Interrupt Report Final:首輪とピアスは服従のちかい

 脱兎のごとく脱稿しました。10万6千文字は312枚。
 ふつうなら、伏線の回収とか、広げた風呂敷にお土産を包むとかするのですが。今作は全体がそういう趣になっているので、終局点めがけて収束させていくだけのこと。
 迷っていた章題は、いっそのこと冒頭の続きと森永じゃなくて明治するために『着衣で卒業式』にしようかとも思いましたが。ま、ここらあたりが無難なことろでしょうか。


 ということで。最後の5章を一挙公開。つうても、11870文字。1章あたり7枚です。

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冬の防寒対策

 十一月も半ばになると、もう冬だぞ。全らだとはだ寒いどころか、全身がガチガチふるえる。
「冬の間は服を着てもよろしい」
 もともと、サチが常にすっぱだかなのは、おく様に下着まで全部燃やされたからだ。だから、お許しが出ても、サチには着る服が無いんだけど。おく様は冬服を新調してくださった。
 冬服……だよな。厚手のとう明なビニール製のレインコート。たしかに、着てみると風をさえぎってくれるし保温効果もある。下から風がふきこむけど、女の子はスカートだから、パンツをはいているかいないかのちがいしかない(と、自分をなぐさめた)。
 運動ぐつはずいぶんすり減って、ぱかぱか口が空いてたけど、これは大だんな様がすごく良い品(ということにしとく)をくださった。ひざの下まである長ぐつ。雪道でもすべらないように、くつの裏のデコボコが運動ぐつの三倍くらいはある。
 なんか大げさだなと思ったけど、実はまるきり小げさだった。というのは。
「すはだにレインコートだけじゃ寒いよな。これからは、運動しながら通学させてやる」
 土砂の採くつ現場で工具の運ぱんなんかに使ってる小型のリヤカーを引っ張らされることになった。もちろん、リヤカーにはご主人様と取り巻き連が乗るんだ。つまり、乗合人力車かな。
 三人が乗りこんで。ご主人様は箱の先頭でナワトビを手にしてる。
「そら、引っ張れ。ハイヨー」
 ばしん。グリップをサチのお尻にたたきつける。お遊びの、ごく軽いたたき方。
「んっ……」
 コの字形になってるハンドルの中に身体を入れて、ハンドルの両はしをにぎり真ん中にはお腹をおしつけてふんばる。動き始めはきついけど、転がり出すと楽々引っ張れる。
 ところが、お屋しきから学校までは下り坂だろ。だんだん、ハンドルをにぎっている手が前へ引っ張られら出す。その勢いにまかせてると、どんどん加速して――箱は後ろが開いてるから、いざとなったらご主人様たちは飛び降りればいいんだろうけど。サチはリヤカーにひかれちまう。だから、腕の力でリヤカーを引っ張りもどすようにしなければならない。身体全体でおすより、ずっときつい。くつの裏のすべり止めが無かったら、体重の軽いサチには手に負えないところだった。
 学校に着くころには、あせみずく。それがレインコートにこもって。今度は外気で冷やされて、気持ち悪いしふるえてくる。レインコートだから、校舎の中ではぬがなくちゃいけないから、いつもの全らにもどる。
 だけど、サチの席はいちばん後ろだろ。ストーブの横だから、けっこう暖かい。というよりも、ストーブの熱が直接はだにつきささって……サチにとっては、気持ち良いはん囲かな。
 サチがいちばん温い思いをしてるからって、ずっとストーブ当番をおしつけられてた。といっても、石炭を運ぶつらい役回りだけ。登校してすぐに、寒さにふるえながら、校庭のすみの石炭庫からバケツで石炭を運ぶのと、放課後にストーブから燃えがらをかき出してゴミ捨て場へ捨てるだけ。石炭を適量に入れて燃え広がりやすいように古新聞紙のたき付けを置いてマッチで火を点けるのと、燃え残ってる石炭に水をかけて消火するのは、けっこう面白いから、男子が率先して手伝ってくれた。
 休み時間や放課後に外へ連れ出されて遊ばれるのは、リヤカー引きよりつらいけど。男子だって身体を動かしてないと寒いから、サチをいじめてそれをながめて楽しむなんて余ゆうは無い。寒いところでオチンポを出すのもいやだし。
 教室でサチを使って遊ぶのは、女子から総スカンを食うから、ご主人様と取り巻き連くらいしか、かかわらない。だから、学校ではわりかし平和に過ごせた。
 そして、下校。お屋しきまでの上り坂が、正真しょうめいの重労働だった。三人が乗ってるリヤカーだぞ。ハンドルを手で引っ張るんじゃなくて、お腹にめりこませておし上げるんだ。最初のうちは、ずいぶんと腹筋がきたえられたな。
 わざわざ最初のうちと断わったのは。ご主人様が、単純な駅馬車ごっこにあきてきたからだ。行きも帰りも、ナワトビのグリップでお尻たたかれてるだろ。じきに破れて、丸出しにちかくなっちまった。
 それなら、腰に縄を巻いて引っ張らせようとなって。コの字形のハンドルの中で、箱につながれた。登校は下り坂だから前ハンドルにもつながれた。だから、前後どっちへ進んでもリヤカーと一体の動きになる。縄は、スリコギに巻くやつより太い三分(十ミリ)の荒縄。これも、土砂の採くつ現場にいくらでも転がってる。
 この形は、二日しか続かなかった。オマンコでホッピングをさせたりつなわたりをさせたりするくらいだから。腰に巻いた縄をフンドシみたいにしてオマンコをくぐらせて、それをリヤカーにつなぐのは、すぐに思いつく。
 ここからが、地ごくとエツ逆の始まりだった。いくら手でおし引きしようとしても、ほとんどは腰に負担がかかってくる。縄がオマンコに食いこんで、内側をこする。
「くううううっ……ぐうう……んんんん」
 気合を入れてふんばるうちに、オマンコが熱くなってきて腰がくだけちまう。
 そうなってしまうと、ナワトビでお尻をたたかれるのもエツ逆へ行ってしまう。
 ふつうに歩くより、ずっと時間がかかる。それなのに、降りてくれない。
「出来の悪いどれいをしんぼう強くきたえるのも、持主の務めだって、親父に言われてるからな」
 それで宿題がおろそかになってたら世話無いね。
 しんぼう強くきたえられたおかげで、エツぎゃくしながらふんばって歩けるようになった。そしたら、次の試練をあたえられた。オマンコに通す荒縄に結びこぶを作られたんだ。食いこむだけじゃなく、メコ穴にめりこんでくる。また、腰がくだける。
 ナワトビくらいじゃ効かないって、ご主人様も分かってきて。木の棒に変わった。それも、先っぽに細いクギを針金で巻き留めたきょう器。ぶすっ、ぐさっと、お尻をつきさす。
「破傷風の予防に、クギは火であぶって消毒してあるから、安心しろ」
 朝は台所のガスコンロ。下校時はストーブの火を消す前。それだけ念入りってことは、大だんな様の入れ知えだな。
 おかげで、傷がうんだりはしなかったけど、サチのお尻はアバタになっちまった。日焼け水着はほとんど消えてたから、傷はとても目立った。縄や鞭のあとは、どれいのアクセサリーみたいなものだから、そんなにはずかしくないけど、ニキビ面のお尻というのは、なぜそうなってるのかが、知らない人には分かりづらいから――本物のニキビやおできと間ちがわれそうではずかしかった。さいわい、春になるときれいに治ってくれたけど。


冬には雪遊び

 リヤカー引きは、重労働でオマンコも痛くて、でも、ご主人様がオチンポを固くしてくれてるのが分かったから、エツ逆できた。サチを使ってくれないからアクメには届かなかったけど、十実感があった。
 けれど、冬休みに入ってからの雪遊びは、寒くて痛いだけで、いくらご主人様がオチンポを固くしてくれても、ちっともエツ逆できなかった。
 そう。冬休みに入ってすぐに、この地方としては大雪といえるくらい、三十センチは積もったかな。
 通学じゃないんだからと、レインコートを着せてもらえず、すっぱだかに長ぐつだけで土砂の採くつ現場まで連れて行かれた。正確には、土砂を取り終わって地面を平らに均した元採くつ現場。そこなら仕事のじゃまにならないし、地面が平らだから雪遊びには最適。
 ご主人様たちといっしょに歩いてたら寒くてしょうがないので、三十メートルくらい先まで走って、Uターンしては、また先まで走った。それじゃ遊ぶまでにつかれちゃうだろって、と中からはサチをみんなで取り囲んで、おしくらまんじゅうをしながら歩いた。もう、サチのはだかなんて日常お茶づけだから、おっぱいもお尻もオマンコさえイタズラしてもらえなかった。してくれたら、もっと温まったのに。
 遊び場に着いて、まずは雪合戦。
「男と女に分かれるぞ」
 ご主人様はそう言うけど。男子は、ご主人様と取り巻き連で五人。女子は、サチだけ。
「最初に雪玉をたくさん作って、ぶつけ終わるまでの勝負だ。降参は無しだぞ」
 雪合戦て、もともと勝敗を競うものじゃない。もし競うとすれば、サチにいちばん大きな悲鳴をあげさせたやつの勝ちになるんだろうな。
 男子がいっせいに雪玉を作り始めたので、サチもいくつかは作った。どうせ、集中こうげきの十字放火は見えてるものな。
「石を入れるのは無しだぞ」
 その代わり、サッカーボールの倍くらいはあるのを作ってるやつもいる。そんなのをぶつけられるほど、白江祥女はとろくないぜ。
 いちおう雪合戦の体裁をとって、じん地に分かれて。 
「戦とう開始!」
 へん。五メートルもはなれてるんだ。へなちょこ玉に当たってたまるか。ひょいひょいとかわして、ねらい済ました一発を五郎様にぶつけてやった。左手の玉を右に持ち変えて、もう一発。投げつけて動きの止まったところへ二発食らった。
 ぼす、どす。雪玉はくだけずに、おっぱいとお腹に当たった。あく力の差だよな。サチの雪玉は、当たったしゅん間にくだけ散る。
 けど、固いったって雪だ。グウでお腹をなぐられるのに比べたら、への河童。なんて余ゆうだったのは、そこまで。次の雪玉を拾おうとしてかがんだところへ立て続けに直げきを食らった。
「きゃあっ……」
 顔に当たったので、女の子らしく悲鳴を上げた。半分はサービスだ。
「顔はやめろ」
 ご主人様は優しい。ていうか、特定のことに対してだけは優しい。オマンコやケツマンコへ於志津子をかける(注入する)のは解禁されたけど、顔へかけるのはダメ。まして飲ませたりすると――男子だったら、聡子ちゃんくらいじゃ済まないな。顔面へのグウなぐりも厳禁。ビンタは山持一家の特権で、取り巻き連にも許さない。そのかわり、おっぱいビンタはやり放題。ビンタどころか、ナワトビも物差しもOK。たいていのやつは、道具を使うよりも手の平の感しょくを楽しんでくれるけどな。
 顔へのこうげきは禁止されて。かえって、男子は張り切ってしまった。サチを取り囲んで、前後左右からぶつけてくる。これじゃ、かわしようがない。
「ようし、つかまえたぞ」
 羽交いじめにされた。
「にがすなよ。特大のやつをぶつけてやる」
 サッカーボールの倍くらいのやつを、友也くんがかかえて近づく。取り巻き連の中でいちばんでかいから、でかい雪玉が似合ってる。なんて、見とれてる場合じゃないな。
「せえのお!」
 ソフトボールかボーリングみたいな下手投げで、サチの股間をねらってきた。ので、ちょこっと足を開いてあげた。
 ぼすんっ……
「きゃあああっ……」
 これもサービス。ナワトビや荒縄できたえられてるから、ちっとも痛くないぞ。冷たくて重たいけれどやわらかいしょうげきに、オマンコが(ちょっぴり)じゅんってなった。
「あまり効いてないな」
 ご主人様にはウソ(じゃなくてサービスだけど)が通用しない。それだけ、サチのことを良く分かっててくれて――うれしいかな。
「これじゃ、的当てオニもつまらないな」
 ご主人様の意見にはサチも大賛成。寒いふきっさらしの中で仁王立ちなんて、いやだよ。
「それじゃ、雪ダルマを作ろう」
 浩二くんの提案に、だれもが気乗りうす。
「サチはどうするんだ。手伝わせるだけじゃ面白くない」
「ちがうよ。言い方が悪かった。サチダルマを作るんだ」
 説明を聞くと、みんなは乗り気になって、サチは大反対。でも、どれいがご主人様やそのお友達に文句を言う資格は無い。
 ご主人様が、サチに背負わせていたリュックから荒縄を取り出した。模型飛行機とかは別だけど、遊び道具はサチが運ぱん係をおおせつかることが多い。遊び道具じゃないな、いじめ道具だ。
 サチは後ろ手にしばられた。ご主人様はすっかり縄のあつかいに慣れて、運送屋で荷造りのアルバイトができるな。
 サチは雪の上に正座させられた。両手でお腹をかかえこんで、上体を前にたおす。背中に友也くんが馬乗りになって、サチの身体をローマ字のZをおしつぶしたような形に圧縮した。その上からぐるぐる巻きにされた。主人様はすっかり縄のあつかいに慣れて、運送屋で荷造りのアルバイトができるな。
 荷造りが終わったら横だおしにされて、雪の上をごろごろと転がされた。
 全身が冷たい。目が回る。はだに男子の手がぺたぺたふれるのに、ちっとも気持ち良くない。昔の白江祥女みたいに、ちょっと気色悪いって思うのでもない。何も感じないんだ。自分が荷物になって、乱暴にあつかわれてる気分だ。
 転がされてるうちに、だんだん雪がへばり着いてくる。雪ダルマてよりも、雪俵から首をつき出してるみたいな姿だ。それを手の平でたたいたり雪を盛り上げたりして、大きな球形に仕上げていく。
「出来上がりい!」
 浩二くんが大声でさけんで。ご主人様も取り巻き連も、パチパチとはく手。
「ちぇえ、カメラ持って来りゃ良かった」
 サチを写真にとるってのは、これまでされたことがない。カラーフィルムはメーカーの工場へ現像に出さないといけない。エッチな写真はケンエツでボッシュウされる。さすがに、大だんな様の権力も大企業にまでは通用しない。大だんな様は、そう言ってるけど。白黒写真なら町の写真屋でも現像できるし。その場で写真が出来上がるポラロイドてのもあるそうだから。
 ほんとのところは、証こを残したくないんじゃないかと、サチは感ぐってる。地方の名士くらいじゃ、週刊誌には太刀打ちできないもんな。
 それでも、サチをいじめて可愛がってくれるんだから、ありがたいと……半分くらいは本気で思ってる。白江祥女は、そんなサチを軽べつするだろうけど。
 サチダルマを作り終えると、ご主人様たちは、ふつうの子供らしい遊びを始めた。二対三で本気の雪合戦とか、また採くつ現場へ行って段ボールをもらってきて、しゃ面でソリ遊びとか。
 その間、サチはほっとかれた。案外と雪ダルマの中は暖かい。風をさえぎってくれるし、雪のすき間に空気がつまってるから、安物のマホービンくらいの断熱効果がある。
 それとも、寒さで感覚がマヒしたのかな。冬山でそう難して「ねむるな、ねむったら死ぬぞ」てやつ。でも、ちっともねむくなかったから、だいじょうぶだと判断して、おとなしくしてた。夢中で遊んでるとこをじゃましたら……こんな寒い中で本気のセッカンは食らいたくないもんな。
 そのおかげで、全身しもやけになっちまった。かゆいのもエツ逆できないって、(予想はしてたけど)初めて知ったぞ。


新年寒中水泳

 しもやけって、治りかけがくすぐったい――のは、当たり前だけど。鞭でたたかれると、すごく痛い。ふだんならうめき声すらもらさずにたえられる程度の強さでも、悲鳴を上げちまう。それが面白いらしくて、ご主人様が(手加減してはくれたけど)しょっちゅう遊んでくれるものだから、完治するのに年末までかかった。
 そして年が明けて。元日の三日目は、好例の寒中水泳行事。いっぱん参加もかんげいだけど、いちおうは神事。これに参加させられたんだ。
 サチだけじゃなくて、正太と美知は、まあしょうがないのかもしれないけど。聡子ちゃんと結花ちゃん、それにチヨお姉様まで強制参加。
 あっ、そう――なんて軽く考えちゃいけない。参加者は必ずシメコミをして、余計な衣装を身に着けてはいけない。つまり、六尺フンドシだけで、女性もおっぱいをかくせないんだ。
 サチのためにでっち上げられた決まりじゃない。百年以上の昔から変わらない伝統なんだ。ただし、参加資格が『男女を問わず』となったのは戦後から。
 神道がGHQに目の敵にされていて、はだかで冬の海に入るなんて軍国主義的だとか難くせを付けられて。男女平等なら問題ないでしょとか、変ちくりんな議論のあげくに決まったそうだ。まあ、フンドシ一本で人前に姿をさらす女性なんて、居るはずもないから、伝統は守られた――と、当時の人たちは安心したんだろうな。
 ところがどっこい。戦後四半世紀を経て時代はウーマンリブ。サチにとっては大勢の見物人の前で全らで真冬の海を泳がされたって、そんなに厳しい可愛がられ方じゃないから、おちゃらけてる余ゆうがフンドシのぶんだけはあるぞ。
 神社側はあわてふためいたろうけど、規則を破ってはいないよな。
 これって、サチをはずかしい目に合わすのが目的じゃない。全らで町中を引き回されてるんだものな。
 神事がどうとかでサチを境内へ入らせなかったことへの仕返しだ。いやがらせかな。権力を見せつけるってこと。だから、去年まではひとりも出なかった山持興産の社員も十人ほど参加して、総勢は例年の倍にふくれ上がってる。
 神社への仕返しだけじゃなく、サチをいじめ過ぎたやつへのお仕置きでもある。顔面便器と全ら土下座とじゃつり合わないと、大だんな様は考えたんだな。結花ちゃんは、サチへのリンチのきっかけを作った張本人だ。そしてお姉様は、待ち針だな。おく様の手伝いをしたんじゃなくて、勝手にサチをいじめたんだし。強列に痛い出来損ない待ち針二十本以上と、表面がすべすべした待ち針三本とじゃ、やっぱりつり合わないものな。
 つまり。罪も無いのにいじめられてるのは美知だけだ。正太は男の子なんだから、寒中水泳くらいはたん練だ。エリート校の習学院は、臨海教育がフンドシだぞ――と、学習雑誌で読んだことがある。
 でも美知は……いじめられてると言い切って良いのかな。
 六尺フンドシは、前の縦の部分が二枚重ねだろ。ところが、男はオチンポと金玉を包むからフンドシがずれないけど、女はずれやすい。だから代用品が必要だと大だんな様はおっしゃって。内側の布をよじってヒモにして、オマンコの上に大きな結びコブを作らせたんだ。
 聡子も結花も、はだから湯気が立つほどはずかしがって、なんとかし激を減らそうとして、腿をすり合わせたりガニマタになってみたり。お姉様も、もじもじしてる。
 サチは、荒縄の二重コブだって善がれるんだから、まったく物足りない。一枚になった布が盛り上がってても、はだがすけてても、物足りない。
 あ、そうだ。美知の話だった。美知も同じようにされたんだ。顔を赤くしてはだから湯気が立ってるのは、聡子たちと同じだけど。両腿をきゅっと閉めて、サチにしがみついてる。もじもじしてるように見えるけど、実は内腿をこすり合わせてる。こいつ、絶対に感じてるぞ。はずかしくても気持ち良いんだから、いじめられてるとは言えないんじゃないかな。
 神主さんが海に向かってゴヘイをばっさばっさでカシコミカシコミマウサクとか祝詞を上げているあいだ、寒中水泳の参加者は風を防ぐヨシズの中で待ってる。身体を暖め過ぎると海に入ったときに心臓マヒを起こすから、たき火は無し。かん布まさつで、寒さをしのいでるんだけど。
「今年は女子衆(おなごし)もやるんか。それも五人とはのう。これが先例になるんじゃけん、次の者らのお手本になるよう、がんばりんさいよ」
 ひょろっとしたおじいちゃんが、ひとかたまりになってるサチたちに近づいて、はげましてくれる――というのはてい正。
「若い女子は、はだの張りがちがうのう。しゃけど、おまえさんは……ずいぶんと、あざやらすり傷が多いの。このおっぱいの穴は、どげんしたんじゃ?」
 サチにぺたぺたとさわってくる。どころか、おっぱいをつかんで乳首をつまんでひねって目を近づけて、外しているピアスの穴に目を近づける。
 他人に身体をさわられても、にげないいやがらないように調教されてるから、それにさわいだら目立つし正太と美知がかわいそうだから(ということにしとく)、おとなしくしてる。ので、おじいちゃんはお尻をなでたり、フンドシの前までさわり始めた。中に手を入れられないだけましかな。
 きっと、このおじいちゃんも事情を知ってる。サチだけは好きに可愛がっても良い(送入はダメだぞ)と分かってるんだ。案外と、事前に大だんな様からそそのかされてるのかもしれない。根回しってやつだな。
 おじいちゃんがきっかけで、サチにさわってくるやつが増えた。分囲気からして、山持興産の社員――大だんな様の子分だな。ちょっとはなれた所から苦い顔でながめてる人たちは、神社の人とか、神社に協力してる青年団だろう。
 だけどなあ。おじいちゃんの言う通り、これが先例になって、女性参加者は男性参加者にさわられても文句を言ってはいけないなんてことになったら……かまわないか。どうせ、大だんな様から強制された女性しか参加しないだろうから。

 寒中水泳そのものは、ちっとも(エッチな意味で)楽しくなかった。はらい清められた海へ全員がいっせいにかけこんで、波打ち際から十メートルくらいのところにうかんでる小船のまわりをまわって、帰って来るだけ。
 海の中は、外よりも温かかった。雪ダルマに比べたら、温泉につかってるようなものだ。それでも、海から出たらぬれた身体に風が寒いので、たき火を囲んで身体をふいて。身体を温めるのにお神酒をふるまわれる。サチたちは未成年だからもらえなかったけど、お姉様が機転を利かしてくれた。自分がもらったのを一息に干して、おかわりをもらって。サチたちに横流ししてくれた。
 最初にサチがひと口飲んでから聡子ちゃんにまわした。聡子ちゃんはためらってたけど、お姉様にうながされて、しぶしぶ。結花ちゃんは素直に口を付けた。これって、きょうだいサカズキかな。それなら、サチが姉貴分になるな。
 最後に、参加者も見物者もお日様が出てくる方角(この地方からだと、東京がある方角と同じだな)に向かって最敬礼して。おしまい。
 ――きょうだいサカズキなんて、少なくとも聡子ちゃんは、みじんもそんなことは考えてなかった。三学期になっても、サチは完全に無視され続けたもんな。ただ、まあ。お屋しきへ呼び付けられたり、サチといっしょにエッチなことをさせられることはなかった。豆電球でも六光りがあるからだろうな。


誕生日の決意

 一月十五日は成人の日で祝日。サチの誕生日とはちがうけれど、明後日が日曜だから、三日もあれば慣れるだろうという理由で、誕生日プレゼントをいただいた。ケーキ丸ごとは、正太と美知のためのようなもので、サチへのプレゼントは、新しいピアスと首輪だった。大だんな様が手配して、代金はご主人様のお小づかいから出したそうだ。
 正太と美知もいるところで開けて、中身を知って、いろいろと複雑な気分になった。性どれいのアクセサリーなんだから、幼いふたりに見られるのは後ろめたい。でも、どうせ着けっぱなしになるんだから、この場で見せなくたって同じことだ。
 それに、今度のピアスはとてもおしゃれだ。上はしにすき間があるリングには、小さな銀色の板がハンダ付けだかしてあって、それぞれに文字がちょう刻されている。乳首の板は高さが二センチで横が四センチ。刻まれた文字は、ひとつが二行に分けて小さな文字でSex Slave、もうひとつは大きめの文字でSACHI。コチンコの板は高さが三センチで横は十センチに近い。でも持ってみると、重さはそんなにちがわない。板の厚みで調整してある。文字は一行でOwner GOROH。読めないローマ字は英語で、意味は前の名札と同じ。
 さっそく着けてみた。C形だから、すごく簡単に着けられるし外せる。うっかり落とさないように、切りこみを入れたパイプをかぶせる仕組みになってる。
「こういう道具もあるぞ」
 大だんな様が、ペンチを複雑にしたような工具を見せてくれた。これでパイプをつぶすと、二度とピアスを外せなくなる。金ノコで切れば外せなくはないけど、それは性どれいの身分をきょ否する意味になることくらい、サチにも分かる。
 ドキンと、心臓がはねた。忠誠を試されているんじゃないだろうか。きょうだいを養うためにいやいや性どれいを務めるのではなく、心の底から山持家の人たちにお仕えするという決意を求められてるんじゃないだろうか。
 サチにためらいはなかった。正太と美知のためなのは、もちろんだけど。つらくてはずかしくて痛くて熱くて寒くて……でも、そうされると胸がときめいて腰がうずいて、どうしようもなくオマンコがぬれてしまう。コチンコをいじめられたら……オマンコでもケツマンコでも、太くて長いもの(オチンポとは限らない)を送入されたら……アクメのかなたへふき飛ばされる。それは、性どれいじゃないとあたえてもらえないごほうびだ。
「ピアスを取れなくしてください」
 なんのためらいもなく、サチはそう言えた。
 工具がピアスをはさんで……音も無く閉め付けられて。今こそ、ほんとうに、サチはご主人様の持ち物になれた気がした。ので、オマンコからエッチなおしるが垂れてしまった。
 首輪の犬の名前を書くプレートにも、文字がほられていた。Bitch。英語でメス犬のことだけど、乱らな女性の意味もある。軽べつやののしりに使うし、セックス・スレイブよりも意味が広い。サチは、すごく気に入った。
 首輪は犬とは逆に、名前がのど元にくるようにはめる。首の後ろにくる小さな留金具も、二度と外せないようにつぶしてもらった。これからの成長をみこんでゆるめにしてくれたのが、ちょっと物足りないけど。
 コチンコの名札が大きくなってる意味は分かってるので、試しに歩いてみた。
「えっ……?!」
 名札が太腿にけられてコチンコをこねくっただけじゃない。するどいけれどさざ波のようなくすぐったさが、コチンコの根本に走った。皮をかぶってるから不意打ちにも腰がくだけたりしなかったけど――これで長きょりを歩かされるのは(うれしい)ごう問だ。
 もっとささやかだけど、乳首にも同じさざ波がゆれた。名札を良く見ると、ふちが細かいギザギザになってる。
 そうだ、思い出したぞ。春にピアスのコチンコへの正しい着け方を教わったとき、むき出しのサネがパンティにこすられると行きっぱなしになるとか、サチのもそのうち工夫するとか。それが、これなんだ。
 大だんな様、ご主人様。素敵なプレゼントをありがとうございます。でも、行きっぱなしになって歩けなくなったら、面どうを見てくださいね。九割は、本気の感謝。一割だけが皮肉。
 なるほど。慣れるのに三日はかかるなと納得して。物置小屋から外へ出て、裏庭を一周してみた。
 そんなさちを、正太は泣きそうな目で見つめていたけど、美知はちがった。
「すてきなアクセサリーだね。美知も、エッチをしてもらえるようになったら、着けてみたいな」
 この言葉が美知の運命を決めてしまった……とは、思わない。大だんな様が美知を見る目が、サチへのそれと同じくらいにねちっこいのは、とっくに気づいてる。サチと同じ年になったら、同じようなあつかいをされるだろうと、こういういやな予感は外れない。
 でも、サチが就職できるようになるとき、美知が今のサチと同じ学年になる。ぎりぎり間に合うかもしれない。それが、最大の希望でもあり、サチに出来るすべてでもある。

 そうだ。誕生日プレゼントといえば、二月生まれの美知のときには……


エツ逆の花道

「卒業生、退出」
 おっと。卒業生らしく感傷(姦傷のまちがいだな)にひたってるうちに、式が終わってた。ぼけっとしてるあいだ、ずいぶん視姦されてたろうな。オマンコがぐちゅぐちゅなのは、びんぼうゆすりでピアスとスリコギを動かしてたせいだ。イスに大きな染みが出来てるだろうけど、二度と学校には来ないんだから、知ったこっちゃないや。
 他のみんなが席を立って順番に歩き始めるとご主人様が、映画館でやるように背をかがめて小走りにサチのところへ来て――出口の横の物かげへ引っ張りこんだ。
「晴れの門出にふさわしい格好にしてやるよ」
 かろうじてお尻の丸みに引っかかって股下ゼロセンチを保ってるウルトラ・ミニスカートを腰の上まで引き上げた。まるで腹巻みたいになっちまった。
 スリコギタンポンがぬけ落ちないように太腿にしばりつけてる荒縄をほどいて、スカートのすそとウエストを後ろでひとまとめにして、ついでにサチの手首もいっしょにしばった。これじゃ、おっぱいかくしてオマンコかくさずだ。
 ポケットにしのばせていたクサリをサチの首輪につなぐ。この首輪は特製で、周囲四か所に金具が付いてる。クサリをつないだのは、のど元の金具。つまり、ご主人様が前に立ってサチを引き回すつもりだ。
 在校生も父兄も来ひんも、はく手しながら、こっちをちろちろとうかがってる。
 これ、リトマス試験紙としてもやり過ぎじゃないかな。性どれいを引き回したって、ひんしゅくを買うだけで、ご主人様も大だんな様も、七光りを増やせないと思うぞ。
 もしかしたら……サチのためにしてくれてるのかな。はずかしいことをさせられればさせられるほど、エツ逆が燃え上がるって知ってるものな。
 ご主人様とサチを除く全卒業生が、出口をくぐった。
「いくぞ」
 ご主人様が短く言って、クサリをぐいと引っ張った。逆らわずに、サチも歩き出す。
 ご主人様の心づくしに報いるために――大きく足をふみ出してコチンコの名札をけって、腰をくねらせてスリコギタンポンにオマンコをえぐらせて。出口をくぐったときには雲をふんでいる。
 出口の先に続いてるのは、在校生による造花のアーチ。みんな、げんなり顔だけど、文句はご主人様に言ってくれ。
 サチは、ひたすらいじめられて可愛がられてエツ逆でアクメするだけだ。
 ご主人様にクサリを引かれて。サチはエツ逆の花道をアクメ向かって、ふらふらとただよって行った。

[未完]
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ロリ首輪引き回し

 これから校訂です。すこし冷却してから着手するかも。
 最後の駆け足は補筆するかもですが、数行レベルでしょうから、大きくは変わらないはずです。

 次は『昭和集団羞辱史:物売編(夜)』後半の Progress Report 再開ですが、それまで間が空くので、ストック記事をリリースしますか。


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Interrupt Report 14:首輪とピアスは服従のちかい(リクエストシーン)


サチ専用の針

 十一月の学芸会は欠席させられた。運動会より観客とのきょりが近いのと、ふくらみのある服やスカートはペンキで画けないせいかもしれない。
 大だんな様はPTA会長だし、町の顔役だしで、学校から来ひんに招待されて。こういうときは夫人同はん。もちろん、サチのきょうだいもご主人様も学校。広いお屋しきの中で、家政婦のチヨお姉様とふたりきりになったのは初めて。
 そしてお姉様はこれまで、おく様の助手みたいな役割にてっしていたけど、今日こそはワタシが主役と張り切った――んだろうな。準備万たん調えて、サチを風ろ場へ呼び付けた。風ろ場は、サチたちは立ち入り禁止のお屋しきの中で、ゆいいつの例外。
 タイル張りのゆかの上に、真新しいスノコがふたつ並べられてた。別の板がクギで打ち付けられて、がっしりつながってる。タイルだけだと石けんですべったり冬場は冷たいので新調したのかなと思ったら、そうじゃなかった。
 サチはスノコの上に手足を広げたいつもの形であお向けにさせられた。お姉様は細い荒縄で、スノコの横板にサチをハリツケにしていく。この一分半(五ミリ)の荒縄は、サチのスリコギタンポンのために、どっさり買いこんである。縄は手首と足首だけじゃなく、ひざの上、太ももの付根、腰、胸(おっぱいの上も下も)、首にまで巻きつけられた。
 縄が細いから肉に食いこんで、サチの身体はボンレスハムみたいにされてしまった。まったく身動きできない。モグサをコチンコのてっぺんに乗せられてもふり落とせない。サチとしては、そのほうがありがたい。自分の意志でじっとしてなくちゃならないのは二重の地ごくだし、もがいてモグサを落としたりしたら、セッカンを追加されるものな。
 だけどお姉様がサチに見せつけたのは、モグサじゃなかった。
「実は、はとこが針工場に勤めてるのよ」
 この地方では全国の針の九割を生産している――というのを、社会科で習ってる。親せきの一人や二人は、針工場とかかわりがあって不思議じゃない。
「たまにメッキの失敗品が出て、始末に困るらしいの」
 出来損ないだってのは、サチにも分かった。目の前にかざされた待ち針の表面は、ツヤがなくてザラザラしてる。なんだか太く見えるし。
「これで、良く見えるでしょう」
 わざわざ虫メガネで表面を拡大して見せてくれた。表面が毛羽立ってるというか、肉眼では見分けられないくらいに短いトゲが、びっしり植わってる。ものすごくいやな予感がしてきた。こういう予感は、絶対に当たるんだよな。
「それでね……」
 お姉様は洗面器に、細長いビンの中身を空けた。つうんとアルコールのにおいが、風ろ場に満ちる。白来品の強いお酒だろう。
 お姉様は、小箱に入れていた出来損ないの待ち針を洗面器にぶちまけて。別の小さな包みになっていたマチ針もいっしょにした。出来損ないのは頭が白、包みの待ち針は赤ばかりだった。
「頭が付けてなかったから、はとこにたのんで加工してもらったのよ。きっと、サチが気に入ると思ったからね」
 お姉様は、まだビンに少し残っていたお酒をラッパ飲みして――ケホケホとむせた。
「ふうう。風ろ場は冷えるわね」
 ぬくぬくとセーターにくるまってるくせに。サチは、はだかなんだぞ。
 お姉様がマチ針をつまみ上げた。
「うっかり針を指にさすと、すごく痛いわよね」
 乳首の名札をおさえて、右の乳首の先たんに針を真上からつきさした。
「くっっ……!」
 針をつきさされたような痛みって形容するけど、それは指を針でさしてしまったときの体験からの比ゆだ。乳首にさされるのは、何倍も痛くて何倍もするどい。乳首で冷たさが暴発するような感覚がともなってる。けど、ヤイトをすえられる激痛に比べたら、たいしたことはない――てのは、サチだから言えることで、聡子だったら泣きさけんでるな。
「ふうん。マゾのおまえは、これくらい平気なのね」
 お姉様を楽しませる義理なんかないから、こらえてるだけだぞ。
「でも、こっちはどうかな?」
 頭の白い待ち針を左の乳首につきさした。
「きひいいいいっっっ……!」
 さっきのとは比べ物にならない。乳首の中を切り刻まれるような感しょくが、おっぱい全体にひびいた。
「ふふ……良い声で鳴くわね。お屋しきにはだれも居ないから、しかられはしない。好きなだけ鳴いてちょうだいね」
 舌なめずりしながらサチの乳首をながめて、またお酒をのんだ。
「お姉様。サチも寒いです。お酒を飲ませてください」
 寒いのはほんとうだけど、身体を暖めようとしたんじゃない。お姉様によっぱらってほしくないからだ。よっぱらうと無茶をするし手元もくるう。でも、サチの忠告を聞き入れてくれないのは分かってる。だったら、お酒を無くしてしまえばいいんだ。
 作戦は失敗した。
「あら、そう。ガキのくせにお酒を飲みたいのね」
 お姉様は洗面器のお酒を手の平ですくって。
「あーん」
 自分から言っといて、今さらいやだとは言えない。観念して大きく口を開けた。
 お姉様はサチの頭を片手で持ち上げて、お酒を飲ますってよりも口をふさぐみたいにして、一気にお酒をサチの口へ放りこんだ。
「むぶふっ……」
 保健室で火事になったような、アルコールといがらっぽいにおいが鼻をつきぬけて、せきこんだのだけど、口をふさがれているから、耳がボゴッと鳴った。
 のどが焼ける。すごく強いお酒だ。
「どう? もっと飲みたい?」
「いいえ、じゅうぶんです。ありがとうございました」
 うそじゃない。たちまち、お腹がかあっと熱くなった。
「ふうん……」
 お姉様は、ちょっと考えて。ま、いいか――なんてつぶやいてから、両手に白い待ち針をつまんだ。やっぱり、お酒のせいで残こくになってる。
「これって、便利よね」
 小指で名札をおさえて乳首がにげないようにしてから、左右同時に横からつきさした。
「痛いいいいっっ……!」
 ななめ上からつきささった待ち針は乳首をかん通して、おっぱいをぬい付けた。
「おっとっと……」
 乳首をつまんでまっすぐに引きのばし。また、サチは悲鳴。
 いろんな方向からななめにぬわれては乳首を引っ張られて、まるでインディアンのテントみたいな形にされてしまった。テントのすそには血だまり。
「んふふ。ワタシはね、ショートケーキのイチゴは最後に残しとくのね。だから、まわりから先に食べちゃうよ」
 お姉様はサチの割れ目から貝の足を引っ張り出して、三本の待ち針で内腿にぬいつけた。
「こうすると、まるでチョウチョが羽根を広げたみたいね。ここは、頭かな」
 待ち針の先でコチンコをつつく。さすぞさすぞとおどして、サチをこわがら――されて、たまるもんか。そこをやられるって、最初から分かってるんだ。
「あら……ほんとに、おまえってマゾなのね。おつゆがこぼれてる」
 だって、しょうがないじゃないか。痛くて痛くて、それなのに強いお酒のせいで頭がぽわんとしてきて。だいたい、女が女のエッチなところをいじめるなんて、ご主人様も言ってたけど、レズでSMだ。二重の変態だ。ぜんぜん気持ち良くないのに、胸がねじ切られそうだ。
「まあ、いいわ。アタシだって、おまえがにくくていじめてるんじゃないものね」
 そうか。サチは男のマゾは想像できないけど、女のサドは理解できるぞ。チヨお姉様はサチより大きくて腕力もあるし、おく様の手下だから権力もあるし。サチだって、聡子が全らで土下座して大だんな様にオマンコをいじられても逆らえない姿を見たときは、ちょっぴりドキドキしたものな。
「チヨさん、これはどういうことですか」
 いきなり声が降ってきて、お姉様がぎくっと氷りついた。サチは、おく様が風ろ場の入り口に立ったところから見ているから、おどろかない。ただ、おく様はお姉様をしからないどころか、いっしょになってサチをいじめるんだろうなと、そっちの心配しかしなかった。
「あら、お早いお帰りで。お出むかえもせず、申し訳ありません」
 お姉様の氷は、すぐにとけた。
「五郎さんのぶ台を観れば、用はありません。先に帰って来ました」
 和服なんか着てお出かけしたから、きゅうくつだったんかな。
「げん関で声はかけました。返事がないので、不信に思って探していたのです」
 おく様は腰をかがめて、サチの胸をのぞきこんだ。
「この子、またそ相をしたのですか?」
「いいえ。退くつそうだから、遊んでやっていたのです」
 いけしゃあしゃあってやつだ。もし退くつしてたとしたら、それはお姉様のほうだ。
「それにしても、ひどい出血ですこと。針をさしたくらいでは、こんなになりませんよ」
「いえ、それがですね……」
 お姉様は得意満面に、出来損ないの待ち針の効能を説明した。
「それは、もう。痛がりようが倍はちがいます」
 おく様は待ち針をつまんで、指の腹でなぞって――うす笑いをうかべた。青オニでもハンニャでもないのに、サチはふるえ上がった。
「それで、この出血なのですね。お股へのイタズラは、面白いしゅ向ですこと。でも、画りょう点せいを欠いているのではありませんか?」
 似た者主従だ。というか、お姉様がおく様を見習ってるんかな。
「サチにも言いましたけど、ワタシ、ショートケーキのイチゴは最後に食べるんです」
「あら、そう。でも、チヨさんには食べさせてあげません」
 お姉様はキョトンとして。それから、おく様そっくりのうす笑いをうかべた。
「でも、おめし物がよごれるんじゃありませんか」
「それは、あなたも同じでしょ。いくらふ段着でも、血が着くと落とすのに大変でしょう」
 お姉様はけげんそうな顔をしたけれど、それはいっしゅん。
「そうでした。それに、ここは浴室ですから、服を着ていてはおかしいですね」
 お姉様は立ち上がって、広い洗い場の中で、わざわざサチをまたいだ。そして、服をぬぎ始めた。パンティをぬぐときは、わざと足でサチのお腹をふんづけたり、どころか乳首につきささってる待ち針をけ飛ばしたりした。
「チヨさんはいさぎよいのね。ワタクシも見習います」
 おく様まで、すっぽんぽんになっちまった。着物がしわになってはいけないからと、だつ衣室できちんとたたんだ。それを待つ間も、お姉様は開けっ広げになったサチのオマンコを指でくじったり、コチンコをつねったり。へん、針に比べたら……気持ち良いじゃないか。
 乳首がずきずき痛い。お姉様はお酒のせいもあるだろうけど、おく様はシラフのはず。それなのにはだかになるなんて……血のよごれを気にしてだったら、ぎせい者のサチは、それこそ血ダルマにされるぞ。大だんな様やご主人様よりも熱心に、サチで遊ぶつもりなんだ。
 胸がねじれるだけじゃなくて、心臓がバクバクしてきた。
「それはそうと。消毒にジンを使っているようですけど、チヨさんの息もにおうのは、気のせいかしら」
「あ、申し訳ありません。ちょっと、ガソリンを入れました」
 お酒にガソリンを混ぜたって意味じゃないのは、分かるぞ。父さんも、そういう言い方をして、母さんの小言をかわしてたっけ。こんなときに昔のことを思い出すなよ。
「真昼間から、いけませんね。もしかして、サチにも飲ませたのですか。なんだか、目がとろんとしていますけど」
「それは、エツ逆にひたっているからですわ。でも、ええ、少しだけ飲ませました。本人がほしがったものですから」
「まああ、なんてこと。これでは、ワタクシひとりだけが除け者ではないですか。ワタクシも共犯者になりましょう」
 目茶苦茶な理くつだな。
 おく様がお酒のビンに手をのばすのを、お姉様が止めた。
「それは、ワタシが口を付けてしまいましたので。新しいのをお持ちします」
 ばたばたっと風ろ場からかけ出して行った。ろう下を走っているのに、おく様は注意をしない。
 おく様は、だまってサチを見下ろしてる。見慣れたはだかだろうけど。サチは、お姉様のはだかもおく様のはだかも、見るのは初めてだ。
 お姉様は、真空管先生といい勝負のボンキュッボン。サチが毛ぬきを使っているところ(たまには、女の子らしく遠曲な表現をつかってみよう)は、ターザンが住んでそう。おく様は等身大の着せ変え人形ってとこかな。おっぱいもお尻も控えめ。あと一年かそこらで、サチが追いぬくかもしれない。そしたら、それを理由にセッカンされるかな。こんなに発育するのは、おまえが乱らなせいです――とか。
 お姉様は、おぼんにウイスキーのビンとコップと氷を持ってもどってきた。おく様は氷を入れずに、コップに四分の一ほどを注いで、一気に飲み干した。お姉様みたいにむせなかった。
「あまりサチを待たせてはかわいそうね。さっさと引導をわたしてやりましょう」
 おく様は後ろ向きになって、サチの上に腰を落とした。
 ぐえっとうめきたかったけど、大人の女性は体重をすごく気にしてるってのを知ってるから、サチはがまんした。おく様がサチをセッカンする理由は、サチをにくんでいるからだ。サチで遊ぶのは、ほんのついでだと思う。今は遊ぶ気持ちのほうが強いらしいから、にくまれるようなことはしない。日本刀は絶対にごめんだ。
「このピアスとやらはじゃまね。外してしまいましょう」
「やめておいたほうが、よろしいと思います。外すのも着けるのも、なかなかに難しいらしいです」
 サチからは背中しか見えないけど、きっといまいまし気な表情をうかべたんだ。コチンコがもげるんじゃないかって思ったほど強くピアスを引っ張られたもの。でも、すぐに気元は直ったらしい。
「チヨさん。こんなふうに、思い切り引きのばしておいてちょうだい」
 そんなのは、サチにとってたいした痛みじゃない。
 ぶつっ……
 音じゃなくて、はだの感しょく。同時に、真っ赤に焼けた氷がコチンコをつらぬいた。
「ぎゃわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ……!」
 腰がくだけ散って、冷たくて熱いイナズマが背筋を脳天まで走りぬけた。
「痛い……ごめんなさい、許して……き゚ひいいいいっっっ……!」
 聞く耳持たないって、こういうことなんだ。二本目をつきさされて、国語の復習をしちまった。
 さらに三本目をつきさされたときは、口は開けたけど声にならなかった。
「はあ、はあ、はあ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
 サチは、ちっとも悪くない。それなのに、謝る言葉しか思いうかばない。
 このすさまじい激痛に比べたら、最初にピアスの穴を明けられたときの痛みなんて、虫さされみたいなものだ。これまでのどんなセッカンよりも、ご主人様の無茶苦茶な遊びも、文字通りにお遊びでしかなかった。心の底から、そう思った。
「これくらいで泣きべそをかいていてはダメです。まだ、オサネには針をさしていないのですよ」
 優しそうな言葉。その意味が分かって、サチは目の前が真っ暗になった。これまでの三本は、引きのばされたコチンコの、ピアスより下だ。たくれた皮につつまれてる部分だ。オサネというのは、皮をむかれた先っぽのことだ。女の子のびん感な小さなオチンポの中でも、さらにびん感な部分。本物のオチンポだったらキトウだ。キトウをなめると、サオをなめるよりも百倍は喜んでもらえる。
 これより百倍も痛いだなんて……死んじまうよ!
「おやおや。まるで引き潮ね。穴が干上がっていくわ」
 そんなにしゅん間的にかわくはずもないけれど。まだわずかに余熱が残っていた腰のおくのマグマがたちまち氷りついていくのは、はっきりと分かった。
「ちょっとかわいそうね。おまえにもガソリンを入れてあげましょう」
 お酒なんか飲みたくない。ほんとに、ちょっとでもかわいそうに思うなら、もう許してください。でも、それは口に出せない。それこそ、火にガソリンをぶっかけることになる。
 おく様は立ち上がって――お姉様と自分の下半身を見比べて。
「チヨさんのほうが良いわね。ワカメ酒って、知ってる?」
「それは……でも、あれって」
「あのね……」
 おく様にないしょ話をされて、お姉様がけらけら笑った。
「面白そうですね」
 今度はお姉様が、サチに馬乗りになった。顔の上に。でも、体重はうかしてる。
「口を開けてるのよ」
 腰の位置を調節して、サチがお姉様のオマンコにかぶりつく形にした。そして、もじゃ毛にウイスキーをちょろちょろっとこぼした。
「そら、なめるのよ。ウイスキーだけじゃなく、グラスもね」
 分かったぞ。オマンコをなめさせるつもりだ。フェラチオの女性版だな。きっと、舌を指のように動かせば喜ばれるんだろう。
 いきなりグラスのほうをなめようとしたけど、もじゃ毛からお酒がしたたって、鼻に入る。ので、ぺろぺろちゅうちゅう。さっきみたいにけむりっぽくて、なんか複雑な味。大人は、こういうのをホウジュンとか言うのかな。
 味はともかく。またお腹の中がかあっと燃え上がって。乳首の激痛がすこしうすれたように感じる。
「なに、ぼけっとしてるの。なまけてると、舌にも針をさしてやるよ」
 乳首よりは痛くないかなと思ったけど。試すつもりはない。それに、男のではなくて女のエッチなところをなめるってのは、純すいに興味もあったので。割れ目の中に舌を送入した。
 ぴくっと、お姉様の腰がはねた。びん感なんだな。それとも、サチはいじられ過ぎてどん感になっちまってるんだろうか。
 とにかく。れろれろ、ぺちゃぺちゃ。
 気持ち良くさせるのなら、メコ穴よりコチンコだ。根元から、れろっとなめ上げて、赤ちゃんがおっぱいを吸うように、ちゅぱちゅぱしゃぶってみた。
「あんっ……さすがに心得てるじゃない。おく様も試されてはいかがですか」
「おぞましい。いやがるなら、まだしも。喜んでるではないですか」
 やっぱり、おく様はサチをにくむ気持ちのほうが強いんだ。
「それを貸しなさい。ちまみれの身体にふれたくはありません」
 おく様はお姉様の手からビンを取り上げた。
 ちろちろっと、乳首からおっぱいに冷たい感覚が流れて。
「つうう……ひいいい!」
 傷口をアルコール消毒されたら、しみる。強いお酒は成分の半分がアルコールだ。
「浴室は便利ね。どれだけ出血しても、洗い流せば良いんですもの。あら、スノコはそうもいきませんわね」
「かまいませんわ。ごう問台は血みどろと相場が決まってますもの」
 そうか。これはごう問台なんだ。大だんな様もご主人様も、喜んで使うだろうな。そう思うと、また胸がねじれた。
 コチンコにもお酒を垂らされて、また(ささやかな)悲鳴。
「それでは、再開といたしましょう。この、頭が白いほうですね」
 お姉様が、サチの顔面の上で向きを変えた。
「ほら、もっと口を開けて」
 オマンコで口をふさがれた。お尻で鼻もふさがれて、息も思うように出来ない。
 ピアスが、さっきとは逆におし下げられた。サネの部分をすこしでもたくさんと出させようってことだ。
「ワタシよりも大きなお豆ちゃんだわ。でも、もっと大きくなるはずね」
 優しくなでられたり、つねってねじられたり。気持ち良いときはもちろんだけど、痛いときまでコチンコが固くなってく。痛いから興奮するんじゃなくて、痛いことをされてるってみじめさが、胸をねじって腰をうずかせるんだ。
 それがマゾというものだと思う。ただ痛いだけで興奮するんだったら、歩いてて郵便ポストにぶつかったって興奮することになる。サチは、しないぞ。
「あらあら。いったい、何本させることやら」
 コチンコに、冷たくてらざらざらした物が横からあてがわれた。はだをこする軽石じゃないかな。針でさしてもコチンコをにがさないための工夫だ。ご主人様もサチにピアスの穴をあけるときに、消しゴムをあてがったな。くやしいけど、なつかしい思い出だ。
 チクッとコチンコの先っぽちかくに針がささるのを感じた――しゅん間に、さっきよりもずっと太くて冷たくて熱い激痛が暴発した。
「も゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っっっ……!」
 口をふさがれて声が出せなくてさえも、のどが痛くなった。
「あっ……これ、すごい」
 お姉様が、とろけた声を上げた。サチの激しい息で、オマンコをし激されたんだ。
「千代さん。腰をうかして、声を出させてやって。この子の悲鳴を楽しみましょう」
 にくまれてても、サチで楽しんでくれるんなら、それはそれでかまわないけど。エツ逆しちゃうんだけど。こんなふうに言われたら、意地でも悲鳴をこらえてやると思ってしまう。そういうささやかなていこうが、サドを喜ばすってのも、じゅうぶんに身には染みてるけど――やっぱり、意地になっちまう。
 そして、この意地をつらぬき通せないのも、分かり切ってた。
「ぎゃわ゙あ゙っっ、かはっ……!」
 のどが敗れるような痛みとともに、いっしゅんで悲鳴をはき出して、息を吸うことすらできなくなって、無言で絶きょうを続けた。
 そんなことをしたら、針でコチンコの中をえぐられるだけと頭では分かっていても、身体がかってにのけ反って――きしきしと、荒縄が全身に食いこんだ。
「ごめんなさい……許してください……死んじゃいます……」
 あわれみをこってもムダだと頭では分かっていても、勝手に言葉がこぼれる。
「へええ。おまえでも、そんなしゅしょうな言葉をはけるのね」
 さげすみとにくしみの冷たい声。でも、お姉様と同じような、ひびきが混じってる。きっと、おく様のオマンコはぬれてると思う。
「よろしいです。あと一本だけで許してあげます」
「あ、ありがとうございます」
 ほんとは、すぐに許してもらいたいけど、それは高望みだ。サチは、おく様に心の底から感謝した。
「チヨさん。オサネをまっすぐに立てていてください」
 ピアスの上下をつらぬいている待ち針を、お姉様がつまんで支えた。力は入れていないんだろうけど、上へ引っ張ってるので、治まりかけていた激痛がぶり返した。
 チクッと新しい痛みを感じたのは、コチンコのいちばん先っぽだった。
 ずぐずぐずぐっと、つきささってくる。
「ぎゃわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ……ぎびい゙い゙い゙い゙い゙っ!」
 真上から身体のおくへ向かってつきさされた。金属の毛羽をまとった針がコチンコを内側からえぐりながらつき進んで、いったん止まって、針がこねくられて、もっとおくまでつらぬいた。ピアスにぶつかって、それをよけて根元まで達したんんだ。
「ひいいい……」
 針が止まっても、悲鳴は止まらない。それでも、すこしずつ痛みが小さくなっていく。
「おまえは、もうワタクシの仕付けを忘れているのですか」
 しかりつけられて、思い出した。
「……サチを厳しくセッカンしていただき、ありがとうございました」
 心をオニにして愛のムチをふるってくださったとこへのお礼なのか、マゾのサチを楽しませてくださったことへのお礼なのか、とにかく、感謝の言葉を口にしなければならない。でも、おく様の逆りんにふれるようなことをしでかしたときも「二度としません」なんていう必要はない。ていうか、禁じられている。どうせ、二度三度とくり返して、おく様とお姉様を楽しませることになるんだから。
「そうね。今日は、このままにしておきましょう。サチも、だんな様と五郎さんに、新しいしゅ向を見ていただきたいでしょうから」
 いただきたくないよ。また、遊びのレパートリーが増えちまう。
 おく様は残っているお酒をサチの乳首とコチンコにふりかけて、最後のちょびっとだけを口に注いだ。それまでは激痛のせいでよっぱらっているどころじゃなかったけど、このひと口はすごく効いた。全身がぽかぽか、頭はぽわぽわ。そして、痛みは急速にうすれていった。

 大だんな様もご主人様も、サチの無残な姿を観賞して――ズボンにテントを張ってくださった。でも、持主である五郎様の許しを得ずにここまで痛めつけるのはせんえつだと、大だんな様が判断なさって。まだハリツケにされてるサチの目の前で、お姉様をはだかにさせて、両手を頭の後ろで組むほりょのポーズで立たせて。赤い頭の待ち針を一本ずつ、サチと同じ場所につきさした。サチみたいにかん通させなくて、せいぜい五ミリかそこらだぞ。それでも、お姉様は悲鳴を上げるだけじゃなく、泣きだしてしまった。
 まあ、それがふつうなんだろうな。サチは激痛をくり返されて、我まん強くなったんだ。それとも、エツ逆は神経の働きも変えてしまうのかな。
 たった八か月で、ここまで調教されたんだ。これから三年と四か月、どこまで調教されるのかを考えると、こわくなってしまう。
 ひとつだけ、うれしいことがあった。それは、針を使うセッカンはおく様(と、お姉様)だけで、大だんな様とご主人様はやらないって、決まったんだ。ヤイトも、同じようにおく様専用のセッカン。だけど、これからも出来損ないの待ち針を使われるんだから、良く考えればちっともうれしくはない。そして、おく様の逆りんにふれないでいるのは難しかったけど、これからは――ただの遊びとしてもサチをいじめるんじゃないかな。
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needle-nipple155028.jpg
 9900文字は30枚。
 最初は俯せでお尻からとか。乳房本体や太腿もチクチクとか。それをやると50枚はいっちゃうので――ではなくて。調教とか悦虐を引き出すのが目的ではなく、可哀想な少女をひたすら虐める女の残虐さ故に。ということに、しときます。
 発案者はチヨだし、奥様は後から加わっただけですから、チヨだけが罰せられるのは当然ですね。
 しかし。書いてて恐ろしくなりました。サチはすでに Ultra Super Dreadnought class のハードマゾになっちゃってます。あと三年以上も調教されると人外魔境に到達しますな。
 少年漫画のパターンです。次々と強敵が現われて、次々とバトルにしろ技にしろ膨れ上がっていくという。
 続編の難しさ――でしょうか。妄想竹を暴走竹にしてしまった作者の罪でしょうか。
 もう、行きつくとこまで突っ走るしかアリマッセンデンの宇宙。


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Interrupt Report 11:首輪とピアスは服従のちかい(リクエストシーン)


秋祭の大人姦

 九月の終わりには秋祭。サチは一月生まれだから来年だけど、ご主人様は今年が年男。なので、あんまり楽しくなさそう。
 この神社では本祭の前にお昼から、初めて年男・年女になった子を祝う特別の行事がある。年男は六尺フンドシですはだにハッピ、年女は腰巻で胸にサラシを巻いてハッピ。神主さんに祝詞を上げてもらって、男子はスモウ。女子は三十キロのミニ米俵を担ぐ。
 神事だから、勝てなくても担げなくてもバツとかは無いけど、きまり悪いよな。それに、女子は巻きスカートだと思えば(ノーパンでも)それほどじゃないけど、男子はお尻とソケイ部丸出しだろ。それがはずかしいらしい。サチを見習えってんだよ。
 だからかな。お祭にはサチを連れてくって、ご主人様は大だんな様の忠告を聞かなかった。
 ぼんおどりほどじゃないけど余所者もやって来る。屋台の人たちは、みんなそうだし。
 だけど、大だんな様も強くは言わなかった。後から思い返してみれば、権力があっても思い通りにならないこともあるって実体験させようという英才教育だか親バカだったのかな。
 余所者の目がどうこう以前に。鳥居の手前で足止めを食った。
「はだかの女子(おなご)など、境内に入れるわけにはいかん」
 人混みの整理にあたってた小父さんにしかられた。
 ボクは山持の息子だぞ。
 いくら山持のぼっちゃんでも、神事の決まり事は守ってください。
 おし問答のうちに、ネギっていうんだっけ。神主さんでもミコさんでもないけど神社の人で、白い和服にハカマの人までやって来て。
 サチを連れて引き返すか、サチを帰して神事に参加するか、どちらかにしなさいということになった。
 ご主人様は思い通りにならなくて、ぶんむくれて。サチに八つ当たり。サチを追い返すんじゃなくて。ちょっと引き返したところで、林の中へ連れこんだ。
 大きな木の前にサチを立たせて、後ろ手に木の幹をだく形にさせて。あいにくとサチをしばってなかったので縄が無くて。でも、引き回しのための首輪とクサリがあったので、首輪を手じょうみたいにして手首をくくった。
 クサリは首輪から外して、留金具をコチンコのピアスにつないで垂らした。つるされてる木の棒の名札には慣れちまってるけど、その何倍(十倍以上?)も重いクサリで、コチンコが引きのばされて……痛いなんてもんじゃない。なのに。
「神事が終わるまで、大人しくしてろよ」
 ぶるんとクサリを波打たせて、サチから絶きょうを文字通りに引き出してから、ご主人様は気元良く鳥居へ向かった。
「痛い……痛いよ……」
 クサリのゆれが止まっても、サチのうめき声は止まらない。足をちょっと開いて見下ろすと、コチンコがちっちゃな男の子のチンチンくらいにも長く引きのばされてるのが見えた。ピアスでたくれ上がってる包皮のところがのびてるから、ずるむけのオチンポそっくり。
「痛いよ……」
 あまりの痛さに身もだえしてクサリがゆれて、いっそうの激痛におそわれる。どうして、こんな片手落ちにしたんだろ。ピアスは針金を丸く曲げてある。一周したところから円の中心に向かって棒がつき出してるけど、丸い部分にクサリを通すだけのすき間はある。クサリはじゅうぶんに長くて地面でのたくってるんだから、折り返して乳首もいじめれば、ご主人様は、もっと楽しめたと思うぞ。
 サチがエツ逆にのたうちまわりたいんじゃない。ご主人様のお気にめすようにふるまうのが、どれいの心構えっていう、それだけだぞ……と、いうことにしとく。
 十分もすると、片手落ちじゃなくて優しさだと分かってきた。コチンコだけでも厳しすぎるくらいだった。余ってるクサリを乳首から垂らされてたら、絶対に門絶してた。
 今だって、なんとかコチンコにかかる重みを減らせないか、そればかりを考えてる。
 内股になってクサリをひざに乗せて、足を曲げ……
「ぎひいいっ……」
 じゃらっとクサリがすべり落ちて、コチンコが千切れたと思ったほどの激痛が走った。
 ご主人様がもどって来るまでおとなしく激痛にたえるしかないのかな。でも、祝詞とスモウでニ三時間はかかる。
 心細さと不安とエツ逆の胸苦しさは、けれどそんなには続かなかった。
 男の人がひとり、しげみをかき分けて姿を現わした。ねじりハチマキをしてダボシャツにステテコ。腹巻をしてるのは、お腹を冷やさないためじゃなくてお金を入れるため。屋台の小父さんたちは、ユニフォームと言っていいくらい、同じ格好をしてる。
「小うるさい若造だぜ。ションベンくらい、好きにさせろってんだよ……おやあ?」
 真正面だもの、サチに気づかないはずが無い。気づくのが何秒かおくれたのは、真っ昼間からよっぱらっているせいだろう。
 小父さんは、目をごしごしこすってからサチに近寄って……それから、しげみをふり返って大声を張り上げた。
「ヤス、キョウタ。ちょっと来てくれ」
 すぐに同じ姿の男が二人、サチの前に立った。二人とも、最初の小父さんより若い。といっても、お兄さんてほど若くはなくて、三十は過ぎてるんじゃないかな。
「げん覚じゃねえよな。こうやってさわれるんだから」
 小父さんが、さわるってよりも、ぺちぺちと乳房を(名札ごと)たたいて、オマンコと名札も――ほとんど、わしづかみ。
「痛い……やめてください」
 後から来た二人は顔が赤くないから、そんなによっていない。すぐ名札に気づいて目を近づける。
「どれいのサチメちゃんか……待てよ?」
 しゃがみこんで、コチンコの名札をひねって裏返した(痛いよ)。
「山持ったら、このあたりの一番の顔役じゃねえか」
「そんなやつが、こんなガリを囲って……るにしても、こりゃ何の真似だ?」
「五郎様は、大だんな様の息子さんです」
 大だんな様のメカケだなんて誤解されたら、大だんな様のコケンに関わる。とっくに股間には関わってるなんてダジャレを思いついてる場合じゃないな。
「五郎様は年男の神事に行きました。サチは境内へ入れないので、置いていかれたんです」
「犬っころみたいに、つないでか?」
「よし。この子にも五郎様とやらにも、大事な物を道ばたに置いとくとどうなるか、教えてやるか」
 よっぱらいの小父さんが、呼び寄せた二人の話を強引にまとめたんだか、さえぎったんだか。
「教えるって……?」
 小父さんは、しゃがみこんでいる若い人をおしのけて、コチンコのピアスからクサリを外した。激痛は消えて。小父さんがあれこれピアスをいじるもんだから、ぬれてきちゃうじゃないか。
 簡単には外せそうにないとあきらめたんだろう。木の後ろへまわって、サチの手首をくくっている首輪を強引にぬき取った。手首をこねくられて、ねんざするところだった。
「それじゃ、ちょっと小父さんたちとお医者さんごっこをしような」
 男なんて、みんな大助平でエッチだ。
 だけどサチだって。オトナのオチンポが三本(なんて数え方だよ)だぞ。ヤマカンでは体験出来なかった『中イキ』を期待してないと言えばウソになる。ピルのおかげで、にんしんの心配が無いもんな。
「やめときましょうや、コバさん。顔役をおこらせちゃまずいですよ」
「バカヤロウ。顔役だろうが尻役だろうが、ネスゴロウがテキヤにケンカを売れるかよ。オレたちが総スカン食わせりゃ、祭なんかふっ飛んじまうんだぜ」
 分からない言葉もあるけど。屋台がひとつも出なけりゃ、祭もぼんおどりも人が集まらないだろうな。
 そんな問答で間延びして。ふっと気づくと、しげみにひそんで、こっちをのぞき見している顔があった。ヤマカンだった。
 あああっと、いくつかのことに思い当たった。
 絶対に『中イキ』なんかしちゃいけない。どころか、てってい的にていこうしなくちゃならない。おく様に告げ口されたら、またヤイトだ。いじめられて可愛がられるのが好きなサチでも、ヤイトだけは二度とごめんだ。
 そして、もうひとつ。ここにもヤマカンて、ぐう然が過ぎないか?
 コバって人は、立ちショ便しようとして『若造』にとがめられたから、ここへ入って来たんだよな。もしかすると、それがヤマカンだったんじゃ?
 とすると。おかしのことをおく様が知っていたのは、ヤマカンが告げ口したから?
 でも、何のために?
 ヤマカンがおく様にそそのかされてサチを犯したと考えると、ストンと納まる。大だんな様が言ってた「そういうこと」がどういうことかも分かる。
 おく様は口実を設けて、サチをいじめたかったんだ。これって、大だんな様やご主人様のやり口に似てるぞ。サチがにくいだけなら、問答無用でセッカンすれば良いのに。それとも、大だんな様とご主人様に遠りょしたのかな。
 いっしゅんのうちにそこまで考えたけど、時間切れ。
 コバって人におしたおされた。
「こんな格好してるんだし『どれい』なんだろ。そんじょそこらの商売女より慣れてるんじゃねえか?」
 子供から見たら、どんな大人だってでかい。そのでかい身体でサチをおさえこんで、オマンコに指をつき立ててくる。
「なんだ、ぬれてるな。しかも……おい、二本でもすんなり入るじゃねえかよ」
 その二本でオマンコの中をかき回してぬき差しする。
 ずぷずぷにゅるにゅる……くそ、気持ち良くなっちゃだめだ。ヤマカンが見てる。ヤイトが待ってる。
「やめてください。知らない人とセックスしたら、ご主人様にしかられます。セッカンされます」
 とっさに出たのは、女言葉だった。サチもすっかり調教されちゃってるな。
「だまってりゃ分からねえよ。終わったら、元通りにしばっといてやるからよ。もたついてると人が来て、それこそゴシュジンサマとやらにばれちまうぞ」
 コバは指をぬいてくれたけど、それは別の物をつっこむ準備だった。ステテコをパンツごとずらして、大きくはなってるけどうなだれているオチンポを手ににぎった。
「ちっ……立て、立つんだ、ジョー!」
 すり切れるんじゃないかって、こっちが心配するほどしごく。
「コバさん、飲み過ぎですよ」
「るせえ。三十にして立つ、四十にしてまどわずだ」
 この小父さん、けっこう面白い――なんて共感してる場合じゃないんだぞ。
「やめてください。大声を出します」
 言うんじゃなかった。ごつい手の平で口をふさがれた。しょうがない、本気で反げきするぞ。おしたおされてたって、性どれいに成り下がってたって、伝家の宝刀、真空飛びひざ金的げりはさびついちゃいないぞ。
「んっ!」
 気合を入れて、ひざをけり上げた。ぐにゅんとキンタマの足応え。
「ゔごっ……!?」
 コバがもんどり転がって、両手で股間をおさえてもだえる。
 大声を出すひまもなく、見物してた二人のうちのひとりが、サチに馬乗りになって口をふさいだ。こいつら、どうあってもサチを犯すつもりだ。
 コバは軽くケンケンをしてキンタマを下げて。
「このガリゃあ……痛い目を見ねえと分からねえようだな」
 パンツをぬいで丸めて、サチの口におしこんだ。
「キョウタ。手をおさえとけ」
 両手をつかまれて、頭の上まで引き上げられた。
 馬乗りになっていたやつ(こっちがヤスだ)がずり下がって、両足をおさえる。こういうことに慣れてる感じだ。
 コバがあらためて馬乗りになってきて。
 バシン! バシン!
 顔がふっ飛んだと思ったくらいの強れつな往復ビンタ。目の前が赤く染まって黄色い星が飛び交って、耳がキインと鳴った。
「ここの様子じゃ、オマツリにゃ慣れてるんだろ。いい子にしてたら、優しく可愛がってやるぜ?」
 尻を太腿までずらして、また指でオマンコをくじる。ちっとも気持ち良くないぞ。
 サチはコバを正面からにらみつけてやった。そうすると、半年前の白江祥女がよみがえってくる。こんなくさいパンツなんかじゃなく、そのオチンポを口につっこんでみろよ。かみ千切ってやるから。
 その気白はコバにも伝わった。そして、やつのきょう暴性をさらに引き出してしまった。
「そうかい。どうあっても逆らうってんだな」
 ここをなぐってやるぜとばかりに、コブシをヘソの上におし付けて。
 ボスン!
「んぶっ……!」
 激痛。苦いはき気がのど元までこみ上げる。
 ボスン! ボスン!
 さらに二発たたきこまれて、白江祥女はくだけ散った。でも、性どれいのサチはご主人様のために操を守るぞ。なんか、根本的に間ちがってるような気がするけど、考えない。
「コバさん。相手はガリですぜ。手加減しないと殺しちゃいますよ」
 チッと舌打ちして。パシン、パシンと、軽い往復ビンタ。
 それが暴力は終わりの合図に思えた――のは、半分だけ当たってた。
「逆らったらどうなるか、分かったか?」
 こくこくとうなずいた。
「素直に股を開けや。もう味は覚えてるんだろ。三人がかりで楽しませてやるぜ」
「むううううっ……」
 なんとか分かってもらおうとして、首を横にふってから、できるだけ敵意をかくしてコバを見つめた。
「なんだ? 何か言いたいのか?」
 こくこく。
 パンツを口から引っ張り出されて、しゃべれるようになった。
「好きなようにしたら良いでしょ。サチはていこうなんか出来ないんだから」
「ははは、参ったな。強 してくれってたのまれたのは初めてだぜ」
 他の二人もお追従笑い。
「それじゃ、遠りょなく、そうさせてもらうぜ」
 コバは腰をうかして、サチの両足を肩に担いだ。お尻が宙にういて、装入に絶好の高さと角度になった。そうか、こういう形もあるんだなと、みょうな感心をしてしまう。
 本人は遠りょしてないんだろうけど、息子のほうはそうでもないみたい。
「ちくしょう。てめえがごちゃごちゃしやがるから……」
 オチンポをしごくのをやめて、コチンコの名札を引っ張った。引っ張りながらねじる。
「痛い痛い……やめてよ、千切れちゃう!」
 ヤイトをすえられたときよりも痛い。脳天まで真っ赤に焼けた氷の柱がつきぬける。むじゅんしてるけど、そうとでも形容するしかない。
「サチはフェラチオも出来ます。しゃぶって固くするから、許してください」
 これ絶対、ヤマカンはおく様に告げ口するだろうな。でも、背に腹は代えられないってやつだ。
 でんぐり返しの形にされたまま、半立ちしたオチンポを口につっこまれた。半年の間に覚えたテクニックを総動員して、見知らぬ大人のオチンポをふるい立たせようと務める。
 ヤマカンはオマンコをちょこっと犯しただけだから――オトナのオチンポをくわえるのは、大だんな様に続いて二人目だ。
 ご主人様とのサイズのちがいを、つくづく身体で感じている。けど、それ以上に、大人のおそろしさに……くそ、干上がってたのに、ぬれてきちまう。
 ご主人様にしても大だんな様にしても、こんなひどい暴力は、サチにふるったことがない。見ず知らずだと、無茶苦茶が出来る。てよりも。相手が子供だから、見下してるんだ。大だんな様もおく様も大人だけど、サチは可愛い息子が大切に(かなあ?)してるオモチャだから、手加減してくださってるんだ。
 つまりサチは初めて、大人の本気の暴力に……くっ服させられたんだ。これまでだって、サチの意思なんか無視されて、絶対の服従を強いられてきたけど。逆らったときのお仕置は、それで大だんな様やご主人様が楽しんでた。でも、これは……絶対的支配者の感情まかせの暴力だ。
 こわい……わざと逆らってお仕置されたいなんて、絶対に思わない。だけど、あまえなんか混じる余地の無い清々しさがある。
 それに……こうやって、一生けん命にご方仕したら。
「なんちゅうガリだ。もう、いいぞ」
 あらためて組みふせられて。スリコギタンポンかと思ったくらいの太いオチンポで、一気につらぬかれた。ぎちぎちと穴をおし広げて、ずんっとおくにつき当たる。
「あううっ……きついよお」
 もうちょっとでハートマークが付いちまう。
 絶対の服従。逆らったら半殺し。でも素直に従ってたら、すごい快感のごほうび。
 コバさんは、サチがにくくていじめてるんじゃない。自分が満足したいから、サチを使ってるんだ。だから、なぐられたのをうらんじゃいない。サチが、おく様のセッカンがこわいとか、そんな自分勝手な理由でコバさんに逆らったのがいけないんだ。
 そんなふうに考えてしまうのは、サチがマゾだからかな。
 がんばってご方仕したのに、コバさんは満足しなかった。サチが悪いんじゃないぞ。お酒のせいだ。オマンコがこわれるんじゃないか、オチンポがすり減るんじゃないかってくらい、しつこく激しく腰をサチに打ちつけて。
「くそ、オレも焼きがまわったぜ」
 両手でサチの乳房をつっ張って身体を起こした。
「四十にしてインポを知る、ですかい」
「バカヤロウ、ちゃんとつっこめたじゃねえか。長持ちするようになっただけだわい」
 負けおしみだな。
「オレはちょっとよいを冷ます。おまえら、先にやっとけ」
「それじゃ、まあ……」
 あまり手間取ってたら、セミが心配だとか季節外れなことを言って。手っ取り早くやっつけようぜと――サチを四つんばいにさせた。そして、二人が前後に立った。
 やっぱり時間の節約で、悪ガキ相手には何度も経験してるけど、オトナのオチンポが二本じゃきついかな。なんて、期待半分してたら。オマンコが空いてるってのに、ケツマンコのほうへねじこまれた。
「ぐうううっ……」
 先に指でくじられてたから予期してたし、大だんな様で慣らされてるから、すんなり入ったんだけど。腸の中を洗ってないんだぞ。金山寺ミソにまみれたって八つ当たりするなよ。なんてことは胸の内にしまって。
 後門のオチンポが収まったところで前門のオチンポに取りかかる。あーんと大きく口を開けて、ぱくんあむあむ。こっちも大だんな様にきたえられてる。
 けど、ウインナーでなくサラミソーセージが二本てのは初体験。食べ応えがある。
 サチのテクニックが上達してるのか、この人が早ろうなのか。ご主人様の取り巻き連よりよっぽど早く射精しちゃった。勢いとか量は、大人だからってすごくはなかった。この人よりずっと年上の大だんな様のほうが、ずっとすごいぞ。
 そういうふうに仕付けられてるから、口に入れ(られ)たものをはき出すようなお行義の悪いことはしなかった。そしたら、感心された。寒心かもしれない。
「何も言わなくても、飲みやがった。どんな教育を受けてるんだよ」
「教育じゃなくて調教ってやつだな」
 コバさんは、SMのたしなみ(?)があるみたいだ。
「よっしゃ。このガリならいけるかもな」
 ひとり合点にうなずくと、コバさんはまたオチンポをしごき始めた。
「キョウタ。終わったんなら、どけ。ヤス。はめたままでガリをかかえあげられるな。シートトトだ」
 ひざの裏を支えられ大きく足を広げられて、サチは宙高くかかえ上げられた。ちっちゃな子にオシコをさせる形だ。ヤスさんのオチンポはケツマンコにささったまま。
 コバさんは真正面に立って、オチンポを手で垂直に立てている。
「そのまま、ゆっくり下ろしてくれ」
「へいへい。オレたちゃ穴兄弟ってやつですが、あらためて穴従兄弟にもなるって寸法ですね」
「おめえもうまいこと言うじゃねえか」
 うわわ……前と後ろ、同時に入れるつもりだ。そんなの無理……じゃないんだよな。下級生にいじめられたときは、前後にそれぞれ十本以上のチョークをつっこまれてる。オトナのオチンポも、チョーク十本にゃ敵わない。なんて楽観してたら。
「くうううっ……きついよおお」
 チョークみたいに一本ずつ入れて拡張してくんじゃない。ケツマンコのオチンポで、メコ穴はつぶされてる。そこへチョークの何倍も太いオチンポをこじ入れられるんだ。
 メリメリミシミシ、オマンコ全体がきしんでる。痛いんじゃなくて。お腹いっぱい食べたところに、さらにオムスビを丸ごとほお張らされてるみたいな感じ。
 しかもチョークより、ずっと長い。入口だけ拡張されるのとは大ちがいだ。
 こんな無茶苦茶、ちっとも気持ち良くないのに。無茶苦茶をされてるっていう意識が、そのままエツ逆をあおり立てる。
「ヤス。思い切りゆすってくれ」
「きついっすよ。コバさんこそ、ピストンしてくださいよ」
「先ぱいを立てろや。いや、立ってるか」
 そんなふざけてるから、オチンポがへたっちまうんだぞ。
「まあ、いい。下手に腰を使うより、このほうが楽かな」
 コバさんはサチの足首を両手ににぎって持ち上げて、サチを上下にふり始めた。
 それならと、ヤスさんが片手ずつ持ち変えて、サチを羽交い閉めにした。
「うああああ、やめてよおおお……」
 腰は真っ直ぐに上下しない。支えられてるわきの下を支点にして、遊動円木みたいな動きになる。上下にゆすられながら、前後にも動く。二つの穴が引きのばされ、おしつぶされ、かき回される。
「やだ、痛い、やめてよおお……!」
 痛いのは、ほんとだ。やめてほしいのもウソじゃない――宇宙のかなたまでふっ飛ばされそうな予感が、ひとゆすりごとにつのってくるから。
 でも、その前に。びくびくっとケツマンコがけいれんして。オチンポがすっぽぬけた。というのはサチの感覚で。実際には、ヤスさんが射精して、やる気が失せたんだろう。
 コバさんも、サチをゆするのをやめた。
「オレぁ、まだなのによ」
 両足を上げて二つにたたまれた形のサチをおしつけられて、コバさんはサチの背中に手をまわした。だきかかえて、サチを草むらに置いた。
「ヤチはすげえ閉まりだが、どうもナゴをだいてるって気分じゃねえやな」
 じゃあ、さっさとやめろよ。オマンコだけガシガシされたって、宇宙の果てまでは飛びそうにないもの。
「だいたい、オレぁションベンをしかけてたんだよな」
 サチの両肩をおさえて身動きできなくしておいて。なんだか、男の身体から力がぬけた感じになって、オマンコの中でオチンポが縮かまって……
「えっ……?!」
 オマンコのおくが、やたらとふくらむ感覚が生じて、太腿にまで生ぬるい感しょくが広がった。まさか……こいつ、サチのオマンコの中でオシコをしてやがる。
 ばっちい……そう思ったのを追いかけるように。ぎゅうううんと、ものすごい力で胸がねじられた。オマンコの中のオシコがふっとうするんじゃないかってくらいに腰が燃え上がった。
 こいつ、わざとしてるんだ。ふつうに立ちショ便をしたほうが楽なはずなのに、サチをはずかしめるために、こういうことをしてるんだ。うまく言えないけど――コバさんはサチを物ではなく人間として考えているからこそ、こういうことをしてるんだと思う。木庭さんがサチをにくむ理由は無い。ということは、サチで遊んで楽しんでるんだ。大だんな様はご主人様と同じだ。
 サチの中でエツ逆がふくれ上がって破れつして――サチを宇宙の果てまでふっ飛ばした。
 ――オシコを済ませてさっぱりしたコバさんは、さっさとにげて行った。他の二人は、とっくに消え失せていた。
 コバさんは約束を守ってくれなかった。元通りに立ち木にしばりつけてくれなくて、そのままサチを置き去りにした。
 自分では首輪を手首にはめられない。どうせご主人様にばれるんだし。木庭さんが言ってたように、大事な物を道ばたに置いとくとどうなるか、思い知ってもらおう。そう思ったので、後始末もせずに、ずうっと草むらにぶったおれてた。あまりのしょうげきに放心してるってとこかな。ほんとは、ほっぺやお腹にまだ残っているわずかな痛みとか、前後を同時に拡張された熱いうずきとか、まだオマンコの中に残っているオシコの気色悪さとかを、じっくりかみ閉めてエツ逆の余いんにふけってた。

 とどこおり無く神事を終えてもどってきたご主人様は、サチの無残な姿を見て、とほうに暮れながらあわてふためいた。また神社にかけもどって、大人を連れて来て。
 大そう動にしちまったなと、サチは反省したけれど、結果オーライになった。タンカでお屋しきへ運ばれて、いつもの(それだけ、サチはしょっちゅうズタボロにされてるってこと)お医者様が呼ばれて。
 自分で思ってたよりも傷ついてた。ちょびっとだけど後門がさけてた。
「十日も使わないでいれば、切れぢにもならずに治ゆするでしょう」
 だよな。十本以上のチョークだって、だいじょうぶだったんだから。
 それよりも深刻なのが、乳首とコチンコ。ピアスを強く引っ張られてねじられたせいで、もげかけていたというと大げさだけど。穴の内側が傷ついて出血もだけど、ひび割れたようになってた。こっちは、二週間の装着禁止。
「子供は新ちん代謝が早いから、見た目はもっと早く治るでしょうが、無理をさせないでくださいよ」
 ということなので。おく様にセッカンされずに済んだ。
 大事を取って学校も休んで。半年ぶりにピアスからも開放されて。しかも物置小屋での養生を許された。
 おぼんからこっち、きょうだい三人でねむれる日が立て続けで、正太と美知は喜んだただ、サチとしては――すっかりなじんでしまった名札の重みが消え失せたので、物足りなかったかな。
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 香具師の隠語については、下記サイトを参照させていただきました。
 香具師の世界/露店でモノを売る「テキ屋」の歴史と資料
 https://tanken.com/yasi/styled-11/


背面駅弁8

ちょっと強引にエツ逆させた感が無きにしもあらずですが。
 奥様の折檻とかシーン追加すると The great thing えらいことになるので、強引だよ強引だよ猥露だよ意味不明。
 14章/24章で、すでに214枚。214×(14/24)=367。ふう、400枚には収まりそうです。


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Interrupt Report 7:首輪とピアスは服従のちかい(リクエストシーン)

 リクエストにあった、女子によるリンチです。9400枚は堂々の28枚です。でも、尻切れトンボというか。リクエストにあった「ブラシ柄(じゃないけど)突っ込み」と「全身モップ洗い」だけです。その次の凄惨な責めは緊急脱出システムが作動します。
 先に種明かししとくと、次章の『リンチを志願』ではリンチされません。
 これらのフラストがレーションしていって、2学期の『顔面便器の刑』で炸裂します。



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女子のリンチ

 ちょろっと言いかけた、トイレが使えなくなった事件だけど。事の発たんは林陽太くんだった。び目しゅうれい品行方正成績優しゅうで全学年女子のあこがれの王子様と言っても過言ではないくらいなのに、ご主人様に負けないくらいエッチで、その方面の知識も豊富だ。と言っても、フェラチオのことを笛ラヂオなんて覚えてたくらいだから、底は知れてるけどな。
 陽太くんはもう精液が出るから、ご主人様はサチとのセックスを禁止にしていて、口とケツマンコしか使わせなかったんだけど。コンドームというのを家から持って来た。平べったい箱から出すと、輪ゴムの中にうすい幕が張ってあるみたいな形をしてる。
「精液が出ても、コンドームの中に貯まってオマンコには入らないから、にんしんしないんだ」
 だから、ボクにもオマンコでセックスをさせてくれというのが、陽太くんの言い分。
「ゴムサックはオトナ用だろ。ぶかぶかなんじゃないか?」
 ご主人様も知っているみたいだ。大だんな様から教わったのかな。
「だいじょうぶだよ。大は小をかねるっていうだろ」
「しゃもじは耳かきにならないぞ。まあ。いいや。着けてみろよ。ぶかぶかだったら、中でぬけるおそれがあるからダメだぞ」
 陽太くんは半ズボンとパンツをひとまとめにぬいで、みんなが見ている前でオチンポをしごいた。五年のときまでは、男子でもパンツを見られるのをいやがるやつが多かったけど、サチを使うためにはオチンポを出してぼっ起させる必要があるから――みんな平気になってやがる。
 陽太くんは大きくしたオチンポの先にコンドームを当てて、くるくると巻き下げた。
 へえ。輪ゴムに見えてたのは、幕を巻き付けてたんだ。
 陽太くんのオチンポは、うすい幕で包まれてしまった。けど、ご主人様が心配した通り、ぶかぶかだ。幕のあちこちにしわが寄ってる。ところが陽太くんは本物の輪ゴムを二重巻にして、コンドームの上からオチンポの根元にはめた。
「これならぬけたりしないだろ」
 コンドームの先っぽをつまんで引っ張ると、オチンポの三倍くらいの長さまでのびたけど、ぬけはしなかった。
「まあ、その手はあるんだけど――ゴムとチンコがこすれて気持ち良くないって親父が言ってたぞ」
 ご主人様は最近、学校では大だんな様のことを『親父』って言ってる。前は『パパ』だったけど、サチとセックスをしてオトナになった気分なのかな。
「まあ、いいや。ゴムサックを着けてのセックスは本物じゃないけど、それでいいんなら、やらせてやるよ」
 体育用具倉庫の中には、もうマットがしいてあって、サチを使う準備は整っている。
 陽太くんは、すもうの立ち合いみたいな勢いでサチをおしたおした。オマンコに入れるのは初めてでも、ケツマンコでじゅうぶんに練習してるから、まごまごしたりはしなかった。
「痛い……」
 思わずうめいちまった。サチが、あまりぬれてなかったせいもある。
 だって、相手が陽太くんだぞ。他の女子みたいにお熱じゃなかったけど、やっぱりすこしはあこがれてた……半ズボンをはいてたころは。もしも、好きだって告白されてせまられたら、キスくらいは許してたんじゃないかな。だから、その反動ていうのかな。陽太くんには、フェラチオするのもケツマンコを使われるのも、ちっともエツ逆しなかったんだ。あまりぬれないし腰もうずかなかった。
 だけど、コンドームのせいもあると思う。すぶうっと入ってくるんじゃなくて、つっかえた感じになっては、がじがじって進んで、またつっかえる。これがご主人様だったら、エツ逆に行っちゃうんだろうけど、性どれいじゃなくて女の子の心をすこし取りもどしてるせいで、たまらなく不快だった。
 陽太くんも、あまり気持ち良くないみたいだ。最近はみんな、女のあつかい方を覚えたというか、楽しみ方が分かってきて――つっこんで、そのままガシガシ出し入れはしなくなった。うんとおくまで(といっても、ガキのオチンポじゃ底にぶつかったりはしない)入れて、しばらく動かずにサチ布団のやわらかさを探能したり、入れたまま乳首やコチンコを可愛がってくれたりして、たいていはご主人様に「早くしろ」ってせかされてからガシガシを始める。
 でも陽太くんは最初からガシガシつき入れてきて、それでもなかなか射精しない。
「ちぇえ。セックスなんて、ちっとも気持ち良くない」
「言っただろ。ゴムサックは本物じゃないって。ほんとは、オマンコのほうがケツマンコより楽しめるんだぞ」
「そうかな。ケツマンコのほうが閉め付けてくるから、ボクは好きだ」
「オレは断然フェラチオだ。舌でペロペロなめてくれるのが、すっごくし激的だよ」
「うるさいな、気が散る」
「なんだよ、自分から言い出したくせに」
 サチは、どれも好きだぞ。セックスは、男が女を支配する基本形だろ。ケツマンコは、せまい穴を無理矢理に広げられる熱くて痛い感覚が病みつきだし。フェラチオは、男にほう仕してるんだとしみじみエツ逆だし。だけどフェラチオは自分であれこれするより、頭をかかえこまれて一方的にガシガシのどのおくまでつきこまれるのが、いじめられてる気分が盛り上がる。
 このコンドーム付きのセックスは、あまり好きじゃない。うすい幕がメコ穴にへばり着いて、その向こうでオチンポが動いてるみたいな。もどかしい。ゴムがオチンポにぴったりくっついてれば話は別なんだろうけど。
 だけど、延々とピストンされるのは、責め続けられてるって気分になるから――気持ち良いのと痛いのともちがう良さがあるかもしれない。
 なんて考えてたものだから、早く終わってくれないかなという思いしかなかった。せっかく(しばられたりしなくて)手が空いてるのに、ピアスをこねくる気にもなれなかったぜ。

 それは、サチの波乱万乗の生活の中では、わざわざ思い出すこともない、ささやかなエピソードのはずだったんだけど。とんでもない結果を招いちまった。
 というのも。ついに本物のセックスをしたという陽太くんの想いが態度になって表われたんだ。ご主人様はコンドーム付きのセックスは本物じゃないって言うし、サチもそんな気はするけど。オチンポをメコ穴に送入して射精したって意味じゃ『本物』だよな。
 それで陽太くんは天ぐになった――というのはちがうと思うけど。クラスメートの女子をお子様あつかいしだしたんだ。
 五年生のときだけでも、かれに告白した女子は片手の指をこえている。たいていはまわりにけしかけられて、ダメ元くらいの気分で当たってくだけてアッケラカンなんだけど。大野木結花ちゃんは本気だったみたい。
 これまでは「女の子と付き合うって、良く分からないから」とか「みんなで仲良くするだけじゃだめなのかな」なんて、まあ門前ばらいしてたのに。結花ちゃんには、あっさりOKした。
 これは、後日に陽太くん本人から聞いた話なんだけど。告白が二人きりの場所だったんで、結花ちゃんをだき閉めてキスして。ここまでは、結花ちゃんもおとなしくしてたので、まだまだ行けるって思ったんだそうだ。スカートの下に手を入れてメコ筋を指でなぞるくらい、サチにしているひどいことに比べたら、ごく神士的なスキンシップのつもりだったそうだ。でも、結花ちゃんはびっくりして泣き出しちゃった。
「泣くなよ。大げさだなあ。こい人同士なら、これくらい当たり前だぞ」
 こういうのを、火に油を注ぐっていうんだよな。結花ちゃんはにげ出して――親友にうったえて。翌日には六年女子がいっち団結して陽太くんにこう議した。
「オママゴトにはつきあってらんないよ。サチみたいにとは言わないけど、こい人になら身体を許すくらいふつうだろ」
 引き合いに出されたせいで、サチが悪者になった。
 翌日の放課後。サチは女子の集団に取り囲まれた。
「ちょっと来てくれる?」
 質問でもお願いでもなく、有無を言わさず引っ立てる気構え。
「勝手なことをするなよ。サチはオレのどれいだぞ」
 ご主人様はかばってくれたんだけど、女子の団結力には親の七光りも通用しない。
「女子だけの問題だから、男子は口出ししないで」
 そりゃ、サチがあればエッチには不自由しないけど、男子にとって女子はそれだけの存在じゃないよね。チヤホヤされたいし、ステキとか思われたいんだろう。女子だって、そうなんだから。サチだって、男子からいじめられるのはチヤホヤの親せきだと思ってる。オチンポへのほう仕だって、男子が喜んでくれるから、やりがいがある。
 サチのことは、ともかく。だから、ご主人様も女子から総スカンは食いたくない。ので、それ以上はかばってくれなかった。ついて来るなと言われて、おとなしくサチを見送った。
 最初は、なんで急に女子がサチを目の敵にし始めたのか分からなかった。まあ、みんな帰り支度してるし、そんなにやっかいなことにはならないかなって、あまく考えてたんだけど。
 女子トイレの前にはすでに見張りの子が四人ばかり来ていて、これじゃ六年女子のほぼ全員だ。そこにランドセルを置いて。サチをトイレに連れこんだ。
「あなたのせいで、男子がみんなエッチになったのよ」
 久保田聡子ちゃんに決めつけられた。別にサチのせいでエッチになったんじゃない。男子は元々が大の助平でエッチなんだ。前は大人や女子の手前でネコをかぶってたんだけど、サチというネズミを目の前に投げ出されたもんだから本性を表わしただけ――なんて正論は通じそうにないので、だまってる。
 サチは、この子が苦手。父親が町会議員のボスみたいな人で、ご主人様が七光りなら六光りくらいはある。女子のまとめ役で、サチを目の敵にしてる――というのは、サチのひがみかもしれないけど。
「はだかで学校に来るなんてバカな真似は、もうやめてよね。男子とエッチな遊びもしてはダメ。約束するなら、今日だけは見のがしてあげる」
「サチだって、こんなはずかしいことはしたくないよ」
 反論したけど――ほんとかなと、心のすみでだれかがささやいている。のは、話がややこしくなるので無視。
「だけど、ご主人様がそうしろっておっしゃるんだから。サチたちきょうだいの面どうを見てくださるよう、大だんな様にお願いしてくれたのはご主人様だから。サチはご主人様に逆らえないんだ」
 これも火に油を注いでるって分かってるけど。ただ事実を述べているだけじゃない。聡子ちゃんを始めとする女子への反発もあった。親が居て貧ぼうもしていないから、取りすましていられるんだ。もしも、サチと同じ境ぐうになったら、サチと同じ選たくをしていただろう。弟妹といっしょに暮らすためなら下女だろうと性どれいだろうと、面どうを見てくださる人の言いなりになるに決まってる。
 それに、みんな男子と張り合ってるけど、みんなもサチも女だぞ。男女平等とかいうけど、男のほうが身体が大きいし腕力もあるし経済力だってある。女は男に支配されて保護してもらいたいっていう本能がある。ライオンはオスが何頭ものメスを従えているし、サル山のボスは強いオスに決まってるじゃないか。何百万年(だっけ、何億年だっけ?)もかけて進化してきた生物の本能は、中国四千年の歴史だって、簡単には引っくり返せない。ていうか、男女平等なんて言い出したのは、ここ百年かそこらの歴史だけじゃないか。
 だから。聡子ちゃんだって、両親が亡くなったら、し設へ行きたくなければ、だれかの性どれいになってもおかしくはない。ご主人様が大だんな様みたいなサドだったら、マゾに調教されるんだ。いや、調教ってのは当たってないと思う。女が男に支配されたいっていう本能は、そのままマゾに通じるんじゃないかな。つまり、男はサドで女はマゾ。これが、いちばん自然だと思う。世間体とか道徳とかが、それをじゃましてる。
 なんてことを、考えてるうちにも。聡子ちゃんの形相がおく様そっくりになってきた。
「口で言って分からないのなら、身体に言い聞かせてやる」
 ヤクザ映画みたいな台詞。てことは、聡子ちゃんはまだ冷静なのかな。冷静にイカリ心頭に達してるのもこわいけど。
 包囲の輪が、じわっと縮まった。タコなぐりにされる。でも、相手は女子だ。逆らうなとはご主人様にも言われていない。オテンバ祥女の本領を……いや、やめとこう。また、正太と美知がいじめられるようになる。それにケンカになったら、先生がしゃしゃり出てくる。ご主人様は七光りで聡子ちゃんは六光り。サチが悪者にされる――だけなら、へっちゃらだけど。学校では手に余る。し設に入れてしまえなんてなったら。大だんな様が取りなしてくれるとは思うけど……ああ、もうめんどうくさい。相手は非力な女子だ。タコなぐりったって、高が知れてる。おとなしくいじめられていよう。そう覚ごしたとき。
「やだ。こいつ、くさいよ」
 だれかがそう言うと、半数くらいの子がうなずいた。
 心当たりは、ありすぎる。昨日はお風ろが無かった。登校前に水浴び(は犬でもするって、ご主人様がかけ合ってくれた)はしてるけど、犬小屋にもそこはかとなくにおいが染み着いているもんな。男子はどん感だけど、女子にはそれこそ犬みたいに鼻の利く子がいる。
「それじゃ、こらしめる前に、きれいにしてやりましょう。こっちの手がよごれちゃいますもの」
 タコなぐりは後回しになって……ちっとも、良くない。他のイジメが追加されただけ。それは、みんなが手に持っている道具で分かる。
 タイルゆか用の固いモップ(デッキブラシていうんだっけ)、トイレ用の雑きん、じゃ口につないだホース。いちばんのきょう器は、便器そうじ用の棒束子だ。試験管洗いの三倍は大きい。使ったことあるけど、すごいゴワゴワしてる。サチのオマンコだって、あれで処女幕を破られたときに比べたら、ずいぶんときたえられてるし。束子をオマンコにつっこもうなんて変態でサドなことを女の子が……考えつくだろうな。サチにどんなことをしたか、男子も最近は遠りょがなくなったのか感覚がマヒしたのか、女子が聞いてる教室でも、武勇伝と感ちがいしてるもんな。
「そこにじっと立ってなさい」
 聡子(呼び捨ててやる)の指図で、ホースの水がサチのはだかにたたきつけられる。わざわざ先っぽを指でおさえて、ふん射にしてる。
 好きにしてよと開き直ったのでもないけど。この三か月でご主人様にたっぷり調教されてしまって。自然と足を開いて、両手を頭の後ろで組んだ。この、オマンコの中までさらした無防備無ていこうのポーズが、いちばん心が落ち着く。だいいち、手のやり場に困らないのがいい。ほんとは後ろ手にしばってもらいたいけど、同性の同い年に今以上に軽べつされるのは、さすがにいやだ。
「においの元も洗わなくちゃだめ。そうじゃないったら」
 聡子がホースをひったくって、サチの足元にしゃがみこんだ。オマンコにホースをつっこむ。ねらったのかぐう然なのか、メコ穴にすっぽり。たちまち下腹部がぽっこりふくらんできて、オシッコチビリそうな感覚がつき上げてくる。
 オマンコには、腸みたいに何リットルもは入らない(子宮はどうなってるんだろ?)。すぐに逆流しだした。
「きゃっ、きたない!」
 聡子がホースを投げ捨てて飛び退く。考え無しだし士道不覚ごってやつだ。女の子だから婦道かな。ご主人様でも、腸を洗うときはお腹のふくらみ具合に注意してるし、大だんな様なんか、サチのが飛び散っても平然としてるんだぞ。後で厳しくお仕置されるけどな。
「いつまでつっ立ってるの。それじゃ洗えないでしょ」
 立ってろと言ったのは聡子じゃないか。いちいち反発したくなる。けど、トイレのタイルゆかの上に大の字。足を広げろだの手がじゃまだと言う手間を省いてやった。ふてぶてしい態度だと思われるのは承知の上。女子の細腕。十人束になったって、男子五人分のイジメも出来ないさ。
 反感が先に立って、ゼンマイをねじ切るのは女だってのを忘れてた。
 ね転がったサチの両側に、デッキブラシを持った子がひとりずつ立った。結花は分かるけど、もうひとりが森山初美ちゃんだったのはショックだった。親友だと思ってたのに。親友だったからこそゲンメツして、にくさが百倍かな。
 ふたりがデッキブラシを動かし始めたけど、まったくの手加減無し。タイルのゆかをこする動作そのまま。
 男子だったら、相手が生身の人間だと考えて、いくらかは手加減してくれてる(というのが、最近になって分かってきた)。生身の人間じゃなくても。土まみれの大根を束子で洗うときだって、皮をはがさないようにとかシッポを折らないようにとか注意するだろ。
 サチは大根以下。そしてタイル以上に手荒にあつかわれてる。
「ぐえっ、くうう……」
 お腹にブラシをたたきつけて、おへそをえぐるみたいに、こするってよりもつきこまれたり。
「ぎひっ、痛い痛い……」
 乳首にたたきつけて、毛羽にピアスが引っかかっても、そのままこすられたり。
「ひいいっ、ちょっとタンマ……」
 コチンコのピアスをねらわれたり。
 そして、いよいよ棒束子の出番。ご主人様なら、真打登場ってな感じで乗り出してくるんだけど、聡子は手下(当人たちは親衛隊と言ってる)任せ。そのひとりの島村香苗って子が、サチの足をけってもっと開かせ、その間にしゃがみこんだ。
 ななめ上からの角度で棒束子をオマンコにつき立てて、しゃにむにひねる。
 試験管洗いより固い毛が、ごりごりとやわ肉をえぐる。
「痛い……ちょっとだけ待って」
 腰をつき上げて角度を合わせ、棒束子をメコ穴に導いた。
「あきれたわ。自分から入れに行くなんて。棒ならなんでもいいんでしょ。陽太くんのアレなんて、もったいないわ」
 こわされないためには、こうするしかなかったんだよ。
 でも、文字通りに墓穴をほってしまった。おくまでつっこまれて動かされると、激痛がはね上がって暴れまわる。
「ぎびいいいっっ……くそお!」
 何が「くそお」なのか、自分にも分からない。ただひとつだけはっきりしてるのは――これだけひどくいじめられてるのに(サチはマゾだから、逆接でまちがってない)胸が切なくなったり腰がうずいたりもしない。胸は息苦しいほどにくやしさで満たされて、腰ではなく胃のあたりに冷たい固まりのような感情が居座ってる。
 おく様に日本刀でたたかれそうになったときと似ている。あのときは、くやしいとかじゃなくて、きょうふだったけど。荒縄でたたかれてるときも、おく様がヒステリーを起こすのは当然だから、くやしいとは思わなかった。でも、ちっともエツ逆しないって点では同じ。
「ねえ、もうやめようよ。血が出てる」
 だれかのおろおろ声で、棒束子の動きが止まった。
「生理が始まったんじゃないの」
 聡子は落ち着いてる。こいつ、もう初潮が来てるな。
「サチは、まだだぞ。中が傷ついた出血だ。オマンコがこわれちまったら、結こんできなくなる。だから、もうかん弁して……ください」
「なに言ってるのよ」
 まだつっこまれたままになってる棒束子の取手をげしんとけられた。
「ぎゃんんんっっ……!」
 オマンコのおくの子宮が暴発したような激痛が背中までつきぬけた。大の字にふんぞり返って(?)るどころじゃない。両手でお股をおさえてのた打ちまわった。
「そのままうつぶせになってなさい」
 冷たい声。ご主人様だって、サチを生きうめのままほったらかして殺しかけたときは、本気で心配してくれたぞ。
 サチが横向きのまま動けないでいると、寄ってたかってうつぶせにおさえこまれた。棒束子の取手がゆかにおされて、オマンコを圧ぱくする。メコ穴のお腹に近い側がこねくられて、ビリビリブザーみたいな電気が走った。これって、乳首やコチンコに走る電激よりも重たく分厚い。一気に山の中腹くらいまではふき飛ばされてもおかしくないのに――登山道とはまったく別の方角へおしやられてる。おし下げられてる。
 背中とお尻にもデッキブラシがたたきつけられ、はだがすりむけるくらいにこすられた。名札のピアスが無いから、とつ然の激痛に悲鳴を上げたりはしないけど、単純に痛くて単純に不ゆ快だ。
 全身がすり傷だらけ。にじみ出た血で、はだがうすく染まって。サチはぶったおれたまま、ぴくとも動かない。動くと、棒束子にオマンコをえぐられるし、もっといじめられると分かってるからで、体力的に動けないわけじゃない。
 ようやく「こらしめる前にきれいにする」という名目のイジメが終わった。サチだけでなく、全体にそんな分囲気がただよった。ホースの水も止められて、オマンコから棒束子もぬいてもらえた。
 だけど、聡子だけは物足りないみたい。バケツに水を満たして、便器用の表白材をキャップで計って入れてる。
「これでふいてあげれば、においも取れるわね」
 じょう談じゃない。劇薬だぞ。でも、サチがこう議したら、火に油だろうし……
「それ、皮ふに着いたら大変なことになる。やめようよ」
 サチがためらってるうちに、初美ちゃんが反対してくれた。
「だいじょうぶ。用具ロッカーにはゴム手ぶくろもあるわ」
 そうじゃなくて!
 初美ちゃんも、それ以上は何も言わなかった。ほんとに、サチではなく自分の心配をしただけなのかもしれない。
「でも……そうね。暴れられたら面どうだわ。手足をおさえつけておいて」
 親衛隊を気取ってるやつらが、四人がかりでサチの手足をおさえこんだ。
「結花ちゃん。あなたがふいてやって」
「え? でも……」
 初美ちゃんの言葉でびびったかな。
「だれのために、サチをこらしめてるか、分かってるの?」
 その言葉を真に受けたのか六光りに負けたのか。結花ちゃんはゴム手ぶくろをして、トイレ雑きんをバケツにひたした。
「しぼらなでいいわよ」
 結花ちゃんが、おそるおそる雑きんをサチの背中へ近づけた。
 べちゃっとした、冷たい感しょく。ひんやりして案外と気持ち良かった――のは、いっしゅん。背中一面に針をつきさされるような痛みにおそわれた。
「くっ……」
 サチの反応が大したことないと見定めて、雑きんの動きが大きくなった。それにつれて、痛みが強くなる……なんてもんじゃない。燃えるように熱い。真っ赤に焼けた無数の針が、背中全体を深くつきさして、そのままはだを切りさいている。
「やめて! 痛い、熱い! 死んじゃうよっっ!」
 降りしきる雨の下で生きうめにされたときよりも、ずっと強いきょうふにおそわれた。たぶん死にはしない。でも、背中一面にケロイドが残る。ご主人様にも大だんな様にも愛想づかしされる。
「やめろよ、やめろったら!」
 どうやったか覚えていない。火事場のバカぢからってやつだ。オレは四人をはね飛ばして起き上がった。ゆかに転がってるホースをつかんでじゃ口のとこへ行って、カランをいっぱいにひねって、背中に水を浴びせた。
 熱いのはすぐに消えたけど、針でつきさされてる感覚は残ってる。それでも、これまでは五センチもささっていたのが一センチくらいにはなった。
 ふり返ったら、みんな氷りついてる。はね飛ばした四人は、尻もちをついたまま。スカートがまくれてパンツで直座りしてる子も。ゆかがぬれてるから、しばらくは気持ち悪いだろうなって、取るに足りない心配をして、内心で苦笑する。
 うん。サチはすっかり平常心を取りもどしたぞ。
 サチはみんなに背を向けて、い風堂々と立ち去った。すっぱだかで変ちくりんな(サチはけっこう気に入ってる)名札のピアスをぶら下げて、お股から血を流しながら背中もたぶん赤くはれてるけど、それでも気分はい風堂々だった。
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モップリンチ

 今回は、漢字制限による当て字とか、ヒロインの勉強不足による誤用誤記が目立ちます。
 前作から(卒業式での回想なので)1年ちかくを経て、おバカになったようです。そりゃ、授業中も「エツ逆」してるんですからねえ。そのわりには、背伸びして難しい言葉を使ってますかしら?

 以下は、当て字/誤用の一例です。
・当て字(例)
完腸/エツ逆/逆待/持て遊ぶ/真重/包しむ/単子(端子)/電激/裁法(裁縫)/訓答(薫陶)/分囲気/閉め付ける/大番ぶるまい/変え歯/講尺/末茶/氷る/さ迷う/洗材/強妻家/処女幕/探能(堪能)/波乱万乗/送入(挿入)/神士/暴発(爆発)/のた打つ/表白材/高用(高揚)/順業/貯め息/
・誤記誤用(例)
金貨(奇貨)/不得意要領/イカリ心頭に達する/不明(眠)不休/

 

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Interrupt Report 5:首輪とピアスは服従のちかい

 今回は、リクエストシーンです。けれど……
 そこへ至るまでの「ごっこ」遊びがメインになってしまいました?
 そして。弟妹の身代わりになって下級生に虐められるヒロインは、まったくエツ逆(教育漢字で当て字)していません。エッチなことを教えてあげるお姉ちゃんです。
 ううむ。こういう予定じゃなかったのにな。プロットでは考えていなかった、6年教室→低学年教室への移動をどう合理づけるかに旨味が偏ったような。
 実は、虐められてもまったくマゾらないシーンは、この後も続きます。単なるイジメと性的イジメは(濠門長恭ワールドでは)違うという筆者の妄想が色濃く反映されています。もちろん、性的イジメとSMプレイとは通底していますが別物です。この相違と通底を、どこまで読者に納得させられるか。そこが、物書きとしての力量だけでなく、全人格的なSM観の吐露にもなるわけです。


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弟妹の身代り

 オレの願いが届くのは正太と美知だけで、他のやつらから見れば、二人も山持家の世話になってることに変わりはない。姉が山持家のどれいなら、そのきょうだいもどれいだろう。まだ使えないから飼い殺しにされてるんだろう。そうかんぐるのが当然だ。
 それをイヤってほど思い知らされたのも、梅雨に降りこめられた日だった。
 その日はすごい土砂降りで、次の校内放送があるまで下校を見合わせるってことになった。男子は外で遊ぶのが好きなのに、それが出来ない。退くつだけど、手元には絶好のオモチャがある。学校の中だと、相当な無茶をしても(救急車を呼ぶほどでもない限りは)おとがめ無し。
 なので、久しぶりに『校内引回しの刑』ごっこをしようってご主人様と取り巻き連とが衆議一決しちまった。もちろん、主役のサチの意見なんか聞いてもらえない。
 SMの雑誌は父親公認になったから、ずいぶん勉強したんだろうな。後ろ手にしばって首輪のクサリで引き回すなんて生易しいもんじゃなくなってた。
「浩二、ビリビリブザーてのを作ってたな。あれを二つ持って来いよ。それとリード線を二十メートルくらい」
 ご主人様が、目をきらきらさせながら、安西浩二くんに命令した。元々は取り巻きってほどでもなかったのに、サチで遊べるからタイコを持つようになった。
「ダメだよ。部活の備品は、勝手に持ち出せない」
「オレが借りたいって、モーターに言えよ」
 モーターというのは、門田勝幸先生こと。科学部のこ問にぴったりのあだ名だ。
 浩二くんが理科室へ行ってるあいだに、ご主人様は取り巻き連に命じて十字かみたいな物を作らせた。
 黒板用の大コンパス。ツマミのある「人」の字形じゃなくて足の長さが同じ「ヘ」の字形をしてるから、支点のチョウネジを外すと、頭が半円形をした四角い棒になる。頭から三十センチくらいのところへ、片手ホウキを直角にくくりつける。
「アシを開けよ」
 うう……この命令だけで、何をされるか分かっちまう。けど、コンパスの足は一辺が四センチの正方形だぞ。対角線の長さだと五センチ半だっけ。大だんな様のオチンポだって、そんなに太くない。
 それを無理矢理にでもつっこまれると……思うだけで、コチンコが固くすくみ上がって、オマンコがじんじん熱くなってくる。
「ぎいいいいっ……痛いいっ!」
 悲鳴を上げたけど、ズブズブッとおしこまれちまった。正方形の角でオマンコを切りさかれるようなするどい痛みと……オマンコが破れつしそうなにぶい圧ぱく感。
 水平になってるホウキのえは、足を開いたポーズで、ひざの裏にしばり付けられた。仁王立ちのまま、びくとも動けない。いや、動こうと思えば動けるけど。オマンコを内側からえぐられて、にぶい痛みが走る。
 そこへ浩二くんがもどって来た。小さな板の上に組み立てたブザーが二つ。五年の理科の授業で作ったやつより、ずっと本格ぽい。「ロ」の字形の鉄板にエナメル線を巻いた部品は変圧器みたいだけど、かん電池は直流だぞ?
 ブザーには、それぞれ二つの単子がある。そこに長いリード線が取り付けられて――線のはしが、ピアスのリングに巻き付けられた。乳首のピアスに一本ずつと、コチンコには二本。
「サチは、これからリモコン操縦のロボットだ」
 ご主人様がブザーのスイッチをおした。
 びい゙い゙い゙い゙……
「きゃあっ! つううう……!」
 二段構えのショックだった。
 乳首とコチンコに電激が走ったのが「きゃあっ!」
 コチンコをいじられたときの快感の電激とか、ひじをぶつけたときの比ゆ表現じゃない。本物の電気ショックだ。百ボルトだと死んだりするから、何十ボルトってとこか。内側から無数の針でえぐられるような、これまでに感じたことのないショックだった。
 反射的に胸とお股をかばってしゃがみこもうとして、大コンパスがゆかにぶつかってお股のおくをつき上げられた激痛が、後半の「つううう……!」だ。
「大げさだなあ。びっくりはするけど、女子部員だって、そんな大きな悲鳴は上げなかったのに」
 浩二くんが笑ってる。
 科学部での実験だろ。指でさわったとかに決まってる。他の部分の何十倍もびん感な乳首やコチンコに通電したはずがない。くそ、オチンポに通電してみろ。泣きさけぶほうに一万ガバスだってかけてやる。
「今のは左へ回れって意味だ。右だけなら右せん回だぞ。そして両側なら前進だ」
 びい゙い゙い゙い゙……
 びい゙い゙い゙い゙……
「きゃあ゙あ゙っ……!」
 両方の乳首とコチンコ。コチンコは、さっきの倍くらい強いショックだった。両手でお股をかばって……しゃがみこむのだけは、ぎりぎりでこらえた。
「手がじゃまだな。だれか、糸を持ってないか――女子は?」
 裁法は女の子のたしなみだし、ボタンが千切れたら男子みたいに平然とはしてられないから、高学年の子なら、針と糸は常備してる。例外は(今だけでなく、ずっと前から)サチくらいかな。
 だけど、女の子を(どうやってかは分からないけど)いじめる手助けをするはずが……あった。
「これで、いいかしら。何をするのか、見せてね」
 久保田聡子ちゃんが、糸巻ごとご主人様に手わたした。
 聡子ちゃんは、サチが教室でいじめられてると、男子もサチもひとまとめに追い出そうとする。助けてくれるとかじゃなくて、見るのも聞くのもけがらわしいって感じだった。だから、男子に加担したのは意外だった。
 ご主人様は乳首とコチンコの根元に糸を巻き付けた。ピアスよりおくだから、すっぽぬける心配は絶対に無い――のが、ち命的だと、すぐに思い知らされた。
 サチの腕を蒸気機関車のピストンみたいに曲げさせて、コチンコからのばした糸の両はしを左右の手首に結びつけた。そして、右の乳首から垂れた糸は右手首、左は左に結んで――サチは、手を上にも下にも動かせなくなった。
「テストだ」
 びい゙い゙い゙い゙……
「ぎゃっ……!」
 電激を予測してても悲鳴をこらえられない。それよりも痛いのは、反射的に手でかばおうとして、乳首とコチンコを思い切り引っ張ってしまう。眼の前が真っ赤に染まって黄色い星が飛び散るような激痛に、自分で引き千切る寸前で手の動きが止まった。
「よーし。それじゃ、とつげきいい!」
 びい゙い゙い゙い゙……
 びい゙い゙い゙い゙……
 左右の乳首とコチンコに電激を食らって、歩けるはずが……あった。
「陽太、コチンコの名札を引っ張ってやれ」
 陽太くんも、サチが目当てで腰ギンチャクになった一人だ。もう精液が出るからセックスは禁止で、フェラチオとケツマンコしかさせてもらえない、かわいそうな……ことなんか、あるもんか。
 ほんとうにコチンコを引き千切られそうなくらい引っ張られて、サチはよたよたと歩き出した。
 電激は続いてるし、一歩ごとにオマンコをこねくられて……ものすごく痛いけど、腰のおくでよう岩がにえたぎる。十歩も歩かないうちに、陽太くんにぶつかりそうになった。
 後は自発的に歩き続ける。だんだん大股になっていく。頭にピンク色のかすみがかかって、足は雲をふみ始める。
「こら、止まれ!」
 ぐっと肩を引きもどされて、電激が切れたらストップの合図だと思い出した。
「くそ……これでエツ逆されるんだったら、バツのあたえようが……そうだ。またリモコンに逆らったら、この遊びはやめるぞ」
 ふつうとは正反対のおどしだよ。それはご主人様も分かっていて「何かちがうんだよな」って顔をしてる。
 とにかく、リモコンロボットごっこを再開。サチは、大股にならないように気をつけながら、物足りなさをがまんして、ろう下を進んでいった。階段を下りて。雨が降っている外へは出ずに、先生がそっぽを向いてる教員室を通り過ぎて、低学年の教室へと向かわされた。
 低学年の教室にも担任の先生の姿がなかった。生徒の家へ連らくしたり、雨がやまないときは集団で下校する準備とかで大いそがしだ。
「パンツもぬがしちゃえよ」
 物そうな声が聞こえた。窓から教室の中をのぞくと――男子と女子がひとりずつ、パンツ一枚でクラスメート(だろう)に取り囲まれていた。
「どれいの妹もどれいに決まってるだろ。ご主人様の命れいだ。パンツをぬげよ」
「みっちゃん、どれいじゃないもん……」
 べそをかきながら言い返しているのは美知だった。となりの男子は正太。
 ああ、オレのせいだ。オレが五郎さんのどれいになって、はだかで登下校していじめられてるから……考えてみりゃ、そうだよな。親がドロボウとかして警察につかまったら、その子は良くてツマハジキ、たいていは寄ってたかっていじめられる。先生だって、子供に罪はありませんとかきれいごとのお説教はするけど、家庭かん境が良くないとか職員室で悪口を言ってるもんな。
 だけど。オレがぎせいになって正太と美知を守るって決心が、無意味になっちまう。
「ご主人様」
 まだ両方に通電されてたけど、サチは立ち止まってご主人様にうったえた。
「あれ、やめさせてください。あの子たちも、ご主人様の言うことなら聞いてくれます」
 山持家のおぼっちゃまに逆らったら、この町に住めなくなる。本人は理解してなくても、親から言いふくめられてるはずだ。サチをこんな目にあわせてる権力を利用するのはくやしいけど、どれいとその家族を(家ちくやペットと同じように)守ってくれるのは、ご主人様の務めだぞ。
 ご主人様が考えこんだ。そのあいだにも、正太と美知はおさえつけられてパンツをぬがされちまった。正太は三年で美知は二年だけど、ふたりをいじめてる連中は、三年と四年が多い。正太には女子が、美知には男子がむらがってる。
「やだよ……パンツ、返してよ」
「美知をいじめるな。大ぜいでひきょうだぞ。ボクと勝負しろ。上級生だろ。ボクがこわいのか」
 正太が妹をかばう健気な姿に心打たれた――わけでもないだろうけど。ご主人様が、わざと大きな音を立てて教室の戸を開けた。
 いじめっ子たちが、ぎくっとふり向く。
「おまえら。なんの権利があって、オレのどれいをいじめてるんだ?」
「それ……」
 ちがうって言おうとしたけど、後ろ手にふりはらわれて、ぐう然の乳ビンタ。
「あんっ……」なんてあえいでる場合じゃない。
「お前らの親父もおふくろも、山持家のどれいみたいなもんだぞ。じゃあ、お前らもオレのどれいじゃないか。どれいがどれいをいじめて良いのかよ」
 無茶苦茶な理くつだけど、それだけに言い返せないでいる。
「でも、そのお姉さんは、みんなでいじめてるでしょ」
 この子たちがどれいなら、ご主人様の取り巻きもどれいってことになるから、どれいがどれいをいじめてるじゃないか――そう言いたいんだろう。かしこい子だな。
「サチだけは、どれいより身分が低い性どれいだ。だから、他のやつもサチをいじめて構わないんだよ」
 はたで聞いてても、むじゅんがある。この子たちの言い分だと、性どれいのきょうだいも性どれいってことになるから、いじめて良い――そこに気づくのはオカメ八目ってやつかな。
 実際のところ、山持家のおぼっちゃんていうより最上級生から頭ごなしにしかりつけられて、すっかり縮こまってる。ところへ、正太と美知なんか眼中になくなる決定的なひと言。
「オレの性どれいを貸してやる。好きなだけいじめて良いぞ」
 有言実行。子分たちに手伝わせて、ビリビリリモコンと糸を外して、お股の十字かも(こねくりながら)ぬき取って。
「ほら……」
 サチを教室の中へつき飛ばした。
 これで、サチひとりがぎせいになれば済む。
「正太、美知。六年の教室で待ってろ」
 とにかく、ここからはなれた所だ。とっさの思いつきだったけど、結果的には名案だったかな。
「道夫、雄介。二人を連れて行け。オレのランドセルにあるおかしを食べさせてやれ。分かってるだろうが、そいつらはサチとちがうからな」
 そんなクギを差さなくても、六年生が二年生をいじめたりは……するかもしれないけど、こいつらはしないと思うぞ。サチを使わせてもらえなくなるもんな。
 チビどもの前につき出されて。サチもチビどももとまどっている。ご主人様が、うまくけしかけてくれるかな。とりあえず、前をかくしたりせずに、ゆるく『気をつけ』の姿勢で待つ。
「なにをしたって、いいんだぞ。さっきの二人は、はだかにした後、何をするつもりだったんだ?」
 チビどもが顔を見合わせた。ふつうは、パンツまでぬがせるってのが、いちばん激しいイジメだよな。された方は泣き出したり、はずかしい所をかくそうとしたり。それをおさえつけてチンチンやマンマンを見るくらいだろう。すっぱだかで、こんなにあっけらかんとされちゃ、やりにくいだろうな。
 それでも。四年生の名札を着けた山岩って男の子が、一同代表みたいに気負ってサチの前へ進み出て。
「えいっ」
 ぼすんとお腹をなぐった。
 六年男子のパンチに比べたら、くすぐったいくらい――てのは、さすがに言い過ぎだけど。腹筋を固めてたから、グウの音も出ない。言葉の使い方をまちがってる気もするけど。
「ガオオオオ!」
 サービスのつもりだったのに。山岩くんは尻もちをついちゃった。
「だいじょうぶだぞ。サチは、絶対にやり返さない。どんどんなぐってやれ。け飛ばしてもいいぞ――サチ、ひざを着け」
 チビどもがなぐったりけったりしやすいように、低くなれってことだな。
 手持ちぶさただったので、どうしようかと迷ったけど、両手は頭の後ろで組んだ。いかにも無ていこうのポーズ。
 サチを見下ろす形になると、チビどもは急に積極的になった。
 男子ばかりが列を作って、一人ずつ順番に数発ずつ。両手を上げてわきがノーガードになったので、キックボクシングの真似をして、わき腹に回しげりを入れる子もいた。そのかわり、顔をなぐりに来る子はいなかった。ビンタは何発か食らったけど。
 不思議なことに、二年の子と四年の子で、パンチもキックもい力がそんなにちがわない。余ゆうを持って「ガオガオ」やってられる。
 いじめられてるって感じはしなくて、遊んであげてる気分。
 男子十人ほどがひとめぐりするうちに、い力がちがわない理由が分かってきた。低学年の子は何も考えずに全力だけど、少しは分別が働くようになってくると、人に危害を加えてるって理解して、無意識だろうけど手加減してしまうんだ。
 そこへいくと、おく様はおそろしいよな。手加減無しに、竹尺をメコ筋に打ちこむんだもの。それとも、女だからかな。柱時計のゼンマイをねじ切るのは女だって聞いたことがある。非力だと自覚してるから、こん身の力をふりしぼるんだとか。
 女の子と男の子で、関心の向く方向がまったくちがうってのは、実感した。男子がひと通り終わって、次は女子の番ってなったとき。
 女の子が真っ先にねらったのはピアスだった。名札の部分の直方体を引っ張ったり、輪っかを回してみたり。上目使いにサチの反応を探ってる。
「うわあ、ここって、こんなふうに……わたしのも、そうかな?」
 ここってのは、コチンコのこと。
「サチは、ピアスでし激されて大きくなったけど、女の子ならだれにだってあるよ。だから、あっ……くううう、強く引っ張ったら痛いよ」
 気持ち良いってのは、、言わないでおいた。コチンコをいじってると、たいてい親にしかられるらしいから。男子にはからかわれるだろうし、公園とかでこっそり遊んでたら、悪い大人にひどいことをされる危険もある。ひどいことったって、サチが毎日のようにされていることに比べたら、ちっともひどくないけどな。
「サチ。オマンコがもっと見えやすいようにしてやれよ」
 ご主人様もサチと同じように、大だんな様の訓答を受けて、オマンコとかメコ穴とか言うようになってる。コチンコって言い続けてるのは、サチのせいかな――は、ともかく。
 どうすれば、もっと良く見せてあげられるかなと考えて。机を向かい合わせにしたのを三つならべた。自分のカイボウ台を自分で作るのは、みょうな気分だ。机の上にあお向けにねて。こういうときは、はりつけにされるポーズが似合ってると思うので、女だてらに大の字になって、ついでにひざを立てて――こういうのを、ご開帳っていうんだっけ。
 七八人いた女の子が、いっせいに群がってきた。最初はひとりずつ、おそるおそる。すぐに三組に分かれて、両方の乳首とコチンコのピアスをいじり始めた。
 ピアスをそっと引っ張られたり回されたりしても、サチは無言で無反応。これが気持ち良いって教えてあげるのは――真似をする子が出るかもしれないので、やめておいた。そして強く引っ張られたときは「痛い痛い、やめて」ってウソ泣き。ほんとは、胸がきゅうんで、お股のおくが熱くなったけど。
 そのうちに男の子もピアスに興味を持って。女の子とちがって、自分には無い部分に関心が集中していく。つまり、オマンコとメコ穴。
 穴があったら、何かつっこんでみたいってのは、人間の本能だと思う。そこに、オスの本能も加わって。最初はえん筆一本とかだったけど。
「そこは、チンポコをつっこむ穴だ。サチは直径五センチのハンドルだって入れられるぞ」
 ご主人様が、とんでもないことを教える。直径五センチてのは、こわれたホッピングのこと。横につき出たグリップが無くなってたから、縦のハンドルをオマンコにつっこんで、ジャンプさせようとした。もちろん失敗で、すごく痛かった――のは、もう二か月も昔の話だ。地ごくの二か月間……とも言い切れなくなってるのが、自分でもこわい。エツ逆にどんどん染まっていく。
 さいわい、直径五センチの品物は教室になかったし、自分のリコーダーをビビンチョなところへつっこんだりしたらエンガチョでカギ閉められるのは分かり切ってるから――チョークを何本入れられるか調べようってなっちまった。
 けっこう気持ち良かったぞ。あんまりぬれてなかったし、チョークは水分を吸収するから。二本目からは、キシキシこすれ合う。どれがメコ穴のふちにひびいて、ささやかだけど新しい感覚だった。
 男の子たちは、すごく真けんな眼差し。女の子をいじめてるんじゃなくて、理科の実験でよう液の色が変わったりするのを自分の手で確かめてると同じ感覚なのかな。でも、実験とはちがって、どんどんエスカレートする。
「こいつ、ケツの穴にだってオトナの大きくなったチンポがはいるんだぞ。チョークだったら、何本いけるかな」
 ご主人様にそそのかされたら、すぐ実験に取りかかる。もう、予備のチョークも使い果たしてるので、となりの教室まで取りに行く熱心さ。ついでに、新規の参加者まで連れて来る。
 ほんと、びっくりするくらいに入ったぞ。最初の四本は穴のふちをこすったけど。五本目からは、束になってるチョークの中心へおしこんでいく。
 こっちの感覚としては、ちょっとずつ穴を広げられていく感じしかしない。痛みも少ししか増えない。ふと気がつくと、今にもさけてしまいそうなするどい痛みになってる。
 でも、胸が苦しくなったり腰のおくが熱くなったりはしない。
 ご主人様も、いつものサチを見つめる目じゃない。下級生たちと同じに(ギラギラじゃなくて)きらきらしてる。ズボンの前も、ぺちゃんこ。そうだよね。模型飛行機を飛ばしっこして、オレのがいちばん格好良いし遠くまで飛ぶなんて自まんしてるのがお似合いの年ごろなんだよな――なんて、サチのほうが(来年の1月までは)ひとつ下なのに、お姉さんぶったことを考えるのは、大だんな様にもいじめて可愛がっていただいてるから、おとなびちゃったのかな。
 もちろん、今だからこんなふうに思えるってのは、分かってるさ。ご主人様が本気でサチをエッチでサドにあつかうときは、絶対の支配者でセイサツヨダツで……でも、サチのご主人様だ。いじめて可愛がってほしい……なんて、絶対に言わないぞ。
 となりの教室から追加したチョークも無くなったところで、男の子たちの興味もうすれたみたい。
 ご主人様も、サチがちっともいやがらないし善がらないしで、つまらなかったみたい。
「これからも、オレの性どれいで遊びたくなったら、六年の教室まで来いよ。貸してやるぞ」
 ビリビリリモコンを付け直す手間も省いて、ついでにチョークをぬく手間も省くどころか。
「一本落とすたんびに、教室でコチピン五発だからな」
 いつもの分囲気にもどそうとしての無理難題だと思う。だって、どんなに閉めつけたって、チョークに囲まれてる中央のチョークは、まさつ力が小さいから、立って歩いたら、すっぽぬけちまう。
 結局、コチピン二十発の大番ぶるまい。
 コチピンてのは、コチンコへのデコピンのこと。二か月前は厳しいごう問だったけど、竹尺やナワトビでさんざんきたえられた今じゃ、ウォームアップみたいなもんだ。悲鳴は上げるけど、可愛らしく聞こえるように努力する余ゆうがある。
 ご主人様も退くつだったと思うぞ。ビリビリリモコンや十字かくしざしに比べたら、コップに入れて三日間くらい日なたに置いたラムネだもんな。生ぬるくて気がぬけてる。
 ――なんかリュウ頭ダビみたいな終わり方で、こんなので二人へのイジメが無くなるんかなと不安だったけど。ピタリと止まった。
 二人に問い質したら――心配をかけたくないし、お姉ちゃんはもっとひどい目に合っているんだからとだまっていたけど、飛び石連休のしばらく後から、だんだんとイジメは始まってたそうだ。気づいてやれなかったのは、オレが意図的に二人を遠ざけていたせいだ。ごめんな。
 最初は言葉でからわれるくらいだったけど、だんだんと上級生をお手本にして、スカートをめくられたりズボンをぬがされたりするようになって、全部ぬがされたのは、正太は今日が初めてだったけど、美知は三回目だそうだ。えん筆をつっこまれたりはされなかったのが、せめてもの救いだ。
 他にも。給食の量を減らされたり、逆に牛乳がきらいな子からは『貧ぼうどれいへのおめぐみ』がしこたまだったり。無理に飲ませといて、休けい時間も机を取り囲んで便所へ行かせないなんてのもあった。美知は、何度かおもらしをしちまったそうだ。
 教科書やノートに落書きをされたこともあった。物をそ末にしちゃいけませんって親から厳しくしつけられてるから、破いたり捨てたりするやつがいなかったのが、せめてものなぐさめかな。
 そんなしつこいイジメが、ピタリと止まったんだ。
 翌日には二年と三年のクラスで、担任の先生が『分相応』とかいう高学年でも難しい言葉を使って、みんな仲良くしなくちゃいけないとかお説教があったと、正太が言ってたっけ。
 二人のクラスだけ、しかも同じ日に。ぐう然じゃないな。ご主人様が大だんな様にお願いをして、大だんな様はPTA会長だから校長先生あたりに何か言ったんだと、サチは推理するぞ。
 親の七光を借りてだけど、サチのお願いを(その場限りじゃなく)かなえてくれたんだから、五郎様を少し見直した。
 そして、大だんな様はたくさん見直した。この一件ではなくて、ちょっと後のこと。
 正太の誕生日に、大きなケーキを丸ごとプレゼントしてくれたんだ。サチもクサリを外してもらって、小屋できょうだい三人でお祝いが出来た。しかも、新しいノートやえん筆とかも、美知が使う分までいただいた。これで感謝しなけりゃ、人間じゃないよな。
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 最近のラジコン送信機しか知らない若い読者向けの解説です。
 今もそうですが、玩具の戦車の駆動は、左右のキャタピラを別々のモーターで駆動します。左右同時に同方向へ回転させれば、前進/後進します。片側を止めて片側だけ駆動すると旋回します。昭和40年代の玩具は、左右の回転数を違えて旋回半径を制御する機能はありません。片側停止/片側駆動で信地旋回、左右で回転方向を逆にして超信地旋回。この二つだけです。
 そしてリモコンボックスは4ボタンです。左の2ボタン(同時押し禁止)で左のモーターの正逆転、右の2ボタンで右のモーター制御です。もちろん、リモコンボックスと戦車は電線でつながっています。
 こやつを念頭に、ビリビリブザーを2個使っています。バックは出来ません。前進と左右旋回のみ。
 リモコンボックスの画像を貼ろうかと思いましたが、ちょっと高級なスティックタイプしか引っ掛かりませんでしたので。
 やはり、エロ画像にしときます。


突撃!戦車娘:パッケージ画像
 …………「戦車 女 エロ -二次 -虹 -コミック -漫画 -マンガ -CG -ゲーム -アニメ」で検索したら、トップで出て来たのがこれでした。

 詳細は「ヒロイン戦記」本棚でどうぞ。上から5番目です。→

※ここまでは賞味期限無しです。
 以後は、リクエストシーンのみ無期限。他シーンは賞味期限有りで掲載していきます。いつ記事を非公開にするかは、ブログ主の気分次第です。


テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

禁が信念

発禁、ではシャレになりませぬ。
ロリ禁止もツーコンの一撃です。
それでも書き続けるのです。


開陳

開けまし手おめでとうございます。
フィストファック手貫きです。
これから、掻き納め/年越蕎麦/酔越酒。明日は出勤(とほほ……)前に5枚は書きたい。ので、これにて御免、です。

テーマ : こんなかわいい子が・・・
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