Progress Report 10 『いじめられっ娘二重唱』

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 いよいよ、後半の山場「出場マゾ牝6匹だけの全裸運動会」に突入です。
 『縄と鞭の体育補習』で描いたお話のアナザーサイドです。
 というわけで。趣向を変えて。『縄と鞭の体育補習』から、この部分を全文紹介。


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 マゾっ娘を集めた(といっても、輪姦学校と若干のメンバー変更はあっても頭数は同じ六人だけの)運動会。場所も、夏と同じ山奥の学校。
 土曜日の早朝も早朝、四時前に百花と一緒に寮を抜け出して。こんな時刻なら誰にも見られないから、門の前で神田先生の車に拾ってもらった。
 百花は、神田先生があたしのご主人様だと知って、呆然絶句。
「これからは、おまえもマゾミと一緒に週末の補習を受けさせてやる」
 と、調教宣言されて。これには、あまり驚かなかったみたい。あたしにご主人様がいると知ったときから、この日が来るのは覚悟してたんだろう。
 鉄道を乗り継ぐと半日だけど、車で高速道路を走るとすこし早くて九時に到着。村は素通りして、山の中腹にある学校へ直行。校庭の隅には、三十台以上の車が駐車してた。
 大きなテントが三つ並べられていて、そこに父兄じゃない観客がぎっしり。五十人くらいかな。これまでに会ったことがある(ということは、虐められて抱かれたことがある)人も、ひのふのみの……十人ちょうど。あとは知らない人たち。
 すこし小さなテントが別に張られていて、こっちはスタッフ席ぽい。知子さんのご主人様の長尾さん、母娘奴隷を所有してる柴田さん。あと、輪姦学校でも見かけた村の人らしいのが四人。
 神田先生の説明によると、四人は村役場の助役さんと、ラスボスさんの部下が二人と、この学校の美術と音楽の掛け持ち先生。
 モリトク先生は、いなかった。今日は町にある本校との合同体育祭で、ここの生徒はもちろん、住民の三割以上は父兄じゃない人も含めて、そっちの応援と手伝いで留守をしてるんだそうだ。モリトク先生は体育教師だから抜けられないよね。
 ――分校で開催されるエッチでサディスティックな運動会の参加者は。
 地元の赤組は監督がラスボスさんで、選手はシッコさんとカスちゃんと、新顔のクソちゃん。後藤薫子が本名で、薫→クン→クソというわけ。
 クソちゃんは、あたしと同じ中学三年生で、一学期の終わりごろに転入してきたんだそうだ。シッコさんみたいに問題を起こしたわけじゃないけれど、事情があって卒業までの半年ちょっとだけ、お父さんの実家、つまりこの村で過ごすことになったとか。そして転入後わずか数日でクラス共有の牝奴隷にされたんだそうだ。シモちゃんといいカスちゃんといい、この村はどうなってるんだろ。
 この三人に対するアウェーの白組は、神田先生が監督になってあたしとシモちゃんとメイさん。車の中で、神田先生がずっとシモって呼ぶもんだから、あたしにも染つっちゃった。
 メイさんは義父(継父ってのかな)の柴田さんに連れてこられて、メイさんのお母さんはボランティア活動で遠くの離れ小島へ行ってるとか。
「裸でナース服を着るような活動だがね」
 柴田さんの言葉で、なんとなく想像がついた。
 ナース服はともかく。どうせ全裸で競技させられるんだろうと思ってたら、ユニフォームを支給された。裏布を剥ぎ取ったレーシングウェア。しかも白で、乾いてるうちから肌の色が透けてる。
 あたしは(すでにゴム環を装着済みなので)すぐに着替えたけど、あとの二人は全裸になってから神田先生の手で、三か所にゴム環を嵌められた。そういう器具による責めに免疫のついてないシモちゃんは、それだけで半泣きの半逝き。
 着替えが終わったら、つぎはお化粧。手首を肩甲骨の高さまでねじ上げられて高手小手に緊縛されて、胸縄を掛けられた。縄化粧ってやつ。推定Dカップのメイさんや、七十のBでもきついくらいにまで「性長」したあたしはともかく、AAのシモちゃんは見るからに痛ましい。そういうのがいいっていうロリコンもいるんだろうけど。
 地元組は、手首を頭の後ろで交差して縛られてる。やっぱりバストは上下から締めつけられてるんだけど、腋の下の絞りがないから、見せかけの豊満さではあたしたちが勝ってる。もっとも、シモちゃんとカスちゃんとは不戦敗みたいなものだけど。
 縛り方は統一されてるけど、地元組の服装はまちまち。カスちゃんは、例のブラ&ショーツ日焼け。つまり全裸。シッコさんは、お馴染み(?)の廻し姿なんだけど、タテミツが左右に細く分かれてクレバスが剥き出しになってる。廻しの色は赤。そして新顔のクソちゃんは、なんていうんだろ。三角に折った赤いハンカチを二枚ずつ組み合わせて、ブラ&ショーツの形にしてる。
「あの子は制服を取り上げられて、あの姿で登下校しているそうだ」
 通行人の目もあるだろうに。学校の中だけじゃなくて、村全体から虐められてるってこと? よほどラスボスさんに嫌われた――んじゃなくて、気に入られたんだろうな。ま、本人が悦んでるんなら横から口出しすることじゃないけど。
「あいつはマゾじゃないらしいぞ」
 あたしの思考を読んだみたいに、神田先生がつけ加える。
「カス――あの小さな子が虐められて退行現象を起こしたと信じ込んで、あいつをかばうために自分も同じ境遇に身を落とした。泣かせる美談だな」
 かなあ? いくら同情したって、本人に素質がなけりゃ、いい加減なところで逃げちゃうと思うけど。それとも、逃げたくても逃げられないような事情があるんだろうか。
 あたしは、深く考えないことにした。考えたってどうにかなるわけでもないし。いくら義憤にかられたって、告発できる立場じゃないもんね。願わくば、カスちゃんもクソちゃんも被虐の快楽に目覚めてくれますように。
 ――そんな幕間劇もあって。
 いよいよ被虐運動会の開幕。ジモティとアウェーがひとりずつ並んで入場。朝礼台の前に整列して、村役場の助役さん(いちおう来賓らしい)にシッコちゃんが選手宣誓。
「宣誓。あたしたちマゾ少女は、リッシンベンの性々堂々、マンコいっぱい虐められることを誓います!」
 なんちゅうモンゴンよ!?
 ふつうなら、ここで選手退場して、競技に出場する選手以外は応援席なんだけど。なんたって三人ずつだから、出ずっぱり。
 最初の競技はタイヤ曳き。直径一メートルのを、股縄で曳かされる。
 最初は年長のシッコさんとメイさん。メイさんはいったんレーシングブルマをずらされて、股縄を締められて。そのままにされた。脱ぎかけってのは、全裸より恥ずい。
「ヨーイ」
 パアン! 本格的にピストルの号砲。
 シッコさんもメイさんも前傾姿勢でスタートした。
「ぐうう……」
「あううう……」
 全身がほんのり赤いのは、羞恥と股間への刺激のせい。顔がまっ赤なのは、本気で力をいれているせい。男の人たちにとっては、この運動会そのものがお遊びだろうけど、あたしたちにとっては真剣勝負。負けたチームは罰ゲームって、最初に言い渡されてる。そして、勝ったチームにはご褒美。
 実際のところは、勝ったほうがいいのか負けたほうがよかったのか微妙なご褒美と罰ゲームなんだろうけど。それでも真剣にがんばらないと、敢闘精神に欠けるとか気合を注入するとか教育的指導とか、プラスアルファの体罰が降ってくるはず。
 まだ競技は始まったばかりだから、そういうプラスアルファ(マイナスアルファともいう)を最初から狙うのはやめといたほうがいいよね。
 ずりずりずりとタイヤを曳きずって進み出すと、一歩ごとに微妙な反応。
「んああっ……」
「ひぎいい……」
 そりゃそうだよね。股縄は意地悪な荒縄の結び玉添え(料理かい?)で、神田先生の熟練の縛りは、ちゃんとクリトリスにも当たってるんだから。
 百メートルの勝負は、シッコさんの圧勝。メイさんは微妙に恥ずかしがってて、それも、他人に見られながらアクメるのを恥ずかしがってるみたいなので、もうひと踏ん張りができない。
 パアン! 一着を告げる号砲が、なんか空々しい。
 空々しいってか、非現実的な感覚がつきまとってる。そりゃまあ、こんなアホらしい運動会なんてAVだけの世界だよね。
 ……それだ! AVだ。いや、そうじゃなくて。AVだと、たとえば露出プレイだったら、気づいた通行人は驚いたり(シナリオによっては)手を出してきたりして。スマホを向ける人だっているよね。
 ところが、ここでは。五十人からの観客の誰ひとり、スマホやカメラを持ってない。ただ見物してるだけ。撮影禁止なんだ。
 それなら、安心して痴態を晒せるね――なんてことは、最初から心配してなかったというか諦めてた。観客には撮影禁止でも、どうせ神田先生が何台もの隠しカメラで撮影してるはず。実際、左手首には例の腕時計型端末が装着されてる。
 でも、不特定多数の人に撮影されたら、絶対に流出するってアスレチック公園で身に染みてるから。そういう意味では安心できる。
 と、わかったので。張り切っちゃう。
 二番手は、あたしとクソちゃん。この子、スタートラインに立った時点で全身まっ赤どころか、ぷるぷる震えてる。唇を噛んで目に涙まで浮かべて。見て取れるのは羞恥と屈辱――悦虐なんて単語とは、まるで縁がなさそう。初々しくてかわいいなあ。なんて思っちゃうのは、シモちゃんを調教してサドにも目覚めたせいかな。
「位置について」
 おっと、勝負に集中しなくちゃ。タイヤの縄をぴいんと張っておいて。号砲と同時に足を踏ん張った。
 ぐうううう……ちっとも進まない。いくら大きなタイヤだからって、なにか変だ。
「んんんんっ……痛い! こんなの、厭よう。お豆がつぶれるよ……」
 クソちゃんは苦痛を訴えながら、じりじりと前進してる。あたしが一センチも動けないうちに、クソちゃんが五十メートルラインを越えた。残り五十メートル。
「真面目に走れ!」
 神田先生が怖い顔を作って、あたしの前に立った。手には竹刀を握ってる。
「本気で頑張ってます。でも、動かないんです」
「気合が足りんからだ」
 パシン!
 ヒップを竹刀で叩かれた。まだ手加減してくれてる。
「まだ気合が足りんのか!」
 パシイン、バシイン!
 だんだん叩き方が強くなってくる。あたしは身体をもっと前に倒して両足を踏ん張った。でも、まったく動いてくれない。
「もっと踏ん張れ!」
 バッシイン!
 強烈な一撃が胸に飛んできた。
「ひぎい!」
 足から力が抜けて、その場にうずくまった。
「棄権は認めんぞ。立て、立たんか!」
 脇腹を竹刀の先でえぐられ、縛られている二の腕も叩かれた。競技開始早々ズタボロにされるのかと、覚悟を決めかけたとき。
「おっと、ゴールインだな」
 パアン!
「きゃああっ……!」
 ヒップのすぐ近くでピストルを鳴らされた。燃え滓が肌に飛び散って、すごく熱かった。良い子は真似しちゃ駄目だよ。
「最後の組だな」
 神田先生はあたしの股縄をほどいてから、タイヤの位置をなおすみたいにしゃがんだ。
(…………!)
 見てしまった。タイヤを地面に縫いつけていた杭を先生が引き抜くところを。
 動けなかったはずだよ。だけど、抗議なんかしない。これは競技会じゃなくて、男の人たちを愉しませるアトラクションなんだ。レースのあいだじゅう、観客の目はクソちゃんじゃなくあたしに向けられてた。ので、あたしとしてもちょっぴり嬉しい。
 最終レースは、シモちゃんとカスちゃん。小柄な二人に直径一メートルのタイヤは厳しいけれど、先生も観客も容赦はない。
「ヨーイ」
 パアン。二人とも力いっぱい踏ん張ったけど。ずり……ず……十センチか二十センチ進んでは止まってしまう。
「ああん。足の皮、むけちゃうよう」
 裸足だから、下手に足を滑らせたらそうなる。
「そうら。カスちゃん、いいこと見つけた」
 ととっとタイヤの後ろにまわって。足の裏でタイヤを押した。
「うううーんん」
 ずずずっとタイヤが前へ滑る。
 パアン。
「赤組の反則負け」
 だよねえ。監督のラスボスさんも苦笑してる。さいわい、カスちゃんを罰しそうな雰囲気じゃない。すぐにつぎの競技が控えてるから、時間の都合もあるのかな。
 その、つぎの競技は棒倒し。百メートルの走路に男の人が五人ずつ六列にならんでる。つまり、観客の半数以上。
 スタートの合図で、あたしたちは男の人に向かって走っていって。立ってる男の人の前にひざまずいて。手は縛られているから、口を使ってペニスを引っ張り出す。
 あたしの相手はジャージだったから、勃起してても簡単に引き下ろせた。パックンして、レロレロチュパチュパして、決め技の自発イラマチオでゴックン。跡始末は男の人が自分でしてくれるので、つぎの人のとこまで走っていって。
 同じことの繰り返しなんだけど。つぎの人は意地悪なサディストだった。ズボンのファスナーを歯で咥えて引き下ろそうとしたら、握力を測定するみたいな強い力でバストを握ってきた。
「ぐ……」
 それでもファスナーを下ろして、ズボンに舌を刺し挿れて。途方にくれた。この人、トランクスの前ボタンをきっちり嵌めてる。
 やりなおし。ベルトを咥えてバックルを顎で押さえてゆるめて。ズボンを脱がせてから、トランクスもウエストを噛んでずり落とした。パックンチョしたら、急に協力的になってくれた。ツインテを手綱みたいにつかんで、上下前後に振りまわしながら、ペニスを喉奥まで突っ込んで――射精。あたしは息を止めてたから、精液が気道にはいってむせるなんてヘマはしない。喉の奥にこびりついた粘液を飲み込むのには苦労したけど。
「ああん、できないよう」
 カスちゃんの声。横を見たら、彼女もファスナーに手こずってた。
「ねえ、オチンチン出してよう。カスちゃん、くちゅくちゅしたげるから」
 その人、ゴクッと生唾を飲んで。鼻息を荒げながらカチコチになったペニスを引っ張り出した。
「わあい、ありがとね」
 ううむ、その手があったか。でも、カスちゃんじゃないと使えない技かな。
 とりあえず、カスちゃんには一馬身じゃなくて一抜身のリードで三本目。シッコさんと並んだ。メイさんも追いついてきて。シモちゃんがぶっちぎりのビリ。まだ一本目でもたついてる。
「そうじゃない。玉を口に含んで、舌の先でつつくように刺激するんだ」
 ややこしい注文。シモちゃんは先週に初めて生ペニスを体験して、フェラだって単に口に含んだだけ。テクニックなんかなにもないのに、いきなり高度な技を要求されてる。
 かわいそうだけど、アドバイスしたからって付け焼刃も間に合わない。見捨てて先に進もう。三本目も自発イラマであっけなく倒して。
「吐き出すな、飲め!」
 ケホケホ咳き込むシモちゃんの声と、彼女に浴びせられる怒声とを背中で聞きながら四本目へ。
「今のは無効だ。見学の方に、どなたか代役をお願いします」
 神田先生の無慈悲な声。
 シモちゃんはかわいそうだけど、同情したげない。だって、シモちゃんのせいで赤組は負けたっぽい。二連敗。
 雑誌でもインターネットでも、平均的な持続時間は十分くらいって書いてあるけど、やり方で大幅に違ってくるんだよね。アヌスを延々と三十分以上責められたこともあるけど、今みたいに自発イラマに舌の動きを絡めると秒速で終わっちゃう。とはいえ。脱がすのに手間取るし、ちっとも協力してくれずに長引かそうとする人もいるから。
 五本目を倒すまでに三十分はかかったかな。あたしがトップ。
 シッコさんとメイさんは、テクニックはあたし以上なんだろうけど、たとえば風俗だったら一番のピチピチギャル(死語?)なんだろうけど、今日のメンバーの中では大年増。そしてシモちゃんは初心者だし、カスちゃんは鬼畜ロリコンに絶賛好評でも痛々しさが先に立つ(から勃たない)人もいるだろうし。適度にロリで適度にオンナなのは、あたしとクソちゃんかな。
 そのクソちゃんは意外にもボンビー(じゃなくて、ブービーだっけ?)確定。遠くから見てても、厭々やってるのがわかっちゃう。咥えられてる男の人はシラケちゃうだろうな。
 あれ? そうすると団体戦の点数は。一着のあたしが五十点でビリのマイナス五十点とで帳消しになって、クソちゃんがマイナス二十点とすると。二着が二十点で三着が十点、四着はゼロ点だから、ええと……二着はメイさんとシッコさんが争ってるけど。シッコさんが勝っても赤組はゼロ点で白組は十点。なんと、僅差の勝利だよ。
 結果は、そのとおりになった。さっきのタイヤ曳きは個人競技で、勝ったほうに十点だから、二種目の合計得点は二十対二十。
 勝負はこれから。
 競技は全部で八種目。三つ目は五十メートル走。トラックに長い長いゴムが二本並べられた。二センチ角くらいかな。このゴム、ほんとは何に使うのか見当もつかないけど。今は何に使うのか、わかりきってる。一メートル間隔でゴツゴツした結び玉が作られてるから。
「最初の組はシッコとメイ」
 タイヤ曳き競争と同じ組み合わせ。
 スタートラインに立ったふたりは、腰に太いベルトを巻かれた。前と後ろに大きな逆三角形の金属の環が取りつけてある。
 二人のスタッフが、四角のゴムを前の環からとおして、股間をくぐらせて後ろの環から出す。そのゴムが、地面に打たれている杭に結びつけられた。へええ、なるほどねえ。前へ進めば、自分で角ゴムを股間に食い込ませる結果になる。
「今後の個人競技では、棄権したときはマイイナス十点とする。チームに迷惑をかけたくなければ、どんなに気持ちが良くても最後まで走れ」
 このゴムの角、荒縄の毛羽よりも厳しいと思う。さすがのあたしでも、これは気持ちいいどころじゃない。
「ヨーイ」
 あたしの懸念とは関係なく、競技が始まった。
 パアン。二人ともおっかなびっくりで前へ走るんじゃなくて歩いてって。ピインとゴムが張って動けなくなった。
「ぐうう……」
「食い込む……痛い」
 三十秒くらい膠着。神田先生とラスボスさんが、タコ糸を結んだ洗濯バサミを持って二人の前に立った。
「ひとりで進めないなら、引っ張ってやろうか?」
「歩きます!」
 メイさんが引き攣った声で答えて、前進し始めた。
「うああ……オマンコが切れちゃいます」
 後ろに引っ張ってるゴムがさらに何十センチか伸びてから。
 ずりゅ、ぐしゅっ!
 逆三角形の環の頂点に引っ掛かっていた結び玉が環を乗り越えて。音を立ててクレバスに埋没した。ラビアの裏側をこすられて、シッコさんがのけぞった。棒立ちになって、痛いのかプチアクメなのか、背中をぷるぷるっと震わせた。そして、つぎの結び玉に向かって歩き始めた。
「あたしも……」
 シッコさん、なにを思ったか二三歩後ろへ下がった。
「ええいっ!」
 掛け声もろともダッシュ。
 ぶしゅっ……ぶしゅっ……ぶしゅっ……一気に三メートルも走って、メイさんを追い抜いた。
「きいいいっ……痛い! 痛い! 痛い!」
 そこでスピードを落としたけど。立ち止まらずに走り続けた。
「うああ……くう……痛いよ……あはあ……んんん!」
 苦痛を訴える声がだんだんなまめかしくなっていって。一気に五十メートルを駆け抜けた。すごい根性というかマゾ魂。
 駆け抜けて、ゴムの端が金具をすり抜けて、パシンと跳ね上がった。それだけ強く引っ張ってたってこと。シッコさんはつんのめるように倒れて、手は縛られてても推定Dカップがクッションになって顔は地面にぶつけなかった。地面に突っ伏して、ヒクッヒクッと腰を痙攣させてる。
 あれがどれだけ厳しい責めなのか、そして深いエクスタシーなのか。見物してる男の人たちにはわかってないみたい。ぽかんとしてる。
 パチパチパチ。柴田さん――メイさんのお継父さん&ご主人様が、スタンディングオベーション。
「素晴らしい逝きっぷりだ。メイ、おまえもこの娘を見習え」
 五十人からの観客も、つられて拍手。メイさんの立場がない――のも、調教かな。
 こうなると、二番手のあたしがやりにくい――なんて思ってしまうのは、観客の皆さんに愉しんでもらいたいっていうサービス精神というよりマゾ根性かな。
 ハーネス(という単語がぴったりだね)を装着されて、ゴムをとおされて。この時点で、かなりクレバスに食い込んでる。
 クソちゃんは、もう腰をもじもじさせてる。快感に耐えかねてではなく、おぞましさに悶えてるって感じ。この子も、けっこう初心者かな。ていうか。十五歳でマゾのベテランってほうが絶対に間違ってるんだけど。でも、しつこいようだけど、あたしは清純な乙女には戻れない。マゾ牝として堕ちるとこまで堕ちてくしかないし、それが昏い悦びなんだ。
 あたしたちにハーネスを装着したスタッフさんたちはバスタオルでゴムを拭きながらゴールへ向かって歩いてる。
「ヨーイ」
 あたしはシッコさんを真似て、わざとゴムをたるませた。でも、クレバスからはずれないように腿を締めておく。
 パアン。
 あたしはほんとの短距離走みたいに勢いよく駆けだした。ゴムが滑りながらぐううっとクレバスの奥まで食い込んでくる。角がわずかに丸められてるので、それほど痛くはない。でも、摩擦熱のせいでラビアが焼けそう。
 金属の環に最初の結び玉が引っ掛かって、恥丘全体が強く押された。のは一瞬。
 ぱしん、ぐりゅん……音じゃなくて、身体に強い振動が伝わって。
「あうう……」
 すごく痛いけど、かなり気持ちいい。ので、そのまま突っ走る。
 ずるるる、ぐうん、ぱしん、ぐりゅん……ゴムがラビアをこすっていき、金具が恥丘を圧迫して、すぐ結び瘤が跳ねて、バギナに食い込む。その連続。
「あうう……痛い!」
 悲鳴をあげると痛いのが薄れて、気持ちいいのが増幅される。
 よたよたふらふら……と、あたしは五十メートルを駆け抜けた。へたり込んで、肩で息をする。シッコさんみたく逝けなかったのが悔しい。
 クソちゃんは――と振り返ってみると。まだ半分も進んでいない。
「痛いよ……もう、いや。なんで……ぐうう、きゃあ! ひどい。なんで、こんなことをしなくちゃならないの」
 ぼろぼろ泣きながら、それでも歩き続けてるのは、後ろでラスボスさんが笞を振るってるから。くにゃくにゃ曲がる鞭じゃなくて、レーザーポインターがないときにスクリーンとか黒板を指し示す細長い棒。
「立ち止まるな。早く進めば早く楽になるぞ」
 パシン、バチン。
 競技はまだ序盤だから、笞は手加減されてる。ので、クソちゃんも必死になれない。叩かれたら一歩か二歩は歩くんだけど、結び玉が引っ掛かったら立ち止まっちゃう。
「ぎいいいっ……! 痛い! 走るから、これは取ってください」
 あーあ。乳首に洗濯バサミを咬まされちゃった。ラスボスさんがタコ糸を持って引っ張る。
「いやあ……! やめて。お願いです」
 悲鳴――痛くて思わず出す声じゃなくて、悲しい鳴き声をこぼしながら、クソちゃんは歩き始めた。結び玉が金属環に引っ掛かっても立ち止まらない。
 ずるっ、ぐじゅ……
「うああ……痛い、痛いよ」
 苦痛を訴えながら、とうとう五十メートルを歩かされた。
 ここまで本気で厭がってるのを見せられると、気分が悪くなる。マゾのスイッチも切れそうになる。それを救ってくれたのが最終レース。カスちゃんとシモちゃんのロリータ対決。
「こーんなのへいきだよ♪」
 なにを思ったのか、カスちゃんはスキップで進み始めた。
「るん、る、るんるん♪」
 よく見ると――ゴムがほとんどスリットに食い込んでいない。スキップの上下動で結び玉が踊るので、金属環にも引っ掛からない。スリットに食い込んでも、すぐ弛む。天真爛漫に見えて、その実、ちゃんと計算してるのだとしたら――カスちゃん、恐ろしい子!
 シモちゃんは。すごくまじめに取り組んでる。
「ううう……痛い。負けるもんか……ぼく、お姉様と約束したんだ。あうう……安奈を護るためなら、ぼく、なんでもするんだ。ぐう……なにされたって我慢するんだ」
 被虐を受け容れる言い訳があると、楽なんだよね。愛する人を護るためなんて、女騎士みたくてカッコいい。
 けれど、女騎士も天真爛漫の敵じゃなかった。負けが確定して安心したのか、四十メートル地点ではプチアクメ。生ペニスを体験して一週間目のロリータとは思えない進歩だね。戦争は技術を進歩させるっていうけど、それと同じようなものかな?
 ここで十分間の休憩。エッチも虐めも無しの、ほんとの休憩。させてもらえなきゃ、体力もバギナももたない。というのも。
 小休止のあとは、またしても五十メートル走。今度は一人三脚。
 大テントの横に立てられた黒板に得点が表示されていて、競技名も書かれている。名前を見たときから、予想はついてたんだけど。グラウンドを均すのに使うT字形のトンボ。これをバギナに挿入して走るという競技というか狂技。
 ちなみに、このあとに続くのは。手押し車、綱引き、玉入れ、全体リレー。
 体格で並べると組み合わせが固定されるからと、一人三脚と手押し車はジャンケンで決められた。手を縛られててジャンケンができるかっていうと、これができちゃう。見物席に足を向けて寝転んで。M字開脚がパア、片脚を上げたらチョキ、ぴたっと閉じたらグウ。で、勝った順に赤組と白組とで組み合わせてく。
 クソちゃんはずっとグウだったし、あたしは率先してパア。でも、ジャンケンの勝ち負けは問題にならない。対戦相手が誰になるかが大切。
 最初の組はシモちゃんとクソちゃん、二番目がメイさんとカスちゃん、最後があたしとシッコさん。
 シモちゃんとクソちゃんは、結果が見えていた。クソちゃんは子宮を突かれたショックであとじさって、トンボの柄が抜けて失格。マイナス十点。
 メイさんとカスちゃんは迷勝負。メイさんはひたすら真面目に前進。柄にはストッパーがついてないから、走ったりしたら衝撃で膣奥を突き破るかもしれない。ので、そろりそろりと。トンボの板が地面につっかえるから、バギナをうんと締めて、腰を引いたりくねらせたりして柄の先を逃がしながら進む。横で見ていても、すごくエロっぽい。
 ところがカスちゃんてば。またも新走法。なんと、柄を蹴り上げて、板が宙に浮いてるあいだに走ろうとした。でも、それってバギナの中の柄をこねくることになるから。走るどころかうずくまりかけて、柄に串刺しにされるところだった。それでも懲りずに、今度は膝頭で柄を持ち上げて――でも、前へ進むには蹴り上げてる膝頭を下ろさないといけないから。どすっと地面に落ちた板がつっかえて、またしてもバギナの奥を痛打。
「うああああん……いたいよう! カスちゃん、もうやんぴ!」
 そしてあたしとシッコさんとは、本気のデッドヒート。ずずずずずっとトンボを押して、走らないまでも小走り。板の高さまで土を盛り上げたままゴールを目指す。ここまでの得点は赤二十点で白五十点。あたしまで勝ったら、点差が開いて面白くない――とまでは考えなかったけど。慢心してもいなかったと思うけど。とにかく、シッコさんのラストスパートについてけなかった。
 前半戦が終わって、つぎの狂技の準備にすこし時間がかかる。
 手押し車は、そのまま手押し車だった(なんつう文章じゃ)。男の人に太腿を抱えられた選手が、手だけで前へ進む。もちろん、バギナにはペニスが挿入されてて。五十メートルに達しても、男の人が達さなければゴールインじゃない。そして、これは参加者の人数が多いせいだろう。男の人が交替して折り返す。復路はアヌス。
 つまり、準備ってのは腸内洗浄。六人いっせいにホース浣腸されて。大テントの裏側と植込みとのあいだで、テントに正面を向けて排泄。といっても、『こんなこともあろうかと』ってやつで、みんな朝にウンチをすましてたみたいで、大きな塊を披露する子はいなかった。
 手押し車は楽な種目だった。腕は疲れたけど、SEXに関しては男の人が頑張ってくれたから、あたしは膣とアヌスを締めるだけでよかった。ただ、露骨な得点操作がおこなわれたんだよね。射精しないとゴールインじゃないというルールだから。あたしたちは腕立て伏せみたいな格好だから、腰を使うったって動きが制約されるし。
 タイヤ曳きと同じ全体狂技扱いで。赤組に上位を独占されて八十点、白組はマイナス七十点。総合得点で白マイナス二十点対赤百十点。
 カスちゃんへの同情票かな。ほんとに退行を起こしてるのか演技なのかは、あたしにもわからないけれど。そういう言動をする子に罰ゲームをさせるのは、かわいそうだと――見物の人たちも思ってるんだろう。体形だって、シモちゃんが発達途上にある少女なら、カスちゃんは発達未満。
 シモちゃんを責めるのだってじゅうぶんに鬼畜だけど、この子はマゾ度91パーセント。その雰囲気が、初対面の人たちにも伝わってるのかもしれない。
 ちなみに。シモちゃんのマゾ度91パーセントは七白学園の歴代二位だけど。それじゃトップは誰なんですかって神田先生に訊ねたら。先生は、黙ってあたしを指さした。97パーセントなんだって。
 だけど、人間はSとMの両面を持ってるっていうから。あたし、サド度も(シモちゃんみたいな年下の子には)それなりにありそうな気がしてる。30パーセントくらいかな。だとしたら、あたしのアブノーマル度は、97マイナス30で67パーセントになる。それとも、97プラス30で100パーセント超えのド変態?
 うう……ふつうの人間とは違うんだって自慢するのは、やっぱり厨二病かな?
 なんて、あたしの独白は蹴飛ばしといて。
 縛りなおされて。つぎの種目の綱引きは、正確にはタコ糸引き。対戦相手が二メートルの距離で向かい合って。タコ糸を結わえた輪ゴムをクリトリスに巻きつけて引っ張り合う。中央のラインを越えたら負け。
 圧倒的なビハインドだけど、こういうゲームのお約束で、最後に大量得点のチャンスが準備されてる。リレーは勝ったら五十点で負けたらマイナス五十点。だから、まだあきらめるのは早い。まずは、この種目を制さなくちゃ。
 一番手は、あたしとカスちゃん。白線をはさんで向かい合って。
 スタッフさんが足元にしゃがんで。包皮を剥いて、スポイトで本体を吸引する。
「らめえ、カスちゃん、ちもきいいのお」
 強烈な刺激。真空に吸われてクリトリスが膨れていくのが、はっきりわかる。これだけでアクメいけそう――なのに。
 きゅううっと、クリトリスの根元を締めつけられた。スポイトに巻きつけてあった輪ゴムが、引き伸ばされたクリトリスの根元にずらされたんだ。
「ひぎいいいっ……痛い! 取って、取って、取ってよう!」
 手放しでわめくカスちゃん。
「ううう……痛い」
 あたしも呻き声をおさえられない。股間を覗き込むと、腸詰ウインナーみたいに、本体がまっ赤になって根元がちぎれそうに細くなってる。これ、洗濯バサミより残酷だよ。だって――洗濯バサミなら、粘膜が破れるのを覚悟で強引に引き剥せるけど。これは絶対に抜けてくれそうもない。無理に引っ張れば、クリトリスがちぎれちゃう。
 激痛に襲われながら向かい合って。
「ヨーイ」
 パアン。
 カスちゃんが前へ歩いて、白線の手前まで来た。
 ここでちょっと引っ張れば勝てる――なんて考えは浮かばなかった。カスちゃん、なにをするつもりなんだろう。
「ねえ、ねえ。この線がゴールなの?」
「違うわよ。お姉さんをこの線から引っ張り出したら、カスちゃんの勝ちなの」
「ふうん……それじゃ」
 くるっと向きを変えて、ととっと歩く。
「ぎゃはあっ……!!」
 クリトリスに加えられた、これまででいちばん凄まじい衝撃。本能的に前へ飛び出して、クリトリスをかばった。
「きゃはは、カスちゃんの勝ち! おねえちゃん、弱いね」
 あたしはカスちゃんの足元に膝をついて、息を詰まらせてる。
 カスちゃんは太腿で引っ張ったようなものだから、あまりダメージを受けてない。完全にインチキだけど。あたしは、抗議したりせずに判定を待ってる。
「参りましたね。どうしましょうか」
「また泣かれても面倒だ。勝負あったということでいいんじゃないか」
「うちが不利になりますが――地元チームに花を持たせましょう」
 ほおおっと、あたしは詰めていた息を吐いた。カスちゃんの反則負けならともかく、無効試合で再戦という展開だけはさけてほしかった。
 スタッフさんがピンセットに刃がついたような器具を強引に刺し入れて、輪ゴムを切ってくれた。よみがえった血流が、じんじんとクリトリスを疼かせて、つぎの試合が終わるまで、あたしは立ち上がれなかった。
 でも、試合はきっちり見物してた。メイさんとクソさん。
 メイさんは元々がノーマルで、マゾのカホさんがご主人様と再婚してから、強引に調教されたそうだけど。マゾに転向(?)してから三年経ってる。いま現在マゾに調教されてるクソさんとじゃ経験値が違う。ので、あっさりと勝負がついた。
 そして、シモちゃんとシッコさんの対戦。キャリア(と歳)の差を感じさせない、凄絶な勝負だった。ご主人様から恥丘に焼き印を施されてるほどのシッコさんが、あたしの生ぬるい調教を十回も受けていないシモちゃんにたじたじ。
「ぼくが負けたら、安奈が同じ目にあわされるんだ。絶対、負けない!」
 そんなこと、誰も言ってないのに。思い込んでるっていうか、自分で自分を追い込んでるっていうか。この試合に勝てるなら肩が壊れてもいいっていう熱血甲子園球児のノリで――ふたりともクリトリスが紫色に変色して、ほんとにちぎれちゃうって、息を呑むほど引き伸ばされて。
「もう、やってらんないわよ!」
 シッコさんが白線をまたいで決着がついた。
 結果、総合得点が白ゼロ対赤百二十。
 今度の玉入れで二十点縮めれば、リレーに希望を持ちこせる。
 玉入れのルールは簡単。十五分の制限時間内にピンポン球をバギナに詰めていって、一個十点。ただし、ゼロ個の子がいたら、ひとりにつきマイナス二十点。
 ピンポン玉の直径は四センチちょいだから、がんばればシモちゃんでも大丈夫。問題は、手が使えないのに、どうやって挿れるかってこと。チームワークしかないよね(はふう)。というわけで、三人で作戦を練って。
「ヨーイ」
 パアン。
 メイさんとシモちゃんが、地面に寝転がった。ピンポン玉は地面にぶち撒けられてるから、そうでもしないと拾えない。
 メイさんがピンポン球を口に咥えてあお向けになったところへ、あたしがしゃがんで。最後は顔面騎乗になって、メイさんがピンポン球を舌で突き上げて、まず一個。
 そのあいだにシモちゃんがうつ伏せになってメイさんの股間に顔を突っ込んで。ピンポン玉も突っ込む。
 赤組をうかがうと、まるきり違う作戦。シッコさんが膝立ちになって、踵にピンポン球を乗せて、あとのふたりが両側に立って足先でピンポン球を支えてる。シッコさんが腰を落として、また浮かすと――みごとにピンポン玉が消えている。
 こっちも急がなくちゃ。
 あたし、二つ目は余裕ではいったんだけど、三つ目が呑み込めない。膣口には当たるんだけど、中の二つと押し合いへし合いして、つるっと横に逃げちゃう。
 キシキシ、キシキシ……中のピンポン玉が擦れ合って、微妙な振動が膣に伝わって、だんだん濡れてくる。濡れすぎると、ピンポン玉が飛び出しちゃうかも。でも、膣口を締めようとすると膣にも圧力がかかるので……力加減がわからない。
 赤組はシッコさんがなんと四個も挿れて、そこで役目を交替。クソちゃんが二個目に挑戦中。
 こっちは、メイさんが三個にあたしが二個。
 残り時間は五分を切った。
「シモちゃん。そこで下半身だけブリッジになって」
 メイさんが寝そべった上にシモちゃんが背をもたせかけて、ゆっくり後ろ向きに倒れてって、最後はぐっと反り返って腰を突き上げた。
 あたしがピンポン球を咥えて、シモちゃんの股間にひざまずく。先週のデート前に処理してつるつるの股間に顔を近づけていって。
 ふうん。まだラビアは小さいけど、いっちょまえの形になってきた。あたしが丹精して育てあげたんだ――なんて感慨にひたってる場合じゃない。
「んん、んん」
 頭で小突いて股を大きく広げさせると、その小さなラビアがクパと開く。そこにピンポン球をあてがって、舌で押し込む。
「ちょっと痛い」
「ペニスと変わらない太さよ。力を抜いて」
 メイさんのアドバイスが効いて、ピンポン玉はツルリとはいった。
 赤組は――カスちゃんのでんぐり返りをクソちゃんが胸で支えて、あたしたちと同じやり方でシッコちゃんがピンポン球を挿入したところ。
 パアン。狂技終了の号砲。
 大テントに向かって横一列にならんで、五分のうちにピンポン球を出して見せる。のを、自分でしなければならない。
「よいしょ!」
 シッコさんがペチッと四股を踏むと、一個ずつ出てきた。
 メイさんはケンケン跳びを何度も繰り返してる。
 あたしもケンケン跳びを試したけど、出てこない。挿れた物を意識的に排出する機能が、バギナにはないと思う。
「出せない球は数えられないぞ」
 ええと……膣の外から圧力を加えれば出るはず。てことは――腹筋を引き締めながら、開脚してケンケンていうか、四股を踏んだままジャンプ。ポトンと、ひとつ出た。もひとつ出してから。シモちゃんにも内緒話でコツを教えたげた。
 白組は、三人とも無事に出しきって、六十点。
 赤組は、クソちゃんが二つ目を出すのに失敗。カスちゃんも四股を踏んだりケンケンしたけど出てこない。ので、ゼロ個と見なされてマイナス二十点。シッコさんの四十点とクソちゃんの十点と合計して三十点。
 総合得点は白六十対赤百五十。リレーがプラス五十点とマイナス五十点だから、逆転可能。
 その詳しい狂技方法を聞かされて、もうゲンナリする気にもなれない。
 バトンに使うのは双頭ディルド。まず最終走者が第一走者に口を使って挿入。一周二百メートルに描かれた小さなトラックを走って、大テントの前でバトンタッチ。口も使っちゃ駄目。バギナ・ツー・バギナ。つまり、レズ松葉崩しをしろと。
 周回コースは、障害物競走になってる。スタート直後に網くぐり、向こう正面でハードルと平均台、最終コーナーの出口でリンボーダンス。
 走る順は各組のコーチが決めた。あたしたちは、シモちゃん、メイさん、あたし。赤組はカスちゃん、クソさん、シッコさん。トラブりそうなのを最初に走らせて、アンカーにはいちばん信頼がおけるというか悦虐体質の選手を置いてる。
「この競技で、いよいよ運動会も終わりです。どちらのチームが栄冠に輝くか、どちらのチームが恥辱と苦痛にのたうつか、それがこのリレー走で決まります」
 恥辱と苦痛よりも栄冠のほうが、怖かったりするんだよね。
「では、両チームとも位置について。ヨーイ」
 パアン。
 まずは、あたしがディルドを咥えて……ずしっと重い。膣を締めてても、激しく動いたら抜けてしまう。抜けたら、バトンを渡した子がそこまで走っていって、口を使って再挿入。すごいタイムロスになる。
 あお向けになって腰を突き出してるシモちゃんに難なく挿入。シモちゃんが起き上がって走り出す。ほとんど同時にカスちゃん。
 あら……観客の半数以上が、走者を追って移動してる。
 最初の網くぐりは、圧倒的にカスちゃんが有利。頭の上で固定されてる肘を使って網をこじ開けて、どんどん押しのけてく。シモちゃんは頭が網に絡まって、カスちゃんの半分くらいしか進めない。
「うああ……ちもきいいよ」
「く……ぼくは、痛いだけなのに」
 双頭ディルドの突き出ている側が地面に押されて膣壁を圧迫してる。
 そんなふたりの悶えっぷりを、観客はすぐそばにしゃがんで眺めてる。やっぱり、誰もカメラを向けたりはしてない。
 網を抜けて、カスちゃんがコーナーを周り始めた。
「走りにくいよう……」
 ガニ股で摺り足。ふつうに走ったら落とすものね。
 コーナーを抜けると五個のハードル。またしてもカスちゃんの面目躍如。パタン、パタンと蹴り倒して前進。うん、これは正規のハードル走でも認められてる。
 平均台は、手でバランスをとれないから、それなりにむずかしいと思うんだけど、無難に通過。
 最後はリンボーダンス。走り高跳びのバーが九十センチの高さに渡してある。さすがにカスちゃんも奇想天外はできないけど、背が低いので楽勝――でもなかった。腕を首の後ろで縛られて重心が上がってるので、上体を反らすと転びそうになる。なんとかクリアして。
 (シモちゃんにも十何人かがくっついてるので)四十人くらいの視線を浴びながら、松葉崩しでバトンの受け渡し。これは、あっけなく決まって。
 ぬぷっとカスちゃんから双頭ディルドを抜き取って立ち上がったクソちゃんが走り出した頃になって、シモちゃんがリンボーダンス。高手小手に縛られてるから赤組よりは重心が低い。ので、無事通過。
 シモちゃんは松葉崩しは未経験の体位だけど、メイさんの熟練のリードで成功。
 メイさんが走りだして。網くぐりは慎重に。あせって本格的に絡まったら、手が使えないから脱出できなくなる。
 ハードルは、ゆっくりとまたいで。
「あっ……」
 あたしのとこまで聞こえてくる、桃色吐息ってやつ。股間に突き出てる双頭バイブが板に当たって、メイさんなら快感だよね。
 平均台はいやでも内股で歩くから、自分の内腿で双頭バイブをこねくる。メイさんが平均台の上で軽く悶えてるうちに、クソさんからシッコさんにバトンタッチ。
 もう逆転の望みはない。けど、チンタラやってたら教育的指導を受ける。
 メイさんはリンボーダンスで後ろ向きに転んだけど、体育のマットが敷いてあるから後頭部は打たなかった。そのかわり、背中で重ねた手首を挫いたかな。顔をしかめて立ち上がって、再挑戦。また転びかけて、身体を起こそうとした拍子にバーを落とした。
「特別に目をつむってやる。さっさとバトンタッチしろ」
 神田先生の温情は、あとが怖い。
 メイさんの前にひざまずいて、ディルドをあおぎ見る感じでお掃除。砂まみれになってるので、口の中がザリザリ。
「もう挿れられるよ」
 メイさんがリレーゾーンであお向けに寝転がって、腰を高く浮かした。双頭ディルドは、ほぼ水平。メイさんって、下ツキ?
 あたしはできるだけ股間に近い場所に腰を落として、三角座りでお尻をにじらせてく。左脚をメイさんの右の太腿に差し込んで、そこを支点にして上体を後ろに倒した。メイさんも同じように左半身を下にして。たがいに斜めになって、股間を近づけてく。
 ディルドの先端がクレバスに侵入してきて――膣口に先端が合って。ふつうなら一気に突っ込まれるんだけど、二人が動いた距離しか入ってこないのが、もどかしい。ああん、焦らさないで――て意味じゃなくて、単純にいらつくだけ。
 最後は、ぐねっと腰をくねらせて膣奥まで迎え挿れた。括約筋を締めながら立ち上がる。
「く……」
 ディルドの角度とバギナの角度とが大きく食い違って、メイさんが呻いた。
 あたしは、本気で走り始めた。タッタッと地面に足が着くたびに、ぐにっぐにっとディルドが抜けそうになる――のを、括約筋を締めて引き込む。でも、網くぐりの手前で、ズニュッて抜けちゃった。実は、こうなるのをわかってて、わざと。
 メイさんが走ってきて、口でディルドを拾いあげて。挿れてもらうほうを、あたしがペロペロザリザリ。それからあお向けになって腰を突き上げて。マウス・ツー・バギナは十秒とかからない。
 網にもぐり込んで。
 うわ……頭に網が絡むよりも。匍匐前進もできないから、べちゃっと腹這いになって、片脚ずつ平泳ぎみたいに地面を蹴って進むんだけど。Cカップまで成長してくれた自慢のバストが、地面に擦れて痛い。生地は薄くてもトップスを着てるから、肌に傷はつかないけど。推定Dカップを剥き出しのシッコさんは、こんなものじゃすまなかったろうな。
 あお向けになって、膝の曲げ伸ばしで進んだほうが正解だったかな。
 四苦八苦して網を抜けると。観客は五十人に増えてた。シッコさんがゴールインして、走ってるのはあたしだけ。
 ハードル。懐かしいなあ。もちろん、これはカンナなんか掛けてないから、超過激な劇痛なんか味わえない。あれだけは、二度とごめんだよ。あのハードル木馬の上でひと晩放置されたりしたら――なんて考えると濡れすぎて、ディルドがずるずるっと抜けかける。
 ので。ぴょんっとジャンプしてディルドを落として。あたしは、ハードルにまたがった。
「なにをするつもりだ?」
「三角木馬――三角じゃないがな」
「角オナってやつじゃないか?」
 膝を曲げて体重をクレバスに乗せても、ちょっと痛いだけ。あたしの場合、『ちょっと』の基準がふつうの子とはふた桁以上も違ってるんだけど。
 お客様のリクエスト(?)にもあったことだし。あたしは足を地面につけて、腰を引きながら上体をうんと前に倒した。クリトリスが板でつぶされる。そのまま、前後に身体を揺すった。
「あん……これ、気持ちいい」
 お客様を意識しての台詞だけど、気持ちいいのはほんと。ぐいぐいとクリトリスを板に押しつけて――プチアクメ。
「まじめに走らんか!」
 あたしが逝くのを見てお客様が満足するのを待ってから。神田先生が叱った。
「おれが挿れなおしてやる。四つん這いでケツを突き出せ」
 はーい♪
 ザリザリッと、砂まみれのディルドを突っ込まれた。
「ひいい……痛い!」
 ほんとに痛い。砂粒が粘膜にめり込んで、そのまま奥へ動く。皮膚の擦り傷だって痛いのに、粘膜の擦り傷。バギナ全体が燃えるように熱くてずきずきしてる。
 ずぐっ……と、アヌスも灼熱感。
「ひぎい……」
 これ、赤組のディルドかな。砂まみれのディルドが、まったく潤滑されてない穴に押し込まれてく。
 ザリザリ、みしみし……アナルバージンを奪われたときよか痛い。
「滑り止めをつけてやったんだから、もう落とすんじゃないぞ」
 と言われても。括約筋を締めると、前も後ろも灼けるように痛む。
 も一回落としたら、今度はどんなペナルティをもらえるかな――なんて、単純に被虐を求めてるんじゃないよ。負けた白組には罰ゲームが待ってる。三人が同じ罰なら、あたしの努力(?)も意味がなくなるけど。神田先生なら、逆MVPとか敢闘精神に欠けるとか言って罰を追加してくるはずだ。それがシモちゃんにいかないよう、あたしが身体を張ってるんだ。
 それに。牝奴隷歴の長いメイさんだけど。実はマゾ適合性がそんなに高くないんじゃないかと思う。命令に従わないと、もっとひどい折檻をされる。あたしは、それを自分への言い訳にしてるけど。メイさんはほんとにそれが受虐の動機になってるみたい。一緒にいると、なんとなくわかってくるんだ。
 ドMでも体力的に不安のあるシモちゃんと、根っこはノーマルなメイさんをかばって、あたしが罰を受けるように仕向ける――てのも、実は虐めてもらう口実なんだけど。それでも、シモちゃんが安奈をかばう恍惚が、よくわかる。
 とりあえず、残り四つのハードルは身体を横向きにしてまたいでった。コツンコツンと二つのディルドが板に当たって、どうかするとぐにゅっとねじられて。膣逝きなんかしないけど、擦り傷が焼けるように痛くても、呻き声じゃなくて喘ぎ声がこぼれてしまう。
 そして平均台。どっしようかな。わざと足を滑らせて股間を打ったら――ディルドに膣を突き破られるかも。それは困るから、やめといて。
 あれこれ考えてるうちにクリアしちゃった。
 リンボーダンスも難なくクリアして。不完全燃焼でゴールイン。
 白組はあらためてレーシングブルマを穿かせてもらって。ていうか、狂技のあいだずっと、下脱ぎだったんだよね。赤組は逆にクソちゃんのハンカチ三角ブラとシッコさんの股割れ廻しとをほどかれて三人とも全裸にされて。
 総合得点の発表――白組マイナス二十点対赤組二百点で、赤組の優勝。あれ? あたしの計算だと白組はプラス十点のはずだけど?
「優勝した赤組には、パーティーで男性と一緒に食事をする特典が与えられます」
 計算違いは計算された陰謀だったと、つぎの言葉でわかった。
「負けた白組には罰ゲームが与えられます。なお、総合得点がマイナスですので、罰を追加します」
 どうでもいいような拍手。
 罰ゲームの内容が公開されてないんだから、追加なんて無意味。それとも、追加だから仕方がないってお客様に言い訳しなきゃならないくらいの苛酷な罰なんだろうか。
 あたしたち六人は男の人たちと一緒に体育館へ連れてかれた。壁際に長机が並べられて大皿に料理が盛られてる。バイキング形式なんだろうけど、五十人分にしてはわびしい。
 フロアの中央には、会議室にあるような大きな机が三つ、間隔をあけて置いてあるけど、なにも乗ってない。
 赤組の三人は縄をとかれて、その机の上にひとりずつ寝かされた。手足を大の字に拘束されて、腋の下と腰と膝を机に縛りつけられた。身じろぎくらいはできるけど、ほとんど身体を動かせない。
 あたしたち白組も縄をとかれて。お客様にビールを注いでまわるよう命じられた。遊び半分にパパのお酌をしたことくらいはあるけど、見知らぬ男の人が相手だと緊張しちゃう。四時間あまりも緊縛されて、腕も痺れてる。
 シュポンと栓を抜いたら、ブクブクブクと泡が噴き出るし。トットットッとコップに注ぐと黄色のビールが一割に白い泡が九割で、それが盛大にこぼれる。
「きゃあ、ごめんなさい」
 謝りながら、神田先生を目で探す。ふうと溜め息をつかれたけど、にらまれたり、床にこぼれたビールを意味ありげに見つめられたりはしなかった。つまり、床に這ってビールを舐めとったりはしないでいいってこと。
 三人四人と注いでくうちに、だんだんコツも覚えて、粗相はしなくなった。
 あたしたちがお客様のあいだをまわってるときに。板前さん? 白衣を着た人が三人、お寿司を入れる桶みたいのを持って登場。机の上に縛られてる三人の上に、お刺身とかお寿司とかフルーツとか、あれこれ乗せてく。女体盛りってやつだね。
「うわあ、おいしそう。カスちゃん、食べたいよう」
 狂技の途中でスポーツドリンクと精液は飲ましてもらってるけど、食べ物は口にしていない。山盛りの料理を見て、猛烈にお腹がすいてきた。
「赤組の三人は、お客の皆様に食べさせてもらえ」
 神田先生のあとをラスボスさんが引き取る。
「では、皆様。料理の準備もととのいましたので、遅くなりましたがランチ・パーティーを始めさせていただきます。まずは、乾杯を」
 みんな、ごくごくごくっと一気にビールを飲み干した。ので、あたしたちが大車輪。お客様同士で注いでるところもあって、駆けまわるほどの忙しさじゃない。
「やはり、女体盛りからですな」
「いや、器も食べられるのですから、生け作りでしょう」
 女体盛りのまわりにはお箸とフォークが並べられてる。十人に七人くらいはフォークを選ぶ。
「いたーい。カスちゃん、お肉じゃないよう」
 わざと肌まで突きとおしてる。
 お箸を選んだ人は。
「そんなことを言っても、ここにおいしそうな肉があるぞ」
「お肉ちがう、カスちゃんのマンマンなの!」
 スリットの奥まで端を突っ込んで、小さなラビアを引っ張り出す。
 クソさんもシッコさんもつつきまわされてるけど、可憐に喘ぐだけなので、トンチンカンな反応をするカスちゃんのまわりに人が集まる。
「ねえ、カスちゃんにも食べさせてよう」
「おお、そうだった。それじゃ、お刺身をあげよう。よーく醤油をつけなくちゃね」
 分厚いお刺身をクレバスに突っ込んで、かきまわしてからカスちゃんの口につきつける。
「わーい。おいしそう」
 カスちゃんは、自分のエッチなお汁にまみれたお刺身を嬉しそうに食べた。
「おっと……忘れるところだった」
 あたしたち三人が呼び集められる。
「皆様、これより負けた白組の罰ゲームを行ないます」
 バスケットのゴール下で、あたしたちはレーシングウェアを脱いで全裸になった。
「いじめないでよう……!」
 不意に、カスちゃんが大声で泣きだした。
「そこに吊るして鞭でたたいちゃダメだよ。サルグツワはゆるしてよう。カスちゃん、すぐハイってお返事するから」
 ラスボスさんが飛んできて、カスちゃんをなだめ始めた。といっても、指でスリットを掻きまわしながらクリトリスをこねくるっていう乱暴ななだめ方だけど。
「今日は三人を叩いたりしないから、安心しろ。白組にも食事をさせるだけだ」
「ほんと? それじゃ、カスちゃんも、もっと食べたい」
 カスちゃんはラスボスさんに説得されて、今の境遇を受け容れたって神田先生が言ってた。どんな説得だったは、カスちゃんが口走った言葉でわかってしまった。
 あたしたちは両手を縛られて、片脚を高く上げたY字バランスの形でバスケットボールの輪っかから吊るされた。三人ひとかたまりの背中合わせ。
 ラスボスさんの部下が、大きなお皿をワゴンに乗せて押してきた。お皿には、直径が四センチ以上もある太い(ボロニアっていうんだよね)ソーセージがならんでる。なるほどね。下の口で食べろってやつか。バトンタッチほどにもエロくないし、罰ゲームにも……ちょっ、ちょい待ち! ラスボスさん、とんでもないことを始めた。
 お皿の隅に盛ってあるマスタードをフォークですくって、ソーセージをぐさぐさ突き刺してる。
「まだ味が足りんな」
 赤い小瓶――タバスコソースだよ! それをざぶざぶ振りかけてくれて。ソーセージはまっ赤。
「この子らの食事を手伝ってくれる方はおりませんかな」
 十人ほどが手を上げて、ジャンケンで三人が決まった。
「これをどうぞ」
 神田先生がゴム手袋を配る。素手でつかめないようなシロモノを、女の子のデリケートな部位に突っ込むなよ。
「うへえ。持っただけで目に沁みるぜ」
「いくらマゾでも、これはきついな」
「若いから怖いもの知らずなんだろうな」
 あたしたちが望んだわけじゃない――けど、わたしたちの誰も、それは言わない。自分からエッチでマゾヒスティックなことを望んでるって思われるほうが、まだしもだから。鬼畜教師に脅迫されてるかわいそうな娘――なんて同情されるのはみじめだし。お客様の中には、不快な思いをする人だっているだろう。高いお金を払って厭な思いをさせちゃ申しわけない――て、これはイベントの主催者が考えることだよ。
 せーのって感じで、三人ほとんど同時に極太のソーセージを挿入された。いろいろ塗られてるから、たいした抵抗もなく迎え挿れてしまって……
「きいいっ……抜いて、抜いてええ!」
「痛い! お姉様、やめるように頼んでください」
 なんてお願いされても。
「いぎゃあああ、ああああ……!!」
 砂まみれのディルドで傷つけられた粘膜にタバスコが染み込んで……激痛からのがれようと身をもがいて、三人がヒップでおしくら饅頭。
「ぐりぐりずぼずぼ、たっぷり味わわせてやってください」
 神田先生にけしかけられて、ソーセージが暴れだす。
「うぎゃああっ……やめて! 赦してください……」
 三人のうちでは、砂まみれのディルドを前後両方に刺されてたあたしが断トツに激痛を感じてる。
「まだ罰ゲームは三分の一しかすんでないんだぞ」
 お皿が替えられて。今度はサラミソーセージ。シモちゃんのアナルバージンを奪ったときに使ったのより太いレギュラーサイズ。そのデコボコした表面が、タバスコで練ったマスタードで埋められた。
「では、あらためて希望者をつのります」
 立っている片脚を軸にくるっと回されて。泣き腫らした顔と顔とが向かい合う。
「マゾミちゃん。ここまでひどいことされても平気なの?」
 シッコさんに真顔で訊ねられて。平気じゃないけど。なんか、奥歯に物がはさまってるような言い方。よほどドMと思われて……
「いやあ……! もう赦して! こんなことしたら、道具が使えなくなるじゃないですか。小父さんたちが困るでしょ」
 アヌスにサラミを押し込まれそうになって、理屈に訴えてみたけど。
 ずぐうううっと押し込まれた。太さはペニス以下でも、刺激が激烈。しかも、えぐられてこねくられてピストンされて。
「いやだいやだいやだ……ぼく、もう耐えられない。痛いよ、熱いよ、裂けちゃうよ!」
 シモちゃんは完全に限界突破。ぼろぼろ涙をこぼして泣いてる。無理もないよね。調教歴は浅いし、SMプレイを超えるような責めは今日が初めてだもの。
「耐えなくていいんだぞ」
 出た。神田先生の決めゼリフ。
「おまえが耐えようと耐えまいと、こちらが飽きるまで責め抜いてやる。好きなだけ啼き叫べ。裂けたら、二本三本と、まとめてチンコをぶち込んでやる」
 まっ赤になって泣きじゃくってたシモちゃんの顔が、さあっと青ざめた。先生の言葉(とくに最後のやつ)を本気に受け取ったんだ。だいじょうぶだよ。ぎりぎりのところで安全は確保してくれてるんだから――と言ってあげたいけど。観客は興醒めかな。事前に教えてあげなかったあたしが悪い。悪いついでに、もっと悪者になってしまおう。
「百花、そんなに厭なら安奈を身代わりに差し出してもいいのよ?」
 魔法の呪文で、シモちゃんはぴたっと泣きやんだ。
「そんなこと……」
 安奈をここへ連れてくるなんて、物理的に不可能。それはシモちゃんにもわかってると思う。けれど、つぎのイベントにはアナちゃんを――ということは、理屈の上ではありえないことじゃない。あ、アナちゃんてのは、神田先生流儀のネーミングね。神田先生は、マゾ適性の低いアナちゃんには絶対に手を出さないって、あたしは確信してるけど。
「……お姉様。がんばれって、ぼくに命令してよ。お姉様の命令には絶対服従するって約束してるんだから」
 うう、けなげ。エッチなお汁でうるおって、バギナの激痛が薄らぐほど。
「それじゃ、命令してあげる。この人たちに、もっともっとひどいことをされて、ズタボロになりなさい――百花!」
「はい……お姉様」
 あたしとしては、けっこう感動したんだけど。男の人たちは、ただニヤニヤして見物してるだけだった。でも、手を止めて見物してはくれた。
 バーベキューの串が持ち出されてきて、あたしはトラウマをえぐられた。けど、串はバストじゃなくソーセージに突き刺された。ボロニアとサラミとは、上を頂点にした逆V字形に刺さっているから、二本をまとめて串刺しにすると抜け止めになる。
 そして、また背中合わせに向きを変えられた。
 三つ目のお皿がワゴンに乗せられた。小さなお皿の上に直径一センチくらいの細いソーセージが、ちょこんと三本。カルパスっていうんだっけ、サラミのミニサイズのやつ。
 尿道は初体験だな――ふつう(の神田先生の責め)ならワクワクドクドキ子宮キュンだけど。うう、マスタードとタバスコの練り合わせが塗りつけられてく。
 お皿の中身を見たとき、メイさんの背中がびくっと震えた。シモちゃんは反応なし。なにをされるかわかってないんだろう。
 また別の三人が選ばれて、ゴム手袋でカルパスをつまんであたしたちの足元にひざまずいた。ボロニアソーセージを包み込んでるラビアを掻き分けて――尿道口にカルパスをあてがわれた。
「ああっ……そんなとこ!? うああああああ、熱いよう!」
 シモちゃんの驚愕の叫びと、劇痛への悲鳴。
「くうう……ど、どうってこと……ぎひいい!」
 尿道は砂で傷つけられてないから、どってことないと思ってたけど。
 カルパスは、長いソーセージを切って作るんだろう。端っこが丸くなってない。ので、ゴリゴリと尿道の内側を削るようにしてはいってくる。そこにタバスコが染み込む。マスタードの粒がえぐる。
 またヒップのおしくらまんじゅうが始まった。あたしは、あえて逆らわずに、二人におされるまま腰を突き出す。そのぶん、シモちゃんが逃げられる。逃げたところで、ゴム手袋は追っかけてくるけど。
「あぐ……?」
 お腹の奥を押される感触。膀胱に突き当たったみたい。
「これで罰ゲームは終わりです」
 神田先生の声に、あたしたちはホウッと安堵の息を吐いた。でも、ほんとはまだ終わってないのを、すくなくともあたしとメイさんは察している。
「三人は、このまま放置します。時間とともに粘膜の奥まで侵されて、ますます悶え苦しむことでしょう。ただし、この三人を食べてみたい方は、ご遠慮なく。そのときは、穴をふさいでいるソーセージを……」
 先生はあたしたちを振り返ってから、おどけた口ぶりで言葉をつづけた。
「食べる、食べさせる、食べさせないの三段活用です。食べさせないときは、元の場所へ戻してください」
 十五人くらいが、あたしたちを取り囲んだ。
「食べるとしたら若鶏だな」
「いやあ、雛の丸かじりもうまそうだよ」
「完熟マンゴーも悪くないぞ」
「俺は若いほうがいいな」
「しかし――男子厨房に挿れるべからずという格言がある」
「いやいや、挿れてやるのが親切ってものだ」
 勝手なことを言い合ってる。
「お願いです。ぼくを食べてください。前も後ろも……お願いします」
「ふむ。淫らを好む――淫好少女ってか」
 駄洒落にも、ほとんど笑いが起きない。滑ったとかじゃなくて、この人たち、本音はすぐにでもあたしたちを抱きたいに決まってる。
「しかし……タバスコ浸けの牝穴に大切な息子を挿れるのは、どうかな」
「きゃああっ……やめて、やめて!」
 シモちゃんのヒップが、どんっとあたしに突き当たった。ソーセージを動かされたんだろう。
「なんだ、このままソーセージを味わっていたいのか?」
「違う……だから、ソーセージを抜いて、あのその……オチンチンを挿入してください」
「ふうん。どの穴に挿れてほしいんだ? 尿道は無理だぞ」
「……前も、後ろも。どっちからでもいいから、早くお願いします!」
「それじゃ、二本刺しにしてやろうか?」
「…………?」
「バギナとアヌス、両方同時に犯してもらうの。お腹がペニスでいっぱいになって、けっこう気持ちいいのよ」
 助け舟になってないか。でも、シモちゃんは男の人が言った意味を理解した。
「に、二本刺しにしてください」
 女としてすごく恥ずかしいお願いをしてるなんて意識できないほど、シモちゃんは切羽詰まってる。あたしも後押ししちゃったかな。
「そこまでお願いされるなら、二本刺しにしてやってもいいが――抜いたソーセージは、どうするかな?」
 んぐ……みたいな、声にならない呻きが、触れ合ってるヒップをとおして伝わってきた。さんざんお掃除フェラとかしてるから、あたしはわりと(でも、アヌスはねえ)平気だけど。自分の中に挿れられてた物を食べるってのは、ふつうは抵抗あるよね。
「あたしに食べさせてください」
 まったく迷わなかった。シモちゃんを最終的に支配してるのは神田先生だけど、あたしも『お姉様』として、シモちゃんを護る義務がある。それに――シモちゃんの体液や汚物(水浣腸してるからだいじょうぶだよね?)にまみれた物を食べることで、シモちゃんと同じ位置まで堕ちる悦びがある。
「食えるのか? いや、ボリュームの話だが」
「全部を食べさせなくてもかまいませんよ。半分まで食べれば、いいことにします」
 ボリュームのことは、考えてなかった。このボロニアソーセージ、三百グラムはありそう。サラミも合わせて自分のも食べれば、ほとんどキログラム単位になる。お肉が一キログラム。太っちゃう以前に、食べきれない。
 シモちゃんに絡んでた男の人が、あたしの前にきた。バミューダパンツと素肌にポロシャツを着た三十歳くらいの、サーファーみたいにこんがり焼けた人。最初にサラミソーセージを突きつけてきた。
「これは完食できるよな?」
「はい、がんばります」
 って、食べ始めたんだけど。硬いのを噛み切って、辛いってレベルじゃなく口の中が熱いからろくに噛まずに呑み込んだら、すぐに残りが押し込まれてくる。あっというまにサラミを一本食べさせられた。口の中がヒリヒリしてるし、塊りを呑み込んだせいもあって、喉が痛い。
 のを、盛大にアピールしなかったせいかもしれない。すぐにボロニアソーセージを口に突っ込まれた。顎がはずれるほどじゃないけど、ペニスよか太い。でも柔らかいから、噛み切ってすばやくモグモグしてゴックン。太いのがさいわいして、咀嚼中に突っ込まれても歯でブロックできた。ある程度はマイペースで食べれたけど、そのせいで、半分を食べ終わる頃にはお腹いっぱい。サラミと合わせれば二百グラム以上だもの。ビフテキたっぷり一人前。
 お腹がふくれると、ますます口の中がヒリヒリして、猛烈に喉が渇いてきた。
「水を飲ませてください」
 結末を予感しながら、それでもお願いできずにはいられないほど。
「水はやらんよ。しかし、聖水なら飲ませてやる」
「それって……」
「どうせなら細いのも食ってやれよ?」
 予感どおりの展開。なので、あまり迷わずに。
「……はい」
 あたしはバスケットボールの輪っかから下ろされた。手は縛られたままで、前。シモちゃんを助けるのもだけど、自分もすこしは苦しみから逃れたい。ので、こそっと(でもないね)ボロニアソーセージを抜いちゃった。デコボコとかないから、するっと。でも、刺激でびくっと腰が引けて。サラミも一緒に抜けて、ボトッと床に落ちた。
「なんだ、まだ食べ足りなかったのか?」
 日焼けポロシャツさん、ソーセージを拾いあげて、わたしに突きつけた。
「それじゃ、これは完食できるな?」
 食べると満腹オーバー。それに、ソーセージがあってもなくても、タバスコとマスタードがこびりついてるから、バギナの激痛はあまり違わない。
「違うんです」
 男の人たちの言いなりになる習慣が身についてるから、これだけの反抗でも罪悪感――てのは、おかしいよね。違和感てのかな。
「うっかり落としてしまったんです。また挿れます。挿れてください」
 日焼けポロシャツさん、ちょっと考えてから。
「それは、ほかのやつに頼め。とりあえずは、こっちだ」
 シモちゃんの前にひざまずかされた。片脚を吊り上げられてるせいで、唇をゆがめて嗤ってるみたいなスリット。ちっちゃなラビアが覗いてて、もう一人前のクレバスだね。それがタバスコでまっ赤に染まってる。マスタードの黄色も、あちこちにこびりついてる。
 その赤いクレバスの上のほうから、チョコンと突き出してるカルパス。あたしは膝立ちになって、縛られてる手でそれを引き抜いた。
「つうっ……」
 ぷしゃあっと、おしつこが迸る。
「いいい、痛いよ……!」
 沢庵が沁みるんだ。でも、洗い流してるんだから我慢しなよ。
 あたしは大きく口を開けておしつこを受け止めた。そのまま口を近づけて、股間にかぶりつく。
 生暖かい。ちょっぴり塩辛くて、なんとなく『えぐ味』がある。汚いとは感じなかった。シモちゃんのおしつこだという思いがあるし、出したばかりのおしつこは無菌で清潔だと知ってる。老廃成分をたっぷり含んでるから、健康法なんてのは信じないけど、ただちに健康に影響は出ない――なんて、どっかの国の政府みたいなこと言ってるときじゃないね。
 なんかなあ。この運動会。えげつないことばかりやらされてるけど、イマイチ、責めの厳しさに欠ける狂技が多かった。設定からして馬鹿馬鹿しいし。これだけ下半身に燃えるような激痛を感じてるのに、どこかオチャラケた気分になっちゃうんだよね。
 オチャラケついでに。シモちゃんを楽にしてあげたいという切なる思いも加わって。
 口にたくさんおしつこを溜め込んで――下で膣口をこじ開けながら噴き出した。
「あっ……?」
 シモちゃんの腰がピクッと跳ねたのは一瞬。下半身が弛緩するのが感じ取れた。
 ぼたぼたっと、赤く染まったおしつこが床に垂れた。
「うわっ、汚ねえ……。誰か、こいつの面倒を見てやってくれよ。俺たちは、こっちを食べにかかるから」
 シモちゃんも吊りからおろされて。体育館から連れ出された。わざわざ青姦? もしかしたら、中を洗ってもらえるのかもしれないけど、それはそれで心配――は、ないか。生中出しされたって、アフターピルだもんね。
 シモちゃんを見送ってるあたしは、神田先生に髪の毛をつかまれて立たされた。
「皆さんには申しわけないが、マゾミは鑑賞専用にします。残りの五人で我慢してください」
 あたしは反対側のゴールへ連れていかれて、また片脚吊りにされた。ただし、今度は頭が下。吊られてないほうの脚がだらんと下がって、クレバスは自然にクパァ。
 床にはブルーシートが広げられてる。つまり、床が汚れるような責めが始まるんだ。
 ワゴンが運ばれてきた。神田先生はお皿を傾けて、そこに乗っている巨大な二本のソーセージをあたしに見せつけた。直径は軽く五センチを超えている。黒っぽくて、表面がデコボコしてる。これもサラミの仲間?
 先生はそれにマスタードをチューブ一本まるまる塗りつけて。タバスコをじゃぶじゃぶ振りかけて。フォークでグサグサ。
「うぐ……」
 その光景のせいじゃないと思う。食べ過ぎに水分の摂り過ぎで逆さ吊りにされたからだろう。いきなり喉元に胃袋から逆流して。
「うげえええ……」
 ばしゃばしゃっと床にぶちまけてしまった。赤く染まった大きな肉片。
「見苦しい様を見せおって」
 ラスボスさんがあたしの前に立って。
「ごぶっ……うえええ」
 不意打ちの腹パンチ。またしても、あたしは胃の中身をぶちまけた。鼻に逆流して、ゲホゲホと咳き込む。でも、二度の嘔吐で胃は空っぽになったみたい。痛いけど、楽にはなった。このためのブルーシート――じゃなかったみたい。
「せっかくのかわいい顔が台無しだな」
 先生の、なにか企んでる声。
「皆さんで、こいつの顔を洗ってやってください」
 これまでの流れで、六人のうちでも取り分けてあたしには、なにをしてもいいんだという暗黙の了解ができてる。たちまち四人が、あたしを取り囲んだ。フル勃起から半勃ちまでさまざま。
 鼻にはいらないようにとつまんだ手は、払いのけられた。仕方ないので、息を止めて目を閉じて。
 四本のペニスから一斉放水。今日は、おしつこ系があたしの初体験か――なんて考えながら、終わるのを待った。
 顔を洗ってもらったあとは、極太ソーセージ挿入ショウ。
「いぎゃあああ……熱い! 痛い! 苦しい……!」
 さすがのあたしも、悲鳴の連続。それでも、無理とか赦してとか、無駄なことは言わなかった。息継ぎもできずに悲鳴が途絶えることもなかった。
 ずしっと重いのを下向きに突っ込まれたから、抜け止めの必要はない。それでも、とくにアヌスは自然に排泄するように筋肉が動くみたいだけど。抜けかかると、誰かが親切にも深く押し込んでくれた。ついでにピストンとか回転とか、追加の刺激も与えてくれるので――それからの二時間で、あたしの喉はつぶれてしまった。
 ほかの五人は、その二時間でひとりあたり三十本以上のペニスを咥えさせられた。単純計算だと、一本あたり四分だけど、だいたいはイラマの3Pだし、メイさんはお母さんを見習って(?)バギナ二本刺しも受け挿れちゃったし。シモちゃんも三穴同時を初体験。
 あたしと五人と、どっちが楽だったんだろう。どっちもきつかったというのが正解かな。
 ――パーティーも、夕方には終わった。あたしが逆さ吊りからおろされて、身体の内も外も洗われるのを見物するひとは、数人だけだった。みんな日帰りらしく、さっさと車で帰路について。カスちゃんとクソちゃんはジモティだから居残って、跡片付けの労働力にされた。メイさんだけは、お父さんとヘリコプター。
 それを見送ってから、あたしとシモちゃんも神田先生の車で――門限をとっくに越えた十時半に寮へ連れ戻されたのだった。
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 ちょっと、困っています。『縄鞭』では、ステレオタイプに描いていたクソちゃんですが、本編では、だいぶん違ってきました。
 「嫌々」やらされてるのは同じですが、上記のような泣き言はいいません。逆らえばもっと酷いことをされると諦めて、半年後の社会復帰を希望の糧として、不本意ながら快感にも目覚めています。
 ので、上記のような言動をさせるための仕掛を考えてみました。実際に使うかどうかは、書きながら決めます。
 さあ、この週末で逸機せずに一気に一揆だ。

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 「裸」ではないですが、実写なだけにムフフフフです。



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