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PIXIVで小説のリクエストを募集していますが、新しいのが来ました。
その前に、募集要項です。新規ページで開きます。→
さて、どんなのが来たかというと、これです。↓
----------------------------------------
ストーリイ
→田舎を訪れた男の娘が、土着信仰の清めの儀式として全裸生活を強制される。
時代設定
→現代日本
シチュエーション
→田舎の因習で常時全裸生活を強いられる少年が激しい羞恥に苦悩し、いじめや侮蔑を受けて自尊心や尊厳を奪われていく。
キャラ設定
・少年
一人称:僕。色白黒髪。中学一年生。小柄でなよなよした楊枝(fc2規制による当て字)体型。短小包茎。
内向的だが大人びた性格で強い理性を持っており、羞恥と屈辱でマゾに目覚めながらも
人間らしく服を着て、人としての尊厳を取り戻したいと常に願っている。
昔田舎に住んでいた母が神を雑に扱ったため、儀式の参加を強制される。
人間関係
・神:土着信仰の神。
御神体を蔑ろにした者が女性の場合、その子供が男子なら親子ごと呪うとされる。
解呪法は、清めの儀式として対象者の男子が全裸のまま奴隷のような扱いを村人から一定期間受けること。
・村の子供
何故か女子しかおらず、少年を好きに苛めて良いと許可を出され激しい苛めを行う。
・少女
少年に一人だけ優しくしてくれ、この土地から逃げるよう忠告する。
特定の責めのリクエスト
・少年が自分だけが全裸を強いられることに強い羞恥や屈辱を感じる。
・家に入れてもらえず、動物のように地べたで寝泊まりを強いられる。
竿と袋の根元に金属の輪を嵌められ、逃げ出さないようロープで繋がれる。
・学校に行かせてもらえず、奴隷として裸のまま荷物運びや土木作業など重労働を強いられる。
・村の子供に短小包茎をバカにされ、金属の輪につけられたロープを引っ張られ晒し者として歩く。
急流に突き落とされ溺れるが、股間のロープで引き上げられ、睾丸に体重がかかり激しい痛みに苦しむ。
・毎日のように激しい羞恥や侮蔑を浴びて自尊心や尊厳を傷つけられ続けた結果、
少年は自分の心を守るためにマゾヒズムに縋っていく。
自尊心から快楽に溺れまいとこらえていた強制自慰や愛撫に対して快楽に逆らえず溺れるようになってしまう。快楽に逆らえなくなっても自分だけ裸でいることに常に恥ずかしさを覚え続ける。
・逃げ出した少年が全裸のまま何日も森を彷徨う。
※以下は無視して頂いて問題ありません。
・少女に不思議な空間に匿われる。長い時間が経ち自分が年を取らないのか不思議に思うが少女に手コキされどうでもよくなる。
R-18男の子全裸露出奴隷ショタCFNM
----------------------------------------
まず、総合所見を。
過去には、箸棒なリクエストもありました。その点、このリクエストはそれなりに結構が整っています。が、金魚すくいの出目金な部分も。よほど上手くやらないと紙が破れますわな。
その点、常連のWILL様は、御自分でも書き始めただけあって、リクエスト一読でストーリイが浮かんできます。
いや、しかし。今回のリクエストが『普通』なのでしょう。
実は、太思いついた(エロシーンは、十年来の抱卵)ZSSSJapaneseSamuraiを、着想から記事にしていこうと『Making of 娘女敵討』を仕込み始めていたところだったので、それをこれでやっつけようと。
リクエストを出された方(以下、customer)が、自分でも書いてみたいという野望と書いて無謀と読まれるのでしたら、参考になるかも。筆者の方法論を吸収取捨選択して、その上に独自の感性(妄想)と文体をフルヘッヘンドすれば、穴勝ち竿負けするかもしれません。意味不明。
さて。これまでは「可能なら追加してほしい」というシーケンスも、ほぼすべてぶっ込んできましたが。今回の「以下は無視して~」部分は、まさしく無視します。
これを入れると、まるきり別の小説になってしまいます。
背理法的に、もし採用するとどうなるかを考えます。筆者的には、A:無限ループ、B:フルダイブVR。この2点しか思いつきませんでした。
Aの無限ループは、必然性を見出だせません。
Bは、ぱっと思いついたのが、少年は少女の(タイムシェアリング的に独立した自我を持つ)アバターという設定。少女がショタ好きの妄想マゾで、アバターの受難&マゾ堕ちに自分を重ねて……
伏線は、いろいろ考えられます。小道具でも、スマホだPCだが一切無くて、ダイヤル式黒電話とか……冒頭で「2023年8月」とか書いておけば、大本営発表だろうがHAL9000だろうが、伏線どころか露線ですな。
けど、まあ。一種の夢落ちですから、ネタバラシの瞬間に少年の悲惨が飛散します。それに、余分な描写で長くなるし。
もう、前車の轍は、600枚は懲りました。今度こそ、200枚以内に収めましょう。
<挿入>
あ、そうそう。これは決定事項ですが、この小説の地域ではスマホ電波届きません。インターネットもつなぎたくないけど、電気が来てればつながるみたいだし。いや、PLCの普及率が低いのは承知。『淫乱処女のエロエロ・デビュー』執筆当時の「ADSLも通じてないなんて、どんだけ田舎なのよ」の1行では済まない時代という、そういうことです。ま、村内LANで接続を管理してる――書くか田舎はともかく、そういう設定にしましょう。
ただ。AとBの考察も。:でも只では起きません。素敵な設定が出てきました。少女は、実は少年の全姉(父母ともに同じ)で、自覚but未経験のマゾという。実のところ、他の設定を固めていくうちに鮮明になったわけですが。
キャラ配置に関連性を持たせるというのも、劇剣に必須です。やり過ぎると、あざとくなりますが。
さて。「無視する」部分は無視して。
customerは、気楽に(ではなかったら、御免なさい)、村には女の子ばかりと指定していますが。大人は、どうなの?
十数年前に異変が起こって……だから、少年の一家が村を出たというのもアリナミン。
けど、素直に。大人も大半が女という、それが数百年の過去から。アマゾネス設定です。昔は、男児が生まれたら間引くか捨子か養子。今は生前検査で中絶。
ああ、これで少年が男の娘なのも合理的(かなあ)に説明できます。母親が検査結果を偽って(亭主は、下記の設定で言いなり)出生届も女児にして。生まれてすぐからタックを施して。
タックというのは、玉を体内に押し込んで、空になった袋でチンを包んで接着するのです。
股間がきれいな一本筋になります。参考→
夜は開放するとしても、体内でタマが高温になって、発育不全。短小包茎の説明にもなります。
このようにして、設定に合理性もどきを作り込んでいくのです。
で、まあ。隠しきれなくなって、夫婦で村から逃げる。でも、その家の後継ぎは必要だし、さいわいに長女は祖母に懐いているので、置いてきぼり。これで、customer指定の女の子が少年にアンビバレントな感情を持つのも当然ですわな。
戸籍が女だから、学校でも女の子として通すのです。
さて、アマゾネス設定の続き。今回の記事は、いつも以上にあっち飛びこっち飛びしますが、思考過程を追っているので、やむを得ません。覚悟しておいてください。
じゃあ、子作りはどうしてるかというと。外へ出て子種を――では、村に男が居なくなる。誰が少年を犯すんだよ。ペニバンだけじゃ味気無い。
近在の村から納得ずくで婿に来てもらうとか、たまたま迷い込んだ学生をたぶらかすとか。一夫多妻です。ハーレムじゃなくて種馬です。どれだけ種が交じっても、女の子だけなので近親姦の問題はありません。
女系村落です。その由来は、先の戦争で落ち延びた高貴な姫君と女官たちでデンデンカンカン。
<余談>京都の人が「こないだの戦で家を焼かれましてな」。あれ、京都は空襲されなかったはず――と、よくよく話を聞いてみれば、こないだの戦とは、応仁の乱のことだったとか。</余談>
これに信仰を絡めて。神主が居なくて神子ばかり。どの家の女も非処女を含めて神子の潜在的資格があって。でも、家の格で順番が。
これに絡めて。明治初頭の全国民戸籍制度のとき。村の大半が藤原と立花じゃあ煩わしいってんで。家の格に従って、一宮・二宮・三宮・良宮・御宮・陸宮……お遊びです。
次は、宗教の設定です。「土着信仰」ですから、人里離れたサティアンは設定のOut of rangeです。土着信仰となれば、うん、金精様とか道祖神(厳密には別物)とか。ばかでかい御神体だけでなく、大小の脇侍が何十体。石も木も近年のバイブも。これで、実際的に神様に操を捧げられますな。
じゃあ、少年の御祓の最後(完了)も決まりますな。太めのやつに貫かれて、トコロテン。神聖な儀式で粗相があってはならないからと、事前に特訓です。強制自慰、男衆による慣熟運転GANGBANGともいう。
女の子による虐めも、修行に位置づけましょう。川に突き落とされるのは水垢離です。
問題は奴隷労働。
村の日常生活は、少年抜きで完結しています。何十年ぶりかの『儀式』が割り込む余地がないのです。
過酷な奴隷労働を成立させるには、そういうシステムが出来ていなければなりません。出来ていなければ(ある程度の永続性を担保して)作らなくてはなりません。前者の代表例が『1/16の牝奴隷』、『偽りの殉難』です。後者は『強制入院マゾ馴致』、『未通海女哭虐』、『性少年包弄記』あたり。
つまり、短期滞在(予定)者に日常的な労働を担わせるのは不合理なのです。
駄菓子案山子。実は無問題。もっとも屈辱的な労働とは、生産に寄与しない無駄働きなのです。穴を掘らせて、その中に当人を――じゃなくて、また穴を埋めさせるのです。『大正弄瞞』に、二つの蔵の間で米俵を往復させる虐めが出てきます。先日脱稿した『特別娼学性奴』でも。Progress Report→
無駄な労働のポピュラーな例としては、歯ブラシでトイレの床掃除ですか。欧米の軍隊で(残念ながら男の新兵に、ですが)実際にあったのかなかったのか。SM画像なら、全裸の女の子です。さらに屈辱を増すなら、四角いブラシを口に咥えさせて縛り付けるとか。
というわけで。米俵あたりを蔵から神前に奉納ですね。鞭で督励してもよろしい。積み上げたら、また蔵に戻させる。
これで、リクエストの内容はおおむねカバー出来ました。
ついでに。少年が村を訪れる理由とかを。
ルーツを訪ねて、ではいけません。事前に親に相談したら反対されます。それに逆らう動機が必要。さらに、親が警察に相談しない理由とか。ごちゃごちゃ積み上げるより。
一家の居所は把握されていて。村からの使者。
「今は事情も変わっている。ほんの形だけ。十日間も儀式の真似事をすれば、それですべて帳消しになるから」
母親もそれを信じて。積極的に送り出す。
実際には、修行を失敗するたびに、何日かずつ増やされて。しかも、最後に神様に精を捧げる儀式に失敗して、さらに1か月とか。
これに絶望して、森へ逃げ込むんですね。バス停(徒歩1時間)までの道は見張られてるから、迂回しようとして迷う。
しかしね。あっさりと「森を彷徨う」て書いてくれますけど。全裸ですよ。冬なら凍死、他の季節なら虫に刺されます。痒いどころか命にかかわります。
地べたに寝かせるのも同じですが、少年が一定期間行方不明になっても騒がれないよう、夏休みを利用するので、凍死はありません。傷口を含めて防虫スプレーで、周囲では昔ながらの蚊遣りを焚いて、ついでに煙責め。
しかし、森の中ねえ。何日もねえ。
うん、これは無理です。森の中を数時間、あちこち迷いながら。最後には、村の外まで引き回されているときに見ていた廃屋に隠れましょう。
神事に失敗して、折檻されて、いつものように玉竿環を縄で樹あたりにつながれて。勝手にほどかないように後ろ手縛り(デフォルトですな)。ずっと同じ縄を使ってたので摩り切れかけてたかな。つまり、深夜に村から逃げて。
ああ、この村の特殊性は知れ渡っていて、今思いついたけど、何百年の歴史の結果、周辺の山も村の物になっていて、入会権とかで、村を怒らせると面倒。なので。近在の村から駐在さんがパトロールに立ち寄って、全裸で引き回されている少年を見ても「六十年ぶりの神事ですか。御苦労様」。
この、末端警察は見て見ぬ振りパターンは、濠門長恭作品では枚挙に毎度ですな。
それでも、少年の浅知恵で、朝一番のバスで運転手さんに事情を話せば町まで乗せていってもらえるかな。町まで逃げれば何とかなる。逆にいえば、もし捕まっても、まさか殺されはしない。厳しく折檻されるだけだと――すでにマゾ堕ちしてる少年は勃起させて、まだ嵌められている竿玉枷に締め付けられて(内側に刺?)、さらにカチコチ。
このマゾ堕ちも、customerの設定にgood tea question=いい茶問がありますが。その前に、森の中の決着すなわち大団円を。
少年の脱走はすぐに気づかれるが。どうせバスに助けを求めて運転手に捕まるか、隣村まで逃げても同じこと。森の中で泣いてるかな。朝になったら救助に行ってやろう、くらいに構えている。
書き忘れてましたが、少年一人称なので、彼に対して隠されている設定には言及できません。読者がそれとなく推察出来るような形に持っていくには、相応の技量が必要です。それが筆者にあるかないかは、作品で判断してください。
大人たちがのんびり構えているうちに、少女は行動を起こします。隠れていそうな場所をしらみ潰しか、引き回しのあたりでさりげなく隠れ場所の候補を示唆しておくか。
ともかく。少年を見つけて。閉鎖空間に若い男女が二人きり。姉弟とはいえ、少年に実感は無く。
彼女は一宮家の娘。神子頭の筆頭候補。今は二宮家が神子頭だが、本来は一宮のもの。
でも、なりたくない。だって、マゾなんだもん。
もしも、姉弟でまぐわったりしたら、男児出産どころのケガレでは済まない。生涯の御祓。
そう聞かされて。理性は金切り声なのに、憧れも感じる少年。だって、マゾなんだもん。
短い葛藤とか姉の誘惑とか。
姉への思慕が高まるシーケンスは事前にね。
そして。結ばれて。外に足音話し声が聞こえても、腰は止まらない。戸が蹴破られた瞬間に二人揃って絶頂。
姉が処女か、神に捧げてるかは、要検討。
ということで、PLOTも見えてきたのですが。
敢えて、ここまで触れなかった重大問題が残っています。これまでの問題は、いわばテクニカルなものです。しかし、これは――SMとはなんぞやという、根本的な問題。作者のそしてcustomerのSM観を問われる問題なのです。
それは何かというと。
・毎日のように激しい羞恥や侮蔑を浴びて自尊心や尊厳を傷つけられ続けた結果、少年は自分の心を守るためにマゾヒズムに縋っていく。
この部分です。
これについては、次の記事で論じます。
ただ。この問題はリクエストを一読した時点で把握していました。小説を書くことで、自身にも読者にも納得のいく結論を出せたらなあ――というのも、リクエストに応じた大きな動機ではあるのです。
To be continued.
Wait for next article!

画像はタックの実際。タックを紹介したリンク http://kokan.tvlife-net.com/ から拝借。
その前に、募集要項です。新規ページで開きます。→
さて、どんなのが来たかというと、これです。↓
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ストーリイ
→田舎を訪れた男の娘が、土着信仰の清めの儀式として全裸生活を強制される。
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→現代日本
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キャラ設定
・少年
一人称:僕。色白黒髪。中学一年生。小柄でなよなよした楊枝(fc2規制による当て字)体型。短小包茎。
内向的だが大人びた性格で強い理性を持っており、羞恥と屈辱でマゾに目覚めながらも
人間らしく服を着て、人としての尊厳を取り戻したいと常に願っている。
昔田舎に住んでいた母が神を雑に扱ったため、儀式の参加を強制される。
人間関係
・神:土着信仰の神。
御神体を蔑ろにした者が女性の場合、その子供が男子なら親子ごと呪うとされる。
解呪法は、清めの儀式として対象者の男子が全裸のまま奴隷のような扱いを村人から一定期間受けること。
・村の子供
何故か女子しかおらず、少年を好きに苛めて良いと許可を出され激しい苛めを行う。
・少女
少年に一人だけ優しくしてくれ、この土地から逃げるよう忠告する。
特定の責めのリクエスト
・少年が自分だけが全裸を強いられることに強い羞恥や屈辱を感じる。
・家に入れてもらえず、動物のように地べたで寝泊まりを強いられる。
竿と袋の根元に金属の輪を嵌められ、逃げ出さないようロープで繋がれる。
・学校に行かせてもらえず、奴隷として裸のまま荷物運びや土木作業など重労働を強いられる。
・村の子供に短小包茎をバカにされ、金属の輪につけられたロープを引っ張られ晒し者として歩く。
急流に突き落とされ溺れるが、股間のロープで引き上げられ、睾丸に体重がかかり激しい痛みに苦しむ。
・毎日のように激しい羞恥や侮蔑を浴びて自尊心や尊厳を傷つけられ続けた結果、
少年は自分の心を守るためにマゾヒズムに縋っていく。
自尊心から快楽に溺れまいとこらえていた強制自慰や愛撫に対して快楽に逆らえず溺れるようになってしまう。快楽に逆らえなくなっても自分だけ裸でいることに常に恥ずかしさを覚え続ける。
・逃げ出した少年が全裸のまま何日も森を彷徨う。
※以下は無視して頂いて問題ありません。
・少女に不思議な空間に匿われる。長い時間が経ち自分が年を取らないのか不思議に思うが少女に手コキされどうでもよくなる。
R-18男の子全裸露出奴隷ショタCFNM
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まず、総合所見を。
過去には、箸棒なリクエストもありました。その点、このリクエストはそれなりに結構が整っています。が、金魚すくいの出目金な部分も。よほど上手くやらないと紙が破れますわな。
その点、常連のWILL様は、御自分でも書き始めただけあって、リクエスト一読でストーリイが浮かんできます。
いや、しかし。今回のリクエストが『普通』なのでしょう。
実は、太思いついた(エロシーンは、十年来の抱卵)ZSSSJapaneseSamuraiを、着想から記事にしていこうと『Making of 娘女敵討』を仕込み始めていたところだったので、それをこれでやっつけようと。
リクエストを出された方(以下、customer)が、自分でも書いてみたいという野望と書いて無謀と読まれるのでしたら、参考になるかも。筆者の方法論を吸収取捨選択して、その上に独自の感性(妄想)と文体をフルヘッヘンドすれば、穴勝ち竿負けするかもしれません。意味不明。
さて。これまでは「可能なら追加してほしい」というシーケンスも、ほぼすべてぶっ込んできましたが。今回の「以下は無視して~」部分は、まさしく無視します。
これを入れると、まるきり別の小説になってしまいます。
背理法的に、もし採用するとどうなるかを考えます。筆者的には、A:無限ループ、B:フルダイブVR。この2点しか思いつきませんでした。
Aの無限ループは、必然性を見出だせません。
Bは、ぱっと思いついたのが、少年は少女の(タイムシェアリング的に独立した自我を持つ)アバターという設定。少女がショタ好きの妄想マゾで、アバターの受難&マゾ堕ちに自分を重ねて……
伏線は、いろいろ考えられます。小道具でも、スマホだPCだが一切無くて、ダイヤル式黒電話とか……冒頭で「2023年8月」とか書いておけば、大本営発表だろうがHAL9000だろうが、伏線どころか露線ですな。
けど、まあ。一種の夢落ちですから、ネタバラシの瞬間に少年の悲惨が飛散します。それに、余分な描写で長くなるし。
もう、前車の轍は、600枚は懲りました。今度こそ、200枚以内に収めましょう。
<挿入>
あ、そうそう。これは決定事項ですが、この小説の地域ではスマホ電波届きません。インターネットもつなぎたくないけど、電気が来てればつながるみたいだし。いや、PLCの普及率が低いのは承知。『淫乱処女のエロエロ・デビュー』執筆当時の「ADSLも通じてないなんて、どんだけ田舎なのよ」の1行では済まない時代という、そういうことです。ま、村内LANで接続を管理してる――書くか田舎はともかく、そういう設定にしましょう。
ただ。AとBの考察も。:でも只では起きません。素敵な設定が出てきました。少女は、実は少年の全姉(父母ともに同じ)で、自覚but未経験のマゾという。実のところ、他の設定を固めていくうちに鮮明になったわけですが。
キャラ配置に関連性を持たせるというのも、劇剣に必須です。やり過ぎると、あざとくなりますが。
さて。「無視する」部分は無視して。
customerは、気楽に(ではなかったら、御免なさい)、村には女の子ばかりと指定していますが。大人は、どうなの?
十数年前に異変が起こって……だから、少年の一家が村を出たというのもアリナミン。
けど、素直に。大人も大半が女という、それが数百年の過去から。アマゾネス設定です。昔は、男児が生まれたら間引くか捨子か養子。今は生前検査で中絶。
ああ、これで少年が男の娘なのも合理的(かなあ)に説明できます。母親が検査結果を偽って(亭主は、下記の設定で言いなり)出生届も女児にして。生まれてすぐからタックを施して。
タックというのは、玉を体内に押し込んで、空になった袋でチンを包んで接着するのです。
股間がきれいな一本筋になります。参考→
夜は開放するとしても、体内でタマが高温になって、発育不全。短小包茎の説明にもなります。
このようにして、設定に合理性もどきを作り込んでいくのです。
で、まあ。隠しきれなくなって、夫婦で村から逃げる。でも、その家の後継ぎは必要だし、さいわいに長女は祖母に懐いているので、置いてきぼり。これで、customer指定の女の子が少年にアンビバレントな感情を持つのも当然ですわな。
戸籍が女だから、学校でも女の子として通すのです。
さて、アマゾネス設定の続き。今回の記事は、いつも以上にあっち飛びこっち飛びしますが、思考過程を追っているので、やむを得ません。覚悟しておいてください。
じゃあ、子作りはどうしてるかというと。外へ出て子種を――では、村に男が居なくなる。誰が少年を犯すんだよ。ペニバンだけじゃ味気無い。
近在の村から納得ずくで婿に来てもらうとか、たまたま迷い込んだ学生をたぶらかすとか。一夫多妻です。ハーレムじゃなくて種馬です。どれだけ種が交じっても、女の子だけなので近親姦の問題はありません。
女系村落です。その由来は、先の戦争で落ち延びた高貴な姫君と女官たちでデンデンカンカン。
<余談>京都の人が「こないだの戦で家を焼かれましてな」。あれ、京都は空襲されなかったはず――と、よくよく話を聞いてみれば、こないだの戦とは、応仁の乱のことだったとか。</余談>
これに信仰を絡めて。神主が居なくて神子ばかり。どの家の女も非処女を含めて神子の潜在的資格があって。でも、家の格で順番が。
これに絡めて。明治初頭の全国民戸籍制度のとき。村の大半が藤原と立花じゃあ煩わしいってんで。家の格に従って、一宮・二宮・三宮・良宮・御宮・陸宮……お遊びです。
次は、宗教の設定です。「土着信仰」ですから、人里離れたサティアンは設定のOut of rangeです。土着信仰となれば、うん、金精様とか道祖神(厳密には別物)とか。ばかでかい御神体だけでなく、大小の脇侍が何十体。石も木も近年のバイブも。これで、実際的に神様に操を捧げられますな。
じゃあ、少年の御祓の最後(完了)も決まりますな。太めのやつに貫かれて、トコロテン。神聖な儀式で粗相があってはならないからと、事前に特訓です。強制自慰、男衆による慣熟運転GANGBANGともいう。
女の子による虐めも、修行に位置づけましょう。川に突き落とされるのは水垢離です。
問題は奴隷労働。
村の日常生活は、少年抜きで完結しています。何十年ぶりかの『儀式』が割り込む余地がないのです。
過酷な奴隷労働を成立させるには、そういうシステムが出来ていなければなりません。出来ていなければ(ある程度の永続性を担保して)作らなくてはなりません。前者の代表例が『1/16の牝奴隷』、『偽りの殉難』です。後者は『強制入院マゾ馴致』、『未通海女哭虐』、『性少年包弄記』あたり。
つまり、短期滞在(予定)者に日常的な労働を担わせるのは不合理なのです。
駄菓子案山子。実は無問題。もっとも屈辱的な労働とは、生産に寄与しない無駄働きなのです。穴を掘らせて、その中に当人を――じゃなくて、また穴を埋めさせるのです。『大正弄瞞』に、二つの蔵の間で米俵を往復させる虐めが出てきます。先日脱稿した『特別娼学性奴』でも。Progress Report→
無駄な労働のポピュラーな例としては、歯ブラシでトイレの床掃除ですか。欧米の軍隊で(残念ながら男の新兵に、ですが)実際にあったのかなかったのか。SM画像なら、全裸の女の子です。さらに屈辱を増すなら、四角いブラシを口に咥えさせて縛り付けるとか。
というわけで。米俵あたりを蔵から神前に奉納ですね。鞭で督励してもよろしい。積み上げたら、また蔵に戻させる。
これで、リクエストの内容はおおむねカバー出来ました。
ついでに。少年が村を訪れる理由とかを。
ルーツを訪ねて、ではいけません。事前に親に相談したら反対されます。それに逆らう動機が必要。さらに、親が警察に相談しない理由とか。ごちゃごちゃ積み上げるより。
一家の居所は把握されていて。村からの使者。
「今は事情も変わっている。ほんの形だけ。十日間も儀式の真似事をすれば、それですべて帳消しになるから」
母親もそれを信じて。積極的に送り出す。
実際には、修行を失敗するたびに、何日かずつ増やされて。しかも、最後に神様に精を捧げる儀式に失敗して、さらに1か月とか。
これに絶望して、森へ逃げ込むんですね。バス停(徒歩1時間)までの道は見張られてるから、迂回しようとして迷う。
しかしね。あっさりと「森を彷徨う」て書いてくれますけど。全裸ですよ。冬なら凍死、他の季節なら虫に刺されます。痒いどころか命にかかわります。
地べたに寝かせるのも同じですが、少年が一定期間行方不明になっても騒がれないよう、夏休みを利用するので、凍死はありません。傷口を含めて防虫スプレーで、周囲では昔ながらの蚊遣りを焚いて、ついでに煙責め。
しかし、森の中ねえ。何日もねえ。
うん、これは無理です。森の中を数時間、あちこち迷いながら。最後には、村の外まで引き回されているときに見ていた廃屋に隠れましょう。
神事に失敗して、折檻されて、いつものように玉竿環を縄で樹あたりにつながれて。勝手にほどかないように後ろ手縛り(デフォルトですな)。ずっと同じ縄を使ってたので摩り切れかけてたかな。つまり、深夜に村から逃げて。
ああ、この村の特殊性は知れ渡っていて、今思いついたけど、何百年の歴史の結果、周辺の山も村の物になっていて、入会権とかで、村を怒らせると面倒。なので。近在の村から駐在さんがパトロールに立ち寄って、全裸で引き回されている少年を見ても「六十年ぶりの神事ですか。御苦労様」。
この、末端警察は見て見ぬ振りパターンは、濠門長恭作品では枚挙に毎度ですな。
それでも、少年の浅知恵で、朝一番のバスで運転手さんに事情を話せば町まで乗せていってもらえるかな。町まで逃げれば何とかなる。逆にいえば、もし捕まっても、まさか殺されはしない。厳しく折檻されるだけだと――すでにマゾ堕ちしてる少年は勃起させて、まだ嵌められている竿玉枷に締め付けられて(内側に刺?)、さらにカチコチ。
このマゾ堕ちも、customerの設定にgood tea question=いい茶問がありますが。その前に、森の中の決着すなわち大団円を。
少年の脱走はすぐに気づかれるが。どうせバスに助けを求めて運転手に捕まるか、隣村まで逃げても同じこと。森の中で泣いてるかな。朝になったら救助に行ってやろう、くらいに構えている。
書き忘れてましたが、少年一人称なので、彼に対して隠されている設定には言及できません。読者がそれとなく推察出来るような形に持っていくには、相応の技量が必要です。それが筆者にあるかないかは、作品で判断してください。
大人たちがのんびり構えているうちに、少女は行動を起こします。隠れていそうな場所をしらみ潰しか、引き回しのあたりでさりげなく隠れ場所の候補を示唆しておくか。
ともかく。少年を見つけて。閉鎖空間に若い男女が二人きり。姉弟とはいえ、少年に実感は無く。
彼女は一宮家の娘。神子頭の筆頭候補。今は二宮家が神子頭だが、本来は一宮のもの。
でも、なりたくない。だって、マゾなんだもん。
もしも、姉弟でまぐわったりしたら、男児出産どころのケガレでは済まない。生涯の御祓。
そう聞かされて。理性は金切り声なのに、憧れも感じる少年。だって、マゾなんだもん。
短い葛藤とか姉の誘惑とか。
姉への思慕が高まるシーケンスは事前にね。
そして。結ばれて。外に足音話し声が聞こえても、腰は止まらない。戸が蹴破られた瞬間に二人揃って絶頂。
姉が処女か、神に捧げてるかは、要検討。
ということで、PLOTも見えてきたのですが。
敢えて、ここまで触れなかった重大問題が残っています。これまでの問題は、いわばテクニカルなものです。しかし、これは――SMとはなんぞやという、根本的な問題。作者のそしてcustomerのSM観を問われる問題なのです。
それは何かというと。
・毎日のように激しい羞恥や侮蔑を浴びて自尊心や尊厳を傷つけられ続けた結果、少年は自分の心を守るためにマゾヒズムに縋っていく。
この部分です。
これについては、次の記事で論じます。
ただ。この問題はリクエストを一読した時点で把握していました。小説を書くことで、自身にも読者にも納得のいく結論を出せたらなあ――というのも、リクエストに応じた大きな動機ではあるのです。
To be continued.
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画像はタックの実際。タックを紹介したリンク http://kokan.tvlife-net.com/ から拝借。
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