるでしょう。
 一、二、三、四、五……
 ……二十八、二十九、三十!
 まだ気配もありません。あと三十秒……も、息が続きそうにないです。それでも、引き上げてもらえると信じます。
 ……もう、駄目。
 苦し紛れに息を吐きました。ぼごごっと音を立てて、大きな泡が沈んでいきます。間違えました。頭が下になっています。泡は水面へ向かって浮かび上がっています。
 息を吐き出せば、どうしても吸いたくなります。それを渾身の気力で我慢します。水が肺へ入ってしまえば溺れ死にます。
 痛い……?!
 断末魔の痙攣でしょうか。身体が海老のように跳ねて、桶にぶつかったのです。
 お願いです、神様。こんなのは厭です!
 身体の芯まで苦しいだけで、救いとなる快感がひと欠けらもありません。ああ、こんなことを考えるのも、私の身体に淫魔が巣食っているせいなのでしょうか。
 身体の下のほうできらきら光っている水面が、すうっと暗くなっていきます。頭に霞が――真っ黒な霞が掛かっていきます。
 神様の下に召されるのでしょうか。もしも、神様にまで魔女だと断罪されたら……
 がくんと、脚に衝撃が加わりました。誰かの手が、いえ複数の手が、私の身体を押したり脚を伸ばしたりしています。ぐうっと脚が引っ張られて。
「ぶはあっ……げふっ……!」
 一気に空中へ引き上げられて、私は咳き込みながら空気を貪りました。
 冷たくて甘い空気。全身に酸素が沁み通る感覚が、快感を超越して生きている実感です。
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 これで、今夜はおしまい――ではありません。尺が長くなったので、章を追加して『三穴の魔封じ』が続きます。
 詳しくは次回ですが、こんな感じです。清めていただくのですから、喜んで自発的に――です。

参考:3穴同時


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Progress Report 1ver.1.01:SMX358

 冒頭をかなり変えたので、Ver1.01として公開します。
 ストーリイ的には、何も変わっていません。
 筆者の不勉強を糊塗糊塗こっとん、ファミレドシドレミファ♪


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自涜と反省

 神様はお眠りにはならないと思いますが、人の子は眠ります。ですから、朝のお祈りは目覚めの挨拶から始めます。聖壇の前に跪いて、声に出してきちんと唱えます。
「神様、おはようございます。安らかな眠りから満ち足りた目覚めを迎えられたことを感謝します……」
 こうやって毎朝礼拝堂でお祈りを捧げるのは私だけです。父様は牧師ですが、朝は起きてすぐにベッドから出て、その場でお祈りをしています。神様は教会にいらっしゃるのではなく、祈りを捧げる者のそばに、あるいは信者が集まっている場所に降臨されるのです。それがプロテスタントの教えです。
 ですから、日曜礼拝のとき以外に、わざわざ教会まで来てお祈りを捧げる信者は、ほとんどいません。
 でも私としては、神様に来ていただくのではなく、人の子が神様の前へ足を運ぶべきだと思っています。これは信仰ではなくて気分の問題ですけれど。
 かすかな足音が背後に聞こえました。珍しく私より先に起きて外へ出ていると思ったら、ここに隠れていたのですね。
「今日も一日、精一杯に働いて……」
 すぐ後ろまで気配が迫りました。
「こらっ!」
 振り返りざま、叱りつけました。
「わっ……?!」
 跪いている私に合わせて腰をかがめていたのでしょう。ジャックは見事に尻餅をつきました。
「礼拝堂でふざけてはいけないって、何度も言ってるでしょう」
 クリームたっぷりのコーヒーにうんと砂糖を入れたみたいな顔が、はにかんだように笑っています。
「ごめんなさい……」
 しおらしく謝って立ち上がると……
 ぺちん。私のお尻を(かなり強く)叩いて、そのまま掌を上へずり上げました。私にしてみれば、強い力で撫でられた感じです。
「へっへーん。姉ちゃんのおけつ、いい音がするね」
 憎まれ口を叩きながら礼拝堂から駆け出て行きました。礼拝堂で走るな騒ぐな――注意する暇もありませんでした。
 ジャックの悪戯には手を焼きます。でも、私より二つ年下――ようやく十二星座を巡り終えようとしている弟には、男の子が女の子のお尻とか胸を触るのは淫らな行為だという自覚はないのです。お姉ちゃんがうろたえるから面白がっているだけなのです。
 私? もちろん、淫らな行為だと分かっているから、ジャックを叱るのです。
 そういう行為が性的な意味を持つとはっきり知ったのは――半年前に女性器から出血して父様に相談したら、雑貨屋ドラッグストアのスーザン小母さんが代わりに教えてくださって、そのときにあからさまなことも少し教わりました。
 神様の目の前で淫らなことを考えるのは不敬です。もうお祈りを続ける気分ではありません。
「アーメン」
 お祈りは端折って、朝の日課に向かいます。礼拝堂と住居は棟続きで通用口もありますが、神様と正しく向かい合うには正面から出入りするべきだというのが、私の信条です。
 ああ。私はこれから礼拝堂とか住居とか教会とかを使い分けてお話しするでしょうから、最初に説明しておきますね。教会の敷地の中はすべて教会です。同語反復ですね。
 敷地の中に、信者が集まる礼拝堂と、牧師の家族の住居があります。小さな事務室もくっついています。小人数の集会に使う小綺麗で頑丈な「掘立小屋」もあります。あと、家畜小屋とか納屋とかも。畑は建物ではないので、常識として教会とは言いません。これは冗談でした。

 真面目な話をします。今日は月曜ですから、助手のボブさんは来ません。食事の用意は三人分だけです。支度が出来たら、フライパンをレイドルおたまで打ち鳴らして合図をします。三人で食卓に就いて、神様に感謝の祈りを捧げてから、私と父様は食事を始めます。弟は、食事を終えかけるところ――といいたいぐらい、ぱくつきます。
 これまで、父様とか弟と紹介してきましたけれど、実の家族ではありません。
 父様はオットー・ヒュンケル。ここ、人口千人ほどのコッパーベルタウンにある唯一の教会を司る牧師様です。三十五歳です。カウボーイたちと喧嘩をしても(しませんけれど)二人くらいならまとめて相手に出来そうなくらいに頑丈です。年上の人に説法をしてもなめられないようにと、髭もじゃです。髪も髭も赤茶色です。生涯独身の誓いを立てておられます。
 父様は法律的には養父(Adoptive father)なのでしょうが、私としては義父(Fathe in law)をもじって心父(Fathe in heart)がふさわしいと思っています。
 弟はジャック・ヒュンケル。教会の前に捨てられていた黒人との混血です。黒い縮れ毛を短く刈っています。甘ったるい顔つきだと思うのは白人の美的基準からだけらしいです。
 そして私、ジュリア・コバーニ。父様とも弟とも違って、銀髪シルバーブロンドです。瞳も碧いので、北欧系かもしれません。でも、母様の姓はコバーニですから、ラテン系かもしれません。血統が不明なのは、母様はロマの民ジプシーで、事情は知りませんが仲間からはぐれたか追い出されたかして、やはり教会の前で行き倒れたからです。身の上を語る暇もなく私を産み落として、すぐに亡くなりました。私の名前は、母様に付けていただきました。
 私は生粋の白人なので出自がロマの民でも、町の人たちからあまり差別は受けていません。
 ああ、ジャックだって表立った差別は受けていませんよ。なにしろ、父様が牧師様なのですから。奴隷の子供たちからは半分白人と思われています。友達と呼べる子はひとりもいなくて、だから私に甘えたり悪戯を仕掛けたりするのです。
 ジャックは、将来のことを考えるのは早すぎますが、私には確固たる目標があります。ほんとうは父様の後を継いで牧師になりたいのですが、世間の人たちは女がしゃしゃり出ることを望みません。聖書にもはっきりと、女は男に劣ると書かれています。ですから、私は将来は修道女となって、神様に一生を捧げるつもりです。私たちはプロテスタントですから、カソリックのような厳密な組織としての修道院はありませんけれど、熱心な信者が同性で集まって清貧な集団生活を営むという意味での集団は、この州にも幾つか存在します。
 父様も賛成してくれています。でも、責任ある社会人として誓約できる年齢には達していないので、受け入れてもらえません。今は教会のお仕事を出来るだけ手伝いながら、生活態度だけでも修道女と同じように、敬虔に清く勤勉であろうとしています。
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 つまり、プロテスタントに関する知識不足です。
 教会といえば頭に浮かぶのは聖堂ばかりで、実務空間とかも抜けていました。

 しかし、まあ。プロテスタントでは、ごく一部の宗派にしか修道院は存在しませんが、篤志家の奉仕活動の拠点とか結構あるそうな。
 ううむう。いっそ、クリスチャンにしちまえば楽だった。しかし、アメリカと言えば清教徒ですメイフラワーですプロテスタントです。
 それに、そういう環境で修道女(に準じる生活)を目指すヒロインの信仰の篤さが表現できるという。in front of MISOです。

Progress Report 1:SMX358

 いよいよ執筆開始(過去完了形)!
9/8、9、10、11(うち休日1、紙飛行機1)で、わずか40枚です。今日(12)の休日でバンカイできればカンパイですが。


 この記事(小説冒頭)と小説終結部は残しますが、あとは漏らさず掲載しては、次の記事のときに消していきます。途中も少しは残すかもしれませんが。進捗状況と尺によっては、ひとつの章の掲載期間が二、三日ということもあるかもしれません。あると、いいな。
 この小説は『なろう』形式で書いています。[[rb:根菜勘治>こんなかんじ]]ですね。なので、html形式にするのは一括置換です。
> →
<rt> これを最初に実行しないと > の重複でわやくちゃになります。
[[rb: → <ruby>  ]] → </rt></ruby>
 出来上がりは……根菜勘治こんなかんじ
 WORDでルビ検索しなくていいから楽です。でも、PDF化のためにword形式にするには[[を検索してはルビに置き換えていくので、ちょい手間です。


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自涜と反省

 神様はお眠りにはならないと思いますが、人の子は眠ります。ですから、朝のお祈りは目覚めの挨拶から始めます。聖壇の前に跪いて、声に出してきちんと唱えます。
「神様、おはようございます。安らかな眠りから満ち足りた目覚めを迎えられたことを感謝します……」
 かすかな足音が背後に聞こえました。珍しく私より先に起きて外へ出ていると思ったら、礼拝堂に隠れていたのですね。
「今日も一日、精一杯に働いて……」
 すぐ後ろまで気配が迫りました。
「こらっ!」
 振り返りざま、叱りつけました。
「わっ……?!」
 跪いている私に合わせて腰をかがめていたのでしょう。ジャックは見事に尻餅をつきました。
「礼拝堂でふざけてはいけないって、何度も言ってるでしょう」
 クリームたっぷりのコーヒーにうんと砂糖を入れたみたいな顔が、はにかんだように笑っています。
「ごめんなさい……」
 しおらしく謝って立ち上がると……
 ぺちん。私のお尻を(かなり強く)叩いて、そのまま掌を上へずり上げました。私にしてみれば、強い力で撫でられた感じです。
「へっへーん。姉ちゃんのおけつ、いい音がするね」
 憎まれ口を叩きながら礼拝堂から駆け出て行きました。礼拝堂で走るな騒ぐな――注意する暇もありませんでした。
 ジャックの悪戯には手を焼きます。でも、私より二つ年下――ようやく十二星座をめぐり終えようとしている弟には、男の子が女の子のお尻とか胸を触るのは淫らな行為だという自覚はないのです。お姉ちゃんがうろたえるから面白がっているだけなのです。
 私? もちろん、淫らな行為だと分かっているから、ジャックを叱るのです。
 そういう行為が性的な意味を持つとはっきり知ったのは――半年前にお股から血が出て父様に相談したら、雑貨屋ドラッグストアのスーザン小母さんが代わりに教えてくださって、そのときにあからさまなことも少し教わりました。
 神様の目の前で淫らなことを考えるのは不敬です。もうお祈りを続ける気分ではありません。
「アーメン」
 お祈りは端折って、朝の日課に向かいます。今日は月曜ですから、助手のボブさんは来ません。食事の用意は三人分だけです。
 支度が出来たら、フライパンをレイドルおたまで打ち鳴らして合図をします。三人で食卓に就いて、神様に感謝の祈りを捧げてから、私と父様は食事を始めます。弟は、食事を終えかけるところ――といいたいぐらい、ぱくつきます。
 これまで、父様とか弟と紹介してきましたけれど、実の家族ではありません。
 父様はオットー・ヒュンケル。ここコッパーベルタウンの牧師様です。三十五歳です。カウボーイたちと喧嘩をしても(しませんけれど)二人くらいならまとめて相手に出来そうなくらいに頑丈です。年上の人に説法をしてもなめられないようにと、髭もじゃです。髪も髭も赤茶色です。生涯独身の誓いを立てておられます。
 父様は法律的には養父(Adoptive father)なのでしょうが、私としては義父(Fathe in law)をもじって心父(Fathe in heart)がふさわしいと思っています。
 弟はジャック・ヒュンケル。教会の前に捨てられていた黒人との混血です。黒い縮れ毛を短く刈っています。甘ったるい顔つきだと思うのは白人の美的基準からだけらしいです。
 そして私、ジュリア・コバーニ。父様とも弟とも違って、銀髪シルバーブロンドです。瞳も碧いので、北欧系かもしれません。でも、母様の姓はコバーニですから、ラテン系かもしれません。出自が分からないのは、母様はロマの民ジプシーで、事情は知りませんが仲間からはぐれたか追い出されたかして、やはり教会の前で行き倒れたからです。身の上を語る暇もなく私を産み落として、すぐに亡くなりました。私の名前は、母様に付けていただきました。
 私は生粋の白人なので出自がロマの民でも、町の人たちからあまり差別は受けていません。
 ああ、ジャックだって表立った差別は受けていませんよ。なにしろ、父様が牧師様なのですから。奴隷の子供たちからは半分白人と思われています。友達と呼べる子はひとりもいなくて、だから私に甘えたり悪戯を仕掛けたりするのです。
 ジャックは、将来のことを考えるのは早すぎますが、私には確固たる目標があります。ほんとうは父様の後を継いで牧師になりたいのですが、世間の人たちは女がしゃしゃり出ることを望みません。聖書にもはっきりと、女は男に劣ると書かれています。ですから、私は将来は修道女となって、神様に一生を捧げるつもりです。父様も賛成してくれています。でも、まだ見習修道女にもなれない年齢ですから、今は教会のお仕事を出来るだけ手伝いながら、生活態度だけでも修道女と同じように、敬虔に清く勤勉であろうとしています。
 ちらっと触れたボブさんは、教会の助手です。専属ではなく、週末だけに来て下さるボランティアです。二十二歳ですから、じゅうぶんに私と釣り合う年齢です。もっとも、向こうは私のことを……せめて、妹くらいには思ってくれると嬉しいのですけど。
 などと、朝っぱらから浮ついたことを考えてはいけません。
 台所の後片付けが終わったら、私も農作業です。信徒の皆様からの浄財は、出来る限り教会の維持と修繕にまわします。小麦も野菜も牛乳も、教会の小さな農場で賄います。
 朝の私の仕事は乳搾りです。雌牛の横に座って、子供のペニス(という単語も、スーザン小母さんに教わりました)くらいもある乳首を両手にひとつずつ握って、左右交互に搾っていきます。
 ふう。また、ジャックが忍び足で近づいて来ました。叱っても叱っても懲りないので、今日は作戦を変更します。
 むぎゅっと、背後から左右の乳房をつかまれました。私は、平然を装います。
「姉ちゃんのお乳は、僕が搾ってあげるよ」
 無視していると、ぎゅううっと強くつかんで、私が雌牛の乳を搾るリズムに合わせて、もぎゅもぎゅと指を食い込ませてきます。
 私は背丈では二つくらい下の年齢に見間違われますけど、そんな人も私の乳房に気づくとレディに対する口調に改めます。改めすぎます。若い男性には、じゅうぶんに恋愛の対象に見えるのでしょう。それが厭だから、私は(寝るときを除いて)胸にきつく布を巻いています。
 その布を越えてジャックの指が食い込んできます。痛いのですけど、意地になって無視を決め込みます。
「お姉ちゃん、平気なの?」
「いくら私の乳房を搾っても、お乳は出ないわよ」
 わざと見当はずれな答えを返してやりました。
「ちぇええ……」
 私が取り合わないと分かると、ジャックは逃げて行きました。
 私は乳を搾りながら、なんとなく落ち着かない気分です。ジャックの指は痛かったけれど、まだ残っている疼きが、だんだん熱を帯びてきたような……錯覚ですね。
 牛の世話を終えると、すぐに昼ご飯の支度に取り掛かります。
 午後からは、乾燥させておいた麻から糸を作ります。繊維が長いので、綿のように紡ぐ必要がありません。来週あたりからは麻糸を使って亜麻布を織る予定です。女の子ひとりだけの手ではたいした量を作れませんが、シーツや家族の普段着を作る分には足りています。

 父様と弟か野良仕事から帰って来ました。まず父様が身体を洗って、私が出しておいた清潔な下着に着替えてから私の部屋をちょっと覗きます。
「おお。ずいぶんと捗っているね。関心、関心。それでは、ちょっと出てくるからね」
 町の反対側にあるサロンへ通うのが日課になっています。カウボーイや職人さんたちと、世間話をしながら遊ぶのです。サロンでの遊びといえば、ポーカーのような賭け事が真っ先に浮かびますが、父様は神様に仕える身ですから、チェッカーです。市長のディーラーさんとか銀行頭取のギャレットさんがいらっしゃれば、チェスをすることもあります。
 父様が出て行かれて十五分もした頃です。
「姉ちゃん……助けてよお」
 半べその声が聞こえてきました。あわてて裏庭へ出てみると、弟が行水桶の中にうずくまって両手で股間を押さえていました。
「チンチンが……変になっちゃったよお」
 どんなになっているのか、見ないことには始まりません。いやがるのを叱って、手をどかせました。
「まあ……?!」
 ふだんは私の小指くらいなのに、父様のペニスの半分くらいにまで大きくなっています。父様のは垂れていますが、今のジャックのは、お腹にくっつくくらいに上向いています。これが、勃起という現象なのでしょう。しかも、普段とは違って、薬莢から飛び出たスラッグ弾みたいになっています。
 こういうときには、エロチックなことからうんと遠くてややこしい事柄を考えれば良い――というのは、スーザン小母さんではなく、去年から酒場で働き始めたマリーから聞きました。エロチックからいちばん遠いのは、お祈りだと思います。でも、不謹慎ですし、ややこしくもありません……そうだ。
「いいこと。落ち着いて聞くのよ。塀で隠れた向こう側には、鶏と牛が合わせて五匹隠れているの。そして、塀の下から十四本の足が見えているわ。鶏と牛とは、それぞれ何匹いるか分かる?」
   註記:数助詞(人、匹、頭、個、本)の
      問題は無視してください。
「何言ってんだよ。赤ちゃんだって、牛の足と鶏の足を見間違えるはずがないぞ」
 それは、まあ、そうですけど。でも、見る見るうちにペニスがうなだれて縮んで、先端まで薬莢の中に引っ込みました。
「ジャック、正直におっしゃい。チンチンをいじってたんでしょ?」
「違うよ」
 弟は怒ったように答えました。
「お姉ちゃんのおっぱいをつかんだときのことを考えただけだよ」
 そちらのほうが、罪は重いです。でも、どう言ってたしなめたら良いのか分からなかったので。
「元に戻って良かったじゃないの」
 適当にごまかして家の中へ引き返しました。

 夕食が終わって。居間に三人が寄り集まって。私は繕い物をしたり趣味のレース編みを進めたり。弟は小さな黒板を使って二桁の足し算の勉強。父様は新聞です。面白い記事があると、読んで聞かせてくれます。
 電気代がもったいないので、午後九時には寝ます。それでも、十年くらい前までは明かりはランプしか無くて、午後七時には眠りに就いていたのですから、ずいぶんと夜更かしになったものです。その分、朝は遅くなりましたけれど。
 ひとり闇の中に身を横たえて。なかなか寝付けません。ジャックの勃起したペニスが、瞼の裏に浮かんできます。あれが、女の子のヴァギナに挿入されるのです。いえ、あれ・・ではありません。大人の男性でしたら、父様のペニスと同じくらいです。それが、倍くらいにも大きくなって……私のヴァギナに、本当に入るのでしょうか。ジャックのですら怪しいと思います。
 それから……ジャックにつかまれた乳房が、また疼き始めました。強い力。あれが、男性の片鱗なのでしょう。
 あれとこれとを考えると、腰のあたりが熱くなってきます。胸が苦しくなってきます。
 私は背丈が発育不良で胸が発育過剰です。では、ヴァギナは?
 指くらいなら入るかな?
 布団の中で手を動かして、お股に触れてみました。なんだか、ぬるぬるしています。もう三年くらい前から……淫らなことを考えると、こうなるのです。
 指くらいなら入るかな?
 その考えが頭を去りません。人差し指をラビアの中へ滑らせました。ヴァギナは、すぐに探り当てました。縁に触れると、くすぐったいです。腋をくすぐられたときとは、ちょっと違います。心臓がドキドキしています。
 つぷっと……簡単に指が入りました。でも、赤ちゃんに指を吸われているみたいな感じ。とても二本三本は入りそうにありません。大人の勃起したペニスはもちろん、ジャックのすら無理でしょう。
 ああ、そうか。それでも無理にこじ入れるから、マリーが言っていたように「最初はすごく痛い」のでしょう。
 そこでやめておけば良かったとは、後になって思ったことです。ヴァギナから指を引き抜いたものの、なんだか満たされない気分のままに、ラビアをなぞっていました。
「あっ……?!」
 びびっと電気が走ったみたいな感覚がありました。町に来た『科学サーカス』の興行で感電を体験したことがありますが、そのときみたいな痛みはありません。甘い感電とでもいうべき感覚です。
 たしか、ラビアの上端あたりを……
「ああっ……」
 また感電しました。そして、はっきりと『電極』が分かりました。左右のラビアが合わさっているあたりに、小さないぼがあるのです。そこに指が振れると、疣から腰の奥へ向かって、途中でヴァギナも通りながら、電気が奔るのです。それが、とても甘い――なんて言葉では追いつきません。じいんと腰が痺れて、頭に淡い霞がかかります。
 その霞は、はっきりとピンクに染まっています。だから、これ・・は淫らなこと、いけないことだと悟ってしまいました。オナンの罪という言葉が自然と浮かびました。オナンは、妻を孕ませることなく男女の営みに及びました。
「でも、今ではそういう意味じゃあなくなってるのよ」
 またも、マリーの言葉を思い出しました。
「そのうち、自分で覚えるわ。そうならないうちは、まだまだネンネってことだわよ」
 ああ、マリーの言葉に隠されていた真実に目覚めてしまいました。そうなって・・・・・しまったのです。
 いけないことだと分かっていながら、指は身体は、また感電を欲しがります。
 ただ疣に触れるだけでなく。この疣には『芯』があって、それを皮が包んでいます。その皮をくにゅくにゅとつまむと芯まで刺激されて、いっそう強い電気が奔ります。
 股間に触れていいのは、最も汚らしい排泄の後始末と、最も崇高な子作りのときだけです。神様が、そうお定めになったのです。こんな、自分の快楽のためにだけ刺激するのは涜神です。悪魔の誘惑に負けているのです。
 それが分かっているのに、指の動きを止められません。だんだんと速くなっていきます。でも、ジャックに乳房をつかまれたみたいに(そう思った瞬間、胸にきゅうんと熱い感情が込み上げてきました)強くつまむと――痛いだけです。嘘です。痛いのだけど、その奥に甘い感覚があります。むしろ……お菓子を作るとき、生地に少量の塩を混ぜるといっそう甘みが引き立つみたいに。痛いのと気持ち良いのとが混じり合って……
「あああっ……(何か来る)?!」
 叫びかけて、あわてて片手で口を押えました。もう一方の手は、股間から放すことが出来ません。片手だけでは物足りないので、シーツを引き寄せて丸めて口に入れて。右手で疣を刺激しながら、左手でヴァギナに指を挿れてみました。
「…………!」
 ぶわあっとヴァギナが爆発したような感覚。頭の中のピンク色の霞が、部屋いっぱいに拡がって……
「ふわああああ」
 口からシーツを吐き出して、幸せな溜息を吐きました。そのまま、ピンク色がだんだん暗くなっていって……

 罪の意識とともに目を覚ましました。
 我を忘れて、悪魔の誘惑に負けてしまったのです。私は、なんという罪深い行為をしてしまったのでしょう。子作りのためにのみ使う器官を、一時の快楽の道具にするなんて。
 ロザリオを繰る想いで三つ編みを結い直しました。それをスカーフで包みます。修道女の被り物ウィンプルを真似て、起きている間はずっと髪を隠しているのです。
 朝のお祈りでは、神様にお赦しを願いました。そして、贖罪のためにも昨日より頑張って仕事をしようと自分に誓いました。
 昨夜に気づいた疣のこともジャックの勃起したペニスのことも考えないようにしました。でも、ジャックが台無しにしてくれました。
 乳搾りのときも、考えないということばかり考えていたので、ジャックの気配に気づきませんでした。不意に乳房をつかまれました。どうにか、驚かずに済みました。
「しつこいわよ。お乳は出ないんだったら亅
「僕も算数の問題を考えたんだよ亅
 昨日よりは優しい力で乳房を揉みながら、身体を密着させて耳元に囁きます。
「雌牛と人間と、合わせて七頭。おっぱいは十二個。それぞれ何頭だ?亅
 全部人間とすると乳房は十四個……暗算が間違っているのでしょうか。背中に押しつけられたジャックの身体の一部が、すごく硬くて、考えがまとまりません。
「降参、分からないわ。手を放して」
「雌牛が三頭と男の人が四人だよ。男には、おっぱいが無いからね」
 種明かしはしてくれましたが、手は放してくれません。
「いい加減にしないと、あなただけ牛乳抜きにするわよ」
「分かったよ。それじゃ、バイバイ」
 声に合わせて強くモギュモギュと揉んでから、駆け去りました。
 ムウウウ~
 雌牛に乳搾りを催促されて、我に還りました。乳房を揉まれたのと背中の感触とにぼうっとしていたようです。
 結局、一日中あれこれ考えるというか思い出すというか。ジャックのペニス。昨日は半年ぶりくらいに見たのです。発起していないときでも、私が覚えているよりも成長しているのかもしれません。もしそうなら、少し安心です。大人のペニスがあんな倍率で膨張するのだったらヴァギナに拳骨を突っ込まれるようなものですから。
 だから、これはちっとも淫らな真似じゃない――と、自分に言い訳をして。ジャックが行水を使っているときに、わざわざ玄関から出て裏庭へまわって、忍び足で後ろから近づいて覗き込みました。
「わっ……どしたんだよ、姉ちゃん?!」
「後ろからそっと近づかれると、びっくりするでしょ。仕返しよ」
 一瞬ですけど、きっちり目撃出来ました。不安が募りました。ジャックの平常時のペニスは、半年前から変わっていなかったのです。
 でも、本当に? 見間違いはなかったかしら。
「今日は、チンチンは腫れてないの?」
「なんともないよ」
「それでも心配だわ。お姉ちゃんに見せてごらん」
 我ながらうまい口実です。
「平気だよ。もう、あっちへ行ってよ」
「お姉ちゃんが頼んでも、ジャックはやめてくれないでしょ。見せなさいったら」
 前を隠している手をつかんで、ひっぺがします。ジャックも本気では逆らいません。
「ふうん?」
 スラッグ弾ではなく、マスケット銃の薬包みたいです。マスケット銃の薬包は、火薬と弾丸がひとまとめに紙の筒に収まっています。
 ジャックのは、実際には薬包よりも小さいです。でも、眺めているうちに大きくなってきました。遠距離射撃の角度になるのは薬包ではなく銃身のほうですが、つまりそういうことです。
「もう、いいだろ。あっちへ行ってよ」
 手で水を掬って顔に掛けられました。完全なスラッグ弾になるのを見届けたかったのですが、あまり騒ぐと父様が様子を見に来るかもしれません。退散します。
 食事の支度をしているときも食事中も後片付けも上の空でした。レースの編み物は何度も間違えて、ほどいてはやり直し。
 今日見たジャックの平常時のペニスと昨日の勃起したときの大きさと。その比率を、ただひとりだけ見知っている大人のペニスに当てはめて。私の指を五本まとめてつぼめたよりもずっと太いでしょうから、とてもヴァギナへの挿入は不可能だと思ったり。でも先端は丸まっているから、鈍い楔を打ち込むようにして……引き裂かれるとしたら、想像を絶する痛みだろうと恐怖に捕らわれたり。それなのに、腰の奥がキュンキュンして、淫らな汁がにじみ出るのです。
「よし。そろそろ寝る時刻だな」
 お父様がそう言ったときには、ほっとしました。と同時に……今夜も寝付けない。だけではなく、きっと、悪魔の囁きに耳を貸してしまうのではないかと恐れました。
========================================

 リクエストでアメリカと指定されていますから、やはりプロテスタントです。典型的なキリスト教といえば(服装とか儀式とか)カソリックのほうが書きやすいですが。それでは中世旧大陸の話『公女巡虐』と似通ってくるし。
 19世紀末乃至20世紀初頭の設定は、これは便利です。サディスト見習の牧師様(養父)が、百マイル離れた大きな街にいる筋金入りサディスト教区長に相談するのに電話が使えます。教区長が馬無し馬車で駆けつけることもできます。
 いえ、これはお話が進んでから先の展開ですが。


 今、もっとも苦慮しているのがBFの元ネタです。ヒロインはまだ修道女見習にもなっていないので、あの被り物はしていませんが、それは無視して。
 全裸で跪いて正面の十字架に祈る修道女。の背中に刻まれた鞭痕。
 なんて図柄を想定していますが、なかなか適当なのがありません。それらは追々紹介していくとして。
 ウィンプルの代わりに髪をスカーフで覆ったヒロイン――のイメージです。

裸スカーフ
 元ネタはイスラム系少女らしいですが、まあ、いいや。

Progress Report 0:SMX358

少女ジュリア~背徳の恍惚

20世紀初頭、秋。
アメリカ南部マラバメ州カッパーベルタウン
プロテスタント教会
懺悔はないが、神父と信徒の信頼関係に基づいた罪の告白はある。
(サクラメントではない)
コルセットが一般的だが、性的な強調を嫌って、ヒロインは着用しない。
布を節約したズロース(提灯ブルマ類似)、胸は布を巻いて押さえている。
その上に膝丈のシュミーズ。上衣(と表記)はくるぶしまでの長袖ワンピース。ブラウスは無し。
町の女の子と交流はあるから、知識としては勃起を知っている。半年前に初潮。
ウィンプル(修道女の頭巾)は着用できない。スカーフで髪を包んでいる。
父様(ファザー)。神父を意味するのはカトリックだけ。疑似家族。シスター、ブラザーも。
弟は「父ちゃん」「姉ちゃん」

少女:ジュリア・コバーニ14歳。
銀髪(シルバーブロンド)碧眼。清楚に三つ編み。トランジスタグラマー。
ロマの母親(マリア・コバーニ)が産み落として死亡。
父は不明。苗字から推測してイタリア系? 銀髪碧眼は北欧?
将来は聖職に就きたいが、女性への偏見があるので修道女を目指している。
年齢に満たないので、教会の仕事を手伝って修業中。
性格的には殺戮聖女レピアの裏返し。

少年:ジャック(・ヒュンケル)12歳。
教会の前に捨てられていた。苗字は養父から。
白黒ハーフ。縮れ毛を短く刈っている。
愛くるしいが、白人の美醜基準の埒外。

牧師:オットー・ヒュンケル35歳。
独身の誓い。筋肉質。

助手:ボブ・サマーズ/通い22歳。

教区長:ノートン牧師48歳。
妻  :フェビアンヌ23歳。
助手 :ベルケン32歳。

<PLOT>

・自涜と反省
月曜。
跪いて朝の祈り。
気配に気づいて直前に「こらっ」
それでも尻パッチンで逃げるジャック。
牛の乳搾り。つかまれても手が放せない。
夕刻。農作業の後の桶行水。
「お姉ちゃん。チンチンが変になった」
でかい。ずる向け。
こんなときにお祈りとかは不謹慎なので。
「スペインでは雨は主に平野に降る」
じゃなくて。
「鶏と牛が三十二、脚の数は八十八……」
「鶏と牛の脚を見間違える馬鹿はいないぞ」
寝床で。でかチンが頭から消えない。
妙な疼き。初めてのオナニー。
クリに気づいて、快感と不安と(小さなチンチンが生えた?)
翌日からは、ジャックの悪戯に過敏。行水を覗き見。繰り返す自慰。快感増大。自己嫌悪も。

・告白と贖罪
水曜。
罪の告白。小さなチンチンも告白。
下脱ぎさせて実見。下心は無い。
これはイボみたいなもので無害?
(オットーも知らない)。
自涜の罰に、掌に鞭。
その夜は、オットーに頼んで手を縛って寝る。
木曜
太腿を擦り合わせて脚ピンで軽く逝く。
また懺悔。根源を罰してください。
スカート捲り上げて、笞でメコスジ縦打ち。逝ってしまう。
オットーの声が上ずってくる。
これは容易ならぬ。
イボの件も含めて教区長様に相談してみる。
(数年前に、町に電話がつながった)。
着衣大の字緊縛で就寝。ジャックの悪戯。

・苦痛と恥辱
金曜。ボブを立ち会わせる。
全裸。直立メコスジ打ち。ずっと強く。
姿勢崩れるので宙吊り。
ここも突起と、乳首も笞先で。教区長の入れ知恵
派手に逝く。

・礼拝の試練
土曜は安息日で聖書黙読。
日曜礼拝。淫魔封じに紐で三点豆絞り。それぞれクルスをぶら下げる。
筆で聖水を塗る(こちょこちょ)。下着無し。
ばれないかひやひやで、股間じゅくじゅく。
濡れた太腿と股間。魔封じ。
悪魔が暴れないようにベッド上マングリ返し緊縛。
このあたり、ジュリアも神父の本心に薄々気づいてる。
男女の営みにいくらかの知識はある。でも受容。
(ジャックは、白人からも黒人からもコウモリ扱いで、友達がいない)。
破瓜、聖水(普通に精液)注入。

・魔女の嫌疑
月曜
教区長の到着(自動車だから半日)。すでに根回しは出来ている。
同好の士/浄財寄付。
市長、銀行頭取、保安官、総合雑貨屋店主。中にはただの助平も。
教区長と市長の会話で、繋がりが明らかに。
牧師が堅物で、遠くの特殊娼館で欲望を満たしていたが、これからは地元で。
尋問の場所は神の御前(礼拝堂)。祭壇の前に脚立。
全身剃毛して針判定。最後は十字架をマンコとアナルに(単独で)。アナルは十字架で掻き出し。
オットーが改めて拘束和姦。イラマは教区長。店主がアナル。
市長は前。頭取も前。保安官はアナル。この三人はお掃除フェラ。
礼拝堂に結界を張って、ジュリアを拘束監禁。

・魔除の儀式
火曜日
まだ悪魔に乗っ取られていない。
悪魔が印を付けられぬように全身鞭傷。
傷の上に熱蝋で封印。
悪魔が入らぬよう、すべての穴を同時に清める。

・犠牲の仔豚
教区長はすぐ帰って。あとは、オットーとボブと同好の士で。
水曜日と木曜日は、傷だらけの身体で日常生活。すべてが重労働。
ジャックも、異様な雰囲気に気づいて神妙。
金曜日に再び魔除の儀式。
ジャックの挙動不審は気づいている。
覗かれている。もっと見てという欲求と、彼が第三者という不満と。
自分から声を掛ける。
引きずり出されるジャック。リンチ。
市長「黒もロマも平等だと言ってた牧師殿がねえ」
「同じ人間だから激怒しておる。猿が人形にちょっかいを出して、人間が本気で怒るかね」
ジュリアと並べてエクソシスト。
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 いきなりのPLOT紹介でした。
 ヒロインの心裡とかは、リクエスト内容通り。
 今回は名前のお遊びは無し。あえて言えば、ヒロインのイニシャルJはジュスティーヌのJ。
 ヒロインの性格設定にある「殺戮聖女レピア」は『ふかふかダンジョン攻略記』の助演女優。

聖女騎士

 話はずれますが。この『ふかダン』。ファンタジーではありませんね。「なろう」でもありません。てか、そもそもノベライズじゃないし。
『ふかダン』はハードSFにしてディープSFです。
 ハードSFについては、別ブログを参照。
 ちなみに(別作品で)指摘してた大チョンボ。時計のない世界で「2時の方向、敵影!」は、ちゃんと改善されてますね。同じ12方位でも真正面を前方まえほー、以下時計回りに、前右まえみぎ右前みぎまえ右方みぎほー……ゼンポウ、コウホウではなくマエホー、アトホー。ちなみにヒダリはヒダと短縮。最初の2文字でおよその方角が分かり、聞き間違えない工夫もされています。
 それはともかく。『ふかダン』は、ハードScience Fiction(空想科学)の部分よりもディープSpeculative Fable(思弁的寓話)に注目すべきです。
 以下、長くなりますが引用。妻子の仇とつけねらった知的モンスターに返り討ちにされた男が。
「妻と赤子だった息子になんの罪が……」
 それに対して。
「罪や善悪は同じ社会の中でしか成立しない。同じ社会の一員となる条件は双方の同意」
「農家が害獣を殺しても、害獣が農家を殺しても、どちらも悪くない」
「我々を害獣と定義したおまえたちが、どれだけ我々を殺し、泣きじゃくる用事(ほんま、AIで文脈解析くらいしろや)を追って刺し、赤子を岩に叩きつけて回っても、お前たちは何も悪くないし、それは罪ではない」
「だから、お前たちも罪が有るとか無いとかでは分けてもらえない」
 中略
「何故なら、お前たちがこの『戦争のルール』をそのように定めたのだから」
 これがSFだ! です。

 お話を戻して。
 ストーリイはこれで良しとして。ガジェットというかメインディッシュの責めの内容は、書きながらノリでぶっこんでいきます。

 さて。勤務が不規則なジェダイの騎士。7,8,10,12,14と休みです。そのかわり後半は3日しかありませんが。
 『宿題を忘れたらお尻たたき』の最新話もノクターンにUPしたことだし。
 一気にスタートダッシュといきたいのですが。
 スマホのやつ、いきなり充電量ゼロになったりしやがるので、機種変しますか。調教に1日はかかるよなあ。10日と14日は紙飛行機も入れるだろうし。でも、まあ。100枚はともかく50枚はいくでしょう。

  

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Progress Report [-1]:SMX358

 ううむ。この人とは潜在的無意識とやらでつながっているのか?

 これまで、無実の罪で拷問されるヒロインはあれこれ書いてきたけど、はっきりと罪を犯した少女が「正当に」拷問される話は書いてなかったな。
偽りの殉難』は、切支丹を装って処刑されることで憎き叔父夫婦を連座させる話だし。
非国民の烙淫』も、母親に懸想した特高刑事の罠だし。
女囚性務所』は、志願して女囚になったわけだし。
赤い雑誌と白い薔薇』も、特高の罠だし。
 というわけで、「犯罪少女を正当に拷問して公開処罰する」話を書きたくなって。
『公女巡虐~娼婦から性隷までの長い道程』と、タイトルもほぼ決まりました。
 性隷というのは聖隷のもじりです。施虐女子修道院で、祈りと悦虐に明け暮れる一生が始まるのです。
 そして、ここで。PIXIVの新規依頼がありました。ので、これを受けることにして。
『公女巡虐』は、”Ponpoko Skin”本棚に仮収容しました。次作はリクエストのSMX358で、その次が『昭和集団羞辱史:物売編(夜)』か、「これ」でしょう。
 SMXというのは、SM小説の試作品です。米空軍のX15とか自衛隊のF-Xですな。そして、電子出版して量産試作程度に売れたわいとなると、SMYです。余談だよん。
 358というのは、ロリマゾシリーズは当初30番台だったのですが、作品が増えたので桁を挙げて、リクエスト作品は351番からとしたのです。ううむ。リクエスト第8作か。売れっ子ですな(激違


 で、この新規依頼です。例によってWILL様です。リクエスト一読。おにょろきました。

========================================
*ストーリイのリクエスト
修道女見習いがマゾ落ちする
*時代設定のリクエスト
20世紀前後のアメリカ
*シチュエーションのリクエスト
悪魔祓いという名目で調教される
*キャラ設定
・ヒロイン
1x~x4歳くらいの修道女を目指す銀髪碧眼の女。年の割には背が低いが胸は大きめ。
敬虔で心優しく、弟分(後述)のことを家族のように思っているが、少しづつ成長している彼に異性として惹かれていく。
性欲の強いマゾヒストだが、若さゆえの潔癖症から性欲は悪魔の囁きとして嫌悪している。
・弟分
ヒロインより2~3歳年下の男。黒人と白人のハーフで赤ん坊の頃に教会の前に捨てられていた。
やんちゃないたずら好きでヒロインと保護者(後述)を困らせているが、実際は強く慕っている。
まだ生えておらずエッチなことにはあまり興味はないが、騒がれるのが楽しくてヒロインの胸を触ったりする。
・保護者
ヒロインと弟分の保護者。温厚篤実、公明正大、この時代では珍しく偏見も差別意識もない。
二人に慕われ住民の信頼も厚いが、その本性は他者を甚振ることにでしか興奮できないサディスト。
だが、未だ自覚はない。
*人間関係のリクエスト
保護者、姉、弟の疑似家族
*特定の責めのリクエスト
・弟分の裸を見てしまったヒロインは、欲望のままに自慰を行い、深く嫌悪する。
・日に日に強くなる性欲について保護者に相談するヒロイン。最初は真摯に対応していた保護者だが、
ヒロインの安心のために行った悪魔祓いをきっかけに、自身の性癖に気づき同好の士を集めてヒロインを調教、ヒロインは罵られ嬲られることに快楽を感じ受け入れていく
 ※できれば乳首や陰核への針責があると嬉しいです
・調教を目撃した弟分も巻き込まれる。
弟分の衣服を剥ぎ取り、口汚く罵りながら拷問じみた性的な懲罰を加える保護者。同じ懲罰を受けながら、みだらな笑みを浮かべるヒロイン。
 混乱する弟分を見て、ヒロインは弟分が自分と同じ立場になったことを主に感謝する。

R-18 #SM #鬼畜 #輪姦 #拷問 #露出 #言葉責め #調教
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10-37.jpg

 なんとなんとナントの勅令、ナンタケットでナンタルチャ。
 舞台は教会ですが、ヒロインは修道女見習ではありませんか。
 暗合というやつであります。暗号では有馬温泉草津の湯別府湯布院城崎にて。
 依頼者様は教会と修道院と混同されてるきらいがありますが。それを言うと。そもそも女子修道院は男子禁制。男女修道院はありません。ですが、これは。修道院ではなく、「教団」とかで辻褄れます。あるいは教会の孤児院とか。孤児院にすると保護者、ヒロイン、弟分という疑似家族の設定に合いませんが。
 しかし、まあ。リクエストの時代と世界には、在俗会(ますます人数が……)というやつが実際に存在します。なんとでもなります。ならなくても、します。「同好の士」に教会関係者を配置する手もあります。外来者も登場させますが。
 まあ。これを受けると、修道院かぶりですが。『公女巡虐』は、幼い頃に垣間見た女囚の全裸引き回しで被虐に目覚め、それを妄想しながらオナッてるのを継母に見つかって、お仕置きにメコ筋縦打ちとかオナ封じで毎夜大の字磔就寝とか。修道院送りにされる直前に誘拐されて娼館に売られて、わざと脱走してきつい仕置を受けるとか、伯爵令嬢捜索の手が娼館に伸びてきたので口封じに殺されかかるところをガキンチョ強盗団に救われて、イケメン頭目の情婦になって、ガサ入れ食らって、とろいヒロインだけが捕まって、盗賊への正当な拷問が苛酷に繰り広げられて、全裸引き回し公開処罰で、前述の捜索隊に発見されて救出されて、当初の予定通りに修道院へ送致されて、ところがそこは嗜虐者の巣窟で……実は継母はそれを知っていて継子を生贄にした。ヒロインの被虐願望と継母の継子虐めの思惑が共に満たされて――WinWinでいいのか?
 あら、オチまでばらしちった。
 500枚超過の大作になりますから、修道院だけが舞台のコンパクト(コンパクトでインパクト:SF時代からのモットーです)なリクエストとは違います。だいち『公女巡虐』は中世ヨーロッパ、SMX358は19世紀末乃至20世紀初頭のアメリカです。

 タイトルも決めました(変更するかも)。
『少女ジュリア~背徳の恍惚』
 実は、女子修道院には原点近傍の深い思い入れがあります。
 おそらく『マルキ・ド・サドのジュスティーヌ』という洋画でしょう。かつては、こんなのがお子様が視聴する時間帯に堂々とテレビ放映されていたのです。
 ヒロインが放浪遍歴の果てに辿り着いた修道院。男の院長が彼女を迎えて、二人の修道女が現われて。いきなり法衣を引き開ける。簡単に乳房が露出する構造になっているのです。
 ジャーン! みたいな音楽。ヒロインは(これまでの性的虐待遍歴で)即座に事情を悟って、逃亡を図ったと記憶してます。連れ戻されてドウコウアレコレされたという記憶はありません。ゴールデンアワー健全ロードショーですから、カットされたのか、元々そういうシーンは無かったのか。
 という訳で。『ジュスティーヌあるいは美徳の不幸』をもじったタイトルなのです。

 次回はPLOTのご紹介――に、なる予定です。


 蛇足の靴下。
 衆道院とか衆道淫という語呂合わせも思いつきました。そのうち使うかもしれませんが、今回はパス。

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Making of 娘女敵討:Final

 最終章は短いので、その前とまとめて一気に。

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婚礼討入

 祝言は暮れ六つの鐘を聞いて始められる。この頃には来客の出入りもなく、近隣も邪魔をせぬよう鳴りをひそめているが。その一刻前くらいまでは、なにかと慌ただしい。
 農民としてなら一張羅くらいの着物を纏って、それらしい荷物を裏口から運び入れる。名も用件も聞かれずに素通り。物陰に隠れていては、見つかったときに怪しまれる。あれこれ手伝うふりをしながら、時を稼いで。
 いざ祝言が始まると、台所の片隅で堂々と素早く身支度をする。兵之輔は、むしろそれまでより襤褸い着流しに脇差。美代は黒猫褌の素肌に白装束。手には抜き身の大刀。襷掛の暇(いとま)もない。
 立ち騒ぐ下女たちを突き飛ばすように掻き分けて奥座敷へ突進する兵之輔。ぴたりと後に続く美代。襖を蹴破ったところで、兵之輔は脇へ引く。後は美代の独り舞台。兵之輔には、助太刀するつもりなど端から無かった。また、必要とも思わぬ。
 抜き身の大刀を引っ提げた白装束女の乱入。婚礼の場はたちまち阿鼻叫喚の修羅場――になど、ならなかった。あまりに突拍子もない椿事に、その場で固まってしまう烏合の衆。
 刀が鴨居につかえぬよう、正眼に構えて座敷の中央を美代は突き進んだ。
 さすがに忠則は状況を幾らかは理解して。片膝立ちになって脇差を抜いた。ときには、すでに大刀の撃尺の間。
「田上忠則殿。女の恨みっ。覚悟」
「うわわわわっ」
 忠則は、振り下ろされる刀身を脇差で横へ払う――というよりも、顔をそむけながら闇雲に振り回すだけ。
「ええいっ」
 裂帛の気合もろとも大刀が忠則の頭頂を襲った。
「ぎゃわああっ……」
 忠則は脇差を放り出し、頭を押さえて尻餅をついた――だけだった。
 美代は敢えて十二分にも十五分にも踏み込んで。真剣勝負に望む心構え通りに、刀の鍔を相手の額に叩きつけたのだった。
「思い知ったか」
 会心を叫ぶ美代。
 一太刀を浴びせれば斬り殺されても善しという決心は、敵のあまりな不甲斐なさに立ち消えて、憐愍さえ湧いたのであろう。あるいは、己れの生への執着が湧いたか。
 呆然とする一同のうちで、最初に我を取り戻したのは、なんと花嫁だった。忠則を婿養子に迎える立花家の長女、菊江。
「婚礼の場で狼藉を働き、あまつさえ婿殿を傷つけた慮外者。討ち取れ、討ち取ってくだされ」
 叱咤督励されて、男たちの半数ばかりが脇差に手を掛けた。
 うぬ……と、兵之輔が瞠目する。と同時に、美代を取り巻く相関図の中に菊江の名が大きく浮かび上がった。
 手切れ金めいて小森家に渡された二十五両。八十石の貧乏武家が、おいそれと出せる額ではない。さらに。破落戸どもを手懐けるにも五両十両を要したはず。小娘のへそくりでは追い付かないが、二百石取りの武家ならば難しくはなかろう。二十五両を工面したのは立花家であろうが、相手の娘を傷物にするどころか川原に晒すまでは――女の嫉妬が絡んで初めて成し得る所業ではなかろうか。
 それに思い至ったのは兵之輔だけではなかった。美代が、殺気のこもった眼差しを菊江に向けた。
「何をなされておられる。取り押さえてください。いっそ、無礼討ちに」
 まだ尻餅をついたままの新婿を見捨てて立ち上がるや、廊下へ逃げようとする菊江。
「待て……」
 美代が追いすがろうとする――よりも早く。蹴破った襖の陰に身をひそめていた兵之輔が、案山子の間をすり抜けるようにして菊江の行く手をふさいだ。と同時に。
「むんっ」
 電光石火の抜刀から逆袈裟に斬り上げた。
 怪我を負わせては面倒という遠慮が、わずかに切っ先を萎縮させて、切断されたのは帯だけだった。しかし、それでじゅうぶん。兵之輔は花嫁衣裳の前襟をつかんで花嫁に足払いを掛けた。
「きゃああっ」
 胸元を大きくはだけられて廊下に転がる菊江。一同は元より、美代までもがぽかんと突っ立っている。少なくとも、殺気は失せていた。
「この喧嘩、神崎外流の柴里兵之輔が預かった」
 女の一大事を掛けた討入を喧嘩とは、第一に美代が納得しないであろうが。
 仮に忠則が美代に斬り殺されたとしても、仕掛を使ってみる腹を固めていた。忠則は浅手すら負わなかったとなれば、事を丸く納められなければ『其他諸々承候』の看板を降ろさねばならない。
 兵之輔は脇差を腰に納めて、周囲を睥睨する。
「お手前方が抜けば、拙者も改めて抜くぞ」
 美代を背中にかばって一同と対峙する。
 かなりに毒気を抜かれているが、ひとつきっかけがあれば抜刀して襲いかかる気配は消えていない。
 兵之輔が懐から呼子笛を取り出した。
 ピリリリ、ピリ、ピリ、ピリリリリ。断続的に甲高く吹き鳴らした。
 と、ひと呼吸を置いて。
 ふおおお、ぼお、ぼお、ふおおおおお。遠くから尺八の音が反ってきた。
 ピイイイ、ピッ、ピッ、ピイイイイ。滑らかな按摩笛が別の方角から響く。
「すでに、美代のカワラケサラシから田上家との破談、立花家と田上家の慌ただしい縁組までは、瓦版に刷り上がっておる。討入の顛末も――それ、そこの松の木じゃ」
 塀に沿って立つ松を、兵之輔は指差した。仲間が潜んで一部始終を見届けている――というハッタリである。しかし、「討入の首尾や如何に」という尻切れ蜻蛉で瓦版を出す手筈は実際に調えてあった。猫探しとは違って、向こうからネタ料をくれようかという、大スクープである。実行出来るところはきちんと実行してこそ、ハッタリが迫真を帯びてくるのだ。
 兵之輔と美代が無事に立花家の屋敷から退去できれば、刷り上がっている瓦版をまとめて引き取って――兵之輔の懐具合が無事でなくなる。とはいえ。これまでに堪能したあれこれを蹴転相手に仕掛けようものなら、二十五両では追いつかない。以て瞑すべしではあろう。


永年修行

 二人は打ち揃って台所へ引き返し、美代だけが衣服を改めた。白装束で外を歩けば、瓦版を押えても噂千里を奔る。
 無人の野を行くごとくに、田上の屋敷を裏から退散して。十三夜月を背に横河の村へ向かう。今さら実家へ戻れぬ美代も、ひっそりとついて来る。胸に抱えているのは白装束の風呂敷包み。菰に包んで持ち込んだ大刀は、兵之輔の腰にあった。
 さて、これからどのように事を運べば良いものやらと、兵之輔は思案する。瓦版まで用意周到に手配りした男も、こちらは何も考えていなかった。
 しかし美代は考えていたらしかった。あるいは、忠則を仕留めた後に、この場で決心したのか。
「お陰様をもちまして、私を穢した男に一太刀を浴びせる悲願が叶いました」
 兵之輔を追いながら、はっきりとした声で礼を――述べているふうでもなかった。
「ですが。あの男よりも酷く私を穢した男が、まだ残っています」
 俺のことかと、苦笑できる雰囲気でもない。何を言い出すのかと、正面を見据えて歩きながら、兵之輔は全身を耳にしていた。
「この憎き男にも一太刀を浴びせとうございます」
 立ち会って俺に斬られるつもりかと――見当はずれな当て推量。
「でも、今の私の腕では返り討ちにされるだけです。この男の技に勝てるようになるまで、これまで通りの住み込み稽古をつけていただきとうございます」
 さすがに立ち止まらざるを得なかった。そして振り向けば、撃尺の間合どころか、抱き寄せられる間近に美代の身体があった。その表情を読むどころではない。
「うむ……」
 不意打ちに脳天を唐竹割にされた想い。ああでもないこうでもないと、頭は空回りをして。咄嗟にしては、なかなかに洒落た言葉を口に出来た。
「修業を積むごとに、一太刀では済まぬ恨みを重ねることになるぞ。それで良いのだな」
 ここでこうせねば、男として恰好がつかぬ。道端とはいえ、さいわいに人通りも絶えている。
 ――兵之輔は一歩を進んで、美代をきつく抱き締めた。

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紹介画像/娘女敵討



 これで宿題をひとつ片付けた。そんな気分ですね。
 ずっと前に某剣客小説を読んで、それ以来の念願ではありました。
 もっと『悲剣肌風』に即したストーリイとか。男の門弟に混じってアレコレとか。そういうエピソードでまとめれば、二百や三百はいっていたでしょう。でも、某文庫書き下ろしとかでなく商業誌に掲載となると、これくらいの尺でないと無理です。
 まあ。どっちにしても。「商業誌に載っていてもおかしくない」レベルでしかありません。20世紀末くらいにSM小説誌が氾濫していたとしても、「新人というリスクを冒してまで、敢えて掲載する必然性」は無いレベルです。


 さてさて。これは実は9/1に仕込んだ予定稿です。
 この記事がリリースされたときには、『宿題を忘れたら……』の「15章:縄とトコロテン」を脱稿しているか、執筆中か。
 しかし、すでに、心は。「その次」に飛んでいるのです。
 挫折した『昭和集団羞辱史:物売編(夜)』に取り組んでいるか。
 まるきり新規着想の長編『公女巡虐~娼婦から性隷への長い道程』に着手しているか。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

『逝かされたって口は割らない』本日発売!

 PIXIVリクエスト解禁第3弾です。
 ロリ女忍者が取っ捕まって、秘密を吐けと拷問される。
 あ、「くノ一」としないのは、この言葉が本来は「くノ一の術」というふうに、女であるからこそ使える技だからです。いちばん近い概念がハニートラップですかね。「火遁の術」の使い手を「火遁」とは呼ばないのと同じ理屈で、「くノ一」ではなく「女忍者」なのです。余談だよん。
 ともかく。このロリっ子が拷問で
X+エクスタシを感じてしまう。そして、拷問を監督している男が嗜虐癖で、ロリっ子の悦虐を見抜いて……最後は『偽りの殉難』とか『濡墨』あたりと同じハッピーエンド。その男の専属女囚となって、ずううううっと拷問されるという。その伝でいくと『心中切支丹』もでしょうか。

 暗号解読のミステリー要素を味付けしたり。千年の昔から暗躍していた帝の忍者、すなわち、影で仕えるの民=かげべKGBといったお遊びとか。
 には関係なく。本作品は微リョナです。例によって四肢の欠損とかはありません。恢復可能なダメージに留まります。


 このリクエスト発注者のWILL様とは、好みが相当に一致してますので、ポジティブフィードバックというやつで、ノリに乗って書いた作品です。原稿用紙247枚の中編で330円。お買い得だと思うのであります。Infront of Miso-pasteであります。

ロリくの/紹介

DLsite  FANZA
BOOTH BookWalker
楽天kobo

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

プロフィール

濠門長恭

Author:濠門長恭
S70%+M80%=150%
高々度の変態非行が可能です!

鬼畜と変態と物好きと暇人の合計 (2018.01.01~)
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