Progress Report 1:赤い冊子と白い薔薇
タイトルをマイナーチェンジ。赤い本では「赤本」「青本」と紛らわしい。それに、こっちのほうが「赤い本と白い花」よりも音の転がり具合がよろしいです。
さて。金曜日半日はマイナンバーカードの申請で、今は日曜の午前が終わろうとしているところです。
実質3日間で50枚。休日だから1日に25枚は進めなくちゃね。
今回は、オープニングの御紹介。いきなり半裸(ズロースのみ)緊縛往来引き回しです。
ドジャーン!と、アップで初めておいてから、おもむろにカメラを引いてそもそもの発端から語り直すという手法です。読者サービスというよりも、筆者のモチUPのためです。
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さて。金曜日半日はマイナンバーカードの申請で、今は日曜の午前が終わろうとしているところです。
実質3日間で50枚。休日だから1日に25枚は進めなくちゃね。
今回は、オープニングの御紹介。いきなり半裸(ズロースのみ)緊縛往来引き回しです。
ドジャーン!と、アップで初めておいてから、おもむろにカメラを引いてそもそもの発端から語り直すという手法です。読者サービスというよりも、筆者のモチUPのためです。
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1.序章
・眼前の逮捕劇
・眼前の逮捕劇
午前の教科の終業を告げる鐘の音が鳴り終わって五分もすると、白薔薇聖女学院の校門から白いセーラー服姿の乙女たちが続々と吐き出され始める。三人四人、十人ちかい集団もあった。初夏の明るい日差しの中で、乙女たちは清らかに輝いている。
不意に物陰から二人の男が姿を現わして、ひとりの女学生の行く手を遮った。それだけでもじゅうぶんに不審な行動なのに、男たちは開襟シャツに鳥打帽というヤクザな服装をしていた。
女学生は立ち止まって、気丈にも相手を睨み据えた。その目の前に黒い手帳がかざされた。
「特別高等警察の者だ。山崎華江だな。非合法のメーデー集会に参加して庶民に暴力をふるった容疑で逮捕する」
その言葉を聞いたとたん、まわりにいた女学生たちのほとんどは蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。気骨のある何人かは、遠巻きにして無言の抗議を眼差しにこめている。
「あれは、そんな集会ではありません。男の人たちが絡んできたから……」
「申し開きは署でしてもらおうか」
二人のうち若いほうの男が華江の背後にまわって、腕をねじ上げた。
「痛い! やめてください。来いと言うなら行きます。そんな……いやあ、縛らないでください」
肩の高さまでねじ上げられた手首に捕縄が巻かれて、首にまわされる。
校長と数人の教師が、大慌てで駆けつけた。その中に紅一点、今学期から英語の臨時教師を務めている石山ユリが混じっていた。
「校門の前で、狼藉にもほどがありますぞ」
男たちを叱りつけた校長だったが、黒革に金文字の警察手帳を見せつけられては沈黙せざるを得なかった。
「この生徒が、いったい何をしたというのです」
花江の前に立ちふさがっている年配の男が、説明を繰り返す。
「違います。自分たちは婦人参政権を要求して、公演で小さな集会を開いていただけです」
「なんと、デモに参加したとは。そうとなれば、逮捕も致し方のないことでしょうな」
校長は華江の訴えをわざと曲解したような言い方をした。
「しかし、制服姿で縛るのだけは勘弁してやってください。我が校の評判が地に落ちます」
校長の頭には、学院の名誉を護ることしかない。二人の男性教師はもとより、ユリさえも女生徒をかばおうとはしなかった。かばったところで、あらぬ嫌疑を掛けられて一緒にしょっ引かれるだけなのはわかりきっているとしても。
「ふむ。先生のおっしゃることも、もっともだ。泊クン、いったん縄をほどいてやりなさい」
ほとんど一瞬で、縄がパラリとほどけた。
「制服を着ていてはいかんそうだ」
年輩の男がセーラー服の襟を両手でつかんで、左右に引き裂いた。
「いやああああっ……」
華江が胸元を両手でかばってしゃがみ込んだ。
「抵抗するなッ」
男が華江を組み敷いて、セーラー服を引き千切ってしまった。さらに、スカートも脱がせる。華江は足をばたつかせて逆らったが、かえって男の手を助けたようなものだった。
公衆――というよりも、見知った顔の面前で半裸にされて、華江は羞恥に打ちのめされ、身体を丸めている。しかし男は、激しく華江を揺すぶった。
「この期に及んで抵抗するかッ」
取り押さえると見せかけてシュミーズを破り、乳バンドも肩紐を千切り背中のホックまではずした。そうしておいて、背後にねじ上げた手首を扼し、首に縄をまわしてから二の腕までも縛った。
「立て」
男みたいに裾を刈り上げたお河童を鷲掴みにして、男は華江を引きずり起こした。
華江の裸身は土にまみれて、一人前の女に性熟する寸前の乳房は擦り傷から血がにじんでいる。
「ひどい……なぜに、こんな辱めを受けねばならないのです。男女同権は、そんなにいけないことなのですか」
華江は涙の滲む目で男を睨んだが、男は薄く嘲笑うだけ。若いほうの男が、華江に腰縄を打った。
「これなら女学生とさえもわからんから、文句はないでしょうな」
「う、うむう……お役目、ご苦労様です」
年輩の男に気圧されて、校長はへつらうことしかできない。
「そら、歩け」
若い男に腰縄を引かれて、華江がよろよろと足を踏み出す。
「とっとと歩かんか。まだ物足りんなら、こいつも脱がせるぞ」
後ろからズロースの腰回りを引っ張られて、華江が「ひぐっ」と息を呑む。パチンとゴムに腰を叩かれると、背後の男から逃れようとして足を速めた。
目をそむけながらも遠巻きにしている女学生からさらに離れて、脇道への曲がり角に身を隠すようにして、瀬田恵は事件の一部始終を目撃していた。特高警察への反発ではなく、華江と面識があるわけでもない。恐ろしさに足がすくんでいただけだった。華江がこちらへ追い立てられるのを見て、ますます足がすくむ。間近に眺めたりしたら怒られるのではないかと思っても、膝頭が笑って、立っているのがやっとだった。
不意に肩を叩かれて、恵は悲鳴をあげた。
「ひゃあっ……」
そのまま脇道へ引きずり込まれた。
「ここにいたら、面倒に巻き込まれかねないわ。行きましょう」
ユリの声だった。曲がり角から顔をのぞかせている恵に気づいて、様子を見に来てくれたのだろう。
「あああ……ユリお姉様あ」
ほかの生徒の目も忘れて、恵は女教師に抱きついた。ユリは路地裏の塀と塀との間に教え子を引き込んで、きつく抱きしめた。そうして、顔をかぶせて唇を奪った。
尊敬し憧れて深く愛している女性にきつく抱擁されて、恵はようやくに人心地を取り戻した。口の中で蠢く軟らかな肉塊に自分の舌をぎこちなく絡めた。たった今目撃した光景を悪夢とするなら、これは幸せに満ちた夢だった。二週間前に呼び出されて、唐突に告白されて始まった甘美な夢は、だんだんと激しく濃密になりながら、今も続いている。
「今日は時間があるのでしょう。おうちへいらっしゃい」
恵はユリの腕の中でコクンとうなづいた。
不意に物陰から二人の男が姿を現わして、ひとりの女学生の行く手を遮った。それだけでもじゅうぶんに不審な行動なのに、男たちは開襟シャツに鳥打帽というヤクザな服装をしていた。
女学生は立ち止まって、気丈にも相手を睨み据えた。その目の前に黒い手帳がかざされた。
「特別高等警察の者だ。山崎華江だな。非合法のメーデー集会に参加して庶民に暴力をふるった容疑で逮捕する」
その言葉を聞いたとたん、まわりにいた女学生たちのほとんどは蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。気骨のある何人かは、遠巻きにして無言の抗議を眼差しにこめている。
「あれは、そんな集会ではありません。男の人たちが絡んできたから……」
「申し開きは署でしてもらおうか」
二人のうち若いほうの男が華江の背後にまわって、腕をねじ上げた。
「痛い! やめてください。来いと言うなら行きます。そんな……いやあ、縛らないでください」
肩の高さまでねじ上げられた手首に捕縄が巻かれて、首にまわされる。
校長と数人の教師が、大慌てで駆けつけた。その中に紅一点、今学期から英語の臨時教師を務めている石山ユリが混じっていた。
「校門の前で、狼藉にもほどがありますぞ」
男たちを叱りつけた校長だったが、黒革に金文字の警察手帳を見せつけられては沈黙せざるを得なかった。
「この生徒が、いったい何をしたというのです」
花江の前に立ちふさがっている年配の男が、説明を繰り返す。
「違います。自分たちは婦人参政権を要求して、公演で小さな集会を開いていただけです」
「なんと、デモに参加したとは。そうとなれば、逮捕も致し方のないことでしょうな」
校長は華江の訴えをわざと曲解したような言い方をした。
「しかし、制服姿で縛るのだけは勘弁してやってください。我が校の評判が地に落ちます」
校長の頭には、学院の名誉を護ることしかない。二人の男性教師はもとより、ユリさえも女生徒をかばおうとはしなかった。かばったところで、あらぬ嫌疑を掛けられて一緒にしょっ引かれるだけなのはわかりきっているとしても。
「ふむ。先生のおっしゃることも、もっともだ。泊クン、いったん縄をほどいてやりなさい」
ほとんど一瞬で、縄がパラリとほどけた。
「制服を着ていてはいかんそうだ」
年輩の男がセーラー服の襟を両手でつかんで、左右に引き裂いた。
「いやああああっ……」
華江が胸元を両手でかばってしゃがみ込んだ。
「抵抗するなッ」
男が華江を組み敷いて、セーラー服を引き千切ってしまった。さらに、スカートも脱がせる。華江は足をばたつかせて逆らったが、かえって男の手を助けたようなものだった。
公衆――というよりも、見知った顔の面前で半裸にされて、華江は羞恥に打ちのめされ、身体を丸めている。しかし男は、激しく華江を揺すぶった。
「この期に及んで抵抗するかッ」
取り押さえると見せかけてシュミーズを破り、乳バンドも肩紐を千切り背中のホックまではずした。そうしておいて、背後にねじ上げた手首を扼し、首に縄をまわしてから二の腕までも縛った。
「立て」
男みたいに裾を刈り上げたお河童を鷲掴みにして、男は華江を引きずり起こした。
華江の裸身は土にまみれて、一人前の女に性熟する寸前の乳房は擦り傷から血がにじんでいる。
「ひどい……なぜに、こんな辱めを受けねばならないのです。男女同権は、そんなにいけないことなのですか」
華江は涙の滲む目で男を睨んだが、男は薄く嘲笑うだけ。若いほうの男が、華江に腰縄を打った。
「これなら女学生とさえもわからんから、文句はないでしょうな」
「う、うむう……お役目、ご苦労様です」
年輩の男に気圧されて、校長はへつらうことしかできない。
「そら、歩け」
若い男に腰縄を引かれて、華江がよろよろと足を踏み出す。
「とっとと歩かんか。まだ物足りんなら、こいつも脱がせるぞ」
後ろからズロースの腰回りを引っ張られて、華江が「ひぐっ」と息を呑む。パチンとゴムに腰を叩かれると、背後の男から逃れようとして足を速めた。
目をそむけながらも遠巻きにしている女学生からさらに離れて、脇道への曲がり角に身を隠すようにして、瀬田恵は事件の一部始終を目撃していた。特高警察への反発ではなく、華江と面識があるわけでもない。恐ろしさに足がすくんでいただけだった。華江がこちらへ追い立てられるのを見て、ますます足がすくむ。間近に眺めたりしたら怒られるのではないかと思っても、膝頭が笑って、立っているのがやっとだった。
不意に肩を叩かれて、恵は悲鳴をあげた。
「ひゃあっ……」
そのまま脇道へ引きずり込まれた。
「ここにいたら、面倒に巻き込まれかねないわ。行きましょう」
ユリの声だった。曲がり角から顔をのぞかせている恵に気づいて、様子を見に来てくれたのだろう。
「あああ……ユリお姉様あ」
ほかの生徒の目も忘れて、恵は女教師に抱きついた。ユリは路地裏の塀と塀との間に教え子を引き込んで、きつく抱きしめた。そうして、顔をかぶせて唇を奪った。
尊敬し憧れて深く愛している女性にきつく抱擁されて、恵はようやくに人心地を取り戻した。口の中で蠢く軟らかな肉塊に自分の舌をぎこちなく絡めた。たった今目撃した光景を悪夢とするなら、これは幸せに満ちた夢だった。二週間前に呼び出されて、唐突に告白されて始まった甘美な夢は、だんだんと激しく濃密になりながら、今も続いている。
「今日は時間があるのでしょう。おうちへいらっしゃい」
恵はユリの腕の中でコクンとうなづいた。
路地裏伝いに別の道に出ると、生徒の中では恵だけが見慣れている乗用車が停まっていた。遠縁の資産家の邸宅に下宿しているユリは、運転手付きの自家用車で送迎してもらっているのだった。さすがに校門まで乗り付けるような愚は犯さず、筋の違う道で降りて百メートルほどは歩いている。
「ほんとうに、恐かったわね」
書生めいた雰囲気の若い運転手の目をはばかって、ユリと恵は後部座席におとなしく座っているが、ユリの手は恵の太腿をスカートの上から撫でている。そうされていると、白昼夢のような逮捕劇の衝撃が次第に薄れて――腰の奥がじんわりと熱く潤ってくる。
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さり気に「一番煎じ」を貼ってみたりします。
この後は女教師とヒロイン瀬田恵のレズシーンです。
逢瀬を重ねるごとに、女教師は正体(のうちのひとつ、変態)をあからさまにしていって。ヒロインはゴム紐で褌と乳バンドをさせられて、その姿で下校――しかけたところを捕らえられるという筋運びです。
初っ端から変態淫乱娘の汚名を着せられて……どこまでハチャメチャな話になるか、我ながら不安です。ここ数話、つまらん予定調和なんかブチ壊せ、濠門長恭限界突破新境地開拓じゃと、暴走気味ですが。
前作の『誘拐と陵辱の全裸サンバ』でも目玉の「猫踊り」で焼けた鉄板に放水して致命傷を回避したヘタレです。
今回は、大量浣腸後に口肛3人相互連結という限りなく黄金に近い責めを予定していますが……さて、どうなりますことやら。
「ほんとうに、恐かったわね」
書生めいた雰囲気の若い運転手の目をはばかって、ユリと恵は後部座席におとなしく座っているが、ユリの手は恵の太腿をスカートの上から撫でている。そうされていると、白昼夢のような逮捕劇の衝撃が次第に薄れて――腰の奥がじんわりと熱く潤ってくる。
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さり気に「一番煎じ」を貼ってみたりします。
この後は女教師とヒロイン瀬田恵のレズシーンです。
逢瀬を重ねるごとに、女教師は正体(のうちのひとつ、変態)をあからさまにしていって。ヒロインはゴム紐で褌と乳バンドをさせられて、その姿で下校――しかけたところを捕らえられるという筋運びです。
初っ端から変態淫乱娘の汚名を着せられて……どこまでハチャメチャな話になるか、我ながら不安です。ここ数話、つまらん予定調和なんかブチ壊せ、濠門長恭限界突破新境地開拓じゃと、暴走気味ですが。
前作の『誘拐と陵辱の全裸サンバ』でも目玉の「猫踊り」で焼けた鉄板に放水して致命傷を回避したヘタレです。
今回は、大量浣腸後に口肛3人相互連結という限りなく黄金に近い責めを予定していますが……さて、どうなりますことやら。
追伸というか
午後にスパートして、67枚までいきました。67/3.5=19枚/日
女学生4人揃い踏み。小手調べは終わって、いよいよ紗良(咬ませ牝犬)への残虐非道な拷問ではなく、自白を封じての拷悶の開幕です。プリマゾンナ瀬田恵の開膜は(ストーリイ中で)明日になってからです。
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