創作メモ:くノ一/くノ半/くノ十/くノ米

 クノイチとカタカナ表記される場合もありますが、本来は「くノ一」です。言うまでもなく「女」の文字を分解した、忍術業界(?)の用語です。
 『サイボーグ009』から作者が派生させたアダルト版で『009ノ一』なんてのもありましたね。


 さて。Zero Sum Short Stories は、現代国外/時代劇/現代国外/時代劇/現代日本と、舞台を順繰りさせています。今は7本目の『売姫三日晒』まで書いて、その次が『An Asassine Arrested』と決めていますが(変更するかもしれませんが)、その次に予定していなくもないのが『くノ半試し』です。
 里で一通りの修業を終えた少女忍者が、いよいよ実戦に投入されます。実際には、使い物になるかどうかの卒業試験です。というのを、少女は知らされていません。で、まあ。最初から仕組まれていますから、シッジミ(アッサリよりちょろい)捕まって、延々と拷問されるという、ストーリイはあってもなくても構わない、エロリョナ拷問がテーマでありモチーフでありプロットでもある短編です。
 半人前の『くノ一』ですから『くノ半』です。
 敵将の側室として潜入している先輩を庇って、殺されても口を割らない。実際には何度も「死ぬ死ぬ……!」ですが。
 ううむ。7月下旬に納入したPIXIVリクエスト『逝かされても口は割らない』にかぶります。このタイトルよりは「ロリくのいち」のほうがドンピシャで語呂も良いのですが、戦国時代に使われる言葉としては、ロリもポリも不適切です。閑話休題。

 で、まあ。ふと数学的に外挿して見たのです。
 1/2,1,……10なんて、どうでしょうか。文字にすると『女』に『|』を突っ込む形になります。横棒がダブりますが無視。
 で、ふと思い出したのが。ドグマ製作の『串刺し拷問』シリーズです。

くの米

 実にこれは――『くノ米』ともいうべき形です。文字のほうが棒が多すぎますが。
 いや、この拷問はよく考えられてますね。
 足を踏ん張っていないと上半身が沈んできて、膣奥まで突き刺されます。ずっと同じ力で踏ん張るのは難しいですから、自然と力が抜けてきて、膣奥を突かれてあわてて足に力を入れて。まっすぐ下へ踏ん張るのも難しいので、結果としてブランコを漕ぐみたいになって、膣を前後にこねくられます。
 どうせ、先端は十分に丸くしてあるんでしょうから、スタッフが見張っていれば安全は確保できるでしょう。
 しかし、先を尖らせておいて放置すれば、残虐な処刑になります。
 この映像/画像を見たとき、なんで思いつかなかったんだろうと、自分の不明を愧じました。
 全部の作品を買ったわけではないですから断定しませんが、この拷問は冒頭だけです。串刺し磔に掛けるプロセスも、突っ込む棒の詳細も描写されていません。あまりやらかすとプラチナ(白金)になるのですかね。犯すシーンとかはどうでもいいですから、最初から最後までこのシーンにしてほしかった。と愚痴りましたが、さんざんG線上のアレヤコレヤさせていただきました。

 いずれ、この串刺し拷問は登場させてやろうと腰タンタンと打ちつけています。『くノ半試し』で使う降参大です。


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