Progress Report 3:『特別娼学性奴』
いやはや、困ったものです。まだ零落(Subsidence)して1か月も経たないというのに、240枚です。後半でいつものように加速したりワープするかもしれませんが、予定しているエピソードをきっちり書き込んでいくと500枚を超えるかもです。
しかも。これだけS尽くしなのに、基本的なServiceが無いのはおかしいと。性奴隷としての初仕事、学年末成績上位者との「デート」を予定していますから、これぞServiceです。それと、赤点(強制ゼロ点)の補習と。でも、膝の上に座らせてモミモミモギュモギュだけでは弱いな――ということで、女教師による保健衛生の補習も追加。レズ奉仕です。尺が伸びる一方です。
まあ、学校でのアレコレは、大昔からドツボでした。『奴隷留学』とか『淫海教育』とか。小昔でも『鞭と縄の体育補習』がありますし。
妄想竹が暴走竹になってきました。
ということで。今回はSuppression(抑圧)です。縄は登場しませんが、予定調和のツインテ利用後ろ手縛りです。
アイリスちゃんは、屈辱に胸をねじられたり、クリに奔った細い稲妻が腰の奥で疼いている屈辱と合体したり。本人は、あくまで不快だと主張しています。小さな水(こういう表現ならfc2に引っ掛からないよね?)ではない粘っこい体液の分泌に戸惑ったり。
今の予定では。肉体的な性感を教え込まれても虚しさが募ったりして、精神的な要素(屈辱)と止揚されてこそ充足を得られるのだと――さて、どこで悟らせるか。未定です。
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Suppression
七月になって早々に、わたくしは誕生日を迎えました。誰からも祝福されることのない誕生日でした。
性奴隷などという惨めな肩書ですが、そんなにわいせつな悪戯はされずに済んでいます。やはり、男子生徒は女子の目を恐れています。耳もです。
すれ違いざまにお尻をなでるどころか、追い抜きながら胸元に手を入れてきたり、はなはだしいのは正面に立ちはだかって股間をまさぐる男子までいましたが、じきに少なくなりました。わたくしが黙っていなかったからです。いえ、抵抗したのではありません。
「今、お尻を触りましたね。先に、触らせろと命令してください」
大声でそんなことを言われては、退散するしかないでしょ?
ただ。わたくしの機転では切り抜けられない困難に直面したことがありました。特別奨学生徒は、言いつけられた雑用もこなさなければなりません。普段(こんな日々が普段になってはたまりませんけれど)は、こきつかわれることもありません。寮の自室以外は専門の業者が掃除しますし、洗濯してくれるハウスメイドも居ます。まさか、代わりにノートを取ってくれなんていう生徒はいません。
それでも、寮に忘れ物をしたから大急ぎで取って来いとかいうのはあります。そのときが、それでした。ところが、校舎を出たところで、Y11の男子生徒に呼び止められました。同じような依頼、いえ命令でした。男子寮と女子寮は正反対の方角です。二つの命令を同時には果たせません。事情を説明しても、彼はこっちを優先しろと主張します。全国統一試験を控えているぼくのほうが忙しいのだし、上級生なのだし、男だから――と。
言い争う(ことを、わたくしが許されていたとしても)時間が惜しかったので、彼の命令を先に片付けました。当然ですが、最初の命令を果たしたときは授業が始まっていて、無駄足になってしまいました。彼女は怒り狂って――授業の後で受けた罰は、スカートをまくってお尻をたたかれるよりも生ぬるいものでしたけれど。
放課後すぐに、わたくしは校長に訴えました。悪意を持って、こんな両立不可能な命令を出されたら、対抗のしようがありません。
校長の返事は単純明快で、とうてい受け容れられるものではありませんでした。
「どちらか一方の命令にだけ従えばよろしい」
当然ですが、続きがありました。
「それから、もう一方の命令に従わなかった罰をうけるのです」
礼儀正しく辞去の挨拶をして校長室を出てからも、わたくしの肩は怒りに震えていました。
幸いに二律背反の命令は、今までのところ、その一回きりです。男子生徒からの性的な悪戯も、一日に数回だけだし、ほとんど一瞬です。
むしろ、女子生徒からの嫌がらせが多いくらいですが、ほとんどが面と向かっての嫌味ですから、心を強く持っていれば、へっちゃらです。
むしろ、わたくしたちと接する機会のある使用人たちのほうが、だんだん図に乗ってきました。食事を提供するコックは、わたくしとジニアを抱き締めたり何十秒かは堂々と身体を触るようになりました。といっても、被害はもっぱらジニアに集中して、わたくしにはお義理といった扱いでした。ちっとも悔しくはありません。ジニアのほうがグラマーですし、鎖の貞操帯も前を防御していませんものね。
休日だけ出勤するスクールバスの運転手は、バスの運行を始める何時間も前から洗車場のすぐ横に椅子を持ち出して、そこで待機するようになりました。コックと違って身体に触ったりはしませんけれど、水で股間を洗うわたくしとジニアをじっくりと観賞するのです。そして、こちらの被害はわたくしにが受け持つ破目になりました。夕食を終えて小屋へ戻るとすぐに制服を取り上げられ、朝食が始まる直前まで返してもらえなくなったのです。ジニアの発案です。
「もっと、身体をくねらせながら洗うとかしたら、彼は喜んでくれるわよ。チップの一ポンドも張り込んでくれるんじゃないかな。あなた、一文無しなんでしょ」
もちろん、死んだって――もっと現実的な喩えなら、(昼食時には物置小屋に拘束は出来ませんから)朝食と夕食を取り上げられたって、そんなことはしません。
そうこうするうちに、学年末の試験が始まりました。特別奨学生徒になってから、勉学の機会は奪われていたに等しいですが、わたくしには一年分以上の貯金があります。とくに国語やラテン語は、ケアレスミスでも無い限り満点の自信がありました。
ところが。テスト明けの授業で、最初にラテン語のテストが返されたとき、わたくしは目を疑いました。答案用紙には、正解のチェックマークも誤答を指摘する赤線も入っていないのです。それなのに、右肩には二重線のうえに大きくゼロの数字が書かれています。
「採点漏れがあります」
特別奨学生の身分を弁えて、ずいぶんと控えめな言葉で、教師の怠慢を指摘しました。ところが、カビン氏から返って来た言葉は耳を疑うものでした。
「ゼロ点のことかね。マイナスの点は付けられないので、そうしておいたのだ」
採点漏れではなく故意だったのです。
「なぜ、そんなことをなさるのですか?!」
「きみは、チャーリイとジニアがテストで取っていた点数を知っているかね」
大体は知っています。使用人が落第点を取ったりしたら、主人の管理能力を疑われます。二人とも平均点に届いたことはありませんが、落第点を取ったこともありません。
「きみは、今回の全教科がゼロ点でも、嘆かわしいことに平均点をはるかに越えてしまうのです」
分かってきました。チャーリイもジニアも、きちんと(わたくしの父が)学費を納めていた生徒とはいえ、わたくしの使用人でもありました。そんな者が優秀な成績を修めれば、良く思う者は、生徒にも教師にもいないでしょう。まして今は――学園のお情けで養われて(辱しめられての間違いです)いる身です。
それでも。裸の上に超ミニスカートも、女性器に食い込む鎖も、電気も無い物置小屋も、さらし台の机も、乞食のような扱いも、屈辱的な命令への絶対服従も、いやらしく身体を触られることも――すべて甘受するとしても、これだけは我慢出来ません。財産も爵位も青い血さえも関係なく、わたくしの個人としての能力を全否定されるのですから。
「公式に保存される学業記録にまでとは望みません。せめて、この答案用紙には、正当な点数を記入してください」
今の身分を弁えて、ぎりぎりまで譲った要求です。
「思い上がるのも、たいがいにしろ」
怒鳴りつけられました。
「財産と身分を鼻に掛けて、教師までないがしろにしてきたのだから、それを失えばしっぺ返しを食らうのは当然だろうが。三倍返し、いや十倍返しは覚悟しておけ」
授業内容でも道徳的な問題でも、間違っている部分は教師に対してもきっちり指摘してきました。それを曲解して、そんなふうに思っていたなんて……でも、言い返しても、ますます怒らせるだけでしょう。
「そういえば、この授業では、まだおまえに懲罰を与えたことがなかったな。いい機会だ――服を脱げ。制服だけでいいぞ。下着まで脱がすほど、私は無慈悲ではない」
わたくしを除く全員が笑いました。
もう慣れてしまいました。わたくしはき然とした態度で――内心では羞恥にもだえながら、それを押し隠して、制服を脱ぎました。直ちに、わたくしは全裸。正確には、一本の鎖で陰裂を隠しているのか際立たせているのか。
半ば埋もれている乳首を無理矢理に摘ままれて、教壇の中央へ引きずり出されました。これしきのことで、痛いだの恥ずかしいだの、いちいち反応するのは面倒です。私も図太くなったものです。
後ろ向きにされたので、ほっとしていると。腕を背中へ捻じ上げられました。ツインテールのお下げを引っ張られて、それで手首を縛られました。
「やめてください。おっしゃってくだされば、手を後ろで組みます」
問答無用で縛られてしまいました。右手首は左のお下げで、左手首は右のお下げで。左右の手首が肩甲骨の下で交差しました。後ろから見れば、腕はW字形に折れ曲がっているでしょう。
「SSSアイリス……」
くすくす笑いが起きました。
「軍艦みたいだな」
「それはHMS、Her Magesty Shipだよ」
「SSSはナチスの親衛隊だろ」
コホンとせき払いをして、カビン(わたくしにこのような辱めを与えるやつに敬称は不要です)が続けます。
「彼女は、ずいぶんとラテン語が得意のようですから、その実力を見せてもらいましょう」
すでにY7の履修範囲は終えているから授業に差し障りはないと、生徒を安心させてから、わたくしに命じました。
「私は、すべての教師と生徒との如何なる命令にも服従します――これを、ラテン語で黒板に書きなさい」
いちいち翻訳などしなくても、ラテン語が頭に浮かびます。けれど……
「手を自由にしてください」
ケビンは肩をすくめてから、チョークをわたくしの唇に押しつけました。
「これは懲罰です。口にくわえて書きなさい」
一瞬の憤慨と教師への軽蔑。そして、すぐに諦めました。チョークを口にくわえて黒板に向かいます。
「もっと上のほうに書きなさい」
足をそろえて伸ばして、顔を上向けます。髪の毛を下へ引っ張られているので、容易なことです。書くべき言葉も分かっています。
Omnibus magistris et scolaribus mandatis obediam.
顔を動かして文字を書き始めましたが、思うようにチョークが動きません。それに、すごく薄くしか書けません。
「汚い字だね。これで点数をくれというのだからあきれる」
からかいの言葉は無視します。でも、せめて濃く書こうと思って、二度三度となぞりました。
強くかんだせいで、チョークを折ってしまいました。口の中に残った切れ端は、 ひどく苦い味がしました。粉薬と一緒ですね。
「チョークひとつ、まともに持てんのか」
わたくしの口にチョークを突っ込みながら、カビンは半割りオレンジを、もぎゅっとつかみました。この人は、乳房が好みなんでしょう。小さくてごめんなさいね――皮肉です。
「あれ? magesirisだっけ?」
書き終えようとしたとき、誰かが言いました。男子生徒の声ですが、誰なのか分かりませんでした。すでに三年間、一緒に学んできたというのに。
私は後ろへ下がって、書いたところを見直しました。
スペルミスです。magistrisです。
「消して書き直しなさい」
またしても無理難題を言われました。いえ、簡単なことです。黒板消しを使うのは無理難題ですが、黒板の字は簡単に消せます。私は横向きになって背伸びをして、右肩を持ち上げるようにして黒板に押しつけ、前後に動かしました。
文字は――消そうと思った範囲以上に消えてしまいました。チョークの粉が広がって、全体的に白くなっています。もう一度、ずっと慎重に肩を揺すって粉を拭き取りました。それから、消した部分を書き直しました。ずいぶんと手間取りました。
「ふむ。間違ってはいないね。しかし、もっと早く書くようにしなさい」
言葉だけを聞いていると、まともな授業を受けているように錯覚します。
「よろしい。その下に、こう書きなさい――私は決して教師にも生徒にも逆らいません」
これも易しい問題です。書いた言葉が、そのままわたくし自身の宣言になるのだろうという確信さえなければ。でも、どうせ――契約書の内容の言い換えに過ぎません。
Numquam magistros aut discipulos detestor.
今度はスペルミスも格変化の間違いもなく書けました。
「よろしい。次は、こうです――私は従順な性奴隷です。短い文章ですから、右上に書きなさい」
ますます簡単に、そして困難になってきました。わたくしは右へ動いて、また背伸びをして書き始めました。心の動揺が文字にも表われて、今度は自分で間違いに気づきました。
さっきは、高い位置に書いた文字を無理して当てずっぽうに消そうとしたのが失敗の理由です。わたくしは横を向いて、目は黒板の文字を見詰めながら、頬を擦り付けて消しました。
なぜ、こんな道化めいたことをしなければならないのでしょうか。正しく採点してくださいと要求するのは、そんなに罪なのでしょうか。チョークの粉が目に灰って、涙がにじみます。泣いてなんかいませんとも。
書き終えて、その文字を眺めると、ますまづチョークの粉が目に染みます。
Ego sum servus sexus submissi.
「よろしい、次はこうです――私は自分の無毛のマンコが自慢です」
これまでは客観的事実(?)の記述でしたが、これはわたくしの心を直接に踏みにじる語句です。
自慢どころか。有るべき物が有るのを見られるのはじゅうぶんに恥ずかしいのですが、無いのを見られるのがそれ以上に恥ずかしいとは、知りませんでした。
それでも、書かなければならないのです。
Ego cor meum genitalia feminina glaber.
マンコに相当する下品な単語なんて知らないので、女性器と上品(ではないかも知れませんが、正しい医学用語です)に表現しました。
からかわれるのも覚悟していましたが、カビンは寄り道をせず、最初に定めていた(のだと思います)コースを進みました。
「よろしい。では、最後にこう書くのです――私は淫乱なビッチです」
もう、チョークの粉が目に入ることもなくなりました。
二行の文章の下に書こうとして、腰をかがめました。ぴりぴりっと、陰核に小さな稲妻が走りました。
「あっ……?!」
わずかな刺激だったのに、腰全体に雷鳴がとどろいたような感じになりました。屈辱にまみれていたことろへの不意打ちで、心の準備が出来ていなかったせいでしょう。
わたくしは(可能な限り)気取られないように素早く体勢を立て直して、淡々と書き進めます。けれど、文字には内心が表われてしまいます。震えて、スペルミスだらけで……
間違ったところを消そうとしたら、止められました。
「もっとピンポイントで消しなさい」
「……?!」
意味が分かりませんでした。
「鉛筆の尻に付いているのと同じ消しゴムを、きみは二つも持っているではないですか。それを使いなさい」
言いながら、わたくしの胸元を指差しました。
理解せざるを得ません。でも、わたくしの乳首は半ば埋もれ……意識すると、途端に硬くしこって、飛び出してきました。それは、近くに立っているカビンにも見えたのです。
「何を期待して乳首を立てているんだね、この淫乱娘は」
命令は含まれていませんから、雑言は無視して、黒板と向かい合いました。書いていたときよりも腰が高い位置に来ますから、刺激が少し減って楽になりました。物足りないなんて、これっぽっちも思いません。
下目遣いに文字を見ながら乳首を近づけて。黒板に軽く押しつけると、ひんやり心地好いです。上体を慎重に動かして、乳首でチョークをこすり取ります。無数の細い稲妻が乳首から乳房の奥まで飛び散りました。かろうじて声は押さえましたが、身体がびくんっと跳ねるのまでは、どうしようもありませんでした。
体勢を立て直して。乳首を消しゴムにして、間違えた文字を消していきます。ぴりぴりぴりっと、立て続けに細い稲妻が走ります。今度は予期していたので、平気ではないけれど、耐えられます。
電撃を心地好いと思う人はいないでしょう。でも、これは本当の電撃ではなくて……心地好くはないけれど、乳房全体がうずいて、腰の奥に奇妙なうねりを感じます。いつまでも続けていたくなります。
でも、しつこくは続けません。消したい文字を消し終わると、少し深く腰をかがめて、文字を書き直しました。
書き終わって足を伸ばすと、陰裂からにじみ出た体液で腿がぬれているのが分かりました。
書いた文字をあらためて眺めると、そんなに屈辱的な文章でもありません。
Ego sum nymphomanis femina canis.
nymphomanisという形容詞は妖精(nymph)が語源ですから幻想的です。ビッチは雌犬(femina canis)のことですが、侮蔑のニュアンスが――ラテン語にあるかどうかは知りません。
わたくしが書き終えて、カビンが何か言いかけたとき、終業のチャイムが鳴り始めました。思っていたよりも時間が経過していました。
「アイリス。放課後、私の部屋へ来なさい。落第点を取ったのだから補習です」
どんな補習か、想像がつきます。でも、受けなければならないのです。年間を通じての点数は及第ですが、今のは絶対に無条件に服従しなければならない命令だからです。
「誰か、アイリスの髪をほどいてやってください」
そう言って、カビンは教室から出て行きました。生徒も、次の教室へと移動します。わたくしの手首を縛っている髪の毛をほどいてくれる親切な人は――ひとりだけ居ました。
最後まで教室に残っていたオッター・デアリングが、なぜかそっぽを向きながら近づいてきて。
「すぐ、ほどくから――身体に手が触れたらごめんね」
まるで普通の女の子に断わるみたいな物言いをして、わたくしの後ろへ回り込むと、ちっとも身体には手を触れずにほどいてくれたのです。
こういうときは、きちんとお礼を言うべきなのかしら。だとすると、どんなふうに言えば良いのだろうとためらっているうちに、彼はそそくさと立ち去ったのです。
わたくしがためらったのは。触り放題虐め放題の性奴隷としては、ひざまずいて、なんだったら彼の靴にキスでもしなくてはいけないかしらと、一割くらいは本気で考えたからです。それとも、子爵令嬢としてなら、軽くうなずいて一言だけが適切かしらと、こちらは二割くらい本気でした。残りの七割は、単純に戸惑っていました。
男子は、全員がわたくしの崇拝者か僕(しもべ)か、少なくともファンでしたけれど、彼は特に熱心な崇拝者であり僕でした。四月のキャティ・ストックとのいさかいのときも、彼はチャーリイ以上の献身をしてくれました。
もしかすると、今もまだ、わたくしを崇拝しているのでしょうか。首輪をはめられ、鎖で女性器を虐められ、下着さえ与えられずに超ミニの制服一枚を着せられて、屈辱の文字を書かれたボロ靴を履かされている、このわたくしの中に、彼には青い血が見えているのでしょうか。
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最後に出てくるオットー君は、Spitefulで登場した親衛隊員です。頑張って、見事デート権を獲得して。下着をプレゼントしたり、ポッキーゲームでキスしたりと。純愛可憐一直線。ああ、その前日にはもう一人の親衛隊員であるハーディ君およびその先輩たちと、楽しくガチレス(CACC)をやらされて痛めつけられているので、なおさらオママゴトデートが心に沁みるのです。
まあ。オットー君はデートの後で「下着をつけてたら叱られるんじゃないのか」なんて言って臭い付き染み付きを回収しますから、そうそう純情でもないかな。
しかも。これだけS尽くしなのに、基本的なServiceが無いのはおかしいと。性奴隷としての初仕事、学年末成績上位者との「デート」を予定していますから、これぞServiceです。それと、赤点(強制ゼロ点)の補習と。でも、膝の上に座らせてモミモミモギュモギュだけでは弱いな――ということで、女教師による保健衛生の補習も追加。レズ奉仕です。尺が伸びる一方です。
まあ、学校でのアレコレは、大昔からドツボでした。『奴隷留学』とか『淫海教育』とか。小昔でも『鞭と縄の体育補習』がありますし。
妄想竹が暴走竹になってきました。
ということで。今回はSuppression(抑圧)です。縄は登場しませんが、予定調和のツインテ利用後ろ手縛りです。
アイリスちゃんは、屈辱に胸をねじられたり、クリに奔った細い稲妻が腰の奥で疼いている屈辱と合体したり。本人は、あくまで不快だと主張しています。小さな水(こういう表現ならfc2に引っ掛からないよね?)ではない粘っこい体液の分泌に戸惑ったり。
今の予定では。肉体的な性感を教え込まれても虚しさが募ったりして、精神的な要素(屈辱)と止揚されてこそ充足を得られるのだと――さて、どこで悟らせるか。未定です。
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Suppression
七月になって早々に、わたくしは誕生日を迎えました。誰からも祝福されることのない誕生日でした。
性奴隷などという惨めな肩書ですが、そんなにわいせつな悪戯はされずに済んでいます。やはり、男子生徒は女子の目を恐れています。耳もです。
すれ違いざまにお尻をなでるどころか、追い抜きながら胸元に手を入れてきたり、はなはだしいのは正面に立ちはだかって股間をまさぐる男子までいましたが、じきに少なくなりました。わたくしが黙っていなかったからです。いえ、抵抗したのではありません。
「今、お尻を触りましたね。先に、触らせろと命令してください」
大声でそんなことを言われては、退散するしかないでしょ?
ただ。わたくしの機転では切り抜けられない困難に直面したことがありました。特別奨学生徒は、言いつけられた雑用もこなさなければなりません。普段(こんな日々が普段になってはたまりませんけれど)は、こきつかわれることもありません。寮の自室以外は専門の業者が掃除しますし、洗濯してくれるハウスメイドも居ます。まさか、代わりにノートを取ってくれなんていう生徒はいません。
それでも、寮に忘れ物をしたから大急ぎで取って来いとかいうのはあります。そのときが、それでした。ところが、校舎を出たところで、Y11の男子生徒に呼び止められました。同じような依頼、いえ命令でした。男子寮と女子寮は正反対の方角です。二つの命令を同時には果たせません。事情を説明しても、彼はこっちを優先しろと主張します。全国統一試験を控えているぼくのほうが忙しいのだし、上級生なのだし、男だから――と。
言い争う(ことを、わたくしが許されていたとしても)時間が惜しかったので、彼の命令を先に片付けました。当然ですが、最初の命令を果たしたときは授業が始まっていて、無駄足になってしまいました。彼女は怒り狂って――授業の後で受けた罰は、スカートをまくってお尻をたたかれるよりも生ぬるいものでしたけれど。
放課後すぐに、わたくしは校長に訴えました。悪意を持って、こんな両立不可能な命令を出されたら、対抗のしようがありません。
校長の返事は単純明快で、とうてい受け容れられるものではありませんでした。
「どちらか一方の命令にだけ従えばよろしい」
当然ですが、続きがありました。
「それから、もう一方の命令に従わなかった罰をうけるのです」
礼儀正しく辞去の挨拶をして校長室を出てからも、わたくしの肩は怒りに震えていました。
幸いに二律背反の命令は、今までのところ、その一回きりです。男子生徒からの性的な悪戯も、一日に数回だけだし、ほとんど一瞬です。
むしろ、女子生徒からの嫌がらせが多いくらいですが、ほとんどが面と向かっての嫌味ですから、心を強く持っていれば、へっちゃらです。
むしろ、わたくしたちと接する機会のある使用人たちのほうが、だんだん図に乗ってきました。食事を提供するコックは、わたくしとジニアを抱き締めたり何十秒かは堂々と身体を触るようになりました。といっても、被害はもっぱらジニアに集中して、わたくしにはお義理といった扱いでした。ちっとも悔しくはありません。ジニアのほうがグラマーですし、鎖の貞操帯も前を防御していませんものね。
休日だけ出勤するスクールバスの運転手は、バスの運行を始める何時間も前から洗車場のすぐ横に椅子を持ち出して、そこで待機するようになりました。コックと違って身体に触ったりはしませんけれど、水で股間を洗うわたくしとジニアをじっくりと観賞するのです。そして、こちらの被害はわたくしにが受け持つ破目になりました。夕食を終えて小屋へ戻るとすぐに制服を取り上げられ、朝食が始まる直前まで返してもらえなくなったのです。ジニアの発案です。
「もっと、身体をくねらせながら洗うとかしたら、彼は喜んでくれるわよ。チップの一ポンドも張り込んでくれるんじゃないかな。あなた、一文無しなんでしょ」
もちろん、死んだって――もっと現実的な喩えなら、(昼食時には物置小屋に拘束は出来ませんから)朝食と夕食を取り上げられたって、そんなことはしません。
そうこうするうちに、学年末の試験が始まりました。特別奨学生徒になってから、勉学の機会は奪われていたに等しいですが、わたくしには一年分以上の貯金があります。とくに国語やラテン語は、ケアレスミスでも無い限り満点の自信がありました。
ところが。テスト明けの授業で、最初にラテン語のテストが返されたとき、わたくしは目を疑いました。答案用紙には、正解のチェックマークも誤答を指摘する赤線も入っていないのです。それなのに、右肩には二重線のうえに大きくゼロの数字が書かれています。
「採点漏れがあります」
特別奨学生の身分を弁えて、ずいぶんと控えめな言葉で、教師の怠慢を指摘しました。ところが、カビン氏から返って来た言葉は耳を疑うものでした。
「ゼロ点のことかね。マイナスの点は付けられないので、そうしておいたのだ」
採点漏れではなく故意だったのです。
「なぜ、そんなことをなさるのですか?!」
「きみは、チャーリイとジニアがテストで取っていた点数を知っているかね」
大体は知っています。使用人が落第点を取ったりしたら、主人の管理能力を疑われます。二人とも平均点に届いたことはありませんが、落第点を取ったこともありません。
「きみは、今回の全教科がゼロ点でも、嘆かわしいことに平均点をはるかに越えてしまうのです」
分かってきました。チャーリイもジニアも、きちんと(わたくしの父が)学費を納めていた生徒とはいえ、わたくしの使用人でもありました。そんな者が優秀な成績を修めれば、良く思う者は、生徒にも教師にもいないでしょう。まして今は――学園のお情けで養われて(辱しめられての間違いです)いる身です。
それでも。裸の上に超ミニスカートも、女性器に食い込む鎖も、電気も無い物置小屋も、さらし台の机も、乞食のような扱いも、屈辱的な命令への絶対服従も、いやらしく身体を触られることも――すべて甘受するとしても、これだけは我慢出来ません。財産も爵位も青い血さえも関係なく、わたくしの個人としての能力を全否定されるのですから。
「公式に保存される学業記録にまでとは望みません。せめて、この答案用紙には、正当な点数を記入してください」
今の身分を弁えて、ぎりぎりまで譲った要求です。
「思い上がるのも、たいがいにしろ」
怒鳴りつけられました。
「財産と身分を鼻に掛けて、教師までないがしろにしてきたのだから、それを失えばしっぺ返しを食らうのは当然だろうが。三倍返し、いや十倍返しは覚悟しておけ」
授業内容でも道徳的な問題でも、間違っている部分は教師に対してもきっちり指摘してきました。それを曲解して、そんなふうに思っていたなんて……でも、言い返しても、ますます怒らせるだけでしょう。
「そういえば、この授業では、まだおまえに懲罰を与えたことがなかったな。いい機会だ――服を脱げ。制服だけでいいぞ。下着まで脱がすほど、私は無慈悲ではない」
わたくしを除く全員が笑いました。
もう慣れてしまいました。わたくしはき然とした態度で――内心では羞恥にもだえながら、それを押し隠して、制服を脱ぎました。直ちに、わたくしは全裸。正確には、一本の鎖で陰裂を隠しているのか際立たせているのか。
半ば埋もれている乳首を無理矢理に摘ままれて、教壇の中央へ引きずり出されました。これしきのことで、痛いだの恥ずかしいだの、いちいち反応するのは面倒です。私も図太くなったものです。
後ろ向きにされたので、ほっとしていると。腕を背中へ捻じ上げられました。ツインテールのお下げを引っ張られて、それで手首を縛られました。
「やめてください。おっしゃってくだされば、手を後ろで組みます」
問答無用で縛られてしまいました。右手首は左のお下げで、左手首は右のお下げで。左右の手首が肩甲骨の下で交差しました。後ろから見れば、腕はW字形に折れ曲がっているでしょう。
「SSSアイリス……」
くすくす笑いが起きました。
「軍艦みたいだな」
「それはHMS、Her Magesty Shipだよ」
「SSSはナチスの親衛隊だろ」
コホンとせき払いをして、カビン(わたくしにこのような辱めを与えるやつに敬称は不要です)が続けます。
「彼女は、ずいぶんとラテン語が得意のようですから、その実力を見せてもらいましょう」
すでにY7の履修範囲は終えているから授業に差し障りはないと、生徒を安心させてから、わたくしに命じました。
「私は、すべての教師と生徒との如何なる命令にも服従します――これを、ラテン語で黒板に書きなさい」
いちいち翻訳などしなくても、ラテン語が頭に浮かびます。けれど……
「手を自由にしてください」
ケビンは肩をすくめてから、チョークをわたくしの唇に押しつけました。
「これは懲罰です。口にくわえて書きなさい」
一瞬の憤慨と教師への軽蔑。そして、すぐに諦めました。チョークを口にくわえて黒板に向かいます。
「もっと上のほうに書きなさい」
足をそろえて伸ばして、顔を上向けます。髪の毛を下へ引っ張られているので、容易なことです。書くべき言葉も分かっています。
Omnibus magistris et scolaribus mandatis obediam.
顔を動かして文字を書き始めましたが、思うようにチョークが動きません。それに、すごく薄くしか書けません。
「汚い字だね。これで点数をくれというのだからあきれる」
からかいの言葉は無視します。でも、せめて濃く書こうと思って、二度三度となぞりました。
強くかんだせいで、チョークを折ってしまいました。口の中に残った切れ端は、 ひどく苦い味がしました。粉薬と一緒ですね。
「チョークひとつ、まともに持てんのか」
わたくしの口にチョークを突っ込みながら、カビンは半割りオレンジを、もぎゅっとつかみました。この人は、乳房が好みなんでしょう。小さくてごめんなさいね――皮肉です。
「あれ? magesirisだっけ?」
書き終えようとしたとき、誰かが言いました。男子生徒の声ですが、誰なのか分かりませんでした。すでに三年間、一緒に学んできたというのに。
私は後ろへ下がって、書いたところを見直しました。
スペルミスです。magistrisです。
「消して書き直しなさい」
またしても無理難題を言われました。いえ、簡単なことです。黒板消しを使うのは無理難題ですが、黒板の字は簡単に消せます。私は横向きになって背伸びをして、右肩を持ち上げるようにして黒板に押しつけ、前後に動かしました。
文字は――消そうと思った範囲以上に消えてしまいました。チョークの粉が広がって、全体的に白くなっています。もう一度、ずっと慎重に肩を揺すって粉を拭き取りました。それから、消した部分を書き直しました。ずいぶんと手間取りました。
「ふむ。間違ってはいないね。しかし、もっと早く書くようにしなさい」
言葉だけを聞いていると、まともな授業を受けているように錯覚します。
「よろしい。その下に、こう書きなさい――私は決して教師にも生徒にも逆らいません」
これも易しい問題です。書いた言葉が、そのままわたくし自身の宣言になるのだろうという確信さえなければ。でも、どうせ――契約書の内容の言い換えに過ぎません。
Numquam magistros aut discipulos detestor.
今度はスペルミスも格変化の間違いもなく書けました。
「よろしい。次は、こうです――私は従順な性奴隷です。短い文章ですから、右上に書きなさい」
ますます簡単に、そして困難になってきました。わたくしは右へ動いて、また背伸びをして書き始めました。心の動揺が文字にも表われて、今度は自分で間違いに気づきました。
さっきは、高い位置に書いた文字を無理して当てずっぽうに消そうとしたのが失敗の理由です。わたくしは横を向いて、目は黒板の文字を見詰めながら、頬を擦り付けて消しました。
なぜ、こんな道化めいたことをしなければならないのでしょうか。正しく採点してくださいと要求するのは、そんなに罪なのでしょうか。チョークの粉が目に灰って、涙がにじみます。泣いてなんかいませんとも。
書き終えて、その文字を眺めると、ますまづチョークの粉が目に染みます。
Ego sum servus sexus submissi.
「よろしい、次はこうです――私は自分の無毛のマンコが自慢です」
これまでは客観的事実(?)の記述でしたが、これはわたくしの心を直接に踏みにじる語句です。
自慢どころか。有るべき物が有るのを見られるのはじゅうぶんに恥ずかしいのですが、無いのを見られるのがそれ以上に恥ずかしいとは、知りませんでした。
それでも、書かなければならないのです。
Ego cor meum genitalia feminina glaber.
マンコに相当する下品な単語なんて知らないので、女性器と上品(ではないかも知れませんが、正しい医学用語です)に表現しました。
からかわれるのも覚悟していましたが、カビンは寄り道をせず、最初に定めていた(のだと思います)コースを進みました。
「よろしい。では、最後にこう書くのです――私は淫乱なビッチです」
もう、チョークの粉が目に入ることもなくなりました。
二行の文章の下に書こうとして、腰をかがめました。ぴりぴりっと、陰核に小さな稲妻が走りました。
「あっ……?!」
わずかな刺激だったのに、腰全体に雷鳴がとどろいたような感じになりました。屈辱にまみれていたことろへの不意打ちで、心の準備が出来ていなかったせいでしょう。
わたくしは(可能な限り)気取られないように素早く体勢を立て直して、淡々と書き進めます。けれど、文字には内心が表われてしまいます。震えて、スペルミスだらけで……
間違ったところを消そうとしたら、止められました。
「もっとピンポイントで消しなさい」
「……?!」
意味が分かりませんでした。
「鉛筆の尻に付いているのと同じ消しゴムを、きみは二つも持っているではないですか。それを使いなさい」
言いながら、わたくしの胸元を指差しました。
理解せざるを得ません。でも、わたくしの乳首は半ば埋もれ……意識すると、途端に硬くしこって、飛び出してきました。それは、近くに立っているカビンにも見えたのです。
「何を期待して乳首を立てているんだね、この淫乱娘は」
命令は含まれていませんから、雑言は無視して、黒板と向かい合いました。書いていたときよりも腰が高い位置に来ますから、刺激が少し減って楽になりました。物足りないなんて、これっぽっちも思いません。
下目遣いに文字を見ながら乳首を近づけて。黒板に軽く押しつけると、ひんやり心地好いです。上体を慎重に動かして、乳首でチョークをこすり取ります。無数の細い稲妻が乳首から乳房の奥まで飛び散りました。かろうじて声は押さえましたが、身体がびくんっと跳ねるのまでは、どうしようもありませんでした。
体勢を立て直して。乳首を消しゴムにして、間違えた文字を消していきます。ぴりぴりぴりっと、立て続けに細い稲妻が走ります。今度は予期していたので、平気ではないけれど、耐えられます。
電撃を心地好いと思う人はいないでしょう。でも、これは本当の電撃ではなくて……心地好くはないけれど、乳房全体がうずいて、腰の奥に奇妙なうねりを感じます。いつまでも続けていたくなります。
でも、しつこくは続けません。消したい文字を消し終わると、少し深く腰をかがめて、文字を書き直しました。
書き終わって足を伸ばすと、陰裂からにじみ出た体液で腿がぬれているのが分かりました。
書いた文字をあらためて眺めると、そんなに屈辱的な文章でもありません。
Ego sum nymphomanis femina canis.
nymphomanisという形容詞は妖精(nymph)が語源ですから幻想的です。ビッチは雌犬(femina canis)のことですが、侮蔑のニュアンスが――ラテン語にあるかどうかは知りません。
わたくしが書き終えて、カビンが何か言いかけたとき、終業のチャイムが鳴り始めました。思っていたよりも時間が経過していました。
「アイリス。放課後、私の部屋へ来なさい。落第点を取ったのだから補習です」
どんな補習か、想像がつきます。でも、受けなければならないのです。年間を通じての点数は及第ですが、今のは絶対に無条件に服従しなければならない命令だからです。
「誰か、アイリスの髪をほどいてやってください」
そう言って、カビンは教室から出て行きました。生徒も、次の教室へと移動します。わたくしの手首を縛っている髪の毛をほどいてくれる親切な人は――ひとりだけ居ました。
最後まで教室に残っていたオッター・デアリングが、なぜかそっぽを向きながら近づいてきて。
「すぐ、ほどくから――身体に手が触れたらごめんね」
まるで普通の女の子に断わるみたいな物言いをして、わたくしの後ろへ回り込むと、ちっとも身体には手を触れずにほどいてくれたのです。
こういうときは、きちんとお礼を言うべきなのかしら。だとすると、どんなふうに言えば良いのだろうとためらっているうちに、彼はそそくさと立ち去ったのです。
わたくしがためらったのは。触り放題虐め放題の性奴隷としては、ひざまずいて、なんだったら彼の靴にキスでもしなくてはいけないかしらと、一割くらいは本気で考えたからです。それとも、子爵令嬢としてなら、軽くうなずいて一言だけが適切かしらと、こちらは二割くらい本気でした。残りの七割は、単純に戸惑っていました。
男子は、全員がわたくしの崇拝者か僕(しもべ)か、少なくともファンでしたけれど、彼は特に熱心な崇拝者であり僕でした。四月のキャティ・ストックとのいさかいのときも、彼はチャーリイ以上の献身をしてくれました。
もしかすると、今もまだ、わたくしを崇拝しているのでしょうか。首輪をはめられ、鎖で女性器を虐められ、下着さえ与えられずに超ミニの制服一枚を着せられて、屈辱の文字を書かれたボロ靴を履かされている、このわたくしの中に、彼には青い血が見えているのでしょうか。
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最後に出てくるオットー君は、Spitefulで登場した親衛隊員です。頑張って、見事デート権を獲得して。下着をプレゼントしたり、ポッキーゲームでキスしたりと。純愛可憐一直線。ああ、その前日にはもう一人の親衛隊員であるハーディ君およびその先輩たちと、楽しくガチレス(CACC)をやらされて痛めつけられているので、なおさらオママゴトデートが心に沁みるのです。
まあ。オットー君はデートの後で「下着をつけてたら叱られるんじゃないのか」なんて言って臭い付き染み付きを回収しますから、そうそう純情でもないかな。
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