Interrupt Report 5:首輪とピアスは服従のちかい

 今回は、リクエストシーンです。けれど……
 そこへ至るまでの「ごっこ」遊びがメインになってしまいました?
 そして。弟妹の身代わりになって下級生に虐められるヒロインは、まったくエツ逆(教育漢字で当て字)していません。エッチなことを教えてあげるお姉ちゃんです。
 ううむ。こういう予定じゃなかったのにな。プロットでは考えていなかった、6年教室→低学年教室への移動をどう合理づけるかに旨味が偏ったような。
 実は、虐められてもまったくマゾらないシーンは、この後も続きます。単なるイジメと性的イジメは(濠門長恭ワールドでは)違うという筆者の妄想が色濃く反映されています。もちろん、性的イジメとSMプレイとは通底していますが別物です。この相違と通底を、どこまで読者に納得させられるか。そこが、物書きとしての力量だけでなく、全人格的なSM観の吐露にもなるわけです。


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弟妹の身代り

 オレの願いが届くのは正太と美知だけで、他のやつらから見れば、二人も山持家の世話になってることに変わりはない。姉が山持家のどれいなら、そのきょうだいもどれいだろう。まだ使えないから飼い殺しにされてるんだろう。そうかんぐるのが当然だ。
 それをイヤってほど思い知らされたのも、梅雨に降りこめられた日だった。
 その日はすごい土砂降りで、次の校内放送があるまで下校を見合わせるってことになった。男子は外で遊ぶのが好きなのに、それが出来ない。退くつだけど、手元には絶好のオモチャがある。学校の中だと、相当な無茶をしても(救急車を呼ぶほどでもない限りは)おとがめ無し。
 なので、久しぶりに『校内引回しの刑』ごっこをしようってご主人様と取り巻き連とが衆議一決しちまった。もちろん、主役のサチの意見なんか聞いてもらえない。
 SMの雑誌は父親公認になったから、ずいぶん勉強したんだろうな。後ろ手にしばって首輪のクサリで引き回すなんて生易しいもんじゃなくなってた。
「浩二、ビリビリブザーてのを作ってたな。あれを二つ持って来いよ。それとリード線を二十メートルくらい」
 ご主人様が、目をきらきらさせながら、安西浩二くんに命令した。元々は取り巻きってほどでもなかったのに、サチで遊べるからタイコを持つようになった。
「ダメだよ。部活の備品は、勝手に持ち出せない」
「オレが借りたいって、モーターに言えよ」
 モーターというのは、門田勝幸先生こと。科学部のこ問にぴったりのあだ名だ。
 浩二くんが理科室へ行ってるあいだに、ご主人様は取り巻き連に命じて十字かみたいな物を作らせた。
 黒板用の大コンパス。ツマミのある「人」の字形じゃなくて足の長さが同じ「ヘ」の字形をしてるから、支点のチョウネジを外すと、頭が半円形をした四角い棒になる。頭から三十センチくらいのところへ、片手ホウキを直角にくくりつける。
「アシを開けよ」
 うう……この命令だけで、何をされるか分かっちまう。けど、コンパスの足は一辺が四センチの正方形だぞ。対角線の長さだと五センチ半だっけ。大だんな様のオチンポだって、そんなに太くない。
 それを無理矢理にでもつっこまれると……思うだけで、コチンコが固くすくみ上がって、オマンコがじんじん熱くなってくる。
「ぎいいいいっ……痛いいっ!」
 悲鳴を上げたけど、ズブズブッとおしこまれちまった。正方形の角でオマンコを切りさかれるようなするどい痛みと……オマンコが破れつしそうなにぶい圧ぱく感。
 水平になってるホウキのえは、足を開いたポーズで、ひざの裏にしばり付けられた。仁王立ちのまま、びくとも動けない。いや、動こうと思えば動けるけど。オマンコを内側からえぐられて、にぶい痛みが走る。
 そこへ浩二くんがもどって来た。小さな板の上に組み立てたブザーが二つ。五年の理科の授業で作ったやつより、ずっと本格ぽい。「ロ」の字形の鉄板にエナメル線を巻いた部品は変圧器みたいだけど、かん電池は直流だぞ?
 ブザーには、それぞれ二つの単子がある。そこに長いリード線が取り付けられて――線のはしが、ピアスのリングに巻き付けられた。乳首のピアスに一本ずつと、コチンコには二本。
「サチは、これからリモコン操縦のロボットだ」
 ご主人様がブザーのスイッチをおした。
 びい゙い゙い゙い゙……
「きゃあっ! つううう……!」
 二段構えのショックだった。
 乳首とコチンコに電激が走ったのが「きゃあっ!」
 コチンコをいじられたときの快感の電激とか、ひじをぶつけたときの比ゆ表現じゃない。本物の電気ショックだ。百ボルトだと死んだりするから、何十ボルトってとこか。内側から無数の針でえぐられるような、これまでに感じたことのないショックだった。
 反射的に胸とお股をかばってしゃがみこもうとして、大コンパスがゆかにぶつかってお股のおくをつき上げられた激痛が、後半の「つううう……!」だ。
「大げさだなあ。びっくりはするけど、女子部員だって、そんな大きな悲鳴は上げなかったのに」
 浩二くんが笑ってる。
 科学部での実験だろ。指でさわったとかに決まってる。他の部分の何十倍もびん感な乳首やコチンコに通電したはずがない。くそ、オチンポに通電してみろ。泣きさけぶほうに一万ガバスだってかけてやる。
「今のは左へ回れって意味だ。右だけなら右せん回だぞ。そして両側なら前進だ」
 びい゙い゙い゙い゙……
 びい゙い゙い゙い゙……
「きゃあ゙あ゙っ……!」
 両方の乳首とコチンコ。コチンコは、さっきの倍くらい強いショックだった。両手でお股をかばって……しゃがみこむのだけは、ぎりぎりでこらえた。
「手がじゃまだな。だれか、糸を持ってないか――女子は?」
 裁法は女の子のたしなみだし、ボタンが千切れたら男子みたいに平然とはしてられないから、高学年の子なら、針と糸は常備してる。例外は(今だけでなく、ずっと前から)サチくらいかな。
 だけど、女の子を(どうやってかは分からないけど)いじめる手助けをするはずが……あった。
「これで、いいかしら。何をするのか、見せてね」
 久保田聡子ちゃんが、糸巻ごとご主人様に手わたした。
 聡子ちゃんは、サチが教室でいじめられてると、男子もサチもひとまとめに追い出そうとする。助けてくれるとかじゃなくて、見るのも聞くのもけがらわしいって感じだった。だから、男子に加担したのは意外だった。
 ご主人様は乳首とコチンコの根元に糸を巻き付けた。ピアスよりおくだから、すっぽぬける心配は絶対に無い――のが、ち命的だと、すぐに思い知らされた。
 サチの腕を蒸気機関車のピストンみたいに曲げさせて、コチンコからのばした糸の両はしを左右の手首に結びつけた。そして、右の乳首から垂れた糸は右手首、左は左に結んで――サチは、手を上にも下にも動かせなくなった。
「テストだ」
 びい゙い゙い゙い゙……
「ぎゃっ……!」
 電激を予測してても悲鳴をこらえられない。それよりも痛いのは、反射的に手でかばおうとして、乳首とコチンコを思い切り引っ張ってしまう。眼の前が真っ赤に染まって黄色い星が飛び散るような激痛に、自分で引き千切る寸前で手の動きが止まった。
「よーし。それじゃ、とつげきいい!」
 びい゙い゙い゙い゙……
 びい゙い゙い゙い゙……
 左右の乳首とコチンコに電激を食らって、歩けるはずが……あった。
「陽太、コチンコの名札を引っ張ってやれ」
 陽太くんも、サチが目当てで腰ギンチャクになった一人だ。もう精液が出るからセックスは禁止で、フェラチオとケツマンコしかさせてもらえない、かわいそうな……ことなんか、あるもんか。
 ほんとうにコチンコを引き千切られそうなくらい引っ張られて、サチはよたよたと歩き出した。
 電激は続いてるし、一歩ごとにオマンコをこねくられて……ものすごく痛いけど、腰のおくでよう岩がにえたぎる。十歩も歩かないうちに、陽太くんにぶつかりそうになった。
 後は自発的に歩き続ける。だんだん大股になっていく。頭にピンク色のかすみがかかって、足は雲をふみ始める。
「こら、止まれ!」
 ぐっと肩を引きもどされて、電激が切れたらストップの合図だと思い出した。
「くそ……これでエツ逆されるんだったら、バツのあたえようが……そうだ。またリモコンに逆らったら、この遊びはやめるぞ」
 ふつうとは正反対のおどしだよ。それはご主人様も分かっていて「何かちがうんだよな」って顔をしてる。
 とにかく、リモコンロボットごっこを再開。サチは、大股にならないように気をつけながら、物足りなさをがまんして、ろう下を進んでいった。階段を下りて。雨が降っている外へは出ずに、先生がそっぽを向いてる教員室を通り過ぎて、低学年の教室へと向かわされた。
 低学年の教室にも担任の先生の姿がなかった。生徒の家へ連らくしたり、雨がやまないときは集団で下校する準備とかで大いそがしだ。
「パンツもぬがしちゃえよ」
 物そうな声が聞こえた。窓から教室の中をのぞくと――男子と女子がひとりずつ、パンツ一枚でクラスメート(だろう)に取り囲まれていた。
「どれいの妹もどれいに決まってるだろ。ご主人様の命れいだ。パンツをぬげよ」
「みっちゃん、どれいじゃないもん……」
 べそをかきながら言い返しているのは美知だった。となりの男子は正太。
 ああ、オレのせいだ。オレが五郎さんのどれいになって、はだかで登下校していじめられてるから……考えてみりゃ、そうだよな。親がドロボウとかして警察につかまったら、その子は良くてツマハジキ、たいていは寄ってたかっていじめられる。先生だって、子供に罪はありませんとかきれいごとのお説教はするけど、家庭かん境が良くないとか職員室で悪口を言ってるもんな。
 だけど。オレがぎせいになって正太と美知を守るって決心が、無意味になっちまう。
「ご主人様」
 まだ両方に通電されてたけど、サチは立ち止まってご主人様にうったえた。
「あれ、やめさせてください。あの子たちも、ご主人様の言うことなら聞いてくれます」
 山持家のおぼっちゃまに逆らったら、この町に住めなくなる。本人は理解してなくても、親から言いふくめられてるはずだ。サチをこんな目にあわせてる権力を利用するのはくやしいけど、どれいとその家族を(家ちくやペットと同じように)守ってくれるのは、ご主人様の務めだぞ。
 ご主人様が考えこんだ。そのあいだにも、正太と美知はおさえつけられてパンツをぬがされちまった。正太は三年で美知は二年だけど、ふたりをいじめてる連中は、三年と四年が多い。正太には女子が、美知には男子がむらがってる。
「やだよ……パンツ、返してよ」
「美知をいじめるな。大ぜいでひきょうだぞ。ボクと勝負しろ。上級生だろ。ボクがこわいのか」
 正太が妹をかばう健気な姿に心打たれた――わけでもないだろうけど。ご主人様が、わざと大きな音を立てて教室の戸を開けた。
 いじめっ子たちが、ぎくっとふり向く。
「おまえら。なんの権利があって、オレのどれいをいじめてるんだ?」
「それ……」
 ちがうって言おうとしたけど、後ろ手にふりはらわれて、ぐう然の乳ビンタ。
「あんっ……」なんてあえいでる場合じゃない。
「お前らの親父もおふくろも、山持家のどれいみたいなもんだぞ。じゃあ、お前らもオレのどれいじゃないか。どれいがどれいをいじめて良いのかよ」
 無茶苦茶な理くつだけど、それだけに言い返せないでいる。
「でも、そのお姉さんは、みんなでいじめてるでしょ」
 この子たちがどれいなら、ご主人様の取り巻きもどれいってことになるから、どれいがどれいをいじめてるじゃないか――そう言いたいんだろう。かしこい子だな。
「サチだけは、どれいより身分が低い性どれいだ。だから、他のやつもサチをいじめて構わないんだよ」
 はたで聞いてても、むじゅんがある。この子たちの言い分だと、性どれいのきょうだいも性どれいってことになるから、いじめて良い――そこに気づくのはオカメ八目ってやつかな。
 実際のところ、山持家のおぼっちゃんていうより最上級生から頭ごなしにしかりつけられて、すっかり縮こまってる。ところへ、正太と美知なんか眼中になくなる決定的なひと言。
「オレの性どれいを貸してやる。好きなだけいじめて良いぞ」
 有言実行。子分たちに手伝わせて、ビリビリリモコンと糸を外して、お股の十字かも(こねくりながら)ぬき取って。
「ほら……」
 サチを教室の中へつき飛ばした。
 これで、サチひとりがぎせいになれば済む。
「正太、美知。六年の教室で待ってろ」
 とにかく、ここからはなれた所だ。とっさの思いつきだったけど、結果的には名案だったかな。
「道夫、雄介。二人を連れて行け。オレのランドセルにあるおかしを食べさせてやれ。分かってるだろうが、そいつらはサチとちがうからな」
 そんなクギを差さなくても、六年生が二年生をいじめたりは……するかもしれないけど、こいつらはしないと思うぞ。サチを使わせてもらえなくなるもんな。
 チビどもの前につき出されて。サチもチビどももとまどっている。ご主人様が、うまくけしかけてくれるかな。とりあえず、前をかくしたりせずに、ゆるく『気をつけ』の姿勢で待つ。
「なにをしたって、いいんだぞ。さっきの二人は、はだかにした後、何をするつもりだったんだ?」
 チビどもが顔を見合わせた。ふつうは、パンツまでぬがせるってのが、いちばん激しいイジメだよな。された方は泣き出したり、はずかしい所をかくそうとしたり。それをおさえつけてチンチンやマンマンを見るくらいだろう。すっぱだかで、こんなにあっけらかんとされちゃ、やりにくいだろうな。
 それでも。四年生の名札を着けた山岩って男の子が、一同代表みたいに気負ってサチの前へ進み出て。
「えいっ」
 ぼすんとお腹をなぐった。
 六年男子のパンチに比べたら、くすぐったいくらい――てのは、さすがに言い過ぎだけど。腹筋を固めてたから、グウの音も出ない。言葉の使い方をまちがってる気もするけど。
「ガオオオオ!」
 サービスのつもりだったのに。山岩くんは尻もちをついちゃった。
「だいじょうぶだぞ。サチは、絶対にやり返さない。どんどんなぐってやれ。け飛ばしてもいいぞ――サチ、ひざを着け」
 チビどもがなぐったりけったりしやすいように、低くなれってことだな。
 手持ちぶさただったので、どうしようかと迷ったけど、両手は頭の後ろで組んだ。いかにも無ていこうのポーズ。
 サチを見下ろす形になると、チビどもは急に積極的になった。
 男子ばかりが列を作って、一人ずつ順番に数発ずつ。両手を上げてわきがノーガードになったので、キックボクシングの真似をして、わき腹に回しげりを入れる子もいた。そのかわり、顔をなぐりに来る子はいなかった。ビンタは何発か食らったけど。
 不思議なことに、二年の子と四年の子で、パンチもキックもい力がそんなにちがわない。余ゆうを持って「ガオガオ」やってられる。
 いじめられてるって感じはしなくて、遊んであげてる気分。
 男子十人ほどがひとめぐりするうちに、い力がちがわない理由が分かってきた。低学年の子は何も考えずに全力だけど、少しは分別が働くようになってくると、人に危害を加えてるって理解して、無意識だろうけど手加減してしまうんだ。
 そこへいくと、おく様はおそろしいよな。手加減無しに、竹尺をメコ筋に打ちこむんだもの。それとも、女だからかな。柱時計のゼンマイをねじ切るのは女だって聞いたことがある。非力だと自覚してるから、こん身の力をふりしぼるんだとか。
 女の子と男の子で、関心の向く方向がまったくちがうってのは、実感した。男子がひと通り終わって、次は女子の番ってなったとき。
 女の子が真っ先にねらったのはピアスだった。名札の部分の直方体を引っ張ったり、輪っかを回してみたり。上目使いにサチの反応を探ってる。
「うわあ、ここって、こんなふうに……わたしのも、そうかな?」
 ここってのは、コチンコのこと。
「サチは、ピアスでし激されて大きくなったけど、女の子ならだれにだってあるよ。だから、あっ……くううう、強く引っ張ったら痛いよ」
 気持ち良いってのは、、言わないでおいた。コチンコをいじってると、たいてい親にしかられるらしいから。男子にはからかわれるだろうし、公園とかでこっそり遊んでたら、悪い大人にひどいことをされる危険もある。ひどいことったって、サチが毎日のようにされていることに比べたら、ちっともひどくないけどな。
「サチ。オマンコがもっと見えやすいようにしてやれよ」
 ご主人様もサチと同じように、大だんな様の訓答を受けて、オマンコとかメコ穴とか言うようになってる。コチンコって言い続けてるのは、サチのせいかな――は、ともかく。
 どうすれば、もっと良く見せてあげられるかなと考えて。机を向かい合わせにしたのを三つならべた。自分のカイボウ台を自分で作るのは、みょうな気分だ。机の上にあお向けにねて。こういうときは、はりつけにされるポーズが似合ってると思うので、女だてらに大の字になって、ついでにひざを立てて――こういうのを、ご開帳っていうんだっけ。
 七八人いた女の子が、いっせいに群がってきた。最初はひとりずつ、おそるおそる。すぐに三組に分かれて、両方の乳首とコチンコのピアスをいじり始めた。
 ピアスをそっと引っ張られたり回されたりしても、サチは無言で無反応。これが気持ち良いって教えてあげるのは――真似をする子が出るかもしれないので、やめておいた。そして強く引っ張られたときは「痛い痛い、やめて」ってウソ泣き。ほんとは、胸がきゅうんで、お股のおくが熱くなったけど。
 そのうちに男の子もピアスに興味を持って。女の子とちがって、自分には無い部分に関心が集中していく。つまり、オマンコとメコ穴。
 穴があったら、何かつっこんでみたいってのは、人間の本能だと思う。そこに、オスの本能も加わって。最初はえん筆一本とかだったけど。
「そこは、チンポコをつっこむ穴だ。サチは直径五センチのハンドルだって入れられるぞ」
 ご主人様が、とんでもないことを教える。直径五センチてのは、こわれたホッピングのこと。横につき出たグリップが無くなってたから、縦のハンドルをオマンコにつっこんで、ジャンプさせようとした。もちろん失敗で、すごく痛かった――のは、もう二か月も昔の話だ。地ごくの二か月間……とも言い切れなくなってるのが、自分でもこわい。エツ逆にどんどん染まっていく。
 さいわい、直径五センチの品物は教室になかったし、自分のリコーダーをビビンチョなところへつっこんだりしたらエンガチョでカギ閉められるのは分かり切ってるから――チョークを何本入れられるか調べようってなっちまった。
 けっこう気持ち良かったぞ。あんまりぬれてなかったし、チョークは水分を吸収するから。二本目からは、キシキシこすれ合う。どれがメコ穴のふちにひびいて、ささやかだけど新しい感覚だった。
 男の子たちは、すごく真けんな眼差し。女の子をいじめてるんじゃなくて、理科の実験でよう液の色が変わったりするのを自分の手で確かめてると同じ感覚なのかな。でも、実験とはちがって、どんどんエスカレートする。
「こいつ、ケツの穴にだってオトナの大きくなったチンポがはいるんだぞ。チョークだったら、何本いけるかな」
 ご主人様にそそのかされたら、すぐ実験に取りかかる。もう、予備のチョークも使い果たしてるので、となりの教室まで取りに行く熱心さ。ついでに、新規の参加者まで連れて来る。
 ほんと、びっくりするくらいに入ったぞ。最初の四本は穴のふちをこすったけど。五本目からは、束になってるチョークの中心へおしこんでいく。
 こっちの感覚としては、ちょっとずつ穴を広げられていく感じしかしない。痛みも少ししか増えない。ふと気がつくと、今にもさけてしまいそうなするどい痛みになってる。
 でも、胸が苦しくなったり腰のおくが熱くなったりはしない。
 ご主人様も、いつものサチを見つめる目じゃない。下級生たちと同じに(ギラギラじゃなくて)きらきらしてる。ズボンの前も、ぺちゃんこ。そうだよね。模型飛行機を飛ばしっこして、オレのがいちばん格好良いし遠くまで飛ぶなんて自まんしてるのがお似合いの年ごろなんだよな――なんて、サチのほうが(来年の1月までは)ひとつ下なのに、お姉さんぶったことを考えるのは、大だんな様にもいじめて可愛がっていただいてるから、おとなびちゃったのかな。
 もちろん、今だからこんなふうに思えるってのは、分かってるさ。ご主人様が本気でサチをエッチでサドにあつかうときは、絶対の支配者でセイサツヨダツで……でも、サチのご主人様だ。いじめて可愛がってほしい……なんて、絶対に言わないぞ。
 となりの教室から追加したチョークも無くなったところで、男の子たちの興味もうすれたみたい。
 ご主人様も、サチがちっともいやがらないし善がらないしで、つまらなかったみたい。
「これからも、オレの性どれいで遊びたくなったら、六年の教室まで来いよ。貸してやるぞ」
 ビリビリリモコンを付け直す手間も省いて、ついでにチョークをぬく手間も省くどころか。
「一本落とすたんびに、教室でコチピン五発だからな」
 いつもの分囲気にもどそうとしての無理難題だと思う。だって、どんなに閉めつけたって、チョークに囲まれてる中央のチョークは、まさつ力が小さいから、立って歩いたら、すっぽぬけちまう。
 結局、コチピン二十発の大番ぶるまい。
 コチピンてのは、コチンコへのデコピンのこと。二か月前は厳しいごう問だったけど、竹尺やナワトビでさんざんきたえられた今じゃ、ウォームアップみたいなもんだ。悲鳴は上げるけど、可愛らしく聞こえるように努力する余ゆうがある。
 ご主人様も退くつだったと思うぞ。ビリビリリモコンや十字かくしざしに比べたら、コップに入れて三日間くらい日なたに置いたラムネだもんな。生ぬるくて気がぬけてる。
 ――なんかリュウ頭ダビみたいな終わり方で、こんなので二人へのイジメが無くなるんかなと不安だったけど。ピタリと止まった。
 二人に問い質したら――心配をかけたくないし、お姉ちゃんはもっとひどい目に合っているんだからとだまっていたけど、飛び石連休のしばらく後から、だんだんとイジメは始まってたそうだ。気づいてやれなかったのは、オレが意図的に二人を遠ざけていたせいだ。ごめんな。
 最初は言葉でからわれるくらいだったけど、だんだんと上級生をお手本にして、スカートをめくられたりズボンをぬがされたりするようになって、全部ぬがされたのは、正太は今日が初めてだったけど、美知は三回目だそうだ。えん筆をつっこまれたりはされなかったのが、せめてもの救いだ。
 他にも。給食の量を減らされたり、逆に牛乳がきらいな子からは『貧ぼうどれいへのおめぐみ』がしこたまだったり。無理に飲ませといて、休けい時間も机を取り囲んで便所へ行かせないなんてのもあった。美知は、何度かおもらしをしちまったそうだ。
 教科書やノートに落書きをされたこともあった。物をそ末にしちゃいけませんって親から厳しくしつけられてるから、破いたり捨てたりするやつがいなかったのが、せめてものなぐさめかな。
 そんなしつこいイジメが、ピタリと止まったんだ。
 翌日には二年と三年のクラスで、担任の先生が『分相応』とかいう高学年でも難しい言葉を使って、みんな仲良くしなくちゃいけないとかお説教があったと、正太が言ってたっけ。
 二人のクラスだけ、しかも同じ日に。ぐう然じゃないな。ご主人様が大だんな様にお願いをして、大だんな様はPTA会長だから校長先生あたりに何か言ったんだと、サチは推理するぞ。
 親の七光を借りてだけど、サチのお願いを(その場限りじゃなく)かなえてくれたんだから、五郎様を少し見直した。
 そして、大だんな様はたくさん見直した。この一件ではなくて、ちょっと後のこと。
 正太の誕生日に、大きなケーキを丸ごとプレゼントしてくれたんだ。サチもクサリを外してもらって、小屋できょうだい三人でお祝いが出来た。しかも、新しいノートやえん筆とかも、美知が使う分までいただいた。これで感謝しなけりゃ、人間じゃないよな。
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 最近のラジコン送信機しか知らない若い読者向けの解説です。
 今もそうですが、玩具の戦車の駆動は、左右のキャタピラを別々のモーターで駆動します。左右同時に同方向へ回転させれば、前進/後進します。片側を止めて片側だけ駆動すると旋回します。昭和40年代の玩具は、左右の回転数を違えて旋回半径を制御する機能はありません。片側停止/片側駆動で信地旋回、左右で回転方向を逆にして超信地旋回。この二つだけです。
 そしてリモコンボックスは4ボタンです。左の2ボタン(同時押し禁止)で左のモーターの正逆転、右の2ボタンで右のモーター制御です。もちろん、リモコンボックスと戦車は電線でつながっています。
 こやつを念頭に、ビリビリブザーを2個使っています。バックは出来ません。前進と左右旋回のみ。
 リモコンボックスの画像を貼ろうかと思いましたが、ちょっと高級なスティックタイプしか引っ掛かりませんでしたので。
 やはり、エロ画像にしときます。


突撃!戦車娘:パッケージ画像
 …………「戦車 女 エロ -二次 -虹 -コミック -漫画 -マンガ -CG -ゲーム -アニメ」で検索したら、トップで出て来たのがこれでした。

 詳細は「ヒロイン戦記」本棚でどうぞ。上から5番目です。→

※ここまでは賞味期限無しです。
 以後は、リクエストシーンのみ無期限。他シーンは賞味期限有りで掲載していきます。いつ記事を非公開にするかは、ブログ主の気分次第です。


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