Progress Report A4:性少年包弄記

Progress Report A3→

 久しぶりのレポートです。現在は8章を執筆中。

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7.ホットパンツ

 それから、また平凡な学校生活が2週間も続く。学校では完璧に先生と生徒。ホームルームの後には体育倉庫に呼び出されて、指定された装備(アナルプラグとかコックリングとか、最近では貞操パンツや尿道プラグも)をちゃんと着けているか検査されたりはするけど。それもせいぜい週に1回だけ。粗チンをさわってももらえない。
 これまでの先生の話から推測すると、SMのサークルとかにも加わってるみたいだし、学校の外にも特別虐待性徒がいるんじゃないかと疑ってしまう兆候も垣間見えたりする。先生にとって僕は持ち駒のひとつかもしれないけど、僕には先生だけがすべて。
 先生に虐めてもらう日を待って、オナニーもしないで(禁じられている)もんもんと毎日を過ごしている。
 だから、6月12日の日曜日に例の公園で先生を待っているときには、どんなに恥ずかしいことや痛いことをされるんだろうって、おびえながらわくわくしていた。犬みたいに尻尾があったら、パタパタ振りっぱなしだったんじゃないかな。
 ――調教部屋で、マゾ奴隷の正装になって、整列休めの姿勢。といっても、貞操パンツは下着じゃなくて責め道具だから、コックリングと同じで先生の許可が出るまでは着けたまま。この貞操パンツは革製のブリーフだけど、股間がえぐられてる。そして、粗チンを上向きに固定するバンドが3本付いてる。これって、ペニスを穴に挿入はできないけど、受けのアナルセックスもオナニーも可能だ。ほんと、指一本触れないように(触れたら暴発する!)克己心との戦いなんだから。
 先生は僕の全裸+貞操パンツ姿を眺めて、不機嫌そうな顔になった。無理して作ってる。ほんとは、新しい楽しみができたと喜んでるんじゃないかな。
「いつのまにか、生意気なものを生やし始めたな。見苦しい」
 というのは。まだ産毛が長くなって濃くなったくらいだけど、股間に黒い毛がぽつぽつと現われ始めたから。僕ぐらいの年頃の男の子(女の子でも)なら、誇らしさと恥ずかしさとがごっちゃになるのが普通かな。オトナに一歩近づいたという誇らしさと、修学旅行なんかでお風呂のときにからかわれるんじゃないかという恥ずかしさの先取りと。僕の場合は……マゾ奴隷にふさわしくないなあと、それを一番に考えてしまった。
「素っ裸になってバスルームへ行け。先生が手入れしてやる」
 ああ、やっぱり。アヤネさんやユミお兄さんやキミエさん(や、いろんなビデオ)と同じように、パイパンにされるんだろうと予想していた。ので、マゾ奴隷の階段をひとつ登ったような妖しい気分になっちゃった。
 いそいそと貞操パンツを脱いで、バスルームへ直行。ちゃんとマゾ奴隷の正座で、先生を待つ。
 先生はスプレー缶を持って現われた。僕を捕虜の姿勢で立たせて、首からつま先まで泡を吹きつけた。
 しばらくすると、かすかに卵が焦げるような臭いが立ち昇ってきた。
 10分(と、先生が腕時計を見て言った)経ってから、軟らかいプラスチックのヘラで全身をこそげられた。ゴリゴリけっこう痛い。他の部分は分からなかったけど、股間の黒ずんできたところは、地肌がむき出しになる。
 除毛フォームというんだそうだ。肌がカミソリ負けしないし、毛穴の中まで浸透するから発毛が遅れる。女性の夏の必需品、海水浴のお供。
 シャワーで洗い流すと、全身ツルツル。むきたてのゆで卵。でも、いいことずくめでもない。肌が乾いてくると、全身が引きつれるような感覚が生じる。皮膚の表層が溶かされて――まさしく、ひと皮むけたわけ。
 それから、お出かけの支度。今日は映画館に連れてってくれるんだとか。
 ちぇええ、だね。高手小手に縛られるのか一本ムチでしばかれるのかと、ドキドキしながらおびえてたのに。
 あれ……?
 お出かけの装いが、なんだかきわどい。ハンバーガーショップに行ったときの服だ。お尻が3分の2くらいはみ出すホットパンツと、おへそが丸出しになるランニングシャツ。男色を意味するパンジーの花柄。そして履物は、ヒールの高いサンダル。
 コインパーキングから映画館まで、サンダルでつまずかないように先生の左腕に取りすがって歩いた。ブラジャーもウィッグも着けてないから、男の子って一目瞭然(かなあ?)。なので、むしろ恥ずかしい。たくましい彼氏に甘える女の子に見られる方が、恥ずかしくない。
 にしても。歩いたのは、あまり健全じゃない場末の繁華街。安っぽい看板が立ち並んでいる。夜になったらキラキラ輝くんだろうけど、昼間は死んだ深海魚みたいに存在を持て余している。たまには文学的表現に挑戦。
 こんなところに映画館なんてあるんだろうかと疑ってたら、あった。大きな看板はなくて、入口横のショーウインドウにポスターが貼られてるだけ。タイツだけで上半身裸のお兄さんがX字形に鎖でハリツケられてて、背中に長い傷跡(ムチだよね?)があるポスターは『薔薇の調教』。全裸の男性が2人で複雑な形(なので、あぶない部分は見えない)で取っ組み合ってるポスターは『グレイシャスロマンティック・レシリング』。聞いたこともないタイトルだ。名画のリバイバル……じゃない。どっちのポスターにも『成人映画』と小さく書いてある。
「2枚」
 大人とか学生とかは言わないで先生が切符を買って。入ろうとしたら、切符売り場の横の窓口が開いて、若い男の人が顔を出した。僕をじろじろ眺める。
「そっちのお兄ちゃんは?」
「俺の連れだが」
「ふうん……商売は御法度だからね。客引きもだぜ」
「可愛い恋人に、そんな真似はさせないさ」
 先生も相手に合わせて、言葉づかいが若っぽく崩れてる。てことよりも――恋人だってさ。もちろん、世を忍ぶ仮の姿だけど。胸キュンしちゃうよ。
 それ以上のトラブルはなくて館内に入ったんだけど。狭い。横並びに5席で8列。40人で満席。なのに、がら空き。前のほうに5人、中段にぱらぱらと6人以上10人未満。最後列に2人と2人。全員が男の人みたい。
 僕と先生は――席に座らずに、後ろの通路に立った。>>>>>
 先生がショルダーバッグから小さな手提げ籠をふたつ取り出して、僕に持たせるんじゃなくて手首に通した。
 先生の(小声の)命令で、最後部の座席からすこし離れて平行に設けられている手すりの下に頭を突っ込んで、両手はいっぱいに広げて手すりを握った。なんだか、いやな予感。両足を広げて、手すりの支柱に外側から足を絡める。調教部屋でハードルにハリツケにされたのと同じ格好。
「絶対に手足を動かすな。ひと言もしゃべるな」
 さっきとは違って、近くの人に聞こえる声だった。最後列に座っている4人が振り返った。僕のアクロバチックなポーズを見て、驚いた顔をした。先生と僕を見比べて。目顔で尋ねて、納得した容易にうなずいた人もいた。
 先生は小さな四角いパッケージをいくつも取り出して、右の手提げ籠に入れる。そして、また大きな声で。
「前でも後ろでも、必ず使ってくださいよ」
 まん中へんに座っていた人たちまで振り返った。
 そして、先生は……外へ出て行った。
 とたんに。ざわっと人が動きだした。最前列に座っていた4人のうち2人と、中段にいた人たちの半数くらいとが、僕を取り囲んだ。最後列の4人は席に座ったまま、じっと僕を眺めている。
「声を出しちゃいけないんだったね」
 耳元に熱い息をはきかけられた。ホットパンツのボタンをはずされて――ももの途中までずり下ろされた。開脚しているから、そこに引っ掛かって止まる。
「手足も動かしちゃいけないんだね」
 僕は上体を倒して、お尻を後ろに突き出した姿勢。その無防備なお尻を、ぞろっとなでられた。
 僕がほんとうに無言で無抵抗なのを見て、何本もの手が伸びてきた。お尻をなでられ、粗チンを握られる。ランニングシャツもたくし上げられて、胸をもまれた――と言いたいところだけど、女の子じゃあるまいし。乳首をつままれたり爪でくすぐられたり。
「ん……くふっ……」
 声が漏れちゃったけど、しゃべってるんじゃないから、先生の命令には反していないよね。
 もう、僕には先生の目論見が分かっている。この人たちのことも、だいぶん分かってきた。だって、スクリーンに映っているのは――全裸の若い男性がふたりでレスリングをしているところ。それも、寝技で関節技を掛けあっている。股間にはボカシがはいっているけど、ボカシの大きさから勃起しているのが推測できる。
「毛も生えていないガキのくせに……末恐ろしいな。いや、彼氏が鬼畜なのか」
 アヌスに指を突き立てられた。まったく潤滑されてないので、痛い。けど、こねくられてるうちに痛みが薄れてきた。
「へ……掘じられて濡らしてやがる。たっぷり仕込まれてるようだな。遠慮していては、かえって可哀そうというものだな」
 最初にお尻をなでた人が、手提げ籠からパッケージをつまみ出した。中身は、もちろんコンドーム。先生の知り合いなら大丈夫だろうけど、不特定多数だと性病の心配もあるから――だよね。「俺の可愛い薫をもっと虐めてやりたいが、どこの馬の骨とも知れんやつに好き勝手させるのはいやだ。たとえ薄いゴム膜1枚でも隔てていれば、ガラス越しのキスと同じでノーカンだ」なんてふうに考えてくれてるんだったら、すごくうれしいけど。
 あ……腰をつまかれて、アヌスに太くて硬いのが押しつけられた。
「はああ、はああ……」
 口を開けて深呼吸して、挿入に備えた。
 にゅぬるううっと……熱い感覚が押し入ってくる。意外と痛くない。コンドームの表面にはゼリーが塗ってあるそうだから、そのおかげかな。
 手すりをくぐって、目の前にも男の人が立った。ズボンとパンツを下げて――勃起の先端に丸いゴムの膜を密着させて、するすると巻き下げた。へええ、こうやって装着するんだ。薄暗いから、着けているのが分からないくらい生っぽい。
 唇に突きつけられたので、素直に怒張をくわえた。
(どうしようかな?)
 ちょっと迷ったけど、積極的にフェラチオを始めた。縛られてるわけじゃないのに、先生の命令を守ってハリツケの姿勢を保っている。つまり、自発的にHでマゾなことをしている。積極的にフェラチオをするほうが自然だよね。
 そうやって、後ろから突かれて前をくわえてしゃぶってると。
「んむ゙……?」
 3人目の人が前にしゃがみこんで、僕の勃起にコンドームをかぶせた。そして、くわえてくれた。フェラチオをしながらされているなんて……されてても、その男の人を責めているんじゃない。やっぱり、ぼくのほうが責められてる。
 この人、芳比呂お兄さんよりもアヤネさんよりも上手だ。音を立ててバキュームとかはしないのに、舌と歯と唇とで、亀頭も根元も同時に、うねうねぐにょぐにょ刺激する。
「うああ……もぼお」
 口を開けて叫びかけて、ペニスを喉元まで突き挿れられて声を封じられた。ほお張られたまま、びょくびゅくびゅくっと射精してしまった。
 しゃがみ込んでいた人が、コンドームを抜き取って根元を結んだ。コンドームの先っぽには小さな突起があって、そこに精液が溜まるようになっている(と、初めて知った)けど、白濁はそこからあふれている。
「こっちに入れろということなんだろう?」
 破ったパッケージと使用済みのコンドームを、左の空篭に入れた。さらに財布を取り出して、千円札を1枚入れた。
 その人は服装を整えて、最後列の席の端っこに座った。自分は(すくなくともすぐには)射精せずに、僕が犯されるのを見物するつもりらしい。
 僕は射精しちゃったけど――なぜか、Hでマゾな気分が続いてる。ので、フェラチオを続ける。アヌスを犯されるのも、あまり嫌にならない。ていうか。前にも後ろにも順番待ちの列ができてるから、まだまだ頑張らないといけないと、自分を鼓舞してる?
 やっぱり、僕の未熟なフェラテクは、なかなか射精まで導けなくて。アヌスを貫いてる人がラチを明けるとガンガン腰を使い始めて、結局はフェラマチオになっちゃった。その間にも、アヌスは2本目を受け挿れている。コンドームって、穴の掃除(露骨すぎるね)が要らないから、回転が早い。
 1本目の人も使用済みのコンドームと何枚かの紙幣を籠に入れてくれた。ので、以下同文になっちゃった。
 レスリングの試合が69スタイルの手コキ合戦になって、勝負がつく前に、映画の観客のうち3人を除く全員がラチを明けてしまった。そのうちの1人は、最初に僕をフェラチオしてくれた人。あとの2人は、貞操堅固なカップルらしくて、それでもスクリーンとは反対方向を見ていたけどね。
 僕自身は、短い時間で3発も発射させられた。2発目もコンドーム越のヘラチオだったけど、3発目は強引な手コキ。コンドームを裏返して装着されて、ゼリーのぬるぬるした感触に助けられて、それでも、発射したのは他の人たちがみんな席に戻ってからだった。
 その人が、僕の服装を直してくれて。
 先生が戻ってきたのは、映画が終わって館内が明るくなってから。でも、姿勢を戻してもいいとは言ってくれない。
 窓口の人(だと思う)がピンセットの親玉みたいな道具を持って現われて、通路や座席の間に落ちているゴミを拾ってまわる。次の上映を待っている観客のそばには近づかない。僕たちのことも、不機嫌そうににらみつけて(ちゃんと服を着ているんだから、どんなポーズだろうと文句はつけにくいよね)出て行こうとしたんだけど。
「すまない。ゴミを頼むよ」
 先生が手招きした。差し出された大きなビニール袋の上で、左の手提げ籠をひっくり返した。使用済みのコンドームと、何十枚もの紙幣が落ちる。
 窓口の人は、「はへ?」といった鳩豆鉄砲になった。
「商売はしない約束だったからね」
「え、いや……これはどうも、恐れ入ります」
 仏頂面が、コビコビ笑顔になった。そりゃ、そうだよね。全部が千円札としても万単位だもの。
「マゾ奴隷の正装になって、ギロチンを続けろ」
 僕が服を脱ぎ始めると、窓口の人はなにも言わずに外へ出て行った。
 僕は元のアクロバティックな姿勢に戻って、右の手提げ籠には大量のコンドームが補充された。左の篭には、ひとつだけ取ってあった使用済みコンドームと、3枚の千円札が戻された。そして、僕はそのまま放置される。
 最初からいた観客の大半は、そのまま居残って。新しく入館してきた人は、僕の姿を見て驚くし、声を掛けてくる人もいた。
「ちょっと危ないんじゃないか?」
「まさか、ひとりじゃないだろ?」
「3千円が相場?」
「劇場公認……なのかい?」
 僕は先生の言いつけを守って沈黙。
「けっ。愛想のないガキだな」
 あきれて立ち去った人もいたけど、座った席は僕の近くだった。
 最初より大きな人垣ができて――照明が暗くなって映画が始まると同時に、コンドームが次々と使われていった。フェラチオと手コキもされたけど、さすがに短時間で4発目は無理だった。肉体的な反応は起きなくても……僕のHマゾ気分は続いてた。
 2本目の映画も終わって、長時間の不自然な姿勢で身体じゅうがきしんでいたけど、僕は充実した気分で、先生に映画館から連れ出された。たくさんのアナルセックスとフェラマチオを堪能したからじゃなくて、最後まで先生の命令を守れたから。
 調教マンションに連れ帰ってもらってから、ご褒美として2リットルの30分と、先生の上での100回スクワットはきつかったけど。明日は学校だから痕が残るのはまずいので、ふわふわ手錠とバラムチ30発だけでは、物足りなかったけど。
 何日も縄やムチの痕が残るようなハードな調教は、夏休みまで待たなくちゃならないのかな。

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ホットパンツ少年

 筆者の場合、ヒロインとして使う少年はU15ですね。それも、U12寄り。精通前後になります。
 ということで、こういうアイキャッチになるのです。


 現在のシフトでは1人勤務で散歩と居眠りが半々の場合が多いので。
 OFFICEインストール済みのサブノートパソコンを1万ちょいでポチりました。勤務先でも、チマチマ書き進める予定です。
 2月に執筆開始して、すでに4月も半ば。いい加減にTake the Kick(蹴りをつける)したいものです。
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