Interrupt Report 7:繋囚姫牢虐譚(PLOT)

  今回は趣向を変えて。
 まずは、PLOTの元になったメモを御紹介。


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PLOT-37
人質姫牢虐譚


概  要:父と兄を切腹させられ、側室とともに人質となった姫。
     総大将の息子を拒み、刺殺しようとした姫は、男牢へ放りこまれる。
     太い竹筒を咥えさせられているので、自害も絶食もできない。
     囚人どもにボロボロにされ衰弱した姫を見て嘲笑する側室。
     側室の指技で強制的に女の悦びを教えられる姫。
     やがて、囚人に犯されて喜悦の声を上げるようになる。
     皮肉なことに、姫は体力を回復していく。
     ――側室の仕打ちは擬態だった。
     総大将の近習を手なずけて寝首を掻き、姫を救出する。
     総大将の息子と牢内で鉢合わせする母娘。
     屋内で長刀を持て余す相手を、姫が討ち取る。
     自害しようとする姫を諭す側室。
     「血脈を継ぐ者は、あなたしかいないのです」
     「あなたが旗を上げれば、はせ参じる旧臣もいるでしょう」
     後の世に語り伝えられる姫大将が、今ここに誕生した。


ヒロイン:志穂 前妻の娘。細身の美乳。小太刀の切紙(初歩の免許)。
     亀乃 32歳。
        お手つきの下女から側室に。肉置き豊かな巨乳。世故に長けている。

目玉 H:男囚の寄ってたかっての2穴連続レイフ゜。快感無し。
     SEX以外での徹底的な凌辱。
     舌を噛まぬよう常時、口に竹筒を咥えさせられている。
     男囚が噛み砕いた食物を竹筒から流し込まれて、無理やり嚥下させられる。
     水だけでなく小水さえも飲まされる。
     鬱血をさけるために、日替わりで縛り方を替え、たまに首枷・手枷。
     (両手を自由にさせると自害の恐れがある)
     側室の指による性感強制開発。
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 どうもね。側室の動きがご都合主義ます。敵方の息子は不要でしょう。
 ので、あれこれ弄くりまわしてると、必然的に
「まあ、こんなに大きく……!」ですね。

 側室が、最初は我が子(嗣子)の助命に必死になります。
 側室のほうが奥方より若いから、殿さまとの間にできた子はヒロインの弟が自然です。
 ところが。寺に放り込まれるどころか玉抜きされて、子供を作れなくされます。これでは、長じてから旧臣を集めて決起したところで、後継者を作れません。
 武家にとっては「家」が大切ですから、養子を取ればいいようなものの。実は側室が殿様に惚れ抜いていて、なんとしても血の継承を――と。そうなると、血を継ぐ者はヒロインのみ。
 まあ。この時代は、女は子種を育てる畠ですから、DNAなんか知りませんから、娘が産む子供が父親の血を継承していると考えるかどうか、ちょっと怪しいですが。そこは、下に展開した最終PLOTの中で補強しています。
 女の子は父親に似る。男の子は母親に似る。したがって、ヒロインは父親の面影が濃い。ヒロインが男児を産めば母親に似るのだから、お祖父ちゃんの面影を受け継ぐだろう。三段論法です。


 というわけで。最終PLOT(On the Job Changeは、ある)です。


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繋囚姫牢虐譚

志穂(17)
亀乃(32)
芳若(13)未精通。

柴中嘉門(48)
  柴田郷一体の支配者。4000石/500人
野上権十郎(44)
  3万石/6千人


・助命
大軍の侵攻を迎撃すべく総力出兵中の館を急襲されて捕囚。
 小太刀の一場面を挿入:伏線
拠点を占拠されて、柴中嘉門が投降=自刃。軍勢はほとんど無傷で敵の手に。
 兵力拡大と柴田郷を外征拠点とする目論見。
志穂たちの目の前で、嘉門の首実検。
「さて、嗣子の始末だが」
芳若の助命嘆願。「妾は如何様にされようとも」
全裸土下座を強いられる。
志穂もやむなく倣う。腹は違えど、可愛い弟の為。
「命だけは助けてやる」寺への永代預かりと勝手に解釈。

・竿折
志穂が夜伽を命じられて。岩女淫(いわほと:岩戸女陰の短縮形)=膣痙攣。
叫び声で駆け付けた(隣室での近侍は無し:伏線)家臣おろおろ。
亀乃が志穂の首筋殴打で気絶させて。
「これは大変」
紫に変色してくびれくっきりの男根を口で暖めて、ついでにれろれろ。
3人の幽閉は続く。

・玉抜
5日後。国元から呼び寄せた唐人医者。
芳若の公開断種。玉抜き。縫合タック。
亀乃と志穂は全裸緊縛晒しで立ち会わされる。
秋霜烈日、武威をあまねく示す。

・金鈴 [レズだ! 折檻だ!]
亀乃による志穂の調教。
淫核喜悦を教え込むと同時に、金の鈴を子袋に。
「これで子を孕む心配がなくなり、心安らかに寵愛を受けられようぞ」
「竹川村のウメという産婆に習った秘術じゃ。彼の者なれば、易々と鈴を取り出せようぞ」:伏線。
それでも痙攣が起こって、挿入不可。
野上、怒り狂って手討ちに。
様子をうかがっていた亀乃が飛び込んできて。
「我が子は生きながらの恥辱。この娘だけ浄土へ行かせてなるものか」
牢への幽閉を求める。牢は館から遠い。
しぶる野上。
亀乃による折檻。
庭の木に吊るしてビシバシ。
野上みずからも。嗜虐に目覚める。

・男牢 [ネチネチシコシコ書きましょう!]
牢へ送られる志穂。亀乃が同行。
牢役人3、使役人6、飯炊女2(大年増)
囚人は大幅に増えて、男40(2間)、女15。すし詰め。
男牢へ入れるとわかって、自害防止を提案。十文字の竹筒を突っ込まれる。手鎖。
最初に牢役人。必死で股間をかばう志穂。後ろに嵌め替えられる。
ついに破瓜。膣痙攣は起きない。亀乃がそれをからかう。
牢番どもにも。ほどなくして後門も。
男牢へ放り込まれる。元姫様への遠慮。
「おまえら、まだ柴田家への忠義を残しておるのか」
牢役人に叱責されて、襲いかかる。鬱憤晴らしも交えて、群狼化。
囚人環視で用足し強制。食事は、カミカミグチャグチャ口移し。

・悦辱 [ここも長尺]
三日後。新たな下働き(厩番)。志穂の幼馴染の小林勇壮(幼名:勇吉)。
亀乃も見物に来ている。
「腰巻祝いからこっち、俺を見下しやがって。昔の約束どおり、夫婦になってやるぜ」
手鎖をはずさせて、押し車。すでに気力尽きている志穂は言いなり。勇壮、眉をくもらせる。
「このぶんでは、竹轡も要りませぬね」

・忠臣 [実際には脱兎さん]
さらに五日後。すっかり木偶人形と化して嬲られている志穂。日替わりで牢を移されて20人ずつ。
野上の来臨。亀乃とともに嘲笑う。
「もはや側室にもできますまい。されど、ひと情けくらいは掛けてやってくださいませ」
役人用の湯殿で志穂を洗ってやる亀乃。
「情けない。囚人どもに唯々諾々と弄ばれて、姫の気位なぞ、欠片も残っておらぬわえ」
「あの者どものほとんどは、野上に虐げられた民草です。どうして憎めましょう」
志穂の気力を見て取って。
「千載一遇の機会を作ってみせましょう。果断に出るかは、あなたの心ひとつです」
牢代官の屋敷。亀乃が強引に割り込んで介添え。
床の間の刀掛けに小刀(のみ)を置いて、褌一本になるも。
野上、岩戸女淫を怖れて委縮。亀乃が口唇督戦。
「この娘、ちっとも濡れておりません。前轍を踏まぬよう、まずは妾で湿してから」
「こやつ、はなからそれが狙いか」
「月の障りが終わったというに、ちっとも可愛がってくれぬではありませんか」
柴田郷を拠点化するため(本妻と子は城に残して)側妾を呼び寄せている。
野上、亀乃でたっぷり潤滑して抜去しようとする。
「あれ。今しばらくのお情けを」
手足を絡めて野上を抱きすくめる。
そっぽを向いている志穂。
「志穂殿!」
鋭い声に、意図を察する。床の間の刀掛け。
小刀を引き抜くや、首筋にずぶり。小太刀の業の冴え。亀乃の喉元で切先が止まる。
「おの……!」どしんばたん。
「あれ。女子はもちっと優しく可愛がってくださいませ」と、声を張って糊塗する亀乃。
喉を突こうとする志穂を制止。
「女児は父に、男児は母に似るといいますが、志穂殿には嘉門様の面影が。きっと、志穂殿がお生みになる男児は嘉門様そっくりでしょう」
亀乃の低く呼ばわる声で、裏庭に勇吉。平伏。
「あのおりには、とんだ御無礼を。それもこれも、姫様を援け出すための……」
「時が無い。竹川村には、柴田家に忠義を誓う者たちが隠れています。野上家の混乱に乗じて復仇を果たすは今こそ」
勇吉に伴われて脱出する志穂。厩に火を放って、他の馬は逸走。

志穂は後世に岩戸御前として名を残すが、その謂れまで伝えられることはなかった。

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 まず、タイトルに苦労しました。「○×姫牢虐譚』は確定ですが。
 『人質』ではないですね。
 一度は『亡国』にしましたが、ちょっとニュアンスが違う。有名な映画とタイトルがかぶるというのは、気にしませんが。亡国は、国を失いっぱなしで、再興の気概がありません。いや、それは『亡命』ですか。とにかく、筆者的にボツリヌス。
 つぎに『虜囚』を検討。ありふれていて、気に食いませんね。
 ほぼ『敗残』に決めかけましたが。これは……戦って敗れたというニュアンスです。筆者的には、そうなのです。
 で。類義語辞典とか漁って、あまり見かけない『繋囚』にしました。『虜囚』と同義ですが、斬新です。「虜(とりこ)」になっているより、「繋」がれているほうが、被虐的です。
 というわけで、『繋囚姫牢虐譚』に決定です。


 今回の新規アイデアは、2点。
 玉抜きした男の子。竿を包み込んで袋を縫合します。永久タックです。唐人の医師というのが味付けで、「宦官の一部にはこのような」とかなんとか。大豆発酵食品(イソフラボン)とか柘榴(エストロゲン)とかをたくさん食べさせて女体化させて……『玉抜嗣弄虐譚』を書くかもですね。だから、わざわざ未精通にしときます。タックのまま射精は出来ないという記事を見かけますが、溜まりに溜まれば、出るんじゃないですかね。いずれにしても、悶々と悶えるシーンを描けます。
 それと、十字形状の竹轡。竹の筒を縦に突っ込むだけでは、ストッパーがないので、喉の奥を突くかもしれません。


十文字竹轡 
 こんなふうにしておけば、安全です。「絵」としても、サマになります。
 しかし、まったく。筆者はヘソ曲がりというか。メジャーに与したくないのです。マイナーこそ、選ばれたる者の恍惚です。だから、某コミックで竹轡が有名になって、複雑な気分です。もっとも。横咥えでは、飲食のたびに外さなければなりません。縦に突っ込んでおけば、半永久的に装着させられます。しかも、筒に「なにを」流し込まれても拒めません。リョナです、スカです。


 さて。100枚を目途にするつもりでしたが、200枚くらいになるかもしれません。
 とにもかくにもひしゃにも。着手しましょう。


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