創作メモ:腕を利用した責め

 ええと……Extra Sensory Penetration という短編を執筆中という記事をご覧になった読者もおいででしょうが。
 とりあえず、忘れてください。最終章で収拾がつかなくなって、ボツリヌス。
 気を取り直して「性少年包弄記(悦辱編)」を進めることにします。
 進捗状況を報告できるまでの穴埋めに、これを掲載しておきます。

 筆者の場合、責めのシーンにおいて腕の拘束は必須です。拷問はもちろん「体育補習」でも全身緊縛ドルフィン・キックとか、後ろ手縛りウサギ跳びとか。
 しかし、敢えて腕を自由にさせておくという責め方もあります。
 代表的なのは、廊下バケツでしょうか。水の入ったバケツを両手に持たせるとか、頭に乗せて手で支えさせるとか。水をこぼしたら、あたらめて懲罰です。あるいは学校なんかでは、制服を脱がせてその上に立たせるとか。水をこぼしたら、濡れネズミで帰らなければなりません。すんなり帰してもらえる場合は、ですが。


 たまに動画でも見かけるのに、バケツを持った手を水平に上げさせておくというのがあります。最初にこれを見たのは『ラブキャンプ7』でした。映画館で観ました。これは、責められる女が一人では絵になりませんね。集団で、たとえば別のもっと苛酷な責めを受けている女を取り囲ませるのが、よろしい。
 ちなみに、無料動画サイトで画質の荒いノーカット版を入手しましたが、今観ると他愛のない責めがちょこっとだけですね。
 三角木馬と、Strappadoでの鞭打ちと、前述のバケツ保持。集めた女に着衣のままの高圧洗浄も、まあ責めですか。ノーマルぽいベッドシーンもかなりあります。でないと、一般受けしないんでしょうか。


 それはともかく。バケツを持たせるのは、下ろせば懲罰という縛りがあるから成立します。
 腕は自由だけれど、サディストの意図にそぐわない姿勢は絶対に取れないというやり方はないかと考えていたら――というのは、嘘です。この画像を見て目から鱗だったというのが真相です。


 両手は完全に自由ではないですが、前手錠だけです。手錠が腰縄につながれてもいません。濠門長恭基準(今つくりました)によると、フリーに等しいです。このまま用も足せますし家事もできます。しかし、画像のようにされると――手を下ろすことは不可能です。
 筆者がこの責めを採用するときは、手首に錘を付加します。釘が肌に触れたら通電する仕掛もオプションでしょうか。


SM_腕を下ろすとマンコに釘が 
 で、画像を眺めるうちに。もっと残酷な責めを思いつきました。
  (注記:この記事を仕込んだのは『赤い冊子と白い薔薇』打鍵以前です。)
 縛り首です。ただし、高い所に鉄棒を設置しておきます。鉄棒を握って懸垂しているうちは、縄が締まりません。力尽きて腕を伸ばしてしまうと――楽になれます。
 まあ、これまでヒロインは一人も殺したことのない(注記)濠門長恭クンですから、なにがしかの救済処置は考えます。
 といって、首吊りのロープに切れる細工を施すのは、二回目からは女が平気で手を放すようになるし。
「体重が掛かったら縄は切れるようにしてあるが……切れないかもしれない」と言って、あまり切り込みが深くない縄を見せておくというのも、心理的な駆け引きがあって面白いかもしれません。似たような仕掛けは『未性熟処女の強制足入れ婚』で使いました。ラビア吊りのゴム紐でしたっけ。


 注記:『非国民の烙淫』のラストでは、SIDE:Bではヒロイン母娘は無惨な死を遂げるのですが。1945年8月6日に広島の病院にいた結果ですから、「責め」とは関係ありません。それを言い出せば、『偽りの殉難』も『女囚双虐』も『非情と淫虐の上意』も『大正弄瞞』も『1/16の牝奴隷』も……20世紀前半以前を舞台にした作品のヒロインはみんな(今は)死んでいますものね!

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