Interrupt Report 14:首輪とピアスは服従のちかい(リクエストシーン)


サチ専用の針

 十一月の学芸会は欠席させられた。運動会より観客とのきょりが近いのと、ふくらみのある服やスカートはペンキで画けないせいかもしれない。
 大だんな様はPTA会長だし、町の顔役だしで、学校から来ひんに招待されて。こういうときは夫人同はん。もちろん、サチのきょうだいもご主人様も学校。広いお屋しきの中で、家政婦のチヨお姉様とふたりきりになったのは初めて。
 そしてお姉様はこれまで、おく様の助手みたいな役割にてっしていたけど、今日こそはワタシが主役と張り切った――んだろうな。準備万たん調えて、サチを風ろ場へ呼び付けた。風ろ場は、サチたちは立ち入り禁止のお屋しきの中で、ゆいいつの例外。
 タイル張りのゆかの上に、真新しいスノコがふたつ並べられてた。別の板がクギで打ち付けられて、がっしりつながってる。タイルだけだと石けんですべったり冬場は冷たいので新調したのかなと思ったら、そうじゃなかった。
 サチはスノコの上に手足を広げたいつもの形であお向けにさせられた。お姉様は細い荒縄で、スノコの横板にサチをハリツケにしていく。この一分半(五ミリ)の荒縄は、サチのスリコギタンポンのために、どっさり買いこんである。縄は手首と足首だけじゃなく、ひざの上、太ももの付根、腰、胸(おっぱいの上も下も)、首にまで巻きつけられた。
 縄が細いから肉に食いこんで、サチの身体はボンレスハムみたいにされてしまった。まったく身動きできない。モグサをコチンコのてっぺんに乗せられてもふり落とせない。サチとしては、そのほうがありがたい。自分の意志でじっとしてなくちゃならないのは二重の地ごくだし、もがいてモグサを落としたりしたら、セッカンを追加されるものな。
 だけどお姉様がサチに見せつけたのは、モグサじゃなかった。
「実は、はとこが針工場に勤めてるのよ」
 この地方では全国の針の九割を生産している――というのを、社会科で習ってる。親せきの一人や二人は、針工場とかかわりがあって不思議じゃない。
「たまにメッキの失敗品が出て、始末に困るらしいの」
 出来損ないだってのは、サチにも分かった。目の前にかざされた待ち針の表面は、ツヤがなくてザラザラしてる。なんだか太く見えるし。
「これで、良く見えるでしょう」
 わざわざ虫メガネで表面を拡大して見せてくれた。表面が毛羽立ってるというか、肉眼では見分けられないくらいに短いトゲが、びっしり植わってる。ものすごくいやな予感がしてきた。こういう予感は、絶対に当たるんだよな。
「それでね……」
 お姉様は洗面器に、細長いビンの中身を空けた。つうんとアルコールのにおいが、風ろ場に満ちる。白来品の強いお酒だろう。
 お姉様は、小箱に入れていた出来損ないの待ち針を洗面器にぶちまけて。別の小さな包みになっていたマチ針もいっしょにした。出来損ないのは頭が白、包みの待ち針は赤ばかりだった。
「頭が付けてなかったから、はとこにたのんで加工してもらったのよ。きっと、サチが気に入ると思ったからね」
 お姉様は、まだビンに少し残っていたお酒をラッパ飲みして――ケホケホとむせた。
「ふうう。風ろ場は冷えるわね」
 ぬくぬくとセーターにくるまってるくせに。サチは、はだかなんだぞ。
 お姉様がマチ針をつまみ上げた。
「うっかり針を指にさすと、すごく痛いわよね」
 乳首の名札をおさえて、右の乳首の先たんに針を真上からつきさした。
「くっっ……!」
 針をつきさされたような痛みって形容するけど、それは指を針でさしてしまったときの体験からの比ゆだ。乳首にさされるのは、何倍も痛くて何倍もするどい。乳首で冷たさが暴発するような感覚がともなってる。けど、ヤイトをすえられる激痛に比べたら、たいしたことはない――てのは、サチだから言えることで、聡子だったら泣きさけんでるな。
「ふうん。マゾのおまえは、これくらい平気なのね」
 お姉様を楽しませる義理なんかないから、こらえてるだけだぞ。
「でも、こっちはどうかな?」
 頭の白い待ち針を左の乳首につきさした。
「きひいいいいっっっ……!」
 さっきのとは比べ物にならない。乳首の中を切り刻まれるような感しょくが、おっぱい全体にひびいた。
「ふふ……良い声で鳴くわね。お屋しきにはだれも居ないから、しかられはしない。好きなだけ鳴いてちょうだいね」
 舌なめずりしながらサチの乳首をながめて、またお酒をのんだ。
「お姉様。サチも寒いです。お酒を飲ませてください」
 寒いのはほんとうだけど、身体を暖めようとしたんじゃない。お姉様によっぱらってほしくないからだ。よっぱらうと無茶をするし手元もくるう。でも、サチの忠告を聞き入れてくれないのは分かってる。だったら、お酒を無くしてしまえばいいんだ。
 作戦は失敗した。
「あら、そう。ガキのくせにお酒を飲みたいのね」
 お姉様は洗面器のお酒を手の平ですくって。
「あーん」
 自分から言っといて、今さらいやだとは言えない。観念して大きく口を開けた。
 お姉様はサチの頭を片手で持ち上げて、お酒を飲ますってよりも口をふさぐみたいにして、一気にお酒をサチの口へ放りこんだ。
「むぶふっ……」
 保健室で火事になったような、アルコールといがらっぽいにおいが鼻をつきぬけて、せきこんだのだけど、口をふさがれているから、耳がボゴッと鳴った。
 のどが焼ける。すごく強いお酒だ。
「どう? もっと飲みたい?」
「いいえ、じゅうぶんです。ありがとうございました」
 うそじゃない。たちまち、お腹がかあっと熱くなった。
「ふうん……」
 お姉様は、ちょっと考えて。ま、いいか――なんてつぶやいてから、両手に白い待ち針をつまんだ。やっぱり、お酒のせいで残こくになってる。
「これって、便利よね」
 小指で名札をおさえて乳首がにげないようにしてから、左右同時に横からつきさした。
「痛いいいいっっ……!」
 ななめ上からつきささった待ち針は乳首をかん通して、おっぱいをぬい付けた。
「おっとっと……」
 乳首をつまんでまっすぐに引きのばし。また、サチは悲鳴。
 いろんな方向からななめにぬわれては乳首を引っ張られて、まるでインディアンのテントみたいな形にされてしまった。テントのすそには血だまり。
「んふふ。ワタシはね、ショートケーキのイチゴは最後に残しとくのね。だから、まわりから先に食べちゃうよ」
 お姉様はサチの割れ目から貝の足を引っ張り出して、三本の待ち針で内腿にぬいつけた。
「こうすると、まるでチョウチョが羽根を広げたみたいね。ここは、頭かな」
 待ち針の先でコチンコをつつく。さすぞさすぞとおどして、サチをこわがら――されて、たまるもんか。そこをやられるって、最初から分かってるんだ。
「あら……ほんとに、おまえってマゾなのね。おつゆがこぼれてる」
 だって、しょうがないじゃないか。痛くて痛くて、それなのに強いお酒のせいで頭がぽわんとしてきて。だいたい、女が女のエッチなところをいじめるなんて、ご主人様も言ってたけど、レズでSMだ。二重の変態だ。ぜんぜん気持ち良くないのに、胸がねじ切られそうだ。
「まあ、いいわ。アタシだって、おまえがにくくていじめてるんじゃないものね」
 そうか。サチは男のマゾは想像できないけど、女のサドは理解できるぞ。チヨお姉様はサチより大きくて腕力もあるし、おく様の手下だから権力もあるし。サチだって、聡子が全らで土下座して大だんな様にオマンコをいじられても逆らえない姿を見たときは、ちょっぴりドキドキしたものな。
「チヨさん、これはどういうことですか」
 いきなり声が降ってきて、お姉様がぎくっと氷りついた。サチは、おく様が風ろ場の入り口に立ったところから見ているから、おどろかない。ただ、おく様はお姉様をしからないどころか、いっしょになってサチをいじめるんだろうなと、そっちの心配しかしなかった。
「あら、お早いお帰りで。お出むかえもせず、申し訳ありません」
 お姉様の氷は、すぐにとけた。
「五郎さんのぶ台を観れば、用はありません。先に帰って来ました」
 和服なんか着てお出かけしたから、きゅうくつだったんかな。
「げん関で声はかけました。返事がないので、不信に思って探していたのです」
 おく様は腰をかがめて、サチの胸をのぞきこんだ。
「この子、またそ相をしたのですか?」
「いいえ。退くつそうだから、遊んでやっていたのです」
 いけしゃあしゃあってやつだ。もし退くつしてたとしたら、それはお姉様のほうだ。
「それにしても、ひどい出血ですこと。針をさしたくらいでは、こんなになりませんよ」
「いえ、それがですね……」
 お姉様は得意満面に、出来損ないの待ち針の効能を説明した。
「それは、もう。痛がりようが倍はちがいます」
 おく様は待ち針をつまんで、指の腹でなぞって――うす笑いをうかべた。青オニでもハンニャでもないのに、サチはふるえ上がった。
「それで、この出血なのですね。お股へのイタズラは、面白いしゅ向ですこと。でも、画りょう点せいを欠いているのではありませんか?」
 似た者主従だ。というか、お姉様がおく様を見習ってるんかな。
「サチにも言いましたけど、ワタシ、ショートケーキのイチゴは最後に食べるんです」
「あら、そう。でも、チヨさんには食べさせてあげません」
 お姉様はキョトンとして。それから、おく様そっくりのうす笑いをうかべた。
「でも、おめし物がよごれるんじゃありませんか」
「それは、あなたも同じでしょ。いくらふ段着でも、血が着くと落とすのに大変でしょう」
 お姉様はけげんそうな顔をしたけれど、それはいっしゅん。
「そうでした。それに、ここは浴室ですから、服を着ていてはおかしいですね」
 お姉様は立ち上がって、広い洗い場の中で、わざわざサチをまたいだ。そして、服をぬぎ始めた。パンティをぬぐときは、わざと足でサチのお腹をふんづけたり、どころか乳首につきささってる待ち針をけ飛ばしたりした。
「チヨさんはいさぎよいのね。ワタクシも見習います」
 おく様まで、すっぽんぽんになっちまった。着物がしわになってはいけないからと、だつ衣室できちんとたたんだ。それを待つ間も、お姉様は開けっ広げになったサチのオマンコを指でくじったり、コチンコをつねったり。へん、針に比べたら……気持ち良いじゃないか。
 乳首がずきずき痛い。お姉様はお酒のせいもあるだろうけど、おく様はシラフのはず。それなのにはだかになるなんて……血のよごれを気にしてだったら、ぎせい者のサチは、それこそ血ダルマにされるぞ。大だんな様やご主人様よりも熱心に、サチで遊ぶつもりなんだ。
 胸がねじれるだけじゃなくて、心臓がバクバクしてきた。
「それはそうと。消毒にジンを使っているようですけど、チヨさんの息もにおうのは、気のせいかしら」
「あ、申し訳ありません。ちょっと、ガソリンを入れました」
 お酒にガソリンを混ぜたって意味じゃないのは、分かるぞ。父さんも、そういう言い方をして、母さんの小言をかわしてたっけ。こんなときに昔のことを思い出すなよ。
「真昼間から、いけませんね。もしかして、サチにも飲ませたのですか。なんだか、目がとろんとしていますけど」
「それは、エツ逆にひたっているからですわ。でも、ええ、少しだけ飲ませました。本人がほしがったものですから」
「まああ、なんてこと。これでは、ワタクシひとりだけが除け者ではないですか。ワタクシも共犯者になりましょう」
 目茶苦茶な理くつだな。
 おく様がお酒のビンに手をのばすのを、お姉様が止めた。
「それは、ワタシが口を付けてしまいましたので。新しいのをお持ちします」
 ばたばたっと風ろ場からかけ出して行った。ろう下を走っているのに、おく様は注意をしない。
 おく様は、だまってサチを見下ろしてる。見慣れたはだかだろうけど。サチは、お姉様のはだかもおく様のはだかも、見るのは初めてだ。
 お姉様は、真空管先生といい勝負のボンキュッボン。サチが毛ぬきを使っているところ(たまには、女の子らしく遠曲な表現をつかってみよう)は、ターザンが住んでそう。おく様は等身大の着せ変え人形ってとこかな。おっぱいもお尻も控えめ。あと一年かそこらで、サチが追いぬくかもしれない。そしたら、それを理由にセッカンされるかな。こんなに発育するのは、おまえが乱らなせいです――とか。
 お姉様は、おぼんにウイスキーのビンとコップと氷を持ってもどってきた。おく様は氷を入れずに、コップに四分の一ほどを注いで、一気に飲み干した。お姉様みたいにむせなかった。
「あまりサチを待たせてはかわいそうね。さっさと引導をわたしてやりましょう」
 おく様は後ろ向きになって、サチの上に腰を落とした。
 ぐえっとうめきたかったけど、大人の女性は体重をすごく気にしてるってのを知ってるから、サチはがまんした。おく様がサチをセッカンする理由は、サチをにくんでいるからだ。サチで遊ぶのは、ほんのついでだと思う。今は遊ぶ気持ちのほうが強いらしいから、にくまれるようなことはしない。日本刀は絶対にごめんだ。
「このピアスとやらはじゃまね。外してしまいましょう」
「やめておいたほうが、よろしいと思います。外すのも着けるのも、なかなかに難しいらしいです」
 サチからは背中しか見えないけど、きっといまいまし気な表情をうかべたんだ。コチンコがもげるんじゃないかって思ったほど強くピアスを引っ張られたもの。でも、すぐに気元は直ったらしい。
「チヨさん。こんなふうに、思い切り引きのばしておいてちょうだい」
 そんなのは、サチにとってたいした痛みじゃない。
 ぶつっ……
 音じゃなくて、はだの感しょく。同時に、真っ赤に焼けた氷がコチンコをつらぬいた。
「ぎゃわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ……!」
 腰がくだけ散って、冷たくて熱いイナズマが背筋を脳天まで走りぬけた。
「痛い……ごめんなさい、許して……き゚ひいいいいっっっ……!」
 聞く耳持たないって、こういうことなんだ。二本目をつきさされて、国語の復習をしちまった。
 さらに三本目をつきさされたときは、口は開けたけど声にならなかった。
「はあ、はあ、はあ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
 サチは、ちっとも悪くない。それなのに、謝る言葉しか思いうかばない。
 このすさまじい激痛に比べたら、最初にピアスの穴を明けられたときの痛みなんて、虫さされみたいなものだ。これまでのどんなセッカンよりも、ご主人様の無茶苦茶な遊びも、文字通りにお遊びでしかなかった。心の底から、そう思った。
「これくらいで泣きべそをかいていてはダメです。まだ、オサネには針をさしていないのですよ」
 優しそうな言葉。その意味が分かって、サチは目の前が真っ暗になった。これまでの三本は、引きのばされたコチンコの、ピアスより下だ。たくれた皮につつまれてる部分だ。オサネというのは、皮をむかれた先っぽのことだ。女の子のびん感な小さなオチンポの中でも、さらにびん感な部分。本物のオチンポだったらキトウだ。キトウをなめると、サオをなめるよりも百倍は喜んでもらえる。
 これより百倍も痛いだなんて……死んじまうよ!
「おやおや。まるで引き潮ね。穴が干上がっていくわ」
 そんなにしゅん間的にかわくはずもないけれど。まだわずかに余熱が残っていた腰のおくのマグマがたちまち氷りついていくのは、はっきりと分かった。
「ちょっとかわいそうね。おまえにもガソリンを入れてあげましょう」
 お酒なんか飲みたくない。ほんとに、ちょっとでもかわいそうに思うなら、もう許してください。でも、それは口に出せない。それこそ、火にガソリンをぶっかけることになる。
 おく様は立ち上がって――お姉様と自分の下半身を見比べて。
「チヨさんのほうが良いわね。ワカメ酒って、知ってる?」
「それは……でも、あれって」
「あのね……」
 おく様にないしょ話をされて、お姉様がけらけら笑った。
「面白そうですね」
 今度はお姉様が、サチに馬乗りになった。顔の上に。でも、体重はうかしてる。
「口を開けてるのよ」
 腰の位置を調節して、サチがお姉様のオマンコにかぶりつく形にした。そして、もじゃ毛にウイスキーをちょろちょろっとこぼした。
「そら、なめるのよ。ウイスキーだけじゃなく、グラスもね」
 分かったぞ。オマンコをなめさせるつもりだ。フェラチオの女性版だな。きっと、舌を指のように動かせば喜ばれるんだろう。
 いきなりグラスのほうをなめようとしたけど、もじゃ毛からお酒がしたたって、鼻に入る。ので、ぺろぺろちゅうちゅう。さっきみたいにけむりっぽくて、なんか複雑な味。大人は、こういうのをホウジュンとか言うのかな。
 味はともかく。またお腹の中がかあっと燃え上がって。乳首の激痛がすこしうすれたように感じる。
「なに、ぼけっとしてるの。なまけてると、舌にも針をさしてやるよ」
 乳首よりは痛くないかなと思ったけど。試すつもりはない。それに、男のではなくて女のエッチなところをなめるってのは、純すいに興味もあったので。割れ目の中に舌を送入した。
 ぴくっと、お姉様の腰がはねた。びん感なんだな。それとも、サチはいじられ過ぎてどん感になっちまってるんだろうか。
 とにかく。れろれろ、ぺちゃぺちゃ。
 気持ち良くさせるのなら、メコ穴よりコチンコだ。根元から、れろっとなめ上げて、赤ちゃんがおっぱいを吸うように、ちゅぱちゅぱしゃぶってみた。
「あんっ……さすがに心得てるじゃない。おく様も試されてはいかがですか」
「おぞましい。いやがるなら、まだしも。喜んでるではないですか」
 やっぱり、おく様はサチをにくむ気持ちのほうが強いんだ。
「それを貸しなさい。ちまみれの身体にふれたくはありません」
 おく様はお姉様の手からビンを取り上げた。
 ちろちろっと、乳首からおっぱいに冷たい感覚が流れて。
「つうう……ひいいい!」
 傷口をアルコール消毒されたら、しみる。強いお酒は成分の半分がアルコールだ。
「浴室は便利ね。どれだけ出血しても、洗い流せば良いんですもの。あら、スノコはそうもいきませんわね」
「かまいませんわ。ごう問台は血みどろと相場が決まってますもの」
 そうか。これはごう問台なんだ。大だんな様もご主人様も、喜んで使うだろうな。そう思うと、また胸がねじれた。
 コチンコにもお酒を垂らされて、また(ささやかな)悲鳴。
「それでは、再開といたしましょう。この、頭が白いほうですね」
 お姉様が、サチの顔面の上で向きを変えた。
「ほら、もっと口を開けて」
 オマンコで口をふさがれた。お尻で鼻もふさがれて、息も思うように出来ない。
 ピアスが、さっきとは逆におし下げられた。サネの部分をすこしでもたくさんと出させようってことだ。
「ワタシよりも大きなお豆ちゃんだわ。でも、もっと大きくなるはずね」
 優しくなでられたり、つねってねじられたり。気持ち良いときはもちろんだけど、痛いときまでコチンコが固くなってく。痛いから興奮するんじゃなくて、痛いことをされてるってみじめさが、胸をねじって腰をうずかせるんだ。
 それがマゾというものだと思う。ただ痛いだけで興奮するんだったら、歩いてて郵便ポストにぶつかったって興奮することになる。サチは、しないぞ。
「あらあら。いったい、何本させることやら」
 コチンコに、冷たくてらざらざらした物が横からあてがわれた。はだをこする軽石じゃないかな。針でさしてもコチンコをにがさないための工夫だ。ご主人様もサチにピアスの穴をあけるときに、消しゴムをあてがったな。くやしいけど、なつかしい思い出だ。
 チクッとコチンコの先っぽちかくに針がささるのを感じた――しゅん間に、さっきよりもずっと太くて冷たくて熱い激痛が暴発した。
「も゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っっっ……!」
 口をふさがれて声が出せなくてさえも、のどが痛くなった。
「あっ……これ、すごい」
 お姉様が、とろけた声を上げた。サチの激しい息で、オマンコをし激されたんだ。
「千代さん。腰をうかして、声を出させてやって。この子の悲鳴を楽しみましょう」
 にくまれてても、サチで楽しんでくれるんなら、それはそれでかまわないけど。エツ逆しちゃうんだけど。こんなふうに言われたら、意地でも悲鳴をこらえてやると思ってしまう。そういうささやかなていこうが、サドを喜ばすってのも、じゅうぶんに身には染みてるけど――やっぱり、意地になっちまう。
 そして、この意地をつらぬき通せないのも、分かり切ってた。
「ぎゃわ゙あ゙っっ、かはっ……!」
 のどが敗れるような痛みとともに、いっしゅんで悲鳴をはき出して、息を吸うことすらできなくなって、無言で絶きょうを続けた。
 そんなことをしたら、針でコチンコの中をえぐられるだけと頭では分かっていても、身体がかってにのけ反って――きしきしと、荒縄が全身に食いこんだ。
「ごめんなさい……許してください……死んじゃいます……」
 あわれみをこってもムダだと頭では分かっていても、勝手に言葉がこぼれる。
「へええ。おまえでも、そんなしゅしょうな言葉をはけるのね」
 さげすみとにくしみの冷たい声。でも、お姉様と同じような、ひびきが混じってる。きっと、おく様のオマンコはぬれてると思う。
「よろしいです。あと一本だけで許してあげます」
「あ、ありがとうございます」
 ほんとは、すぐに許してもらいたいけど、それは高望みだ。サチは、おく様に心の底から感謝した。
「チヨさん。オサネをまっすぐに立てていてください」
 ピアスの上下をつらぬいている待ち針を、お姉様がつまんで支えた。力は入れていないんだろうけど、上へ引っ張ってるので、治まりかけていた激痛がぶり返した。
 チクッと新しい痛みを感じたのは、コチンコのいちばん先っぽだった。
 ずぐずぐずぐっと、つきささってくる。
「ぎゃわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ……ぎびい゙い゙い゙い゙い゙っ!」
 真上から身体のおくへ向かってつきさされた。金属の毛羽をまとった針がコチンコを内側からえぐりながらつき進んで、いったん止まって、針がこねくられて、もっとおくまでつらぬいた。ピアスにぶつかって、それをよけて根元まで達したんんだ。
「ひいいい……」
 針が止まっても、悲鳴は止まらない。それでも、すこしずつ痛みが小さくなっていく。
「おまえは、もうワタクシの仕付けを忘れているのですか」
 しかりつけられて、思い出した。
「……サチを厳しくセッカンしていただき、ありがとうございました」
 心をオニにして愛のムチをふるってくださったとこへのお礼なのか、マゾのサチを楽しませてくださったことへのお礼なのか、とにかく、感謝の言葉を口にしなければならない。でも、おく様の逆りんにふれるようなことをしでかしたときも「二度としません」なんていう必要はない。ていうか、禁じられている。どうせ、二度三度とくり返して、おく様とお姉様を楽しませることになるんだから。
「そうね。今日は、このままにしておきましょう。サチも、だんな様と五郎さんに、新しいしゅ向を見ていただきたいでしょうから」
 いただきたくないよ。また、遊びのレパートリーが増えちまう。
 おく様は残っているお酒をサチの乳首とコチンコにふりかけて、最後のちょびっとだけを口に注いだ。それまでは激痛のせいでよっぱらっているどころじゃなかったけど、このひと口はすごく効いた。全身がぽかぽか、頭はぽわぽわ。そして、痛みは急速にうすれていった。

 大だんな様もご主人様も、サチの無残な姿を観賞して――ズボンにテントを張ってくださった。でも、持主である五郎様の許しを得ずにここまで痛めつけるのはせんえつだと、大だんな様が判断なさって。まだハリツケにされてるサチの目の前で、お姉様をはだかにさせて、両手を頭の後ろで組むほりょのポーズで立たせて。赤い頭の待ち針を一本ずつ、サチと同じ場所につきさした。サチみたいにかん通させなくて、せいぜい五ミリかそこらだぞ。それでも、お姉様は悲鳴を上げるだけじゃなく、泣きだしてしまった。
 まあ、それがふつうなんだろうな。サチは激痛をくり返されて、我まん強くなったんだ。それとも、エツ逆は神経の働きも変えてしまうのかな。
 たった八か月で、ここまで調教されたんだ。これから三年と四か月、どこまで調教されるのかを考えると、こわくなってしまう。
 ひとつだけ、うれしいことがあった。それは、針を使うセッカンはおく様(と、お姉様)だけで、大だんな様とご主人様はやらないって、決まったんだ。ヤイトも、同じようにおく様専用のセッカン。だけど、これからも出来損ないの待ち針を使われるんだから、良く考えればちっともうれしくはない。そして、おく様の逆りんにふれないでいるのは難しかったけど、これからは――ただの遊びとしてもサチをいじめるんじゃないかな。
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needle-nipple155028.jpg
 9900文字は30枚。
 最初は俯せでお尻からとか。乳房本体や太腿もチクチクとか。それをやると50枚はいっちゃうので――ではなくて。調教とか悦虐を引き出すのが目的ではなく、可哀想な少女をひたすら虐める女の残虐さ故に。ということに、しときます。
 発案者はチヨだし、奥様は後から加わっただけですから、チヨだけが罰せられるのは当然ですね。
 しかし。書いてて恐ろしくなりました。サチはすでに Ultra Super Dreadnought class のハードマゾになっちゃってます。あと三年以上も調教されると人外魔境に到達しますな。
 少年漫画のパターンです。次々と強敵が現われて、次々とバトルにしろ技にしろ膨れ上がっていくという。
 続編の難しさ――でしょうか。妄想竹を暴走竹にしてしまった作者の罪でしょうか。
 もう、行きつくとこまで突っ走るしかアリマッセンデンの宇宙。


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サチちゃんが悶え苦しむのは本当に股間に良いですね。
しかしお姉様もなかなか良い趣味をしていらっしゃる……。
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濠門長恭

Author:濠門長恭
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